下水道行政の転換点
Date:2010-04-30(Fri)

昨日、午前中はメーデー。5月1日の連休の中日をさけてのきらめきみなと館での式典。嶺南地域の働く仲間が集まった。その後、会議、会議で時間が過ぎた。時間の流れと時代の変化を感じていた。

巷では小沢幹事長の「政治と金」の問題はかなり尾を引いている。民主党全体の評判も内閣の支持率も下降の一途だ。テレビも政治は、「政治と金」「普天間」「内閣支持率」をあげていれば、視聴率が取れるとの単純さが気になる。

その中で、仕分け作業の評判だけはいい。この仕分けで変わり始めた地方の事業がある。大きな流れの中で、下水道事業が大きな転換点を迎えている。これは地方政治にとっても大きな転換点かもしれない。公共下水道から合併浄化槽(し尿と雑排水の両方を処理)へ、主役が交代する流れが出てきた。そのきっかけは、昨年末に鳩山政権が実施した行政仕分けだった。

仕分けでは、国交省の下水道事業と農水省の農業集落排水事業が「地方移管」とされた。下水道整備偏重の姿勢を改め、実態に応じた汚水処理方法を追求するという意味を含んでいる。来年の通常国会には、「下水道への接続義務」を免除する下水道法改正案が提出される可能性もある。改正されれば、下水道が整備された地域でも、合併浄化槽をそのまま使い続けることができるようになる。

きちんと管理さえしていれば、現在の合併浄化槽の浄化能力は下水道に劣らない。なぜそれを壊してまで、下水道につなげる必要があるのかという議論は以前からあった。さらに、昨年度末の汚水処理人口(うち下水道が85%)は国民の84・8%に達し、残るは中山間地が多い。

敦賀市も下水道の整備率は75%を超えており、毎年1.5%から2%程度の進捗率を示している。周辺部を残すだけとなっているが、これには年月がかかる。ご存じの通り、下水道の整備には莫大な費用がかかる。ただでさえ財政が逼迫している地方公共団体にとっては大きな負担だ。実際、夕張市は下水道事業の累積赤字などによって財政破綻した。

家を建てれば、現在、自動的に合併浄化槽が整備される。問題は、効率的で合理的な管理体制がつくれるかどうか。公共水域の保全は、公共下水道を推進してきたが、政府の方針転換が、どう影響するか。各集落のほうでは農業集落排水、漁業集落排水の処理、下水道のないところでの合併浄化槽で処理と、3本立てで行っているが、どうなるか、下水道行政は、住民と直接、直結するだけに目が離せない法律改正でもある。見守りたい。
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【2010/04/30】 | ページトップ↑
高速増殖炉「もんじゅ」の大事業は、国家プロジェクトと同時に、敦賀市、白木にとっても、大事業に変わりがない。
Date:2010-04-29(Thr)

昨日は、もんじゅ再開のニュースが何度となく、全国を駆け巡った。原子力発電は、二酸化炭素を出さない。地球環境問題解決の切り札でもある。その上、燃料が減るどころか増える。高速増殖炉「もんじゅ」の原子炉はまさに夢の原子炉だ。ストーブをたくと、タンクの灯油が減るどころか、増えることだ。それだけに難しい技術だ。知恵をつかさどる文殊菩薩の名もふさわしい。

とりわけ、原子炉の安全性は当然だが、冷却に使う液体ナトリウムは、酸素や水に触れると激しく燃える。漏れれば火災にもなる。中学校の実験で、脳裏に刻まれている方も多い。14年前もナトリウム漏れと白い広がりが、全国に映像ともに、状況が国民の目に明らかになった。

この14年間、原因の調査、対策、改造と総点検と着実というよりは、時間をかけ、政治にも翻弄されながら、時間が過ぎた。その間、地元振興もエネルギー研究開発拠点化の具現化が進み、広域連携大学の着工までこぎつけた。

昨日も敦賀市の白木の元区長で、元市議会議長の橋本昭三さんがテレビに登場していた。白木のトンネルをはじめ、道路と港の整備から生活基盤である雇用環境が大きく変わった。

14年間の総括は、これからだが、話が出てからでも30年を超える。建設でまちは潤い、終了でその浮き沈みは大きいが、いまだに、敦賀市の財政は、交付金や固定資産税で不交付団体を続けている。いずれにしても、高速増殖炉「もんじゅ」の大事業は、国家プロジェクトと同時に、敦賀市、白木にとっても、大事業に変わりがない。

再開にむけての環境整備は、昨日の川端文部科学大臣の敦賀市訪問で最終場面を迎えたが、これも大きな舞台だ。今後は、最終点検、連休明けの現場での制御棒引き抜きと入念な現場での作業に移る。タービンに蒸気が送られ発電までには相当な時間と労力が必要だ。どれだけの人が、この事業に関わり、これからも関わるか、敦賀市にとっても、公開ヒヤ、建設、運転、廃炉、管理と時間軸は、百年を超えるだろう。市民とのかかわり考えても歴史に残る大事業に変わりがない。
【2010/04/29】 | ページトップ↑
介護と医療
Date:2010-04-28(Wed)

一昨日の夜、あるお宅で10名程度の意見交換会を開いていただいた。もんじゅの問題から、小中学校の冷房設置の課題と幅広い意見をいただいた。大半が私とは相反する意見ではあったが、議員としては大変重要な時間だ。

昨日は昨日で、気比史学会総会の中で、「天狗党と敦賀」と題して、市立博物館学芸員の坂東佳子さんより記念講演があった。幕末の敦賀で二百人を超える惨殺事件と、その後の松原神社で手厚く葬る敦賀での浪人まつりの経緯だけでなく「天狗党の時代背景」「天狗党の評価定まらず」「水戸光圀の大日本史の勤皇思想が幕末の天狗党、戦前の天皇崇拝」と・・・。時空を超えた大きな流れの中で敦賀を勉強することも大事だ。

一方で、渓山荘、常盤荘、真盛苑などの介護の現場を訪ねるのも重要な時間となる。意見交換、講演とどれをとっても大事な時間だが、直接の現場が課題を知る上で、重要なことは言うまでもない。

書きながら話題を探す作業をお許し願いたい。昨日は、元気な高齢者を取り上げたが、今日は介護現場の問題を取り上げたい。

超高齢化社会で、介護施設の必要性、介護保険の問題だけに限らず、介護と医療の問題も、介護の最重要な課題だ。介護施設では医療的ケアが必要なお年寄りが増えている。私も両親の介護、女房の両親と、介護を経験してきただけに身近に感じてきた課題でもある。しかし、基準では看護師の配置は少なく、十分な対応はできないのが実態だ。

病状がひどくなると、何度となく介護施設を出され、病院と介護施設、介護施設と在宅の往復も、介護をする家族にとって、労力と疲れは半端ではない。それを避けるためか、医療の必要度の高い人が入所を断られることも多い。また、症状によって、病院は退院を迫り、在宅への介護をすすめることが、医療費の面からも多くなっている。一方で、介護職員による「違法」とも言える医療行為が黙認されていることも現場では見受けられる。それが実態だ。

医療的なケアを必要とするお年寄りは、特養だけでなくグループホームなど他の施設、あるいは在宅でも増えている。超高齢化社会での医療行為は切っても切れない措置ともいえる。法律的な面や実態を踏まえての対応も必要となる。

ただ、介護現場の限られた報酬、人員でぎりぎりの運営では、十分な医療的なケアなどできるはずもない。それほど人材面で不足している。

この中で、厚生労働省は、原則として医師や看護師にしか認められていない医療行為のうち、口腔内のたんの吸引と、腹部に開けた穴から管で胃に流動食を入れる「胃ろう」の管理の一部については、特別養護老人ホーム(特養)の介護職員にも一定条件下で認めることを決めた。とはいっても、これもほんの一部だ。今後、介護職員のこうした医療行為は「入所者の同意」「研修を受ける」「医師の指示のもと看護師と連携して」などを条件に行われる。正式な行為と認められたことで研修の場も広がるだろう。

ただ、より安全な介護と医療を求めるなら、介護の質や人材育成など、行政や地域が一体となって、将来を考えて整備することが大事だ。地方都市では難しい課題だが、幸いにして敦賀は、市立敦賀病院、看護専門学校があり、さらに敦賀短大の看護学科設置、その後の介護の人材の育成など、下地は整っている。この種の課題は、現場の実態をつぶさに把握することから始まる。
【2010/04/28】 | ページトップ↑
老いてなお盛ん
Date:2010-04-27(Tue)

手続き的に進んでいるといえば、それまでだが、全国ニュースで高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる報道で「敦賀」の文字が何度となく登場した。

西川知事は、昨日、東京で川端文科大臣と直嶋経産大臣と協議し、安全対策や地域振興策について国側の考えを確認できたとして、近く運転再開を認める方針を正式に明らかにした。順調のようで今朝にもんじゅの検出器の故障、まさに前途多難だが、頑張ってほしい。

話題を65歳以上の方とした。方としたのは、「老人」「高齢者」という言葉をことのほかきらう年代が増えたからだ。昔は、敦賀でも「敦賀老人大学」といっていたが、最近は「いきいき生涯大学」としている。その上、大学院まである。いきいき生涯大学院は、敦賀短大で学ぶ。「若い女学生と同じ環境で勉強できる」と喜ぶ老人ならぬ、意気盛んなおっさんもいる。その上、同窓会の集まりも意気盛んだ。数は少ないが、敦賀短大で学ぶリタイアー組もいる。今回の短大の学科の改廃を惜しむ方もいる。

ここでは、「老いては子に従え」と言葉はあてはまらない。今の高齢者には「老いてなお盛ん」の言葉がぴったりである。町内の壮年会も65歳以上の元気な青年が多い。その分、老人会への入る年代がさらに遅れている。人口減少、少子高齢化などと嘆く前に、高齢者パワーをどう地域活性化につなげるかである。

現実に、60歳前後が敦賀市で一番多い人口のかたまりだ。その団塊の世代が退職し、生涯学習へのニーズはさらに高まることは確実である。高齢者向けの学習サービスと生きがいづくり、さらには、社会参加の仕組みなど、これからの重要な行政施策となる。

昨日も観光協会で観光ボランティアの話になったが、見守り隊、消防団、交通指導員など活躍の場は多い。注目したいのは、県外、市外から優秀な頭脳をもった団塊の世代などユータンで故郷の敦賀に帰郷する方が意外に多い。「女房の故郷で」と、県外から終の棲家として敦賀に訪れる高齢者もいる。中池見湿地を守る「中池見ねっと」の事務局長も大阪で教鞭をとっていた優秀な人材だ。

先日も高齢者の人気のグラウンドゴルフ場を「敦賀市内に」と要望を受けた。運動公園では、いまひとつと、365スキー場、滋賀県と足をのばして楽しんでいる。その人口も急増という言葉が当てはまる勢いだ。グランドゴルフだけでなく、市内の運動施設でも、プールへ、テニス場へ、それぞれ思い思いに老後ならぬ余暇を楽しんでいる。超高齢化社会が訪れようとしている敦賀市、体も心も元気なお年寄りが暮らせる敦賀市として、どんな施策が必要か、考えてみたい。
【2010/04/27】 | ページトップ↑
言葉ではない、背中で、大事なことを教えてくれる。
昨日は、寒いが穏やかや五月晴れともいえる日曜日。午前中は立石岬まで自転車で出かけた。敦賀湾の穏やかさがいい。時間があったので、中池見まで足をのばした。タンポポが咲き穏やかな原風景だ。さらに金ヶ崎緑地へ、教会幼稚園の園児とお年寄りが遊ぶ、のどかな風景だ。ボランティアと言え、地道に活動を続けている。昼からは、「松宮いさお敦賀後援会」の発足、夜は、福井で会議と時間が過ぎた。

