健康長寿と医療費
Date:2013-03-31(Sun)

田辺聖子の作品の中で「歳月切符」というのがある。桜の花を後、何年、見られるか、切符が切られなくなっていく。人皆
、共通する運命だ。 運命にしても元気でいたい、誰もが共通する願いだ。

先日も書いたがPPKの話。「ピンピンコロリ」の略である。病気に苦しむことなくピンピンと元気に生きて、コロリと死ぬ。

30年前に長野県伊那谷の小さな町から始まった健康長寿を目指した運動である。その長野県は先日、厚生労働省が発表した2010年の都道府県別平均寿命で、男女とも1位に輝いた。

日本一の長寿県である。野菜をたくさん食べ、みそ汁は1日1杯など減塩運動を展開。生活習慣病対策に県民挙げて取り組んでいる。

その結果、がんや心疾患などの死亡率が低く、1人当たりの高齢者医療費も低くなった、という。ピンピンコロリの実践県である。

対して、本県は男性が平均寿命で前回調査(05年)から一つ順位を上げて3位、女性は四つアップの7位と「長寿県」の面目を保った。 

一方、11年度の県民健康・栄養調査では男性の肥満者の割合が急増。20代は前回(06年)の3倍にも達している。肥満は放置すると動脈硬化を招き、脳卒中や心筋梗塞を発症するなど命に関わってくる。

敦賀市が管理する国民健康保険の医療費負担も膨らむばかりだ。市立敦賀病院の高齢者も増え、人工透析患者も増加の一途。対策は今からが重要なことは言うまでもない。
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【2013/03/31】 | ページトップ↑
電化10周年を迎えた小浜線***********
Date:2013-03-30(Sat)

今年でJR小浜線の電化開業10周年を迎えた。小浜線は1922年に全線開通し、2003年3月15日に電化開業した。

電化当時、5000人を越えていた乗客が、近年では4000人を割ろうとしている。

最近感じることがある。変わらないことや自然への郷愁を誘い、多くの人を和ませてくれる。「レトロ」はブームではなく、いつの時代も心の中に潜在する価値感の現れなのだろう。

昔ながらの姿が魅力を放つのは鉄道分野で顕著だ。菜の花、桜、紅葉、イルミネーション、雪景色などと合わせて四季折々の美しさがある。

田園風景と深い山里の中をゆっくりと走る。駅舎のたたずまいまで風情豊か。四季の景観がよく似合う。それぞれに古くても色あせない魅力がある。

小浜線を日常の足として使う人はピーク時に比べると大幅に減り、JRの経営は厳しいようだ。しかし、快適な景観は観光資源としての強み。

足元にある古さの中に新しさを見いだすことは、地域再生の力にもつながる。 ただ、どう対応するか、このままでは乗客数は維持できるどころか、いっそう減る可能性が高い。舞鶴若狭自動車道の 開通の2年後の影響も考えないと ******
【2013/03/30】 | ページトップ↑
若狭ルートが基本だが
Date:2013-03-29(Fri)

今日は年度末の最後の出勤日。市役所でも定年を迎えた職員にとって、最後の日となる。ご苦労様でした。教えられたり、迷惑をかけたり、14年も議員をやっていると職員を通じての思い出も多い。本当にありがとうございました。

昨日は、敦賀市から高浜町まで構成する嶺南広域行政組合議会。24年度補正と25年度予算を決めた。 ところで、関西2府5県などでつくる「関西広域連合」は、北陸新幹線の敦賀と大阪を結ぶルートについて、建設費で利点が多いなどの判断から「米原ルート」での整備を国に提案することを決めた。

関西広域連合では2年かけて米原・湖西・若狭の3つのルートについて建設費や工事期間、費用対効果など比較検討してきた。

若狭ルートの建設費は9500億円、完成は平成57年度の想定に対し、湖西は7700億円で平成55年度、米原は5100億円で平成53年度の完成が見込まれると試算。

費用対効果は若狭ルートに対して湖西ルートが1.3倍、米原ルートは2.1倍と試算。

西川知事は、先の県議会で「若狭ルートが基本」との認識を明確に示し、北陸の沿線地域でつくる建設促進同盟会の合意を得たい考えを表明したばかり。

昨日の嶺南広域行政組合議会でも温度差はあるものの、若狭ルートが基本だ。 今後、議論を重ねることが重要だ。

また、昨日の議会の一般質問でも小浜の清水議員から、今津と小浜を結ぶリゾート新線についての 議論の必要性も提起された。

まだ、先の話とはいえ、議論を深める時期にきている。

余談になるが敦賀気比の勝利、次の勝利も期待したい。



【2013/03/28】 | ページトップ↑
2040年、敦賀市の人口は、5万5千人…
Date:2013-03-28(Thr)

厚生労働省が設置している、国立社会保障・人口問題研究所は昨日、2013年3月推計「日本の地域別将来推計人口」を発表。

調査の結果、2040年の総人口は、すべての都道府県で2010年を下回り、約7割の自治体で2割以上減少。

敦賀市も40年には、約5万5千人と2割減。全国的な傾向と変わりないが、それでもショッキングなデータだ。

「65歳以上人口」「75歳以上人口」は、大都市圏と沖縄県で大幅に増加。敦賀市も1万5千人から2万人近くなる。高齢化率35%を超える。

市で管理する医療費の国民健康保険料、介護保険料など、どれもうなぎ登りとなることは必定。現実に市立敦賀病院など、その運営の難しさがここにある。一方、人口が減るのだから、税収減となることも明らか。

人口減少をしっかりと念頭においた行政運営を行うことも大事となるが、右肩上がりを生きた私達には、想像が難しい。

現在でも人口減少社会で目に見えるものとして、空き家が年々増え、防犯・防災、衛生、景観などの面から社会問題化しつつある。

5年ごとに総務省が実施する住宅・土地統計調査(2008年版)によると、全国の空き家は757万戸、空き家率は13・1%で過去最高を記録した。全国よりも敦賀市も少ないものの、この傾向は変わりない。

なかでも、西浦、東浦、愛発など中山間地、旧市街地など、空き家が目立ち始めた。所有者の財産だけに行政も手が出せない。条例化により、どうにもならい空き家については行政で撤去も可能となるが、これも税金がかかる話、すべてを行政でとなるとこれも問題だ。

今後は、税収減、社会保障費増加と人口減少社会を想像しての行政運営が大事になる。これは難問だ。
【2013/03/28】 | ページトップ↑
敦賀気比の勝利に元気をもらう…
Date:2013-03-27(Wed)

春の選抜高校野球、昨日の第3試合、敦賀気比高校が勝利。シーソーゲームを1点差で制し、ベスト16に駒を進めた。ドキドキワクワクのゲームだったとか。予想外とは言わないが、この勝利で敦賀市内も久しぶりに盛り上がる。28日の岩手の盛岡大付属高校の対戦が楽しみだ。

気比は2回、先頭の小林が3ベースヒットで出塁でチャンスがつくられ、ライトスタンドへ飛び込む大会第7号の3ランホームランで一気に逆転。

5回も先頭の米満が3ベースヒットで出塁すると打線が繋がり、シーソーゲームを制し3回戦にコマを進めた。次は 28日の第3試合だ。

私には、敦賀気比は今回、「3」という数字につきがあるように思う。

「石の上にも3年」というが、敦賀気比もこの3年、苦労した。その成果が出ているようにも思う。話を政界にむけると、安倍内閣が発足して3カ月を迎えた。

安倍内閣や自民党の高い支持率維持を見るにつけ、3年余り続いた民主党政権下で、野党として過ごした自民党や安倍首相自身が長期政権への基盤を築く努力を相当された結果かという気がしてくる。

気比の松原が、日本三大松原のひとつ。3は日本三景、三種の神器など縁起の良い数として、あるいはさまざまな世界観、宗教観を表す神聖な数としても使われてきたようだ。

「石の上にも三年」も忍耐強く耐えていればいつか良いことがある、その耐え忍ぶ期間の長さを井原西鶴は3という数字で示したとか。

東日本大震と福島の事故から2年、敦賀市も原子力発電所の長期停止に悩むが「石の上にも三年」、もう一年、辛抱か。敦賀気比の勝利に元気をもらう。


【2013/03/27】 | ページトップ↑
看護大学申請とPPK、TPP
Date:2013-03-26(Tue)

議会で市長が使う言葉「PPK」がある。「ピンピンコロリ」の略。普段、元気で活動しながら突然、死が訪れる。医療費もかからず、家族を悩ますこともない。

もうひとつ、「NNK」というのもある。「ネンネンコロリ」の略。寝ながら死が訪れるというもの。

どちらがいいかと問われれば多くの人は「PPK」と答えるだろう。ところが現実は寝たきりになる人が増えている。

福井新聞の論説に県民の肥満化が述べられたが、生活習慣病をはじめ、骨や筋肉が衰え、要介護から寝たきりとなる高齢者も多い。福井新聞論説が語るウオーキング、活動することは健康維持の基本だ。高齢者もそうだが、40代、50代からの習慣も大事とか。

