梅雨の雨
Data:2013-06-30(Sun)

昨日は早くも敦賀市の海岸で、泳いでいた岐阜県の会社員の男性が死亡した。報道では溺れて死亡したとか。穏やかな海でもあなどっていけない。

梅雨の雨は、稲にも木々や草花にもいい。生き返ったように青葉の色を輝かせている。街も周囲の野坂山も雨にかすみ、干天の慈雨を実感させる。

アジサイの名所では、多彩な花々がしっとりと咲き競う。白や青、薄紫、桃色…。雨に出逢うたび、色合いを微妙に変えていく。

敦賀平野は扇状地で雨が恵みの地下水となり、市民の飲み水、工場の工業用水となる。

もともと、高温多湿の日本は降水量が多く、古来、人々は雨と共生して暮らしてきたように思う。

雨の歌は実に多い。特に我々世代の歌で「雨の慕情」「雨の御堂筋」「雨だれ」、荒井由実さん「雨のステイション」もある。

今日で6月も最後。。7月ともなれば参議院議員選挙。 候補者の政策が始まっている。原子力発電所に関しても私は推進であり、敦賀2号も安全が確認されれば再稼動の立場をとる。

また、敦賀3、4号についてもしっかり審査をしての早期着工の立場をとる。これは、敦賀百年の計でもある。

LNG建設についても敦賀の長期展望に立てば、敦賀港を利用したロシアとの関係をみれば、原子力発電所とは別にして妥当な 政策と思っている。

ただ、私が属する民主党のエネルギー政策とは、基本的に違うことを明言しておきたい。今が敦賀の正念場であることにはかわりない。
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【2013/06/30】 | ページトップ↑
希望は強い勇気であり、新たな意志である。
Date:2013-06-29(Sat)

今日はふと思いだいした話から始めたい。30年ほど前か、研修で茨城県の東海村にいたとき、福島県いわき市の炭鉱の博物館見学とスパリゾートハワイアンズに宿泊し、フラガールのショーを見たことがある。

炭鉱の町から新たな観光の街へ。そんな意気込みを不思議と感じた。高度成長でのエネルギーが石炭から石油へ変わるが、かつての賑わいは、震災前も震災後もない。
その施設は東日本大震災で壊滅的な被害を受け、一部再開まで200日余の休業を余儀なくされた。

報道をみると、その間、フラガールは全国を巡業して人々を励まし、会社は社員を1人も解雇せず、先進施設で接客などの研修をさせた。

昨年2月にはプールや舞台のあるドームが再開し、地震時に建設中だった新ホテル棟がオープンした。この復興の力強さには敬服する。

まだまだとはいえ、ほぼ震災前のにぎわいを取り戻しつつあるとか。2006年の映画「フラガール」は震災前の作品だが、震災後も同じトーンで映画化できるのではないか。

「希望は強い勇気であり、新たな意志である」。そんな名言もある。 何か元気を出したい。
【2013/06/29】 | ページトップ↑
敦賀市議会、最終日。
Date:2013-06-28(Fri)

昨日で敦賀市議会が終了した。最終日は大半が採決。敦賀市の現状を考えれば重要な案件ばかりだ。

なかでも、田中和義議員から「国に対しエネルギー政策の確立などを求める意見書」を提案。賛成多数で可決。

原子力規制委員会の敦賀2号の破砕帯問題での審査の進め方の改善や事業者の調査結果がでしだい、速やかな再評価と説明責任を求めたもの。私も賛同者に名を連ねた。

もうひとつは、7月から来年3月まで議員報酬を5%削減する条例改正案を可決した。

提案説明で堂前議員は「東日本大震災に起因する社会経済情勢にかんがみ、議会としての道義的責任から自主的に議員報酬を削減したい」と壇上で述べ、全会一致で可決。これは県内はじめてだ。

給与削減を市職員だけに強いるのではなく、議会も歩調を合わせるたもので妥当な条例改正だ。

まったく話は変わるが、政治家の言動は注意しなければならない。国益まで影響するとしたら、それは許されるものではない。元首相の鳩山由紀夫の言動には怒りさえおぼえる。元民主党党首であり、元首相という肩書きを持つからなおさらだ。

