一夜明けての選挙事務所は、兵どもが夢の後。
Date :2017-10-24(Thr)

早朝、武生の選挙事務所にいた。片付けは、いつもバタバタと進む。嵐の中の復活当選から一夜明けて、武生の事務所のカギを開けた。報道陣でごった返した事務所、何度も開け閉めしたドアのガラスが割れ、破損したガラスを見ると、まさに兵(つわもの)どもが夢の後。

おおげさかもしれないが、日程の重なりから関ヶ原の戦いと言った方がいた。西暦1600年。日にちは10月21日、417年前の4日前、関ケ原に兵16万が集まるが6時間ほどで決した。

先日、各務ヶ原市議会との議員交流で、敦賀市立博物館を訪れた。関ヶ原合戦の絵巻の説明で傍らにいた外岡館長は「関ヶ原前の岐阜城攻略など、連戦連勝もあり、家康の策略で勝負は決まっていた」と語った。

戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り、今回、権謀術数を巡らして動いたのは武将ならぬ立候補者たち、どこか、関ヶ原の戦いと重なる。石田三成の権謀術策、壮大な反家康包囲網の見事な失敗とも重なる。。

関ケ原は決戦前夜、雨だったとか。きのうは台風襲来である。暴風雨の中、3極で争う劇的な展開となって、関心は高まったか、投票率も高かった。

相手の陣形が整わぬうちに。そんな知略で冒頭解散を仕掛けた現政権に軍配は上がった。「希望の党」は策に溺れ、民心が離れた。ある方は、「希望が失望へ、失望が絶望へ」、と語った。自虐ネタではないが、この一ヶ月、「希望の党」の旗を掲げ、戦ったものとして、どこか、納得できないままの戦いが終った。、

報道各社の世論調査は「希望の党」の数字がものの見事に物語った。まさに劇場型選挙に地方は翻弄され、この後、民進党はどうなるのか、まさに、地方組織の置き去りに。あらためて携わった関係各位にお礼を申し上げる。ほんとにご苦労様でした。

一方で、窮地に陥りながらも「立憲民主」の旗を揚げたつわものたちは善戦し、これもどうなるのか、家康の戦後処理は厳しかった。私が知る代議士は、今日、議員会館へ、後片付け、一週間もたたぬ内に撤去しなければならない。

夕方、敦賀へ。一日ぶりの笙の川は土色の水流、これも台風のおき土産。怒濤の一ヶ月が終った。ついつい感傷的なブログになったお許し願いたい。今日から議会の委員会視察。



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【2017/10/24】 | ページトップ↑
嵐の中の当選
Date :2017-10-24(Mon)

昨日、昨夜、今朝とこんな嵐の中の開票日は知らない。笙の川の水位を見ながら、一方で開票速報を、ほとんど寝ることはなかった。避難勧告まで進んだ、
その後の雨雲と水位、またもや持ちこたえてくれた。自然の怖さと幸運ともいえる笙の川、度々のハラハラも限界と思わなければならない。

一方の衆院選、私がおした斉木武志候補、希望の党の公認、正直、参ったというより苦しんだ。民進党福井二区の幹事長を務める以上、逃げるわけにはいかない。

原子力政策で2030年ゼロは明らかに受け入れられない。その候補をおしていいのか、自らの自問自答の連続だった。

それでも、やらねばならないと腹をくくった。斉木武志候補の選挙対策の事務局長として、寝ることもままならぬ日々が続いた。最後の比例復活、正直、興奮していた。

高木毅候補の当選は、当初からお折り込み積みだった。まずは高木毅候補の当選、おめでとうと、言いたい。そして斉木武志候補の当選、あらためておめでとうといいたい。落下傘候補だっただけに本人も大変だった。まわりも大変だった。連合福井もよくやってくれた、あらためてお礼を言いたい。

この選挙を私がひとことで総括すれば「野党の自滅」である。そんな選挙戦だったと思うことが多かった。。

自民党と公明党を合わせて、定数の過半数を大幅に上回り、選挙前と同水準の議席を獲得したとはいえ、報道で伝えるように、両党が「与党の勝利」「安倍政権への全面承認」と確かに評価もあろうが、全面的に受け止めているとしたら、大いなる勘違いである。


