港湾法があったがために、日本の港湾の停滞と敦賀港・・・
Date:2009-12-31(Thr)

ついにというか、もう大晦日だ。時間が速い。昨日、久しぶりに、古い友人と電話で話をした。長く勤めた船乗り生活も終え、今、ある自分の好きな港町で奥さんとボランティアをしながら余生を送るとか。まだ、50代後半だ。体を動かす清掃ボランティアが中心だが、ときたま、話をする機会が少ない高齢者や、悩みを抱える若者らの話をじっくり聴き、元気になってもらう「傾聴ボランティア」という活動をしているとか。「傾聴」とは、簡単にいえば、聴くだけ。

ストレス社会で悩み事相談やボヤキを聴くだけで「ほっこりとした」雰囲気になるとか。簡単だが、難しいボランティアだ。 

ただ、船の話になると一方的に話し出す。まだまだ現役だ。敦賀港の話に及んだ。日本海側の物流にも詳しい。要約すると「世界の港湾はここ10年でも大きく様変わりした。一国一港主義で上海、釜山、シンガポールと大きく日本の港湾と水をあけ、一県一港主義でもはや、手遅れともいえる状況に変わりはない。日本の港湾法そのものが地域ごと、都道府県の管理を優先するあまり、日本としての港湾政治を見失ってきた結果とも言える。その原因は、航空行政と同様であるが、それに現在の港湾法そのものが大きな要因」と単刀直入。

更に続く、「それも福井県がとってきた、三国港との一県二港と敦賀港に思い切った予算配分が出来なかったこと、さらには、知事のポートービジネスの無関心など大きなつけが回ってきたともいえる。可能性が大きい敦賀港だっただけに、政治的にもビジネス的にタイミングを失ってしまったのではないか。今後は、物流そのものが停滞する日本で、これからの港湾競争は激しく、敦賀港は、今現在を維持するのが精一杯ではないか。それでも北海道とのフェリーや石炭輸入は存在し、それなりに維持できるのではないか。」との指摘とアドバイスだ。

また更に、「液化天然ガス(LNG)の輸入・供給基地という発展性がなくなった現在、コンテナ輸送を中心とする物流拠点として、多岐にわたる港湾計画を着実に前進させるため、行政と民間の関係者は連携をさらに強め、特に、福井県の行政の姿勢が大事だ。日本海側第2位といっても全国で四十数位に過ぎない。日本海側のハブ化を目指す新潟、富山、舞鶴は競争にそれぞれの県は必死で対応を考えている。よほど頑張らないと取り残される」と現状を的確に分析しての指摘だ。

最後に、「国交省が今月23日、敦賀港など全国に103ある重要港湾の半数程度で、岸壁や港湾道路などの新規整備を凍結する方針を固めた。港湾整備を取り巻く環境も厳しさを増すばかりだが、手をこまねいてはだめだ。地政学的な特性を生かした、強力な生き残り策、発展する方策など講じるべきだ」との言葉を残して電話を切った。

私が「傾聴ボランティア」的に話を一方的に聴く立場だったが、同様の想いだ。日本の港湾の大半を見てきた彼だけに的確なアドバイスと受け止めたい。そうでなければ、「港つるがは東洋の波止場」といわれた明治、大正の港の繁栄は夢物語にもなりかねない。「500億円の釣堀」になりかねない。いずれにしても日本の港湾は世界の物流の大きな流れから取り残されているのは確かだ。その中の敦賀港としてどう受け止め行動するか。厳しい時代だ。
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【2009/12/31】 | ページトップ↑
歴史は面白いが・・・。
Date:2009-12-30(Wed)

昨日は、挨拶回り、お見舞いや通夜と時間が過ぎた。合間に気軽な歴史小説をぱらぱらと。来年のNHK大河ドラマの「竜馬伝」は気軽に読める。「竜馬がゆく」は一味違う竜馬像が浮かび上がる。福井に来ているが、竜馬が敦賀と通過したか、定かではない。

なにしろ、今年は歴史ブームだった。山車会館に「大谷吉継」のコーナーもできた。興味深い敦賀を治めた吉継の一面がうかがえる。戦国武将の生き方にあこがれる女性が話題となり、彼女たちを呼ぶ「歴女」という言葉がはやった。

地図を手に金ヶ崎、西小学校と旧市街地を歩く女性に道を聞かれ、話をすると詳しいではないか。吉継を事前にネットや本で勉強してきたとか。西小の発掘現場も、敦賀城のお堀なのか、地面がじゅるじゅるとか。もうしばらく見守りたい。それでも3月が期限とか。

中国に話を転ずると、吉河英治の「三国志」も面白い。今年、観た「レッドクリフ」。歴史小説「三国志演義」のヤマ場「赤壁の戦い」を下敷きに、手段を選ばない悪役こと冷血漢として登場するのは、魏の曹操。この戦いで大敗。実像は、詩人で魅力的だったとも伝えられる。その墓が見つかったとか。中国五千年の歴史は奥が深い。

曹操を示す「魏武王」と刻まれた銘文と共に、本人とみられる遺骨もあったという。曹操は、卑弥呼と同じ時代を生きた。卑弥呼が魏に使者を送るのは曹操の死の20年ほど後だとか。これほど昔の大規模な墓が、現代になって出てくる中国は面白い。

いずれにしても、今年の政権交代は、歴史的な出来事だった。その歴史は今、動き続けている。今年の選択が後世にどう読まれるのか。ほんとに難しい時期だ。バブル崩壊が日本経済に残した傷跡は大きい。今年も深く暗いが、いつかはきらきらと陽光を反射する。そう信じたい。故郷の讃岐では「年明けうどん」を売り出すとか。セブンイレブンも協力的とか。『太く粘り腰』で生き行こうと心意気とか。来年は肉食系で取り組みたいと、友人は語る。年越しそばの歴史を変えられるか・・・・。
【2009/12/30】 | ページトップ↑
予算が示す方向性・・・国と矢祭町
Date:2009-12-29(Tue)

昨日は、御用納め。この制度は、普段の不義理を勘弁していただくいい機会だ。数を多くの人と会うことができる。先週の土日に敦賀に帰敦している方もいる。それぞれの想いが交錯する年末だ。話の中で感じるのは世の中が数多くの分野でおかしくなっていることだ。

ところで、政治の作業で人事と予算は、総理や市長が言葉でどう語ろうと結果が明確なだけに、政権の考えが明確に伝わる。予算について語ると、この数字のかたまりは正直者である。

私は、92兆円の大型予算と44兆円超える国債発行も特徴だが、従来の公共事業費を前年度から18%もカットし、代わりに社会保障費を10%近く手厚くしたことに政権交代の意味をするところと考えている。数字の中に「コンクリートから人へ」という政権の意気込みが伝わることは評価し、通常国会の議論も大事だが、成立後の結果も見守りたい。

とにかく、人口減少も深刻だが、総務省の発表によると300万人を超す失業者。政府の雇用対策に支えられ、雇用調整助成金なので、かろうじて職場に踏み止まっている人を加えると情勢はもっと深刻だ。この国が借金合わせて、深刻な状況と受けとめたい。

私は結果を楽しみにしている街がある。福島県の南の端の人口6千人の小さな町だ。予算規模は敦賀市のほぼ10分の一の約50億円(一般会計と特別会計の合計)。その矢祭町議会決意宣言「町民とともに立たん」(http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=AM0200)は、注目に値する。

一部を引用すると『「合併しない宣言」以来、我々矢祭町議は議会改革に全精力を傾けてきた。平成14年7月4日、議員定数を18人から一挙に8人減らし、10人にした。そして、平成16年3月の改選期から実施した。「一寸の虫にも五分の魂」という、身を切っても自立するために頑張っていく強い意思が込められている。6700人の民意を反映する機能は貶めないという強い覚悟が秘められていることは言うに及ばない。この4年間を振り返るに、議会運営に支障を来したことはただの一度もない。やればできるの意気込みを、実行をもって実証してきたのである。』。この自信に満ちた宣言に驚く。まさに結果に実証に誇りを持っている。

始まったのは、平成13年10月。国が主導した『平成の大合併』に堂々と反旗を翻し全国で初めて「合併をしない宣言」を町議会が全会一致で可決したときである。予算編成にその結果が出ている。その上、実績をあげている。

「小さな自治体が国によって切り捨てられてたまるか」と宣言以来、町は根本良一町長(当時)の強いリーダーシップのもと、改革に取り組んだ。議会も偉い。収入役の廃止、議会定数の削減、議員報酬を日額制に。町長や教育長も庁舎やトイレの清掃作業にも取り組む。まさに非常事態宣言にも等しい。

町長自ら給与を課長職給与と同額に減じ、合併しなかったために住みにくくなり人口が減っては宣言の意味がない─と少子化対策として第3子50万円、第4子100万円、第5子150万円の祝い金と思い切りがいい。町職員のフレックスタイム制を導入して年中無休にもした。

実績も、図書館もなかったが3年前、町公民館横の柔剣道場を改修して図書館にして町民の要望にこたえた。本は全国から寄贈してもらい完成したのが「矢祭もったいない図書館」。全国、注目の的、見事に財政難を逆手に取って仕上げた結果だ。本当の結果はこれからだろうが、この意気込みと気概はたいしたものだ。使命感をもった議員の宣言は力強い。さらに続ければ、

『今、日本の国全体に暗雲が立ちこめている。それは、指導者が国民の立場に立っておらず、自分本位の判断に終始しているからにほかならない。このことは国民にとって非常に辛いことだ。だが、ここ矢祭町に限っては、役場、議会、町民が三位一体となって町づくりを進めてきた。それを体現したものが、平成18年度から始まった「矢祭町第3次総合計画」である。』と、少子化対策を総合計画の中心に据え、国に先立つこと3年、その結果はこれからだが、小さいとはいえ、注目に値し、その予算編成は、宣言と同じように方向性を明確にしている。

敦賀市に置き換えれば、この国の環境と、政策がいかに重要か、国からの地方交付金がもらえるであろう、来年度以降、正念場を迎えているといえる。製造業の中心の町に、原子力発電所を誘致して40年、その根本政策は間違っていなかった思う。もんじゅ再開、敦賀3,4号の建設、運転も敦賀を支える大きな柱だ。

どうこれを活力に結びつけ、どうまちづくりに方向性を持たせるか、これから10年が正念場と思う。なぜなら、もんじゅの後、敦賀3,4号の後は、まだ存在しない。それに少子化と人口減少と大きな課題がのしかかる。国の状況を考えれば、国依存も大事だが、まちの自立に向けての方策も大事だ。敦賀市の22年度の予算編成の作業も来月、山場を迎える。
【2009/12/29】 | ページトップ↑
二番底
Date:2009-12-28(Mon)

今日はもう仕事納めである。時の流れの速さにはいつもあぜんとさせられる。昨日は四国で法事。お墓への納骨・・と時間が流れた。

今年、人の死と向き合う姿を描いた映画『おくりびと』が大ヒットした。平和堂でも再上映された。死への尊厳が薄れていく現代にあって、死者を丁重に送り出す姿が世界の人々に感銘を与えた、山形の風景が特に似合った。最近、考えるのは、「死」をしっかり見据えると、意外に、「生」がより色濃く思えてくることである。時の歩みは誰にも止められない、・・・・。それも年齢を重ねるたびに、矢のように飛び去る「今」を大切にしようと、あらためて思う怠け者の年の瀬でもある。

書き出しに苦労している。テレビで「二番底」という言葉を耳にする。株式用語だ。下げ止まって上昇した株価が再び下がり、一番底近くまで落ちた状態を指すと・・。あとは上がるだけ・・。「二番底は黙って買え」と株の格言さえある。

有効求人倍率は、全国的にはバブル以降の低水準と同様となっている。まさに「2番底」だ。それでも、福井労働局は25日、11月の県内有効求人倍率が0.64倍となり、2カ月連続で全国トップと発表した。さらに上がある。昨日までいた香川県の有効求人倍率は全国1位。2001年10月以来。1位が続いていた東京が、3月の0.82倍から0.73倍へ悪化したことで、落ち幅の小さかった香川が1位となった。最も低いのは、青森と沖縄の0.27倍だった。