書きながら、話題を探すことにも慣れてきた。大事なことは続けること、一日の動きを書き出していると、自然と書きたいことが浮かぶから不思議だ。

今日の話題は、市内の便所の掃除、気比の松原の清掃、最近では通学時の見守隊、交通指導員、生徒の松陵中の皆勤賞と、真面目に普通に続けていくことが、どれだけ大変か、大事か。言葉はなくても、自然に態度で示している。子ども心に残った刻みは、いつまでも残るものだ。

なかでも、阪神・金本知憲選手の連続試合フルイニング出場記録。それがようやくストップした。まさにようやくだ。それも自分の申し出でその記録を外した。続けることだけの目的でない仕事の責任の取り方でもある。それだけに価値がある。1492試合1万3686イニング。1999年7月から10年を超える仕事の連続。大リーグでの記録が903試合、日本の歴代2位が700試合。ずば抜けての記録だ。

サラリーマンでも10年間、無遅刻、無欠勤は探してそうはいない。松陵中の皆勤賞は、卒業生の中に毎年、記されている。ただそれだけだが、素晴らしい賞だとも思う。全国的にも学校での「皆勤賞」そのもののが、人気がないのか、減りつつあるとか。無遅刻、無欠勤、無早退の普通のことで、連続することが、現代では相当な価値観を持つことを金本選手も、中学の皆勤賞も教えている。

金本選手、見守隊、交通指導員、教会幼稚園の活動と、言葉ではない、背中で、大事なことを教えてくれる。
【2010/04/26】 | ページトップ↑
四文字熟語が似合う政治
昨日は、朝、「松宮いさお敦賀後援会」の発足準備と、昼からは武生で5月7日に開かれる「若泉征三の政経パーティー」の打ち合わせと時間が過ぎた。風は冷たいが、久しぶりの晴天だ。ドライブ日和でもある。

夕方は、天気の良さにつられて、敦賀から長浜へ、自転車のペダルを回した。行きはよいよいだが、帰りが寒すぎた。上空の寒気の影響で気温がぐっと下がった。

昼間の15度も低いが、夜6度とこれは低すぎる。あたる風は冷たい。ニュースでは、3月下旬から4月上旬並みとか。今朝は、放射冷却で、最低気温は、3度とも。これでは、農作物に影響する。

「三寒四温」ならぬ「三温四寒」だ。語呂合わせではないが、最近の政治は「二転三転」が多過ぎる。「朝令暮改」というのか、対応が「右往左往」と。国政を伝える最近の週刊誌の四文字熟語がやたら目につく。新聞報道も見出しに事欠かない。悲しいかな、いずれも鳩山政権の迷走ぶりを言い得て妙である。党員ながら、しっかりしてほしいと思う。

マスコミはこの種の言葉選びはさすがだ。普天間問題は先行きが見えなくて「五里霧中」。高速道路料金問題の鳩山発言は、まさしく「朝令暮改」だが、ここまで来ると大変失礼だが「薄志弱行」にうつる。しっかりしてほしい。前原国土交通相と小沢幹事長のバトルも、高速道整備のための財源を求めながら、値上げ見直しでは、まさしく「二律背反」と正直なものいいが、正論にもうつる。

一方の自民党離党組の舛添前厚生労働相が「旧態依然」だと自民党を批判。これから「離合集散」に進むのか。新党ブームは、騒ぎは大きい山が鳴り動く程に大きいが、それによって起こった結果は鼠が一匹しか出てこないという意味のまさしく「大山鳴動」の語呂が似合う結果ではないか。

中央政治の「右往左往」に比べ、果実が落ちるように決着は延びに延びたが、福井の政治はわかりやすい。四文字熟語ではないが「地元了解」「運転再開」が何度、新聞紙上をにぎわしたか。川端文科相、直嶋経済産業省と西川知事の三者会談でやっと26日にもんじゅにゴーがかかりそうだ。これからも「前途多難」だが、ぜひ頑張ってほしい。
【2010/04/25】 | ページトップ↑
新幹線と並行在来線の関係
Date:2010-04-24(Sat)

九州の長崎に行けば、長崎新幹線。北海道の函館に行けば北海道新幹線。その土地土地で閉塞感を打破しようと懸命だ。人口減少もさることながら、観光客の減少も深刻だ。長崎、函館は観光が有力産業だからこそ、真剣だ。新幹線の誘致競争も激しさを増すのではないか。それぞれに有力な民主党議員もいる。

先週、青森県を訪れた時、東北新幹線の期待度は大きかった。八戸—新青森間で、新幹線車両を使った初の走行試験が今月に入って始まった。検査車両のトラブルはあったものの、十二月の全線開業に向け準備が着々と進む。

東北新幹線全線開業後に、並行在来線(東北線八戸—青森間)の経営はJRから第三セクターの青い森鉄道に移される予定だ。早くも厳しい経営が見込まれるというから心細い。県が国などに支援を求めているが、相手の反応はすこぶる鈍い。並行在来線の地元議論は、全線開業を意識してか、それほどなかったとも聞く。

青森県民の悲願といわれ、脚光を浴びてきた新幹線。その陰に隠れがちだった並行在来線にも課題は多い。敦賀にしてもそれほど影響はないといっても、福井や武生に通う高校生の通学はもちろん、通勤、さらには、最近では、県立病院など通うお年寄りの足を守るという生活路線は必須だ。

ところで、函館、長崎を訪れて感じることは「龍馬伝」の影響か、幕末のヒーロー坂本竜馬は至る所に顔を出す。函館は、坂本家の子孫が北海道開発にあたったとか。長崎はもちろん、日本の株式会社の元祖、亀山社中。NHK大河ドラマで竜馬を演じた福山雅治のポスターがここかしこに並ぶ。ポスターの表題は「RE.JAPAN」と世相を反映している。

昔、大河ドラマを演じた北大路欣也からと福山さんへの変化を「肉食系から草食系へ」と語る評論家もしたが、竜馬の役回りもエネルギッシュなタイプから、周りに配慮する調整型に変わったともいえる。歴史ドラマは無意識のうちに現代と重ね合わせて見てしまう。「龍馬伝」での権力闘争や脱藩をめぐる騒動も現代の民主党、自民党の状況にも通じる。

真っ先に思い浮かぶのは大政党を離れ新党結成に走る政治家の行動。現代は、与謝野馨元財務相らに続き、舛添要一前厚労相も自民党を離党して新党を立ち上げる。少子高齢化、人口減少と課題が多い中で、地域が生き延びる道は、地域でも真剣に従来路線ではなく、真剣に考える時代だ。

自民党離党組が竜馬になれるか、それほど甘くわない。民主党も参議院選挙マニフェストに取り組み始めたが、政権与党の実態にそくした、実現可能なマニフェストに取り組むべきだ。自民党を見限る政治家が、沈む船を見限るネズミに見えてしかたがない。民主党も離反組は少ないが巷の声は、半端ではない。政治不信が渦巻いている。

冒頭の話に戻すが、新幹線誘致合戦は、夏に向けて激しさを増すが、新幹線と並行在来線の関係は、やじろべえに似ている。双方のバランスこそが最も大事。一方が便利だから他方が不便でも仕方ないでは困る。この議論もイケイケドンドンではなく、福井県できちんと論議すべき時期にきている。

【2010/04/24】 | ページトップ↑
困(コマ)った、困(独楽)った、コマドリ姉妹
Date:2010-04-23(Fri)

「困った困ったコマドリ姉妹」と念仏のように古い駄洒落を言う友人の警察官がいる。コマは漢字で「こま(独楽)」とも書く。まさしく飲むと「独り楽しむ」ようにでる駄洒落は、誰も相手しない(ひとのことは言えないが・・・)。

コマは、勢いがあるうちは重力と遠心力に力のモーメントが働いてクルクルと回る。しかし、勢いが衰えると軸が左右に大きく揺れて止まってしまう。鳩山首相の最近の動向を見ていると、まるでこま(独楽)だ。民主党員ながら、不安を感じる。昨日の高速道路無料化をめぐっての小沢、前原論争も、首相をめぐってのゆれにほかならない。もっとしかっりしてほしい。まさに、困(コマ)ったものだ。

米軍の普天間飛行場移設問題が象徴的。沖縄県民に視線が向いているかと思えばアメリカには「トラスト・ミー」と秋波を送る。目まぐるしく変わる鳩山首相の態度に国民の目も、マスコミもおかしく、めまぐるしく面白ほうだいに書きまくり、沖縄島民も徳之島島民も振り回されている。市内の家々を訪問すると、鳩山政権の不支持ぶりを肌で感じることができる。

政権交代したころは、高い支持率をバックに勢いがあった。ところが勢いがなくなると、政権運営の軸は、変わらないといっても、実行段階でのブレをマスコミは面白く伝え、ブレを大きく見せる。国民はそのブレを不安から不信感へとぶれてきている。勢いがなくなれば、ぶれが大きくなり、コマは立っていられなくなる。

高速道路無料化で幹事長と大臣が対立。子ども手当も、受給者の評価は高いが、自治体の事務局は大変だ。来年度はどうなるかわからない。地方はその迷走で困っている。そして普天間移設問題は典型だ。民主党鹿児島県連の言い分にもきちんと答えていない。政治は言葉だというが、首相の言葉が軽く見え、腹案だとか、国民には分かりにくい説明が目立つ。

こまは重心が低いと安定してよく回る。だが、支持率は逆だ。低ければ政権運営が厳しくなる。鳩山政権の支持率は各種調査によると30%を切り、いわゆる「危険水域」に達している。

政治に必要なのは、お政治(オセイジ)ではない。まさしく「求心力」だ。求心力が物理的には「遠心力」ともなる。勢いは、発信力にもなる。勢いがなくなると、ゆらゆらと軸がぶれ、いつ倒れるか、不安と不信が、さらにゆれを大きくする。「政権交代」という言葉は、もう勢いを失い、「公約実行」を掲げるポスターも色あせて見えると友人は言う。これだけ、難しい時代、無責任に、政権を投げ出すのでは国民が「こま」る。辛抱強さもほしいが、政権実行は、起死回生というのは、ない。

洒落でごまかす時期も過ぎている。昨日も、参議院選挙のマニフェストに地方議員のアンケートを、本部に伝えた。歴史的な政権交代だけに、地に着いた、粘り腰のから、わかりやすい、政権政党にふさわしい対応を求めたい。地方は、コマのぶれにつきあうほど、余裕がない。それほど疲弊し、閉塞感に包まれている。この国は、まだまだ中央集権だけに、いくら財政力があろうと、国の政治に市民は振り回される。


限りある財源も含めたロードマップなど、責任ある、実効性のあるマニフェストと着実な実行が必要だ。地方の民主党員の切実な一議員の思いでもある。「困った、困ったコマ(独楽)」では、本当に困る。
【2010/04/23】 | ページトップ↑
人口減少、競争原理、税収減のなかでの、まちづくりと行政サービス・・。
Date:2010-04-22(Thr)

日本の人口が減り始め、昨年度は18万人減とか。敦賀市がふたつから三つなくなる計算だ。私たちには想像ができない社会の到来だ。街並みの変化も速い。三島橋のガソリンスタンドもコンビニ変わった。レギュラーガソリン価格はこの2年間に100〜180円台と大きく変動している。最近でも130円を超え1カ月で10年近い変動幅。暫定税率の期限切れと復活と大きく乱高下することもあったが、競争原理と人口減少は、急速に地方都市をこれまでと違った様相になっていくのではないか。