まさに、この1カ月の大騒ぎは何だったのだろうか。降って湧いたような突然の衆院選は、前回と、違わない与野党の議席配分で幕を閉じた。

いちばんの責任は民進党の前原誠司代表にある。いくら党の支持率が低迷していたとはいえ、衆院解散の当日という土壇場になって、野党第1党ができたてほやほやの新党「希望の党」に合流を決めたのは、地方を置き去りに、有権者不在の賭けのなにもでもなかったように思う。。


希望の党を立ち上げた小池百合子代表の振る舞いもよくわからなかった。「排除」という選挙は、経験上、あり得ない。
 
選挙戦では終盤になって、もうひとつの新党「立憲民主党」が急速に勢いづいた。これをもって、「リベラルの復権」ともてはやす向きもあるようだが、それは早計だろう。
 
排除の論理で希望の党の失速で行き場を失ったアンチ安倍政権の有権者の後押し――などが重なりあった結果であり、一過性の人気に終わるかもしれない。

今後、私は、原子力政策が違う以上、きゅうごしらえの希望の党へは入ることはない。ましてや立憲民主党にも入らない。民進党にしばらく残って、どうするか、考えたい。

ほんとに疲れる選挙だった。まだまだ、風は強いが嵐は去ろうとしている。これから向かう地域の災害のないことを祈る。
 

【2017/10/23】 | ページトップ↑
立石灯台、敦賀のかくれた名所。

Date :2017-10-22(Sun)

昨日は忙しかった。選挙で武生から小浜へ。その間、小浜での国立若狭湾自然センターでの海洋少年団の三国、おばま、敦賀の合同合宿。移動の距離だけでも疲れた。疲れると今日のひとことが浮かばない。ついつい「今日は何の日」にたよる。

海洋少年団ではないが、昨日は、「あかりの日」。灯りといえば敦賀市のdesignである立石灯台。1881年(明治14)に初点灯。全国の主要灯台のうち36番目、日本海沿岸では角島灯台(山口県)に次ぐ、2番目のもの。また、日本人のみで建設された最初の西洋式灯台、建設当初の名称は「立石岬灯台」だった。

あかりの日、そのものは米国の発明家エジソンが白熱電球を実用化した日にちなむ。科学技術が進歩し衛星利用測位システム(GPS)で自分の位置が分かる時代。必要性があるのか、と言われるが、まだまだ、必要。というのも、GPSを確かめる作業も船では大事だ。

海洋少年団の手旗も役にたつことはほとんどないが、船乗りに灯台は今でも欠かせない。真っ暗な海で光は、今でも安全と安心を守る、海の道しるべ。灯りは今でも安心のシンボルでもある。

陸地を感じる目印となり、光の個性で母港が分かる。あかりの意外な力を教えられる。これは船の乗船実習で体感できる。灯台の見分け方、海図をみる基本、コンパスの方位と重ねれば、船の現在地がわかる。


古いが灯台を守る「灯台守(もり)」の映画名作だ。来年で開設から140年近くなる立石灯台、立石の集落からほぼ20分。敦賀のかくれた名所だ。昔の住居跡もある。崖上に立つ姿を是非、現地で体感していただきたい。その歴史や精神を少しは体感できる。とりとめのない話題になったが、政治の明かりは、どうなるのか。今日は投票日でもあり開票日でもある。
【2017/10/22】 | ページトップ↑
期日前投票と夕暮れ
Date :2017-10-21(Sat)

昨日の市役所は期日前投票で多くの市民が訪れた。それも天気予報を聴いてとの市民も多かった。いいことだ。

南の海上では台風21号が北上している。いまのところ敦賀に最接近するのは投開票日の翌23日になりそうな予報だが、秋雨前線を刺激して大雨の恐れもある。

投票率は天気に左右される面があるから、よく記者から投票率の予想をきかれるが、大雨になれば下がることは確かだろう。

「大義なき解散」ではあっても、有権者が意思を示す大切な機会だ。期日前投票も活用して1票を。

ところで、朝夕、15度を下回る日も多くなった。秋が深まると、日中の気温も日ごとにまちまち。朝晩と昼との寒暖差もあって、お手上げだ。気象庁資料によると、最低気温が15度を下回ってくるとコートがよく売れるようになる。