香港のテレビ局の取材で、尖閣諸島を「日本が盗んだと思われても仕方がない」と話した。ただの人ならともかく、この人には元首相の肩書が付くから、海外のメディアは面白ろおかしく取り上げる。

「最低でも県外」から始まった普天間基地の迷走。大統領への「トラスト・ミー」で悪化した日米関係。今、多くの有権者からの民主党離れの最初の要因でもあった。

引き際の悪さも目立つ。「敗軍の将、兵を語らず」と古来の歴史書は語る。

【2013/06/28】 | ページトップ↑
組織の長は、若さも大事だが、良識も必要だ。
Date:2013-06-27(Thr)

私は中学のクラブ活動で柔道を選択した。動機は単純で東京オリンピックで柔道を見たからだ。

今の柔道界を見る子どもの目はどうだろう。暴力や不正受給、理事によるセクハラ、でも会長は続投。まるで試合中、何度も指導を受け、体は場外なのに、必死に境界線にしがみついている、そんな光景ではないか。

組織や指導者がこれだけ問題をかかえて、柔道を志す子どもが減りはしまいか、それが心配だ。敦賀市の中学の武道は剣道。確かに柔道には危険も伴うが、指導者がしっかりとしていれば、かなり防止できる。

組織を活性化させるには、若さがひとつのキーワードだ。各スポーツ団体では役員改選が相次いでいる。日本バレーボール協会と日本水泳連盟は40代の会長が就任、意欲をみせる。女性の新理事もお目見えした。バレーの竹下佳江さんや水泳の萩原智子さんら。柔道も谷亮子さんら初の女性理事が誕生した。それぞれに期待したい。

ところで、昨日、関西電力の株主総会で、筆頭株主の大阪市が原子力発電所の廃止を求める株主提案を行った。橋下大阪市長の得意のパフォーマンスだが、維新の会もそうだが、ここに来て、色あせてきた。

昨日の福井県議会、これを受けての答弁で西川知事は、「これまで、40年余りにわたって関西2府4県の約2000万人が消費する電力の半分を福井県の原発から供給してきた。消費地の住民はさまざまな恩恵を享受していることを事実としてわきまえていただかなければいけない」と当然の批判だ。

組織の長は、若さも大事だが、良識も必要だ。これにはきちんとしたブレーンが重要となる。ここにベテランの知恵が大事になる。昨日の国会の駆け引き騒動、電力改革、生活保護など国民にとって重要法案が廃案となった。ここも組織的な問題がある。今日、6月の敦賀市議会も最終日を迎える。良識ある判断をしたい。
【2013/06/27】 | ページトップ↑
逆境に身をさらしてこそ、将来がある。
Date:2013-06-26(Wed)

季節の動きは速い。今日の梅雨らしい雨模様。気が付くとこよみは夏至を過ぎて、夜明けが早く日暮れが遅い季節になっていた。

梅雨の花は雨や水の風景に良く映える。「あやめ」「かきつばた」は代表格。あちらこちら見慣れた「あじさい」が、この時期、美しくなる。

中心部の青から薄い外側の水色まで、花色が一枚一枚変化する様子を見るのは楽しい。それでも季節は速い。

ところで、ショックなことが多い。予想されたとはいえ都議選の結果を見ると民主党の惨敗は深刻だ。扇形に開いた議場の半分以上を超え、与党が議席の3分の2をうかがう投票結果には都民も驚いているのではないか。ただ、投票率は半分を切るのはいただけない。 

そんな中で、参議院議員選挙が来月4日に予定される公示まで、もう秒読み段階。

その参院選で「ネット選挙」が解禁され、ホームページやメール、ブログ、ツイッターなどを駆使し、政党の主張や候補者の生の声を有権者に直接届けられるようになる。

その半面、誰でも簡単に情報発信できるネットの世界では、候補者を毎日、どこでも見ることができる。言うまでもなく、橋下大阪市長のように、暴言、失言の類いは、選挙戦を変える。その後、ブログやツイッターで言い訳をしてもダメだった。

昔、田中角栄元首相は「個別訪問3万軒、辻説法5万回」と唱えた。地道に政治家として逆境に身をさらしてこそ、次があると先輩に教わった。 いずれにしても 「政治は結果」ではある。
【2013/06/26】 | ページトップ↑
生活保護受給者、10年で3倍増、5年で倍増。
田んぼでは、稲の根を深くしっかりさせるために水を抜き始める。今日の天気予報は晴れ。ただ、勝手なもんで、この梅雨時は雨もほしい。