コンビニの店舗スペースが小さいためか、駐車場のスペースがやたら大きい。そのコンビニの業界も競争は激しい。近くに2軒目、3軒目が開店し、利用者に便利がいいが、店主は必死だろうと想像がつく。

27号線沿いには家電量販店、ラーメン屋、お好み焼きと、敦賀ではない全国展開の店がならび、新木崎通りは、福井市と間違うほど、同じような店舗が並ぶ。店舗の移り変わりも激しい。

一方、旧27号線には、気が付くとあったはずの店が閉店している。元のボウリング場の広大なスペースも空いたままだ。27号線沿いの廃虚のような店舗跡を見掛けることがある。立地に魅力がなければ、誰も引き継いではくれない。廃墟だけが残る。競争原理と人口減少を頭において、まちづくりを考えておかなければならない大きな課題だ。JR敦賀駅舎改築と駅周辺開発も、このことを念頭においての、設計であるべきで、けっしてデザイン優先で進めるべきではないと思っている。

もうひとつは、人口減少で税収は確実に減る。行政改革のひとつに職員の定員管理である。総務省の指導もあり、見事にというほど減少むかったが、それに高齢化という現象で、ここばにきて、ノウハウを持つ団塊の世代がごっそりと抜ける。

昨日は、九州の福岡市から1時間からない街、大野城市を訪れた。大野城市は人口1000人あたりの職員数が4.1人と全国で最も少ない自治体である。人口減少、税収減と、将来を簡単に予想ができるだけに、徹底した行政改革を実施していた。全国でも珍しい自治経営課を持っていることだ。

全国的にも民主党の事業仕分けが各地で行われているが、大野城市は、コスト削減を目的とする事業仕分けとは違って、市民の満足度に視点に据え、現場の職員のノウハウを最大限生かした、事務事業の改廃再編を行うために、独自に開発した「事務事業評価事業」(フルコスト計算書)を導入している。

市の職員、市民、専門的なコンサルときめ細かい作業をシステマティックに行っていた。専門的わかりにくいことも多いが、一律的なカットではなく、現場で工夫を加えながらのきめ細かい削減や廃止であり、なかには拡大もある。

ここからは、細かくなるが、事務事業ごとの決算データ(収支)をまとめたシートとして作成されていた。(平成15年度~平成19年度、500件の全事務事業対象)このシートには行政関与の妥当性、事業の進捗度、市民の評価の3つの視点と対象者一人あたりのフルコスト、数値目標に対する現在の達成度、事業ごとに設定した独自目標に対する数値の3つの指標をもとに、効率性や有効性を把握。

従来であれば、民間委託などアウトソーシングすれば、それで予算削減ができたとして評価していたものを、その結果、市民が民間委託で満足度が増したかまでチャックを行う。満足度が低ければ逆に直営化まで考える、一歩進んだ行政改革でもある。  

面倒な事務作業を簡単にできるよう、エクセル方式で作成されており、ホストコンピュータと連動、予算・決算項目に該当する数字(金額)は事前に割り振られるよう工夫もしている。

ここの味噌は、現場をよく知る職員と市民の目、さらに専門コンサルタントと三者で、きめ細かい事業評価をシステムに予算編成に行うことにある。事業仕分け的なバッサリ的な要素ではなく、また、これまでの前年度踏襲主義の自治体運営を客観的に変えるための仕組みである。なかでも、現場をよく知る職員のノウハウが、生かされることが、将来の人材育成にもつながることでもある。

敦賀市もここ10年、財政管理、事業評価、予算査定と編成と随分と進化してきた。考え方も変わりつつある。どう進化しるか、人材を育成するか、これからも課題は多い。先進事例を勉強し、提起していくことも大事だとも思っている。

人口減少、競争原理、税収減と地方都市は確実に、それも時間の速度も速く、変貌している。行政も予想される状況変化に敏感に対応し、まちづくりや予算編成など、将来をにらんでの改革は、大事だ。
【2010/04/22】 | ページトップ↑
政治にしか、頼ることができない。民主党でも自民党でもかまわない、とにかくしっりしてほしい・・。
Date:2010-04-21(Wed)

一昨日、ひたいを9針縫ったことで脳外科外来へ。久しぶりに市立敦賀病院の外来風景をみることができた。初診受付に始まり、病院ボランティアが親切に対応して、案内している。順番表示で自分の番も把握できる。受付の対応も申し分ない。清算も点数と経費が一目瞭然の請求書。カードを入れての自動支払いも待つこともない。自動化の導入により一連の流れがスムースになり、患者に対する対応も、笑顔で親切に対応している。

30年前、敦賀の医療事情がわからないときに頼るは公立病院。待ち時間も随分と改善した。受付も支払いの風景も随分と変わった、それでも看護師さんや受付の職員の笑顔と親切な対応は、不安な患者には心が和む。何事も基本が大事だ。

病院内でも知り合いに多く合う。世間話から市政への話、駅舎改築と発展すると長い。今週、日曜日も各家々を訪問すると、正直な市民の声を多く聞くことができた。世間話に始まり、市政の話、病院の話と、時間をかけて話をすると、政治に対するお叱りは当然としてもことのほか政治不信の高さを感じる。また、市民生活レベルでの景気は、まだまだ冷え込んだままだとの実感する、パートの話から、最後は、年金、介護、医療となる。

参院選まで約3カ月。まだまだ市民レベルでは時期も候補予定者の氏名さえ知らない。巷での盛り上がりはこれからだ。選挙の話をしても無関心というより、選挙時期を知らない方も多い。選挙関係者にとっては、3か月を切れば臨戦態勢、忙しくなり始めた。

全国に目を向けても、新党ブームが加熱、沸騰するなど地方も巻き込んで政治の世界が今、いやに騒がしい。昨年の衆院選で政権交代が実現。民主党員である私には、しかし鳩山政権の支持率が常に気になるところだが、首相の求心力が高まらず、政権の弱体化を見抜いた保守勢力や地方の動きが隆盛、活況を呈しているようにうつる。

国と地方の財政も危機的状況が深まっており、新党の起死回生の妙案を掲げる改革派も、豪腕を誇るベテラン勢力も簡単に信用できないものがある。民主党員でありながら、党執行部にしっかりしろよと言いたくなる。米軍普天間飛行場の移設問題も、相反する課題である財政改革と経済振興の実現も、誰が担当したところで容易に答えが出ないのは明らかだ。

こうした姿に国民は失望感を深めている。報道各社の調査では内閣支持率が下がり続け、不支持率は軒並み過半数に。5月末決着ができなかった場合は首相の辞任を求めるという声も半数前後に上っている。

普天間だけを取り上げても失望感が強くなっている。対応のまずさばかりが目立ち始めた。市民感情も何よりも重要なはずだが、世論を敵に回している。移設問題と不可分の在日米軍や日本の安全保障のあり方に関する議論・協議は不十分ままだ。説明不足はもとより、基本論が立ち消えている。

ここまで来ると、基本に立ち返ることが大事ではないか。むしろ誠実で地道な取り組みこそが唯一の打開策ではないか。政党や政治家は保身や自己主張に狂奔せず、まず政治とカネの問題、足元の政治不信の一掃に取り組むところから始めてほしい。先行き不透明な時代に、不況の時代、ある市民は「政治にしか、頼ることができない。民主党でも自民党でもかまわない、とにかくしっりしてほしい」と、これが市民の本音ではないか。
【2010/04/21】 | ページトップ↑
虐待問題など相談業務の重要性(現場が示す実態)
Date:2010-04-20(Tue)

後援会活動で、各ご家庭を訪問して、市民の声を真正面に聞くと「民主党にはがっかりした」「なぜ、小沢はやめんのか」「普天間はどうなっているのか」と厳しいご意見があまりにも多い。マスコミに影響される面もあろうが、現在の正直な巷の声だろう。

その一方で、ある家庭で幼児虐待の話になった。先日も引きこもりとインターネットによる現代社会の特有とも言える悲惨な事件が発生した。児童虐待防止法の施行から20年。国や自治体はさまざまな対策を取ってきたが、深刻化する事態に追いつかないのが現状ではないか。

全国の乳児院や児童養護施設で、親や大人たちの虐待による入所者が急増している。身近な例として、市内三島町にある乳児院・児童養護施設「白梅学園」だ。労働団体ひとつである「ゆうあい倶楽部」の皆さんと年に一度、30年を超えて、訪問活動を続けているが、その変化をつぶさに感じることができる。

とくに、虐待による法律施行もさることながら、家庭による虐待で入所した子どもたちがあまりにも多くなっている。身体や心に深い傷を負うことも少なくないとか。

一方、市内鋳物師町にあるハートフル・スクールは市内の小・中学校に在籍する不登校の子どもたちのための教室である。人数は増えることはないが、減ることもない。それほど問題化してないとはいえ、いじめの問題も後を絶たない。

先ほどの、白梅学園の話ではないが、虐待を受けた子どもの入所が増えるに伴い、職員の負担も重くなっている。入所した子どもに対する「心のケア」は不可欠だが、現実は炊事・洗濯や学校との連携などに追われるのが現状だとか。人員不足も現実化している。

虐待には、家族関係や経済的な困窮など複雑な要因が絡む。とはいえ、一番の問題は家庭が孤立することだろう。厚生労働省の分析でも、地域社会とのかかわりが乏しく、子育て支援事業の利用もない家族の姿が浮かぶ。児童相談所における相談の専門の職員の要請も大事だ。

そのなかでも敦賀市の児童福祉部門は充実している方だ。子ども手当に関すること、児童手当の支給に関すること、乳幼児の医療費助成に関すること、子育て応援育児用品の支給に関すること、こんにちは赤ちゃん事業(生後4ヶ月までの新生児訪問)に関することなどはもちろん、幼児虐待の問題も市役所の児童家庭科、子育て支援センター、各保育園と窓口は広い。なかでも「こんにちは赤ちゃん事業」は、各家庭を看護師と保育士が訪問しながら、普段の会話の中で、引きこもりになりがちな母親を助ける事業でもある。

最近は世相が反映して、生活のため働きにでるお母さんが急増して、子どもの数は減るにも関わらず、市内保育園の入所者は増える傾向に変わりない。当然、子どもと接する時間は少なくなる。

私は、高校時代、母が作ってくれる弁当が毎日の楽しみだった。今ほど冷凍食品が豊富ではなく、おかずも全部手作りだった。なによりも、手作りの料理を食べさせることが基本だ。わが家では、子育てを終えて実感することは、子どもは親のいうことは聞かないが、親のすることはまねるということだ。箸の持ち方、食べ方まで、気がつくとまねている。

わが身を振り返っても、子どもをたたいたりしたこともあったが、気がつくと、自分のおやじの言動をまねていた。理由は定かではないが、最近は、子育ての経験や知恵が親から子へと伝承されなくなったのではないか。連続する子どもの虐待事件に、何が変わったのか、私の経験に置き換えても、なぜこのようになったのか不思議でしかたがない。

