禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
Date:2012-10-31(Wed)

昨日は議会の臨時会。

敦賀市立博物館の工事の相手先がようやく決まった。福井県有形文化財でもある博物館こと旧大和田銀行本店の修復工事入札について、先月、2度目の公告にも参加企業がなく再々中止となった。異常事態が続いた。

しかし、文化財など実績重視の企業が入札した。入札は国指定の文化財修復に実績がある企業。私は地元企業の受注ができなかったが、敦賀の財産とも言える博物館、修復第一での結果で良しとしたい。議会でも全会一致の採決。

博物館の建物は実業家、大和田荘七氏が1927年に建築。築80年以上経過し、漏水や鉄筋のさび、内壁はく離などが目立ってきたことから、国の重要文化財指定を視野に復元を目指している。

工事は約4億円。今年10月から2014年12月まで行う予定だったが、どの程度遅れるか、あせって行う工事ではない。

このこととは違うが、次の言葉を思い出した。

禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)

【意味】 は、災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。

脱線ついでに、「新厄年」という言葉を最近知った。こちらは病気へのかかりやすさからみた節目という。年齢研究所(東京)が医療費の明細書を分析し、脳血管や心疾患、がんなど7疾病につき発症リスクが急上昇する年齢を調べた。いわゆる厄年とは必ずしも一致しないところが興味深い。

76万人分を調べたと言われれば少しは気になる。注意するに越したことはない。新厄年は満年齢で男性が24歳、37歳、50歳、63歳、女性が25歳、39歳、52歳、63歳。男性は13年周期。「禍福は糾える縄の如し」
スポンサーサイト
【2012/10/31】 | ページトップ↑
もんじゅの現実的路線
Date:2012-10-30(Tue)

敦賀は平野2割、山間部が8割。どこにいても四季折々、山の紅葉を楽しむことができる。

表情を変える。季節の移ろいに敏感で、木々が紅葉すると、山は美しさを増す。敦賀に訪れた芭蕉ではないが、それを「装う」と表現した。西浦、東浦は、海と重なり、楽しみ方も多様だ。

ところで、昨日、臨時国会が召集され、野田首相は衆院本会議で所信表明演説を行った。

エネルギー政策について首相は、2030年代に原子力発電所の「稼働ゼロ」を目指す「革新的エネルギー・環境戦略」を踏まえて遂行すると主張をくり返した。

しかし、「原発ゼロ」への具体的な道筋は不透明だ。電力の安定供給が揺らぐだけでなく、電気料金値上げや産業空洞化など国民生活への深刻な打撃が鮮明となってきた。また、敦賀の福井大学ではないが、原子力の分野で優秀な人材を確保することも困難となるのも、現実だ。

西川知事が何度も語るように、政府は「原発ゼロ」方針もいいが、ここは、安全を高めながらの現実的な原発・エネルギー政策を策定し直すべき時期でもある。

文部科学省は、昨日、現実路線に沿って、核燃料サイクル政策の中核と位置付けられる高速増殖炉「もんじゅ」の今後の研究計画を議論する作業部会の初会合を開き、もんじゅを使って長期間強い放射線を出す核廃棄物を減量する研究に重点を置く考えを明らかにした。

年内に計画概要をまとめ、来年夏をめどに詳細な計画を作る。もんじゅを使った研究は増殖もあれば、減量もある。税金を使う以上、成果を求めるのは当然でもある。 

山々は、これから、あでやかな季節を迎える。桜と違って紅葉は時間的にも色合いも楽しめる。紅葉がピークを過ぎても、地面を覆う落ち葉も楽しめる。

雨に降られても、晴天とは違う味わいがある。五感を働かせれば、きっと身近な山にも新しい発見がある。現実を直視し、対応を考える知恵はあるはずだ。
【2012/10/30】 | ページトップ↑
一極集中と地方都市
Date:2012-10-29(Mon)

昨日は茨城県からバスで東京へ。お登りさんとも言うべき東京観光へ。雷門からスカイツリーと東京駅と、今、お決まりの観光コース。凄まじい人の渦。沖縄や北海道からの観光ツワーも。報道で減少が著しい中国語の観光団体もいる。

観光の現場に自分の楽しみと合わせていると、今の日本が大げさだが垣間みる思いだ。まさに一極集中。地方の観光地とあまりにも違う。

日本の地方都市を視察すると、人通りも少なく、店が閉じられたままのシャッター通りは、どこにでもある普通の光景となってしまった。

この言葉が生まれたころは、郊外型店舗や大型店の進出で、古くからの商店街が打撃を受けたケースが多かった。今はどうだろう。道を歩けば、コンビニ、ガソリンスタンド、ホテル、パチンコ店、民家など朽ちた建物が至る所で目立つようになった。

不景気や人口減少の影響もあり、廃屋となった所を購入したり、新たに店や家を構える余力もなくなってきているのだろう。商店街にとどまらず、街並みが衰退し始めている。

福井県も例外ではない。東尋坊など観光地で、廃業した土産店や宿泊施設がやたら目立つ。観光客が減り続ける芦原温泉にも、大震災が直撃し訪れる人がさらに減ったとの言葉をよく聞く。活力を失い景観を損なう街や観光地は増えるのは、
もはや当たり前。

先日の福井の観光地を舞台にした映画がなぜか、懐かしく思える。そうした状況は地方からより深刻化している。シャッターどころか、廃屋通りにならぬよう地域や行政が一体となって知恵と対策を急ぐ必要がある。けっして敦賀も例外ではない。

秋の日はつるべ落し。北国からは初雪の便りも届く。気が付けば今年もあと2カ月余り。日本漢字能力検定協会から毎年恒例の「今年の漢字」の募集が始まったとか。

ちなみに昨年は「絆」、漢字が年を代表した。残る月日。iPS細胞のノーベル賞など、前向きな漢字を想起させる明るい出来事を期待したい。
【2012/10/29】 | ページトップ↑
「定年の必要は実際、年老いたということではない。おもな理由は、若者たちに道をあけなければならないということにある」(経営学者ピーター・ドラッカー)
Date:2012-10-28(Sun)

昨日は、有志メンバーとプライベートで茨城県東海村を訪れた。東海村は、日本で初めて原子力の火が灯った村。1957年(昭和32年)に日本原子力研究所(当時)東海研究所が設置され、日本最初の原子炉であるJRR-1が臨界に達して以来、多くの原子力関連施設が集積することとなった。

現在も日本原子力研究開発機構、日本原子力発電東海発電所・東海第二発電所など多くの原子力施設が村内に所在し、近隣市町をあわせた茨城県の太平洋沿岸部は日本の原子力産業の拠点となっている。

私も発電所の定期検査の応援や研修で二十代の頃から家族を連れて過ごした懐かしい土地でもある。

昨日もJ-PARC(ジェイパーク、Japan Proton Accelerator Research Complex)を視察。高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構が共同で建設を進めている大強度陽子加速器施設である。

2007年度にファーストビームを発生、2008年12月より供用を開始した世界最先端の研究でもある。総工費1200億円、運営費200億円。大半が税金。国民に研究者の分かりやすい説明と説明責任は、今、最も問われていることは確かだ。

その久しぶりに聞いた。宇宙誕生の基礎研究から、産業、医療の研究開発、それも研究者に施設を開放し、原則、公開とし、公開しないばいいは、一日300万円の使用料と説明が続いた。高速増殖炉もんじゅにも安全・安心とともに、求められる視点でもある。

ところで、「定年の必要は実際、年老いたということではない。おもな理由は、若者たちに道をあけなければならないということにある」とは、経営学者ピーター・ドラッカーの名言を目にした。

研究施設やそれを取り巻く環境は大きく変わった。今、原子力の黎明期を支えた団塊の世代が現役を去っている。若い研究者技術者も育っているが、その数が今、どの分野も減少しているのが気になるところだ。

【2012/10/28】 | ページトップ↑
「原子力の日」から読書週間に思う…
Date:2012-10-27(Sat)

昨年も今年も、「原子力の日」という言葉を聞かなくなった。

これまで毎年10月26日で以下に示す出来事を記念するために1964年7月31日に閣議決定によって制定された。

1956年10月26日 - 日本が国際連合の専門機関の一つである国際原子力機関へ参加した。

1963年10月26日 - 茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉JPDR  が日本で初めての原子力発電に成功した。

以前は、4月18日の発明の日を含む「科学技術週間」のうち1日が「原子力デー」とされていたが、「原子力の日」として分離独立した。

閣議決定までした記念すべき日でもある。ところがこの「原子力の日」が「推進の日」ととらえられている面が強かったのではないか。

私は、原子力はブレーキをしっかり働かせながら平和利用に徹することを基本とすべきと今でも思っている。福島の事故は対策、除染や検証と時間をかけた取り組みが必要と思う。

他方、日本の実情を考えた現実的な対応も必要と考えている。今は、ブレーキをしっかり踏んで福島の対策、検証の時期でもある。そのことを考える「原子力の日」でありたいとも思う。福島の事故の調査報告書はほぼでそろった。とはいっても、東電福島の事故検証は現場も含め続けていくべきでもある。

ところで、今日からは読書週間。私は、最近、中学時代に読んだ小説を読み返す。司馬遼太郎、川端康成など、その情景、人物、背景にはまってしまった。

小説としてはつまらぬ内容だと思い込んでいた『伊豆の踊子』も美しい文章に2回も読み返した。同じ作品でも読む年代でこんなにも違うものなのか。さりげない自然描写、せりふの奥に秘められた思いなど、若い日にはとても読み取れなかったものが形になって見えてくる。

原子力の日から読書週間と流れるが、シエール革命など世界のエネルギー事情と地球環境問題の進展など、変わろうとするどう事情で、原子力発電がありべきか、安全を高めながらの平和利用を考える冷静な議論が、必要なときでもある。
【2012/10/27】 | ページトップ↑
石原慎太郎辞任と西川知事の「国のずさんさ」発言の共通項
Date:2012-10-26(Fri)