雨と言えば、我々世代の歌がある。「♪だけども問題は今日の雨」。井上陽水さんの「傘がない」。報じられる社会問題は深刻でも、傘がなくても君に会いに行きたい…。切なさが胸に込み上げる歌だ。人々を結び付けてきた傘の物語がある。

その象徴が失業や病気などで生活に困窮する人を支えるのが、生活保護制度だ。敦賀市も増加の一途だ。10年で3倍増。5年で倍増。5月時点で受給者は304人。この内、202人が単身者、その半分122人が高齢者だ。

受給者はもともと、高齢者や傷病・障害者が中心だった。就労が容易ではないだけに、受給を始めると脱却が難しい事情がある。敦賀もその傾向には変わりがない。長引く不況やここに来ての原子力発電所の長期停止が拍車をかけることが考えられる。

一方、全国的にみると、2008年秋のリーマン・ショック以降、「派遣切り」などで失業が若年層にも広がり、働ける現役世代で受給する人が急増した。受給者は、今年2月に過去最多の215万人に上った。

そこで、これまで手薄だった現役世代に向けた自立支援策を強化するのが、その生活保護法が見直されようとしている。1950年に制定されて以来の大幅な改正とな自立支援策の柱は、「就労自立給付金制度」の創設だ。仕事に就いて生活保護を脱却できた時に、まとまった給付金を支給するという内容だ。 

一方、後を絶たない不正受給は、対策を強化する。また、受給者が受診などに使う医療費は、保護費全体の半分を占めており、価格が安い後発医薬品の使用を促進する。 その法律案が与野党対立で危うくなっている。

制度では支給される保護費について国3/4、地方1/4の割合で負担している。それだけに敦賀市も、その急増を見過ごすことのできない問題である。
【2013/06/25】 | ページトップ↑
拉致問題の集会と北陸新幹線若狹ルートへの集会
Date:2013-06-24(Mon)

昨日は、福井市へ、そして小浜へと車を走らせた。その途中、ラジオから、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」の状況が流れる。

最後の激戦地となった糸満市摩文仁まぶにの平和祈念公園では、福井県、敦賀市の出身の方も慰霊碑に刻まれている。 小学一年生の「平和」へのアピールが胸をうつ。

ところで、人間は「慣れる」生き物だ。喜びや悲しみ、道理や不条理。多くの現実や非日常の出来事に順応して生きていく。だが、慣れるだけでは、それが風化となり、得るものは限られる。針路を見極め、次の一歩を踏み出したい。

そのなかで、拉致問題の解決に取り組んできた県内の10の団体が昨日、初めて一堂に集まり、問題の早期解決を改めて訴えた。河瀬市長も参列。このなかで県特定失踪者家族会の澤香苗代表は「拉致・特定失踪者の真相究明は、福井県全体の問題です」とあいさつ。このあと、参加者たちは、はじめてデモ行進。

被害者の家族は高齢化していて残された時間が少ない。ここ10年、この運動をしていて感じるのは拉致、特定失踪者の問題の風化だ。

次に小浜へ走って、北陸新幹線若狹ルート建設促進総決起大会。敦賀駅着工認可が決まって、はじめての意志表示だ。夜は都議選の結果、今の雰囲気がにじみ出ている。

日本の立ち位置を見極める機会となる参院選が迫った。年金不安や医師不足、東日本大震災からの復興、財政問題、拉致問題など、慣れるわけにはいかない課題が多い。

「国民のレベル以上の政治家は生まれない」。ある政治家の持論だ。政治不信、リーダー不在と嘆くのはたやすい。どんな社会にするか、われわれ個人が問われている。昨日の都議選の投票率も50%を切った。
【2013/06/24】 | ページトップ↑
「美保の松原」の世界遺産と「気比の松原」
Data:2013-06-23(Sun)

今回の世界遺産登録で驚いたのは、「日本一の山」富士山に加えて「三保松原」も一発逆転でユネスコ諮問機関の除外勧告を覆し登録されたことだ。昨日のブログに日本三大松原のひとつ「気比の松原」を取り上げたのも除外を意識してのものだった。これで気比の松原の意識も変わる。まさに同等だからだ。