虐待した親たちは「泣きやまないのでいらだった」などと語る。その言動は未熟で、とても放っておけない。冒頭の民主党の子ども手当の迷走も、支持率低下につながっている。地方議員の私としても、もっと大事なこともあると言いたくなる。必要なところに早く十分な手当てを施す必要がある。地方は地方で、子育ての相談業務など、社会で子どもを育てる、ありていに言えば、税金で子どもを育てる時代でもある。それほど現代社会が変わってしまったと割り切ることも大事だ。
【2010/04/20】 | ページトップ↑
短期でなく、長期で、政治を考えることも大事ではないか。
冬のような寒さかと思えば、初夏を思わせるようなぽかぽか陽気。今年の春は気まぐれだ。昨日は、朝9時からプール、10時は、参議院選挙候補予定者の井ノ部氏と街頭演説と、活動的に始めたのはよかったが、温かさが災いしたのか、車のトランクで見事な名誉の負傷?・・。ひたいからポタポタと出血。頭の出血は、なぜか血量が多い。すぐに、市立敦賀病院の救急へ。女性医師の見事な手さばきと判断でで、麻酔から消毒、九針縫いと進んだ。CT検査も異常なし。完璧ともいえる処置で感謝したい。浮かれる気分を引き締めに変えてくれた。

医師の処置で痛みも消え、昼過ぎから元気を取り戻し、平和堂前の街頭活動、山泉、刀根、疋田、小河と車を回し、夕方はヤスサキ、カボス前と走り回った。春の陽気は元気をもらえる。

夜遅く、坂井市へ。市議選の結果を気にしながら、春江、三国と車を走らせた。市長選の無投票と定員に対し一人オバーが要因か64%と前回の80%から大幅ダウウン。それでも関係者は熱くなる瞬間でもある。結果が公表されるたびに拍手がわく。民主党候補はいずれも票を伸ばした。

ところで、気象が暮らしにかかわっているように、歴史的な出来事は今の社会へつながっている。坂本竜馬の明治維新もそうだが、太平洋戦争敗戦後の先人たちの苦労が現在の繁栄や平和をもたらしている。

敦賀市の雇用の有効求人倍率1.0に戻り、市の財政力指数も1.0を超えている。これは、県内はもちろん、全国的にもまれな数字だ。それも半世紀に近い前の政治家の決断で、今日の結果がある。次に半世紀の財政基盤、雇用の基本も敦賀3,4号の本格着工でほぼ整う。それを少子高齢化が急速に進む中でどう発展、展開させるか。

話を発展させると、先日、原子力委員会と原子力安全委員会は、それぞれの2009年版白書を公表した。なかでも原子力委の原子力白書は「原子力利用の新しい時代の始まりに向けて」の副題を付け、二酸化炭素(CO2)を出さない原子力発電の推進で地球温暖化防止に貢献する姿勢を強調した。

風力、太陽などの自然エネルギーを利用する発電は電力供給に不安定な点が指摘され、安定的で大規模な基幹電源として原子力発電を見直す動きがあるのは事実だ。米国ではオバマ大統領が風力や太陽光発電を推進する一方で、約30年ぶりの原子力発電の新設にも踏み切った。

同時にオバマ大統領は「核兵器なき世界」を提唱して、核軍縮と核物質の管理強化を推進し、原子力の平和利用を推進していく意義はさらに高まっていく。原子力発電を取り巻く環境は、確実に変化をしている。

その中に敦賀市があることも確かだ。短期でなく、長期で、政治を考えることも大事だ。もんじゅ再開、連携大学工事開始、敦賀3,4号本格着工と進むだろうが、どうこれらを生かすか、長い目で物事もを考えたい。新幹線もインフラとして街を大きく変える課題でもある。短絡的な議論は避けたい。

「ケがないのに、ケガしてどうする」と冷やかしを受けながら、めまぐるしく変わり、痛い長い一日だったが、なぜか、考えさせられる一日だった。
【2010/04/19】 | ページトップ↑
人生に定年はない・・・。
Date:2010-04-18(Sun)

昨日は、朝から民主党福井県連の関係で福井市、昼は越前市で、夕方、敦賀市内と会議が続いた。夜は、町内の総会で終えることができた。参議院選挙の巷ではまだまだ盛り上がりに欠けるが、参議院選挙まで70日あまり。民主党政権にとっても大きな試練が近づいたが、支持率の低下傾向には頭が痛い。ある市民からは「年金改革はどうなった」とお叱りを受けた。

ところで、この春、私の息子もそうだが、人生の転機を迎えた方も多い。新年度に入って二週間余り。新たな暮らしのリズムに慣れたころか。一方で、三月末に定年退職された知り合いの方から、あいさつのはがきが届き始めた。「大過なく・・・」とあるが、いろんなことがあったのだろう。「振り返ると、周囲の支えと励ましが・・・」と結ぶ。ハガキの行間に感慨深い思いがにじみ出ている。「年金生活が、始まりましたが、ボランティア、地域活動と忙しい毎日を・・・・」という文面からも「第二の人生」を前向きに元気に送ろうとする気持ちが伝わってくる。

ここで年金の話。保険料を過去2年間支払わず、事後納付もできない国民年金の未納者が315万人に上る。敦賀市にも多い。保険料は現在月1万5100円だが、所得に応じて4段階の減免制度があり、実は全額免除の場合でも年金額の半額、つまり税金分は受給できるシステムになっている。きちんと申請し全額免除となった人は09年3月時点で318万人だ。とにかく、民主党の年金改革を待つまでもなく、自らのことは自ら解決できることも多い。窓口に相談すれば、市の担当者はきちんと答えてくれる。

一方、昨日のニュースで、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開をめぐり、県の原子力安全専門委員会は、日本原子力研究開発機構に対して安全確保に向けた組織の強化を今後も続けるよう求めるとともに、国に対しては、厳正な安全規制に努めるよう求める報告書の案を大筋で了承。この作業は、運転再開を認めるかどうかの判断材料の1つと位置づけられていた。関係大臣との協議も大事だが、なによりも市民に対する安心と信頼が得られる努力が大事であり、再開後の運転には、何事にも慎重な対応も必要なことも言うまでもない。

現在、もんじゅ、ふげんの両サイトで千人近い方が働いている。一方で、今年、定年を迎えた方も多い。国策という仕事を終え、次の人生を歩む方も多くなってきた。4月末にはもんじゅ再開で全国的にも注目を集めることになる。いろんな人生の転機がある。

いずれにしても、「人生に定年はない」、働く人も、定年を迎えた方も、すべて敦賀市民、元気で、ともに生きるには、行政の停滞は許されない。もんじゅの安全・安心運転は基本だが、重要な雇用の場でもあり「ポストもんじゅ」をどうするか、将来をどうするか、次を議論する時期も近づいている。
【2010/04/18】 | ページトップ↑
もんじゅ再開に向けて、また一歩進むが・・・。
Date:2010-04-17(Sat)

冷たい雨に、うんざりしている。いつまでこんな極端な日が続くのだろう。桜も葉桜というのに、日本海も荒れる。見慣れぬ春に、体の変調を訴える人も目立つ。急激な寒暖の変化は、北極圏の寒気団のせいとも、海の温度の影響ともいわれる。

4月並みの暖かい日がしばらく続いた。相変わらずの暖冬か、と気を緩ませたが、甘かった。それでも桜は満開から葉桜。花見の寒さ、やはり春の扉は、そう簡単に開いてはくれない。体に変調を訴える人も多い。

ところで、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開をめぐり、安全性を独自に確認してきた県の原子力安全専門委員会が本日午後、開かれ、報告書をまとめることになった。

これで、西川知事が示していた運転再開の判断材料のうち、残されているのは西川知事と文部科学大臣、経済産業大臣の協議だけとなった。ナトリウム漏れ事故以来14年ぶりの再開を認めるかどうかの県の判断は、最終局面となる。

話を49年前に転ずる。各地で住民による公害告発が相次ぎ、大学では学生運動が吹き荒れていた。それでも科学技術の進歩が、バラ色の未来を開くという幻想は、当時十代の私のような若い層ほど浸透していたように思う。大阪万博は、高度経済成長を続けてきた日本の総決算ともいえる一大祭典だった。

万博のテーマ「人類の進歩と調和」は、人間の果てしない欲望に沿った理念だったが、現代は環境保護や共生といった価値観がはるかに優先される。万博のシンボル・太陽の塔が40年ぶりに点灯した。地球環境問題、人口爆発、資源枯渇と49年後の「進歩と調和」の意味も大きく変わった。その上の不況、解決策が見いだせない脱出の扉もしたたかにあまりにも重い。

もんじゅ開発の意味も時代の流れによって変わってきている。地球環境問題、資源小国など開発の意義は大きい。敦賀にとっても雇用を側面から支えている。広域連携大学など新しい風も駅前に吹き始めた。もう少しの辛抱だと思えば資源の、背筋は伸びる。そう思えば、葉桜も、美しく、頼もしく見える。巷では5月の連休の話も出る不思議な季節感だ。


話を49年前に転ずる。各地で住民による公害告発が相次ぎ、大学では学生運動が吹き荒れていた。それでも科学技術の進歩が、バラ色の未来を開くという幻想は、当時十代の私のような若い層ほど浸透していたように思う。大阪万博は、高度経済成長を続けてきた日本の総決算ともいえる一大祭典だった。

万博のテーマ「人類の進歩と調和」は、人間の果てしない欲望に沿った理念だったが、現代は環境保護や共生といった価値観がはるかに優先される。万博のシンボル・太陽の塔が40年ぶりに点灯した。

地球環境問題、人口爆発、資源枯渇と49年後の「進歩と調和」の意味も大きく変わった。その上の不況、解決策が見いだせない脱出の扉もしたたかにあまりにも重い。

もんじゅ開発の意味も時代の流れによって変わってきた。風の冷たさは同じでも、もう背を丸め、縮こまって歩くべきでもない。もう少しの辛抱だと思えば資源の、背筋は伸びる。そう思えば、葉桜も、美しく、頼もしく見える。
【2010/04/17】 | ページトップ↑
高速増殖炉もんじゅの再開、再処理工場の完成、使用済み燃料貯蔵センター準備工事と、リサイクル事業が、各地で頑張っている・・・・。
Date:2010-04-16(Fri)

春は気まぐれだ。春の嵐というのか、黄砂と共に、屋根が吹き飛ぶほどの強い風が吹き荒れた。一昨日より青森県の下北半島にいる。交通機関の運休が相次ぎ、一度は着陸を試みたが強風のため、再浮上し、再び着陸に再挑戦、何とか三沢空港に無事到着。小雪が混じる気温2度の本州最北の寒さでもある。敦賀市と10度を超える寒暖差に強風はこたえた。私にとって、この地は35年前、原子力船「むつ」と対面した場所でもある。

春の天気はもともと安定とは縁遠い。「花冷え」は晩春の季語。それにしても…と思うのはことしの状況。例年にも増して不安定だ。

ところで、原子力発電所から発生する使用済燃料は、現在、ふたつの道をたどることとなっている。ひとつは青森県の六ヶ所村にある再処理工場。もうひとつは、再処理工程に時間がかかるので、それまでの間、貯蔵する中間施設へなっているが、まだ、建設準備段階だ。そのふたつの施設の現状をつぶさにみる視察でもあった。

完成をまじかにひかえた六ヶ所の日本原燃の使用済み燃料の再処理工場は、小雪交じりの強風の中で迎えられた。現在、日本原燃の副社長を務める平田氏は、元関電の美浜所長だ。敦賀のスナック「芹」の閉店まで知っている。再処理工場は、現在、最終段階で、高レベル廃棄物のガラス固化体を製造する試験過程で苦しんでいる。溶融炉内にれんが落ち、固まった状態。それも放射能が高レベルだけに遠隔操作が要求される。まさに手探りの状態が続いている。