東京都知事の石原慎太郎氏の辞任記者会見には驚いた。 会見で「今日をもって知事を辞職する」と表明し、国政復帰について「明治以来続いている官僚制度をシャッフルしないと国民が報われない。命のあるうちに最後のご奉公をし、中央官僚の支配を変えなければだめだ」と説明した。

官僚制度を「国の妨害」とまで言わしめた。自らが進めてきた改革を認めてこなかった中央省庁や政府への批判を次々に展開。舌鋒鋭い「石原節」は年齢を感じさせない。

原子力発電など重要政策で考え方が、日本維新の会とも違いが表面化していることに関しては「こちらも乗り込んで異論を唱えるし、あちらも異論を唱えたらいい。それで初めて本当の連帯ができる」と述べた。

原子力発電には、推進で考え方がしっかりしているだけに私は期待したい。行動力、指導力など、今の政治に必要な要素を満たしている政治家でもある。

一方、昨日の近畿の知事会後の西川知事は、記者会見で原子力発電について「国の計画がずさんで現実をわきまえた政策になっていない」とバッサリと切り捨ててしまった。地方から見ていて、私もその通りと拍手を送りたい。

一昨日の「新安全基準」を策定する原子力規制委員会は、原発事故時に放出される放射性物質の拡散予測を初めて公表にも福井新聞の論調の様に、同様のことが言える。

これも私は、詳しく読んでも予測に科学的精度と実効性がなければ、いたずらに不安と混乱をあおる結果になりかねない。組織発足から1カ月余り。本格的な仕事を始めた規制委の能力と立ち位置が問われかねないと直感した。

立地自治体などの原子力防災計画見直しの重要なよりどころとなり、現実的な避難対策の根拠となるが、あまりにも説明不足だ。

事故に備え、事前に対策を取るべき「原子力災害対策重点区域」は福島原発事故を教訓に、原発から30キロ圏を目安とすることを明記するもの。極めて重要な方針であるはずが、十分な説明もないとか。地元を考えない上位目線では住民への説得力にもかける。

規制委は「あくまで参考にすべきデータだ」と強調し、事故時に避難の参考とする緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)と違い、使ったソフトが簡易版で精度に限界があり、地形の影響や拡散途中の風向きは考慮していないと、規制庁として、現場を知らない、あまりにも無責任なものいいだ。

これは余談になるが、山口市で講演した岩手県陸前高田市の戸羽太市長は、被災直後、被災者の救援などに欠かせないガソリンが底をついた。やっとの思いで経産省に頼んで調達。自衛隊が取り扱いを手伝おうとしたら、同省から「うちのガソリンを自衛隊には扱わせない」と横やり。戸羽市長は縦割り行政の弊害に憤りを覚えたという。

戸羽市長は「国は国防と外交に専念。あとは地方に権限も金も任せて」と地方分権の必要性を強調したとも報じられている。

同様に、国の安全保障とも言うべき原子力政策に関して、西川知事の「国のずさんさ」とも言わしめたことなど、石原都知事の辞任発言とも共通する。
【2012/10/26】 | ページトップ↑
街コン盛況と世相
Date:2012-10-25(Thr)

全国の街コン公式サイトに 東京の後楽園コンがトップにあるなかで、敦賀の街コン11月11日が掲載されている。我々世代とはまったく違った世相がここにある。

ところで、政治家が身を隠したいときは自民党時代から病院に駆け込むのが定番だった。田中慶秋法相もこの手を使ったのだろうか。初入閣してわずか3週間だ。田中氏を民社党時代から知る私としてはがっかりというより大臣なのだから記者会見をして、最後は説明責任を果たして欲しかった。

もともと法務行政に精通しているわけではなかった。民主党代表選で野田佳彦首相の支持票を取りまとめた論功行賞の入閣とみられてもしかたがない。

野田首相が掲げた「内閣の機能強化」もむなしく響く。拉致被害者家族の打撃も大きい。田中法相は拉致問題担当相でもあった。担当大臣がすぐ代わるのでは政府間協議も進むわけがない。政治の信頼どころではと、昨日もある方から言われ、「政治の劣化」と言われてもしかたがない。

もう一つの風潮に、政治がおかしいとき、世相が不安なとき、人々の精神的支えが、西洋なら教会、日本ならお寺といきたいが、そんな風潮は今はない。

仏教の危機が指摘されて久しい。かつて寺は地域コミュニティーの核の一つだった。多くの人が集い、寺も地域を見詰め、人々の苦悩や死に寄り添いながら、それを支えた。が、年末年始や法事は別として、最近は「葬式仏教」とやゆする風潮もある。社会もそれ以上は寺に求めず、寺離れの一因ともなっている。

調べると、全国には8万を超える寺があるという。公民館やコンビニ、学校などよりも多い。これからの超高齢社会は、団塊の世代が老い、病、死と多くの人が向き合う。敦賀市も年間五百人から六百人を超える死亡者を迎える時代となった。

不況の時代、年間三万人を毎年、超える自殺者が出る時代、一人一人の不安にどう寄り添い、支えていくか。今後の寺、僧侶の役割でもある。僧侶であり、市議の友人が語ってもいた。

いずれにしても、敦賀の街コン、あまり考えずに、5月に盛況だったように11月も盛況になる様にと願う。
【2012/10/25】 | ページトップ↑
鹿児島県伊佐市の子育ての実践と挑戦
Date:2012-10-24(Wed)

北信越大会の敦賀気比の決勝は残念だったが、春江工業は、快挙に福井県民であれば誰もが拍手を送るだろう。

高校野球でもう一つの大きな拍手は、岩手県花巻東高の大谷翔平投手の米大リーグ挑戦。ドラフト1位指名が確実視される高校生が、いきなり米球界を目指した例は過去にないからだ。

いばらの道を選択したといえる。しかし、あえて進むその覚悟を思う。内向き試行の今だからこそ、海外に雄飛する姿勢は、球界のみならず多くの若者を刺激するのは確かだ。留学意欲が減少し、内向きと言われる今、挑戦する勇気を広げるのではないか。

ところで、一昨日、鹿児島県北部の2万9000人の小さな町、伊佐市を訪れた。

ここは、健康な赤ちゃんを出産した母親らに呼び掛け、集まった募金を心身障害児のための施設や研究などに使う「おぎゃー献金」の発祥の地としても知られる。

献金を提唱した市内(旧大口市)出身の産婦人科医、故遠矢善栄博士の遺志を受けつぎ、子育て環境の整備と障害児支援に取り組み、「日本一子育てにやさしいまちを目指す」と宣言した町でもある。

障がい児支援の中核として療育と相談業務の総合的な機能を持つ「子ども交流支援センター笑(スマイル)」を開所した。市内外の百人近い障害児が療育を受けている。

対象は0歳から義務教育就学前で、「早い段階から集団の中での生活に慣れさせ、順応力を高める」と設立の狙いがある。

伊佐市は周囲を山が取り巻き病院などが充実する鹿児島市までは車で1時間半の距離。市は、「スタッフの充実が課題。安心して仕事ができるように」と、センター職員の負担軽減を目指すが現状は厳しい。

そのため、市内の幼稚園など地域内での連携強化を目指す。「幼稚園に通園しながら療育を受けられ、親が相談しやすい環境をつくる。お母さんたちは1人で悩まなくて済む」と強調していた。

発達障害児童にも目をむけているところだ。発達障害とは、対人関係や感情のコントロールなどの発達が遅れ、社会生活に困難を抱える。脳の機能的な障害が原因とされ、対人関係を苦手とする「自閉症」や、落ち着きがないなどの「注意欠陥・多動性障害」、読み書きや算数が苦手な「学習障害」などが含まれる。

文部科学省が2002年に実施した調査では、小中学校における通常学級の児童生徒の6.3%が発達障害とみられるとしている。ここに目をむけ、通所の費用も市が面倒をみる。障害児童にも施設改善が著しい敦賀でもまだ著についたばかりで通所が無料と言う小さな伊佐市の取り組みには驚かされる。

また、小中学生を対象とした相談にも対応できるよう、市内の病院の精神科医を中心とするNPO法人の設立も計画している。センターでは就学前の子どもまでしか対応できないため、就学後も支援を続ける環境を整備するとか。

この他、特別教育支援員を小中学校に配置している。障害を持つ児童生徒の学校生活と、授業への参加をサポートする。

伊佐市は、厳しい財政の中で、気配りをするというのが子育ての一番のポイントとばかりに、「日本一子育てにやさしいまちを目指す」と宣言した町の実践と挑戦でもある。
【2012/10/24】 | ページトップ↑
ようやく動き出したがれき処理
Date2012-10-22(Tue)

敦賀市は昨日、東日本大震災により岩手県大槌町で発生したがれきについて、26日に同市櫛川の市清掃センターで試験焼却すると発表した。安全性が確認されれば敦賀市は900トン、高浜町は700トンを本格的に受け入れる予定。ようやく動き出した。環境省と現地の調整の遅れなど、事務作業の遅れとか。それでも市の当局など関係者の努力に敬意を表したい。

調べると、先週、環境省は、18日、岩手、宮城、福島3県での震災がれきの処理率(9月末現在)が27%となり、2か月間で5ポイント増加したと発表している。「今年度末までに約6割の処理率を目指す」としている岩手、宮城両県では29%で、 東日本大震災から間もなく1年半を過ぎてもまだまだ、被災地で発生したがれきの処理がほとんど進んでいない。

事務作業の遅れもあるが、放射能汚染への懸念から被災地外の自治体が受け入れに二の足を踏んでいるためだ。安全性確認は必要だが、放射能汚染だけで受け入れ反対をとなえる集団にはへきへきする。これでは目標の2014年3月末までに全てを終えるのは難しい。
 