日本人の平均寿命は伸びているが、健康で自立した生活を送ることができる健康寿命を伸ばすには「歩く」という機能を長く保たねばならない。

ところで、昨日、来年度の開学を目指す市立看護大の設置認可申請書を市長が文部科学省に提出した。今後、同省による審査が始まり、順調に進めば10月末に認可される見通し。

基本計画書によると、看護学部看護学科を設け入学定員は50人、全体の定員は200人。開学時は教員15人でスタートし、17年度には29人体制となる。

最大の懸念は財政との見合い。基本は原子力発電所に支えられた財政があっての7万市民の大学。市税を毎年約3億円必要なだけに、看護師養成だけではなく、市民の大学とすることが肝要だ。

当然、関係者も大変だが、議会も市民も後戻りはできない。財政上、厳しい状況も訪れるかもしれないが、最大の目的が看護師確保である大学である以上、最後まで支える覚悟も必要だ。そのためには市民のための大学というつながりが必要なことは、言うまでもない。私のもうひとつの懸念は、その覚悟が市民にあるのか、無関心層が多く、なかには「本当に必要なんですか」という方も多いことだ。

春本番を迎えて、汗をかくのも心地よい季節。TPPという言葉がある。あのTPPとは違う。楽しく(T)運動してピンピン(PP)した身体にとの略称とか。市立看護大学と、TPPの指導、PPK運動と結びつけることができないか、いま一度、考えてみたい。


【2013/03/26】 | ページトップ↑
バブルと不景気

Date:2013-03-25(Mon)

昨日は穏やかな春の日。敦賀の景気は低迷を続けているが、バブルも問題だ。高速増殖炉もんじゅ建設当時、敦賀の景気は最高潮ではなかったか。

経済指数を持たないが、あるスーパーで売上が2割アップしたと聞く。確かに建設作業員が六千名を越え、本町の繁華街など敦賀バブル的な様相を呈していた。

ところで、バブルに対する普段の状態をなんと言うか、定かでないが、三高に対して、三平(さんぺい)という言葉があるそうだ。

落語家の名ではない。平均的収入、平凡な外見、平穏な人柄のことで、結婚の条件に挙げる女性が増えたという。当否はともかく時代の雰囲気が何となく漂う。

正反対の三高、高学歴、高収入、高身長の男性を指した。これも時代が言わせた。不動産や株のバブルで浮足立った、あの時代である。

先日の公示地価を見ると、都市圏で下落から反転する動きがあり、地方との格差が目立つ。欲望は暴走する。東京一極集中も気になる。20年余り前に痛いほど学んだ。 バブルは人の心を荒れ野にする。モノやカネで人をみる風潮に嫌気が差したはずだ。

ただ、バブルは確かに良くないが、不況や不景気はなお、良くない。生活状態が良くないと世相にまで影響する。市役所が担う医療、介護、教育と言った基本的施策にまで影響する。

今回の当初予算もそのワンステップに過ぎないと、ある関係者は語る。 一昨日の敦賀信金の講演会でも二宮尊徳の経済が道徳を作り道徳が経済をつくる。経済活動の重要さを説いている。 敦賀市にとっても、今、最重要課題は原子力発電所の再稼働にほかならない。
【2013/03/24】 | ページトップ↑
公示地価と景気
Date:2013-03-24(Sun)

昨日はゆっくりと休日を楽しんだ。早朝は西浦まで自転車で往復。車のタイヤ交換。昼は敦賀信金80周年の記念講演、夜は町内委員会。移動は自転車と徒歩。ただ、寒いのだ。東京は花見が満開、この違いはとも思ってしまう。

ところで、先週、公示地価が公表された。公示地価は、景気のバロメーターと言われる。全国では東京、大阪、名古屋の三大都市圏で下げ止まりの傾向が鮮明となった。一方で福井県は、依然厳しい地方の現実を突き付けられた思いだ。

それでも福井県内の公示地価は3年連続で下落幅が縮小。住宅地では6年ぶりに変動率ゼロの下げ止まり地点も出てきた。

嶺南市町の地価下落率は、美浜町(マイナス4・7%)を除き敦賀市も含め、県平均(マイナス3・9%)を下回り、下げ幅も縮小している。

心配していた原子力発電所の長期停止がそれほど影響していないことだ。一方、舞鶴若狭自動車道の工事進展の影響で、下げどまっていう。

ただ、不動産業者に聞くと本町など中心市街地は商店をはじめ厳しい状況にはかわりないとか。

今後も、長期停止が続くが、一方、全国的な株高傾向、舞鶴若狭自動車道など公共工事のプラス材料も多い。 景気回復はなによりも原子力発電所の運転再開にほかならない。









【2013/03/24】 | ページトップ↑
敦賀気比の初戦勝利
Date:2013-03-23(Sat)

文部科学省の全国の小学5年、中学2年を対象に4〜7月に実施した2012年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)の結果を発表。

結果は、福井県の児童生徒は、実技8種目の体力合計点で小学生が男女とも1位。 素晴らしいの一言だ。

昨日から高校野球の甲子園が始まった。本県からは敦賀気比と春江工が出場。敦賀気比は見事だった。

大会で、新たな才能の出現に期待するファンは多いのではないか。1年前のセンバツ第1日は、大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手と岩手・花巻東の大谷翔平投手が投げ合ったことは記憶に新しい。

残念ながら、WBCはドミニカ共和国が優勝した。2人にはいずれWBCの舞台に立ってほしい。いずれも190センチを超える長身。ついついダルビッシュ有投手のイメージを重ねてしまう。

暗いニュースが多い中、国内の多くのスポーツが暴力の暗い影から抜け出そうと動き出している。藤浪、大谷両投手の後輩たちの活躍が、あらためてスポーツを楽しむ機会が増える。敦賀気比も勝ち進んで大阪桐蔭との戦いも見てみたい。


【2013/03/23】 | ページトップ↑
八重の桜と武田耕雲斎
Date:2013-03-22(Fri)

大分市議会の覆面レスラー騒動。 初当選した覆面プロレスラー議員、スカルリーパー・エイジ市議が覆面着用での議場入りを認められていない問題で、市議会は18日の本会議で覆面入場の可否を採決し、反対41、賛成1で認めないことを正式に決めた。世論の賛否はあろうが、私は妥当な判断と思う。

一方、大阪・和泉市議会のレスラー議員は、着用は許されているが、自ら市役所の中ではマスクを外し、品位を大切にしている。これが本来の姿かもしれない。議会は地域、地方それぞれだ。とやかくいうことではない。

覆面とは違うが、裏から見直すことの大事さを最近、感じている。NHKテレビの大河ドラマ「八重の桜」、視点が新鮮だ。勝てば官軍、負ければ賊軍。勝者が歴史になる。敗者は表から姿を消し、将は語らず、そこに連なった人たちの思想や思いもまた埋もれてしまう。

なかでも、ヒロインは山本八重。戊辰戦争で会津若松城に男装して籠城、得意の銃を手に奮闘した姿は、印象的だ。

一方、これまでの大河の「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」に描かれた幕末から明治にかけての時代相のイメージには、司馬遼太郎さんの作品の影響が大きい。権力側からみると、司馬さんの世界は表だ。

ここまで、書いたのも、幕末、敦賀で処刑された武田耕雲斎の物語と共通するからだ。茨城から敦賀までの道のりもそうだが、来迎寺などでの三百を超える処刑は裏の歴史そのものだ。

今後の大河ドラマは、若松城落城、会津滅藩、斗南(青森県下北半島ほかの地域)への流罪に等しい移住、と続くだろう。賊軍の汚名を背負って流浪する人々の慟哭と苦難をどう描くか、楽しみでもある。願くば、敦賀の武田耕雲斎にも光を当たる機会を待ちたい。 
【2013/03/22】 | ページトップ↑
敦賀短大の卒業式と閉学式,27年の歴史に幕を下ろし、次の看護大学に夢を継続する。
Date:2013-03-21(Thr)

昨日は春彼岸の中日。東京の白金の母親の墓前で近況を報告しながら手を合わせた。暖か過ぎる晴れの一日だ。母方の先祖は、福島県原ノ町(現在の南相馬市)。大震災で津波の災害にあった地域でもある。

本来の彼岸会の名称は、悟りの理想世界に至ることを表す古代インドの梵語を漢訳した「到彼岸」に関係付けてできたらしい。平安時代から行われている日本特有の行事という。住職は、毎年継続して行くことが、心の平安にも通じると解く。

