舞鶴若狭自動車道開通まで5年・・・。
Date:2010-02-28(Sun)

昨日は、午前中は福井市で民主党福井県連の定期大会。午後は、敦賀へ戻り、小浜まで約50キロ、自転車を走らせた。国道27号線を旧道など寄り道しながら走らせるのも楽しい。気がつくのが各地で道路工事が活発に行われているのである。この業界は土曜日は関係がない。中でも舞鶴若狭自動車の工事現場は、小浜まで現在がピークとも思われるくらい急ピッチ進んできた。

ところで、高速道路やバイパス道路は、旧商店街などが衰退させるケースが増えている。8号線沿い敦賀の本町もそうだ。高速バスの敦賀インターやフェリー乗り場までタクシーで行く市民も多いとか。高速道路や国道バイパス、フェリーが地域活性化の起爆剤となることは間違いない。既存国道の渋滞緩和や災害時の緊急輸送など利便性は格段に向上する。しかし、その陰で地元住民や商業者への影響も大きいからである。何もしなければ旧国道沿いの地域は寂れ、素通りという現象が顕著になる恐れがある。さらに言えば、ストロー現象にも波及する。

現にどうだろう。フェリーの旧港から新港移動で、本町の客も減り、国道バイパスの開通により、旧国道への本町へ敦賀ラーメンを求める客も減った。必ず、メリットとデメリットがある。

平成26年に開通する舞鶴若狭自動車道は、小浜、若狭など一部の観光地への観光客の集中、逆に神戸や大阪などに買い物に出かけるストロー現象にもなりかねない。もろ刃の剣となりかねない。無料の高速道路を生かし、ドライバーがインターチェンジで敦賀南部インターなど寄り道する仕掛けづくりなど、知恵をめぐらす必要があると思う。

そこで、観光面を考えると、団体客主体から個人客、小グループ客中心となった観光スタイルの変化へと流れもある。JRというよりも自家用車、観光バスも割合は多い。JR直流化でも青春切符の利用のように安い交通料金に敏感だ。
そんな環境変化と気比神宮や金ヶ崎など、歴史と景観など素材を生かし切れていないのも事実だ。

中心市街地の活性化計画で敦賀酒造の改修、魚市場の観光化、博物館、山車会館の魅力化、さらには、駐車場の確保、道路の改修、電線の地中化など、今後の取り組みと課題も多い。雰囲気を変え、観光地宣伝だけでもバックが日本海だけに観光客は増えるとある方は語る。ある本を読むと、観光のポイントは、「もてなしの整備」「一致団結しての行動」「ハードとソフトのバランス」の3点を挙げていた。

ハード面がそろっても、もてなしの心や観光ボランティアなどソフト面は、一向に育っていない。潜在力を高める努力など、観光地はどこも競争だ。さかな町の素通りも危機感を持っている。これからは、ハード面とソフト面、もてなしなど人の工夫と魅力づくりも必要だ。舞鶴若狭自動車道の開通は、利便性と引き換えに、JR直流化以上に素通りやストロー効果をもたらす危険性もある。
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【2010/02/28】 | ページトップ↑
14年の再開準備
Date:2010-02-27(Sat)

昨日は、議会の予算決算常任員会。朝10時から夕方17時半まで連続の審査は疲れる。それでも3月定例議会の流れが概ね理解でき、議会の議論の論点が明確になる。

ところで、74年前の昭和11年2月26日は、かの有名な「2・26事件」。昨日の県議会で糀谷県議は一般質問でこれを話題とした。大正3年の東京生まれの母は、雪の日の寒い朝の緊張した東京のあり様をよく話していた。東京で急進派の青年将校に率いられた歩兵1400人が反乱を起こし、高橋蔵相ら殺害し、「昭和維新」を掲げた。

事件後、結果は、軍部が権力を握り、戦争の泥沼に引きずり込み、無残の戦争へと突っ走った。2・26事件後9年、敗戦がこの国を大きく変えた。背景は、昭和恐慌、デフレと輸出減で経済は冷え込み、凶作が農村を直撃。企業倒産、身売りや若者の失業があふれていた。

明治維新、昭和維新とも、主役は青年。明治維新は、政権そのものが変わる大きなうねりがあったが、昭和維新は、軍部の上昇部がこれを利用し、政権を握った。歴史上の解釈はいろいろあるが、常に改革、変革の動きの先導には青年の躍動があることは確かだろう。

明治維新を成功とみ、昭和維新を失敗と単純に解釈するほど、歴史は簡単ではない。今、民主党は「平成維新」という言葉を口にするが、226事件当時と似た不況とデフレに苦しむ国民に、まだ先の変革は見えていない。それほど大きなものとも思っていない。ただ、明治、昭和とも「維新」とは、一度起こすと勝手に動き出すと止められない怪物のようなものだ。歴史もしっかりと学びたい。

話題を戻す。今議会の高速増殖炉「もんじゅ」の再開も大きな焦点だが、ナトリウム事故後14年、もんじゅで働く従業員は、原因究明と対策、改造、総点検と技術面と体制、組織の見直しと、繰り返すように再開の準備を行ってきた。国も県も市も、それを確認する作業を繰り返してきた。地域振興という駆け引きでエネルギー研究拠点化もほぼ全容が見えてきた。

この場に及んで、県知事が北陸新幹線など駆け引きに持ち出すようだと、今後の福井県の発展は、どうなるのか疑いたくなる。もんじゅが動いて結果が出て、次への展開があるはずだ。県議会も市議会も特別委員会、本議会で状況確認をその都度、行い議論を繰り返してきた。最終段階にあるに過ぎない。

再開という言葉は重いが、現場での制御棒を抜く作業はそれほど難しくない。それ以上のその後の発電機が動くまでのシステム全体の確かめ作業は14年間の停止だけに難しさがつきまとう。その都度の確認作業と慎重さが必要だ。資源のない国でエネルギーを確保することは、それほど難しい。
【2010/02/27】 | ページトップ↑
市民の率直な声に謙虚になることの重要性・・・・・・。
Date:2010-02-26(Fri)

昨日は議会の予算決算常任委員会。市役所へ、発電所へ、移動はすべて自家用車カリブだ。車の進化は、感覚で味わっている。昔、冬のエンジンスタートには気を使った。35年前、自動車は気難しい道具だった。冬の朝などはエンジンがかかりにくい。チョークと呼ばれるノブを引っ張り、混合気の濃度を上げてからスターターを回した。何度も回したがかからないときもあった、それでもガタガタとエンジンがかかればひと安心。

いまの車には、チョークはまず見当たらない。混合気の濃度はコンピューターが管理している。おかげでエンジンは、冬でも一発で始動する。ブレーキもそうだ。ペダルの踏み加減をセンサーが感知して作動させる。雪道でスリップすると自動的にブレーキを緩める仕組みもある。知らぬ間に電子部門が進歩していたが、私は今、トヨタの走行距離20万キロ越えるカリブに乗っているが、何の不安もない。安全運転には「謙虚に余裕を持って」と昔、教わった。確かに安全は、謙虚さから始まる。

昨日の米国の公聴会のトヨタの社長の「お客様」という言葉が何度も出てきたかが、顧客優先、安全には謙虚に、基本中の基本だがその大事さがしみじみと伝わってきた。

もんじゅ事故後の対応など関係者の反省点は多い。そのために「もんじゅ」も14年の時間が過ぎた。夕方6時、民主党の参議院候補予定者の井ノ部氏を高速増殖炉「もんじゅ」に案内した。6時半頃か、お立ち台から見る「もんじゅ」は、暗闇の中で、私の感覚だがいつもになく小さく見えた。

ところで、こんなことを言っていいのか、その時の状況を把握していないので批判はできないかもしれないが、同じ民主党員としては許せない発言だ。石井一民主党選対委員長の「鳥取と島根は日本のチベット」という発言は、人口、日本海側と共通するだけに、同じような思いを抱く。確かに地域主権の理念が本気なのか疑わしくなる。

そもそも発言は実にお粗末な偏見・誤解であることは確かだ。石井氏は、かつて「東北は熊襲の産地。文化程度も低い」とやった。政治家の言葉は重いものがある。謙虚になってほしい。国民の民主党のへの期待は、そんな低次元の話ではなかったはずだ。ブレーキトラブルのお客に謙虚に耳を傾けなかったトヨタ自動車の米国民、米議会の批判は厳しい。ここぞばかりの米国民の反応だ。

すべて同じとは言わないが、民主主義社会では、マスメディアの反応も大事だが、市民の反応には謙虚にならなければないない。そうでなければ、選挙にも勝てない。もんじゅの再開もない。安全安心という大きなテーマは、市民の声に謙虚になることも重要性な要素だとも思う。トヨタの教訓、もんじゅの14年の教訓もそんな安全に対する謙虚さが大事か、教えてくれたような気がする。
【2010/02/25】 | ページトップ↑
駆け引きより安全第一
date:2002-02-25(Thr)

昨日は議会の3月定例会の初日。高気圧におおわれ晴れ、その上、風が弱かったために気温21度。2月としては過去最も高い気温とか。夕方5時半、自転車を敦賀半島へ向けた。多少の冷たさも感じるが自転車日和、夕暮れも遅くなった。

3月定例市議会の河瀬市長の提案理由説明で注目は、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開が注目の的だ。記者団も多い。「市議会や住民による懇談会の議論を踏まえた上で、県とも協議しながら慎重に対応する」との考えをあらためて示した。

同日の県の2月定例県議会で、西川知事は、もんじゅの運転再開について「県議会での議論をもとに住民の立場から慎重に判断する」と述べた。いずれにしても、原子力は安全が第一、慎重にも慎重という姿勢は重要だ。ただ、最近は地域振興という駆け引きがあまりにも多いのが気になる。

代表質問で、北陸新幹線の県内延伸についても質され西川知事は「あらゆる手段で早期の認可着工を求めていきたい」と述べ、この場に及んで「もんじゅカード」と、よけいな勘ぐりはしたくない。

ところで、長崎県知事選で最後、予想されたとはいえ、民主党系候補が10万票という大差。「政治とカネ」の問題が響きたことは確かだ。小沢幹事長が乗りこんで、新幹線、高速道路と政権党の威光をちらつかせた利益誘導的な話も反発を招いたとも伝えられる。

3年前の参議院選挙で、一説によると最後の決め手が北陸新幹線だったとも、同じ手法を民主党も取ろうとしている。公共事業を票固めに使うのはかつての自民党の得意技だった。遠い将来、新幹線は必要としても今は市民生活そのものが厳しい。ましてや月1500万円、億のタンス預金という金額に、説明責任以前に有権者は冷たいことは確かだ。

選挙における小沢戦略の凄さは肌で感じるが、「政治とカネ」といった田中角栄以来、何度も足元をすくわれたことは、政権与党として肝に銘ずることでもある。国民年金月5,6万円、国民健康保険税の多さと日々の社会保障に不安を抱く市民は多い。消費税が社会保障としての目的税として使われるなら、早期の税率アップもいいという声も多い。

昔と違って国の台所は火の車で、もともと大盤振る舞いはできない。一方で、「コンクリートから人へ」「地域主権」の掛け声と、公共工事優先的な選挙手法も有権者は、矛盾を感じている。私も気になるのは、国会が予算審議に入る前に、公共事業を配分する個所付け方針を各県連に伝え、地域戦略局から各首長に伝えた手法だ。

敦賀バイパスなど当初不安視された道路予算がついた。7月の参議院選挙前には新幹線のある一定の結論が出されるかもしれない。ある一面、小沢戦略の凄さだ。舞鶴若狭自動車道、中部縦貫道など富山、石川の空港、新幹線と比べ、福井県はまだまだ公共インフラが整っていないことも確かだが、有権者が今、何を望んでいるか見極めることも大事だ。