環境省によると、岩手、宮城、福島の3県で生じたがれきは、推計2252万8千トンに上る。まだまだ、大量のがれきがうずたかく積まれたままだ。

広域処理については1都9県の計44か所に拡大しており、あまりにも遅い足取りだが、あせってもしかたがないことは確かだ。

私も昨年、二度、陸前高田市を訪れたが、まず、目につくのは、がれきの山。復興や新たなまちづくりの障害になることは確かだ。

ところで、東日本大震災の被災地で、まだまだ、ボランティアが必要なようだ。岩手、宮城、福島の3県では昨年5月、各市町村にある災害ボランティア2 件センターを通じて17万人余りががれき撤去や炊き出し、支援物資の仕分けに取り組んだ。その後も10万~12万人が活動に参加したが、夏場を過ぎると大きく減り、今年に入って、1万人にも満たないとか。

震災1年半が過ぎ、被災地からがれき処理もそうだが、「忘れられてしまうのでは」との声も聞こえてくる。人口減少や経済低迷が重くのしかかり、復旧・復興は思うように進んでいない。被災者の多くは避難所から仮設住宅などに移り、一部は被災した自宅にとどまって生活再建に追われている。

いま何が求められているか。がれきの継続的な処理は、もちろん、現地のボランティアとしても、仮設住宅での環境整備や安否確認、あるいは高齢者たちの孤立を防ぐための地域交流の促進から買い物支援や防犯活動まで、ニーズは多様化している。中には、被災者と比較的長期にわたり向き合うことが期待されるものもある。

復興にむけてまちづくりや生活再建はこれから正念場を迎える。がれき処理も継続的な取組が必要であろうし、ボランティアも、一定期間、腰を据えて専念できるような環境づくりも必要とか。私も時期をみて、ボランティアなど再度、訪れたいと思っている。

 
 
【2012/10/23】 | ページトップ↑
LNGタンク基地と敦賀3、4号
 
Date:2012-10-22(Mon)

先週19日、敦賀3・4号機の増設計画について、経済産業省の枝野大臣は「国策に基づいて建設を認めない」とする考えを改めて示した。正直、またかとあきれてしまう。

これに対して敦賀市の河瀬市長は「新増設も国策に基づいて進められてきたもので、国は地域の実情を踏まえた判断を行う責任がある」とコメントした。私は妥当なコメントと評価したい。公表されているだけでも1400億円以上の港湾設備など準備工事が終了して、福島の事故の教訓を受け安全性を高めながら、本格着工を待つだけになっている。

これまでも枝野発言は、一貫性がなく、立地地域を翻弄することが多く、副大臣になった松宮氏にしっかりとした舵取りを期待したい。

ところで、敦賀3、4号とともに、期待される天然ガスのLNG基地。天然ガスは圧力を加え、超低温で冷却することで液化して体積が600分の1になるため、大量にタンクで貯蔵したり、タンカーで輸送したりできる。単なる燃料だけではなく、冷気を生かす「冷熱利用」や、水素を取り出しての燃料電池への活用など多面的な活用が考えられている。
 
LNG基地は数百億円の大型設備投資が必要で、その工事は地域振興に貢献することは確かだ。半面、完成後は第一義には貯蔵庫で、基地での直接的な雇用は限られたものとなる。基地が立地した効果を長期的に生かすには、地元企業での利活用が欠かせない。発電所の利用も一つだが、短絡的に敦賀3、4号の代替とすることは、日本海に面する港湾設備など難しく、違ったプロジェクトと考えるのが妥当である。石炭火力に加えたLNG火力とするのが妥当だろう。

東日本大震災後、企業にはリスク分散の考え方が定着しつつある。LNGは割高なコスト面が課題だが、基地の存在は安定供給にも資する。企業にとっては安定的な生産活動に向け、原子力をはじめ、複数のエネルギー源を確保する有効性が挙げられる。太平洋側に多いタンク基地を環日本海時代を考え、新潟に加え、関西、中京の窓口にもなりうる構想は捨てたものではない。

敦賀3、4号の原子力発電所に加え、LNG基地が出来れば、敦賀市の将来は、少子高齢化、人口減少のなかでも、確かなものになる。今は、夢の事業とらえるのが妥当だが、けっして否定すべきことはない。

石油や石炭に比べて二酸化炭素の発生が少なく、原子力発電に加えて、環境対策につながる利点もある。冷熱は冷凍庫など水産業への応用が想定される。ただ、熱エネルギーの利用は、距離が遠ければ効果が薄れる。

また、需要がなければ、過去にも、敦賀の中池見のタンク基地撤退となっただけに、人口減少、産業の停滞が続く日本社会でどう実現するか、資本も含め課題山積であるが、着実に地道に誘致運動は欠かせない。それにもまずは、敦賀3、4号の安全性を高めながらの本格着工にほかならない。
【2012/10/22】 | ページトップ↑
駅ナカならぬ道ナカ人気と舞鶴若狭自動車道
Date:2012-10-21(Sun)

北信越地区高校野球大会は、昨日、新潟で準決勝が行われ、敦賀気比と春江工業がともに決勝進出を決め、甲子園出場がほぼ間違いない。

とりわけ、秋季北信越大会決勝を福井県勢2校が戦うのは、北陸と福井商が対戦した1988年以来とか。久々の明るいニュースだ。決勝での敦賀気比に期待したい。

その一方で、原子力発電所の長期停止と敦賀3、4号の影響もあり、若狭地域、敦賀市のホテル、旅館、民宿などサービス業の打撃は深刻度を増している。東京や東北の賑わいをよそに、観光地も不況の影響もあり、集客に苦労している。敦賀のさかな町の売上も低迷しているとか。

ところで、 「駅ナカ」に対して「道ナカ」という言葉がある。鉄道の駅に飲食店などが入った「駅ナカ」になぞらえ、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にある商業施設をそう呼ぶとか。

2005年の道路公団民営化以降、SA・PAの進化が著しい。北陸自動車道でもその進化は目に見える。

特に目を引くのは東名、新東名など主要の高速道路だ。有名飲食店やブランド店などが並び、ライブ開催や車の展示・販売まで。愛犬家向けにドッグランのスペースを備えたところもある。当然、地域の雇用につながっている。

なかでも、驚いたのは、今年、4月に開通した新東名高速道路の道ナカが大人気だ。7カ所の利用者が開業から3カ月で1300万人を超えた。休憩所どころか一大観光地だ。

娯楽的要素の強いSA・PAだが、新東名はすべてヘリポートを持ち防災機能を備えている。大動脈との偏見もあろうが、こうみると、原子力発電所と歩んできた若狭地域の落ち込みが気になる。嶺北との格差も雇用面でも歴然としてきた。

舞鶴若狭自動車道の敦賀ー小浜間の工事も2年後に向けて急ピッチだが、吉川から小浜間のSA、PAの閑散とした風景をみるにつけ、予定通りの工事だけ先行では、そんな思いにかられる。
【2012/10/21】 | ページトップ↑
通学路の合同調査
Date:2012-10-20(Sat)

通学路の問題は、長年、保護者も含め、いわれ続けた古くて新しい問題だ。雪の季節、中央小学校へ通う息子の通学路の確保のためにスコップをもった頃が懐かしい。スコップを持ちながら、「なぜ、歩道がないのか」と警察署に問い合わせたこともある。

今春、京都府亀岡市で登校中の子どもらの列に車が突入する事故が起きるなど、通学路で子どもが巻き込まれる悲惨な事故が相次いだ。

これを教訓として、先生、保護者を中心として、道路管理者、警察関係者らが合同で点検を行う調査が行われている。敦賀でも例外ではない。この合同の点検は、これまででも行われてもよさそうだが、意外に少ないそうだ。

危ない道の状況は、さまざまである。敦賀で言えば、木崎通りなど、新木崎通りの開通まで計画はあるものの、時間がかかる。「道路が狭く、歩道がない」…。冒頭の中央小への通学路のグリーンベルトも苦肉の策である。危険度が高い道は、一刻も早く改善しなければならない。それは誰でも理解できるが実行となると時間と予算がかかる。

通学路の問題には複数の問題が絡み合っている。それだけに、すべての危ない通学路を「早急に、最善の策で改善する」というわけには、なかなかいかないのが実情だ。

言うまでもなく、第一は財源の問題がある。道幅を広げるといった道路の在り方そのものを改善するためには、物理的な問題もあるが、予算措置が必要だ。福井県の財政事情は厳しいが、通学路対策についての継続的な予算確保に努めるべきだ。

第二は、車を運転する側のモラルの問題もある。

通学中の子どもだけでなく、歩いている大人にとっても危険な運転をする車は走る凶器である。敦賀でも、通学時間帯に車が通行禁止のスクールゾーンであっても、違反するドライバーがいる。

もちろん、地域の人たちによる見守り隊の活動には頭が下がる。それも、これからの寒い季節に毎日、笑顔で見守る高齢者など、感謝の何者でもない。学校では交通安全教室も行われている。学校やPTA、地域の活動と合わせて、根本的な問題である道路、交通の在り方の改善へ向けた取り組みを続ける必要がある。

合同点検は継続的に、総合的に通学路の安全対策を考える一歩である。今できることをまず行い、さらに、よりよい対策へとつなげていくことは、これからも続く。 
【2012/10/20】 | ページトップ↑
実りの秋と高齢者の健康づくり
Date:2012-10-19(Fri)