ところで、継続で思い出すのが、ウォルト・ディズニーの言葉。「夢をかなえる秘訣は4つのCに集約される」。その頭文字が「C」の英単語は、好奇心、自信、勇気、継続。

昨日、敦賀短大の卒業式と閉学式が行われ、27年の歴史に幕を下ろし、次の看護大学に夢を継続する。わずか、7万人の敦賀市で大学が持てるのは、その意思と財源があるからでもある。

1986年に敦賀女子短期大として開学。日本史、経営と役割を果たした。なかでも、敦賀の歴史に光をあてた功績は大きい。今後も継続、継承すべき大事な功績でもある。改めて、関係者の皆さんのご苦労と功績に敬意を表したい。

また、2代目学長に作家の瀬戸内寂聴さんが就くなど話題を集め、市民公開講座の源氏物語を「恋愛の教科書」と平易に自らの体験と日常に結びつけての講義は、印象に残る。卒業生数百人は市内に残り、市役所など各分野で活躍し、家庭に入り子育て真っ最中の方も多い。

今後は、校舎を活用して4年制の敦賀市立看護大が来年度、開学を目指す。7万の敦賀市で市立の大学を維持することは、相当にしんどい。継続の基本は原子力発電所から生み出される財源があっての大学と私は理解している。

毎年、約3億円という市税が必要になる。開学した以上はやめるわけにはいかない。市内で不足する看護師育成という大目的があるだけに、それだけの覚悟いる。責任がある。議会の責任も重い。

ディズニーの名言をもう一つ挙げる。「私たちは前進を続け、新しい扉を開き、新たなことをなし遂げていく。なぜなら好奇心旺盛だからだ」。


【2013/03/21】 | ページトップ↑
春への胎動。春闘と原子力政策
Date:2013-03-20(Wed)

笙ノ川沿いの桜の開花も近い。最近までは、これが敦賀の標準木だった。測候所が廃止され、これが消えた。

毎年今ごろの時期になると、日本列島が南北に長いことを痛感する。桜全線が列島を縦断するのに、1カ月以上かかる。世界地図では小さな島国にすぎないのに、季節が違うほど広い。

今年も桜の便りが届き始めた。13日に全国のトップを切って福岡で開花。16日には東京の都心でも開花したと発表された。どちらも平年に比べて10日も早く、歴代1位タイの記録だという。

一方、敦賀の景気とは裏腹に、全国的には、今年の春闘は、大手企業を中心に久々に賃上げムードが生まれている。県内中小企業の春闘はこれからが本番だが、労働界にも期待感が膨らんでいる。

もっともこれまでのところ、賃上げは労組が勝ち取っているというよりも、デフレ脱却を目指す安倍晋三首相の賃上げ要請に経営側が呼応しているという要素が強い。

そこだけを見ると、安倍首相は働く者の味方のように映る。しかし、労働市場の規制緩和を推し進め労働者の境遇を不安定なものにしてきたのは、ほかならぬ小泉純一郎元首相など自民党政権だった。

1999年に労働者派遣を原則自由化、2004年には製造業でも派遣を解禁。「派遣切り」が流行語になるほど、働く人が使い捨てされる風潮を一時生んでしまった。今や非正規雇用は全労働者の3分の1を占めるまでになり、正社員を含めた賃金水準全体を押し下げ、デフレを深刻化させる一因にもなった。

地方自治体も総務省の指導により、ものの見事に人員削減で敦賀市も三分の一が臨時職員だ。私は、地方経済低迷の一因とも思う。加えて、敦賀市の景気も原子力政策で左右している。その政権がこの分野でも政策転換を始めた。まさに春への胎動だ。

ところで、桜の花芽は、前年の夏に形成される。不思議なことに、秋になると休眠して成長が止まる。眠りから覚めるのは冬。寒さが目覚まし時計の役割を果たす。この仕組みは「休眠打破」と呼ばれる。

アベノミクスのマジックか、春闘も今年は明るい話題が多くなってきた。敦賀市も原子力政策の見直しで、少しでも…と、そんな季節だ。

この冬の雪と厳しい寒さにさらされた花芽はしっかり目覚め、エネルギーを蓄えている。開花まで数週間。近年にない見事な桜か、期待が膨らむ。今日は春分の日だ。
【2013/03/20】 | ページトップ↑
衆院三区が違憲判決と言われても…
Date:2013-03-19(Tue)

昨日、最高裁が「違憲状態」とした。選挙区割りで行われた昨年12月の衆院選は憲法違反だとして、小浜市の男性が県選管に福井3区の選挙無効を求めた訴訟の判決言い渡しが名古屋高裁金沢支部であった。

この結果に、ある新聞記者からコメントを求められたが、政治も経済も現実の中で動いている以上、司法の判断にコメントはできない。年末、土日、深夜、衆院選を闘って、選挙は、結果がすべてだ。

それに、市民生活は今日がすべてであり、待ったなしだ。今月末にも解雇される方もいる。最高裁まで持ち込むにしても、それは司法の判断であり、今を生きる人にどれだけのメリットがあるか、私は、それだけの現実を見ており、コメントする気もない。

ところで、朝晩の冷え込みが緩んだことから、散歩をする人が増えてきた。だが、その服装はというと、黒の上下を着込んでいる人が多い。不況で無難な色合いが好まれるか。昼間はそれで構わないが、夕暮れ時や夜間に黒ずくめは具合が悪い。

車を運転していると、ヘッドライトに突然黒い人影が浮かび、驚かされることがたびたびある。健康維持のための運動なのに、事故に遭っては元も子もない。反射材のたすきと懐中電灯はあれば、助かる。

株価が上がり、ようやく景気回復の兆しと、ボーナスなど賃金も明るい兆し、散歩の服装も、不況カラーから脱皮したい。安倍政権、自民党の支持率の高さを語っても、それには理由がある。飯の種、景気や経済、雇用は、生活に関わることだ。
【2013/03/19】 | ページトップ↑
観光にはハード面も大事だがソフト面の着実な取り組みも大事…。
Date:2013-03-18(Mon)

春のあたたかさはいい。心のかたさもほぐれ、何処かの行きたくなる。JR西日本のダイヤも変わった。ただ、気になることは、新快速が京阪神から来て、もう5年以上の月日が流れたが、開通当初、リュックを背負った観光客が、数は定かではないが減少していることだ。

新快速開通後、観光客数も200万人を超えたが、最近、景気が悪いのか、これも割ってしまった。先日、福井、大野、武生、小浜と毎週のように丹念に歩いている京都の女性に話を伺う機会を得た。当然、「敦賀にもリピーターとして数度、訪れている」とのこと。

普通列車を乗り継いで週末、一泊泊りで観光と歩くことが楽しみで、近隣の地方都市はほぼ網羅したとか。

兵庫、福井、奈良、滋賀と歩いて「今、どこも地域の観光に力を入れており、観光案内やパンフレットなど不住することはない」「各地で遺跡など歴史遺産を調査、整備する動きが活発になっているので、これも楽しみ」とか。

敦賀の印象を訪ねると、まず飛び出したのが「観光資源が、いっぱいあっても観光地化していないのがいい」と一言。行ったところ伺うと「気比神宮からレンガ倉庫、西浦の立石灯台まで行きました」と。立石灯台への足を伺うと路線バスを利用したとか。「行き帰りの時間の長さも楽しい」とか。

よくよく伺うと「気比史学会の大谷吉継の講座も拝聴しました」とのこと。交通機関と宿泊は、新快速と駅前のホテル。観光情報はネット、地元の観光協会と、るるぶなど、様々とも。まさに旅の達人だ。

「観光客を呼び寄せるには」と伺うと「無理しなくていいんじゃないですか」と。理由を伺うと「どこも観光に力をいれるが、成功はいっとき、自治体がお金がないのか、荒れた観光地も多い。その分、敦賀はゆきとどいている」と。柴田氏庭園を例にあげて答えてくれた。

最後に、「老婆心ながら、古墳など遺跡を地元の方に訪ねても知らない。また、説明と案内のボランティアを求めても、数が少なく対応ができないなど、観光や歴史に関する意識の低さが気がかり」と率直な感想も頂いた。

地域の観光資源や財産をどう維持し育てるか、ハード面も大事だが、ソフト面のボランティアの育成、小中高の歴史教育、中高年の歴史講座など、無理せず、着実に取り組むことも、大切とも感じた。
【2013/03/18】 | ページトップ↑
敦賀の処分場、最後まで水質など推移を見守ることが大事…
Date:2013-03-17(Sun)

春を感じるのは選抜高校野球だ。敦賀気比高の初戦も期待したい。野球はやっぱり面白い。この春、そう感じている人は多いことだろう。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の戦いもハラハラどきどき。3連覇を目指す日本は思いがけない苦戦の連続。終盤に追いつき、何とか勝ち越す展開に。しかし、徐々に本領を発揮し、2次ラウンド1位で米国に乗り込んだ。今週、日本時間18日準決勝、20日決勝。頂点に向けて目が離せない。