日本原燃は当初、れんがの回収を12月に予定していたが、工場内に高レベル廃液が漏れた影響により延期。その後、3月中の回収を目指したが、炉の温度を上げるための確認作業に時間がかかり、約4カ月の遅れとなった。原燃は今後の作業工程の短縮を見込めるため、試運転終了を10月とする計画に影響はないとしている。

日本原燃は、ウラン濃縮、再処理、廃棄物の貯蔵と原子力発電の周辺のリサイクル事業を、商業利用を目的とし、電気事業連合会(電事連)所属各社(沖縄電力を除く)と日本原子力発電の出資により、1980年に日本原燃サービス株式会社として設立、1992年に日本原燃産業株式会社と合併して現社名となった。当初は青森市に本社を置いたが、現本社は工場に隣接した青森県六ヶ所村にある。規模としては、青森県においては最大の企業であり、資本金で比較すれば、資本金2000億円は2位の青森銀行の16倍である。原子力リサイクルの中核の中核を担う会社だ。

次に、訪れたのは、使用済み燃料を貯蔵する中間施設の建設予定地のむつ市。経緯は、1999年6月に原子炉等規制法が改正され、原子力発電所構外に使用済燃料を貯蔵することが可能となり、2000年12月東京電力がむつ市において「リサイクル燃料貯蔵センター」の立地に関する技術調査を開始。2003年6月、当時のむつ市長であった杉山粛市長は「リサイクル燃料備蓄センター」の誘致を表明し、翌7月に事業者に対して要請を実施した。

2005年に青森県とむつ市は建設を了承し、事業者である東京電力、日本原子力発電との間で「使用済燃料中間貯蔵施設に関する協定書」を結んで、事業が急速に動き出した。使用済燃料にはまだ使えるウランやプルトニウムが約97%残っている。

現在、日本では54基の原子力発電所が稼動しており、年間約900~1,000トンの使用済燃料。一方、六ヶ所村で2010年の操業開始に向けて建設が進められている再処理工場の処理能力は年間最大800トンであり、差し引き100~200トンずつ使用済み燃料こと、リサイクル燃料を貯蔵していく必要から今後、重要な事業でもある。再処理するまでの間、安全に貯蔵・管理しておく施設が「リサイクル燃料備蓄センター」でもある。これが現実化するように建設準備が着実に進んでいる。

使用済み燃料を受け入れるむつ市関根浜港には、原子力船むつの原子炉が眠る。かつてのむつの中央制御室が展示館に保管されている。懐かしいの一言だ。昭和49年9月放射線漏れを起こした原子力船むつ、1カ月間、港に帰港できず陸奥湾を浮遊していた。朝もやの中で紫のむつ船体は、小さく木の葉のように揺れていたことを昨日のように覚えていた。

話を春の天気に戻すと、天気の「ウェザー」を動詞として使えば、荒天に「耐える」、危機を「乗り切る」という意味がある。船が嵐を乗り切るときの動詞として、商船大学時代に教えられた単語の意味でもある。野球の投手がピンチを切り抜けるときもウェザーを使う。それは逆風に立ち向かうときの雄々しい言葉なのかもしれない。

高速増殖炉もんじゅの再開、再処理工場の完成、燃料貯蔵センター準備工事と、リサイクル事業が、確実に現実化する中で、課題は多いが、資源小国のかじを取り、荒波を「ウェザーする」ことができるか。各地域で寒さと強風の中で、仲間が頑張っている、そんな光景をつぶさにみた視察でもあった。
【2010/04/16】 | ページトップ↑
三日月政務官発言「もんじゅと新幹線は別」
Date:2010-04-14(Wed)

南越前町の町議選が無投票で終わった。夕方、山本優町議の5期目誕生の現場にいた。美浜町議選といえ、坂井市議選も一プラスで何とか選挙戦になる傾向に、今の福井県の現状を感じる。地方政治も中央の政治と同様、魅力がないのか、考えさせられる現象が続いている。坂井市は4町合併後2度目の選挙、議員定数は敦賀市と同様26まで減らしてきた。それだけに得票数も増え、町議選挙とは違う選挙戦、難しさもあり敬遠したのか。

一方、中央でも、鳩山内閣の支持率が落ちる一方である。あるテレビの調査では3割を切った。逆に不支持率は5割を超した。各種世論調査、同じような現象が続いている。

ところがここにきて、マスコミの論調に変化が出てきた。批判を続けてきた朝日、毎日が目にあまるのか、本来の応援団に変わってきた。11日の毎日新聞コラム反射鏡は「コップの水はまだ半分もある」と題して、「(前略)首相官邸裏のビル街を歩く。自民党有力政治家や関連利権団体が事務所を連ねていた一角だ。表に出せない政治資金や陳情の巣になっていた。政治記者には重要な取材ポイントだったが、今や見る影もなく閑散としている。権力の切れ目がカネの切れ目となった典型だ。

(中略)永田町の風景は明らかに変わった。権力の所在が公式化した。陳情政治が減った。政治主導が定着しつつある。」と陳情政治が変わった、書き出しに述べている。続けると、


「(中略)日米関係の過去が洗われ、政権交代しなければとても明らかにならなかった密約の数々がオープンにされた。(中略)今のところ鳩山政権がこの好機をうまく活用しているとは思えない。だが、こういう見方はできないか。」と見方を変えてきた。

最後に、「(中略)もう1点、国民の覚悟に触れたい。民主主義のルールとして政権を一回選んだからには4年ぐらいはじっくり任せるぐらいの覚悟が欲しい。政治家に覚悟を求めるのは言うまでもない。政治にはどうしても時間がかかるのだ。要は、政治にしかできないものがあり、それは国民が政治家を使ってさせるしかない。そのためには何が必要か、という設問への愚答である。乱反射しないことを祈りたい。」と、これなでにない論調で結ぶ。

先週発売の週刊朝日も見るに見かねたのか、この半年間に民主党政権ができなかったことを騒ぎ立てるのではなく、できたことに目を向けようという特集を組んだ。「事業仕分け」「公共事業の削減」「情報公開」「地域主権」などを肯定的に評価している。

健全な政治を育てるためには、その無能をけなすだけでなく、複眼的でバランスの取れた見方が必要という点については、民主党員という立場でもあるが、評価をしたい。

現場である福井県でも、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開を控え、国土交通省の三日月大造政務官発言は極めて常識的だった。10日、三日月政務官は、西川知事と面談、その後、福井駅部も視察した。県が地元了解を前に北陸新幹線県内延伸への配慮を求めていることについて、福井市で開催された民主党研修会の記者会見で「もんじゅと新幹線は別の問題」ときっぱり述べ、研修会でも、並行在来線並ぶ、ひげ線である越美北線など地元の覚悟を求めた。現場の司会を務めながら政務官の発言に、極めて常識という言葉に加え、地元住民を真正面に向かおうとする姿勢とも書き加えたい。

三日月政務官は、北陸新幹線の福井駅部が既に完成していることに対しても「必ずしもプラスではない」とまで指摘。地元振興は理解できるにしても、もんじゅの安全対策後の再開と、またぞろ新幹線を絡める従来通りの手法に、政治家でもあり、政務官としてきっぱりと考えを示した。

県のもんじゅを絡めた地域振興も限界があるのではないか。本来の目的に沿った決断をすべき時期でもある。エネルギー研究拠点化の連携大学など成果が見え始め現実化する中で、従来の政治手法は限界をむかえている。

首相や幹事長の政治資金をめぐる不始末、解決への出口が見えない普天間問題、高速道路の無料化を掲げながら、ふたを開ければ引き上げになる区間も生まれている政策の混迷、大衆の人気が落ちていくのも、無理からぬことかもしれないが、若手の政治家である三日月政務官、前原大臣、原口大臣と、人材は豊富な民主党政権、政治は一瞬先は闇だが、衆議院議員の任期は残り三年半、まだ長い。従来型の政治手法は、変わり始めている・・・・。
【2010/04/14】 | ページトップ↑
デザインを優先するあまり、維持管理費をいい加減な計算で済ますようだと・・。
Date:2010-04-13(Tue)

NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」は、必ずと言っていいほど子どもの頃、夕方、観た番組だ。その劇作家、作家として多くの作品を残した井上ひさしさんが先日、逝った。個性豊かなキャラクターたちがミュージカル形式で笑いと風刺、冒険の物語は、なぜか夢があった。なかでも、その島の大統領のドンガバチョは、「みなさ~ん」と大声を上げては事あるごとに演説を行うため周囲からは煙たがられ、また名誉欲に駆られることも多いが、唯一責任感だけは強かった。なぜか人間らしく憎めない存在だ。

昨日は、議会の駅周辺整備特別委員会。長年かかった敦賀駅の改築と周辺の整備が、今年度4月から本格的にスタート。4月下旬から仮駅舎の建設。

JR敦賀駅の改築工事は、新幹線の延伸の行方が不透明となっていることから予定より遅れている。そのなかで、バリアフリー化工事の法律上の整備期限が今年度末に迫る中、着工に踏み切る。

昨日は、新しい駅舎の模型が示された。旧港の三角屋根倉庫をイメージし、市民の交流施設にもなるもの。全体が吹き抜けで、ホームをつなぐ跨線橋など、図面でのイメージが模型で現実的なものとなってきた。駅舎は敦賀市のシンボリックな建物。場合によっては百年を超える市民の最も目に触れる建物でもある。デザインが重要な要素であることは誰もが認めるところだ。

ただ、これとは裏腹に大きな吹き抜けは、空調というランニングコストを大きくする。それも市税で賄うことになる。当然、ロスは大きい。それだけに「省エネの仕組みをできるだけ詳細な計算で示してほしい」と要望していたが、一般的な説明で終わった。新しくできた小浜駅は、全面が化粧屋根で中は平たんな建物構造でもある。彦根、長浜、福井など新しくできた待合室はどこも小さく、敦賀駅のイメージとは違う。これまでの待合室はJR西日本が維持経費を賄っていたものを、敦賀市が市民の税金で賄うことなることを考えれば、デザイン優先するあまり、維持管理費をいい加減な計算で済ますようだと、私としては設計変更を求めることもありうる。

また、駅西地区の、あわせて約1万5000平方メートルのエリアでは、広域連携大学と駅舎をつなぐ、現在の駐車場であるAゾーンを含む駅整備の全体の概要(概算)を明らかにできないか、質問した。部長より「5月末にも駅周辺整備の全体像を示す」とのこと。駅舎と連携大学を結ぶAゾーンの建物ができて、駅西開発が完成する。

いくら走りながら考えるとしても、全体として百億円を超える財政負担が伴うだけに、全体像と概算を早急に明らかにすることが急務ではないか。今後、新幹線延伸の行方を見極めた展開があるだけに、計画を遂行する事務方は大変だ。それだけに敦賀百年の計ともいえるだけに、やりがいのある工事でもあり、手を抜かず、将来のランニングコストも含めた慎重さがほしい。

冒頭のひょっこりひょうたん島ではないが、子ども心に残る最大の建造物でもある。駅は旅立ちの場所でもあり、戻ってくる場所でもある。今日から市役所1階で新しい駅舎の模型が展示される。率直なる、ご意見やご要望を寄せてほしい。
【2010/04/13】 | ページトップ↑
団塊の世代と観光行政
Date:2010-04-12(Mon)

昨日はほぼ一日を嶺北で過ごした。民主党の北陸信越ブロックの議員の研修のお世話で、久しぶりに一乗谷の朝倉遺跡を訪れた。福井豪雨後、見事に復活した。中世の街並み保存も桜の満開も重なり美しい。地域全体が広大な要塞群も敦賀と同様、交通の要衝、三国湊(坂井市)に続く足羽川の水運や大野盆地(大野市)に通じる美濃街道、鹿俣峠を抜け越前府中(越前市)へ続く・・・。