地域間格差が広がっていることと、東京も厳しくなっていることの表れだろう。その中で敦賀の1.05、小浜の1.11は群を抜いている。景気に影響されない原子力発電所の雇用環境が、踏みとどまったいるというのが正直なところだろう。

繰り返しにもなるが、相場の格言では「黙って買う」二番底だが、さらに株価が下がる「底割れ」という落とし穴もある。敦賀でも失業や収入の減少が原因で生活保護を受ける人も増えている。年末、景気が底割れしないよう、政府は経済の成長戦略を打ち出すとか。敦賀も、原子力だけではない、成長戦略もと、思うのだが・・・。ほんとに難しい年の瀬だ。
【2009/12/28】 | ページトップ↑
表面的な批判だけでは・・・。
Date:2009-12-27(Sun)

敦賀もクリスマスを過ぎるとお正月にむかってまっしぐらとなる。昨日は朝、津内の体育館で労組主催の餅つきに参加。微笑ましい風景だ。50年前、わが家は家族総出で29日、餅つきと決めていた。29日はフクの日だからだ。総出といえるほど、10人超える家族がそろうことができた。今では珍しい光景だ。おやじがつき、おふくろがひっくり返す。その繰り返しと掛け声が今でもしっかりと覚えている。その後は、もち屋に頼み、いつの頃か、スーパーで買うようになった。

話を変えるが、夜、駅前から商店街を歩くと、スリーナインなど電飾が美しい。一方で、本町の風景は様変わりだ。高度成長期の熱気がうそのような寂しさだ。好景気に浮かれた後、世の中は次第に落ち着きを取り戻し、イブの大狂態も終息した。という以上に、何か、空恐ろしいさびしさだ。

クリスマスイブが典型だが、夜は早めに家に帰り、家族でケーキを囲む。街が静かなのも分からぬではないが、それにしてもというのが正直なところ。やはり長引く不況が輪を掛けているのだろう。民間企業の平均年間給与は昨年429万円まで落ち込み、18年前に逆戻りした。生活防衛に追われる家計が、失業の連続の時代へ。敦賀の有効求人場率も高いとは言え、若干下降した。

さらに、話を昨日の新聞各紙に・・。論調は、2010年度政府予算案の批判が多い。一般会計92兆円は過去最大、44兆円の国債と借金は膨らむ。小泉改革の行き過ぎが格差や貧困を助長し、その揺り戻しとして、先の総選挙で国民が政権交代を選んだ。その意味からすると、来年度予算に求められたのは生活支援や社会保障、経済活性化に積極的に関与していく姿勢だ。過去最大はなるべくしてなったと、私は思っている。もんじゅ予算のほぼ満額、電源立地対策交付金、敦賀1号関連交付金、新幹線の先は見えないがなんとか確保など敦賀にとっては評価すべきではないか。

鳩山首相は「命を守る予算」と名付け、「コンクリートから人へ」の理念を貫いたと自賛した。ばらまきではないと繰り返したのは、その批判を受けかねない中身だと自覚しているのだろう。積極財政がばらまきと同義に扱われるようになって久しい。敦賀市の予算を、私も時として、「ばらまき」と批判し、河瀬市長は「バランス」という。いずれにしても、政権交代後、はじめての予算案は、社会保障費が1割増し、「コンクリートから人」へと舵を切り始めた予算でもある。

とはいうものの、いま、まさに絵に描いたような図式で鳩山首相が窮地に陥っている。「すべてを(元秘書に)任せきっていた」との言葉は国民には厳しい。政権の見通しも不安と難しさがつきまとう。一方、谷垣総裁は「衆院を解散し、国民に信を問うべきだ」と簡単に、踏み込むが、正直、言葉の軽さを感じる。

話を戻すが、餅つきなど大家族から核家族へと、そのあり様も変わった。高度成長から低成長へ。そしてバブルから崩壊へ。敦賀の本町の元気も寂しさへと様変わりだ。繰り返しになるが、高度成長期、バブルの大騒ぎも、この時代が活力にあふれていたことは、誰にも否定できまい。今、これが普通だという方もいるが、巷の不景気、デフレ、少子高齢化、人口減少と経験したことのない時代を迎えようとしている。

本質が見えない時代、表面的な批判では、本当の元気もでない。クリスマスのどんちゃん騒ぎが始まったのは昭和の大恐慌時代であったとか、空元気も困りものだが・・。それだけに、敦賀1号の40年超え、もんじゅ再開、敦賀3,4号建設から運転と原子力政策の課題は多いが、克服すればするほど、先への見通しが立ち、元気度も増すと考えている。そんな敦賀市のおかれた立ち位置と財政運営とまちづくり、元気度を増す政策など、難しい局面だが、頑張りどころでもある。削減、縮小だけでは元気が出ない。

夕方、法事で四国へ。ここもシャッター通りが目立つ。
【2009/12/27】 | ページトップ↑
必要なものは、勇気と想像力とほんの少しのお金
Date:2009-12-26(Sat)

昨日、夕方。野神のあるケーキ屋をのぞくと2つのかわいいケーキが残っていた。大半が箱に入ったクリスマスケーキがケースに並ぶ。仕事帰りの若い男性がケースごと買っていく。きっと家族で食べるのであろう。昨日はイブではない本物のクリスマス。

チャプリンの命日でもある。名画「ライムライト」で年老いた喜劇役者(チャップリン演ずる)語る・・「人生に必要なものは、勇気と想像力とほんの少しのお金だ」と。ケーキと合わせて、つつましい家族の暮らしと幸せを感じる言葉でもある。

ところで、このクリスマスのケーキ需要はどうであったろうか。私の若い頃、敦賀に来て、最初の大きな買い物が自家用車。ところが、最近は自動車を求める若者が減っているとか。自動車、旅行など消費を引っ張ってきた若者の消費不振が目立ってきたらしい。最近はエコブームか、私が趣味にする自転車に若い人が、平気で50万、100万もする自転車を買っていく。おじさんである私には、「自転車ごと気に」との思いがあるのか、当然、出せないし、女房も許してくれない。あきらかに、余暇の過ごし方、趣味やレジャーへの興味が一昔前と大きく変わってきた。

中山律子さんなど70年代にブームとなったボウリング人気も低迷して、敦賀でも平和ボールが姿を消した。全国的にもボウリング場は28年ぶりに千カ所を割り、市場規模も1千億円を切ったとか。これも若者文化の変調だ。その上、少子化がきつい。自転車文化は、グループ遊びを敬遠する若者の傾向かもしれない。

ニューサンピアにあるスケート場も今では珍しい存在だ。スケート人口減少やリンク維持費用が重なり北陸で敦賀だけは希少価値だ。ボウリング、スケートと今年の流行語「草食系」という言葉で説明される若者だけの現象ではない。バブル崩壊後、ゴルフなどおじさん人口も減少傾向とか。デフレ景気か、余裕がないのか、日本ではスポーツそのものを楽しむ人全体が減少傾向にあるという。

長引く不況と将来不安が余暇の楽しみ方にも影響しているのだろうか。敦賀でも、健康ブームか、私もそうだが、自転車人気など身近なところで楽しみを求める人が増えているような気がする。

国の22年度予算案が決まった。約44兆円の国債依存だ。敦賀市も日刊福井が報じたように「原発関連財源で潤ってきた敦賀市が、固定資産税収入の減少などにより二〇一〇年度から、二十三年ぶりに地方交付税の交付団体になる見通しとなった。」と23年ぶりの交付団体に転落。

国、敦賀市も大きな潮目を迎えているような気もする。社会保障費用維持と活力と難しい政治が要求される時期だ。ただ、すべて削減、縮小だけでは活力がなくなる。時代を読んだ取り組みも必要だとも思っている。敦賀市も敦賀3,4号建設から運転開始で一時的には不交付団体へ再び復帰できるが、それ以降は現在と同様の傾向になる。国に頼らない、産業構造の転換など独自な政策も大事だ。この10年が大事だと思っている。どう敦賀を生かすか、変えるか、全国的にも恵まれた環境を生かした取り組みも考えるときでもある。

冒頭に戻すが、チャップリンの言葉を借りると「敦賀市に必要なものは、勇気と想像力とほんの少しのお金だ」と。ほんの少しのお金を生かした政策が大事だ。それには「勇気と想像力」だ。最後に、ケーキ屋で残り2切れの小さなケーキを買った。少しだが幸せを感じる瞬間でもある・・・・。
【2009/12/26】 | ページトップ↑
イブの二つの進展・・・。
Date:2009-12-25(Fri)

昨日、遅く最終の新幹線で11時過ぎ東京出張から帰ってきた。駅前のイルミネーションはほっとする瞬間でもある。クリスマスイブのオリオン星座を見ながら、駅から中央町まで歩いて帰っても30分ほど、気温5度とそれほど寒くない。

クリスマスイブからクリスマス。ツリーやサンタクロースの贈り物、クリスマスカードと子どもが成長すると縁遠くなる。それでもクリスマスカードが届くと気持ちが和む。なかに、『「坂の上の雲」ではないが野球と同様、日本でも正岡子規の句に、クリスマスが季語として登場した、これが日本でのクリスマスの言葉の始まりか・・・。』と書いてあった。

暮れゆくイブの風景に、どれだけのクリスマスのプレゼントを贈ることができただろう。不況、不況と厳しいが、静かに落ち着いた街の明かりが落ち着きを感じる。

クリスマスプレゼントとは、違うにしても、国土交通省は、北陸新幹線の金沢ー敦賀間など整備新幹線の未着工区間について、イブの昨日、一定の経済効果があることやJRなど民間から建設資金を調達できることなどを条件とした整備方針を決定した。

その上でこうした条件が整えば、来年度に着工できるようにするための予算措置を国の来年度予算案に盛り込む方針を正式に明らかにした。12月中旬以降、各衆議の発言を聞く限り、におわしていたことが本物となった。但し、条件付きだ。

国土交通省は、年明けから、各自治体やJRと具体的な検証に入る。JR敦賀駅についてのバリアフリー化との関係など、これからが正念場となる。完成は30年後にしても、自治体負担など具体的な検証が重要となる。

もうひとつは、関西電力が来年度から高浜原子力発電所で計画しているプルサーマルの核燃料について、福井県と高浜町は、安全性を独自に調べた結果、受け入れを了承することを決め、イブの昨日、関西電力に伝えた。プルサーマルが一歩、事実上、踏み出したことになる。いよいよ、来年の敦賀1号機の40年を超えた運転ともんじゅ再開につながる。原子力政策の進展と受け止めたい。

それでも少子高齢化や人口減少、デフレと嶺南地域での課題は多い。一つひとつの懸案事業と、これらの課題と暮らしや生活をどう結び付けるか、どう活力を引き出すか、まだまだ課題は多い。
【2009/12/25】 | ページトップ↑
派遣、臨時、パート、ニートの増える、敦賀・・・。
Date:2009-12-24(Thr)

昨日、尾道からの帰り、時間があり、広島県福山市に途中下車した。駅前にテントの「派遣村」があり、緑のジャンパーを着たボランティアが寒空に活動していた。まだまだ不況の風は、全国的にも冷たいようだ。

12月に入っての早朝、高速バスから市内へ、昔、ある労働組合の幹部だった方が運転するタクシーに乗り合わせた。売上も相当厳しいとか。現在の会社ではないが、入社の際、「組合をつくることはしないでほしい」と言明されたそうだ。当然、労働組合をつくることを会社が阻止するのは法律違反である。

組合をつくることなど、「労働三権」は憲法で保障されている。それを具体化したのが「労働組合法」だ。労働組合法(労組法)が制定されたのは、終戦間もない1945年の一昨日の12月22日だ。昨日の毎日新聞で『時間制で女性が接客する飲食店のキャバクラで働く女性労働者が、労働組合「キャバクラユニオン」を結成した。今や若い女性の人気職業にもランクされるが、ユニオンは「違法な天引きや罰金の無法地帯だ」と批判、キャバクラへの安易なあこがれを戒め、団結を呼び掛けている。』と報道された。