ところで、この20日に、瀬戸内海の小さな島で瀬戸内国際芸術祭が開催される。10年以上前、近くにある豊島の産業廃棄物処分場にゴミを焼却する施設を直島につくった。

直島町本村にオープンした「ANDO MUSEUM」。日本を代表する建築家の安藤忠雄さんが25年間、直島で取り組んできた島再生事業のコンセプトを詰め込んだ美術施設だ。7年前まで普通の人が生活していた築100年の木造家屋。外観を保存し内部に新しい命を吹き込んだ。

この当時より、遅れて発覚した許可容量の13倍を超えるごみが搬入された樫曲の民間最終処分場の環境保全対策協議会が昨日、東郷公民館で開かれた。抜本対策工事が予定通り完了し、浄化効果も確認されていることが報告された。

福井新聞によると、漏水防止対策や水処理施設、浄化促進などの抜本対策工事が完了。木の芽川の水質が改善していることや、処分場内の地下水位が低下傾向にあるなど、対策工事の効果が確認されていること報告された。

10年ほど前は、必ずと言っていいほど、毎回、対策協議会を傍聴した。産業特措法の適用になるように働きかけたことも、もう昔のように感じる。議会でも毎回のように質問を繰り返した。それだけ、管理監督を行う県行政の怠慢とが、この問題を大きくし、市民の税金を投入する結果となったことは、忘れてはならない現実だ。

会議では、空気を注入して微生物で汚染物質を分解するなどの浄化促進対策事業について、実際の処分場で実施されるのははじめてではないか。壮大な実験のようなものだが、水質にも改善が見られ、成果が見られるとのこと、関係者にご苦労に敬意を表したい。

まだまだ課題はあろうが、対策工事に100億円以上かけ、今後も、浄化に数千万円をかけ続ける必要がある。新年度以降も継続すると説明。2015年度末に効果を再検証した上で、必要に応じて実施内容を見直すとした。

豊島の全量撤去とは違いが、敦賀ゴミ問題の解決は、妥協的かもしれないが、最善の策に近い措置と理解している。観光地になった豊島、直島とは違うが、時間と手間がかかる作業が続くが、今後とも推移を見守りたい。
【2013/03/17】 | ページトップ↑
資源小国日本と敦賀
Date:2013-03-16(Sat)

政治判断というのは、ときに国の運命を左右する。TPPがどうなるのか、私にはわからないが、一つの大きな決断だろう。

もうひとつ、西川知事も昨日の県議会でようやく一つの方向性を出した。北陸新幹線の敦賀から西のルート問題をめぐって、福井県として閣議決定通り「若狭ルート」での整備を訴えていくことを明言。県益を考えると妥当にも思う。

背景には関西広域連合が米原・湖西・若狭の3つのルートを一つに絞り国に提案することになっていて、建設費が最も安い米原ルートを選択する可能性があるからだ。今の対抗軸としては賛同したい。

ところで、世界第3位の経済大国でありながら、日本の繁栄には、砂上の楼閣のような危うさが付きまとう。土台となるエネルギー資源を海外に依存するという、資源小国ならではの悩みである。

脱原発がよく言われるが、代替エネルギーがあっての日本でもある。今一度、じっくりと国や国民の行く末を考え、その延長線に敦賀があると考えるべきか。

さて、経済産業省が、愛知県沖の海底奥深くのメタンハイドレートからメタンガスを取り出すことに世界で初めて成功したと発表した。

「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートは、日本周辺に天然ガス年間消費量100年分の埋蔵量があり、安定した国産資源となり得る。資源小国にとって夢のような話である。ただ、コスト面で課題が大き過ぎる。技術大国日本の力で解決には時間がかかる。

日本は海洋面積世界第6位の海洋大国だ。その海底には多彩な鉱物資源が豊富に眠っている。日本の海は他の資源のねむる。

昔、高度成長の終わりの頃、石油の輸入が途絶えたら、日本は一体、どうなるか。その恐怖のシナリオを描いてみせたのが堺屋太一氏の小説「油断!」だ。オイルショック直後の出版だったから切迫感があり、ベストセラーになった。エネルギー資源の途絶が国民にとって何を意味するかを示していた。経済、雇用、福祉、医療までまで影響する。
【2013/03/16】 | ページトップ↑
免許証自主返納の辛さと後押し
Date:2013-03-15(Fri)

ここ数日、寒暖の差が少し激しくて、着るものに困るほどだが、季節は春に向かってまっしぐらだ。小浜のお水送りから奈良のお水取りも満行で、春が訪れる。高校入試の合格発表も終わり、春は出発でもありひとつの別れの季節でもある。

今日は市内小学校の卒業式、一方で、役所でも定年を迎え、そろそろ送別会も開かれる。

あるサラリーマン川柳に『さあ定年 妻がさし出す 求人誌』(丁年)があった。60才定年と言っても現実は厳しい。ハローワークでも採用条件に「運転免許保持者」が多い。地方都市では自動車は高齢になっても必需品だ。

一方で、年を重ねるにつれ、さまざまな能力が次第に衰えてくる。本人は意識していなくても、思い知らされる時は来る。それが「自動車の運転免許更新の折だ」と、あるご高齢の方に伺った。

「事故を起こさないうちに」と、運転免許を返納する高齢者が近年、増えているとか。大きな事故だと、被害者だけでなく加害者にとっても地獄の日々となる。一種の自己防衛と言うべきだろう。

その流れを加速させようという動きも活発だ。敦賀市では、市内の路線バス、コミュニティバスに乗車できる「バス乗車利用券」を、月10枚を5年間支給。相当の優遇策だが、バス停から遠い人は利用できないで、タクシーチケットなど要望も議場で出された。

全国にはいろいろな優遇策がある。「タクシー乗車賃を10%引き」とか、飲食店や宿泊施設、公共交通などところ変われば品変わるだ。

ただ、運転をあきらめた知人の話などを聞くと、こちらまで何やら寂しい思いに襲われる。確かに「自分はまだ老いていない」という自負は生きる力でもある。免許返納の決断がつらい人も多かろう。ただ、一方で、高齢者の事故も多くなっている。特典も柔軟にメニュー増やすことも必要かも。そんな人たちの背中を押す力になることは確かだ。


………………………………………………………………………………
補足…敦賀市ホームページより抜粋

1.対象者

敦賀市でも自主的に有効期限内の全ての運転免許を返納する満65歳以上の敦賀市民の方なら誰でも可能。

2 支援内容 
 敦賀市内の路線バス、コミュニティバスに乗車できる「バス乗車利用券」を、月10枚を5年間支給します。

3 申請手続き 
 (1)敦賀警察署または福井県運転者教育センターで、運転免許の返納手続き
→「申請による運転免許の取消通知書」の受け取り
  ※運転免許の返納手続きが完了した時点で免許証は無効になります。
   車等の運転はできませんので御注意ください。

 (2)敦賀市役所の生活安全課(1階14番窓口)で手続き
  運転免許自主返納支援制度の申請
  ※ 代理人でも申請できますが、委任状が必要です。

 ★申請に必要なもの
  ・ 「申請による運転免許の取消通知書」(写し可)
  ・ 印鑑
  ・ 本人確認書類

 後日、決定通知書とバス乗車利用券を郵送します。
 以後、3ヶ月毎にバス乗車利用券を郵送し、年度が代わると4月分から3ヶ月毎に郵送します。
 運転に不安がある方は、ぜひ、ご検討ください。

4 身分証明書について 
 運転免許証返納後の公的な身分証明書に、「顔写真付き住民基本台帳カード」が利用できます。まだお持ちでない方は、免許証を返納する前に交付申請されることをお勧めします。詳しくは、市民課(0770-22-8116)まで。

 また福井県警では、運転経歴を証明する、運転経歴証明書を発行しています。
  (福井県警察のページ)

 ※ 平成24年度から、交通安全協会において65歳以上の
  方の「運転経歴証明書」取得費用の助成が始まりました。
  ((社)福井県交通安全協会のページ)
【2013/03/15】 | ページトップ↑
生活保護者の増加…
Date:2013-03-14(Thr)

トヨタなどボーナス満額回答の報道が伝わる。今、春闘の相場を引っ張るのは自動車。昔は「鉄は国家なり」の鉄鋼メーカーだった。1969年、国民総生産(GNP)が西ドイツを抜き世界第2位になって、当時、サラリーマンの給料は毎年約15%ずつ増え続けた。ただ、私が社会人になった昭和50年初頭、電力業界も最後の満額回答となり、その後、低成長となった。

