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議会改革
Date:2011-08-01(Mon)

今日から8月、新たな気持ちでのぞみたい。昨日は、中央町の夏まつりの準備で明けた。夕方は、自転車を走らせる。早いもので、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」と、稲穂が頭を垂れ始めた。

このことわざは、人格者ほど謙虚であるという意味。私も肝に命じたい。議会にも常にこの謙虚さは必要だ。各議会で議会改革は、どこも流行のような雰囲気さえある。

議会には行政の監視、政策の立案・提言機能があるが、「行政の追認機関」というありがたくない指摘がつきまとう。一方で地方分権が進む中、議会の役割も重要性を増している。

いかに議会を活性化させ本来の機能を強化するか。今春の市長選、市議選とも重なったが、投票率は低下した。とくに、議会が住民との距離感を近づけようと、3月議会で議会基本条例を制定した。住民との距離を縮めるためには対話が必要だ。各議会は危機感を持って議会改革を進め、住民と対話する仕組みをつくり始めている。昨年11月、開いた報告会は、その表れだ。

基本は議会を住民に近づけることだ。重要な手法として取り入れているのが議会報告会の開催だ。議員個々の支持者を集めた会合ではなく、一般住民を対象に議会活動を報告し意見を聞く場だ。

議決した予算や条例などを説明し、質問に答える。住民と直接向き合い質疑を交わすことはプレッシャーが大きいだろうが、議員としての資質を磨くことになる。

各地の議会基本条例ではほかに議員同士の自由討議の場の設定、会議や議会情報の公開、首長らの反問権設定など盛り込み、議会の活性化を図っている。

条例は住民に対する議会の約束であり、議会の責務を明確にする意義は大きい。ただし条例は手段だ。条例がなくても議会の在り方を考える中で、議会報告会開催など住民と対話する仕組みはつくれる。敦賀市議会は、これに政策討論会を条例に盛り込んだ。

議会改革といえば定数や報酬の削減が前面に出がちだが、それは議会が住民の期待に応えていないか、住民に活動を伝える努力を怠っているからではないか財政を考えれば、どちらも少ない方がいいが、議会のあるべき姿を考えたうえで議論するのが筋だ。総論ではそうだが、住民の定数削減の意見は多い。それらも含め議論を始める時期でもある。

住民が首長と議員を選挙で選ぶ「二元代表制」の下、政策に多様な民意を反映するのが議員の役目だ。住民から見放されては存在意義がない。いくら中央の政治が厭世感に包まれようが、直接、住民と直結する市議会は、住民の政治離れを食い止めるのも議員の責務といえる。今日は、議会改革を話し合う議会運営委員会が開催される。 
【2011/08/01】 | ページトップ↑
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