そんなわけでもないが、全国的に、労働組合員数を雇用労働者総数で割った「推定組織率」は、かつて60%を超えていた時期もあったが、近年では20%以下まで落ちている。組織率は、わずかながら34年ぶりに上昇した。敦賀の労組組織率は定かではないが、組合員数は年々、全国と同じように低下したいた。

組織率上昇の現実は、組合に加入していない非正規労働者が大量に失業したことによって、分母となる「雇用労働者の総数」が減った結果だ。敦賀も市役所もそうだが、臨時、パートの非正規雇用が増えている。いまでは、労組法を知らない組合員が大半を占め、労組法そのものが形骸化していると言っても過言ではないが、いまだからこそ、必要不可欠な法律でもある。組合をつくることは、それ自体が自律的な合法的なセフティーネットである。

「キャバクラユニオン」結成の報道は、興味本位的こともあろうが、世相を映す現実と私は受け止めている。特に、夜の世界での雇用は、大半が何らかの事情があっての方が多かっただけに、組合結成の意味や役割が、本来の労組法の意味を果たすことでもある。敦賀はサービス業が、製造業に働く従業員数に比べ、年々増え続け、組合組織もなく、派遣やパート、ニートで働くものが増え続けているという現実が横たわっている。

今日はクリスマスイブ、クリスマスケーキ3500円の8分の一を発展途上国へ寄付する活動がNHKで報道された。今夜はささやかなケーキでイブを。厳しいながらも幸せは違うところにあると思ってもみたいが・・・。
【2009/12/24】 | ページトップ↑
本物の地方が頑張る時代では・・・。
Date:2009-12-23(Wed)

今年のフランス産ワイン、ボジョレ・ヌーボー。話題にもならなかった。人気も売れ行きも相当の落ち込み。先月19日の解禁以降、かつての盛り上がりもなく、平和堂などスーパーでは昔を思い出して、値ごろ感からペットボトル1本800円台のボジョレが売れた。安すぎたのか、高級感がなくなったボジョレは、逆に全体の消費を冷やしたとも。私にはデフレ社会の典型ともうつる。

ボジョレ市場と反比例するように人気を集めているのが、山梨県や北海道などの地ワインだ。この数年、醸造技術が高まり、地元産のブドウだけを使うなど、飛躍的に品質が向上している。この秋、山梨県の勝沼を訪れたが、ブドウ狩りとワインで観光客が増えている。東京に近いのか観光資源にもなっている。

デフレが進むと、実質債務が膨らみ、投資が手控えられ、賃金が下がり、失業が増える。どこの地方も、デフレ景気と、少子高齢化、人口減少で悩む。同時に本物だけが生き残る時代でもある。

昨日、昼より尾道市役所、商店街と一万五千歩ほど歩いた。尾道は、2キロ近い商店街が東西に連なっている。戦災にあっていないので、狭い路地裏も魅力的だ。尾道も敦賀と同様、江戸時代、大阪と北海道を結ぶ西回りの北前船で繁栄している。敦賀は尾道の西まわり航路の繁栄とともに、一時、衰退時期を迎えるなど、関係が深い港町だ。

中国地方のど真ん中、岡山市と広島市のほぼ中間。古くから海運による物流の集散地でもあるが、明治時代には山陽鉄道が開通し鉄道、海運の結節点ともなり、流通の拠点でもある。これも敦賀と似ている。

1999年5月のしまなみ海道開通によって四国の今治市と陸路で結ばれ、建設中の高速道路中国横断自動車道(尾道松江線)が開通すると「瀬戸内の十字路」として、期待されている。これも敦賀と共通している。

ただ、瀬戸内地域共通の造船など、産業の落ち込みや物流も落ち込み少子高齢化、人口減少は敦賀よりも速い。街並みも、坂や平野部にへばりつくように入り組み、尾道水道に平行に、商店街が連なり、シャッターが閉まる店も増えているが、それでも一番街、センター街と、各商店街が工夫を凝らして、頑張っている。

また、観光面でも「坂の街」「文学の街」「映画の街」として有名。文学では林芙美子、志賀直哉などが居を構え、尾道を舞台とした小説を書いている。映画では小津安二郎監督の「東京物語」があまりにも有名。これらと坂を生かした街並みを観光資源として、尾道市では観光戦略会議を設置し、調査、分析、課題抽出を行い、苦労を重ねている。マンション建設を契機に市民運動として街を守り、街を生かそうとしている。観光ボランティアも尾道駅に立ち、頑張っている。尾道ラーメンも街のそこかしこに店を構えている。そんな本物を求め、賢明さがまぶしい街だ。

話を戻すが、デフレ下のまちづくりは、戦略的でもなければならない。街を訪れる観光客も、表面的な美しさ、快楽だけを求めていない。歴史や景観など、質の高い本物を求めている。温泉地も別府ではなく、湯布院というのが、今の時代だ。まちづくりも、そんな本物を求める地方の時代とも感じている。尾道の街並み、門司港レトロが観光客を増やす要素が、そこにあるような気がする。
【2009/12/23】 | ページトップ↑
戦略性が必要な観光・・・。
Date:2009-12-22(Tue)

民主党のマニュフェストの「子ども手当」に関する期待が大きい。所得制限で永田町の論議を呼んだ。民主党本部は財源問題を背に所得制限したいようだったが、当初の理念が薄らぐ。事務経費も多大。線引きの水準も問題だった。ようやく鳩山首相が決断した。対象の子が2人の場合、所得制限内なら年間約62万円(初年度半額)が入り、各自治体との子育て政策と組み合わせて、少子化に歯止めがかかればとの、大きな目標でもある。

ところで、昨日から今日にかけて、議会の市民クラブで門司と尾道を訪れる。視察目的は中心市街地活性化。門司港は戦前、大陸貿易と炭鉱で栄え、戦後は、両者が減り、ご存じのように寂れた。ここまでは、敦賀港と同じような境遇だ。

門司は、「門司港レトロ」として、当時の自治省出身の市長が1988年から整備を開始し、倍々で、順調に観光客数を伸ばしてきた。現在、整備計画も第3期目で、その都度、戦略性があり、民間を巻き込む手法も参考になる。

2003年には対岸の巌流島がNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の舞台になったことで、年間255万人の観光客を集めた。翌2004年には反動で前年を下回ったが、行政主導ではじめた「焼きカレー」が注目を集めていることもあり、2007年の観光客数は220万人(前年比+6万人)まで回復している。

最近の注目されているのは、下関と結ぶ、関門トンネル人道がある。歩いて15分ほどの距離。門司港レトロ地区と関門人道トンネルまでには、2kmちょっとあります。歩くにはちょっと遠いかな、と言う距離だ。

そこで目を付けたのが、つい最近まで、門司港駅からこの人道トンネル近くの田浦港まで臨港線(貨物線)。敦賀の敦賀駅と敦賀港駅を結ぶ敦賀港線に似ている。石炭、セメントなどを積出港である田浦港まで運んでいたもので、輸送量の減少に伴い平成17年に休止された。

この休止された臨港線に観光列車を走らせようと考えた。レトロ地区と観光列車で結ぶことで、両地区の移動は楽しくスムーズなものになる。門司レトロ地区、下関人道トンネル―下関から船で門司港へと大きな周回ルートを創り出した。

観光列車は「潮風号」と命名し、モダンでおしゃれなデザインを、レトロをイメージする落ち着いた重厚な「青」色で装い、小型のディーゼル機関車(DB-10)がトロッコ客車2両をサンドイッチに挟んで走る。冬場はお休みだが、新たな観光戦略だ。

観光事業にかける資金は一期当たり、2百億から3百億と敦賀とは比較にならないが、観光客数、泊まり客数から、売上、雇用数など数値目標が細かく、現実に成果をあげ、その都度、課題も明確にしている。これからは倍々での観光客の伸びは期待できないが、現在は、民間の後方支援とはいいながら、戦略は行政主導で、大きな絵を描いているのが、印象に残った。門司港レトロ地区には、観光客用の駐車場確保など戦略性をもって取り組んでいる。

敦賀には観光客数など目標はあるが、売上や雇用などの2次効果の目標がなく、商業統計上は、16年度と19年度を比較しても低下し、JR直流化3年になるが、成果を上げているとはいえない。明確な戦略性が必要にも思う。5年後には舞鶴若狭自動車道が開通する。これに向かっての対応策はまだない。
【2009/12/22】 | ページトップ↑
ワンストップ・サービス
Date:2009-12-20(Mon)

昨日は、午前中、松宮事務所で打ち合わせ。昼からはハーツで年末助け合い募金と・・。後残すところ、10日の時間が流れている。行政のあり方もずいぶんと変わってきた。

ひとつは、児童クラブ日中家を空ける共働き家庭にとり、学童クラブは心強い味方だ。当の子どもたちにとっても、学年の枠を超えて異年齢の集団で過ごす「場」は、きょうだいの数も少ない中、社会性を身につける育ちの場ともなっている。

地域の子を地域ではぐくむ力が弱まる中、不況下で共稼ぎも増え、児童クラブの果たす役割はこれからますます大きくなると思われる。

もうひとつは、ハローワークの「ワンストップ・サービス」。ハローワーク敦賀にはまだ実現していないが、友人が務める都会では評判が上々のようだ。

ひとつの所で、また1度の手続きで市民が要望する関連サービスを受けられる。厳しい雇用情勢が続いている中で厚労省は先月末、全国の県庁所在地を中心にハローワークで初めて試行した。仕事を探している人、住む所に困っている人などを対象に就職や職業紹介のほか生活支援の相談に乗る。暮らしに関するものは社会福祉協議会などが担当。多重債務や心の健康相談についても弁護士会が相談者のプライバシーに配慮してアドバイスする。

核家族化が進み、一人世帯が多くなる敦賀にあっても、今後、ハローワーク敦賀はもちろん、このよう相談業務は増えることが十分に予想される。それもワンストップ・サービス的な総合相談窓口だ。今、市役所の消費者センターも2名から3名に増員した。国の方針も県と市町村が協力して拡充の方向だ。それも高齢者、障害者、子育てなど複雑に絡む時代は、総合相談窓口へと進むとも思われる。消費者相談も合わせ、人材の育成は重要な仕事でもある。

すべてを行政で賄うことはできない。それならば、相談サービスで自立的な奮起を期待する行政サービスの時代でもある。
【2009/12/21】 | ページトップ↑
新幹線論議は、より深く・・・。
Date:2009-12-20(Sun)

敦賀にはじめて来た34年前、これが普通だった。多少遅い早いはあっても、半ば油断させておいて、寒波、そして10センチの積雪。56年は確か年末だった。四国育ちの私には体験したことにない雪国体験が数年続いた。北陸の冬、住んでみないと分からない。数年のうちに気づいたことがある。慣れである。別にしんどいとか、いやだとかは思わなくなる。

もうひとつ、若い頃、仕事で敦賀から富山の北陸通産局に遅れること6時間。ところが、当時の役人からひと言「これが普通です」と。続けて「雪が深ければ深いほど秋の恵みも大きい、電気の元も秋まで持ちます」と。最後に、「この雪では帰るのは難しい、夜は付合います」と。深々と降る雪を生活の恵みと受け止める懐の深さと余裕は、四国育ちの私には、不思議な感動でもあった。

もうひとつ敦賀市では気がつかないが、福井市の経済は、富山、石川と連動している。確かに福井市民はよく金沢に買物に出掛ける。敦賀も市立敦賀病院の医師も金沢大学だ。

ところで、昨日は、民主党福井県連・地域戦略局へ。最近の戦略局は要請受け入れで大忙しだ。この日も福井県、シルバー人材センター、敦賀市、若狭町と続いた。若狭町は町長以下20名近いバスでの乗り入れだ。敦賀市も河瀬市長と関係部長ら8名。高速道路が閉鎖で急きょJRで。内容は「敦賀港のハブ化」「新幹線の敦賀駅まで認可」「ごみ問題の環境省の指導協力」「東浦の8号バイパス」など重要な課題ばかりだ。対応は地域戦略局の糸川衆議。糸川衆議からは「新幹線の市民運動を」との指摘があった。確かに、その通りだ。