台風の本土上陸もなく、今日は晴れそうだ。「天高く馬肥ゆる秋」。天の高さが変わるはずはないが、空気が澄んだ秋の空は確かに夏より高く見える。

実りの秋は食べ物が一層おいしく感じられ、馬でなくても胴回りが気になる季節。この時期は、確実に体重が増える。

国民に運動を奨励する「運動指針」を改定するという厚労省の方針が示されたとか。介護、医療の費用はうなぎ登りだ。

庭の掃除のような日常の作業も運動の一つとみなし「エクササイズ」という単位でエネルギー消費量を表示する。70代以上の高齢者も運動に関心を持ってほしい意気込みだが、果たしてどう受け止められるか。

エアロビクスにピラティスにヨガ…。体にいいと言われる運動が次々に登場した。市民マラソンも盛んになりウオーキングも定着した。この日曜日には、敦賀マラソンが開かれる。

そして今、忘れ去られていたようなラジオ体操が再び脚光を浴びている。夏休みのラジオ体操が、高齢者の早朝の集まりとして各地方で盛んになりつつある。

健康維持には適度な運動が必要。超高齢化時代へと加速度を増す日本社会の課題は、介護を受けずに自立して生活していける時間をいかに長くするかだ。

それは誰も分かっているけれど長続きしないのが人間の心理だ。数字を追い求める競争にもならず、ほどほどに気を使うという雰囲気。健康づくりをさりげなくサポートする環境を整えたいと思うのだが、…。

敦賀市も高齢者が増え、市立敦賀病院など確実に患者が増え、国民健康保険財政の一般会計の持ち出しも保険料の値上げといたちごっこになることは確かだ。いかに高齢化社会と向き合うか、予防的なサポートシステムを構築する時代にきていることは確かだ。

【2012/10/19】 | ページトップ↑
越前海岸の夕日と海上保安官、人材育成の総合研修センター
Date:2012-10-18(Thr)

昨夜はあいにくの雨だったが、夕焼けがきれいな季節である。澄み切った夕空に真っ赤に染まる太陽が沈む光景にはなぜか心洗われる。

その夕日が海に沈む瞬間を楽しむ季節でもある。なかでも、越前海岸からの夕日はまたどくどくだ。その光景に接するとストレス解消というか、ゆったりとした心持ちになる。

日本人は夕日に特別な思いがあると私は思っている。確か、映画「男はつらいよ」シリーズには必ず夕日の1シーンがあったと記憶する。山田洋次監督は夕日を拝む心の大切さに気付いておられたのだろうと勝手に想像するがどうだろうか。

夕日に合う景色が東舞鶴にある。赤レンガ倉庫群と夕日、その途中、海上保安学校の建物が見える。二十数年前、乗船実習で知りあった友人を訪ねたことがある。校舎が夕日にあたっていたのを思い出す。その数年前より女子学生を採用し始めた頃だ。

一昨日、敦賀海上保安部に、県内で初めてとなる女性海上保安官2人が配属れたとの報道。全国で600人も女性海上保安官が勤務するなかで、県内では初めてとか、意外に思った。

どちらかといえば、これまで、地味な存在だった海上保安庁と海上保安官。ここにきて人気映画「海猿[うみざる]」シリーズや、国有化した沖縄県・尖閣諸島周辺のパトロール活動が注目されていることなどから、海保職員を目指す若者が急増しているとか。

主に高校卒業予定者が入学対象の海上保安学校の受験申込者数は過去2年、春秋合わせて計約1万人だったが、2012年度は約1万6千人に増加。秋試験に限ると11年度の3064人から7708人に急増した。採用は約200人で、倍率は約40倍だ。

海保の職員は約1万2600人。全国に11の管区海上保安本部があり、敦賀は、第八管区の管轄下に入る。北近畿と山陰地方の日本海沿岸、列びに京都府・福井県・兵庫県・鳥取県・島根県と広く、竹島の管轄範囲でもある。

海難救助や密航・密輸の取り締まり、領海警備など多くの業務をこなす。なかでも、北朝鮮工作員の不法入国や北朝鮮工作員や暴力団による麻薬・偽紙幣の密輸の阻止、海上自衛隊舞鶴基地周辺海域や若狭湾の原子力関連施設群、島根原子力発電所の警備業務も欠かせない。

また、韓国が不法占拠を行っている竹島周辺海域で、韓国海洋警察庁による日本漁船拿捕を阻止するための警戒等も大きな仕事である。

「海猿」への憧れだけで勤まる職業でないが、志願者の急増で優秀な人材が集まる海上保安庁の役割も高まることは確かだ。

ところで、昨日、原電の敦賀総合研修センターも本格的運用を開始した。これで福井大学付属国際原子力研究所、運転訓練センターと合わせ、原子力の人材育成の拠点が敦賀市内に整ったことになる。海上保安官とともに、前途は多難だが、大切な業務に変わりない。
【2012/10/18】 | ページトップ↑
発達障害LDとスピルバーグ
Date:2012-10-17(Wed)

人道の港・ムゼウムのボランティアガイドの説明で「杉原のリスト」をときたま行う。「杉原のリスト」は「シンドラーリスト」の日本版でもある。映画を息子と観たがあまりにも強烈な印象を与えたようだ。

大ヒットしたジラシック・パークと同じ監督とは、そのとき、想像ができなかった。その監督こと、スピルバーグ氏は今年9月12日、学習障害4 件を持つ若者向けのサイト「Friends of Quinn(フレンズ・オブ・クイン)」の独占インタビューに登場した。

スピルバーグ氏は5年前に「ディスレクシア」(発達障害LD)と診断されたことを初めて明かし、学生のころ読み書きのレベルが同級生より遅れていたことについて「謎が解けた」と振り返った。このことは多くの子供に勇気を与えることは確かだ。

敦賀にもその発達障害の児童を支えるセンターがある。スクラム福井こと、福井県発達障害児者支援センターが敦賀市桜ヶ丘町8番6号(野坂の郷内)にある。

福井県発達障害児者支援センターとは、福井県にお住まいの発達障害(自閉症スペクトラム障害・注意欠陥/多動性障害・学習障害等)のある方とそのご家族が安定して地域で生活できるように支援するセンターである。

話を戻すが、「ET」「ジョーズ」などの名作で知られる映画監督スティーブン・スピルバーグ氏が、読み書きが苦手な障害ディスレクシアを抱えており、中学時代にはいじめに遭い、卒業も2年遅れたことを告白した。

それでも家族の愛情に育まれ、映画という素晴らしい世界を見つけることができて、見事に人生を切り開いた。

調べると、物理学者アインシュタイン、発明家エジソン、童話作家アンデルセン、画家ピカソ、アニメ映画製作者ウォルト・ディズニー...。これら歴史に残る仕事を成し遂げた人々に、ある大きな共通点がある。

皆、子ども時代に、勉強が苦手な学習障害(LD)を抱えていたとみられる点である。LDは脳機能に関係しており、読み書きが苦手、計算が苦手など幾つかの種類がある。周囲に障害の知識がない場合、単に「勉強のできない子」として放っておかれてしまうのが問題だ。

アインシュタインもエジソンも学校では落ちこぼれだったが、周囲の支援と励ましで成長し、ついに得意分野を見つけて才能を開花させた。適切な支援があれば、 子どもたちの可能性は無限に開けるのである。

私自身も勉強不足で恐縮だが、学習障害の子、親、あるいはその関係者の方は、常にそのことを気にかけ、悩み、辛い気持ちを抱えている人が多い。学習障害に対して、親もそうだが、その障害すらまだ、わかり始めたばかりだ。

いつまでも理解の無い社会や、学校での不満等、たまっているものがあるかもしれない。スピルバーグ氏が子どもたちに贈った言葉がある。

「学習障害は一般的なことだ。君は一人じゃない。そのために人生が不利になるわけではない」。経験にもとづいた言葉だ。

ちなみに大人にも学習障害があることがわかってきた。「大人の発達障害」の場合、仕事との関わり、人間関係も加わり、うつ病や依存症を併発するなど、より大きな問題を引き起こしかねないことが明らかになってきたとか。もう少し勉強を進めたい。

【2012/10/17】 | ページトップ↑
秋祭りと道の駅
Date:2012-10-16(Tue)

朝夕の冷え込みは増したが日中は過ごしやすく、秋を満喫したいこのごろ。休みの日などはドライブがてらに「ちょっと道の駅にでも…」と出かける方も多いのではないか。

敦賀にはこの「道の駅」がない。公設市場、愛発小中学校跡地など、その候補地はある。

ところで、田んぼ黄金色から、稲刈り。私たちの住むこの国の本当の豊かさとはこういうことではないか。実りの秋、本番だ。

敦賀にも福井平野にもこの風景がいい。こうした日本の原風景がまだまだ色濃く残っていて、これを”かけがえの ない”と思えるような人の心も一緒にして、ずっと大切にしていきたいものだ。

秋祭りの便りが届くようになる。私の生まれた四国も阿波踊りの夏が終わり、収穫の秋を祝って秋祭りが各地で行われる。四国を代表する秋祭りの一つ、西条まつりがある。

すぐ西隣 の新居浜市の新居浜太鼓祭りは豪放磊落、巨大な太鼓台が躍動する”男祭り”だが、西条まつりは豪華絢爛。地域の町衆や豪農が、上方譲りの風流を競ったことが始まりとも言われている。

気比さん祭りに帰るように、東京、大阪からこのために帰郷する若者も多い。西条祭りは町内毎の山車が150基を数え、深夜から担ぐ。小中高の学校もお休み。大人は酒に酔い、子供は深夜でも騒ぐ。これはこれで秩序が保たれる。

西条祭りは、だんじりと御輿(みこし)が同時に練るという、全国でも珍しいかきくらべの石岡神社祭礼で盛り上がり、伊曽乃神社祭礼でクライマックスを迎え、最高潮に達する。これはたまらないと、友人は語る。