あいにくの雨模様に関わらず、団塊の世代を中心に観光客が多い。土日はもちろん、リタイヤ組が来るのか平日も多いとか。議員の団塊世代が多い、同じ団塊世代のボランティアガイドの名調子で、理解が進んだ。

話をがらりと変えるが、ビートルズが解散したのは、40年前の4月10日。昨秋発売された全14作品のリマスター盤CDが売り上げ250万枚を記録、購入の中心は、日本では団塊の世代。ポールは67歳、リンゴ69歳。ジョンとジョージはこの世にいない。時代の流れは速いが、団塊の世代の購買力は強い。

もうひとつ、東京の定期観光バス「はとバス」で「あの歌この歌東京ドライブ」がヒットとか。東京中心部を巡りながら、その場所にゆかりのある昭和の懐メロを引退したバスガイドが歌うという趣向だ3月19日限定で売り出したところ、電話が鳴りやまず30分で予約がいっぱいになった。一番人気は、昭和20~30年代の歌謡曲が中心のAコース、「神田川」「学生街の喫茶店」など昭和40~50年代のフォークソングや歌謡曲のBコースも多いとか。これも団塊の世代が中心とか。

JR直流化後、敦賀駅から駅前商店街から気比神宮へと歩く観光客が増えた。中心は団塊の世代のカップルやおばさん族が多い。桜の季節から新緑、花火、気比さん祭り、紅葉の秋、冬の観光…と、季節は繰り返す。団塊を世代を中心とする観光客は数は定かではないが、続いている。さびしいかな、JR直流化後の評価と今後の対応といった観光戦略に欠けるのが敦賀の観光行政だ。

舞鶴若狭自動車道開通を4年後に控え、どう対応するのか、調査は予算化されたが、まだまだ不透明だ。よくいわれるように観光産業は関連業界が多く、すそ野が広い。波及効果が大きい産業だ。地域振興のためにも、観光振興が欠かせないことは論をまたない。それには一貫した観光戦略が必要だったことは言うまでもない。

長浜の黒壁、彦根のキャッスルロードなど、繰り返し繰り返し、新しい需要を掘り起こす努力を商店街など市民が中心になって熱心に行っている。観光行政と関係あるかないかは別にして、駅前へのホテルの進出、駅前商店街の飲食店の進出、先週もショットバーができていた。民間の動きは速い。

敦賀市も交流都市として観光行政をひとつの柱に据え、予算も毎年のように計上されている。河瀬政権16年間が過ぎようとしている。「観光行政の経済波及効果」を、一度、まとめておく必要があるのではないか。

商業統計などに目立った観光行政の成果が出ていないのである。JR直流化、舞鶴若狭自動車道開通と外部環境は変化するが、市民性もあるのか、それとも場当たり的に進められてきた観光行政、これらを支える観光協会人事も私はしっくりしない。

観光行政の中心は何か、これらを支える人材の育成、事業に携わる人々だけではなく、JR直流化を盛り上げるはずであった市民の一人一人の接し方にもいろいろと企画があった。観光客をもてなす観光ボランティアの育成も長続きしない。体制整備であるはずの市役所の観光の部署がこの15年でどれほど変わったか。

第6次の総合計画の策定にむけての議会の説明会が開かれる。少子高齢化、人口減少社会でどう敦賀市の10年後の絵を描くか、観光行政も大きな課題だ。
【2010/04/12】 | ページトップ↑
小さな短い春が、立ち去っていく。
Date:2010-04-11(Sat)

昨日から今日、福井市で過ごしている。敦賀市と同じだが、福井市は、時代まつりに足羽川の桜が満開。時間は過ぎたが、まさに、天地がすがすがしく明るい空気に満ちてくるという二十四節気の一つ「清明」だ。桜の花見は絶好の晴れ。新緑も芽吹き始めた。プランターのクロッカスのつぼみから白、黄の花が開き始めた。

桃色のヘルメットをかぶった4、5歳くらいの女の子が、補助輪付き自転車で練習していた。思い出したのは、息子が小学校前か、自転車の練習。補助輪を外して二輪走行に切り替わった瞬間、ほめてやると、笑みいっぱいの顔が懐かしい。

時期も変だが、冬タイヤの交換も、今年の季節の寒暖の変化がそうさせているのか。またまた、書き出しが長くなった。

昨日、午前10時から、原子力発電の立地市町、隣接の市町の首長が民主党福井県連地域戦略局に勢ぞろいした。立地地域の振興を目的に制定され来年3月に期限切れを迎える(略称)「原発特措法」の期限の延長と使い勝手のよさを要望。敦賀市をはじめとする県内の10の自治体のトップがならぶことはまずない。

ここで説明すると、立地地域の振興を目的に制定されたいわゆる「原発特措法」は平成13年4月に施行されたもの。市民にはあまり知られいないが、振興計画に基づいて、敦賀市の道路、港湾をはじめ、県内では191の事業が進められている。原子力発電と切っても切れない重要な法律でもある。

松宮勲民主党県連代表は、期限の延長を約束し、予算に限りがある中で、対象事業の拡大などをさらに国に働きかけていくとも語った。

昼からは、民主党の北信越ブロックの地方議員の研修会。事務局を担当したため、福井に泊まり込みで過ごしている。なかでも、国土交通省の三日月政務官が講演。北陸新幹線が重要な時期にきているため、報道や福井県庁からアプローチは半端ではなかった。三日月政務官は「新幹線の開業が地域鉄道に与える影響は大きい」とし、新規着工に向けては「JRの在来線に地方の私鉄などを含めた、地域鉄道の将来のあり方を、地方側の責任として検討すべきだ」とはきっりと国の考えを語った。

今日は、朝倉遺跡を案内する。桜も今日の雨で、散るのか、冬を越し、芽が吹き始め、桜も散る、時間の速さを感じる。そちこちに、小さな短い春が、立ち去っていく。そんな福井の春だ。
【2010/04/11】 | ページトップ↑
散る直前の桜は赤味を帯びてひときわ美しくなる。
Date:2010-04-10(Sat)

春爛漫。金ヶ崎など多くの花見客でにぎわっている。今年は「冬」と「夏」がせめぎ合う春になった。半袖で過ごしたいほどの陽気の後に、冬のコートが必要な寒さ。寒暖の差が激し過ぎる。その代わり、桜の開花は早かったのに満開までが長く、今週末もまだ花見が楽しる春は珍しい。暑かったり寒かったりで、着るものや体調維持には苦労する。

ここまで書き進めたのも、変わりやすい季節は、気をつけなければならない。中央と地方の関係でもある。国土交通省は昨日、地方の高速道路対象に普通乗用車で利用した上限額を原則2000円とする。車種ごとに上限額を設ける新たな料金制度の導入を発表。

現在、土日祝日の上限1000円は、敦賀インターで降りる客が3割増しまで押し上げた。その分、遠くから敦賀に訪れる観光客も多かった。今回の高速道路料金の見直しは、平日休日を問わず、上限額が設けられることで、定年を迎える団塊の世代など平日に敦賀に訪れる観光客が増えることが期待できる。また、舞鶴若狭自動車の無料化も好影響を与えるはずだ。とにかく、ころころと変わっている。

政府・民主党がマニフェストの高速道路の無料化の変容は、敦賀にも影響を与えることは必須だ。この無料化の修正の要因は、トラック業界、JR業界など悪影響もあるが、財源の見通しが甘かったのが原因だ。地方議員からすると、マニフェストがあまりに軽すぎる。

景気の悪化で税収が落ち込み、子ども手当の半額など、やれなくなることもあるが、その時に大事なのは、なぜ変更しなければならないか、理由をきちんと国民に説明して、わびることだ。

日本世論調査会が3月に実施した全国調査で、高速道路の無料化は73%が「評価しない」と答えている。今の国の財政状況で取り組むべきものか、後々どんな負担がのしかかってくるのか、国民は冷静に考えている。

中央の動きに冷静に見守り、4年後の迫った舞鶴若狭自動車道の敦賀接続にどう対応するか、対応策というよりも活用できるだけの戦略がほしい。敦賀市の交流人口の3分の2は自動車ともいわれる。それだけにJR直流化よりも違った影響が考えられる。好影響もあろうが、素通りも多くなると考えられる。

桜に話を戻すが、散る直前の桜は赤味を帯びてひときわ美しくなる。そして、葉が出始め、来年の準備を始める。桜はその時、その時にあわせて、着実に美しさを保っている。しっかりと、その時の環境を受け止める感受性を持ちたい。
【2010/04/10】 | ページトップ↑
鳥獣被害に思うこと
Date:2010-04-09(Fri)

最近の議会の一般質問や予算審査で必ず登場するのが鳥獣被害。この10年でも随分と増えた。私の頭にあるイノシシは、宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」に登場するイノシシを想像するくらい穏やかな親しみやすい存在だ。その親しみやすいキャラクターが今でも染みついている。山犬とともに森を守る。人間の策略に敗れはするが、映画は両者が共存できる時代を暗示する。が、現実はそれほど甘くない。

市内でも、イノシシが人里に向けて猪突猛進している様を聴かされる。西浦県道の脇の溝には必ずと言っていいほどイノシシの、土をひっくり返した跡が残っている。舞崎町の住宅地に、うろちょろするイノシシをたびたび見かけるとか。

農林作物の被害も深刻だ。鳥獣害防止対策会議が、県、市を問わず何度も開かれている。イノシシ被害はここ10年で倍増したとも聞く。県レベルで数億とも。収穫を目前に荒らされた田畑で、ぼうぜんと立つ農家を思うと、やりきれない。

背景を指摘する専門家の声に、耳を傾けたい。かつては奥山と人里を寛容な距離で隔てるクッションとして、里山が重要な役割を果たしていた。その里山がいまは荒れ、人との距離感を失ったイノシシが、シカが、サルが次々に人里へと向かう。

西浦県道で、何度も猿の群れにも遭遇する。敦賀3、4号の建設現場で、シカ、クマ出現の話もよく耳にする。周囲を山で囲まれ、山間部が8割の敦賀市のイノシシとの戦いはこれからも続く。

これか絵空ごとと言われるかも知れないが、里山は生き物と人とのすみ分けを可能にしてきた。イノシシが人里を目指さなくてよい環境づくりも必要なことでもある。毎年のように、予算が計上され、恒常的になっていく鳥獣対策は、人間の反面教師でもある。
【2010/04/09】 | ページトップ↑
境港市と敦賀市の中心市街地活性化の違い
Date:2010-04-08(Thr)

寒さがぶり返した。市内の小中学校で入学式に続いて、始業式が始まった。春本番、金ヶ崎宮など短い春を楽しみたいものだ。

ところで、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が好評のようだ。敦賀のスリーナインなど境港市を真似ている。ドラマは水木布枝さんの古里の島根県安来市を舞台に繰り広げられている。境港市には「水木しげる記念館」があり、妖怪たちのブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」がある。全国から大勢の観光客が訪れていると聞くが、ドラマをきっかけにますますにぎわうだろう。敦賀市としてはうらやましい限りだ。

国土交通省が先月発表した公示地価で、鳥取県内で唯一、境港市の水木しげるロード周辺が横ばいだった。鳥取県は福井県と同様に全用途の平均変動率が12年連続の下落。軒並み下落する中での横ばいは「上昇」にも等しい。敦賀市は福井市に引きずられて下落が続く。