話を戻すと、高速増殖炉「もんじゅ」は、純粋にエネルギー資源のないわが国の国家戦略のひとつだ。その貢献と地域振興は、当然必要な措置であり、その社会インフラが連携大学や各研究施設の計画、予算化が進行しつつある。エネルギー研究開発拠点化への西川知事の政治手法も、結果が表れ、次の段階に入る準備は整ったとみるべきだ。市民が望むのは駆け引きよりももんじゅの安全第一の運転だ。そのための市議会、県議会の議論は大事だ。


【2010/02/25】 | ページトップ↑
思いやりだけでは済まされない国民健康保険
Date:2010-02-24(Wed)

深夜、見だすと止まらない。3時間という時間があっという間に吹っ飛ぶ。寝不足と虚脱感。バンクーバー冬季五輪のカーリング女子で、日本代表の「チーム青森」、一発逆転の絶妙ショットが次々と放たれるから、目が離せない。「ヤー!イェップ!」「ウォー!ウォー!」。「ヤー」は「掃け」。「ウォー」は「掃くな」の合図がやっとわかった。わかった頃には終わりだ。ストーンを投げる真剣な素顔やゲームを組立てる間合いもいい。

10チーム総当たりの1次リーグはきのうで3勝5敗。予選突破はなくなった。相手の石を円からはじき出したり、防御用に手前に置いたり。「氷上のチェス」と呼ばれ、カーリングでは技だけでなく、対戦相手を思いやることが大切とされるとか。ギブアップ後の握手には、負けとはいいながら、思いやりの雰囲気が漂う。

思いやりではないが、この4月には職場でも健康診断が始まる。「はーい、楽にして」と語るとお腹が膨らむ。測定者と測定される側の微妙な笑い。順番を待つ身として不思議な光景だ。少しでもひっこめたいお腹回り。メタボ健診は2年前に始まった。基準は男性が85センチ以上で、女性は90センチ以上。だが、厚生労働省研究班の科学的な根拠がないという指摘もあった。素人の私が考えても首をかしげてしまう。

大柄な人も小柄な人も、同じ基準でいいのか。素朴な疑問だ。それでも、国は並々ならぬ意気込みである。受診率の低い職場や市町村にはペナルティーが課される。敦賀市は健診率が県下最低で厳しい。

国民健康保険財政も一般会計の持ち出しが億を超える赤字。県下、どこの市町も同じだが、敦賀市は収納率が極めて悪い。その上、健診率も県下最低、税金がからむだけに市民性ではすまされない。おなか回りのメタボ健診もそうだが、国レベルの改革も必要だ。私は民主党員だが、国の施策については現場としても疑問な点も多い。政権交代はよかったが、これからが肝心だ。

今日から議会の3月定例会が始まる。

私は市民クラブの代表質問を行う予定・・。
あら原稿だが、素案を示したい。今日の市長の市政方針や予算決算常任委員会の議論、会派の議論を経て正式に仕上げたい。

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市民クラブ代表質問素案
1. 福祉行政
① 子育て支援策
 政府の閣議決定した「子ども・子育てビジョン」は、今後5年間の数値目標を初めて掲げるなど評価すべき点もありますが、子ども手当と児童手当の併用など、肝心の財源の手当てはまだまだ不透明と言わざるを得ません。
そのなかで、「少子化」は個人的な選択の結果というより、出産や育児がしにくい社会状況が招いた側面が大きく、家族や親だけでなく、「社会全体で子育てを支える」とするビジョン理念は、今後の大きな方向性でもあります。これまで本市で取り組んできた乳幼児の医療費無料化、妊婦健診の負担軽減、育児の悩みを相談できる子育て支援拠点拡充をもう一歩進めるべく「敦賀市次世代育成支援対策行動計画」で策定中でありますが、本市の基本的取り組みの方向性を市長としてご所見を伺います。また、国が進めようとしている子ども手当支給を踏まえた上での対応も必要かと存じますが、現段階での対応方針をお伺いいたします。さらに、今後、取り組みが必要とされる幼・保一元化についてはどのようにお考えかをお伺いいたします。
 次に、保育行政に関する市民にニーズが多様化する中で、園児の低年齢化の対応や病児保育など、今後、どのように進めていこうとするのかを市長の御所見をお伺いいたします。

② 高齢者支援策

元気で安心して暮らせる長寿社会の実現を目指すために、今年度予算案でも充実した施策が提案され、今後、あり方について現在策定中の地域福祉計画でも明らかされつつありますが、急速に高齢化が進む敦賀市にあって、介護予防の推進、在宅介護サービスの提供体制の拡充、認知症になっても安心して暮らせるための施策、高齢者の生活を支えるネットワークづくり、さらには、施設介護のあり方など、今後の本市の取り組む基本的な方向性について、市長のご所見をお伺いいたします。

③ 国保の健全化と検診率向上(収納率悪化、恒常的な検診率県下最低)

国民健康保険事業について、今年度、恒常的な赤字体質の健全化に向け保険税の改定を行うとともに、社会情勢を考慮して急激な負担増を緩和するため、低所得者への軽減拡大を図りましたが、これまでの状況と今後の見通しをお伺いいたします。
次に、2008年度の福井県内のがん検診受診率は23.9%と、前年度から1.4ポイント増加し、市町別でみると、池田町が36・8%と高い受診率を誇っているのに対し、敦賀市は8・4%と極端に低く、今年度の状況と今後の国民健康保険財政の健全化と検診率向上に向けての取組みについて、市長のご見解をお伺いいたします。

④ 市立敦賀病院
 市立敦賀病院の中期経営計画において、診療体制や運営規模を適正化し、病床の利用率を高めるといった取り組みが、病院の医師、看護師や職員の懸命の努力が行われ、一歩一歩、着実に成果を挙げていると存じますが、現在の状況と今後の課題についてお伺いをいたします。

次に、夜間や休日に子どもの具合が悪くなった時、保護者の不安や知識不足から軽い症状の時にも病院を受診してしまう、いわゆる「コンビニ受診」が、市立敦賀病院でも増える傾向にあるとお聞きしております。病院勤務医の負担軽減と、地域の安心な小児医療環境の維持のため、群馬県太田市の取組みなど参考に、敦賀市として、市民理解を得る方策を講じてもよいのではないか、市長のご見解をお伺いいたします。


2. 駅周辺開発と中心市街地活性化
① 駅舎改築とバリアフルー化(運営費用、エスカレーター設置、駅デザイン、JRとの関係)
先月、開催された敦賀駅周辺整備調査特別委員会において、市はJR敦賀駅のバリアフリー化に伴う駅舎改築について、各ホームをつなぐ跨(こ)線橋は4メートル幅で建設し、北陸新幹線工事認可後は9メートルに拡幅できるようにして工事を進める方針を示しました。

また、市は、バリアフリー対策として設ける跨線橋の幅として、4メートルと新幹線開通で増加する乗降客量に対応する9メートルの2案を提示。エレベーターは4基、エスカレーターは改札近くに上下用、各ホームに上昇用の計5基設置する案を提示しております。

 JRや鉄道建設・運輸施設整備支援機構との協議で算出した駅舎改築も含めた全体の事業費は、跨線橋が4メートルの場合は約33億8千万円、9メートルの場合は約38億円。市の負担は4メートルで、28億5500万円、9メートルでは新幹線整備として同機構も費用を負担することから21億4500万円となるとの計画でありました。財政が厳しい折、市民ニーズもあり、市財政の負担の軽減やその後の維持管理費などJR西日本との協議を重ねておられますが、建設費はやも得ないとしても、その後の維持管理費を敦賀市が負担するというのは、長浜駅構内はJR西日本が負担するという関係と整合性がつきません。今後、市長とのどのように交渉されるか、ご見解をお伺いいたします。

 次に、新駅舎の設計についてであります。市が建て替えを行う三角屋根の待合室などの交流施設は、東京大大学院の千葉学准教授がカフェやギャラリーを含む斬新な設計となっておりますが、改札から駅長室までのこれまでの駅舎と現状のAゾーン、Bゾーンの関係など景観としてどのように考えておられるのか、市長のご所見をお伺いいたします。

② 駅周辺開発と賑わい形成(Aゾーン、Bゾーンの進め方)
 従来型の賑わい形成は、店舗を多くした商業施設を多く設置する例が多く見られましたが、大半が失敗しております。駅前商店街との関係、連携大学との関係、財政事情とも考慮し、来年度、どのように進めていこうとしておられようとしているのか、改めてお伺いいたします。

③ 観光行政と中心市街地活性化(認可に伴う事業、観光行政の関係、舞若線開通)
舞鶴若狭自動車道との敦賀接続が5年後なり、これを契機に敦賀市内への観光客誘致に対して、駐車場確保や誘致策など5カ年計画のビジョンを持って取り組むべきと存じます。これらを踏まえた、今後の取り組みについて、市長のご所見をお伺いいたします。
次に敦賀接続に合わせて、神戸、大阪からの高速バスの敦賀駅への乗り入れであります。あわせて、東京、名古屋方面からの乗り入れについてもご提案したいと存じます。さらに、直流化に伴い検討された関空特急「はるか」の敦賀駅発着の再度の取組みであります。関西との連携と観光客増加の観点でご提案申し上げ、市長のご所見をお伺いいたします。また、ソフト面の充実では、観光ボランティアの充実も必要かと存じますが、どのように進めていこうとするのか、合わせてお伺いいたします。

④    今後の進め方
認定5カ年で計画事業を進めるのも60を超え、駅舎改築も含め駅周辺整備はこれからは正念場を迎えます。今後の予算、体制など難題が山積しています。そのためにも一元的な推進エンジンと司令塔が大事になってきます。これらを踏まえ、今後、どのように進めていこうとするのか、市長のご見解お伺いいたします。

3. 教育行政
① 角鹿中の今後のあり方
 先月16日の説明会で、2010年度に学識経験者や角鹿中PTAなどで検討委員会を設置し、2,3年度をめどに統合問題を再検討することと、10年年度から2カ年で角鹿中の現校舎の古いままでの耐震補強工事を実施する方針を示しました。耐震補強工事後は耐用年数と10年は持つとこと、検討委員会の結論は2,3年で出すということと、耐震補強で10年は持つということに、矛盾はないのか、また、費用負担と安全安心の観点で教育長としてお考えかご見解をお伺いいたします。

② 小中、中高一貫教育(学力向上、少子化)
近年、6・3・3制を見直す動きがあり、1998年の改正学校教育法が成立して公立での設置も可能となりました。少子化や学力維持向上や地域との関係で、小中一貫教育や中高一貫教育も敦賀市内でも導入を検討すべきではないか、教育長のご見解をお伺い致します。

③ 図書館のあり方
 敦賀市立図書館は、市民の財産であり、文化や芸術分野の維持発展の意味からも中核的な存在であります。近年の利用者数、蔵書数や毎年の予算額を調べてみますと、市民の一人当たりの蔵書数は県下市町で最低であり、予算額も年度のシーリングに応じて、県下最低を継続しております。私は予算額に言及するものではありませんが、今後の市立敦賀図書館をあるべき姿をどのようにお考えなのか、次に、敦賀らしい特徴ある市立図書館をめざせないか、教育長のご所見をお伺いいたします。


4.公共施設の耐震化と施設維持
本市には、まだ市役所、男女共同参画センター、市立体育館など、まだ耐震化が行われていない公共施設があります。また、昭和50年代の電源三法交付金の導入や人口の増加に対応して、文化センターやプラザ萬象、総合運動公園など多様な施設を短期間に整備されてきました。今後も駅舎改築、松原公民館など未整備施設は残っているものの、敦賀市の施設水準は、他市との比較では相対的に相当高い水準にあります。
 しかし、今後の急速な少子高齢社会への変化を展望すると、必要な施設をしっかり維持していくためには、耐震化はもちろん、公共建築物の数の縮減、その上での既存公共建築物の長寿命化・延命化による有効活用が重要です。新しい施設を建設する場合、それと併せて、他の施設との再編や廃止、利活用等、効果・効率面や財源創出面からの検証を行なう必要があります。
 また、これまでのように全ての施設を税で整備するという手法によらず、どうしても必要な施設は、民間を活用した多様な整備手法を研究し、導入する必要があります。施設によっては、PFI方式の導入など、民間手法で対応するという手法も必要です。
今後、「公共施設の整備方針」を策定し、老朽化が進む施設の維持や予算の平準化など、個別の施設について、市民との情報共有を図り、市民の参画を得て、具体的な検討を進めていくことが重要と考えますが、市長のご所見をお伺い致します。