昼から鈴木県議の政治熟に参加。新幹線が話題になった。若い塾生の大半が「いらない派」。金沢止まりとなった場合、福井の落ち込みはどうだろう。空港と新幹線がある金沢市と福井市の格差は、魅力とも関係するが、データ的にも人口、路線価など経済指標は広がりをみせている。新幹線でその広がりがさらに拡大するか、考えておくも大事だ。

福井では、「福井までは必要と思うが、敦賀はいらない」という意見が多い。敦賀にも意外にこの意見が多い。ところが、私は「福井まで来るなら敦賀まで必要」との意見だ。敦賀市の経済指標や人口減少など調べると、同じ福井県の一員か、福井市と連動して動いていることに気がつく。もっと言うなら、嶺南地域は嶺北地域よりもその進行速度は速い。その影響を受けるのか、福井市よりも速く、人口減少や少子高齢化が進む。

少なくとも新幹線の選択肢は残すべきであり、新幹線終着効果は、私は大きいと思っている。新幹線で、この地域がどう変わるのか、大きく変わる時代でもない。逆に財政負担でどの程度で、その負担を他に回せば・・。など、まだまだ議論不足だと思っている。

最近は、何事も縮小論議、削減、削減がまかり通っている。それも大事だが、将来の嶺南、敦賀と、活力も大事な要素と思っている。「いる」「いらない」の感覚的な議論ではなく、幅広く、資料やデータをもとに、できるだけ議論を深くしたい。。「コンクリートから人へ」の時代、地方は、ハコモノから福祉へ傾斜する。それと活力、仕事、経済など総合的なと取り組みがないと、財源もなくなる・・・。

暗い話題が横行するが、昼が最も短い22日の冬至も間近。逆に言えば、同日を境に日が長くなっていく・・・。そんなことも考えたい・・。
【2009/12/20】 | ページトップ↑
呉越同舟の中の宇宙船地球号、日本・・その中の敦賀市民・・・。
Date:2009-12-19(Sat)

昨日、書いた『呉越同舟』。ネットで「みらいポート」(http://www.d2.dion.ne.jp/~nob_o/kotowaza/k_goetudosyu.html)を引用すると、意味は「仲の悪い者同士が一緒に行動すること」。出典は中国の孫子。もう少し詳しく引用すると、『孫子』では、兵法には9つの地があり、9番目のものを”死地”であると言っています。死地といっても、入れば必ず死ぬ場所ということではなく、逡巡(しゅんじゅん)せずに直ちに戦えば生きる道がある場所。兵を死地に置いて戦うことの重要さを説明するために、孫子は呉越同舟の話を用いる。

「呉と越は仇敵(きゅうてき)同士だが、仮に呉人と越人が同じ舟に乗り合わせ川を渡る場合、強風で今にも舟が転覆しそうになれば、呉人も越人も普段の敵対心を忘れ、互いに助け合って危機の乗り越えようとする。」

つまり、兵を死地におけば、兵の心を一つに固めることができる、そこが重要だと言っている。COP15の議論もまさに地球環境を議論は、同じ宇宙船地球号に乗る人間の争い、まさに「呉越同舟」状態と思うのだが・・・。

かつて建設業界を中心にした談合事件が続発、社会は一気に「談合は悪」として徹底糾弾に乗り出した。一方、談合は日本的な必要悪、ある意味で日本の文化とする見方も根強かった。その談合も公共工事が減りすぎて、最近は弱肉強食の時代、「呉越同舟」どころか、談合の元締めである有力企業の倒産という例も出始めた。

財政破綻、人口減少と国全体が縮小する中で、本格的な政権交代は約50年ぶりで、政策が劇的に変えられようとしている。同時に調整の仕方や決定のルールも変化している最中で、当面はごたごたするのは当然。

迷走じみた鳩山政権の軌跡も、密室や水面下で物事を決める政権運営よりはましともいえる政策や政治の仕組みが大転換する時期には、評価の尺度も変える必要性を感じる。3カ月や半年でスムーズに事が運ぶわけがない、と私は思っているが、3か月がたって、鳩山政権批判が強まってきた。今は、まさに「呉越同舟」状態と思うのだが・・・。

冒頭に戻すが、宇宙船地球号の議論も、黄昏(たそがれ)が見え始めた日本の議論も「呉越同舟」状態とも感じる。危険な舟に乗り合わせているのに、どう対応するか。そんな中に、福井県民も敦賀市民も乗り合わせているのだ。

本日は、河瀬市長や市の関係部長と民主党福井県連・地域戦略局へ向かう。
【2009/12/19】 | ページトップ↑
呉越同舟・・・・。
Date:2009-12-18(Fri)

昨日は議会の最終日。市役所5階から野坂山がよく見える。冠雪のレベルをみると、まだ本格的な冬到来ではない。狭い敦賀平野の具合がよくわかるところでもある。予報だと、雪が嶺南山間部で20cm、平野部では10cmと予想されている。

ところで、昨日の議会で新幹線の早期整備を求める意見書を、関係省庁へ提出することを賛成多数で決めた。一方、15日に北陸新幹線金沢-敦賀間を含む整備新幹線未着工区間について、国土交通省が財源見通しや投資効果などを検討し、着工する区間を早い時期に決めるとの方針案を発表した。

白紙とされた状態から一定の協議の枠組みができたことは一歩前進だが、まだまだ不透明だ。昨日は、地元負担、在来線の第3セクター化など課題が出され反対討論が述べられた。課題の一つひとつに、まだ明確な回答はない。市民に反対が多いのは事実だ。

敦賀にとって米原経由で東京へわずか3時間。何も力んで新幹線、新幹線との声もよく聞く。ここで、必要性を長々と論ずるつもりもない。逆に現段階で反対を声高に訴えるのもおかしいのではとも思っている。少なくともメリット、デメリットを数字で具体的に議論すべき時期に来ているのも事実だ。

私が賛成というのは、少なくとも新幹線の選択肢は捨てるべきではないと思っている。また、福井まで来るのであれば敦賀へと運動を強める必要があると思っている。福井終着と敦賀終着では経済効果など大きな違いがあるとも考えている。

北陸新幹線は、東京を起点として長野までが営業運転。上越、富山、金沢まで工事が進み、平成26年度頃までには営業運転という段階になっている。沿線の元気度を示す路線価など比較すると、福井の落ち込みが目立ち始めている。その原因が新幹線とは限らないが、要因の一つであることは確かだ。福井県の一員である敦賀市が、明確に論ずるにはデータ不足だが、人口減少率など地域特性ともいうべき落ち込みが目立ち始めているのだ。

福井県の周辺の石川県、滋賀県、京都府の人口減少率、所得平均などデータを比較すると、徐々に福井県の落ち込み度が目立ち始めている。当然、敦賀市はその落ち込みの影響を受けているのではないか。お隣の滋賀県はいまだに人口が増加しているが、近くの湖北地域は敦賀と同じように路線価も人口も減少となっている。

地域特性を考えれば、何かに活性化方策を見つけ出すというのが、現段階で必要ではないかと考えている。敦賀最終駅効果は、各地でも証明されている。反面、逆に途中下車となれば落ち込みもある。いずれにしても、具体的に議論をする時期に来ている。

「呉越同舟」という言葉がある。仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいることをいう。出典は『孫子』。続きがある。いがみ合っていても、乗った舟が突然激しい風に遭ったら、まず考えるのはどう転覆を防ぐか。最後まで対立していたら、共に滅びへの道を歩むしかないとの教訓でもある。今は、まだ「呉越同舟」という段階ではないが、昨日も活発な議論が展開されたが、議会だけではなく、市民の巻き込んだ議論が必要な時期だ。
【2009/12/18】 | ページトップ↑
金も政策決定も一元化では・・・。
Date:2009-12-17(Thr)

ここに来てぐっと寒くなった。昨日は、みぞれが降り、野坂山も冠雪。氷点下0度の朝か。風が身を切るように冷たい。昨日、議会の代表者会議で「地方議員年金制度の廃止」をあらためて県下の市議会議長会に文書で提出することを決めた。

ところで、日本の政治は戦後一貫して政党政治。二大政党化といわれて久しい。自民党政権下、地方も保守政治に慣らされ、野党もそれに甘んじた。逆に政党に入ること自体、地方政治に不必要とされ、逆に色眼で見られることも多かった。地方では政党政治に対する覚悟も自覚もなかったように思う。

首長も「陳情」「陳情」を繰り返した。確かに金の流れは中央から地方へと仕組みは変わっていない。文字通り、陳情は「事情や実情を陳(の)べること」。まさに下から上への仕組みだ。

民主党の国会議員は、どちらかというと有力者でもない、金もない。大半が党本部からくる資金で選挙を闘う。実はその仕組みを小沢一郎幹事長が、裏工作か、剛腕かで、十数年前の細川内閣の政治改革で小選挙区と同時に政党交付金の創設で中央集権化したとも伝えられている。

政党はカネを握る関係上、党本部の中央集権化が進んでいる。民主党がもくろむ「陳情」の一元化も、政策決定権の集権化とも私は受け止めている。この陳情一元化も確か、小沢さんのその時の発想だったように記憶する。

「陳情」のすべてを民主党・本部の幹事長室に一元化する新ルールを示して2カ月。地方の陳情も各都道府県連を経由し、幹事長室が「仕分け」した後、政府に取り次ぐ。党本部も県連も始まったばかりで混乱状態とまではいかないが、忙しさが格段に増した。昨夜遅く、幹事長室への陳情に民主党の県議団も東京にむかった。

これまで陳情相手といえば、自民党の有力議員や霞が関官庁だった。民主党は新ルールで政策決定の透明性、公平性が確保されると説明しているが、まだまだそこまでには至っていない。

小沢一郎幹事長の主導とされる今回の新ルールの一元化は、あらゆる地域の政策要望を把握することに通じ、政策決定の巨大な権限を握ることとほとんど同義にもうつる。

機能すれば革命的なことだが、各方面の地方の声が遮断される可能性もある。それには同時並行的に地方分権を進めて、金も地方に渡し、地方が決める、文字通りの地方分権がないと巨大な中央集権化に終わってしまう。

ただ、一方で、自民党政権下の農業、建設業界など有力団体の中央と地方のヒエラルキーも崩れつつある。これまでの前例がないだけに、民主党もやりきれるか、県連も忙しいだけでは済まされない。地方議員もしっかりとしなければならない、と思っている。

今日で12月議会も終了する。師走、年末、今朝か、明朝か、雪は近い。ついに来たかの思いが強い。冷え込む夜は体を温めるのが一番。湯豆腐といっぱいが一番いい。風呂もありがたい。
【2009/12/17】 | ページトップ↑
地方も疲れている? 難しい師走・・・・。
Date:2009-12-16(Wed)

早朝、夜行バスで敦賀に戻った。夜、遅くまで東京で活動できるメリットはあるが、疲れる。年末か東京のネオンはまぶしいが、地方も地域も疲れているようにみえる。日本全体も疲れている。そんな感覚に陥る。議会も削減、削減が普通にまかり通る。無駄使いはあってならないが、車のハンドルのような余裕がなくなっている。

科学的な根拠があるわけではないが、どうも元気が感じられない。本町の灯りは少なくなり、バーミアン、夢あんからガストへ。店の回転も速い。まちなかには、この数年、マッサージなどの看板を掲げる店がよく目につく。パソコン作業が増えたことも一因のようだ。市役所も職場も一人一個のパソコン、目が疲れるし肩が凝る。マッサージの需要が増えているのも納得できる。