観光客が訪れるのは風光明媚な景勝地や年に一度の祭りに限らない。そして観光には街を活気づける力があるという当たり前のことに気づかされる。観光振興による交流人口の増加を活性化に結びつけるには、景勝地や温泉がにぎわうだけでは不十分であることは、結果が証明している。効果は観光客が街に出て買い物、食事を楽しんでこそ生まれる。これからの街づくりには、観光客を呼び込む魅力創出が不可欠な観点といえそうだ。観光だけに限らず、賑わいをつくるには、違った方策もある。学生の街、産業の街、港街など、それぞれに賑わいを形成してきた。

その中で、敦賀市の中心市街地活性化で駅前の飲食店が増え始めた。敦賀3,4号建設を当てにしたルートイン、東横インなどのホテル建設も一因だろうが、これに、敦賀駅舎、連携大学と進み、駐車場を中心とするいわゆるAゾーンの活用策が本番を迎える。議会でも民間資本を導入した建物を提案もしてきたが、計画立案で正念場を迎える。参考になる成功例もあるが、失敗例も多い。

境港市を真似することでもない。観光の町も大事だが、もともとは産業の街、みなとの街、原子力の街と敦賀らしい、新しい市街地形成と賑わい形成は、少子高齢化下の新たな街並み形成でもあり、中途半端なことだけはしないでほしい。しっかりと取り組んでほしい一大プロジェクトでもある。それだけに議会も無責任ではいけない。
【2010/04/07】 | ページトップ↑
春の速さを感じさせる昨今・・・。
Date:2010-04-07(Wed)

春の遠さを感じさせる昨今である。桜がほぼ満開、市内すべての公立の小中学校で、昨日、入学式が行われた。なにか、申し合わせたような時間の流れだ。

これもそうだが、昨日、昼、高速増殖炉「もんじゅ」についての平野官房長官発言が飛び込んできた。閣僚懇談会で「資源の少ないわが国では、『もんじゅ』の運転再開は、長期的なエネルギーの安定供給と、地球温暖化対策を同時に達成していくために有意義であり、わが国の原子力政策の推進にとり大きな一歩だ。福井県や敦賀市をはじめとする地元の思いを、政府全体として受け止め、安全の確保と情報公開に万全を期して、早期に運転再開し、所期の成果をあげることを期待する」と。

機は熟したとはこのことかもしれない。積み重ねてきたことが、動き出した瞬間でもある。発言のなかでの「敦賀市」という言葉の意味合いも深いと感じている。

この動きとはまったく裏腹に、世論調査に左右されるのも変だが、マスコミにも左右されるかのように、巷の声も民主党の勢いがなくなったと感じる。数字だけとらえても、内閣支持率の低下に歯止めがかからない。その上、鳩山内閣を不支持とする人の率がいよいよ過半数となった。民主党党員である私も何とかと思うのだが、この流れは冷静に見ておくことも大事だと思っている。

一方で、民主党の支持は横ばい、逆に自民党の支持はまた減った。離党した与謝野・元財務相らの新党が近く発足する。その動きに「期待する」とした世論は3割にも満たない。大づかみに言えば、「鳩山内閣はふがいないが、自民党も賞味期限切れ」との様相。もっというと、民主党の政権交代という地殻変動が中途半端なまま、政治全体が地盤沈下に向かっているような流れか。

地盤沈下とはもとに戻れない状態をさすらしい。少子高齢化で地方経済自体、地盤沈下が進んでいると、評論家になってはいけないが、大阪万博など高度成長から低成長、そして・・・と肌で感じるのである。たとえは悪いかもしれないが、この40年の敦賀市の繁華街、本町の栄枯盛衰、まさに地盤沈下だ。全国共通の地方都市の流れだ。それだけに地方政治がしっかりとしなけれならない。

半年の鳩山政権の支持率低下、40年の地方経済の地盤沈下と同等に扱うものではないが、まだまだ中央集権のこの国の中で、冷静に全体の流れを見ておくことも大事だ。もんじゅ再開、敦賀3,4号の本格着工と進む、敦賀市の位置取りは、拡大発展でもなく、縮こまることでもなく、桜の開花に浮かれることなく、将来への流れをしっかりと見据えておくことでもある。と自分に言い聞かせる。
【2010/04/07】 | ページトップ↑
山崎直子宇宙飛行士に感じること・・・・。
Date:2010-04-06(Tue)

この気温で敦賀の桜も満開に近くなってきた。桜こと、ソメイヨシノのDNAは正直だ。その正直さに科学の正直さを感じる。昨夜、山崎直子さんがスペースシャトルで飛び立った。日本人で2人目の女性飛行士だ。東大で航空宇宙工学を学び、宇宙航空研究開発機構に入って夢をかなえた。ふたつのことを感じた。

まず、ひとつは、夫の内助の功に、古くて新しいともいえる生き方を感じた。順風満帆の歩みに、昨日の報道で、夫の内助の功を知った。家事や子育て行う髪をのばした夫は私にはカッコよく映った。自分の夢をあきらめて会社を退職、子育てと両親の介護を引き受けている。米国で一緒に暮らそうとしたが、就労許可が出ずに離婚を考えたことも。7歳の娘は頻繁な日米間の往復に耐えた。まさに綱渡りの人生、家族の支えがあってこそだが、それもあっさりと頼っている。

夢をかなえるには周辺の支えがいる。一番の支えは家族だ。私に、偏見があるのか、これが新しい生き方とも感じるのだ。市議会議員も大変が男性だが内助の功で支えがあってこそだ、女性の場合も夫の内助の功で支えられる場合が多い。

「周囲に支えられた」と山崎直子さんの正直な言葉だろう。あっさりと周囲に頼る。これも大事なことのように思う。壁に当たったとき、正直に周囲に頼る。持ちつ持たれつの人生に、私だけか、古くて新しい生き方に感じる。

子育て中の親を勇気づけられる生き方だ。どうにもならないとき孤立せずに周りに頼る、周囲が支える。宇宙ステーションにいる野口家が、山崎家の子どもを預かったことも報じられた。子育ても、介護も、核家族が進む社会で、困ったときは、周囲が支える。古くて新しい家族のあり方を感じる。

もうひとつは、科学という夢を抱かせる理科教育の重要性だ。高い税金をスペースシャトルに使う。夢を感じさせる重要なショーでもある。それだけの価値もある。一方で、その基本は、来春から使用する小学校の教科書にもあるが、その基本はわかりやすい説明と実験だ。

教科書検定結果によると、理科・算数を中心に主要教科のページ数が平均で約4割増えた。先日もある塾の講師と話したが、実験の少なさが問題だ。私も中学生のレンズの実験は、鮮明に覚えている。計算ではなく、実験と図で、スッと理解できるのは、実験があってこそだ。

例題を増やしたりして理解を深めるのに必要なページ数増とみたいが、一部には中身を教え切れるのかという心配も出てきているとも。理科の面白さ、楽しさには、実験が欠かせない。もうないだろうが、カエルの解剖は、印象が強すぎたのか、臓器を理解するのにもってこいだった。

アクアトムで、ときたま、原子力機構の職員が、理科の身近な実験を行い、わかりやすく説明している。子供達の目が輝いている。今回、理科の教科書のページ数は6割超も増加。もともと実験や観察といった授業体験が少ないという課題を抱えており、教科書の活用に一層工夫がいるようだ。理科教育の原点は、実験・観察を通じ不思議さを思考することにある。塾の講師は、理科の実験もやっているとも。

山崎直子宇宙飛行士の、夢の実現の過程に、新しい家族の支えと理科の実験という、古くて新しさを感じたのは私だけでもないはずだ。考え方を変えれば、原子力発電のまち、敦賀には、科学の夢に向けての素材も人材も多いことに気がつく。
【2010/04/06】 | ページトップ↑
讃岐うどんと納豆
Date:2010-04-05(Mon)

書き出しに苦労するときは、昨日の時系列から始める。朝食は納豆入り讃岐うどんに始まり、午前9時に温水プール、10時半にプラザ萬象で鳥居富夫さんの天然木工芸作品展、国鉄退職後30年の趣味とはいえ、見事な作品群だ。11時から人道の港「ムゼウム」で大阪の歩こう会のボランティアガイド、久しぶりで心苦しいが、お客さんのお礼はうれしくなる。昼から武生商工会議所で民主党3区幹事会、夕方はある会合と時間が流れた。5分咲きの桜の花見と、のどかな晴れの休日に心も和む。

三つ子の魂、百までもと言うが、私には「讃岐うどん」は、生まれた土地柄、欠かせない朝食。「納豆」も、母が関東の生まれか、毎朝、食べさされた言う表現が合うほどだが、それは欠かせない存在となる。この時期、讃岐うどんの製法は変わる。讃岐うどんの伝統的な作り方で「土三寒六」という言葉がある。この技法は、夏は塩水一に対して水三、冬は塩水一に対して水六という割合でうどんを作る。秘法ではないが、美味しさの秘訣でもある。この時期は、微妙に温度で割合を変える。

さて、香川県は何が凄いといって、うどん屋の数が多いこと。うどん屋の件数(データは後で紹介する)は、何しろ多い。うどんの年間消費量も全国一、朝の5時頃から夜中まで続く。飲んでの仕上げは、ラーメンと違ってうどん。讃岐うどんの逸話も尽きない。香川県高松の出身の文豪・菊池 寛は食い逃げの名人などと、愛すべき逸話も多い。

その菊池寛は、児童文学で「納豆合戦」というものを残している。『目が不自由な納豆売りのおばあさんから、一銭のがほしいと言って二銭のを取ってしまう。納豆は食べずに校内でぶつけあう「合戦」に使った。だが、いつも勘定が合わないとおばあさんが交番に届け、発覚する。そこで、お巡りさんのきつい説教を受けることになり、仲間ともども泣き出す展開に。しかし、おばあさんは子どもたちに悪気はなかったのだからと、涙を浮かべながら哀願。お巡りさんの許しを受ける。以来、おばあさんの声を聞くと、恩返しにと納豆を買いに行ったという結末』

ここで、朝食に納豆は定番として思い浮かぶが、讃岐人には、出勤前にうどん屋で朝食も多い。讃岐うどんの冷凍技術発展で、調理時間10分と意外に簡単、トッピングは卵、天ぷらとその日の好み、私には、毎朝の朝食となる。納豆との相性としてあまりよくないが、私には、これが一番落ち着く。まさに、三つ子の魂百までもだ。

ここで、総務省統計局事業所・企業統計調査(平成18年)によると、そば・うどん店数を紹介する。ここで、博多ラーメンで有名な福岡県と比較すると、香川県:657店で、福岡県:1,189店。一方人口は(平成17年国勢調査)
香川県:1,012千人、福岡県:5,050千人で、人口1万人あたりのそば・うどん店数を計算すると

香川県:6.5店
福岡県:2.4店
と、なり、香川は福岡の約2.7倍。讃岐でそばは皆無に近い、当然、うどん店となり日本一だ。香川県内のコンビニ店より多いとの説もある。ちなみに、納豆というと発祥の地である茨城県がすぐに思い浮かぶが、1人あたりが消費する量は秋田県のほうが上。これはどういう訳なのか、これは不明。

【2010/04/05】 | ページトップ↑
新入社員は「ETC型」というが・・・。ところでもんじゅの再開は・・・。
昨日は、小松のスマートインターを利用した。近くでは南条のサービスエリアのスマートインターを利用したが便利がいいものだ。舞鶴若狭自動車道の開通のおりに、粟野の南部インター(仮称)が検討されており、地元負担は大きいが、将来を考えると価値は十分にあると思う。