5. 敦賀短大と看護学校の合併
① 進め方(準備室のあり方、嶺南広域との関係)

 市立看護専門学校と敦賀短大の合併について、先月5日にその方針を市長よりお伺いし、市民クラブとして、その方針に概ね評価し賛同をさせていただきます。今後の具体的な進め方について、嶺南広域行政組合との関係や教授をはじめとする教職員の募集などどのように進めていこうとするのかをお伺いたします。

② 敦賀短大の残した財産
 次に、敦賀短大にあった日本史学科、その後の地域総合科学科で培われた人的資源や明らかにされた敦賀の歴史資産は、有形無形にかかわらず敦賀の財産であり、今後のあり方について市長としてどのようにお考えか、ご所見をお伺いたします。

6. エネルギー拠点化ともんじゅ再開
1970年(昭和45年)3月14日に敦賀1号機が運転開始以来、原子力発電所が敦賀市の雇用、経済、市の財政など日々の暮らしになくてはならない存在になっていることはいうまでもありません。さらに、高速増殖炉「もんじゅ」も将来の日本のエネルギーを支える一大プロジェクトとして、今日を迎え、敦賀市においてもエネルギー研究開発拠点化に伴い連携大学の設置など、もんじゅの運転再開と密接に関係しております。もんじゅ運転再開とエネルギー拠点化の発展性について、市長のご見解をお伺いいたします。

以上
【2010/02/24】 | ページトップ↑
「ふーふーふー」の日
Date:2010-02-23(Tue)

ネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は便利がいい。昨日の2月22日を調べると、「猫の日」と「おでんの日」。猫の日は「ニャン、ニャン、ニャン」と読めるからと。「おでんの日」も「ふーふーふー」と文字通り簡単でいい。まして今年は平成22年で「ふー」が五つ並ぶ。この時期のおでん屋はいい。カウンターに座ったら、長方形の大きな鍋の湯気の向こうに、「とうふ」「ふき」「つぶ貝」「大根」「里いも」「ロールキャベツ」「すじ」・・・・昨夜は「元送電屋」と称する古い友人と「おでんと熱燗」で過ごした。

ところで、テレビではジャンプ団体で5位となかなか結果が出せない。演技中に靴ひもが切れたフィギアの織田選手は、試合前から切れていたが替えなかった。靴の締まり具合が微妙に変わるのを避けたという。世界を舞台に闘う繊細な感覚には驚かされる。

コンマ何秒、距離にして数センチのせめぎ合い。持てる力を存分に発揮する一方で、わずかなほころびから勝利を逃す。自信が過信を招き、不安がほどよい緊張を生むこともある。歓喜と落胆のコントラスト。まぎれもない生身の人間の躍動に心が揺さぶられる。勝負の世界は厳しいが、当たり前のように着実に、何もないことが最善の職場もある。

2月22日の昨日は、西川知事が県庁で原電の森社長と面会し「敦賀1号機の平成28年までの運転継続を了承する」と正式に伝えた。敦賀1号機は、3月14日で運転開始から40年を迎え、国内の原発が40年を超えて運転を続けることを地元の自治体が受け入れるのは今回が初めて。3月14日は大阪万博の開始の日でもある。

原電敦賀1号機は、「はじめて」が常につきまとう。1970(昭和45)年3月14日早朝、連続100時間の連続運転に成功し、若狭幹線で千里丘陵の万博会場にも送られ、「原子の灯」が開会式に間にあった。発電所のことばかりが話題になるが、この時の送電線の若狭幹線の工事がないと万博への送電もなかった。目立たないが電力は、各分野の総合力の結果が電気だ。

電力には大きく「発電」「送電」「配電」という分野に分けられる。「送電」は高さと重量もあり、まさに「男職場」、いまも変わらないが、雪深い山の尾根で勝負というより、着実に仕事をこなすことが使命。

「ふーふーふー」と汗だくの仕事後の「おでんと熱燗」と・・・「当たり前の仕事には緊張と緩みが大切」と、当たり前の会話をしながら時間が過ぎた。
【2010/02/23】 | ページトップ↑
二枚腰、三枚腰の工夫がほしい敦賀・・。
Date:2010-02-22(Mon)

懐かしいというか、どこか自分とも重ねた部分もあり、どにでもいそうなおっさんだが、私に焼き付いている役者が藤田まことさんだった。小学生の頃、テレビをつけると「てなもんや−」の放送。開始は1962年というから、ちょうど10歳の頃だ。「当たり前田のクラッカー」といったギャグは頭に染みついている。確か、その後、視聴率が低迷し、番組が打ち切られると、藤田さんは地方のキャバレー回りに出ていた。

私が神戸の夜の街でアルバイトをしていたときに藤田さんをまじかに見させていただいた。歌手と司会を兼ねて観客を魅了していた。絶妙の笑いを誘うタイミングは、キャバレーという世界でも絶品で、歌も歌手以上にうまかったように思う。背の高さとタキシードが似合っていた。何か違う役者を藤田さんに感じたものだ。

定かではないが、身内の借金も背負いこみ、人生の酸いも甘いもかみ分けて、背中の演技で勝負する。そんな本物の「仕事人」だったように思う。勤め先の奉行所に行けば「昼あんどん」とバカにされ、家に帰れば嫁やしゅうとめにいびられる。この部分は、当時、境遇が似ていただけに、自分の身に置き換えて楽しくみていた。

その裏で、裏の顔はすご腕の殺し屋として悪人どもをクールに切り捨てる。「必殺仕置人」の主人公・中村主水は頼もしかった。この二面性は、よかった。もとろん、「はぐれ刑事純情派」では、ペーソスと人情味あふれる渋い役も絶妙だった。

話を飛ばす。これも残念というか、再度、書くが、本州の宇野(岡山県玉野市)と四国の高松を結ぶ「宇高航路」が廃止される。高松市の国道フェリー、四国フェリーの就航2社が撤退を決めた。瀬戸大橋の開通と高速道路の割引や景気低迷で、経営環境の改善が見込めないためで、廃止は3月26日の予定。1910年、旧国鉄による宇高連絡船の運航開始以来、四国と本州を結んだ直通航路は、100周年の年に力尽きた。これも大学の造船実習で三井造船玉野に3カ月、この国道フェリーで通ったことがある。

わずか一時間の航路だが、藤田さんのように、苦しいながらも、経営改善、工夫、料金見直し、サービス向上と工夫を重ね生き延びてきた。1日計100往復を運航していた。だが、燃料費高騰に加え、昨春から始まった高速道路の「千円乗り放題」が、経営にとどめを刺した。土、日、祝日の高速道路料金を引き下げたのは、前の自民、公明連立政権である。「100年に1度の不況」を受けた経済対策だったが、一方では衆院選を控え、高速道路の全面無料化を公約に掲げた民主党への対抗策でもあった。

現在、鳩山政権は、高速道無料化政策を大幅に後退させたが、敦賀にも、フェリーやJR西日本も苦しんでいる。苦しむ分野への政策的配慮も欠かせまい。大きな改革の際、特定の人々に負担を押しつけないセーフティーネット(安全網)を設けるのは当然だ。「千円乗り放題」の政策に、そんな視点はなかったのだろうか。これから改革を進めるという鳩山政権にも、同じことが言える。

一方で、敦賀市でも工夫も必要だ。観光を受け入れるなら市内の駐車場は、そろうようでそろっていない。舞鶴若狭自動車の敦賀接続での素通りをどう防ぐか、逆にどうこれを利用するかだ。粟野のスマートインターの具現化もその一つだが、大阪、神戸からの高速バスのJR敦賀駅発着もその一つだ。

もうひとつは、直流化事業化、当時、関空特急「はるか」のJR敦賀駅発着も発案されていた。今、関空からの京都発着と一日一回の米原発着も北陸からの客も多い。今一度、考えてもいい案と思う。藤田まことさんではないが、二枚腰、三枚腰で人生を歩んだ役者だましいは参考になる。それほど地方は厳しい時代だ。その粘り強さが敦賀にもほしい。
【2010/02/22】 | ページトップ↑
合併の問題はまだまだ先だ。
Date:2010-02-21(Sun)

昨日は、午前中は代表質問の準備、午後は、糀谷県議の気比史学会の聴講、夕方は温水プールと友人との語らいと時間が過ぎた。気比史学会の裏テーマは、少子化と人口減少、多仁教授は市町村の合併により失われるものは多くあるが大事な「文化」を失ってはならないと強調する。その通りだ。お隣の滋賀県では合併が進み高島市、長浜市と敦賀市も稜線で囲む。

私が市議になって11年、1999年から全国の地域で続いてきた「平成の大合併」が終幕が近づいた。本年度末のこの3月で時限立法である現行の合併特例法が期限を迎える。この政策は見事に成功した。結果が示している。この10年で、3232あった全国の市町村は1730とほぼ半数、46.5%の減少となった。

嶺南でも若狭町、おおい町が誕生した。合併の背景にあったのは国と地方の財政危機だ。嶺南では、原子力立地と隣接が影響してか、財政格差など課題もあり、合併はそれほど進まなかった。小泉政権下、国と地方の税財源を見直す三位一体の改革で地方交付税を減らす一方、合併する自治体には合併特例債(国が7割支援)の発行を認めるなどして合併へと導いた。財政難にあった県内を含む全国の自治体は、強い危機意識から、国・県などの手厚く、さまざまな財政支援のある政策に乗った自治体を流行のように導いた小泉元首相は結果を見事に残した。

合併により自治体の行財政基盤が一定程度強められたが、県内の坂井市、越前町、南越前町、若狭町など大きく改善はしていない。合併の目的だった少子高齢化社会に対応した、地方分権の受け皿としての機能や基盤は十分強化されたかどうか疑問も多い。

水面下では敦賀市もお隣の美浜町との合併の話もあったが、美浜町議と話す限り、今はその気運にない。合併自治体や住民に話を聞いても、合併のメリットが伝わってこない。合併の評価はまだ先だとも思う。民主党政権になっても、国から地方への権限、財源移譲は進んでいない。

福井市と合併した旧越廼村や旧清水町の元村議や町民に意見を聞いても、首長などの特別職、議員の削減により人件費の減少効果はあったかもしれないが、越廼村、清水町にあった文化などどうなるのか不安だとも答える。合併自治体中心部と周辺部の格差に不満があることは確かだ。

若狭町の旧三方町、旧上中町の合併による消防組合の行方はまだ定かではない。若狭消防組合と敦賀・美方消防組合の合併も時間の問題と思われたが、話が進んでいない。なお課題を残している形だ。

合併特例法の期限切れるが、民主党政権の国は特例法改正案で合併への交付税優遇は継続する方向だが、積極的関与はやめ、自主的合併に軸足を移すとか。一方、人口1万人未満の小規模な自治体は対応も難しい。お隣の美浜町はいずれ1万人を割る。基礎自治体での少子高齢化は懸念材料をほっておくことも問題だ。いずれにしても合併に関する問題は、まだまだ課題が多い。美浜町との合併、嶺南一市構想などまだまだほど遠いと感じるが・・・・。
【2010/02/21】 | ページトップ↑
高速道路の無料化や開通に敏感でなければならない。
Date:2010-02-20(Sat)