報道によると「最も優れた景観地だ」との賛同の声が相次ぎ、三保松原の逆転登録が決まったからだ。ドイツなどたくさんの国が削るべきではないとか。失礼だが、関係者の相当の根回しがあったのではないか。

真価が問われるのはこれからだ。静岡市清水区の三保松原の入り口にある「羽衣ホテル」の女将、遠藤まゆみさんをはじめとする保全活動は昔から有名だった。

敦賀の「気比の松原を愛する会」の地道な清掃活動と同様に、日々、美保の松原と共にあった。

この日は三保松原の“落選”を予想し、追加登録へ自分を奮い立たせるため、自ら作詞作曲した「三保松原再生音頭」を歌うはずだった。それだけに嬉しさも倍増だろう。 

ちなみに「美保の松原」は約7キロの海岸線に5万本以上の松が生い茂り、平安時代から富士山を望む景勝地として知られる三保松原。「羽衣伝説」で天女が衣を掛けたといわれる羽衣の松などがある。ここも気比の松原と同様に松ガレに悩んでいるとか。

気比の松原も美保の松原と同様な価値とならば保全活動も励みが出る。
【2013/06/23】 | ページトップ↑
敦賀の日本三大●●
Data:2013-06-22(Sat)

敦賀には日本三大●●が二つある。ひとつはご存知、気比の松原。もうひとつは日本三大関所、愛発の関。これは見つかっていないからロマンをかきたてられる。

詳しく説明すると、愛発関(あらちのせき)とは、近江国と越前国の国境に置かれた関所。東海道の鈴鹿関と東山道の不破関とともに三関の1つであった。

詳細な位置は確定していないが、敦賀市南部の山間部の北陸道沿いなどにあったと考えられている。候補としては、近江国からの山中越と深坂越が一つになった後に設置されたとの推定から敦賀市疋田が有力。

ところで、象徴的な数字と言えば「三」。「石の上にも三年」「三度目の正直」「三大-」など。なかでも、世界遺産、無形文化遺産と並び、記憶遺産はユネスコの三大遺産事業とされる。その世界遺産になった「富士山」。すでに登山者の増加や、記念商品が好調という。

いずれにしても気比の松原の自然遺産、発見されていないが、どこかに眠る「愛発の関」の歴史遺産。時代と地域を超えて次代に残したい。ただ、気比の松原の「松」の保存は難しい。手間と時間とお金がかかるが、なんとしても残さなければならない。

【2013/06/22】 | ページトップ↑
敦賀市も職員給与削減へ(総務民生常任委員会)
Data:2013-06-21(Fri)

昨日、議会の総務民生常任委員会。敦賀市は、国の地方公務員給与削減要請を受け、7月から来年3月末までの間、職員給与を平均3・2%削減する案や退職手当を引き下げる案など3条例案を審議。結論から述べると賛成多数で委員会は判断。本会議に報告。私は気持ちは反対だが、全国、県内の動き、財政事情を考えればと、やむを得ずの判断で賛成に手をあげた。

詳細を述べると特別職(市長、副市長、教育長)は給与の一律10%、一般職員は職務の階級に応じて給与の2〜5%を削減する。削減期間中の一般職の給与は平均約7万5千円減となる。一般職と特別職を合わせ、約6千万円の人件費削減となる。

もう少し事情を説明すると、国は東日本大震災の復興資金の確保を名目に、12年度から2年間、国家公務員給与を7.8%削減し、自治体には今年7月から国に準じた措置を取るよう要請。地方側が要請を受け入れるのを前提に交付税も減らした。 

当然といえば、当然だが、地方側は「あってはならない」(全国知事会など地方6団体)と反発。一方で、交付税減少の穴埋めのため、多くの自治体が給与減額の手続きを進めている。福井県内自治体の動きでもある。

給与減額で国家公務員を100とした場合の給与水準を示すラスパイレス指数(12年4月時点)は敦賀市の職員も100を超えてしまう。

繰り返しにもなるが、理屈をつけて、大震災の復興財源を確保するため国家公務員給与を特例減額している影響で、地方公務員給与が相対的に上昇したとして、政府は7月から国並みの引き下げを要請。アベノミクスという経済再生を政府は掲げながらの給与削減。この地方経済への影響は大きい。 