それとは逆に、平均気温が15度を上回るころ、夏のサンダルの売れ行きが伸びるのだという。15度というのが人の感覚を左右する境目とか。

また、夕暮れも早い。夕方の交通事故も多いとか。反射材をコートや靴を貼ってジョギングする方も多い。選挙も今日、最終日。この12日間の季節変化は夕暮れの早さも含め大きかった。落胆しないように今日もご安全に。
【2017/10/21】 | ページトップ↑
消費税、地方も国も影響する。
Date :2017-10-20(Fri)

議員になって19年目、この間に市民の相談を受けて感じるのが、この敦賀市も確実に所得格差が広がっていることだ。生活保護、借金と日々の生活に苦しむ市民が増えている。

全国的にも非正規労働者が4割を超え、子どもの貧困率が増え、その上に少子高齢化は、厳しい。

衆院選も、後二日、
この時期、新聞各紙の世論調査が「自民が勢い維持、希望苦戦・立憲民主加速…終盤」と伝える。希望の党の失速は、新聞でも感じるが有権者の声を伺うとこの時期、経験的にも肌で感じる。

感じるのは消費税論議がかつての選挙と変わり始めていることだ。増税は、普通はのーだった有権者も変わりつつあるように思う。消費税は敦賀市でも財政面での影響を受ける。特に福祉予算は影響を受ける。

なかでも全国的に団塊の世代の全員が75歳以上の後期高齢者となる2025年が迫っている。総人口の3人に1人が65歳以上となり、その半数以上を後期高齢者が占める。

年金、医療などの社会保障給付は、15年度の115兆円から149兆円に膨れあがる見通しだ。支え手の現役世代が急激に縮小して給付が維持できるか、誰もが疑念を抱くだろう。将来への不安から生活防衛を余儀なくされ、内需の柱である個人消費も振るわない。

客観的みても選挙戦での各党にこの説明がいまいちだ。持続可能で説得力ある制度設計図を国民に提示してもらいたい。給付の拡大を強調するだけでなく、裏付けとなる財源と併せて説明する責務があるはずだが、説得力に欠ける。

2年後に消費税率を10%へ引き上げる際、増収分5兆円超のうち、2兆円を幼児教育・保育の無償化などに充てるという。50年前には高齢者1人を現役世代10人で支えていたが、25年には1・9人、50年には1・4人で支えることになると見込まれる。そうした支え手となる世代を政策面で重視する必要はあろうが、与野党とも無責任だと思う。

自分が属していた旧民主党政権が、期待したほどの財源を、行政改革から捻出できなかったことは記憶に新しい。立憲民主が「所得税・相続税、金融課税をはじめ、再分配機能の強化」を挙げているが、これも急ごしらえで不十分だ。

格差是正へ再分配を与野党とも、中長期的な視点で安定財源を確保すると同時に、給付と負担のあり方をきめ細かく見直す必要がある。そうでなければ、選挙目当ての「ばらまき」と指摘されても仕方あるまい。非正規労働者が4割を超え、子どもの貧困率も先進国の中で高い水準にある。
【2017/10/20】 | ページトップ↑
新党ブーム
Date :2017-10-19(Wed)

昨日は、姉妹都市の各務ヶ原市議会と敦賀市議会の交流会。姉妹都市も来年で30周年を迎える。スポーツや書道など文化面での交流もあり、各務ヶ原市では、友好都市・福井県敦賀市で宿泊する方に、費用の助成を行ってくれている。宿泊で、中学生以上1,500円、小学生1,200円、3歳以上600円ときめ細かい。

一方、昨日の挨拶でもあったが、交流も少しずつ少なくなったように思う。議会も毎年一回が二年に一回と、交流も減らした。議会も選挙をくぐると顔ぶれも変わる。


ところで、衆院選も最終、後3日。「希望の党」「立憲民主党」は失速したり、勢いを増したり、情勢はまだ動いている。、

衆院選でも新党ブームとよべるものが過去にもあった。代表格は25年前に結成された日本新党だろう。熊本県知事を退任した細川護熙さんが新党ブームに火をつけた。細川さんを首班に8党派がくむ。過半数割れした自民党は下野する。戦後はじめての政権交代劇であった。かげの立役者が小沢一郎と。このころ、東京にいて、どことなく政権にワクワク感があった。