「1000円高速」は、各地で影響を与えている。高速道路敦賀インターの利用者も2割から3割増えた。一方、JR敦賀駅の休日は1割減と厳しい結果も考慮しなければならない。フェリーの乗降客にも影響を与えているとか。ただ、長距離というのが幸いしている。

私の故郷では、時代に波とはいえ、大きな変化があった。「宇野―高松」の本州と四国を結ぶ大動脈の最後の砦のフェリー会社が、3月下旬での撤退を表明した。1910年に旧国鉄が連絡船を就航させ、瀬戸大橋の開通でこの宇高連絡船(宇野ー高松)が姿を消した。

今回のフェリー撤退で100年続く海の道が、姿を消す。瀬戸大橋開通と1000円効果は地元の交通網に大きな変化をもたらした。

敦賀港のフェリー、JRの鉄道の街、敦賀にとっても、流れの変化に敏感でなければならない。関係ないかもしれないが、JRの港線の休止からもうはや1年。線路に赤錆が出て、もはや使うことができるか。温暖化ガス排出量の観点で、鉄道輸送はトラック輸送より排出量はずっと少ない。フェリーへの補助制度も県と共同で行われている。

全国で高速料金の1000円効果はドライバーに定着してきた。フェリー業界は一部を除いて大半が苦戦続きだ。船や鉄道、バスなど、公共性が高く二酸化炭素の排出が少ない分野で打撃を受けた。JR西日本も厳しい経営環境が続いている。

国策と民間会社との関係は、この不景気だけに厳しいものがある。長々と書いたが、舞鶴若狭自動車道の「社会実験」の無料化が6月にも始まる。ただとはうれしいし、人出も増えるだろう。神戸、大阪の観光客も増えるだろう。今後、どうなるのか、この実験は、副作用も含めてよく見極めは大事だ。

小浜―敦賀間の高速道路開通も後5年と近づいた。これも交通網に変化をもたらす。敦賀に好影響が出るよう準備も大事だ。
【2010/02/20】 | ページトップ↑
混迷の中で原子力が鮮明となる敦賀市22年度予算案・・・。
・・・迫力のない党首討論・・・・

ビデオで、先日の鳩山―谷垣党首討論をじっくり見て、迫力に欠けた。谷垣党首の自民党の追求が弱いとか情けないという話ではない。正直、日本の政治、経済が今後どういう方向に進むのか、確とした姿が見えない。混迷の度合いが強まっている。敦賀での巷の声も民主党政権の期待も、失望感という声が強いと感じる。

NHKなど世論調査では鳩山内閣に対する不支持率が高くなっている。「政治とカネ」問題がずっと尾を引き、政策論争より政治資金の法律違反や道義的問題が国会審議でも前面に出ている。

景気をどう回復軌道に乗せるかなど、経済政策をもっと議論すべきなのに、これでは国民の不満と不安は解消されないだろう。デフレ経済をどう好転させるか政官民で頭を悩ませているが、即効薬は見当たらない。

敦賀に戻った若者の就職もパートはあるが、正規の職が意外にない。日本のトップメーカーといえるトヨタ自動車のリコール問題も、雇用や産業にも敦賀にまで暗い影を落としている。

困った事態である。混迷からどう抜け出るか。政治家も経営者も国民生活の安定と向上を最優先に考えて謙虚に柔軟に対応する必要があるのではないか。その中で敦賀市の市民生活を考える視点は大事だ。

・・・・慢性的な市立敦賀病院の医師不足・・・・

話を巷に据えると、雇用や不景気に加え、街中での話は、市立敦賀病院の賠償問題から医療のという関心も市民には高い。「医療崩壊」を背景に、医療機関に支払われる診療報酬の全体が10年ぶりに引き上げられたのを受け、病院の入院医療などに重点配分したのが特徴だ。勤務医不足に一定の歯止めがかかることを期待したいが、まだまだ市立敦賀病院の医師不足は解決していない。

診療報酬全体の引き上げで得られた医科の原資は約4800億円。このほとんどを、急性期の入院医療に手厚く配分した。救命救急病院の入院料加算を増やし、早産などリスクが高い妊婦の出産に対する報酬も高くした。市立敦賀病院の救急の果たす役割は大きい。しかし、評価も様々だ。

こうした分野は激務の上、訴訟など患者とのトラブルも多い。もともと医師が不足していたところに、若い医師のなり手も減るという悪循環も起きている。診療報酬上の評価が上がれば、現場が変わると言えるが、地方の病院までいきわたるか、長い目で見るしかない。

今回の診療報酬改定は、医療再生を掲げた民主党中心の政権にとって初となったが、10年ぶりの引き上げとはいえ、財政難から0.19%増と小幅に終わった。無駄を省いて医療費を増やすことが難しい。今後も高齢化は急速に進む。今の医療費で支えきれるのか、医療の質は保障されるのか。医療の将来を見渡した負担論議も必要だ。

・・・・雇用や景気が不安の中での敦賀市22年度予算・・・・

この中で、敦賀市の平成22年度当初予算案を考えようと、キーボードをたたくのだが、前置きが長くなりすぎた。今日は、短めに特徴を書く。今年度より6%増え、5年ぶりに250億円を超え。

予算規模が大きくなったのは、発電所のある自治体に国から交付されるいわゆる「電源三法交付金」が20億円余りと、前年度の2倍近くに増額される見通しになったことが背景。敦賀3、4号機の本格着工を見越した交付金の増額、来月で運転開始から40年となる敦賀1号機に対して、新たに1億円が交付。いずれも前提条件ははっきりしている。

連携大学などエネルギー拠点化も、もんじゅあってのまちづくりだ。不景気の中、雇用や景気が原子力に支えられた町だということが鮮明にもなる予算案だ。地球温暖化対策など敦賀の役割も大きい。それだけに、敦賀1号、もんじゅ、敦賀3,4号と手続きも、市民理解も大事になる。

また、着実に増える社会保障費、子育て、介護、医療など、不安が増す中で、少子高齢化や人口減少など敦賀市全体の経営をどうするのか、そんな視点も重要となってくる。
【2010/02/19】 | ページトップ↑
もんじゅ再開、敦賀1号機延長と重要な判断が迫る・・・。
Date:2010-02-18(Thr)

昨日は、議会の議会運営委員会。一般質問が、理事者と議員の一問一答方式が正式となるため、議場で、正面の議員の質問席を設ける。このため、約100万円が計上されている。

その後、会派の打ち合わせ。3月議会の議案書を読みながら、代表質問を考える。22年度の当初予算だけに事業も多く、駅舎改築、中心市街地活性化と、今後の敦賀の顔となるだけに、大事な議会だ。議案にはないが、3月議会中、もんじゅ再開、敦賀1号の延長と市長の最終判断となるだけに区切りの議会の議会ともなる。

話をがらりと変えるが、バンクーバーのカーリングは惜しかった。ついつい見てしまった深夜3時間。みる方も疲れる。ところで、バンクーバーが桜の街だとは知らなかった。80年ほど前、日本から寄贈されたのをきっかけに、いまや3万数千本が市内を彩り、3〜4月には桜祭りが開かれるという。

その桜が今年はもう咲き始めている。冬季五輪のニュースで知り驚いた。雪が不足し、雨が選手たちを悩ませる記録的な暖冬。環境との共生がテーマの五輪開催地で、皮肉にも地球温暖化の現実を見せつけられる。1カ月も早い桜の開花は手放しで喜べない。切り札とも言える原子力も一歩一歩が大事だ。

話を戻すが、敦賀1号機が3月、国内の原子力発電所としては初めて運転開始から40年を迎える。西川知事は昨日、直嶋経済産業大臣と面会し、運転継続にあたっては安全性をより慎重に確認するよう求めた。これに対して直嶋大臣は、要請を受け入れる考えを示した。次の段階は、敦賀市長から市の意向を聞いた上で、県としての判断をしめすという。最終段階に入る。

もうひとつは、一昨日、国の原子力安全委員会は、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開の妥当性を審議している「もんじゅ安全性調査プロジェクトチーム(PT)」の第6回会合を東京で開き、運転再開を容認した経済産業省原子力安全・保安院の総合評価結果をおおむね妥当と判断した。ただ、最終的な結論は明日の会合に持ち越した。これも持ち上げ、原子力安全委員会の本委員会で、認めれば、運転再開に向けた国の手続きは終了する。その後、県、市の判断となる。敦賀の経済、雇用、財政に大きな影響を与えるだけに重要な判断を願うのみだ。
【2010/02/18】 | ページトップ↑
角鹿中学校の今後のあり方・・・。
Date:2010-02-17(Wed)

日経新聞をときたま読む。昨日の社説は、消費税率の引き上げを含む税制の抜本改正の論議を、3月にも政府税制調査会で始めるとの方針を評価し、さらに野党との共同議論をすべきとの展開。負担を伴う論議は選挙を意識し何度も先送りされてきたつけが回ってきたのではないか。

財務省によると、国と地方を合わせた長期債務残高は10年度には862兆円程度に膨らみ、GDP比で181%になる見通しだ。先進諸国はおおむね50~80%というから借金体質は際だっている。同じ財務省が、2年ほど前、財政破綻をした夕張市の借金より、はるかに悪い状態と、堂々と語った。

敦賀市の地方債残高は2008年度末で287億円。積立基金残高は164億円。県内でも良好な財政状況だが、日本や福井県の財政状況を考えてもできるだけスリムにしておくことは大事だ。

今後、駅舎改築など駅周辺開発などインフラ整備が続く中、第一番に気をつけておかなければならないが、財政債務だ。

昨日は、角鹿中学校の今後のあり方の具体的な方針が教育委員会より議会に説明があった。現状は、50年前に建設された校舎で耐震性が基準を満たしていない。今後の生徒減少を踏まえて、気比中学校の合併が提案されたが、PTAや地元理解が得られず、北、中郷及び東浦地区からは、角鹿中の存続と現在規模の建て替えが要望が提出されている。

これらを踏まえ、教育委員会からは、ふたつの提案があった。ひとつは、敦賀市全体の中学校のあり方を検討する委員会の設置。ふたつは、耐震不安に対して、安全安心の教育環境を整えるため平成22年度は、耐震性が整った仮校舎建設と、平成22,23年度かけて、現在ある校舎の耐震性補強を行うというもの。

ひとつ目の提案は、700人を超える粟野中学と200人を割る角鹿中の現状を考えれば、再度、検討を重ねて結論を出すというのは、私は賛成だが、ふたつ目の老朽化進む校舎を耐震工事だけで問題を先送りすることがいいのか、私は疑問をもっている。

耐震工事だけで、億を超える工事費がかかるだけに、問題の先送りで対応しようとする姿勢に疑問が残るからだ。継続的に話合いを進めるのはいいが、いずれ建て替えか、合併か、あるいは、その他の方策があるのか、先送りは、安全安心の教育環境提供も大事だが、財政事情から許されるといえども、けっしてよくないと思っている。
【2010/02/17】 | ページトップ↑
議会と民意の食い違い・・・・。
Date:2010-02-16(Tue)

滋賀県のニュースはほとんど入ってこない。考えさせられる事態が起こっている。滋賀県安土町で議会のリコールが一昨日、成立した。町長のリコール、出直し町長選に続いての合併反対の意思が示されたが、来月21日の近江八幡市との合併は覆らないことになっている。地域主権を主張する政府と言いながら、手続きがすんでおり、立ち止まることはできない。住民の意思が食い違う不思議な事態が起こった。考えさせられる。

詳しく述べると、隣の市との合併を推進する立場を取る安土町の町議会に対するリコール・解散請求の是非を問う住民投票が14日行われ、解散に賛成する票が過半数を超え、議会は解散させられた。