一方、国家公務員退職手当法の改正を踏まえ、市職員の退職手当を7月から平成28年4月までに4段階で引き下げる。60歳定年のケースでは、最終的に給与約59カ月分から約49カ月分へと減額され、約400万円の引き下げを職員に求めている。 

財政事情も加わり、地方公務員受難の時代が続く。当然、議員報酬の減額も考えなければならない。 今日は夏至。日中が最も長い日だが憂鬱な日々が続く。
【2013/06/21】 | ページトップ↑
原子力規制の新基準の厳しさ
昨日、議会の一般質問の最終日。何の日を調べると、作家太宰治をしのぶ「桜桃忌」。桜桃はもちろんサクランボ、最近は、品質改良で美味しくなっている。

太宰治のお墓のある東京の三鷹で一度、参加したことがあるが、太宰ファンの多いことを知った。確かに、青春の甘美さをはらむ太宰文学に6月の雨はよく似合う。ただ、梅雨に入ると勝手なものでうっとしい。

昨日の原子力規制委員会が原子力発電所の新たな規制基準を決めたこともそうだ。福島の事故を教訓とすることは理解できるが、重大事故対策の設備を考えられる限り列挙したことにも、ハード偏重との指摘などに課題も多い。敦賀にとっては厳しい内容にかわりない。

対策はハード面に偏り、しかも規制の大幅な拡充と強化によって実現しようとする内容と私は理解する。

これまでの破砕帯での判断に伴う調査や議論、さらには地元への説明など、規制委員会が原子力発電の真の安全性向上とエネルギー安全保障にどこまで資するか、大いに疑問である。 

なかでも活断層の評価だ。最大で40万年前まで遡って有無を評価させる。旧基準では12万~13万年前だった。 

原子炉建屋など重要施設の真下にあり、活断層と判断されれば再稼働は困難であり、学者の編成によっては誤認も起き得る。

活断層による重大事故を防ぐため、工学的な対策を検討する方が現実的なのではないか。  

40年規制、活断層判断など、敦賀1号、敦賀2号、いずれも厳しい内容にかわりない。 新基準の運用には原子力規制委員会の良識が不可欠だが、信頼性に問題も多い。

敦賀も梅雨に入った。どこまで続くか、うっとしい気持ちが続く。
【2013/06/20】 | ページトップ↑
嶺南地域の敦賀市の役割
Data:2013-06-19(Wed)

地方自治の形がほとんどここで決まるといっていい。先日も政府の第30次地方制度調査会が大都市制度の改革案などを答申した。

道府県と政令市の二重行政の解消に向けて方向性が示された。
今回の改正点は道府県と政令市が似通った公共施設を近接地に整備し、ともに稼働率の低下を招く二重行政の弊害は各地で指摘されていることにこたえたもの。

一方で、地拠点都市と周辺市町村が医療、交通、産業・雇用政策などで協定を締結し、行政機能を分担する役割も盛られている。政府は自治体に交付税で支援する。

これは、2009年度に始まった、人口5万人以上の84の「中心市」による定住自立圏制度がモデルである。人口や税収が減る中、いかに行政サービスを維持するのか、多くの自治体は頭を痛めている。1自治体であらゆるサービスを提供するのが無理である以上、広域連携による役割分担は欠かせないことだ。

昨日の議会の一般質問で、北陸新幹線の若狭ルートの考え方、今後の進め方などについて質問。その後、嶺南地域での敦賀市の役割について質問。

少子高齢化の進展、日常生活圏の拡大、地域間競争の激化、産業構造の変化、原子力発電所の長期停止の共通化など嶺南地域を取り巻く状況は大きく変化している。

舞鶴若狭自動車の2年後の開通は大きな変化要素が加わる。人口減少などに伴う行政基盤の脆弱化など、防災、消防、医療、福祉の広域連携が必要になっている。

従来の枠組みでは限界もあり、さらに連携を強める方策が必要がある。また、平成15年8月5日の嶺南広域行政組合管理者会で嶺南一市を2010年に目指すことが申し合わさたが、現在、その気運ない。

