FC2ブログ
政局優先的な国会運営の中で敦賀で原子力の仕事が進む・・。
Date:2011-03-01(Tue)

昨日は、議会の一般質問の締め切り日。任期最後の一般質問(最後に一般質問に掲載)だ。市長任期も終わりだけに質問も限られ難しくなる。それでも建設的な質問と心がる。

ところで、国の議員内閣制と違って地方は二元代表制。最近は名古屋市長など首長の権限行使で市政運営が難しくなっているが、国会は国会でその仕組みで運営が難しくなっている。

未明、衆議院で23年度予算案が通過した。一方で、菅直人首相に退陣を求める動きが与党内でも強まってきた。野党の自民・公明両党は、菅首相が退陣しても予算関連法案の成立の条件にはならないと強硬だ。しかし、自民党政権の安倍内閣以来、「ねじれ国会」が裏目となり、与野党が議論を深めて建設的に政治合意を見いだす方向には進まない。参院はかつて「良識の府」と言われていた。政党化の波に洗われながらも時として、議員が個人の良識で決断する場面もあった。

衆院の与野党対立がそのまま参院に持ち込まれる中、参院が独自の判断で法案修正を図るような機能がなくなれば、「衆院のコピー」としてしか存在意義がなくなるのも仕方がない。少なくとも参院議員は院の役割を冷静に考え、国益を守ることにもっと敏感になってほしい。そのためにも、与野党が立場を越えて、難局打開の話し合いをするよう求めたい。

予算関連法案のうち子ども手当法案は、このままでは廃案の可能性が高い。財源など野党側の批判はあるが、敦賀でも若い親は「子ども手当を現実にもらって助かっている。貯金などの余裕がない」と語る。児童手当になるとか、末端の市役所も混乱が予想される。国民に失望ばかりを押し付ける政治はいかがなものか。

話は変わるが、ベトナムの自治体の知事ら5人が昨日、日本原電敦賀3、4号機建設予定地を視察した。ベトナムは2020年までに、原発1基の運転開始を目指している。計画4基のうち2基の建設は昨年10月、菅直人首相とベトナム首相の間で、日本が受注することで事実上合意しての今回の視察だ。これを受け原電は本年度中に、出力や耐震性、環境影響評価など立地の可能性を探る調査契約をベトナム側と結ぶことにしている。国会の混乱の中で、着実になすべき仕事は進んでいる。

また、全国各地の大学をテレビ会議システムで結び、学生が原子力の基礎知識を学ぶセミナー昨日から始まった。学生に原子力分野への興味を持ってもらい、将来、原子力の分野で活躍する人材を発掘しようと福井大学など全国14の大学が共同で開催。福井大学では世界のエネルギー事情についての講義が行われ、世界でエネルギー資源を確保するための競争が激しさを増す中、各国で原子力発電の占める割合が年々高くなってきていることが紹介されとか。

中東の混乱で原油が再び高騰しかけている。原子力発電の大事さが地球環境問題とともに、これからも高まることは必定だ。その中で、国際的に原子力分野の人材が不足していて日本でも人材育成が大きな課題となっている。福井大学附属国際原子力工学研究所の役割も大きくなっている。敦賀市の役割もその流れ中に確かにある。

///////////////////////////////////////////////////////

一般質問(北條)

1. 大和田荘七に学ぶまちづくり、ひとづくりについて

12月議会の一般質問で取り上げ、また、市長提案理由でもあった、来年の平成24年には敦賀長浜間鉄道開通13周年、敦賀ウラジオストック間定期航路開設110周年、欧亜国際列車開通100周年といった鉄道のまち・港まち敦賀のまちづくりにとって記念すべき年を迎えます。
 これらすべてに、大和田荘七自らが、働きかけ、動き、私財を投げ打っての、敦賀のインフラ整備への功績はいまさら取り立てて述べる必要ありませんが、社会奉仕・災害救済・荒廃防止植林事業等はもとより、教育の推進にも大きな貢献をしていることを忘れてはならないと思います。