余談が長くなったが、「道の駅」は各地の主要道路沿いに立ち、そこの地域の特産品販売や観光・文化の情報を発信するまちおこしの拠点施設。新鮮な山や海の幸を取りそろえた売り場は、観光客はもちろん、沿線住民の日々の買い物場所としても重宝されている。

各地の祭りは、それぞれに故郷感覚を子供達に伝え、大人になっても忘れらてない郷愁となる。そこに、絆が生まれる。そんな絆の一つの表現ではないが、舞鶴若狭自動車道が全通する2年後、さかな町だけに限らず、もう一つの拠点もあってよさそうだ。
【2012/10/16】 | ページトップ↑
企画のよさで人は集まる…(のろしリレー、鉄道の日、映画、スーパーなどなど)
Date:2012-10-15(Mon)

「のろしリレー」の面白さと企画…

昨日は、朝、敦賀市堂から衣掛山に登った。標高160メートル足らずだが登りは急だ。登りには、縄の設置など、地元の中郷地区や中郷小学校の生徒が整備している。一昨年と違って、頂上付近は舞鶴若狭自動車道の道路工事で様相が変わっている。

なぜ登るかと言えば、今年で6回目を迎える「のろしリレー」のためだ。滋賀県との県境の玄蕃尾(げんばお)城から疋田城、衣掛山、天筒山、金ヶ崎、旅籠山とつなぐ。天気は晴れ。山の稜線はしっかりと見える。登りのきつさから、メンバーの半分が二十代、三十代だ。

現代の武器、携帯電話で連絡を取り合う。時間通りに疋田の谷合からあがる。子どものように発見すると、はしゃぐ。衣掛山でも火をつけ「狼煙(のろし)」をあげる。といっても発煙筒2本だ。

午前10時28分発煙、天筒山につなぐ。発煙筒の持ち時間わずか5分。天筒山の展望台からも「のろし」があがる。そして金ヶ崎の「狼煙」を発見。歓声があがる。大人ながら無邪気な瞬間だ。残念ながら旅籠山からの狼煙は見えなかった。

かつては、「のろしのリレー」で長浜市から約400キロ離れた新潟県長岡市まで、城跡や砦跡163地点をつないだこともある。滋賀、福井、石川、富山、新潟の5県が煙の柱でつながった。

狼煙リレーは、各地で行われている。敵の攻撃などを伝達していた狼煙を再現し、城跡の保存や里山の環境保全につなげることもできる。中世の昔に想いを重ね、適度な運動。当然、消防にも許可を得ている。童心にかえった瞬間でもあり、これからも続けたい企画だ。

鉄道ファンの飛びつく企画…

昼は、14日は、鉄道の日。車両基地の公開。敦賀駅の開業130年を記念した企画へ。北陸本線を走った急行「くずりゅう」から、現在の特急「サンダーバード」まで9種類の車両が展示。関西から鉄道ファンがカメラをもって大勢押しかけている。PRは、鉄道ファンの鉄道ジャーナルやネットで集まる。

家族連れや鉄道ファンなど、およそ3000人が訪れた。帰りのバスを駅前商店街のふれあい市、鉄道関連の模擬店に歩かせる。企画、観光戦略も大成功ではないか。関係者の企画、運営に敬意を評したい。

福井県をPRする映画と企画…

昼下がりは、平和堂で福井県の観光地の大半をバックにした映画「旅の贈り物、明日へ」。これも、一昨日、昨日と多くの市民が観ているとか。前川清のぎこちない演技、酒井和歌子のたどたどしい福井弁も心温まるストーリーと福井の美しい風景があり、許せる作品だ。福井県のPRとしてぜひ多くの方に観て頂きたい。第二段の大和田信也監督の映画も楽しみにしたい。

名古屋資本と企画…

夕方は、中央町のアピタ店へ。日曜とも重なり駐車場も開店以来、いっぱいの日々が続く。内容もこれまでの敦賀になかった感覚が漂う。食料品の豊富さ、専門店の配置、見せ方も、これまでのポートンとあまりも違う企画、運営に、滋賀ナンバーの車も見られ、しばらくが多くの客が集まるだろう。

のろしリレー、鉄道の日、映画、スーパーと、過ごしてみて、昨日ほど、準備、企画、戦略で多くの若者、観光客、消費者を集めると感じた一日だった。夜は、鉄道130周年企画のワインを楽しんだ。


【2012/10/15】 | ページトップ↑
拳銃強盗事件と犯罪発生率
Date:2012-10-14(Sun)

敦賀でぶっそうな事件が発生した。10日、白銀町の国道8号交差点で2人組の男が停車中の女性を拳銃で脅し車を奪って逃げ、強盗容疑で逮捕された事件で、男2人が拳銃4丁と実弾約100発を所持していたとか。

コンビニ強盗、ショベルカーよるATM破壊などとは違って、敦賀で拳銃での脅しは久しく聞いたことがない。

犯罪でこんな理論がある。ビルや廃屋の窓ガラスが割られたときに、そのまま放置しておくと次々に割られ、路上生活者らが住み着いてその地域全体の治安が悪化する。これは米国の犯罪学者が1980年代に発表した「割れ窓理論」。

強盗や殺人が頻発して「世界一危険な都市」と言われたニューヨーク。警察は凶悪事件解決に全力を挙げるが、学者は「治安を守るには軽微な事件解決を」と提唱。この理論が実践された結果、犯罪が激減した。

敦賀でも、中学校の窓ガラスが割られる事件があった。窃盗や詐欺、横領といった財産犯は「お金が欲しい」という理由が明らかだが、学校の窓ガラスを割る器物損壊は、被害者の損失があるだけで、犯人には何の得もない。まさにストレス社会の表れでもある。

生徒、家族、学校、地域の協力により、その後の発生は食い止められたが、ストレス解消のためにやられてはたまらない。これが強盗となると深刻だ。コンビニ強盗にしろ、ATMにしろ敦賀在住者の犯行ではなく、通りすがりの人間だった。今回も一過性、事件であってほしいが、どうだろうか。

地域の安全を守るには、警察と地域のスクラムが不可欠だ。20日まで全国地域安全運動でもある。  

ちなみに、人口が多ければ犯罪件数が増える傾向があるが、人口100人あたりの犯罪件数の福井県下でランキングすると、犯罪件数として、2009年度のデータで政府統計の刑法犯認知件数を人口で割ったもの。

最上位(1位)は、福井市の1.048%。 2位は、敦賀市の0.911%。 3位は、小浜市の0.747%。
最下位(17位)は、池田町の0.197%。

どう判断すればいいか、わからないが、けっしてよろこばしい数字ではない。
 

 


【2012/10/14】 | ページトップ↑
ねじれ現象(JAの全国中央と福井、16万人署名と静岡県議会などなど)
Date:2012-10-13(Sat)

原子力発電を取り巻く環境は、全国的と立地県である本県とのねじれ関係など、長期的な課題となることは確かだ。

JAの全国中央会が11日に開いた全国大会で、「脱原発」を活動方針に盛り込まれたが、JA県5連の山田会長は原発立地県のJAとして「脱原発」の方針は取らない考えを明らかにした。私としては妥当な考えと評価したい。
 
中部電力浜岡原子力発電所のある静岡県議会も住民投票条例案の扱いでゆれ議論の後、これを否決した。新聞各紙の論調は厳しいが、これも立地県県議会として私は妥当な判断と思う。

浜岡発電所は、政府の要請で運転を止めた。その再稼働の是非を問う条例である。条例案の採決前に「国策の原子力行政が地方の住民投票で左右されてよいのか」と反対理由を述べている。条例を求める16万人署名に対して勇気ある発言でもある。

再稼働をめぐる住民投票条例は、東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県でも近く取り上げられる。原子力発電所がある県議会として妥当な判断が下ると思うが、各市町の地方議会の意見書を巡る議論も、敦賀市と越前市、小浜市とのねじれなど、同じようなねじれ現象が各地域で続いている。

その一方で、敦賀の石炭火力など、フル稼働の状態が続き、各地の火力発電所の建設も急ピッチで進んでいる。一つの例が、福島県にある南相馬市にある東北電力原町火力発電所など、建設費の半額に当たる約1700億円をかけた復旧工事で、間もなく炉に火が入る。

発電量200万キロワットは福井県の需要をほぼ賄う。作業員、ピーク時は約4600人、延べ100万人という。敦賀からも作業員が行っている。冬の電力ピーク切迫に対応する措置だ。

再生エネの普及が進まない中での火力発電所の運転、建設はこれからも続き、燃料であるLNG、石炭、石油との需給バランス、電気料金への跳ね返りなど、日本の厳しい電力事情が今後とも続くことが予想される。

冒頭のJAの原発方針に戻すが、山田会長は昨日の定例会見で、11月7日に行われるJAの県大会でも県内のJAグループとして「脱原発」を活動方針に盛り込まないとの見通し、これも立地県として妥当な見解だ。
 
【2012/10/13】 | ページトップ↑
どうしようもない私が歩いている(山頭火)
Date2012-10-12(Fri)

 ノーベル文学賞の有力候補と目されてきた小説家・翻訳家の村上春樹氏が、今年の受賞を逃した。期待が大きかっただけに、国民的がっかりでもある。

昨日、引き続いて、全国市議会議長会研究フォーラムで、 愛媛県松山市ひめぎんホールにいた。

自由律俳人・種田山頭火が放浪の果てに辿り着いた場所も松山だった。松山は今も日本の俳諧をリードする場所でもある。そこかしこに俳句の句碑や投稿箱がある。

家も妻子も捨て放浪を続けた俳人、種田山頭火の句、散歩しながら見つけた句。 

このみちや いくたりゆきし われはけふゆく

81歳の高倉健が主演し話題になっている映画『あなたへ』のラストシーンに山頭火のこの句が出てくる。亡き妻の遺骨を散骨するため、北陸から九州まで旅をする刑務所指導技官の物語と結びつく。 