嶺南地域の重要なのは、地域の実情に応じた創意工夫である。

宮崎県北定住自立圏では、延岡市と周辺8市町村が県立延岡病院と他の病院の機能分担と連携を進めている。各病院が夜間・休日当番医体制を充実させ、延岡病院の医師の負担を4割以上も軽減させた。嶺南の、防災、医療、観光と課題が多い中、医師不足、看護師不足が長年の課題、広域で取り組む課題も多い。
【2013/06/19】 | ページトップ↑
訓練は、教訓になる。まずは足もとだ。
Data:2013-06-18(Tue)

阪神淡路大震災の5日目、神戸に住む親戚に「何が必要か」と聞くと「水と現金」と明解だった。

ペットボトルは大阪では売り切れと聞いて京都まで行ったが、京都駅周辺、どこも売り切れ。いかに水を求めていたか実感した。ちなみに当時、神戸の西は明石、東は甲子園口あたり行けば、非常食など、水以外は、現金を出せば手に入った。まずは人間、水だ。

南海トラフ地震対応で非常食の備蓄があらためて課題となっている。1週間分の水と食料の確保をアドバイスする専門家も多い。

先日、南相馬市を訪れたとき、東日本大震災以降に「ローリングストック法」という備蓄方法が徐々に浸透していた。非常食を多めに購入して日常生活で消費、減った分を買い足していく。「長期保存」に束縛されないのがいい。月並みだが、代表格がツナ缶、そのままでいいし、料理に多用できると教わった。

教訓がいかに大事か、これはどの災害でも重要だ。福島の教訓をどう生かすか。昨日の美浜町の訓練が教訓となる。

国が昨年10月に原子力災害対策指針を決定後、初めて実施した。県は3月末、5キロ圏の住民避難計画を策定。計画がどこまで有効に機能するか、昨日の訓練は、いままで以上に緊張感が漂っていた。

半径5キロ圏は真っ先に影響を受ける。県が5キロ圏内の防災対策を最重視するのも、私は、妥当と思っている。

住民の安全確保にはまず発電所の近隣周辺の詳細な計画と訓練、知見を積み重ねていくことが大事だ。福島の事故当時、大熊、富岡、双葉など近隣の放射性物質の広がり、避難の教訓がが物語っている。

昨日も議会で「対応が遅い」との指摘があったが、私はまずは足元をかためて、広げていくことが妥当と思っている。それから30キロ圏での訓練だ。
【2013/06/18】 | ページトップ↑
規制委員会の遅れが訓練に影響している‥
Data:2013-06-17(Mon)

昨日、国の防災指針の見直しに時間がかかり、延期されていた県の原子力防災訓練が行われた。警察や消防、それに自衛隊など120の機関と住民、合わせておよそ2500人が参加。

私のみる限り、回を重ねる毎に規模も大きくなるものの、事前準備など、きめ細かく行い、整然と進められたのではないか。小学生も含め関係者の皆さん、ご苦労様でした。

訓練では、美浜原子力発電所から半径5キロ圏内の敦賀市白木、美浜町の4地区の住民がマイカーや自衛隊の車両などを使っておおい町や福井市に避難など、県が独自で組み立てた避難計画の訓練でもあった。

甲状腺被爆を避けるためのヨウ素剤を準備する訓練も行われたが、原子力規制委員会は、まだ具体的な配布方法を示さず、現場は困っているのが現状だ。

各自治体で見直しを進めている地域防災計画や県境を越えた広域避難の検討など、規制委員会の指針の遅れが、現場で試行錯誤で続けていると言った訓練でもある。

【2013/06/17】 | ページトップ↑
交通事故減少と幸福度
Data:2013-06-16(Sun)

長期的に効果を上げた施策はなんといっても交通事故防止。去年の県内の交通事故による死者数は37人と、過去60年で最も少なかった。一方、飲酒が関係した死亡事故の割合は過去10年間で2番目。

乗車中の死者は21人で約半数の10人がシートベルトを着用していない、飲酒が関係した死亡事故は全体の16.2パーセントで、過去10年間で2番目に高い割合。高齢者の死者数は15人で、前年の39人に比べ6割以上減少。