現代社会はさまざまな分野で便利になった。24時間オープンしているコンビニが増えた。中央町にはむかいあってコンビニが争いあう。そこで働いている人は疲れるだろう。

東京にいたころ、連合本部で、百貨店「正月2日営業をやめよう!」と運動をしようと話し合ったことがある。20年頃前は、週に百貨店は1日定休日があった。それが普通だった。今は違う。休むのは異常という雰囲気だ。政治も自民党長期政権の制度疲労で行き詰まり、政権交代となった。うっせきした凝りやアカを取り除こうと国民が新しい政権を選んだといえる。

だが、新政権になって3カ月になるが、追加経済対策の遅れや予算・税制をめぐる迷走、普天間移設問題など、政権内部の混乱は国民のストレスを高めている。連立政権は運営が難しい。「連立疲労」を感じる。マニフェストも重荷になっているようである。

税収が落ち込み、財源確保が難しい。JR駅舎改築、連携大学と財源確保やその後の運営が議会の話題になる。敦賀市も職員の給料削減など「公約疲労」に陥っているように思う。市民が元気になる方策、将来に少しは希望が持てる政治と、マイナスの風潮ばかりがはびこる。これも世相か、どこかで元気を出したいが・・・。これが当たりまえか、経験したことがない世相・・・。どう向き合うか、難しい師走だ、・・。
【2009/12/16】 | ページトップ↑
敦賀にほしい「したたかさ」
Date:2009-12-15(Tue)

・・・・・長浜の「したたかさ」・・・・・

今週の日曜日、戦国大名、浅井長政の3女を主人公にした再来年のNHK大河ドラマ、「江」の放映を記念したシンポジウムが長浜市で開かれた。

再来年の大河ドラマ「江」は、ご存知、湖北地方を治めた浅井長政の3女で、徳川家光の母親でもある「江」の波乱に満ちた生涯を描いた作品だ。当然、長浜市や福井市が舞台になる。その中間の敦賀もドラマに登場する。

シンポジウムには、脚本家の田渕久美子さんと滋賀県の嘉田知事が参加している。長浜市の「したたかさ」がうかがわれる。NHK大河ドラマの影響は観光客の入込数に顕著だ。前田利家とお松の金沢市も、金沢城の整備など施設準備も含めて本番までの宣伝、広告も含め旅行社を取り込んでの盛り上り、観光客も急増した。その後の落ち込みを入れても、見事だった。

長浜市の動きは、JR直流化など、これまでも滋賀県とともに「したたか」だった。今回もNHKの大河ドラマにあわせて、準備作業に入っている。その「したたかさ」とたくましさは結果が証明している。敦賀はJR直流化でも直前に騒ぎ、それなりの準備はするが、その後の結果には無頓着だ。

ここまで書いたのも、この効果は必ず、敦賀にも波及する。歴史的にも敦賀の金ヶ崎は信長・秀吉・家康等、戦国武将の運命をも大きく変えたところでもある。朝倉との戦いで、「江」の母「お市の方」が信長に浅井の裏切りを伝えたとも。

金ヶ崎宮で、そのエピソードを「お市の方の小豆袋」のお守りとして売っている。小さな小豆袋のストラップは金ヶ崎宮の限定品。急場、難関の一年間を無事に過ごして頂こうとするお守りでもある。小豆には、一緒に厄を祓うとされる大豆にも通じる欲張りなお守りだ。金ヶ崎宮司の発想でできたお守りでもある。来年から売り上げがアップするかもしれない。

敦賀城主「大谷吉継」もNHK大河「天地人」の影響で山車会館の入込数も増えている。吉継こと「ヨッシー」ストラップも職員の労作だ。ただ、これまで、悲しいかな観光客が増えても、その増加を「もうけ」こと利益につなげる工夫が足らなかった。

長浜はJR直流化、黒壁人気も何度か、観光客数の浮き沈みを経験したが、長浜は、これまでの「したたさ」で、次を考えている。敦賀にその「したたかさ」がほしい。JR直流化が達成し、次は舞鶴若狭自動車道開通だ。一喜一憂する必要はないが、今度は素通りという、マイナス効果も十分考えられる。今議会で駐車場の確保、充実を提案した。地権者もあり、答弁は明確なものはないが、観光ボランティア育成も含め、受け入れ体制はこれからの大きな課題だ。


・・・県下9市で唯一廃止を訴えた「地方議員年金制度」・・・・

話をがらりと変えるが、昨日は議会の予算決算常任委員会、代表者会議、議会運営委員会と続いた。代表者会議で議論になったのが「地方議員年金制度」の廃止問題。敦賀市議会は福井県内で唯一「廃止」を表明した市議会であり、県下の議長会に伝えている。しかし、全国の市議で組織されている全国市議会議長会は制度の「存続」を求めている。

昨日の会議で、議会の意思表示を明確にするために、議会で意見書など提出をすべきと意見がだされたが、もはやその段階ではないはないし、その必要性もないと考えている。

議員年金は地方公務員等共済組合法で定められ、現役議員の掛け金と自治体の公費で運営する。しかし、平成の大合併で掛け金を払う議員が減った上、退職する議員が相次ぎ受給者が急増。2011年度に積立金がなくなり、破綻する。このため、総務省は廃止を含めた制度の見直しを検討している。総務省は年内に結論を出し、来年の通常国会に関連法案を提出、2011年度から見直す方針だ。

議員の掛け金は議員報酬の16%と期末手当の7.5%、市町村の負担は報酬の16.5%だ。これ以上の公費負担も限界だ。議員の掛け金の増額も限界だ。財政難から国や自治体に負担を求めるのも難しい。議論途中で答えを論ずるのも不謹慎だが、おのずと答えは出ていると思っている。

制度を廃止する案では、議員の掛け金がなくなるため、11年度の公費負担は07年度と比べて475億円増加。掛け金の返還やOB議員への支給などが終わるまで、総額1兆3千億円超の公費が必要と説明しているが、それでも、存続案は廃止案に比べ国、自治体の公費負担は当然、大きくなると予想される。

総務省の検討会の議論や与党・民主党内の動きを勘案しても、全国市議会議長会の存続論は多勢に無勢だ。敦賀市議会も全国市議会議長会の一組織、組織内での意見はしっかりと「廃止」と述べ、その議長会の決定は決定として、総務省案や国会での議論経過を静かに見守るべき段階と思っている。

大きな流れは「廃止」にむかっており、さらに後押しと議長会を飛び越えて、総務省に意見書を出すこと、市民アピールも理解できないでもないが、ここは全国市議会議長会の一員でもあり、この段階では静かに推移を見守る、そんな「したたかさ」が敦賀の市議会にもほしいところだ。



【2009/12/15】 | ページトップ↑
介護やペット飼育の覚悟
Date:2009-12-14(Mon)

若狭町の、嶺南地方の2市4町が共同で、駆除した有害鳥獣の焼却施設を若狭町に建設する。嶺南地方で捕獲したシカやイノシシなどを処理し、食肉加工も行う。2011年秋の稼働を目指す。駆除した鳥獣は土に埋めるなどしてきたが、環境面への影響も考慮してのこととか。その深刻さが目立ち始めた。

一方で、ペットブームが続いている。ヨークシャーテリア、ポメラニアン…。ことらも、飼い主が見つからなければ致死処分される運命だ。狂犬病予防など危険防止のため捕獲された野良犬のほか、家庭で飼いきれなくなった犬や猫も含まれている。ペットブームといわれ、犬の登録数以上の倍とも3倍ともいわれる数字が敦賀にも存在するという。その陰で処分されるペットもいる。

ペットはかわいい。だが、いわば伴侶として、終生責任を持って寄り添えるのか。覚悟を定めて飼いたい。行政の仕事も多方面になりつつある。この分野だけは自己責任のはずだが、隣人間の苦情も増えているとか。

師走も中旬に入り、1年を振り返る時期になった。義父がなくなり、女房の介護も区切りを迎えた。4月か、元タレント清水由貴子さんの死。父の墓前、車いすに座る母を傍らに残して、私もショックだった。長年の介護疲れが理由だと報じられた。女房も介護生活が長くなっていたからだ。厚生労働省の調査では、在宅介護者の4人に1人が軽度以上のうつ状態にあるという。介護に明日はないともいうが、深刻に考えると、より深刻になる。

介護も、ペットの飼育も同じに論じることではないが、それなりの覚悟が必要でもある。一方で、行政としても介護に伴う相談や援助、支援などきめ細かい介護に関する行政サービスも必要になる。老老介護も敦賀では増えつつある。これだけは自己責任では、難しい・・・。
【2009/12/13】 | ページトップ↑
原子力立地の正念場でもある・・・。
Date:2009-12-13(Sun)

昨日は民主党福井県連・地域戦略局への要請、昼から市立長浜病院へ見舞い、夜は自転車仲間の忘年会と。時間が流れた。

地域戦略局への要請は、嶺南の原子力立地4市町(敦賀、美浜、おおい、高浜)の原子力特別委員会に属する議員で構成する団体での要請。主に電源立地対策交付金など財政に関すること。民主党政権下、要請の窓口が一本化したためだ。地域のことは地域の県連がまず、要請を受けて優先順位を決めて本部へ要請する。まだ、始まったばかりの制度だ。陳情政治に革命ともいうべきものだが、まだ緒についたばかりだ。

ところで、財政論に限れば、原子力の関係で、4市町の福井県全体への寄与度は格段に大きい。長年、電力移出量は全国一位だ。4市町の財政力指数も群を抜く。それも交付金、補助金もこれまでの貢献度に応じたものである。ところが、民主党政権でこれまでの構造がどう変わるか、まだ未知数だ。

4市町、有効求人倍率1.0を超える雇用情勢は、県下で群を抜く。不景気下、安定した電力産業の産業構造があぶりだされたと言っても過言ではない。

一方、人口減少、少子高齢化の速度は速い。原子力発電所の雇用にもある一定の限度がある。特に昭和50年代に伸びが著しかったために、その時代を支えた団塊世代が多いだけに、4市町の人口動態も年金世代に入る。

民主党政権下、交付金、補助金との国の関係は密接なだけに、国こと、関係省庁との意見交換は重要だ。昨日も嶺南の議員の多くが自民党だからと、地域戦略局でも議論になったが、民主党本部の了見はあまりにも狭い。これまで、ハコモノへの交付金の使い方で問題もあったが、4市町の活力、低炭素社会への貢献度を考慮すれば、増やすことは無理としても、自由度を高め、借金返済など柔軟化は必要にも思う。

人口100万人を切る県を、多い順に、山梨、佐賀、福井、徳島、高知、島根、鳥取と続く。下から数えたほうが福井ははやい。その上、嶺南と嶺北を比べると、高齢化、人口減少の速度は速い。それだけに、今後の民主党県連の対応に期待したい。

今年の漢字で、よく見ると、その中には「辛」(つらい)が含まれている。「新」には「辛」が含まれていると実感させられた1年だった。民主党へと歴史的な政権交代が行われ、日本の政治は新しくなった。事業仕分け、米軍基地の見直しなど新しい試みも行われた。高く評価された面もあるが、地方主権の動きはまだ遅い。中央集権に変わりない。地域の意見を聞く工夫が必要だ。まだまだ辛く苦しい道のりが続くだけに、原子力の立地市町は国への貢献が大きいだけに、工夫と知恵をお互いに出し合う姿勢も大事だ。

忘年会で、今年、私は最高齢だった。自転車も敦賀市内で毎年、健康ブーム、エコか、競技人口も増えている。何事も増える段階は、それほど問題ないが、横ばい、下降局面での対応が問題になることが多い。原子力立地点もこれからも正念場だ。
【2009/12/13】 | ページトップ↑
母子加算復活でみえる敦賀の世相・・・。
Date:2009-12-12(Sat)

今年の漢字が「新」と決まった。「新」のは、新しいという意味と、その裏には、古いものがなくなるという意味もある。この時期の夜汽車には特別の旅情を感じる。かつては、急行「銀河」は東京出張で無理して乗った。時間が合えば、福井発の「能登」もよかった。最近では「能登」が金沢発になり、これもほとんど乗らなくなった。