高倉健の存在感とともに、途中でも使われているいくつかの自由律俳句に触れ、その背景にある孤独感、痛み、苦しみにあらためて深い共感を覚えた人が多いのではないか。 

昨日のフォーラムのテーマは、課題討議『大震災における議会の役割』。被災地の言葉には重みがある。執行権を持たない危機管理の議会のもろさでもあった。

福島県南相馬市、宮城県名取市、岩手県陸前高田市の議長、前議長会から被災報告や今後の行動計画などを発表。

昨年3月11日14時46分マグニチュード9、0 震動6弱〜6強の生々しい現状、避難誘導を先導してなくなった議員も紹介された。 

その後、中邨章(なかむらあきら)/日本自治体危機管理学会会長より、議員・議会の災害時の役割と対応や危機の時に執行権を持たない議会、議員の無力さ、何も出来ないジレンマ感を率直に語った。

陸前高田市議会は議場が市役所とともに、流され、中枢機能を失うこと、その後の活動に支障を来たしたことも報告された。

議員として被災後の地域リーダーとしてのどんな役割を果たしているか、果たさなくてはならないか、災害に関する法律や計画には、市長と違って、議会、議員の存在は、ほとんどが明記なく位置づけもはっきりしない。それだけ、危機時には、その活動に難しさがあり、ときは邪魔になり、ときには頼られ、ジレンマを感じている事を各報告は、赤裸々に語っていた。

この課題討議の中で感じた事は、議会としても危機管理にあったて、どう備えるか、認識させられたが、ほとんどの地方議会でその存在すらはっきりせず、どう対応するか、これからのテーマであることは確かだ。

村上春樹さんのノーベル賞を逃したこと、被災後の議会、議員の対応、どれもすっきりしない。妻も子も捨てた俳人、山頭火もなかなか受け入れられない俳句が多いが、なぜか疑問を持つことに勇気がでる。不思議な俳人だ。

山頭火、〈ころり往生〉を念願した放浪の俳人は、72年前の昨日、心臓まひのため亡くなった。これだけは思い通りの往生だった。  
【2012/10/12】 | ページトップ↑
じゃまなか、やまちゅう、山中
Date:2012-10-11(Thr)

昨日、今日と四国松山市にいる。第7回全国市議会議長会研究フォーラムに参加のためだ。全国より二千人を超える市議会議員が集まる。敦賀からは5名、福井からは26名の出席。地方松山市への経済効果は一億円を超えるのではと思う議員の集まりだが、真面目な研究フォーラムには変わりない。

開かれた議会とか、身近な議会と議会改革も言われて久しいが、市民との距離、「議会の活動が見えない」など議員の悩みは共通だ。

ところで、ノーベル賞を受ける山中伸弥教授のインタビュー記事は、なぜか、身近で、親しみを感じる。ノーベル賞受賞者があまりにも人間的だからだ。

「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」の頭の「i」が小文字なのは、米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod」の人気にあやかったという。あまりにも単純だ。

ノーベル賞受賞者としては格段に若い50歳。山中教授の根っこは、体育会系。中高は柔道、大学ではラグビーに熱中。念願の整形外科医になったものの、手術が下手で、教官からは「じゃまなか」と呼ばれた。これも人間らしく、ここまでは普通の人だ。

臨床から基礎研究に転じ、米国で胚性幹細胞(ES細胞)に出合ったが、日本ではなかなか理解されない。

ネズミの世話に追われる日々に、ついたあだ名が今度は「やまちゅう」。精神状態もうつ状態になったとか。「人間万事塞翁(さいおう)が馬」と山中教授は語る。ここまでは書いても山あり谷ありの人生。

吉凶禍福は表裏一体。逆境にあってこそ、人物が試される。教訓深い。研究の中身はもとより、山中教授自身の心持ちの「再生力」が、ノーベル賞になったいえよう。教訓となることは多い。 

冒頭のフォーラムに戻すと、開会式に続き、基調講演を片山善博氏(前総務大臣・慶応義塾大学法学部教授)により、「地方自治の課題と議会のミッション」と題し、講演。

その後、パネルディスカッション「地方議会における政策形成の在り方について」を、コーディネーター・佐々木信夫氏(中央大学経済学部教授)。パネリストに、江藤俊昭氏(山梨学院大学法学部教授)、金井利之氏(東京大学公共政策大学院教授)、坪井ゆづる氏(朝日新聞仙台総局長・東北復興取材センター長)、寺井克之氏(松山市議会議長)と。

政策形成をめぐる地方議会の現状や、地方での立法機能のあり方など専門的な議論が進むが、実は市民と距離は、地方議員はあまりも近いだけ悩みも考え学ぶことは多い。まだまだ、勉強が足りない。




【2012/10/11】 | ページトップ↑
昨日の枝野発言や米国高官が言う溶解現象
Date:2012-10-10(Tue)

昨日の枝野経済産業相の「内閣が変わればエネ政策は変わる」や新増設の会見など、担当大臣としてめまぐるしく変わる発言にいささかへきへきとする。

2030年代に原発ゼロを目指すとして政府が先月まとめた「革新的エネルギー・環境戦略」が関係各方面に混乱と波紋を引き起こしている。

入閣したばかりの田中真紀子文部科学相が「大変矛盾している」と発言したことが象徴的だ。私はこれがもっとも正直な発言と思う。

「一読したが、よく分からなかった」。原子力政策を担当する欧州の外交官もこう漏らしたとか。

昨日の自民党の安倍晋三総裁ら党幹部と経団連の米倉弘昌会長らが、都内で懇談会を開き、2030年代の原発ゼロを目指す野田政権の方針について、無責任だとの認識で一致したとか、これもまともな見解だ。

安倍氏は「エネルギーについては責任ある対応をしていく必要がある。原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方はとらない」と強調した。これが今の段階で責任ある政党の発言ではないか。

もう少し、民主党よ、政権政党としてしっかりしてもらいたい。

原発ゼロを模索する一方で、使用済み燃料の再処理を継続。再処理によって約30トンある核物質プルトニウムがさらに増える恐れがあり、新戦略はそうした問題に何ら「解」を示していない。

新戦略は、半世紀以上もの長きにわたり、日本の原子力政策を支えてきた米国にも相当な衝撃をもたらした。

「日本の政権中枢は溶解しているのではないか」。オバマ政権から最近こんなメッセージが日本側に届けられたと日本政府高官が明かした。

米国が危惧する日本権力中枢の「溶解現象」は、まさに国家ガバナンスの在り方の問題であり、日本が直面する真の危機を言い当てている。 

立地自治体のわが福井県の西川知事、わが敦賀市の河瀬市長の一貫した発言が、日本の将来を考えた妥当な発言でもある。
【2012/10/10】 | ページトップ↑
実りの秋を楽しむゆとりがほしいが…
Date:2012-10-09(Tue)

実りの秋、昨日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授と英国のジョン・ガードン博士に贈るとの報道。昨日の夕方の嬉しいニュースだ。

気がつくと、笙ノ川沿いのサクラも少し色づき始めた。市役所通りのイチョウもほんのほんの一部、黄色い。これまで気付かなかった。秋はゆっくりと、それでいて確実にやって来ている。街路樹の紅葉が楽しみな季節となる。

イチョウのいつもよく見ると葉が黄色味がかっているのは小さな木。大きな木は黄葉は遅い。隣同士でも黄葉の進み方はまちまちだ。日光の当たり具合のせいか、風の道の影響か、はたまた個体差がある。

イチョウは街路樹として最も利用されている樹種だとか。サクラほど病害虫の心配がなく、大気汚染や剪定にも強い特性があるとか。

雌株の銀杏が落ちると異臭を放つのが難点。私の出た中学校の校庭のイチョウの銀杏のくささは異常だっただ懐かしい。

それゆえか、近年は雄株だけを選んで植えるらしい。調べると、イチョウは仏教の伝来とともに中国から日本へ伝わった。寺社に植栽され、やがて全国へ広まったとされる。不思議なことに、幹周りが10メートルを超す巨木は北国、とりわけ東北に多いとか。

信仰の対象となる場合もある。枝から垂れ下がる気根を乳房に見立て、母乳が良く出るように願ったとか。青森の日本原燃の方に教わった。

市役所通りのイチョウの落葉への苦情は多い。そのためか、大きく育つことはない。落葉の清掃は大変だが、黄葉を楽しむ気持ちのゆとりもあっても思うのだが、…。

山中教授への受賞の質問で若者にむけて言葉が報道されている。「研究は、アイデア一つ、努力で、どんどんいろんなことを生み出せる。日本は、天然資源は限られている。

しかし、知的財産は無限に生み出せる。それが国の力になる。病気で苦しむ人の役にも立つ。様々な支援を受けて研究してきた私たちだからこそ、志のある人が安心して研究できる環境を日本につくりたい」と。

敦賀市には今年、福井大学の附属国際原子力研究所ができた。また、2年後には看護大学ができる。街路樹の育成、黄葉と、ゆっくりと「実りの秋」を楽しむゆとりがほしいが、原子力を取り巻く環境、敦賀市の財政と現実は厳しい。
【2012/10/09】 | ページトップ↑
救急車の利用の増加とマナー
Date:2012-10-08(Mon)

今日は体育の日。体を動かす日と自転車でと考えている。自転車も高齢者世代も多くなってきた。元気な高齢者も多い。自転車も団塊世代が高額な自転車を求めるとか。全国的にも団塊世代など60歳以上を中心としたシニア層の消費は、2011年に初めて100兆円を超え、国内消費の4割を占めた。

高齢者と言えば、急増するものがある。敦賀美方消防組合の救急車の搬送は毎年三千件を超え、その半数以上が高齢者だ。平成22年度のデータで高齢者の割合が58%と高い。今年も熱中症による搬送が多かったようだ。