14日の住民投票は、議員の多数が合併を推進する立場を取っていたため、有権者の3分の1を超える署名を集め解散を求めたことから行われたもの。

開票の結果、有効票5630票のうち解散への賛成が3044票、反対が2586票で、賛成票が過半数を超え、町議会は町民によって解散させられた。

ところが、安土町と近江八幡市の合併は地方自治法に基づく手続きがすでに終了しており、住民投票の結果にかかわらず、来月21日に新しい近江八幡市が誕生する。解散に伴う安土町議会議員選挙は、それまでに行われる見通しで、新たに選ばれた町議会議員は、合併に伴う特例でそのまま新しい近江八幡市の市議会議員になる。

民意と議会の判断が食い違う結果は、議員も考えなければならなかった。それを、地方自治法は、民意と違う議会を解散させる手段を持っている。が、合併は手続きが済んでいる。住民にはどうすることもできない。まだまだこの国は、中央集権だ。地域主権とはなにか。考えさせられる。

前置きがながくなったが、昨日は議会の敦賀駅周辺整備調査特別委員会。JR敦賀駅のバリアフリー化に伴う駅舎改築について、話し合った。駅舎については、市民に意見をよく伺うが、十人十色というくらいに違う。

バリアフリー対策として設ける跨線橋の幅として、4メートルとする案と新幹線開通で700名程度の乗降客量に配慮した幅9メートルの2案を提示した。これにエレベーターは4基、エスカレーターは改札近くに上下用、各ホームに上昇用の計5基設置する提案だ。

改札から駅長室は、JR西日本の考えで改築することはできない。敦賀市が市税をつかって、交流施設と称する待合室、便所などを含んだ駅舎の一部を改築する計画だ。

全体の事業費は、跨線橋が4メートルの場合は約33億8千万円(市負担28億5500万円)、9メートルの場合は約38億円(市負担21億45万円)となる。

ただ、純然たるバリアフリー化にかかる工事費(エレベーターと跨線橋)は約6億3千万円で、市の負担分は6分の1の1億500万円となる。

ここは判断が難しいところだ。5本のエスカレータを設置する案とエレベーターだけの純然たるバリアフリー化との建設費比較だけでも10億円を超える。その後のエスカレーターの年間管理費用約1500万円(電気代も含んで1本年間約300万円)を市負担となると、財政運営が厳しくなることが予想される中、市が示す案がいいのか、判断に迷うところだ。

もうひとつの判断は、新駅舎のデザインだ。概ね良としたいが、旧港にある三角屋根のそりあがる倉庫群を模倣して、背景にある山並みとの調和を外観とし、内部は空間をたっぷりとり、中二階にはカフェ、便所の横にはギャラリーを設ける案だ。デザインは斬新と感じる。が、問題は空調など維持管理費だ。概算で以前に年間約1000万円という数字があった。今後の市税の持ち出しとなるだけに駅舎建設費10億円(仮駅舎含む)と同様、検証が必要だ。また、全体の調和がどうか、駅は市のシンボリックなものだけに、景観も大事だ。

私としては、市の提案は概ね良としたいが、デザインと全体の景観など、まだ釈然としていない。JR構内にある5本のエスカレターの維持管理費が市負担となれば、概算だけでも駅舎を入れると年間約2500万円となる。市民が使うものだからと理由もあろうが、今後の敦賀市の財政負担となる。釈然としていない。市民の望むことと、今後の財政負担など、難しい判断が求められる。リラポートで経験させられたデザインとその後の赤字の教訓は大きいだけに、慎重に考えたい。

【2010/02/16】 | ページトップ↑
寛容のバンクーバーともんじゅ再開・・・。
Date:2010-02-15(Mon)

昨日は、穏やかな薄日のさす寒い日。それでも太陽の暖かさはうれしい。午前中は立石までの自転車と温水プールを楽しんだ。午後からは、福井で民主党県連の常任幹事会と幹事会。今月27日自治会館で定期大会を開催する。参議院議員候補内定者の井ノ部航太氏も今月末までには民主党公認が得られるとか・・・。

・・・・・寛容とゆとりのバンクーバー・・・

ところで、カナダの国土面積は日本の約27倍。人口の2割近くは外国生まれの移民1世、という。日本人も4、5世と多い。多くの移民を受け入れ、「人種のモザイク」とも呼ばれる多民族国家の包容力のようなものを感じさせた開会式だった。カナダ第3の都市バンクーバーは「世界で最も住みやすい街」として知られる。

国土の広さはあるが、三十数年前、私が訪れた時も、電線の地中化や歩道、車道、自転車道の色識別の豊かさとゆったりとした道路と都市空間は印象深かった。スタンレーパークという公園にはリスがちょこちょこと動き回り、海、山の豊かな自然に囲まれ、移民が多い割には、治安も比較的安定。が、それにも増して、先住民をはじめ互いの民族や多様な文化を尊重し合う風土こそが住み心地の良さにつながっているのだろう。インデアンハットで行き交う若者も多かった。通行人の住民から「イエロー(黄色)」と突然、皮膚を指して声をかけられ、黄色人種の仲間意識をあらわにされた歓迎には驚いた。

今回、五輪の掲げるキーワードは「先住民と環境」という。五輪で排出される30万トンの温室効果ガスを相殺し、実質排出量ゼロを目指す試みも興味深い。五輪は競技だけではない。世界に問う重要なメッセージ力も秘めている。

・・・・高速増殖炉「もんじゅ」(県の原子力専門委員会も大詰め)・・・・・

話を変えるが、県の原子力安全専門委員会が13日、県庁で開かれ、今年度中の運転再開を目指している「もんじゅ」の耐震安全性について委員からは日本原子力研究開発機構に対しよりわかりやすい説明を求める声が多かったとか。市民に「もんじゅは安全です」と叫んでも確かにわかりにくい。大詰めを迎えるだけに、わかりやすい説明も必要だ。

次回の委員会では、原子力安全・保安院の担当者を呼んで「運転再開に問題はない」とした結論について説明を求め、委員の意見を聞くことにしている。2月末からの県議会、市議会も22年度予算を審議する中での、もんじゅに関する重要な判断をする時期が迫っている。この分野だけは寛容では済まされない。それでも高速増殖炉「もんじゅ」は、敦賀の中でもなくてはならない存在になっている。

参考に、ウラン資源の豊富なカナダで開発された原子炉CANDU炉は、敦賀の新型転換炉「ふげん」と兄弟炉。型式が似ており、簡単に言うとふげんが縦型とすると横型。かつて原子力機構からも研修にカナダに行っていた。ただ、CANDU炉は私が知るだけでも、カナダはもちろん、インド、アルゼンチン、中国、韓国、ルーマニア、パキスタンと世界で三十数基を超えて受け入れられた優れものの原子炉。軽水炉と一味違う安全設計があり私もCANDU炉ファンの一人だ。

【2010/02/15】 | ページトップ↑
思い出のバンクーバー
Date:2010-02-14(Sun)

最近は街の灯りが明る過ぎるせいで、夜空に天の川を見るのは難しい。ほとんど見ることはなくなった。小さい頃や、高校の瀬戸内海の島でのキャンプで、天の川は簡単に確認できた。それが、太平洋のど真ん中では、地上の明かりがないせいか、天の川の星の集団さえ見分けが苦しいほど満点の星を見ることができた。その先がはじめての北米大陸のバンクーバーだった。

昨日、バンクーバー冬季五輪が幕を開けた。北米の太平洋岸にある、人口がカナダ第3の都市だ。温和な海洋性気候で、冬の冷え込みはそれほどではないはずだ。私の初めての外国の地がバンクーバーだった。それも四半世紀前、商船大学の乗船実習。6月の安定した北太平洋横断だったせいか、イルカの群れ、クジラの潮吹き、カモメ数百羽の後追いやそこたらじゅうの満天の星と、今ではできない体験の連続だった。

はじめて訪れたバンクーバーは、私にはまぶしく、欧州的都市に思えた。バンクーバー港の前面は、ニューヨークのマンハンタンを想像させたビル群の灯りだった。目に焼き付いている。一方、中華街の繁栄に比べ、当時の日本人街は、戦争中の強制収容の影響もあり、閑散とした風景は今も忘れられない。それでも、現地の日系人が我々商船大学の実習生を気持ちよく迎え入れてくれた。歓迎のダンスパティーは、おばあちゃんから5歳の女の子まで、実にフランクに対応してくれた。

暖冬の今シーズンは、競技によっては雪不足も心配されが、98年長野五輪から4大会目。雪不足と聞けば妙なもので、親しみすら覚えるから不思議だ。長野大会も、雪には気をもまされた。雪ごいをしたり、住民が雪入れに相当、苦労した話を聞かされた。バンクーバーでは、モーグル会場などに200キロ遠い周りの山から雪を運び入れたとか。そのモーグル女子が、長野から4大会連続となる上村選手に期待したい。開会の笑顔が印象的だった。

これから、楽しみな日々が続く。それと今日はバレンタインデーだ。我ながら85歳おばあちゃんの義理チョコはうれしい。
【2010/02/14】 | ページトップ↑
文化のバロメーター、図書館の充実
Date:2010-02-13(Sat)

敦賀市立図書館のシステムが1月より変わった。全図書(一部の図書は除く)はICタグによって管理され、自動貸出機により貸出・返却を行うというもの。当然、これまでの利用カードは無料交換してくれる。利用者自身で貸出処理ができ、個人のプライバシーが守られ、図書館にすれば、不正な持ち出しはなくなる。

ところで、今年は「国民読書年」である。活字離れの危機感から、政官民あげて読書推進に取り組もうと制定された。キャッチフレーズは「じゃあ、読もう」。子どもたちにとって、一番身近な本との出合いの場は、学校図書館であり、わが町の市立図書館だろう。それなりに充実しているといえる。

ただ、敦賀市立図書館は、福井県内市町の中で、一人当たりの蔵書数が最低の3.3冊。理由はさだかではないが、ここ数年、一人当たりの予算額も最低だった。

一方、1954年施行の学校図書館法には学校図書館を「欠くことのできない基礎的な設備」と位置づけ、市町村など学校設置者が充実に努めると定めている。子どもと本の出合いを支える「人」の存在だ。学校図書館に常駐する「学校司書」と呼ばれる専任職員の存在が欠かせない。だが、その充実の度合いは地域や学校で格差がある中、敦賀市は「学校司書こと、学校図書館支援員を大半の学校に配置し充実を図っている。 

敦賀市においては、確か、平成14年度から読書活動の充実の観点で、学校司書と同じ役割を、現在は「図書館支援員」と呼んで大半の学校に配置している。これは敦賀市独特の言葉である。当然ながら、学校の大小によりまして図書館支援員の配置に若干差をつけているということになる。

文科省の全国学力・学習状況調査では、家や図書館で1日に全く本を読まない小学生は2割強、中学生は4割近くもいる。保護者の経済格差拡大も指摘される中、学校図書館の役割は一層増していると言えよう。敦賀市の蔵書数に言及するわけでもないが、国は図書購入費を地方交付税で財政措置しており、07年度からは読書教育の充実のため増額した。しかし、不交付団体である敦賀市は、市税でまかなわねばならない。自治体によっても、「目的外」に使う自治体が多いが、福井県内の自治体は真面目に蔵書数の増加に力を入れている。一方で、県立図書館や市町立図書館の連携、さらには大学の図書館のネットワークと相互の貸借が可能となった。当然、自宅からのパソコンからの検索も可能だ。

蔵書数の最低の要因は、自然にそうなったという表現が適切ではないか。敦賀市の財政当局にも言い分はあるだろう。地方交付税のない敦賀市にあって、独自の優先順位があり、その中で、財政が厳しいという理由もわかるが、ある市民の声として「それだけで、一人当たりの予算額が県下最低というもいかがなものか」という指摘は正しいと思う。

今後の推移を見守りたいが、図書館は、その地域の文化のバロメータでもあり、生涯学習と合わせ重要な要素でもある。その優先度をどう位置づけるか。視聴覚コーナーなど施設も充実し、今後、着実に増える蔵書もどう特徴をどう持たせるか、要望も意見もこの分野はそれほど多くないだけに、首長や議会の姿勢も、問われていると言えよう。