連立の一致点であった政治改革が曲がりなりにも実現したが、政権は国民福祉税構想の頓挫以降急速に求心力を失って一年、もたなかった。

ところで、我々世代のブームと言えば、フラフープがあった。

それも一年ばかりでブームは去ったように記憶する。直径およそ90センチのフープ(輪)を、フラ・ダンスのように腰をふって、回転させて遊ぶ。

調べると、米国、欧州などで流行し、昭和33年のきょう、日本に上陸した。270円の輪っかが、1カ月で80万本売れたという。爆発的なブームとなった。四国の田舎でも誰もがやっていた。なぜ流行ったか、理由がわからないいまま、背骨に悪いとか、急速にブームが去ったように思う。その後、ヨーヨー、ダッコチャンとブームが、飛び付くがすぐに下火になる。高度成長かの昭和の出来事だったと思う。

正直、ブームの正体というのは容易に究明できるものではないとも思う。ブームは盛り上がりも速いがしぼむのも速い。新党ブームもどうなるか、浮き沈みの教訓を思い起こしたい。
【2017/10/19】 | ページトップ↑
池田町の中学生自殺問題
Date :2017-10-18(Wed)

今日は秋晴れというよりも穏やかな秋の日というんが正解だろう。気比の松原を歩くと高浜虚子の句に出会う。

調べると、1957年(昭和32年)10月に敦賀市の招待で、この地を訪れ、『おくのほそ道』を著した江戸時代の俳人・松尾芭蕉の杖跡を辿ったとか。

「松原の続くかぎりの秋の晴」

この句が「気比の松原」の石碑に刻まれている。のどかな一日の象徴のようだ。

ところで、池田町の中学生の自殺、この問題を調査した第三者委員会の報告書では、死亡した男子生徒が担任らから繰り返し強い叱責を受けていた様子や、追い詰められていった状況が克明に報告されている。。

男子生徒が最初に登校をいやがったのは去年の5月26日でした。
生徒は「学校に行きたくない。副担任が宿題の未提出の理由を言い訳だとして聞いてくれない」などと話した。

そして10月9日、男子生徒は地元のマラソン大会でのボランティア活動に参加していましたが、準備の遅れなどを理由に校門の前で担任に大声でどなられた。
見ていた生徒は、身震いするくらい怒っていて、かわいそうだと感じたと。いじめ問題はいまや社会問題。全国放送にもなった。それだけに重要な課題だ。どうコメントすべきか、いじめ問題の真相は深刻だ。

【2017/10/17】 | ページトップ↑
ものづくりの原点と信頼
Date :2017-10-17(Thr)

昨日も早朝から寒かった。10月に入って、30度にとどく日もあったが、昨日は17度前後、急な寒さはこたえる。喉がイガイガとなる。

寒くなると言えば、前にもかいたが、衆院選のさなか、国内3位の鉄鋼メーカー神戸製鋼所による製品データ改ざんの波紋が広がっている。

今年に入り、国内の製造業では東芝の経営危機に始まり、リコールを機に破綻したエアバッグ大手のタカタ、無資格検査を続けてきた日産自動車など、暗いニュースが続く。

中でも鉄鋼は、素材産業の基盤だ。アルミを中心とした神鋼の不正製品の納入先は自動車、鉄道、航空機のほか、原子力発電所の配管など、若い頃、材料試験など、ミルーシートといった内容をJIS規格値と何度となく照らし合わせていた。その神戸製鋼が、と何か信頼できる企業が、そんな思いがつのる。海外企業にも及んでいる。その影響は極めて大きいのではないか。

神鋼の従業員はグループを含めて約3万7千人に上る。東芝のように、従業員がどうなるのか、名門「神鋼」の名をこれ以上汚してはならない。

衆院選に戻すと、各地を駆け回る安倍首相が、首相は米国留学後、政界入りするまでの4年近くを同社で過ごした企業でもある。。



それにしてもコーポレート・ガバナンス(企業統治)とコンプライアンス(法令順守)の欠陥に加え、おごりのようなものがあるのか、時間はかかるが立ち直ってほしい。材料は、日本のものづくりの原点だ。