119番の利用は必要不可欠だが、電話をかけたものの、搬送されないこともあるとか。マナーも大事になる。

総務省消防庁の統計でも、06年から08年にかけては適正利用の呼び掛けで出動件数は減少か横ばい傾向だったが、09年は0・5%の増加に転じ、10年は6・7%と急増した。

背景として指摘されているのは、高齢化の進展による人口構造の変化だ。敦賀でも、一人暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯が増え、体調が悪化した時に対応できる人が近くにいないことが救急車利用の増加につながっているようだ。

消防も正しい利用への理解は求めているが、依然全搬送者の半数は軽症とか。「交通手段がない」といった要請もあるようだ。全国的にも救急車の有料化も検討されているとか。その背景にはマナーの悪さがある。

もう少し調べると、全国統計によると、年齢別人口当たりの搬送率は全年齢平均の3・72%に対し、85歳以上では17・03%と高くなる。事故種別で見ると、「交通」は15~19歳が0・92%と最多だが、「急病」「一般負傷」は加齢に伴って増え、85歳以上がそれぞれ11・61%と3・08%となる。敦賀も急病などこの傾向は変わらない。

高齢化で、救急搬送される人の増加は今後も続く。総務省消防庁はピークは30年で、現在の約11%増と見込む。敦賀は高齢者の一人世帯が多く、今後も増えることは確かだ。また、高速道路、JRと敦賀は交通の要所だけに救急車の利用は多い。これも税金での運用だ。

敦賀の救急車の利用は、高齢者の増加により今後も増え続ける。利用のマナーも大事になる。 
【2012/10/08】 | ページトップ↑
着実に進めてほしい安全基準と防災指針
Date:2012-10-07(Sun)

福井県の西川知事は4日の県議会予算特別委員会で、「ストレステストについて国が(再稼働の前提として)唐突に持ち込んだにもかかわらず、原子力規制委員会は判断材料にしない。(安全確認として)十分でないという意見を持っていたが、唐突で経緯が分からない」と批判。

再稼働の判断をめぐっては、規制委と政府側で認識の食い違いも表面化しているが、知事は「よく意見を聞いて、どういう意味で何を言っているのか確認する必要がある」とも。立地自治体としては、混乱するのも無理はない。 

繰り返すと、原子力規制委員会は、原発の安全性を確認するが、再稼働の判断には関与しないとの見解をまとめ、専門的で科学的な見地から、原発の安全性を審査する役目を担うとした、規制委員会の性格上、私は概ね妥当な見解と思う。

これとは別に、立地自治体の課題は、新たな「原子力災害対策指針」に沿った原子力防災計画を策定だ。それも来年3月までと期限付きだ。

最大のポイントは、原発事故に備えた防災対策の重点範囲を従来の「半径8~10キロ圏内」から「30キロ圏内」に拡大した点だ。指針の評価はこれからとしても、福島の教訓を踏まえてのこと、概ね妥当としながらも受ける自治体や電力事業者は大変だ。

課題は多い。県境を超え、敦賀市で言えば、滋賀県、岐阜県にまたがる市町村おとの関係なども難しい。避難ルートや避難計画、避難方法、住民への伝達など、立地県と周辺県、市町村レベルの連携も大事だが、課題が多い。50キロ圏内のヨウ素の事前配布も防災計画と絡む。

電力会社との安全協定とも絡む。今回の指針案で防災対策の重点範囲に入ったことを理由に、再稼働について事前同意を求めている自治体もある。

一方で、地域防災計画を安全判断の必要条件にはしない、との原子力規制委員会の見解は、私は妥当と妥当な判断だ。

いずれにしても、問題は、法律の根拠のないエネルギー・環境会議の存在だ。この会議が大飯の再稼動を判断したが、その後のエネ政策の混乱ぶりだ。とくに、経済産業省など関係府省が、再稼働にどう関与するかが不透明なことだ。

政府は、安全確認を終えた原子力発電を重要電源として、首相が語り、そのこと自体は評価できるが、再稼働が、進まないのは、問題先送りに過ぎない。

結論から言って、法律にない唐突にストレステストの必要性を持ち出し、定期検査を終えた原発の再稼働を認めず、再稼働のハードルを上げたのは菅政権であり、野田政権もその路線を基本的に引き継いでいることにも矛盾が生じていることも現実だ。

いずれにしても、福島の教訓を最大限生かした安全基準の策定と防災指針の取りまとめ、これに基づく地域防災計画の策定と作業は多いが、着実に行い、住民の理解を得ながら、再稼動を進めていくことが大事だ。



 
【2012/10/07】 | ページトップ↑
敦賀市のがん検診の悪さと10月の乳がん月間
Date:2012-10-06(Sat)

敦賀市の福井県内で悪いデータが二つある。一つは国民健康保険の収納率2010年度データで83・7%と、二つは、がん検診の受診率の悪さだ。理由は複合的だが意識の問題がかなりあるのではないか。いずれも池田町は高い。

現在の基準で統計を取り始めた06年度から5年連続で増加し、初めて3割を超えた。一方、市町検診の受診率は13市町で増加し、トップは池田町の36・8%、またまた最下位は敦賀市の18・8%だった。 

敦賀市が行う健診・がん検診は、受診費用の約8割を敦賀市が負担。市の健診・がん検診を全て受けると、1日人間ドックとほぼ同じ内容を少ない自己負担で受けることができる。
 
対象となる方には、5月下旬に敦賀市から健診・がん検診等「受診券」を送付している。 

また、今年度対象となる年齢の方には、無料でがん検診(大腸がん、乳がん、子宮頸がん検診)を受診することができるそうだ。ふるって参加してほしい。

ちなみに、10月は乳がん月間。「ピンクリボン」が早期の発見や治療を啓発する運動のシンボルマークだ。乳がん月間がスタートした1日には、東京スカイツリーや名古屋城、通天閣、神戸ポートタワーなどがピンク色にライトアップされた。

私の叔母も30代で早期発見、手術で八十歳を超えたが健在だ。乳がんは早期発見すれば90%以上治るとされる。調べると、ピンクリボンによる啓発運動は1980年代に米国で始まった。日本では2000年以降、大きな広がりを見せ、認知されるようになった。

乳がんは女性に最も多いがんで、16人に1人がかかるという身近な病気だ。残念ながら日本では乳がん患者、そして乳がんによる死亡者も増え続けている。1年間で新たに5万人以上が乳がんと診断され、11年は乳がんによって1万2838人が亡くなっている。

ところで、受診率の悪い敦賀市だが、年度をおっての改善率は高い。乳がん検診も胃がん、肺がんに比べる2割を超える。敦賀市ではまだ、受診率の低さとがんによる相関関係は明らかではないが、将来の医療費と関係するだけに改善に力を入れるべきことは確かだ。
【2012/10/06】 | ページトップ↑
ビートルズ50年と原子力政策大綱
Date:2012-10-05(Fri)

今日は何の日で調べると、今日はビートルズがデビューして50周年を迎えた。4人のメンバーのうち2人はもうこの世にいない.。しかし、その影響力には国を超え、世代をこえて受け継がれている。驚かされる。

大震災で傷ついた日本で、被災地で元気を出そうと、「ヘイ・ジュード」がよく歌われている。年齢も時代も国も超えて、ビートルズの作品は必要とされ、元気がでる。ロンドンオリピック開会式締めの歌でもあった。

「ヘイ・ジュード」和訳歌詞の出出し

『ヘイ、ジュード 落ち込むなよ
悲しい歌も少しはましにできるさ
彼女を君の心に受け入れるのさ
その時 全てが良い方向に向かいはじめるさ』
 
私ごとで恐縮だが、私が10歳ということは、ほぼ十代の大半がビートルズの全盛でもあった。強烈な印象は衛生中継で1967年6月、英国のロックバンド、ビートルズは世界各国に向けて「愛こそはすべて」を歌っていたことだ。ジャミジャミの不鮮明の画面にエレキを抱え、ヘッドホーンをつけての演奏でも、強烈なに印象として残っている。

ベトナム戦争が激しくなり、反戦運動が盛り上がりを見せていたころである。この曲は多くの若者の心をつかんだ。高校の文化祭では、大学紛争が地方にも飛び火し、反戦歌とビートルズが歌われた頃だ。いまでも各地で紛争がたえない。ビートルズは、いつまでも歌われ引き継がれる、五十年の重みを噛み締めたい。

ここまで書き進めたのは、違うとはいえ、国の原子力政策の基本方針である「原子力政策大綱」は、50年こと、半世紀以上にわたって、原子力政策の根幹ともいうべきものだ。それを策定してきた原子力委員会は、策定作業の中止を決定したことだ。

原子力基本法の「自主、民主、公開」のもとに積み上げられてきた原子力政策に、福島の大事故を踏まえ、どう対策し、どう乗り越えるか重大な局面だけに理解に苦しむ。半世紀という重みでもある。

原子力政策については今後、首相や関係閣僚で構成する「エネルギー・環境会議」を中心に決めることになったため、という。

原子力ムラこと、原子力発電の専門家や関係者は脇に追いやられた形だ。政策決定にあたり、今回のような世論に迎合する政治家だけの薄っぺらい議論結果が、野田内閣のドタバタ劇になっていること明白だ。

これ以上、迷走が続けば、各地の原発の再稼働や、その後の原発の運転も見通せなくなる。原子力ともに40年歩んできた敦賀など、立地自治体の地域経済や雇用などに、甚大な悪影響を与えかねない。

さらに、エネ環会議は、原子力委の廃止も視野に入れているとか。私に言わせれば、「脱原発」を掲げた菅前首相が、今日の原子力混乱があり、昨年設置したエネ会議にも大いに疑問がある。まして、西川知事が語るように、エネ会議自体、法的な根拠がない。