私のニュースレターで蔵書数に取り上げたところ、図書館の利用サービスについてのご意見を伺ったが、蔵書数を直ちにあげろという意見は少なかった。ただ、その中でも「歴史分野、それも敦賀市独自の歴史分野の図書が少ない」とか、「敦賀地域の文化、歴史、作家を扱ったコーナーの設置がほしい」とか、なにか物足りなさを感じているかたもいる。

高齢者社会、格差社会が拡大する中で、図書館のあり方も重要性を増す。こんな時代だからこそ、敦賀市立図書館、学校図書館の役割は、お年寄りから、子どもたちまで、知の世界に出合える最良の環境を整えたい。文化のバロメーターを少しでも高める努力は着実に進めたい。
【2010/02/13】 | ページトップ↑
1968年9月に原型炉予備設計を開始して以来、数多くの人々が手がけた大プロジェクト
Date:2010-02-12(Fri)

夜行列車は若いときに何度か乗ったせいか、最近は趣味的に旅情を味合うように乗っている。東海道の急行「銀河」は十代の頃は、一人旅に会社に入ってからは、出張にと意識的に利用した。

ここまで書き進めたのも、以前は福井と上野を結んでいた急行「能登」が、金沢発となり、今年3月で姿を消すこととなった。寝台特急「北陸」も同じだ。最近では、「北陸」と「能登」のツーショットを取ろうと午後10時過ぎには金沢駅にマニアが集まるとか。混まないうちに、3月までに一度、乗ってみようと思っている。

急行『能登』は、平和堂で上映された松本清張の「ゼロの焦点」にも登場した。金沢の親戚は、旅行や帰省に重宝し、お盆や年末年始には必ずといっていいほど利用したとか。急行「能登」は、運転席前方が大きく出っ張っている「ボンネット型」の定期運行されている唯一の車両だとか。これまで安全運行に多くの国鉄マンが関わったことか、考え深いものがある。

乗客はただ、ノスタルジーにしたればいい。夜行列車の車窓から見える田舎の夜の暗さと灯りは格別な味わいがある。若いときにみた船から見る明かりとも共通する哀愁というか、旅愁ともいうべきものか、私もいい歳になったのか。

ところで、ニユースによると高速増殖炉「もんじゅ」の3月末までの運転再開を目指して日本原子力研究開発機構は、県と敦賀市に対し早ければ来週中にも再開に向けた協議を申し入れる方針とか。

国の原子力安全・保安院は、一昨日、東京で開かれた専門家による検討会で、高速増殖炉「もんじゅ」の安全性が確認され、再開に問題はない、との結論をまとめた。国で行われている耐震性の議論とあわせ、14年に及ぶ石橋をたたいての長い道のりだったと思う。22日から始まる県議会の議論、24日から始まる市議会の議論が再開への焦点となる。

ナトリウム事故当時、もんじゅの設計から運転まで手がけた先輩も運手員であった方も、三菱、日立や東芝の技術者も、何年も前に職場を去っている。また、亡くなった方もいる。1968年9月に原型炉予備設計を開始して以来、数十年に及ぶ大プロジェクトだけに、これまでに技術者をはじめ数多くの方が、もんじゅに携わった。それだけに、安全第一に成功させて欲しい。ノスタルジーに浸る暇はない。これからが正念場だ。
【2010/02/12】 | ページトップ↑
執念と実行力・・。
Date:2010-02-11(Thr)

今日からまた寒さがぶり明けすとか。寒い日が3日、暖かい日が4日続く天気を「三寒四温」。この言葉がぴったり当てはまる日が続いている。日曜日までは冷凍庫の中にいるような寒さだったが、週明けからは春を思わせるような気温だ。九州への視察も20度尾超える気温。

一進一退しながら春に向かうのは、北へ後退するシベリアからの北風と、南から広がってくる春風の勢力が日本付近で主導権争い。北風が強ければ寒くなり、南風が強ければ暖かくなり、雨や湿った雪を降らせる。春先の南風が雨を呼ぶという。まさに変わりやすきは・・・だ。

九州の視察の1日目が宮崎市。宮崎市では「宮崎市景観条例」等に基づき、「九州一の景観都市づくり」を推進している。基幹道路である橘通り(国道)は、電線は地中化され、敦賀の駅前通り、平和堂から気比神宮までの8号線と同様、ポスターやのぼり旗の類は見当たらず、中央分離帯には高さ10m近くのヤシの木が並び、まち全体が独特の景観を呈していた。

宮崎は東国原県知事だけにが、目につくが、宮崎市の津村市長が長い年月をかけて施し続けてきた景観づくり。まずは長の執念が大事であると、宮崎市職員の長年の取り組みが結果となって表れてきた。

さらに、驚くのは、宮崎市は、建築の色を数値化して評価し、周辺環境になじまなければ建設を規制する都市景観条例改正案を昨年6月の市議会で可決、成立した。10月1日から施行。対象は主に高さ10m以上の大型建造物。同市中心部の橘公園通り地区など市内4カ所の景観形成地区内では、規模にかかわらず対象となる。

JISの標準色票にも採用されている「マンセル表色系」を基に、赤、黄赤、黄色、その他の色ごとに基準値を設定。それぞれの建物で彩度を数値化している。全国でも珍しい基準だ。

個性的なまちづくりは市長の執念もさることながら、それに応える職員、さらに、市民のボランティアが街を美しくしようと頑張る姿がみたれた。まさにまちづくりに必要なのは百年の大計と実行力だ。敦賀市も8号線の4車線から2車線化も計画されているが、町との調和などしっかりと検証する必要がある。
【2010/02/11】 | ページトップ↑
JR敦賀駅前周辺開発の骨格が固まり始めたが・・・・。
Date:2010-02-10(Wed)

敦賀市のJR敦賀駅前周辺開発でよく「にぎわい」という言葉がだされ、地方都市での「賑わい」とは何か、自問自答している。

簡単に言うと、賑わいは魅力があれば自然と形成されると教わったことがある。行政の仕事はハコモノ建設、道路整備だけではなく、大きく言えば、市民にとって使い勝手がよく、まちの中心ともいえる駅周辺の骨格をどう描くか、これからが正念場となる。

話はかわるが、県都の元気は、県内の市町の元気にも通じると感じている。人口、路線価、税収など数字を見ても、県都の元気がその県内の市町にも通じる。県都福井市の元気がいまひとつ感じられない。福井市と敦賀市とは、嶺北と嶺南で違うというが、数字を並べると、かなり影響しているのがわかる。富山市、金沢市と北陸三県の県都と比べても、人口減少、路線価と北陸新幹線に影響されるのか、どれも活気という点でも何か物足らなさを感じるのは私だけであろうか。

賑わいという観点で、今、注目している県都がある。NHK大河ドラマの坂本竜馬出生の地、高知県高知市だ。昨年、久しぶりに訪れた。

竜馬の放映で経済効果は234億円に上り、観光客数は前年より170万人増えると、日銀高知支店が推計している。高知市では2006年にも初代土佐藩主を描いた「功名が辻」が放映され、135億円の経済効果があったが、翌年以降はその反動に泣いた。しかし今年はそれを100億円上回る試算。観光客の立ち入り先、滞在時間、消費額を少しでも増やす官民の工夫の積み重ねが実を結びつつあると。

高知市に努める友人に聞いても、昨年からの準備期間にも前回の教訓が生きた。宣伝効果もあってか、史跡をたどるツアーが人気を集め、着実に観光客が増えている、街中は交流人口が増え、活気が倍化しているとか。小浜市の「ちりとてちん」効果にも通じ、その例だ。

高知市は、竜馬を生かしたNHK放映という政治戦略とも合わせ、観光とまちづくりをうまくかみ合わせている。それも、古い街並みを生かし、幕末から明治にかけて数々の偉人を生んだ土地ならではの史跡の多さもさることながら、歩く距離で、それらが実にコンパクトに配置されていることだ。坂本竜馬はもちろん、武市半平太など、なじみの名前と説明が、随所にわかりやすく書いている。それも、藩政時代の町割りを上手に生かして、観光を生かしたまちづくりを心憎い手法だ。

メーンストリートは路面電車が頻繁に行き交い、バスと徒歩と組み合わせて人の移動が容易さもいい。高知駅舎と周辺環境も、計画的にじっくりと時間をかけて、作り上げてきた。不況で低迷する地方都市は、どこも同じだが、それでも高知市の人口が約34万人維持し、ブームの落ち込みも考慮して、次世代につなぐまちづくりをしようとしている。

同じ路面電車をもつ福井市28万人の県都のまちづくりが、駅周辺整備として大詰めを迎えようとしているが、けっして成功しているといえない。それだけに反面教師でもある。

敦賀市もまちの中心ともいえる駅周辺の計画の骨格が見え始めた。デザインもさることながら、コミュニティーバスの駅のターミナル化、さらに、いかに活気を造り、使い勝手のいいもの仕上げるか。駅舎、連携大学さらに、中核となる駅駐車場から西側のAゾーン、Bゾーンも多額な経費がかかるだけに、どう進めるか、PFI方式など、長期的な街づくり、まさに敦賀100年の大計ともいえる重要な検討時期を迎える。駅前開発もどちらかというと後発だけに各地の成功例、失敗例を参考にしたい。
【2010/02/10】 | ページトップ↑
アクセルは控えめに、ブレーキは早めに(トヨタも、もんじゅも・・・)
Date:2001-02-09(Tue)

自動車産業、とりわけトヨタの存在は大きい。越前市のアイシン・エーダブリュへの影響は、外国人労働者もそうだが、敦賀からも毎年、10人を超える高校生が就職しているだけに影響は大きい。まわりまわって、タイヤコードの東洋紡にも影響する。それほどすそ野の広い自動車産業だ。

昔というか、40年前、四国の田舎町では、アメ車、GMやフォードのブランドマークが付いた車は、憧れ的だった。まず見ることさえできなかった。みればしばらく話題の中心でもあり、欧州の車と同様、いまだに給料の大半をつぎ込む団塊の世代もいるほどだ。

それを日本が追い付き追い越せで、販売台数が世界一になったトヨタ自動車が信じられないくらいだ。それでも豊田市、蒲郡市を訪れるとすべてがトヨタで回り、市税もトヨタで潤い、極端にいえば、子育てセンターから老人ホームまで全国的にも恵まれた施設が多い。

原子力発電所立地市町のハコモノ施設の多さを指摘されるが、意外にも豊田市もハコモノ施設が多い。それだけ最近まで、トヨタで財政力も豊かであった市が、このリーマン・ショックで町の税収の落ち込みは深刻そのものだ。それだけトヨタで成り立っているともいえる。

今回の米国を中心に突然のピンチに見舞われる展開を誰が予想しただろう。それも運転の基本中の基本である『アクセル』と『ブレーキ』と理解も不安も募りやすい個所だ。確か発端はアクセルペダルの不具合だったか、ペダルの根元の部品が原因とされる。該当する部品は米国メーカー製だ。海外生産急拡大という名の「アクセル全開」に問題があったのか。次に、日米での「ブレーキの不具合」発覚で不安が増した。看板車種の新型プリウスが対象だからますます具合が悪い。

それに危機管理のあり方だ、テレビ報道で、最初「ドライバーの感覚の問題」などと説明した。社長が記者会見に現れたのは不信が募ったあとだった。危機管理という名の「ブレーキ」の踏み遅れが、事態を最悪にしたようにも言える。

ある本か、なにか、腹八分目の経営というか、たとえ話にもよくでるのが「アクセルは控えめに、ブレーキは早めに」という言葉がある。安全最優先、信頼回復の道のりは長いが、その復活は、福井県にも敦賀市も影響するだけに、頑張ってほしい。