 
【2017/10/17】 | ページトップ↑
美浜レガッタは、ほろ苦かった。
Date :2017-10-16(Mon)

昨日は、冷たく感じる雨の一日。衆院選投票日まであと1週間。5年近く一強時代を続ける安倍政治を問う選挙である。

政権継続を狙う自民、公明両党に対して希望の党、日本維新の会、共産、立憲民主、社民各党の三つの極が対決する構図になった。
衆院選序盤情勢の世論調査で、300議席超をうかがう勢いと報じられた与党は油断すれば風向きが一気に変わり敗北につながると、神経をとがらせる。一方劣勢が伝えられた野党側は選挙戦後半での逆転を目標に巻き返しを期す。さて、結果はどうなるか。

小池都知事の新党旗揚げや野党第1党の分裂などドラスチックな政界変動があったため前回より有権者の関心は高い。投票率が上がれば無党派層の票の積み重ねが選挙の帰趨を決める可能性が高まる。ただ、希望の党の排除の論理が、陣営に影響していることは確かだ。選挙に入る前のバラバラ感が希望の党の運動に影響していることは確かだ。

昨日、早朝より小浜で選挙カーを見送って美浜レガッタへ。美浜レガッタは、昭和43年の福井国体を契機として育んできた、今年でちょうど30回。

「ボートのまち美浜」の驚いたのは、その参加者数、団体300を超える。敦賀市議会も含め5議会も参加している。成績は美浜町議会2チームがワンツーフニッシュで一位、二位を独占。敦賀市議会は6位に。今年も最下位だった。

500メートルの疾走、疲れたというか悔しいというか、久々の虚しさ。息が合わないとこうもひどいことなるとは。いい汗というより、冷や汗と冷たい雨。ところが半袖でも体はポカポカ。これも運動効果か、くすぶる不完全燃焼か。若い頃、試合に負けて悔しがって、そんな感覚がよみがえった。これもいいか。
後の議員交流会、選挙活動もあるため、運転手を引き受け、ノンアルコール。悔しいときはビールに限る。ビールを片手に楽しいそうに語らう姿、うらやましいやら、美浜町議会には悪いが、ウーロン茶がまずいやら。


いずれにしても、美浜町の町民が相集い交流を深める場、楽しそうにバーベキューを。雨であっても楽しめる休日はいい。

夜の選挙活動も、冷たい霧雨、どこか、悔しいというか、コンビニで買ったビールも寝る前はほろ苦かった。こんな一日もいいか。

【2017/10/16】 | ページトップ↑
今日で帰国から15年。進展なきままの風化
Date :2017-10-15(Sun)

小浜市のホテル、旅館がいっぱいになっていた。あれから15年。日本中が固唾をのんで、テレビ中継を見守った。秋の日差しを浴びた政府チャーター機が羽田空港に到着し、5人の男女が姿を現した。全員がタラップを下りるまでの時間が、長かった。

2002年10月、地村夫妻ら北朝鮮による拉致被害者が帰国した。あれから今日で15年。だれもが次を期待しただろう。しかし、その後は何の進展もなく、時の針は今も止まったままだ。

「もう時間がないんです」。肉親の帰国をひたすら待ち続ける人たちにも歳月が重くのしかかる。

先月、拉致被害者家族連絡会が集会を開いた。「拉致問題は最重要課題」。そうあいさつする安倍晋三首相に、参加者から「もう何年たっているんですか」とヤジが飛んだ。

解決の糸口さえ見えない現実への、いら立ちか。北朝鮮は、日本時代の遺産である膨大なインフラとソ連の模倣で国を作った金日成、その金日成を似せてカリスマを維持しようとしている金正恩、虚構という意味ではこれ以上ない虚構で成り立っているようにおもう。

繰り返される北朝鮮のミサイル発射や核実験。米国とともに圧力を強めることが被害者の安全や救出につながるのだろうか。衆院選では各党とも拉致問題の解決を公約に掲げているが、具体的な道筋は見えない。




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