そもそも、日本のエネルギー政策を混乱させているのが、このエネ環会議である。原子力には、安全を担保するブレーキ役と、政策を断行するアクセル役が必要なことはこの半世紀の教訓でもある。

とにもかくにも、福島の事故と被災の対応など、難しい原子力政策で、民主党政権では、国民はもとより、立地地域や米国の対応をみても、将来に渡って遂行する能力にかけると言わざるを得ない。

現存する立地の原子力発電所の核燃料の確保から使用済み核燃料の最終処分まで、長期的な戦略が欠かせない。専門家の知見を生かして、確固たる政策を築くことが何より重要である。原子力政策大綱の中止はまた、混乱に拍車をかけるに等しい。
【2012/10/05】 | ページトップ↑
最近、企業間で活発なコラボレーション(共同・協力)と敦賀
Date:2012-10-04(Thr)

スーパー大手のユニーの「アピタ敦賀店」の11日オープンが巷で話題となっている。直営化した食料品売り場を含め全館を運営し、39の専門店も入る。大半が都会の店舗とか。

9月末、東京出張の折、久しぶりに東京の新宿に立ち寄った。相変わらずの雑踏の中、大勢の人が一つの建物に吸い込まれてゆく。家電のビックカメラと衣料品のユニクロがオープンさせた「ビックロ」。

最近、企業間で活発なコラボレーション(共同・協力)の一つ。買収や合併に至るのではなく、商品の開発や販売などで提携する。中でも両社は、「家電とファッション」の異業種コラボとして注目を集めている。

店内はカラフルな冬物衣料のそばに暖房器具が並び、シャツ売り場にはアイロンも。客の心をくすぐる組み合わせの妙に感心させられる。半面、至れり尽くせりの戦略は、長引くデフレで消費者に財布のひもを緩めさせることがいかに難しいかを物語っているのではないか。

ビックロ人気は本物か一過性で終わるのか。それは分からないが、異業種コラボではないが、中央町のアピタ、専門店の数と種類に市民の期待感も大きい。空間には行政の子育て支援情報なども出されるとか、地元サービスにもきめ細かく腐心しているようだ。

ユニーと専門店のコラボ期待…

そんなプラスアルファの魅力をつくることがコラボ成功の秘訣だろう。一過性で終わらない魅力あるコラボは生まれるか。衣料チェーン「ジーユー」、北陸初出店のドラッグストア「ココカラファイン」、本格的なペットショップなど様々だ。特に、ペットショップの期待感も大きい。ただ、旧ポー・トン出店組も3店舗にとどまっているのが気になる。

販路経路も変わる。90年開店の旧ポー・トンは地元主導型だったが、ひとつ抜けふたつ抜けと去って行き、今回は県内事業者はいるが、市内は少ない。寂しい限りだ。今回は明らかに市外資本、地元商業者が追われる形となった。

いずれにしても、ユニーと専門店の従業員らを含めると全館で約340人と雇用数はひとつの工場よりも多い。市内従業員の雇用も多く、冷え込みぎみの市内の雇用環境にカンフル剤となったことは確かだ。

原子力、石炭、LNGのコラボも…

ところで、昨日の福井県議会の原発・防災対策特別委員で、火力発電の燃料として需要が急増している液化天然ガス(LNG)をめぐり、東村健治総合政策部長はエネルギー研究開発拠点化計画の2013年度推進方針にLNGの研究を位置付ける考えを示した。

私はまだ、研究段階と受け止めたい。それよりも、新潟、富山、金沢と競争相手はあまりも多く、実現性が難しい中で、いかに誘致するか、まさに研究も必要だが、民間も含めたかなりの政治力が必要なことは確かだ。港湾施設、後背地、そして需要面と、新潟港の存在はあまりにも強敵だ。

LNGの受け入れ基地や火力発電所に関する県内の立地可能性、民間参入などについて、政治力、資本力のコラボしながらの実現は並大抵ではない。まして敦賀3、4号の代替と考えること自体、早計であり、むしろ3、4号建設に加え、LNGの誘致も進めていくのが妥当な考えだ。

敦賀には古くは水力、40年を超える原子力、20年を超える石炭にLNG、さらには再生エネとコラボ的に夢を膨らませ、実現にむけて民間も含めて協働する。このコラボが大事だ。

県をはじめ県内経済界、大学、電力事業者、文部科学、経済産業両省などでつくる拠点化推進会議の研究課題とすることを11月に開き、正式決定するのが妥当ではないか。実現性が難しいだけに、夢がある。
【2012/10/04】 | ページトップ↑
大変矛盾していると思います。これは目指す目標であって、実際はなかなかそうではないと思います。
Date:2012-10-03(Wed)

文部科学大臣に就任した田中真紀子さんの言葉はわかりやすく、発信力というか、存在感は大きい。それだけに不安もある。

「凡人、軍人、変人」の言葉はあまりにも有名だ。1998年7月の自由民主党総裁選挙に立候補した小渕恵三を「凡人」、梶山静六を「軍人」、小泉純一郎を「変人」と彼女が評した。

言葉では、橋下大阪市長もうまい。「ぼったくりバー」など庶民感覚的な言葉はわかりやすい。名古屋市長の河村たかしも名古屋弁を多用し、選挙運動も徒歩か自転車、これも選挙民の心をつかむ。

河村たかし氏の源流は、古くて恐縮だが元民社党委員長の春日一幸だ。河村氏は春日氏の秘書から政治活動を始めた。春日氏の「五臓六包煮えたぎる」や「理屈は後から貨車で付いてくる」など、これも名言として私の心に残っている。

理屈などは政治家にとって後でどうにでもできる、理屈を付けられないことはないというほどの意味だろう。

春日氏は独特の抑揚のある演説で知られ「春日節」と言われた。それにしても「貨車で」とは何というスケールの大きさだろう。旧民社党解散後、多くの所属国会議員は現民主党に合流した。私も古くは民社党員だったが、春日ファンはいまでも多い。

冒頭の田中真紀子文科相の一昨日のマスコミの『「2030年代に原発ゼロ」と「核燃料サイクル続行」は矛盾では?」との問に、田中大臣は「大変矛盾していると思います。これは目指す目標であって、実際はなかなかそうではないと思います」と明言。

早速、物議となっているが、私は正直な大臣の言葉として評価したい。

高速増殖炉もんじゅは、国の安全保障、エネルギー確保など立地地域の敦賀にとっては、この大義の中で協力している。安全を高めた中でのもんじゅの研究の継続はこれからも重要ようだと思う。

田中大臣の発信力ともんじゅの動向など、これからも目が話せないだろう。「理屈は後から貨車で付いてくる」とスケールを大きく、国の将来をにらんだ政策を断行してほしい。

ところで、昨日もふれたが、 中央町のスーパー大手のユニーは、「アピタ敦賀店」を11日にリニューアルオープンすると正式に発表した。新しく雇われた従業員の教育など、入念に準備を進めている。雇用面でも数百と大きく、周辺の駐車場の借り入れなど、オープンにむけて動きは急だ。

全面取得した旧ポー・トンの建物を大規模改修。直営化した食料品売り場を含め全館を運営し、39の専門店も入るとか。東京、名古屋の敦賀にはこれまでなかった種類の店舗も入る。

競争が激化する。地元への影響も大きい。駅前に出来たホテルの影響は老舗の旅館、ホテルや民宿と打撃を当てている実情など、パイが小さな地方都市での避けて通れない問題でもある。これが活性化ということか。民間の競争はある意味、必要なときでもある。
【2012/10/03】 | ページトップ↑
展望なき展望の日…
Date:2012-10-02(Tue)

昨日は野田内閣改造、田中真紀子文科相、枝野経産相と、この敦賀にいい大臣であってほしい。本県の松宮衆議が経産副大臣、糸川衆議が厚労政務官と三役についた。

書く手が止まったときは、「今日は何の日?」を調べると、ひとつは「豆腐」。これはゴロ合わせ。もうひとつは「1608年のこの日、オランダの眼鏡技師リッペルハイが遠くの物が近くに見えるという望遠鏡を発明し、特許を申請する為にオランダの国会に書類を提示した日」ということで、今日は「望遠鏡の日」だそうだ。

望遠鏡が今日なら、遠くを眺める「展望の日」が昨日とか。「テン(10)ボー(1)」とよくあるゴロ合わせだが、わかりにくい。

巷では、展望展望なき時代だからこその展望熱なのか。今年は東京スカイツリー開業や大阪・通天閣100周年で、空前のタワーブームでもある。

今日の朝の様に、望遠鏡で澄んだ空に近づき、雲に手を伸ばしたい季節にぴったり。

意識をしなかったが、私も高いところが好きなのか、東京タワー、名古屋テレビ塔、通天閣、マリンタワーと、いつの間にか登っている。パリのエッフェル塔もいい。ニューヨークのエンパイヤステートビル、最近ではスカイツリーも登っている。

背の低い私は「上を向いて歩こう」とひねくれても、高所人気は続きそうだが、ちなみに男性人気は今や「3高(身長、学歴、収入)」よりも「3低(姿勢、依存度、リスク)」とか。これには、該当できるか。好みも変わるが、歳には勝てない。

好みと言えば、市内の某ショッピングセンターも11日オープンとのうわさ。ようやく足場も外され、新しい従業員も三桁で採用され、この不況下で有効求人倍率も上がった。

あちこちに従業員用駐車場が確保され、着々と準備が整う。新し物の好きが多い市民性、賑わいが楽しみでもある。逆に都会資本だけに市内の店舗は戦々恐々でもある。

さて、昨日から下半期。まだ、市役所はクールビズだが、敦賀も秋空のような新たな展望が開けることを祈ってみたい。ぐっと背を伸ばしてみるのもいい。 
【2012/10/02】 | ページトップ↑
| ひとことトップ | 次ページ