 なかでも、永年にわたって敦賀の教育振興には驚かされます。校舎の建設に多額の寄付、ピアノがない小学校には購入寄贈、さらに市立敦賀文庫の開設にあたっては多数の図書の購入に協力など再三、寄贈を繰り返してしました。
 また、当時の町立敦賀商業学校の「ロシア語」教育の導入を提唱し、さらに文部省に敦賀商業学校の高等商業学校への昇格を働きかける一方、ロシア語を中心とする「外語学校」の新設を要請するなど、ひとづくりとして、敦賀の将来展望にたった教育の推進に努めたことも歴史にとどめるべきではないでしょうか。

 市長ならびに教育長に大和田荘七に学ぶまちづくり、ひとづくりについて、敦賀の将来展望に立ったあり方も含め、ご所見をお伺いし、さらには、この功績をどうように後世に伝えて行こうとするのか、また、名誉市民の称号も含め、その功績を将来に伝えること大事ではないでしょうか、あらためてお伺いいたします。

2. 敦賀短期大学と市立看護専門学校の合併について
 昨年2月と先月28日の説明会で伺いながら、本問題を検討する担当室はもちろん、関係する皆さんのご苦労がにじみ出ており、改めて敬意を表するところであります。議会としても特別委員会を設置したのも、私としても詳細を伺いながら議会としても後押ししようと表れと受け止めております。
 その中にあって、敦賀短大における地域総合科学科の改廃と敦賀短大のこれまでまちへの貢献、経済効果などの評価を市長、理事長として、どのようにお考えなのか、さらには看護専門学校のこれまで看護師不足の観点で、敦賀に果たした役割など市長としてのご所見をお伺いいたします。

3. 市立敦賀病院について
 市立敦賀病院は28日の議会説明会で6年ぶりの黒字を見込む平成22年度収支決算見込みを明らかにし、さらに、同病院が中期経営計画で示した目標「平成27年度までの黒字化」が、前倒しで達成される見通しとのこと。医療スタッフ、事務局長をはじめとする職員のご労苦に敬意を表します。
 まずは、早期に黒字化に至った主な要因と、また、中期経営計画にある諸事項の実行をどのように考えているのか、具体的に市長ならびに事務局長にご見解をお伺いたします。
 次に、今後の医療環境のまだまだ悪化することが考えられ、子育ての基本ともなる産科の維持、高齢化で増えることが予想される腎透析患者への施設整備など、医師や看護師、医療スタッフの確保と設備増強は、ある意味では、不採算部門の拡充ともなり、今後とも大きな課題ではないでしょうか。今後のご所見をお伺いいたします。
加えて、産科医不足がこれからも考えられ、助産師外来の拡充など考えられないかの提案です。助産師の役割は、家族及び地域社会の中にあっても健康カウンセリングと教育に重要な役割を担っている。その活動には産前教育と親になるための準備が含まれ、さらに婦人科の一部の領域、家族計画及び育児にまで及ぶとも言われています。市長のご見解をお伺いいたします。

4. スクールバスとコミュニティバスと集落維持について
 中山間地、東浦、西浦など周辺の集落維持にとってコミュニティバスの本格運行は、永続的なまちづくりにとっても切っても切れない存在であります。一方で、教育環境の整備の観点で、スクールバスも学校の統廃合の視点だけではなく、集落維持の観点、各地区との要望なども合わせ、コミュニティバスとの整合性などトータルでの検討が重要ではないでしょうか。市長ならびに教育長のご見解を求めます。

5. 敦賀駅前駐車場エリアの施設整備について
 本エリアの施設整備は、駅西区画整備の中核でもあり、まちづくりを進める意味でももっとも大事な施設ともいえます。敦賀市の耐震化のいまだ未整備の行政施設、市役所、男女共同参画センター、ハートフルスクールとまちづくりといった費用対効果も含め総合的な検討が必要と考えますが、市長のご所見をお伺いたします。
 また、民間の介護施設が隣接するなど、高齢化に対応したまちづくりの観点で「健康の駅」構想を提唱し、健康管理センターの移設など、時代にあった施設にすべきとも考えますが、市長のご所見をお伺いいたします。

【2011/03/01】 | ページトップ↑
前ページ | ひとことトップ |