こう見ていくと交通事故死亡者の減少の決めては、シートベルト、飲酒、高齢者と、これまで言われてきたこと。個人的にはいやなことでも、飲酒など取締り強化が着実に成果をあげていることは確かだ。また、道路の改善、信号機やバックミラーの取り付けなど、ハード面の対応策も大事だ。

自殺者増加の防止なども、施策次第で効果を上げるかもしれない。

全国で交通事故、自殺で父親のいない母子家庭は多い。

余談になるが、今日は「父の日」。紳士ものの売れ行きが景気の善しあしが、意外と景気のバロメーターになっているとの話がある。

毎月まとまる百貨店の紳士服と婦人服の売上高で、前年同月比の増減率の差を見る。家計が厳しいと削られやすいのが、子供服や婦人服より、お父さんの衣類で、売り上げが上向けば景気も上昇するとか。

幸せな家庭が多いほど景気も上向くと言うことか。何はともあれ交通事故死亡者減少は喜ばしい。
【2013/06/15】 | ページトップ↑
敦賀の観光イメージと連携
Data:2013-06-15(Sat)

かつて敦賀市の水島もポスターが都会の駅で掲載され話題をよんだことがある。

市役所の観光課にも問い合わせが多く寄せられ、その後の水島観光の定着となった。ただ、最近は、観光名刺に水島の写真をのせても、それほど反応しない。逆に、敦賀と水島のイメージが今ひとつ合わないとの意見をいただいた。

観光のイメージは大事な要素だ。「雪と大自然の北海道」「コバルトブルーの沖縄」とイメージは定着がして一定の観光客を招いているところはいい。

若狹と敦賀をアピールする統一イメージとは何か。確かに海だが、この結論がなかなか出ない。カニ、フグでリラポートも確かに観光客も集まる。

敦賀の魅力は「海などの自然、カニ、フグの食、史跡」と、私も決定打を持っていない。

「雪」や「海」ほど分かりやすいシンボルと食を結びつけるか、若狹とどう連携するか。豊富な観光資源に恵まれながら、長らく地域間競争をしてきたことから、地域優先の意識が払拭できていないこともあるようだ。 

NHKの朝ドラ「ちりととてちん」以来、低迷する若桜観光、敦賀も直流化以降、今ひとつ観光客が伸び悩んでいる。イメージ戦略と地域連携、どうするか、舞鶴若狹自動車道の開通まで後2年、さて、どうするか。
【2013/06/15】 | ページトップ↑
今年はヘビ年、脱皮、再生の年だが‥‥‥
Data:2013-06-14(Fri)

昨日から東京。台風で雨模様。国会は26日の会期末を前に、もはや選挙モードを感じる。東京は12年に一度、都議選と参院選が連続する年に当たる。ただ、都議選モードと思うがどこも冷ややかだ。

ところで、日本経済再生に期待が高いアベノミクスは、株価暴落が続き、ここに来て「第3の矢」である成長戦略が市場にうけず減速気味。トルコのイスタンブールのストもあり、五輪招致だと沸き立つはずの首都と思うが、これも今一。

敦賀はやはり原子力発電所の長期停止で景気も雇用も停滞ぎみ。

思い起こせば今年は「み」年。へび年だ。ヘビは嫌われ者だが、一方で信仰の対象ともされてきた。脱皮は「再生」。巳年は新たな展望が開ける年だとも、言われるが、ここに来て、先行き不透明。

週初めには敦賀では真夏日となるなど、昨年に続き今年の夏も暑くなる予想。日本もしたたかに「脱皮」してほしいのに、財政再建、経済再生、いずれも、まだ、ピリッとこない。

目下の懸案は右傾化批判の回避。内政も外交も地方も温度差が気になる。東日本大震災から3度目の夏。敦賀にとっても暑く厳しく、景気は冷えた夏を迎えるように思う。その中の敦賀市と考えれば、原子力規制委員会のあり方も含め、エネルギー問題も含め、先行き、まだまだ試練が続く。
【2013/06/14】 | ページトップ↑
ネット選挙と参議院議員選挙
Data:2013-06-13(Thr)