私が高校生の頃、社会は夢と活気と自信にあふれていたように思う。藤圭子さんの『女のブルース』『夢は夜ひらく』『命預けます』の低音とハスキーな歌声はなぜか、心に残る。高度成長の光のとは裏腹に公害などの社会現象もあれば、生活に苦しむ方も一方でいたが、数は今の数分の一だ。

生活保護者は、景気の悪化か、うなぎ上りだ。その中で、厚生労働省が平成23年度の生活保護費の不正受給状況を発表。件数、金額とも過去最悪。保護費全体の0.5%。内訳は、収入を申告しなかったのが45.1%が最大。交通事故の示談金などの臨時収入や高校生のアルバイト代などがあり、ごまかす気もあったろうが、いずれも税務調査で確実にばれるものが大半とか。

生活保護者は敦賀市でも200人を超え、高齢者、障害者、母子とその傾向は全国と変わらない。母子ともに高齢者で障害を抱えているなど、重なる例もあり、いわゆる働ける若者は、意外に少ない。全国でも実際は2割程度とか。ただ、若者でも精神を病んでいる人も少なくない。

「働かざるもの食うべからず」を基本にしながらも、敦賀市の相談や減免措置など地方都市ならではの、きめ細かい生活支援を行っている。 行政の福祉分野の役割も大きくなる。

話を冒頭に戻すが、藤圭子さんも還暦を過ぎ、「圭子の夢は夜ひらく」などで知られる作詞家、石坂まさは、先週、亡くなった。演歌、艶歌、あるいは怨歌。また、昭和という時代が遠くなる。
【2013/03/14】 | ページトップ↑
妥当なエネルギー基本計画の策定をのぞむ…
Date:2013-03-13(Wed)

気候のいい日が続く。議会でもTPPの議論が一般質問で出された。市長にその判断を求めても無理なところがある。国では、週内にも安倍首相は、交渉参加を決断との報道が流れる。

ところで、数学者の藤原正彦氏、ベストセラーとなった「国家の品格」の著者が、近著「管見妄語卑怯を映す鏡」で、藤原氏は東日本大震災後の1年について「戦後、これほど国民が一斉に立ち上がったことはなかったのではないか」と。

「怒涛(どとう)のごとく」と評し、一般国民がボランティアで東北に駆け付けたことを指して、そう表現した。

ただ、残念だが政治の混乱が続いたことだ。ところが政治はどうか。ここ数日、届けられる報道では、いまだ除染や、がれきの撤去は遅々として進まないとも思ってしまう。

一方で敦賀へのがれき焼却はなくなったように、2年目は復興する姿がようやく見え始めた感もある。原子力政策もそのひとつだ。その延長線上に敦賀の現状があると言って過言ではない。

今日の読売新聞の社説「エネルギー計画 現実的な原発政策に練り直せ」で、

「政府の電力政策の指針となるエネルギー基本計画を現実的な内容に改める必要がある。民主党政権で迷走した議論の仕切り直しに期待したい。

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会は今週、新たなメンバーで論議を再開する。年内をめどに計画の見直し案を取りまとめる方針という。

 今回の調査会は、脱原発派を外すなどして、委員を25人から15人に減らした。建設的に意見集約する環境作りのためだろう。」

と、まったくその通りと立地地域としても大賛成だ。

また、「原発の立地する福井県の西川一誠知事らを加え、当事者の声を反映させる狙いも妥当だ。

 安全の確保を前提に、原発をどのように活用するか。地に足の着いた議論が肝要である。」と妥当な社説だ。

東日本大震災と福島の事故から、3年目に入って政治に望むことは、怒濤とまではいかないまでも、着実な復興へ向け、また、妥当なエネルギー基本計画の策定など、もう政治の停滞や、足の引っ張り合いはご免被りたいということだ。 その延長線上に原子力規制委員会の見直しや敦賀2号機の破砕帯の十分な時間をかけた議論をのぞむ…。ー

【2013/03/13】 | ページトップ↑
大震災の教訓と爪跡
Date:2013-03-12(Tue)

まさしく昨日は「あの日」。議場では午後2時46分に全員が黙とう。ちょうど2年前。敦賀ではゆっくりとした揺れだが時間は長かった。

東日本大震災、現地では立っていられないほどの激しい揺れ。その上、大津波が沿岸を襲った。水や食料、燃料などの不足が暮らしを直撃し、停電が不安に拍車を掛けたとか。現地に行けばその状況ははっきりと理解できた。

東海村にある原電の東海第二発電所の海水ポンプの堤防を津波を想定してかさ上げ工事をして難を逃れた。原子力発電所の福島第一と、女川、東海との違いがここにある。

いずれにしても、被災地は、震災直後の応急復旧を経て、復興の段階に移りつつある。それでも映像を見る限り、震災の爪跡は大きい。福島からの被災者百名を超える方々が敦賀に在住している。

被災地では、未曽有の震災から得た教訓を今後に生かす活動が進む。太平洋側沿岸部では地元から犠牲者を出さないために、震災時の住民の行動を検証し、地域の課題を探り、避難路の確保や誘導方法などを話し合っている。

私が聞く限り、インフラが震災前の状況に戻ったとしても、それは表面上のことだ。防災活動が活発なのも、ほんの一部の地域だけ。絆の大切さが声高に叫ばれたのに、活動の継続と広がりとなると心もとない。

子供は生まれて2年もすれば歩みがしっかりしてくるが、震災の反省や教訓は時間とともにかすんでしまった。

一方、福島の事故の影響が遠く敦賀にも原子力発電所の長期停止と地元経済の冷え込みという状況を生み出している。国の原子力政策は、敦賀の活断層問題など、震災の影響を引きづっている。

再稼動はいまだ不透明。問題解決の見通しは、立たない。震災が突き付けたの課題と、エネルギー政策のなかでの原子力利用、原子力規制委員会は、利用と規制のバランスを欠く論争が続いているような気がしてならない。

昨日は、忘れかけていた教訓を思い出す日でもあるが、敦賀の街の将来もしっかりと見据えることが大事だ。
【2013/03/12】 | ページトップ↑
舞鶴若狭自動車道で食の交流…
Date:2013-03-11(Mon)

三寒四温、これが最後の寒さとしたいが、黄砂に花粉とPM2.5、複雑な季節の変わり目だ。敦賀を取り巻く交通体系も新快速、舞鶴若狭自動車道、新幹線と大きく変わりつつある。この環境変化は、社会、自然現象が加われば、街の盛衰にもつながるだけに怖い。

ところで、新快速で敦賀から大阪へ時間はかかるが安い。神戸には、サンダーバードと快速乗継よりも便利で安い。神戸の街も変わった。大震災で被害のひどかった長田の商店街は今はなく、区画整理され新しい建物が並ぶ。大阪も変わった。JR大阪駅本体に、大丸、伊勢丹、阪神、阪急と大手デパートが乱立。駅北側にファッションビルができ、高層マンションまである。

30年前、四国から神戸へ。この2つの街の変貌ぶりになにか不思議な時間の流れを感じる。当時、神戸の北野地区は、洋館こそあれ、狭い通りに人通りはなく、薄暗く連込み的なホテルも多くあった。観光地となり一変。

また、神戸、大阪の下町は、東京と違う独特の雰囲気があった。高度経済成長期に建築された「文化住宅」や銭湯があちこちにあった。立派な住宅やマンションが建ち、風景が一変しているところも多い。

関西といえば、大阪の「食い道楽」、安くて何を食べてもうまい。定番のたこやき、お好み焼きに、ソースに二度付け禁止の串カツ。敦賀のソースカツ丼とはまた違った味だ。梅田の食堂街の串カツを久しぶりに食べたが味はそのままだ。

神戸、大阪と舞鶴若狭自動車道(舞若道)で2年後に結ばれる。これまで、敦賀に来られる観光客の大半は、中京、関西地区。これに四国、中国と広がる。敦賀のカニ、ふぐの冬の味覚に加え、ソースカツ丼、敦賀ラーメンなど、B級グルメの食の交流も楽しみだ。

敦賀の観光地、さかな街、昆布館など、舞若道の開通で素通りされるか、それとも両者の交流が活発になるか。知恵と工夫、道の駅による資本投下も。
【2013/03/11】 | ページトップ↑
結果責任と連帯責任…
Date:2013-03-10(Sun)

「結果責任」という言葉がある。ある行為によって発生する結果に対する責任のことである。原則として全ての行為において結果責任が発生するが、ある行為を行った者と責任を負担する者が常に一致するわけではない。

法的な責任においては過失責任主義が原則であるので、結果責任はしばしば道義的責任にとどまることも多いが、無過失責任のように法的に規定される場合もある。とあり、重くもあり、身のふるまい方はそれぞれでもある。

「政治は結果責任」という言葉をよ。「責任」を辞書で調べるとおおむね二通りの意味が載っている。①人が引き受けてなすべき任務、②政治・道徳・法律などの観点から非難さるべき責(せめ)・科(とが)とある。