私の父は、宇高連絡船(高松ー宇野)と急行「瀬戸」を利用して東京出張をよくしていた。背広の内ポケットにはトリスウイスキーが必ず忍ばせていた。急行「能登」は来春にも廃止される。急行「瀬戸」は瀬戸大橋開通で高松発の「サンライズ瀬戸」となって生まれ変わった。

夜行列車には、昼間の車内にはない独特の雰囲気があったそんな車内のくつろぎから、酔っぱらいまで、さまざまだ。なかには、身を隔てる客もある。悩みや悲しみに耐えるように窓の外に目を凝らす人や、言葉少なに向かい合う二人連れ。楽しい旅ばかりでなく、つらさを抱えた急ぎ旅もある。当たり前の人生のひとこまを、夜汽車はしみじみと感じることができる。

前置きが長くなったが、「能登」の廃止とは違い、4月に廃止された生活保護の母子加算が復活し、今月から全国の自治体で支給が始まった。民主党中心の連立政権になって、厚生労働省関係で初の施策実現だ。復活は当然とも言える。

ただ、母子加算は、「最低限度の生活」を保障し自立を支援する生活保護制度の一環として、18歳以下の子どもがいる一人親家庭に上乗せ支給するもの。金額は一人目が月約2万円、二人目以降は月1000円程度だ。

平均年収が200万円ほどしかない母子家庭と比較し、廃止の根拠とすることには批判が強く、各地で減額取り消しを求めた訴訟も起きた。敦賀市内でもシングルマザーが意外に多い。厚労省の調査では、07年の一人親家庭の貧困率は54.3%と、二人親家庭の10.2%を大きく上回っている。景気低迷に加え、一人親が子育てに追われフルタイムの勤務が難しく、賃金が低いパートなど非正規労働を選ばざるを得ない背景もある。先日もある一人親家庭の方から相談を寄せられたが、希望する勤務時間のパートが少ないのも現実だ。

なかには、生活保護以下の収入なのに、持ち家があるなどの理由で生活保護を受けられず、母子加算の対象にならない家庭もある。話を聞いて、不況で、多いのが、平均収入が200万から300万円の集団が多くなっているとの現実だ。経済的に困窮する一人親家庭など低所得世帯に対し、就労や子育て支援、住宅政策など、横断的な相談や対策が求められていることも確かだ。敦賀の世帯数の多さに陰に、一人親家庭の多さがある。敦賀でも所得格差が広がり、それが子どもの数が増えない理由かもしれない。
【2009/12/12】 | ページトップ↑
高齢化社会のコミバス
Date:2009-12-11(Fri)

冬の風物詩イルミネーションが美しい。敦賀駅前は、今年、特に美しい。スリーナインはもうおなじみ。景気やデフレ、沈滞した気分が続く。だが街の光は誰をも等しく癒やしてくれる。イルミネーションの向こうには希望の光とも考えたいが…。昨夜は、あいあいプラザで連合福井の若狭と敦賀の両組織が統合され嶺南地域協議会の結成した。嶺南市を先取りしたものか・・・。

ところで、昨日は、議会の総務常任委員会。条例改正を審議した後、調査事項で市内を走る路線バスのコミュニティーバスを視察。

従来、市のコミュニティーバス5路線と観光周遊バス一路線、福井鉄道のバス8路線の計14路線が運行。一部でコミバスと福鉄のバスが重複する路線があったほか、西浦、東浦など、料金体系も異なり、西浦では立石まで700円を超えていた。コミバスは一律200円、格差が問題になっていた。私も一般質問で取り上げた事項でもある。
全路線コミバスとなり、一律200円で解決。高齢化社会を年間約1億円かけて、市民の足を確保していこうとするもの。市職員の知恵と工夫の結実でもある。ただし、まだ試験運行。

12月1日より、始まった。料金を一律二百円としたほか、重複路線の解消や乗り継ぎの利便性向上を狙って、ダイヤを再編成し路線は計15路線に、便数も167便から180便に増便。試験運行中に利用状況を見て、改善点を検討しながら2011年5月より本格実施を目指す。

昨日の視察で、乗ってみてはじめて気がつくことも多い。市役所から国立福井病院まで、意外に利用者が多い。コースやダイヤがきめ細かく変更されているせいか、時刻表をもって乗車する方も多い。まだ慣れていない方が大半だ。これは慣れるしかない。

利便性を考慮して市役所の担当課で、マイ時刻表を作成してくれる。これまでも100人を超える方が作成を依頼したとか。作成者は残業して頑張っている。

課題も理解できる。ひとつの例が、市役所の停留所の位置、これは防災センターができ、道路の両側にあった停留所が離れてしまった。初めて利用する方には、探すのに苦労する。

また、たまたま、知人が乗り込んできた。以前のダイヤやコースがその方には都合がよかったものが、今回の変更で利用できなくなってしまった。それも仕事との時間があっていたために、今回の変更は改悪となる。万人にベストはありえない。当然、苦情となる。

利便性も料金面でもすこぶる改善した。ただ、運行して問題点も浮かび上がる。市民の苦情もあるようだ。1年半、試行を続けて、ベストに近い路線とダイヤを構築してほしい。高齢化社会で必要な市民の足まで、税金で扱う時代だ。税収は減少するが、行政の重要性が増す時代でもある。市内を照らすイルミネーションも輝きを増した。これも税金だ。
【2009/12/11】 | ページトップ↑
短大と看護学校合併問題に思う・・。
Date:2009-12-10(Thr)

昨日、議会の一般質問の3日目。2日目だったが河瀬市長は答弁で「教育には金は出しても口はださない」「教育費はできる限り確保する」と。ストンと腹に落ちる言葉だ。新任の下野教育長を全面的に支持する構えだ。教育とは本来、市政運営の中でも最重要な分野でもある。教育長も抱負を3日間で丁寧に述べ、角鹿中問題など見解を述べた。地元の話合い路線を打ち出した。今後の運営に期待したい。

ところで、NHKテレビの「坂の上の雲」。今の日本に何が足らないかを教えている。初回は貧乏士族の家に生まれ、後に「日本騎兵の父」と呼ばれた秋山好古が学費のかからない師範学校を経て陸軍士官学校、陸軍大学校へと進む。

苦学しながら将来を切り開こうとする若者。やがてこうした若者が国を支える人材に育った。軍人などに限られていたとはいえ、優秀な人材には貧しくても学ぶ機会を用意した明治政府には「人材こそ国の礎」という認識が強くあった。

不況の中、経済的な事情から進学や学業継続を断念したり、授業料を払えない生徒、学生が増えている。貧困層が増えていることは確かだ。教育格差も所得により広がりつつある。日本の教育の公的支出は少なく、OECD加盟国でも最低レベルだ。巷の現実はここ20年ですこぶる悪くなっている。高校の先生の聞いても熟に行くか、行かないかなど、それだけで学力差が生じているとか。まさに所得格差が教育まで広がっている。

敦賀短大や市立看護学校の合併問題で学生や卒業生にヒアリングしたが、敦賀の看護学校の魅力に学費がある。逆に短大の私立のためか、学費納入に四苦八苦している学生もいるとか。考慮すべき時代だ。高校生の過半数が大学を目指し都会志向も強いが、現実は、これすら実現できない所得層が広がりつつある。

もうひとつ国のデータで注目すべきものがある。男女共同参画社会に関する世論調査結果。「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はないか」との問いに、賛成とした回答が過去最高の42.8%に上った。男女とも20代、30代の過半数がイエスと答えており、この年代の女性では6割を超えているのが目に付く。もはや少子化を当然と見る風潮は社会に根付いている。いまの若者が置かれた閉塞状況の反映のように見える。

民主党は子ども手当や、公立高校の実質無償化、大学生の奨学金の大幅な拡充-を政権公約に掲げていた。方向は納得だが、財政難の中、実現は容易ではない。苦境の若者をどう支えるのか。その中で少子化、所得格差は今後も続くとみている。

地域で高等機関を支えるには相当の覚悟がいる。逆に言うなら、国の任せることもできない時代だ。敦賀短大や市立看護学校の合併問題は、至難の業だが、この時代だからこそ、地域医療、地域福祉、地域活力にもつながる重要な課題だ。それも安易に考えてきたつけが回っている。しかし、ここは踏ん張りどころでもある。

昨日も議論になったが、財源も電源三法の電源立地交付金、核燃料税の活用、広域行政など工夫と知恵の出しどころだ。米百俵の精神は今こそ、必要な時代かもしれない。それには、そうし高齢化社会で、地域に貢献でき、地域で学べる環境整備、改革、魅力の創出など多くの課題が横たわる。それでもやり抜いてほしい。そんな思いだ。
【2009/12/10】 | ページトップ↑
一つのモノや一人の存在が、物事の局面を大きく変えることがある。
Date:2009-12-09(Wed)

昨日は、議会の一般質問2日目、夜は人道の港・ムゼウムのボランティアの忘年会。帰り夜空を見上げると、冬の星座を代表するオリオンは見つけやすい。くっきり冴えて寒い。

今朝は、保温効果をうたった「機能性肌着」を身につける。昨冬、ユニクロの先行品が大ヒット。一つのモノや一人の存在が、物事の局面を大きく変えることがある。ことし自動車業界ではハイブリッド車が劇的に売れた。ゴルフでは18歳の石川遼選手が、人気に加え実力も爆発。史上最年少で賞金王。ゴルフ界を変えるとも。

話を古くするが、昨日の41年12月8日のトラトラ以降、国民は、緒戦の戦果が次々と報じられると興奮に包まれ、やがて「進め一億火の玉だ」の大号令の下、破滅に突き進む。最後に止めたのは天皇の判断だった。いつの時代でも熱狂から距離を置き、自ら信じる位置を保ち続けることは難しい。

日本ではないが、第2次大戦に敗北したイタリアのミラノ。独裁者ムソリーニと恋人クラレッタは銃殺され、死体が広場につるされる。彼女のスカートがまくれ、下着があらわに・・。はやし立てる群衆。と、一人の男がはしごを登ってスカートを直し、ベルトで縛ってめくれないようにした。人権というか、最低限のモラルを守ったとして、これを黙って見守った群衆も、ふと我に返っている。

リトアニアのカウナス領事館の杉原氏は、本国の外務省の「ビザ発給ならぬ」の指示を無視しての発給。5千とも6千ともいわれるユダヤ人を救われ、それも敦賀を通過した事実は、どこにもない歴史の事実だ。いつの時代でも、国の常識というか、普通の判断から距離を置き、自ら信じる位置を保ち続けることは難しい。評価されるのも半世紀もたってからだ。

いま、杉原氏が記念する会館が生まれ故郷の岐阜県八百津町の杉原千畝記念館、.カウナスの記念館と厳しい運営でも頑張っている。敦賀の人道の港・ムゼウムも観光ルートに組み込まれ観光バスが来館するようになった。冬の金ヶ崎は、海風が寒いのか、訪れる人がほとんどいない。本来は冬眠の時期だ。ところが、この12月は忙しい。

話を変えるが12月8日は高速増殖炉「もんじゅ」で起きたナトリウム漏れ事故から14年。かつて、原子力船むつも76年9月の放射線漏れを起こし、14年後の90年に低出力試験を再開している。くしくも、もんじゅは、法定検査がすべて終了し、その後、国や県、敦賀市が運転再開を了承すれば、再始動への条件はすべて整うことになる。

エネルギー研究拠点化の最大の要だ。駅前の広域連携大学、駅前にうわさされるレーザー研究所、白木の研究と展開されるだけに、大げさにいえば、敦賀の未来がかかっているとも過言ではない。もんじゅの事故後、データー上、明確なものは少ないが、人口、景気、雇用とピークから右肩下がりになっている。典型的なデータが一人当たりの酒の消費量だ。もんじゅ再開は、落ち込んでいる敦賀の景気やまちづくりにも活力になる。もんじゅ、がんばれだ!