ところで、今年の新入社員の特徴は「ETC型」とか。去年は「エコバッグ型」。なにか寂しい気もする。昨年は、「エコ」に敏感で折り目正しく、小さくたたみ大きく使えそうな若者が多いとみられたとか。今年は、人と接することもなく、ETC(自動料金収受システム)を会話もなく過ぎ去ることによるらしい。IT活用はスマートでも、直接対話がなくなる心配もあるということにも通じるとか。

「ETC型」は時代の表現として的をえているともいえるが、一方で、彼ら自身が上司の対応に気を使っている。名付けた生産性本部も大人目線を感じる。おじさんそのものが、対話を閉ざしているようでもある。残業、残業で、職場は忙しく、新入社員に気を使う時間もない。新入社員は、挨拶を交えるほどの余裕もない昨今のようだ。

前置きが、長くなったが、先日、河瀬市長の定例記者会見で、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開について「市会などではおおむね異議はない意見が大方で、そのような気持ちを持っている」と述べ、市として了承する考えが報道された。

市議会でも市政会や新政会、私たち市民クラブも運転再開を容認。原子力懇談会でも再開に前向きな意見が多数出て、市長の判断も整い、「むやみに引き延ばすことは好ましいとは思わない」とも記者会見で語っている。その通りだろう。

手続き的には、県原子力安全専門委員会は終わっていないが、あまりにも政治的な駆け引きとも思ってしまう。専門委員会後、知事と文部科学相、経済産業相との3者協議と、従来型の形造りは、わかりやすいが、北陸新幹線の敦賀までの延伸などの県が求める地域振興がまたぞろ、引き合いに出されるようでは、この地域の発展はないとも思ってしまう。

地域振興と、エネルギー研究開発拠点化と国の支援を求め、国のある一定の協力を形に表し、連携大学、研究所と進んで、現場であるもんじゅも制御棒を抜ける段階まで、ソフト、ハードの体制を整備してきた。確かに安全は第一、それも現場であるもんじゅの従業員や作業員が、現在、どのような状況にあるか、ご存じだろうか。

安全第一であるはずが、この場に及んで、三者会談だとか、専門委員会が終わっていないだとか、いつもながらの政治ショーは、必要なのかもしれないが、引き延ばされれば、現場の大事な緊張感や現場のモチベーションが、落ちる。

新入社員は「ETC型」と生産性本部や世間は言うが、そうさせているのは一方で、団塊の世代であったり、上司であったりするのではないか。「ETC型」、その心は、信頼関係を築こうにも、新入社員の心の「バー」で閉ざしてるのが大人の論理や対面で開かさせないようにしているともいえる。

もんじゅの現場は、新入社員のように緊張感をもって、この数カ月準備を進めてきた。安全第一は現場の対応であり、国も市も、その作業がほぼ終わり、中間点である福井県の対応は、対話を閉ざし、あまりにも駆け引きが目立ち始めた。
【2010/04/04】 | ページトップ↑
工夫とデザインの重要性
Date:2010-04-03(Sat)

福井地方気象台は、昨日、福井市でサクラが開花したと発表。敦賀市の気象庁の測候所がなくなって何年になるだろうか、かつて、笙の川近くにあった標本木のソメイヨシノもちらほら。福井市は平年より3日早く去年より7日遅くなったとか。この寒さと天候の悪さが気になるが、サクラは、開花から5日前後で満開とか。金ヶ崎宮も来週が見ごろ。

ところで、春という季節でもないが、公共の施設である美術館や動物園は、なぜか敬遠されがちな中で、旭川市立の北海道の旭山動物園が、今年も人気を集めそうだ。私も訪れたが、職員の工夫と熱意は、公務員とは思えないほど観光客目線。これでもか、これでもかとの発想は人気が人気を呼ぶ要因だろう。

建物では、ふたつ。ひとつは、金沢21世紀美術館と、二つは瀬戸内海に浮かぶ地中美術館。まずは、金沢の21世紀美実館は、昨年10月の開館5周年で、入館者は700万人を突破した 私も昨年、法事の帰り、現代アートと敬遠と思って、人気におされてか、訪れと、認識が違った。水の底に人がいるように見える「スイミング・プール」や、天井の開口部から刻々と変化する空の表情が楽しめる「ブルー・プラネット・スカイ」。とかく難解と敬遠されがちな現代アートが家族連れらに好評とか。人気の秘密は建物にもあるようだ。全面ガラス張りの円形の美術館は明るく開放的で、そこにいるだけで気持ちが伸びやかに広がるのを感じる。

設計したのは建築家の妹島和世さんと西沢立衛さんによる設計事務所「SANAA」。二人は先日、建築界のノーベル賞といわれる今年の米プリツカー賞に決まった。日本では丹下健三、槙文彦、安藤忠雄の各氏に次ぐ快挙であるとか。
ふたつ目の地中美術館も人気を呼んでいる。瀬戸内海に浮かぶ、かつては精錬の島、直島、安藤忠雄設計、建物がすべて地下に埋まった地中美術館、美術館のイメージが変える。錚々たる作家たちが古い民家を作品に変貌させていく家プロジェクト。そして美術館と高級ホテルが一体化したベネッセハウス。人口3500人、瀬戸内海の小さな島を舞台に展開している。

赤字運営の象徴とされた動物園や美術館も、職員の工夫や著名な建築家の発想で多くの人を呼び寄せる。ここまで書きすすめたのも、デザインや工夫がいかに大事か、これまで、敦賀市内の公共建築物は、リラ・ポートがその典型でもあったが、それぞれ個別に建てられたせいか、無頓着か、それほど気にならなかった。が、ここにきて、改築が予定されている三角屋根の敦賀駅舎が話題を呼び始めている。

設計は、東京大学大学院准教授の千葉学さん。議会の説明会でも「敦賀の地勢そのものがこのまちの大きな財産だ」とする、この言葉に、建築設計とはこのことかとも思った。「建物に人を閉じ込めるのではなく、交流する動線を描き出すデザインが大事」と説得力がある。現在、設計が進む、敦賀駅舎も広域連携大学も、千葉先生のこの構想が生きている。

ただ、私も含め、まだしっくりと腹に落ちていない市民も多い。というのも、駅前駐車場を中心と建設されようとしている研究施設などの建物群がまだ明らかになっていないからだ。全体構想の中で、駅前周辺開発を考えるべき時期に来ている。

駅舎のデザインが、港の倉庫群をモチーフにした三角屋根、斬新なデザインでもあるが、巷では人気がいまひとつのようだ。従来の駅舎の時計台と駅名の固定観念もあるのか、2代目駅舎もイメージは感じられないとか、批判はあるが、代案があるでもない。

これも「敦賀駅周辺デザインガイドライン策定専門部会」で協議が予定されている。土地整備も入れると百億円と超える大プロジェクトだけに、全体のデザインがいかに重要か、敦賀の顔でもあり、今後、百年の大計でもある。じっくりと見守りたい。
【2010/04/03】 | ページトップ↑
民主党政策が本格的に動き出すが・・・。
昨日から4月。私の息子も新社会人の仲間入りをした。多くの若者が、人生の大きな節目に立ち、希望と不安に身震いしているかもしれない。

新年度の切り替わり。新たな制度も動き出す。高校無償化法が成立した。子育て支援のための子ども手当は6月から支給され、農家に対する戸別所得補償も始まる。医療関係では診療報酬引き上げに伴い、外来受診の窓口負担が増える。暮らしが変わる。

民主党政権の実質的政策の実行だ。まだ法案の段階だが、郵政も変化しようとしている。景気が上向かず閉塞へいそく感が漂う中、現状を変えようという動きが起きる。

小泉政権下、「構造改革」の本丸として官業郵政の民間企業への転換が目指されたが、再び政府主導の事業統合運営へと軌道修正を図るのも「郵政改革」だ。鳩山内閣はゆうちょ銀行への預入限度額を2000万円に倍増する方針を決めた。

閣内対立をその場しのぎで収束させた感がある上、国債に偏った郵政マネーの運用や「民業圧迫」の問題点は置き去りにされた。2005年の郵政選挙で小泉自民が大勝し、郵政民営化。「地方切り捨て」「格差拡大」が民意離れを生んだ。ただ、今回の改革は、敦賀でも信用金庫、JAバンクなどから批判が続発している。私もまだしっくりとしていない。郵貯が民間の資金を吸い上げ、肥大化するか、この続きはまた書きたい。
【2010/04/02】 | ページトップ↑
「ありがとう」「さようなら」「がんばって」・・今日から4月・・・。
Date:2010-04-01(Thr)

昨日、敦賀気比は大差で負けた。でも、さわやかな春の夢をもらったような気がする。夕方、5時半、まさに年度末も年度末。市役所を離れる方々に遭遇。花束を持った方を市役所1階で見送った。定年を迎え、その姿は誇らしげであり、少し寂しげにも見えた。転勤の方もいる。「お世話になりました」と別れのあいさつを交わしながら、過ごした日々が良き思い出となり、今後も何らかの形で市役所の力になってもらえることを願う。

別れの光景でいつも思い出すのは、四国の宇高連絡船だ。古くなるが、中学生の頃、結婚で高松を離れる担任の先生を見送ったことを思いだした。「ありがとう」「さようなら」「がんばって」など手づくりの横断幕を掲げ、花束や寄せ書きを手渡したり、記念写真を撮ったり、5色のテープが舞う中で、船上で涙ぐむ先生を思い出す。船の別れは絵になる。

別れもあれば出会いもある。今日からは、新年度。「1月はいく。2月は逃げる。3月は去る」—とはよく言ったもので、ちょっと前に正月を迎えたと思ったら、今日からは4月。進学や就職などで新生活のスタートを切る人もいれば、定年退職者に代わり新人が加わる。

夕方、午後6時過ぎ、NPO法人「中池見ねっと」の第3回総会に出席。今日から、これまでのふれあいの里だけではなく、湿地全体の環境保全事業、管理運営事業を、敦賀市から受託することとなった。「中池見ねっと」には、NPO法人結成に関わっただけで心苦しい総会だったが、大きな一歩を踏み出した総会でもある。これまで精力的に市民活動、保全活動にあたった方々、樫曲の前区長さんや、仕事を辞めて手弁当で保全作業にあたる方、市役所でこれをしっかりと受け止めて、事業委託まで3年にかかわった部長をはじめとする職員さんなど、さまざまな方々の努力で今日の中池見がある。敬意を表したい。

とにもかくにも、どんな1年になるのか楽しみだ。気分も変え、身も心もウキウキとしてくる季節だが、一方で、憂うつな気分の人も増えている。今や「国民病」ともなった花粉症のせいだ。花粉症は高度成期とともにやってきたとも。生活習慣や環境などの変化が「体質の変化」をもたらしたのが原因といわれる。知らず知らずのうちに体に及ぼす影響の大きさには驚かされる。地球温暖化防止など環境問題がいわれるが、いま取り組まねば将来どのようなことになるか。「花粉症」は環境破壊の身近な「警鐘」ではないか。

中池見保全は、かつてのタンク基地誘致から大きく環境保全に舵を切った敦賀市だ。原子力発電で地球環境問題で大きく貢献する敦賀市でもある。中池見ねっと総会が開かれた男女共同参画センターから、敦賀市としてはじめてか、女性として副部長待遇のある所長さんが誕生した。その職場にもピカピカの新人が今日から勤めるとか。とにもかくにも気分新たに、新たな新年度だ。繰り返しになるが、「ありがとう」「さようなら」「がんばって」・・・今日から4月・・。
【2010/04/01】 | ページトップ↑
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