安倍首相はこの言葉をよく使う。最近は、「TPPは政府の責任において判断する」という。一方で、民主党前政権の政策を「無責任」と次々切り捨てる。

原子力政策に関しても「責任あるエネルギー政策」という言葉をよく首相は使う。確かに民主党のエネルギー政策は、日本や立地地域のことは考えず、無責任にも、選挙間際に迎合主義になったのか、脱原発ゼロに大きく舵を切った。

選挙の結果責任か、安部首相は、無責任と言った言葉は聞かないが、1年程かけたエネルギー政策の議論が最近は、水疱の如く消えている。ただ、その無責任さの延長で敦賀に大きな試練が訪れているとも思ってしまう。

一方で、東京電力の福島の事故に伴う責任は、あまりにも大きく、東京電力だけに、とどまらず、原子力界、それとともあった敦賀市もおおきな影響を及ぼしていることは、確かだ。破砕帯問題に関する原子力規制委員会の調査と議論、これで本当に妥当なのか、と思ってしまう。

責任は、多くの場合①の意味で使っている。しかし、福島の事故の責任は、②の責任でもある。「連帯責任」という言葉がある。今月末をもって、敦賀発電所を去る方からは「これも原子力業界の連帯責任ということですか」との言葉が私にむけられた。このことは、連帯責任とは明らかに違うと思うが、仕事を失うものにすれば、切実な環境変化だ。

敦賀2号機の破砕帯の問題は、原電の経営や従業員のみならず、関連会社やそ派遣社員まで、その雇用と生活を変えている。なかには敦賀を去る方もいる。

福島の事故の影響はあまりにも大きく、責任をとれる範囲に収まるものではないことは、確かなようだ。明日で東日本大震災と福島の事故から2年だ。気が重い週の始まりだ。
【2013/03/10】 | ページトップ↑
活断層議論、一方的かつ公平・公正さを欠いたものであり、容認できない。
Date:2013-03-09-(Sat)

寝不足ぎみだ。昨日の原子力規制委員会の有識者会合は、敦賀発電所2号機の直下の断層を「活断層の可能性が高い」とした調査団による報告書案について、事業者と、調査には加わらなかった専門家から意見を聞いた。

原電の反論を退けた一方で、専門家から異論は出ず、結論は変わらなかった。早ければ月内にも正式な報告書をまとめ、規制委に報告する、という。

原電は会合終了後に「一方的かつ公平・公正さを欠いたものであり、容認できない」とのコメントを発表。

破砕帯の現地調査と評価は、関西電力の大飯発電所から始まったが、敦賀原子力発電所や東北電力の東通発電所についての評価会合では、いずれも、電力側の説明に十分耳を傾けようとする誠意と真摯さが感じられない。
 
敦賀2号機に対しては、短時間の調査と議論で「活断層の可能性が高い」とし、今回の議論も活断層の可能性を完全に否定し切れていないという論理で原電の主張を一方的に退けた。
 
あまりに強引で、独断的にすぎないか。これまでの原子力安全委員会の審査は、なんであったのだろうか。人が変わればこうも違う結論が出せるのか。

敦賀の街は、福島の事故以降、景気や雇用、さらには、福祉や医療など、市民生活にまで影響し、この3月の年度末をもって退職を勧告されている方もいる。先行き不透明ほど、不安なものはない。

確かに安全は、何事にも優先させるべきことだが、その判断が一事業者のみならず、多くの市民の雇用と生活を奪い始めている。それだけの重い判断をしている、とういう認識が有識者にあるのだろうか。事業者の調査結果とそれに基づく、今一度、慎重な議論をのぞみたい。
【2013/03/09】 | ページトップ↑
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)
Date:2013-03-08(Fri)

昨日はポカポカ陽気。まさに春到来だ。ただ、私が接する方の直面する仕事や生活において、3月の年度末はひとつの区切りがある。嶺南や敦賀市の原子力発電所の長期停止は、市民の生活や雇用にまで、大きな影を落としている。

一方、アベノミクスによるのか、円安、株高が進む。民主党政権時代とまったく違う経済状態が続くだけに、その分、安部政権の評価は高く、残念だが、民主党政権とは、いったいなんだったろう、と評価が下がる。

特にこの3年、原子力政策の混乱や脱原発の空気が、嶺南、敦賀市に影響した。福島の事故の対策、安全を最優先にすることは、もっとも大事だ。しかし、事故以来、憎悪とか敵味方の二分論で議論を分類し、冷静に議論することなく、相手を攻撃する感情的な行動が社会に広がった。

菅直人元首相など、その先頭に立ち、混乱を助長したことも確かだ。

エネルギー問題で経済を二の次にしての政策が目立ち、その延長線が今日の嶺南の原子力発電所の長期停止と景気悪化となっていることは、確かだ。

安全を最優先としながらも、冷静な議論を始めるべき時期を迎えている。敦賀2号機の破砕帯と活断層の議論も結論を急ぐことなく、じっくりと時間をかけた調査と冷静な議論展開を今日の原子力規制委員会の評価会合でものぞみたい。

江戸時代の農政家の二宮尊徳の言葉に、

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」。

二宮尊徳は農政の指導者として、関東で600を越える村を復興させた実務家だ。その秘訣は経済活動を重視し、人々に利益をもたらすことで、取り組みを持続可能にすることだった。

資源のない日本のエネルギー政策こと、原子力政策に通じる言葉ではないか。原子力利用において、安全・安心と経済のバランスが、今ほど大事なときはない。
【2013/03/08】 | ページトップ↑
笹子山トンネルの教訓とインフラの維持、管理……
Date:2013-03-07(Thr)

春とはこんな日か、不思議と暖かさを実感する。今日も18度程度まで上昇するとか。

ところで、天井板が落下した笹子トンネル事故の教訓は、検査方法だけではなく、施工上の課題もあった。天井板のつり金具アンカーボルト183本を引き抜き検査したら、接着剤を挿入した中に13センチ差し込むはずが数本差し込み不足。5センチというのもあったとか。

高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化対策は急務だが、維持管理の難しさが、今後の自治体の大きな負担となる。敦賀市も例外ではない。

全国的にも、地方のインフラの責任を持つ市町村は、担当する職員や予算が不足しており、必要な点検・補修が進んでいない。幸い、敦賀市はなんとか、耐震化や診断と、老朽化対策も全国レベルでは高いレベルにあるのではないか。

ネットで調べると、国土交通省の地方道の老朽化に関するアンケートで、都道府県と政令指定都市の9割以上が事故前から点検していたのとは対照的に、692市町村のうち6割の402市町村が、笹子トンネル事故の前に一度も点検していなかったとか。幸い、敦賀市が管理する三つのトンネルは緊急点検の結果、異常なし。

いずれにしても、インフラの保全や更新には膨大な予算と時間がかかり、人材も必要だ。道路関係は一例にすぎない。国・県に人材、予算も集中しやすいが、市町村は二の次というのが実態だ。国や県の市町村への支援や連携策をより強めて行くことが大事だとも思う。

基礎的自治体である敦賀市も多くの昭和40年代、50年代建設のインフラを持つ。学校や公営住宅、上下水道など暮らしに身近な施設を担う。どう維持していくか、耐震化も含め老朽化対策も学校、住宅と着実に進んでいるものの、今後の維持、管理も重要だ。

なかでも、市庁舎、消防本部、男女共同参画センター、市民福祉会館、天筒浄化センター、ハートフルスクールと耐震化と同時に老朽化という、問題を抱えている。

高齢化で福祉関係の予算が、毎年、増加するなかで、道路、施設の維持管理も大きな負担となる。行財政改革が進む一方で、人材確保や予算確保にも知恵が必要となる。
【2013/03/07】 | ページトップ↑
避難場所としての常宮小学校、西浦小中学校の備えと再稼動問題…
Date:2013-03-06(Wed)

福井県の2012年度2月補正予算案の追加分で原子力発電所の万が一の事故が起きた際に半径5キロ圏内の病院、学校など11カ所を一時退避施設として整備するために18億円を計上した。

県内の4原子力発電所はすべて半島先端部に位置し、緊急避難が難しい恐れがあるため、放射性物質の侵入を防ぐ改修工事を行う。

敦賀市もこれを受けて、西浦の常宮小学校、西浦小中学校に放射性物質を遮断するフィルター付きの換気装置を取り付け、窓や扉の機密性を高める工事を行うというもの。

一方、中国の大気汚染に備えて、観測から警報まで体制も国、県、市と整い始めている。このための一般的な大気汚染物質も含めた敦賀市の予算も盛られている。

余談になるが、中国に比べて報道は極めて少ないが、ギリシャの首都アテネでもこの冬、大気汚染が深刻化しているとか。ギリシャの環境省の昨年暮れの発表では空気中の微粒子濃度が、危険とされる基準の3倍に達していたとか。