この教訓は、どこか原子力発電所にも通じ似ている。現在、国の原子力安全・保安院が高速増殖炉「もんじゅ」の保安検査を行っている。その結果の一部が公表され、トラブルを知らせる基準などが不十分だとして日本原子力研究開発機構に改善を求めている。

平成7年のナトリウム漏れ事故以来、14年、今年度の運転再開までの道のりは長かった。それだけに、最終の保安検査は大事だ。明日、10日にも経済産業省の審議会で示すとともに、ほかの検査の結果もふまえて「もんじゅ」が運転再開できる状態かどうかの評価も報告する。それだけに慎重にも慎重に、再開は敦賀の元気にも通じる。頑張れだ。
【2010/02/09】 | ページトップ↑
舞鶴若狭自動車道の開通に合わせて、JR敦賀駅までの高速バスの乗り入れを考えてはどうか。
Date;2010-02-08(Mon)

まず日記風に書きながら話題を探している。昨日は、寒いが穏やかな日。午前中は、運動公園の温水プールとある方の介護の相談。昼は西公民館で西地区婦人会の60周年の記念式典。午後3時から坂井市三国での辻議員の「新春の集い」へ。

木漏れ日が落ちる朝の静かなプールは気持ちがいい。介護の相談は難しいがきちんと対応したい。昼の婦人会60周年の継続にはただただ頭が下がる。三国の政治課題も話を聞くと、三国病院、河川改修、福井港の活性化とテクノポートの売れ残りと敦賀と課題が似ている。それだけに県レベルでは敦賀港と福井港の予算面で競合もしている。帰りの高速道路、休日の千円効果で自家用車の数は多い。

先日、懸案の高速道路無料化で、前原国土交通相が6月をめどに全国37路線50区間での実験的な無料化実施を発表した。福井県では、兵庫県と結ぶ舞鶴若狭自動車道(小浜西-吉川、112キロ)が選ばれた。財源不足もあって社会実験の形になった。交通量の少ない地方路線が中心で、土日祝日実施の上限千円の大幅割引であまり渋滞が起きなかった路線を選んだようだ。

先日も小浜選出の西本県議に聞いても観光地として、小浜市は集客を期待し、今回の発表を受けても歓迎の声が多いようだ。千円高速で、敦賀インターも利用も2割から3割増と休日の車での観光客は増えている。県内の観光地も概ね良好のようだ。ただ、その余波を受けて、敦賀駅の休日利用はさすがに1割以上の減少とか。JR西日本としての打撃は大きい。

いずれにしても、高速道路は人の流れをがらりと変える。良くも悪くも地域には大ごとだ。舞鶴若狭自動車道の敦賀接続が5年後になり、観光客の流れは変わることが予想される。粟野インターの話も市内の交通網を考えれば、妥当だが、市税が絡むだけに、これも費用対効果も含め詳細を数字で、メリット・デメリットを検討すべき時期にきている。

舞鶴若狭自動車道の敦賀接続で無料化が継続するならば、観光客の流れも変わる。沿線の表情はいやおうなく一変する。ところが、心配なのは、国の政策の変化だ。

それにしても、と日本地図を見渡して考え込む。都市部や幹線を避け、よくもネットワークの末端ばかり切れ切れに選んだものだ。実施に6割が反対の世論と、財源と公約の実行の縛りと、課された難しい連立方程式へのこれが今年度の鳩山政権の答案だ。

ただ実験で解くべき方程式はもっと複雑だ。物流コスト削減や地域活性化の効果は最大に。JR西日本など公共交通機関への影響や二酸化炭素排出量、渋滞の弊害は最小に。その追求に挑む覚悟が伝わらない限り、公約を押し通すかどうか、世論次第の結論先送りと映りかねない。上限料金制の導入も検討されているとか。定まらぬ料金政策。地域も針路を描けぬことだろう。

それでも5年後には舞鶴若狭自動車は敦賀まで開通する。粟野インターの具現化に加え、観光バスの市内駐車場の確保やJR敦賀駅の発着など、高速道路無料化は別にしても、敦賀市独自で取り組む課題も多いはずだ。

高速道路の敦賀インターを利用する乗客は、料金の安さもあり金、土日は多い。舞鶴若狭自動車道の開通に合わせて、JR敦賀駅までの高速バスの乗り入れを考えてはどうか。名古屋ー福井、東京ー福井間のJR敦賀駅への乗り入れは難しいかもしれないが、取り組む価値はある。それに舞鶴若狭自動車道の開通に合わせて、大阪、神戸ー敦賀間の高速バスも検討余地は十分にある。粟野インターができれば、敦賀駅までのその動線はたやすくなる。

また、これは余談だが、東京ー福井間の高速バスの利用者は土日、休日と多く3台、4台となることもある。その一台を若狭周りも企画してもいいのではないか。東京ー敦賀ー小浜ー舞鶴というルートも構築できる。その際、敦賀インターで降り、敦賀駅着、粟野インターから舞鶴若狭自動車道に入る。その逆も当然ある。このデフレの時代、高速バスの人気はまだまだ続くと私はみている。それだけの需要は掘り起こせるとも思う。どうだろう・・・。


【2010/02/08】 | ページトップ↑
縮小社会と「新しい公共」
Date:2010-02-07(Sun)

昨日は、公的な行事、民主党の仕事もなく久しぶりの休日。早朝は速足と朝風呂、午前中は美浜町議との懇談。昼は平和堂で映画、夕方は2年ぶのプール。夜は町内の壮年会の会合、そして酒を飲みながらの友人と語らいと、風が強い雪模様の天気にもかかわらず、ゆったりとした時間が流れた。書き出しを探している・・・・。

敦賀マラソンは、毎年3千人を超える。ジョギング、健康志向と続いている。前日の飲み過ぎもあり、早朝から商店街を駅前から相生と約5キロを気比神宮参拝と合わせて速足で歩いてみた。冬空の悪天候には絶好のトレーニング場だ。ジョギングに励むカップルやお年寄りも多い。ゆっくりと励ましあいながらの歩行訓練に励む親子とボランティアもいた。頑張れて言いたくなる、微笑ましい風景だ。

夕方は、2年ぶりの温水プール。これも冬場には絶好の運動だ。自転車で肘を亜脱臼して以来のプールだ。肘に違和感を、感じながら、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライと進めた。筋力と体力が落ちているのか、スピードも出ないが、久しぶりの水の感触は、うれしくなる。6時過ぎになると子どもの教室も始まる。先生はボランティアか、プールの監視はシルバー派遣で、役割を担っている。これも微笑ましい風景だ。

敦賀には原子力発電所の交付金による恩恵で、できた施設が多い。商店街のアーケードも温水プールも、一部、交付金を受けてできている。利用の仕方は、さまざまだが、市民にとっては、なくてはならない施設でもある。ハコモノと揶揄されるが、地道に生活の中にハコモノを取り入れている。

ところで、最近は、「協働」という言葉をよく聞く。同じ目的のために協力して働くことだ。自治体で流行のようになっている。もとは1970年代にアメリカの政治学者が用いた造語の日本語訳。地方自治の推進に住民との協働は欠かせないキーワードにもなっている。

さらによく登場するのはボランティア、NPO。NPOは、行政や企業と異なり、自主性や迅速性など多くの特性を持つ。中池見の保全、気比さん祭の神輿(みこし)や子育てなど、これも地道な活動が続いている。

NPO法の施行で法人格を取得できるようになり、昨年末、全国で活動するNPO法人は4万団体近く、敦賀市でも十を超える。比率的には、鯖江市、越前市の比ではないがこれも着実に活動をしている。鳩山首相も「新しい公共」という言葉を国会答弁でよく使うようになった。まだ、十分に理解できていないが、人口減少など縮小社会では、行政では賄いきれないサービスをどう維持するか、キーワードであることは確かだ。

市民文化センターなど昭和50年代に電源三法交付金で出来た施設が敦賀市には多い。その施設も30年を超え、老朽化進み始めている。維持管理費用も多くなる。また、市民も生活の中でこれらの施設を利用している。縮小社会で、生活に溶け込んだ施設の利用、維持管理など、将来をにらんで総合的に考える、そんな時代だ。
【2010/02/07】 | ページトップ↑
敦賀短大での看護学科の設置
Date:2010-02-06(Sat)

立春が過ぎても、何とも厳しい寒さが続く。夜も断続的に雪が降り続いた。それでも暖かいのか降り積もる雪ではない。でも、我慢すればやがて春が来る。昨夜、ある団体の最後の新年会。人生には「上り坂」「下り坂」と最後には「まさか」があるとよく言われるが。この「まさか」の対応が大事になる。

このところ各界のトップ、トップ企業と「厳寒」というか「まさか」の出来事だ。それも突然だ。横綱朝青龍の優勝から引退と劇的という表現があうのか。横綱審議委員を退任した脚本家の内館牧子さんが最後まで「横綱としては断固認めない」と品格を問題視したのもうなずける。武道は「礼にはじまり礼に終わる」の言葉にあるように基本は礼だ。

検察と小沢幹事長の捜査も、これも今年に入って突然の出来事。民主党も鳩山内閣も国民には右往左往に映るようだ。国会の議論も、「政治とカネ」に議論が集中した。市民からも「不況の大事なときに、政策論議もできずに、なんのための政権交代か。民主党への失望感は強い」と手厳しい。

もうひとつが、世界のトヨタの一大事。それも伏線があったといえ、突然のリコール問題が浮上した。日本企業の象徴であり、すそ野が広いだけに影響が大きい。タイヤコードなどを造る敦賀の東洋紡にも影響する。越前市のアイシンエーダビュルも必死だ。

相撲、政治、経済どれも、地方都市にも突然の出来事は、精神的にも、生活にも直接的にないにしても影響をする。どこか、この国の今が厳しいだけに、この突然の出来事は、人生の「まさか」にと相当する。この対応で、今後の各界、各企業、ひいては日本の状況を左右する。「春」はまだ遠い。

前置きがまたまた長くなった。学生の減少で悩む敦賀短期大学についての議会での説明会。昨日、重要な方針が示された。ポイントはふたつ。ひとつは、敦賀市は公立学校として運営していく方針。ふたつは、「地域総合学科」を平成25年3月までに、新たに「看護学科」を立ち上げるというもの。私は、率直に、少子高齢化という地域事情やニーズにこたえたものと私は、評価したい。

昨年11月に出された曖昧な方向性を今回は、明確に打ち出したもの。懸案であった看護学科の教授陣の確保に市長は「光が見えた」とも表現した。また、私の質問に「まだ話す段階ではないが・・・」といいながらも、ある一定の見通しができたのであろう。さらに、持続的な財源として、広域行政組合にも求める方針も検討中とのこと。市立とせずに、「公立」となったところに一定の評価をしたい。今後は、嶺南の自治体2市4町で組織する嶺南広域行政組合での話し合いも重要となろう。

議会が求めていたのは、将来を見通した深い検討と結論だ。まだまだ紆余曲折はあろうが、石は投げられた。いかに目標にむかって検討と話合いを進めるか。市長の指導性と手腕が試される方針決定だ。4月からの準備室の体制での検討のさらなる深化と実現に期待する。寒さに耐え、我慢が大きいほどやがてくる春は暖かい。
【2010/02/06】 | ページトップ↑
コンクリートから人へと言うが・・。
Date:2010-02-05(Fri)

立春を過ぎても寒い。世相も寒い話ばかりだ。ところで、「コンクリートから人へ」は、鳩山政権の方向性を示すキャッチコピーの一つとして、わかりやすい。私もよく使うようになった。時代の風をうまく読みとった名文句だ。コンクリートを、公共事業などのハコモノ行政の象徴に見立てたもの。ハード面ばかりではなく、子ども手当など人の暮らしに真水として優先的につぎ込もうというもの。ただ、そのまま受け入れるべきでもないと思っている。