 
【2009/12/09】 | ページトップ↑
まことに小さな国が・・・。
Date:2009-12-08(Tue)

高校から大学にかけて「竜馬がゆく」から「坂の上の雲」まで司馬遼太郎の原作に夢中になった。NHKで始まったドラマ「坂の上の雲」のクライマックスが、日露戦争。兵力も財力も乏しい「まことに小さな国」が、大国ロシアと渡り合う。日露戦争は、秋山兄弟の活躍だけでなく、高橋是清による戦費調達の成功、武器の進歩、当時の世界情勢など、振り返ると勝因はいくつもあった。それでも世界の目には、番狂わせ以外の何物でもなかった。それだけ難しい環境を勝利に結びつけた。

昨日、議会の一般質問で敦賀短大と市立看護学校の合併問題を取り上げた。非常に難しい課題であることは確かだ。短大の取り巻く環境、財政、少子化とどれをとっても難しい環境だ。逆に、わずか7万人規模の敦賀市で高等機関を持ち、地域の医療・介護・福祉に貢献できる人材育成ができる大学へと改革ができればどうであろう。

嶺南地域、敦賀市は、高齢化が急速に進み、所得格差など広がりをみせている。所得によって大学進学が難しい高校生をかかえる家庭も多くなっている。また、看護師は医師と同様、不足が予想されている。さらに、介護従事者に今後、求められるのは技術と知識を身につけた質の高い従事者が求められている。質が伴えば、それだけ労働条件も高まる。指導者が先を目指し、この難しい課題を克服していくことも大事だ。

敦賀短大、市立看護専門学校を設立当時、わずか7万人規模の小さな地方都市で学校を建てた。当時の敦賀市のスタッフは、使命感に燃え、設立に向けて時間と相当のマンパワーをかけた。10年ほどまえに当時のファイルをみせてもらったが、大学もあらゆる可能性を追求している。それだけに二枚腰、三枚腰の粘りある検討を期待したい。

もうひとつの課題に、舞鶴若狭自動車道の開通も5年後になった。観光客の大半が自動車だ。あるデータによると7割が車だとか。高速道路の休日千円効果も加わっている。素通りされる敦賀市も十分、考えられる。そんな課題を昨日、取り上げた。

話を「坂の上の雲」に戻すが、日露戦争後、舞い上がって国家戦略を誤った結果が、昭和の太平洋戦争の敗北だとも司馬さんは語っている。1941(昭和16)年の本日、12月8日午前7時、「帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」というラジオの臨時ニュース。日本が原爆を落とされることにつながった太平洋戦争の始まりの日である。

昨日のNHKではないが、情勢分析や冷静な判断も大事だ。舞鶴若狭自動車道の開通は、素通りされる敦賀が十分、予想されるだけに、結果論ではすまされない。しっかりとした対応が必要ではないか。JR直流化に敦賀市は9億円をかけた。福井県は68億円、滋賀県は70億円。距離数は比較にならない。費用対効果の判断は難しいが、商業統計は、なんの評価もない。長浜市は、JR直流化で大きく変わった。今回の直流化で琵琶湖環状こと、ネックレス構想を実現し、その後の駐車場対策についてもきめ細かい。直流化3年たって、私には「百両旦那」的な敦賀が見え隠れしてならない・・・・・・。
【2009/12/08】 | ページトップ↑
すべてが縮小方向では・・・・。
Date:2009-12-07(Mon)

忘年会の季節を迎えた。不況下か、これが普通か、盛り上がりには欠ける。とはいえ、町内、職場、趣味の仲間、気の合った仲間と楽しい酒で一年の憂さを、できなければ新年会と。そんな誘いもあるが誘うのもこの季節・・・。

昨日の話ではないが、ここ数年、熱気はいま一つではないか。一人当たりの酒の量も上下を繰り返しながら減り続けている。北陸管内を統括する金沢税務署の平均と変わらなくなっている。管内1位を続けた元気さはない。これが普通かどうかは別にしても明らかに変わった。原因は飲み方が変わっただけではない。活力という点でどうか、

昭和50年代、四国、神戸とわたり歩いてきた私にとって深々と降る雪の中、なぜ、これほどの人が本町という小さな飲み屋街に群がるのか、不思議でならなかった。それも夜遅くなるとタクシーがつかまらない。バブル期の喧噪(けんそう)も今は懐かしい。そのバブル崩壊から20年近くたった。

映画館、パチンコ店、居酒屋、スナック、屋台のラーメンと本町がどう変わったか。私はバブル最全盛期の昭和63年に敦賀を一度、約10年間、離れた。戻って感じたのは、不況に伴う店舗の変化だ。8号線をまたいで地域全体に広がっていた飲食店も明らかに減っていた。飲食街としての規模はかなり縮小した。店舗数も明らかに減っている。国道8号線にラーメン目当てに停車したトラックもほとんどない。映画館はなくなり、映画のスタイルも変わった。

給与のエンゲル係数ではないが、飲み屋に借金ができた時代もあった。独身時代はボーナスの大半が飲み屋の借金返済に消えた。借金で飲む客はよっぽどの常連さんしかないと聞く。

話を大きくするが、国の借金、864兆円。国民1人当たりに換算すると678万円になるという。4人家族なら約2700万円。家が1軒建つ。金は天下の回りモノ。景気が良くなったら返せるから。時代はそんな甘えを許さない。鳩山政権は、自公政権から巨額の借金を引き継いだ。ただでさえ税収が落ち込み、2009年度は新規の借金(国債発行)が63年ぶりに税収を上回る見込みだ。来年度も同様の「自転車操業」状態が続きそうだ。

長く書きすすめたのも高度成長で、人口も増加し、バブルで拡大してきた町、バブル以降、まちの様相も大きく変わったが、交通網の整備、中心市街地活性化と時代に合わせて変わってきているが、基本的には変わっていないようにも思う。

国道8号バイパスをつくり、フェリーは大型化に伴い新港へ。今後も、舞鶴若狭自動車道整備が続き5年後には開通となる。拡大拡張路線か、効率化路線か。岡山の交差点の混雑もめっきりと減った。交通事情もすこぶる良くなった反対に、「賑わい」という活力というか、そんな視点が姿を消していた。

経験のない状況下で、どうまちづくりを進めるか、私も答えがない。数年前より少子高齢化、人口減少の圧力が強くなってきた現在、どうあるべきか、デフレが進行する中で、すべてが縮小方向でいいのか、そんな構図になると、これが負のスパイラル現象か。難しい時代だ・・・。
【2009/12/07】 | ページトップ↑
酒は敦賀の元気のもと?
Date:2009-12-06(Sun)

敦賀税務署に管内の一人当たりの年間の酒の消費量が、税の関係でわかる。北陸3県を統括する金沢税務署管内の中で平成8年頃までトップを続けた。敦賀短大の多仁教授がみつけた。

理由は定かではないが、原子力発電の建設、トラブルと関係するのではないか、との弁。ピークは平成8年のもんじゅ事故後の年。まことに興味深いデータだ。敦賀市の本町の繁栄ともリンクしているのではないか。

北陸3県は全国でも酒量は多いほうだ。酒消費量はここ10年、でこぼこはあるが、右肩下がりで減っている。いよいよ忘年会シーズンに入る。ケーキではなく「酒に別腸あり」とは中国の清時代の書に見える言葉だ。米消費拡大も敦賀の元気の素かもしれない。ただし、飲み過ぎには・・・だが。

話を転ずると、76年前の1933年の12月5日、アメリカの禁酒法廃止が施行されたとか。アルカポネの暴力団の温床ともなった禁酒法だ。抜け道が多いざる法だったため、ヤミの酒が横行し、ギャングを大もうけさせた。あるデータによると、成人は適度に飲めばストレス解消に役立ち、酒を一滴も飲まない人や、大量に飲む人に比べれば死亡率は低い。酒に関する話題は多いが、私自身は失敗談のほうが多い。

現代はストレス社会である。忘年会、新年会、酒には弱いが、酒好きな私にとっては、楽しみなシーズンでもある。何しろ「酒は百薬の長」と・・・。ただし飲みすぎには注意しますが。
【2009/12/06】 | ページトップ↑
窓口の一本化・・・ワンストップ・サービス
Date:2009-12-05(Sat)

市役所の総合案内が好評のようだ。引っ越しで敦賀市に来て「手続きの場所と、手続き方法?」をまずは総合窓口で親切に。嶺南の町役場まで取り入れた。消費者相談も好評だ。多重債務問題は深刻だが、税金の未納や国民健康保険税未納など密接に関係し、家庭によっては虐待問題、介護の問題と複雑にあらゆるものに関係しているだけに、今後とも総合窓口が重要となる。

政府が始めた失業者に職業紹介や生活支援のサービスを一括して提供する「ワンストップ・サービス」が先月30日、全国77カ所のハローワークで試験的に実施された。緊急雇用対策の目玉事業。現状ではハローワークや市区町村、社会福祉協議会にそれぞれ分かれている失業者向けのサービスを一括提供するのが狙い。いずれハローワーク敦賀でも実施してほしいとの市民要望も受けたばかりだ。

あるアンケート結果で、7回以上が全体の2割余りと意外と多かった。敦賀市は原子力発電所の関係か、流入人口と流出人口が多い。核家族が多いのと引っ越しも多い。

わが身を振り返れば、進学や就職、転勤など11回を超える。その都度、環境が変わり、家族が増え、引っ越しの負担の重さを痛感してきた。荷物の整理、荷ほどきの大変さは言うまでもないが、追い打ちをかけるのが住所変更に伴う各種手続きの多さだ。

電気、ガス、水道、電話などの公共サービス、さらに住民登録や運転免許証、子どもの学校…。関係機関それぞれに電話したり出向いたり、その上、引越しの連絡葉書まで。経験者は語るでもないが、とにかくめんどくさい。

経済産業省は10日、失業者対策に続いて、住所移転手続きの不便さを解消するため、「引っ越しワンストップサービス」の実証実験をスタートさせるとか。。インターネットのサイト上で現在と移転先の住所を入力すると、各種手続きが一度に済む画期的なものだ。ただ実験段階ということもあって、対象手続きは電気や電話などの公共サービスが中心。

この種の窓口一本化は、市民にとっては歓迎すべきこと。国、県、市、その上、社会福祉協議会、電力会社まで、運営するほうは、組織体が違うだけに難しい面もあるが利用者にとっては、ありがたいこと。この種の窓口一本化は今後も続く・・・。
【2009/12/05】 | ページトップ↑
敦賀市の産業構造、工業統計を分析すると・・・・。
Date:2009-12-04(Fri)

昨日は、市立博物館とみなとつるが山車会館を訪れた。目的は常設展となった、松尾芭蕉と大谷吉継のコーナーだ。松尾芭蕉ともに、敦賀の俳人も紹介されている。当時の文化度の高さがわかる。それを支えたのが当時の商人たちだ。文化度が高い商人が、手厚く芭蕉を迎え入れている。大谷吉継も大谷刑部の義のイメージもされことながら、敦賀でハード(碁盤の目の道路整備、河川整備)とソフト(商売を任せる)で敦賀町の基礎をきずいていることだ。この時代に、港町の商人たちの基礎が築かれ、その後の俳句などの文化にもつながったとも推察できる。先人たちの功績とその後の敦賀はけっして一時的な敦賀で姿ではないことができる。

原子力発電所誘致は40年間の敦賀の街を支え、産業構造も変わった。景気循環の観点で、敦賀3,4号との関係など探ってみた。

・・・・・産業構造と景気循環・・・・・

敦賀市は原子力発電所など安定的な職場により有効求人倍率は1.0を10月で回復した。全国平均0.5に達していない状況下で特別な存在ともいえる。財政も固定資産税や電源立地対策交付金により恵まれた立場にある。スポーツ施設や公民館などお隣の越前市と比べれば一目瞭然でもある。

一方で、少子高齢化と人口減は全国並みに進む。敦賀市も30年後には5万8千人を割り込む。高齢化率も30%を超え、越前市よりも人口減少、高齢化の進展は速い。理由は、団塊の世代の多さにある。原子力発電所が増えるとも人口増加が顕著であり、私もそうだが、その頃、20代世代が40年近くたった現在、60歳を迎えつつある。