原因は中国とは異なり、経済危機で灯油が買えず、まきストーブを使う人が増えているためとか。ギリシャ環境省は昨年9月には、まきを狙った違法伐採が急増していると警告もしていた。

経済発展の恩恵は受けられず、有害粒子に悩まされる中国の庶民、、一方、不況と寒さの中、ばい煙を承知でまきを燃やさざるを得ないアテネ市民と、世界様々だ。

未明のニューヨーク・ダウは、最高を更新し、アベノミクスの日本も株高が進んでいる。一方で、円安でガソリン価格の値上げ進み、原子力発電所の長期停止で、立地地域の経済は低迷も続いている。

これまでも日本経済を支えてきた原子力発電所。常宮小学校などを避難施設として工事を行うなど、地域の安全を整えながら、原子力発電所の再稼動の準備も整えている。

ギリシャ以上に国債残高が増える日本。ギリシャのような不況になることは絶対にないか。ガソリン、灯油高、火力発電所のフル稼働による電気料金の値上げが続く不気味さ、しっかりと頭に入れた経済運営、地球環境問題のためにも、原子力発電所の再稼動問題に、本腰を国はもっと力を入れるときでもある。

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補足ーー3月11日に市民クラブの代表として行う代表質問の原稿を掲載したい。打ち合わせによっては、修正もあることはご容赦願いたい。

代表質問(北條)

1.中期財政計画と公共施設について

    このたびの中期財政計画では、敦賀1号停止などによる市税、電源三法交付金の減少を見込み、歳出面では福祉関連扶助費の年間1億円程度の増加、看護大学の設置と運営、さらには松原公民館建設、サッカー場整備など事業を盛り込み、財源確保のために14、16、17年度に財政調整基金を約11億円取り崩し、市債発行額は年間20億円に抑えた内容となっています。

    苦しい中にも明日の敦賀市を展望する内容であるとまずは評価したいと思います。

    ここで、懸念されるのは、敦賀3、4号の着工延期に伴う苦しい財政運営の中で、第6次総合計画の実現、北陸新幹線開通を見越した計画の推進、さらには耐震化進んでいない市庁舎など公共施設の改修、老朽化が進む運動公園、10年を超えるリラ・ポートの延命化など、今後の老朽化や耐震化に対応した公共施設の維持・修繕に多額の経費が必要になると見込まれます。

    原子力が不透明な中で、事業の実施時期の調整・先送りを検討するとともに、今後も市債の繰上償還への取り組みにより将来負担の軽減を図る必要があると考えます。

    市債残高は、プライマリーバランスの維持により、順調に減少していく見込みと思われますが、一方で公共施設の維持・管理を考えると、中期財政計画を過ぎる5年後は相当厳しいと考えますが、今後の財政運営で公共施設保全を考えるべき考えますが、ご所見をまずお伺い致します。

    なかでも、昭和40年代、昭和50年代、60年代と多くの公共施設の建設が行われ、その維持管理費(委託料、光熱水費、賃金など)が大きくなることが予想されます。

    市庁舎、消防本部、男女共同参画センター、市民福祉会館、天筒浄化センター、市営住宅など、公共施設の整理を行い、維持管理費を抑制し、財政規模縮小に対応し、さらには、市内の景気対策として、財政運営を行っていく必要があると存じます。今後は耐震化、老朽化対策の施設管理を含めた長期的な財政計画とすべきと考えますが、市長のご所見をお伺い致します。

    特に、市庁舎の耐震化は、中間報告でもあったように、14億円から21億円と、多額な費用が予想され、来年度から工法や課題の検討を始め、14年度以降に実施計画をとの見解ですが、市民の重要な財産でもあり、一面では災害時の司令塔にもなることが考えられ、建て替えも含めた総合的な検討を急ぐべきと存じますが、ご見解をお伺い致します。

2.戦略的なまちづくりと観光振興について

 市長の提案理由にありました敦賀駅舎改築、敦賀南スマートインター、国道8号の道路空間利用、中池見保全計画、敦賀港振興、博物館通り賑わい創出、金ヶ崎周辺整備構想、観光振興計画など、いずれも敦賀市の施策として重要なことばかりで、どれも、総合的、横断的な取り組みが大事だと考えます。

 また、市長提案理由にあるように「駅・港・高速交通ネットワークの整備を見据えた街づくり」を掲げ、「北陸新幹線敦賀開業を見据えた戦略的なまちづくり会議」において学識経験者等との意見書交換を行い、より具体的な施策を取りまとめます、とあります。

 これまでの会議の位置づけとその内容と今後の取り組みについて、この会議の議長である塚本副市長にまず、お伺いいたします。

 次に、敦賀駅西地区土地活用について、どのように地活用の内容や新幹線開業を見据えた駅東の土地の有効利用と合わせて、市長のご所見をお伺い致します。

    また、市庁舎の耐震化と合わせ、駅周辺整備は、今後も多額な予算執行が予想されます。駅周辺整備と市庁舎の耐震化は、敦賀百年の大計の検討とも存じます。さらに、舞鶴若狭自動車道開通後の敦賀における「道の駅」構想、具体的には、公設市場の利用など、将来をにらんだ総合的な財源確保も含め財政計画な取り組みが必要とも考えます。市長のご所見をお伺い致します。

   次に、中池見保全計画について、基金が2億円を切ろうとする中、組織体制及び運営方法等、協議中と伺っておりますが、将来を見据えた保全のあり方を真剣に検討する時期にも来ております。湿地保全と予算執行と合わせ、観光振興ともあわせ、戦略的に考えることが必要かと存じます。市長のご所見をお伺い致します。
 
 次に、敦賀港の振興について、予算決算常任委員会の基本質疑でも出されましたが、クルーズ客船の寄港は、敦賀港の魅力を高め、ウオーターフロントの景観向上、街の賑わい創出といった多くの波及効果をもたらすことは言うまでもなく、今後も多くのクルーズ客船に寄港していただけるよう、来月29日の設立予定の敦賀みなと振興会(仮称)の活動について、新たな敦賀港の振興の道が開けるとの期待ができ、市長としてどのようにお考えか、具体的な内容も含めお伺い致します。

3.高齢者福祉と医療について

   高齢者の国民健康保険、介護保険の保険料は、値上げが続いており、限られた収入の中で、限界に近いとの声も多く聞きます。高齢化の進展、介護認定者の増加、特別養護老人ホームの増強など、これまでの介護保険基金の取り崩し、それに制度上、県の財政安定化基金の取り崩しなど、保険料の抑制は向けての対応は、今後も厳しい状況が続くと考えられますが、市長として現段階でのご見解をお伺い致します。
 
    先般の法改正による申請等の対応で、今回提出された条例でもあるように、24時間対応の定期巡回、随時対応型訪問介護・看護について、在宅介護を中心とする中で、具体的に今後のどのように取り組むについてお伺いいたします。

 次に、介護施設入所状況、待機者数と今後の対応策についてあらためてお伺い致します。また、今後の特別養護老人ホーム、グループホームなどの建設の計画について、検討状況をお伺いいたします。 
 
    次に、介護予防事業について、介護保険、介護予防など教室も含め、どのように、展開しようとしているのか、あらためてお伺い致します。
 
   次に、高齢者の増加に伴い、人工透析を受ける患者が増えており、介護ヘルパーさんに付き添われての市立敦賀病院の通院や、中にはストレッチャーで来院もあり、今後も増えることが予想されます。先日も敦賀病院の看護師との懇談においても透析室の環境悪化や医師、看護師、技師などの人手不足を切々と訴えておりました。

    患者のご家族からも改善の声や、今後への不安もあり、増える人工透析とどう対応するのか、また、人工透析の予防措置として、市立敦賀病院健康管理センターと介護保険の介護予防など総合的な施策も必要と考えます。市長のご所見をお伺い致します。

   最後に、介護の人材不足と介護予防の観点から、以前にもご提案させて頂いた介護支援ボランティア制度が、全国的に増えてきており、福井県内でも鯖江市を皮切りに福井市や坂井市などで導入されております。鯖江市に置いては、登録人数が100人を超え、活動内容は、健康事業ふれあいサロン等でのボランティア活動を展開し、受け入れ機関も介護施設等38事業中33事業所で登録され、その受け皿を社会福祉協議会が、介護の仲介、調整の事務を行っております。

    全国的には、地方自治体が介護支援に関わるボランティア活動を行った高齢者(原則65歳以上)に対し、実績に応じて換金可能なポイントを付与する制度であり、介護保険料を実質的に軽減する制度である。介護保険法の規定に基づき、地域支援事業交付金を財源として導入された。制度の運営は自治体が介護予防事業として行い、ボランティアの登録や手帳の交付、ポイントの管理・付与は、地域の社会福祉協議会などが行うことになっております。