実際、巷で、「子ども4人で月10万4千円になります。半額と言わず、早く・・・」と率直な声がでる。期待感も大きい。高校の無償化も同じだ。入学や進学を控えた子どもがいる家庭はランドセルや制服・・・と物入りになる。

一方、世相として、春闘で労使交渉が本格化するが、直近の調査によれば、サラリーマンの昨年の平均月給は約31万5千円、前年比3.9%ダウンは過去最大。市役所の職員も確実に下がっている。消費者物価とあわせて、デフレスパイラルの様相だ。07年の調査では、日本全体の貧困率と「子どもの貧困率」も想像すらできなかったデータがそろう。ひとり親家庭の貧困率に至っては、先進30カ国で最下位という寒さが本格化している。

敦賀市の特徴は、県下で随一、人口の割に世帯数が大きい。一人親家庭もデータをもっていないが多い。当然、高校の授業料の無償化への期待は大きい。ただ、真水の子ども手当や高校の無償化が、どの程度、子ども数に、景気に好影響を及ぼすのか、正直、半信半疑で、これは10年という長期的なスパンで効果を考えなければならない政策だと思っている。

地方ではまだまだ土木建築業も多く、減少傾向にあるものの、敦賀はまだまだ際立って多い。私は決してコンクリートは決して悪者とも思っていない。短期的な真水はハコモノとなるが、将来の敦賀を短期、中期、長期で考える必要がある。敦賀駅舎改築、連携大学に加え、敦賀3,4号の本格着工となれば、全国的にない一時的なバブルが形成される。ただ、その後の敦賀をどう考えるか、それがこれまでのコンクリートと違う厳しい反動が訪れると思っている。

駅舎改築で観光客が増えるわけでもない。連携大学建設でどれほどの経済効果と敦賀のイメージアップとなるか、そして長期的な原子力に関する人材育成機関となるか、もんじゅの次への実証炉の話はあるが、私はまず、各地で老朽化が進む研究炉、研修炉の誘致とも考えている。さらに、敦賀3,4号の果実をどう産業構造の転換へ結び付けるか、観光だけでなく、工場誘致、港の活性化など、敦賀の雇用、人口、景気と、長期的な視野が必要なことは言うまでもない。それがない限り、厳しい世相が、そう遠くない時期に訪れるような気がしてならない。
【2010/02/05】 | ページトップ↑
介護報酬引き上げと介護の質の向上
Date:2010-02-04(Thr)

昨日は節分、今日は立春。起きるのが辛い。寒い朝だ。春などまだ遠く、足踏みを続けている。寒い日は、平和堂で上映中のお勧めの映画がある。山田洋次監督の新作「おとうと」は、姉弟の再会と別れを通して家族の意味を現代に問いかける作品だ。笑福亭鶴瓶さん扮する弟は、酒に酔って姉の娘の結婚披露宴を台無しにするが、どこか憎めない男。吉永小百合さん扮する姉はそんな弟をかばい続け、がんになった弟の最期をみとる。

面倒くさく、厄介なものでも家族は家族だ。ラストシーンがいい。何か大切なものを教えてくれる。ただ、現実の世界は、家族崩壊、独居老人と厳しい。ひとり世帯が多くなる敦賀でも深刻になることは必定だ。

それだけに、介護の社会化は欠かせない。ところが、低賃金で人手不足が指摘される介護職員の賃上げ対策が、厚生労働省の狙い通りの成果を挙げていないとの新聞報道。敦賀市議会でも議論になったが、当初より、予想されていたこと。

厚労省は昨年4月、事業者への介護報酬を3%引き上げ、職員の賃金を月2万円アップさせることを目指した。だが、10月の実態調査では、目標の半額にも届いていなかった。報酬は事業者に支払われ、何に使うかは経営者の判断次第だ。報酬引き上げが職員の給与に直結する仕組みになっていないため、当初から効果は限定的との見方が多かった。

介護ヘルパーなど介護職は、夜勤や排せつ介助など重労働、訪問介護パワハラ、セクハラの苦労も多い割には、賃金が低いことなどから離職率は高く、慢性的な人手不足が続いている。敦賀でもハローワークでも有効求人倍率はトップだ。

報酬改定とは別に、昨年10月から始まった月1万5千円の賃上げを図る「介護職員処遇改善交付金」は、交付条件の厳しさなどから使い勝手が悪いとの声もある。私は、財源論を含め職員の給与対策を重視した介護保険制度の改正でしかないと思っている。

昨夜も、小浜で嶺南地域全体の勉強会をしたが、高齢化比率は、全国よりも福井県よりも進展が速い。当然、ニーズも増えるが、それに答えられるように、介護報酬の改定と同時に、介護の質をあげることも大事だ。重労働だが、それだけに技術もノウハウもある。看護分野も含め介護分野の人材の養成も、報酬が高くなれば、次に求められるのは、介護の質であり、人材育成だ。その養成機関も、再び脚光を浴びる日も近いとも感じている。いずれにしても、この分野の自治体の役割は大きくなることは必定だ。
【2010/02/04】 | ページトップ↑
止まらない人口増加に役立てようと、止まったままの「もんじゅ」が正念場を迎える。
Date:2010-02-03(Wed)

昨夜遅く、携帯電話がなった。北海道から十年ぶりの友人、本町にいるからと、急も急だが、懐かしさでタクシーを走らせた。ホロ酔いが深酔いになった。話を聞くと、泊まりはルートイン、今日はもんじゅへ行くとか。

ところで、敦賀市の人口減少の下り勾配に入ったのはここ2,3年。日本の人口減少と2,3年ずれる。敦賀の場合生出生数と死亡数が最近は600程度でほぼ一致するようになった。人口動態統計で死亡数が出生数を「自然増加数」がゼロと一致し、高校生などが敦賀を後にする「社会減少」が、3月に大きく減少するだけに増えようがない。

数年先、少子高齢化で、いずれ死亡数が出生数を上回る傾向が続き、人口減少が大きくなる。人口7万に達することなく敦賀市の人口減少は大きくなる。30年後には6万を割ることが予想されている。これは日本の減少とほぼ一致するが、嶺南の人口減少は、日本の減少率よりも大きい。長々と書きながら不思議というか、いまのところ、止めることのできない現象だ。

片や急激に増え続けているのが世界人口もとめることができない。世界人口は68億人。1999年には60億人を突破。10年足らずで70億人の大台が目前に迫る勢いだ。約33億人だった64年の東京五輪当時と比べれば倍以上の増加ぶり。地球温暖化は、さらに倍々で増やすものがある。世界人口の動向と地球温暖化とも密接にかかわる。

この10年間で、人間が排出した二酸化炭素の量は、その前の10年間に比べ4倍以上も増えている。これも手を打たない。いまのところ、止められない現象。現象、現象、現象とあたかも傍観者のような表現しかできない数字だ。しかし、何とかしなければならない。

ところで、敦賀にある高速増殖炉「もんじゅ」は、止まらない人口増加による地球温暖化やエネルギー枯渇に役立てようと、国が、1兆円近い税金でつくったもの。14年間、止まったままだ。3月にも動かそうとしている。安全第一に関係者も必死だ。これは、傍観者ではすまされない。耐震評価・点検、安全点検と最終場面も近い。行政上の手続きと、ほぼ終わり、知事、市長の常識的な判断も近い。

今日、昨夜の友人とともに、北海道の商工会議所のメンバー10数名がもんじゅを訪れる。これまでも多くの見学者がもんじゅを訪れている。もんじゅは、敦賀の雇用、景気に大きく寄与してきた。この3月に正念場を迎える。
【2010/02/03】 | ページトップ↑
厳しい時代だからこそ、地域の高等機関が必要ではないか。
Date:2010-02-02(Tue)

昨日から2月。異称は、「きさらぎ」。ネットで調べると、諸説あるが、私には、寒さが厳しいため、さらに着物を重ねる意味の「衣更着(きぬさらぎ)」がぴったり合う。それだけに昨夜のニュースは、何度もたたみかけるように、日本の寒さを感じる非難が続いている。

日本のトヨタ、世界のトヨタに大きな寒風が吹いている。米国で大量のアクセルペダルの不具合。リコールを決めた上、対象車種の米国内での販売を一時中止する事態にまで。リコールは欧州、中国にまで波及。不具合は700万台を超えるという。

天秤の両端に「コスト削減」と「信頼回復」を載せているようなもの。そのバランスをとるのは至難の技だ。大げさかもしれないが、今回の問題は、日本の最大大手メーカーの製造業だけに深刻だ。それだけに頑張れと言いたくなる。

話を変え、データでみると、先月29日にも昨年のさまざまな経済指標が発表された。鉱工業生産指数、完全失業率、有効求人倍率、消費者物価指数、新設住宅着工戸数。ほとんどが過去最低、あるいは最大の下落幅など最悪状態にあったことを示す。直近の指標は改善傾向にあるものの、二番底が懸念されること事実だ。厳しい世相が浮かび上がる。

これまでの「安・近・短」は、最近の旅行や行楽事情を反映させた用語として定着しているが、ここに、「安・近・少」が加わるとか。大学入試傾向も敏感だ。学費が安く自宅から通える近い大学、しかも対象を絞って受験するのが顕著だ。その結果として地元の国公立大学志向が強まっている。

福井大学もその典型だが、県立大学も身近な大学として重要性が増しそうだ。敦賀市でいえば、市立看護専門学校や敦賀短大にも好影響を及ぼせばとも思う。いずれにしても、格差社会も定着し、市内でも家庭の事情を心配する高校生が増えているとも先生から聞く。不況は、どこまで続くか、敦賀短大の設置の原点も、地域の高等機関の設置と、都会に通えない家庭への配慮もあったはず。原点にかえって、建学の意味を原点に戻って考えることも重要ではないか。
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政権交代下の陳情風景
Date:2010-02-01(Mon)

先週の土曜日。朝、福井北インターから県自治会館へ車を走らせた。雪はほとんど姿を消し、快適に飛ばせる。昨年12月以降、これまで市長が多いときで数十箇所に及んでいた各省庁への要請を県内に関するものは、民主党県連の地域戦略が一元的に受け入れる仕組みをつくったもの。敦賀市も、12月と1月の2度、敦賀港や新幹線など陳情を行っている。

この日、県は旭副知事と勝山市は副市長だったが、敦賀市からは河瀬市長、総務部長が訪れ、それ以外の7市もいずれも市長が関連部長を引き連れての要請。福井県連では、糸川衆議や野田幹事長、糀谷県議などが対応にあたった。

数日前、民主党福井県連が地方特別交付税に関しての一括、要請を受け入れるとの呼びかけで行われたもの。それにも関わらず、これほどの首長が集まるのも政権交代という不思議な光景だ。

内容としては、2010年度当初予算で、旭信昭副知事に対し、中部縦貫道など関係する国土交通省所管の国直轄事業について大枠の見通し、敦賀市にも8号バイパスなど道路予算、少なくなったものの鞠山ターミナル予算など、要望を県連が一元的に取りまとめ国に伝えた「回答」を伝えた。

地方特別交付税の要請について、敦賀市は、樫曲の民間処分場、除雪、病院の医師確保など、どれも市民生活の直結するものばかりだ。これまで、国から地方への交付税は、普通交付税と特別交付税に分けられる。このうち普通交付税は計算式で決まってしまうため裁量の余地がない。敦賀市は、原子力発電所などの固定資産税などからこの20年、この普通交付税を受けていない。たが、地方特別交付税は、それぞれの事情で交付され、民間処分場、除雪など、市長が東京の省庁に毎年のように要請を行って、なんとか交付されていたもの。

敦賀市も国道の道路予算が減額されたものの見通しがついたことなど、野田幹事長の口から直接、伝え、福井県の中部縦貫道や中止などの話のあった足羽川ダムも一定の方向が出されるなど、これまでになっかた光景だ。考え方もあろうが、政権と地方の関係は、まだまだ、この国は中央集権だけに、形は変わったが、この風景は東京が福井に変わったに過ぎない。


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