もんじゅ建設が終わり、原子力発電所が抱える雇用、交付金などによる施設建設もある一定幅に落ち着いた現在、人口も停滞から徐々に減少にむかいつつある。団塊の世代のかたまりが、20年後、30年後にどのようになるか、数字上のイメージはつかめても、敦賀市の活力にどのように影響するか、誰も持っていないのではないか。

また、敦賀市財政の豊かさの一方、役所では税金の未納が増え、銀行も借金の返済が滞り、学校では給食費の未納など、市民は実生活で苦しさを肌で感じている方も多い。全国的な傾向でもあるが、敦賀市もけっして例外ではない。所得格差、賃金格差、学力格差も広がりつつあるとの指摘もある。

年末を迎えても、購買意欲は上がらない。豊かさのバロメータかどうかは別にして、一人当たりの酒の消費量は、昭和40年代、50年代、60年代と富山、石川、福井県を統括する金沢税務署で敦賀税務署はトップを維持していた。ちょうど、本町の繁栄した時期とも重なる。平成8年をピークに減り始め、北陸3県の平均と変わらなくなった。平成8年のピークはもんじゅ建設が終わり、平成7年12月のナトリウム事故処理とも重なる。

・・・・敦賀1号機運転開始から40年・・・・・

敦賀市の産業構造も大きく変わった。製造業の従事者は、昭和46年頃をピークに減少にむかっている。反対に昭和39年の敦賀1号の建設以来、ふげん、敦賀2号、もんじゅの建設ともに土木建築業者は増え、もんじゅ建設終わり、公共工事減少と共に減少と共に、減少に転じている。それでも同じ規模の7万人規模の都市と比べると1.5倍から2倍にもなる。

工業統計の製造品売上をみると、越前市の3分の1程度であるが、原子力発電所や火力発電所の電気を製品とすると越前市を上回る。数字だけみると、まさに東洋紡を中心とする製造業の町から40年間で電力や原子力産業中心の町に転じている。

もんじゅ建設以降、敦賀市の景気も全国的な経済環境と重なり、ピークを越え、全体の従業員数、事業所数も減少傾向が強くなっている。原子力発電所による雇用など安定的な就業環境はあるものの、大学、高校生の就職状況を考えると、厳しい状況に変わりない。それだけに、商工会議所を中心とする敦賀3,4号の本格着工の期待は大きい。当然、もんじゅ再開が当面の課題であり、再開によって、研究など新たな事業が始める。

もっと深い分析も必要だろうが、結論を述べると、産業構造と工業統計だけみても原子力発電に支えられた町であり、一方で依存した町にもなっている。

敦賀3、4号建設はこれまでの建設経過をみても簡単に予想することができる。具体的には一時的なピークは人口だけでも全盛期における作業員は5000名を超え、衣食住などで市内の消費を盛り上げる効果を大きい。運転開始後の固定資産税は3号が運転を開始する初年度は40億円を超える。

人口減少、少子高齢化などの課題、今後の敦賀市の経済、雇用、消費など、敦賀3,4号建設との関係が深いだけに、それまでの行政運営をどうあるべきか、国の財政状況を考えると「コンクリートから人へ」となる方向性は目に見えている。敦賀の経済構造を骨太にするためにも、どうすべきか、他市にない大型プロジェクトがあるだけに、産業構造の転換やまちづくり、景気循環など、大局的な視点も大事と思っているが・・。

【2009/12/04】 | ページトップ↑
気比神宮、山車会館などの観光地と舞鶴若狭自動車道との関係は・・・。
Date:2009-12-03(Tue)

昨日は、議会の一般質問の通告締め切り。ひとつにJR直流化と舞鶴若狭自動車道開通を取り上げた。

JR直流化以降、敦賀を訪れる観光客は増えたものの、商業統計など目に見える成果があがっていない。ところが、最近の休日、高速道路千円効果は、高速道路の交通量2割アップもそうだが、各観光地にも自家用車が増えている。それも、遠くは新潟、長野といった遠くから観光客が増えている。さかな町も売り上げもアップしているとか。

敦賀に訪れる客の半数以上は自家用車だ。旅行社に聞くと、バスツワーの観光ポイントを決めるのに、大事なポイントは、その時々の関心事、人気をいかに取り入れるか。例えば、自然でいえば、日本ユネスコ協会連盟が1日に発表されたNPO法人「ウエットランド中池見」が取り組む中池見湿地の記事をみて、読者が旅行社に付け加えたいとツワーに付け加えたいと依頼があるとか。ところが、バスの駐車場がない、道路駐車も難しいと答える。これで敦賀は素通りとなる。

敦賀は歴史、自然ともに素材が多いが、駐車場が少ないのと、駐車しても土産屋などで損をしているというのだ。気比神宮がその典型で神楽商店街にはほとんど観光客は足を踏み入れない。「金を落とす仕掛けができていない」とも話す。

先日も、読売新聞のみなとつるが山車会館の大谷吉継が掲載された。歴史好きな女性が着実に増えている。いわゆる「歴女」である。数多くの戦国武将が登場したNHK大河ドラマ「天地人」でブームに拍車が掛かったのは間違いない。お気に入りの武将の甲冑(かっちゅう)を身の回りの品で模造して着たり、グッズを集めたり、ゆかりの史跡を訪ねたり。さながらアイドルに熱を上げているファンのようなのだが、700億円に上る市場を形成する—とのシンクタンクの試算もあるから驚く。1番人気は真田幸村とか。

敦賀城主・大谷吉継は、どちらかといえばマイナー。「みなとつるが山車会館」で12月5日から、吉継に関する史料を増やした常設展を開設する。グッヅも吉継を「ヨッシー」と呼んでストラップやバッチも職員のデザインによって用意された。

読売新聞が曰く『秋以降、若い女性を中心に来館者が急増中。(中略)9月は464人(前年同月267人)、10月は1238人(同980人)と大幅に増えた。』とある。さらに『常設展では、吉継の肖像画や吉継統治時代のものとされる敦賀の町絵図の複製などの展示を予定。また、吉継が発した命令書や免状の写真も公開することにしている。同会館の須藤慶一館長(61)は「人を簡単に信じられなくなった時代に、義に殉じた吉継の生きざまが共感を呼んでいるのだろう」としており、「吉継の知名度が上がれば敦賀のPRにもつながる。地元の子どもたちが郷土の英雄に親しむきっかけにもなれば」と話している。』と読売新聞は結ぶ。歴史物は浮き沈みがあるが、高齢化社会で迎える中で観光素材は息が長いとも言われている。

話を戻すが、相生、蓬莱町の魚市場、博物館、山車会館、敦賀酒造の中心市街地活性化にしてもポイントは駐車場と思っている。地方で、人口減少や過疎化が進む地域にあたって、観光の視点ではないが、「賑わい、交流」の拠点形成は、高齢化社会で重要な要素とも読んだことがある。

5年後には舞鶴若狭自動車道が開通する。嶺南の若狭地域にとっては悲願でもあった。ただ、これまでもあったように素通りによる寂れは、鉄道の新幹線でも各地で経験している。ストロー効果もあるかもしれない。さかな町の関係者一部も危機感を持っている。高齢化社会で人口減少が進む敦賀市にあって、舞鶴若狭自動車道開通で交通網のインフラ整備がほぼ整うだけに、敦賀としてどう対応するのか、行政としては、ほっておくのも手だが・・・・。
【2009/12/03】 | ページトップ↑
たばこ税減収と宝くじの夢、さらに一般質問の原稿・・・・。
Date:2009-12-02(Wed)

昨日は議会の予算決算常任委員会。景気や健康志向で、市税やたばこ税の収入が減っている。たばこ税はかつて敦賀市でも五億円を超えていたが、今年度は四億八千万円程度、健康面ではよろこんでいいのか、税収面では複雑な問題だ。

たばこ税は市町村に入るが、宝くじの収益は意外にも都道府県に入る。たばこ税は敦賀市の一般会計に入り、市にとって自由に使える。宝くじは夢を買うに加え、収益金の4割が福井県では道路、公園、学校などの公共工事にあてられている。11月24日に年末ジャンボ売り出された。

そんなわけで、たばこは敦賀市内で購入、宝くじは都会ではなく福井県内で買おうとなる。これまで、宝くじは210本が県内であたっているとも。

いつもながら、宝くじ売り場として日本一人気を集めるのが東京・数寄屋橋交差点近くの西銀座チャンスセンター。大安吉日の一昨日は、3列で100メートル以上も並び、2時間半待ちの立て看板まで出たとか。1等が出やすい売り場で買って縁起にあやかりたいのが人情か。・・・・。
税収の仕組みは、複雑だが、税源移譲は民主党がかかげる地域主権の課題でもある。

ところで、宝くじと違い、現実が、少子高齢化、人口減少とこれまでに経験したことのない敦賀市の行政運営は難しい。せめて夢をとも思いをしながら、将来のあるべき姿を考えて、前向きに質問内容を考えたが、・・・。

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12月定例会一般質問要旨を下記に示す。


1.敦賀市の活性化とまちづくりについて
①JR直流化3年の総合評価と今後
・JR敦賀駅の乗降数、観光案所利用者数、周遊バスの利用者数、駅前駐車場の利用者数、山会館・博物館の入館数、気比神宮の参拝数、商店街売上高などの直流化前と直流化後3年の推移がどのようになっているか。その他、直流化前と直流化3年の評価できるデータがあればお示し願いたい。
・これら直流化のデータをもとに直流化の成果と総合評価がどうように考えているのかを伺う。
・この成果と総合評価をもとに、中心市街地活性化などまちづくりに、どのように生かそうとしているのか。また、新たな事業についてお考えがあれば伺いたい。

②舞鶴若狭自動車開通と活性化方策
・舞鶴若狭自動車道の開通を5年後にひかえ、土日の高速道路千円効果の実績や今後予想される高速道路無料化などを考慮し、中心市街地活性化計画、観光戦略、また、敦賀市の活性化どのように考えているのかを伺う。

③駅周辺整備の全体像と財源確保
・エネルギー研究開発拠点化と駅舎改築計画の進展に伴い、駅周辺整備構想にある「賑わい、交流拠点」の形成とは具体的にどのように考えているのか。また、駅前駐車場を中心とするいわゆる、Aゾーン、Bゾーンなど具体的な方向性をお伺いしたい。また、駅周辺整備に伴う財源確保をどのように考えているのかを伺う。

④活性化とまちづくりの課題
・JR直流化3年や若狭舞鶴自動車道の5年後の開通で、懸案であった交通インフラ(北陸新幹線は別にして)がほぼ整い、駅周辺整備と中心市街地活性化計画がほぼ明らかになった現在、少子高齢化、人口減少が進むことが予想される敦賀市にあって、今後の敦賀市の活性化とまちづくりにおける課題と課題克服について、どのように考えているのか、を伺う。

2.敦賀短期大学と敦賀市立看護専門学校の合併について
①敦賀短大の方向性
敦賀短大と看護学校の今後の方向性について、結論で述べられた短期大学における『教育の充実など「地域総合科学科」の実効ある方策を検討』とあるが、市長であり、理事長として具体的な方策をどのように考えておられるのか、を伺う。 

②看護学校の短大化
『教員確保の見通しが立てば、短大化し、短期大学と合併する。』とあり、平成24年度は不可能としているが、しからば目標年度はいつになるのかを伺う。

③合併にあたっての検討と目標提示
『敦賀短期大学、市立看護専門学校の一体化等について、「看護学科」の教員確保や、「地域総合学科」の改廃など、地域ニーズ及び法人経営の効率化を踏まえ、「看護学科」を中心とした新学科の創設等を具体的に検討する。』とあるが、具体的にどのように進めていこうとしているのか、を伺う。今後、合併に関しては数多くの課題と課題克服には困難が伴うことが十分予想されるが、理想とする目標を示すことが、困難があればあるほど大事ではないかと考える。市長として理事長として、理想とする合併と目標年度と経営形態は何か、さらに、今後のあるべき敦賀市における高等教育機関と地域のつながりについてご所見を伺う。

(以上、質問原稿、答弁により第二、第三、第四の質問を考えます。)

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