    この仕組みについて、その背景には、介護予防効果への期待だけでなく、地域の活性化や住民同士のつながりの強化を図り、高齢社会を乗り切る地域づくりにつなげたいとの思いも伝わってきます。

    2010年5月31日付けの厚生労働省「第5回社会保障審議会介護保険部会議事録」によれば、早期に導入した稲城市は「高齢者の保険料が月額で11.1円程度の抑制効果があった」という報告も受けております。検討状況も含め、今後の取り組みについてのご所見をお伺い致します。


【2013/03/06】 | ページトップ↑
世界の王貞治さんと緊急雇用対策…
Date2013-03-05(Tue)

昨日は議会の予算決算常任委員会。補正予算の審査と市長が入って25年度予算の総括質疑。

午後2時前に総括質疑を中断して、世界の王貞治を待った。 15カ国・地域の子どもたちが参加する「世界少年野球大会」が8月に嶺南地域で開かれるのを前に、主催する世界少年野球推進財団理事長を務める王貞治さんが昨日、敦賀市役所を表敬訪問。

世界のホームランバッターだが、偉ぶらず、誠実に役目を果たす姿には誰もが心うたれる。明るい話題の少ない敦賀にあってスポーツ、野球の素晴らしさを教えてくれる。8月にも嶺南に数日、王さんは滞在するとか、楽しみにしたいイベントだ。

ところで、議会でも「アベノミクス」がよく出る。期待の高さが株価上昇に表れ、さらに支持率アップにつながる好循環を生んでいる。内閣の支持率も発足した昨年12月の6割から最近では7割を超えた。

施政方針演説で、安倍首相は、冒頭の王さんではないが、「世界一」を連呼し力強さをアピールした。世界最速のボブスレー用そり製作に取り組む中小企業経営者らの気概をたたえ「今こそ世界一を目指そう」。人さし指を立てて訴える姿、党は違うが確かに印象的だ。

ただ、この嶺南地域、敦賀市は、長期停止で、一生懸命働いても手取り収入は増えないし、意欲があっても仕事に就けない人が増えており、景気が良くなったという実感にはほど遠くなっている。

支持率の高さを期待をいかに早く実感に結びつけるかが問われる。今日5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりしていた虫が、陽気に誘われ這い出してくるころ。春の足どりはまだ弱々しいが、確実に近づいている。

景気の虫もようやく顔を出しかけている。上手に穴から導き出し、効果的な支援で成長を助けなければならない。敦賀市の補正予算、当初予算を通じての15ヶ月予算とする緊急雇用対策も盛られている。

余談になるが、昨夜は福井市で民主党福井県連の幹事会。冒頭、北陸新幹線の敦賀延伸、粟野のインターなどご尽力頂いた松宮前衆議に感謝と共に花束を渡し拍手で送った。最後に、参議院選挙の民主党候補の藤野さんを決め、頑張ろうでしめた。選挙で対立軸は、必ず必要。

いずれにしても、嶺南地域、敦賀の虫が寒風にびっくりして、再び地中深く潜り込ませてはならない。 
【2013/03/05】 | ページトップ↑
お水送りと桃の節句…
Date:2013-03-04(Mon)

昨日は福井市で民主党県連の会議。昼から夜にかけて県庁、商店街、片町と歩いたが、あまりの人通りのなさに驚いた。中心市街地の活性化事業がうまくいっていないのも理解ができる。新幹線が2年後に迫る金沢市の活況と人口規模が違うとはいえ、都市計画の難しさを考えさせられた。

ところで、昨日は桃の節句、一昨日は小浜で「お水送り」。若狭路に春を告げる。訪れた人たちは水と炎が織り成す光景に魅了する。何度か、訪れたが幻想的な灯りの供宴でもある。

小浜の遠敷川の鵜の瀬と呼ばれる河原で、2キロ下流の神宮寺から、松明行列が到着すると、炎は冷え切った闇夜を赤々と焦がし、河原を埋め尽くした参拝者や観光客たちの顔も赤く染める。まさに初春の風物詩だ。

一方、桃の節句の初春の行事だ。お内裏さまとおひなさま、さて、どちらを左右に置くのか疑問だった。どうも地域ごとに異なり、確か四国は、京都と同じで、むかって右がお内裏様。

母の出身の東京はむかって左と教わった。子供が二人とも男のため、福井はどちらか、いまだに知らない。

話は変わるが、男性は女性の右側に立つのが自然なのだという説を聞いたことがある。手をつないでいても利き腕の右手が空くから、もしも暴漢から襲われても女性を守りやすいとか。ある種の本能が働いて右側を選ぶのだ、とも。

この春先、突発的な凶悪事件が相次いでいる。記事を読んで憤りを覚えつつ、自らが巻き込まれたときに大切な人をどう守るか、誰しも考える。桃の節句、春の夢をかもしてくれたひな人形を、静かな時の流れの中で、健康で平穏な暮らしに中で今も引き継がれて行く。

また、小浜の「お水送り」で注がれた水は10日間かけて、東大寺の二月堂に届くとされる。ゆっくと平穏な暮らしほど大切なものはない。
【2013/03/04】 | ページトップ↑
嶺南の景気の落込み
Date:2013-03-03(Sun)

若狭町の梅まつり。寒い冬にようやく、と思うがやはり寒い。一方、嶺南地域の景気の落込みは、どこもきついようだ。温泉旅館を経営する美浜町の「錦波」が、福井地裁に民事再生法の適用を申請した。

リーマンショックで観光客が大幅に減少したことに加えて、原子力発電所の長期停止などの影響で一段と客足が遠のき、売り上げの減少に歯止めがかからない状態が続いていたとか。錦波だけではなく、敦賀、嶺南のサービス業に共通する不況が続いている。

「錦波」は、この地域でも存在が大きかっただけに、営業を続けながらの再生に期待したい。

ところで、昨日、自民党福井県連の参院選の候補者が決った。想定外の結果、終わってみると妥当とも思うが、県民にとってもわかりやすく注目度も高かった。民主党員としては悔しいが、密室ではなく、民主主義のルールによる候補者選びは、話題性もあり、候補者の人となりが浮かび上がる。

一方、自民党が掲げる「国土強靭化」。ここにきて法案の名称変更が検討されているという。「人からコンクリートへ」のイメージダウンを嫌ってのようだが、何をいまさらと思う。

東日本の被災地での人手不足や資材不足が懸念されるほど、復興需要が続き、宮城県仙台市の繁華街では復興景気が続いていると聞く。

東日本大震災の復興とともに、老朽化した社会インフラの改修、冷え切った地方の共通の願いでもある。

強靭とは「しなやかで強いこと」。バラマキ的な大盤振舞の継続は財政の破綻にもつながるが、目的をもっての一時的な予算措置は、地方経済の活性化には欠かせないと、私は思う。

現実を考えたエネルギー政策こと、原子力政策の見直しと名実ともにしなやかで強い地域づくりと、地域の活性化は嶺南の住民の切実な声でもある。 
【2013/03/03】 | ページトップ↑
三区が違憲判決と言われても…
Date:2013-03-19(Tue)

昨日、最高裁が「違憲状態」とした選挙区割りで行われた昨年12月の衆院選は憲法違反だとして、小浜市の男性が県選管に福井3区の選挙無効を求めた訴訟の判決言い渡しが名古屋高裁金沢支部であった。

この結果に、ある新聞記者からコメントを求められたが、政治も経済も現実の中で動いている以上、司法の判断にコメントはできない。年末、土日、深夜、衆院選を闘って、選挙は、結果がすべてだ。

それに、市民生活は今日がすべてであり、待ったなしだ。今月末にも解雇される方もいる。最高裁まで持ち込むにしても、それは司法の判断であり、今を生きる人にどれだけのメリットがあるか、私は、それだけの現実を見ており、コメントする気もない。

ところで、朝晩の冷え込みが緩んだことから、散歩をする人が増えてきた。だが、その服装はというと、黒の上下を着込んでいる人が多い。不況で無難な色合いが好まれるか。昼間はそれで構わないが、夕暮れ時や夜間に黒ずくめは具合が悪い。

車を運転していると、ヘッドライトに突然黒い人影が浮かび、驚かされることがたびたびある。健康維持のための運動なのに、事故に遭っては元も子もない。反射材のたすきと懐中電灯はあれば、助かる。

株価が上がり、ようやく景気回復の兆しと、ボーナスなど賃金も明るい兆し、散歩の服装も、不況カラーから脱皮したい。安倍政権、自民党の支持率の高さを語っても、それには理由がある。飯の種、景気や経済、雇用は、生活に関わることだ。
【2013/03/02】 | ページトップ↑
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