オバマ大統領選のネット選挙が有名だが、 どこか遠い世界のことが、一気に身近に迫ってきた感じだ。七月の参議院議員選挙で「インターネット選挙」が解禁される。

勉強すると公職選挙法はポスターの枚数まで制限されているが、ネット選挙は、ほとんど制限がないと言ってもいい。

個人演説会風景を動画で掲載したり、ツイッターやフェイスブックで有権者と双方向で対話ができる。情報はネットからだけ、という若者が増えている。一方、新聞の売り上げは減少傾向が続く。

ネット選挙は選挙カーよりも効果を上げる可能性もある。うまく使えばその心を捉え、若者の投票率だって上がる可能性もある。

ネット社会の持つマイナス面にも直接、身をさらすことになる。候補者を装う「成りすまし」やサイトの乗っ取り、ブログや掲示板に誹謗中傷などが懸念されている。

大半の陣営は様子を見守りたいところだが、結構、講習会など行っている。マスコミも警察も関心は高い。警察は、当然、選挙違反。何事もはじめては、ニュース価値は高い。

ネット社会は、販売をはじめ急速に集中、拡大拡散している。過激になれば、暴力的なことは、誹謗中傷、現実社会の比ではない。

勉強すると、顔が見える、互いの距離が近い市議会選挙が、有効なことも多いと推察する。逆に、国政選挙で多数の住民を相手にするにも有効な手段だ。候補者、有権者双方のあり方が問われるネット選挙でもある。
【2013/06/13】 | ページトップ↑
敦賀市職員給与、退職金削減の議案
Data:2013-06-12(Wed)

昨日は、敦賀市議会の予算決算常任委員会。6月補正予算について、全体会で質疑し、その後、分科会に別れて質疑、自由討議、採決。6月補正予算額はそれほど多くはないが、市民生活には大事なものが多い。

新道のバス停の整備、地域密着型特別養護老人ホーム建設の補助、市民福祉会館の水漏れ修理、藤が丘、金山保育園の老朽化対策、人工透析装置、清掃センターの業務委託に関するものなど、どれも欠かせないものばかりだ。

ところで、東日本大震災の復興財源を確保するため国家公務員給与を特例減額している影響で、地方公務員給与が相対的に上昇したとして、政府は7月から国並みの引き下げを要請してた。

これを受け、敦賀市も、国の地方公務員給与削減要請を受け、7月から来年3月末までの間、職員給与を平均3・2%削減する案や退職手当を引き下げる案など3条例案が、6月議会に上程されている。

内容は特別職(市長、副市長、教育長)は給与の一律10%、一般職員は職務の階級に応じて給与の2~5%を削減する。削減期間中の一般職の給与は平均約7万5千円減となる。一般職と特別職を合わせ、約6千万円の人件費削減となる。

やむを得ないとは思っているが、私は、まだ、可否の判断をしていない。理由は、敦賀市に勤務する職員数は、病院もふくめ約千人。企業で言えば、市内最大規模。減額の影響は地域経済をさらに冷え込ませることになること、など下げることが、いいとは思っていないからだ。

また、国家公務員退職手当法の改正を踏まえ、市職員の退職手当を7月から平成28年4月までに4段階で引き下げる。60歳定年のケースでは、最終的に給与約59カ月分から約49カ月分へと減額され、約400万円の引き下げの議案もある。

職員個人にすれば、その減額幅は大きい。敦賀市の財政、税収などを考慮した判断となる。
【2013/06/12】 | ページトップ↑
規制委員会への疑念と批判(追記:一般質問の素案も)
Data:2013-06-11(Tue)

昨日の敦賀市議会での市長、官房長官への知事、それぞれの敦賀2号の破砕帯問題に対する原子力規制委員会への批判は鋭かった。

市議会で河瀬市長は「有識者会合や原子力規制委員会の姿勢には疑念を抱かざるを得ません。また、評価に携わった有識者自ら指摘するように、調査データや有識者の専門分野の偏りなど、評価会合のあり方、進め方など大いに問題があったと感じております。

(中略)国内外の多様な意見に耳を傾け、孤立と独善を戒める、という自らの活動原則に従い、より幅広い分野の専門的知見を反映し、科学的、技術的根拠に基づいた議論を尽くした上での国民の理解と納得が得られる判断が行われることを強く望む」とこれまでになく語気を強めていた。

この日、西川知事も、菅官房長官に対し、政府自らも断層の評価を行うことなど規制委員会のあり方に厳しく注文を付けた。

報道によると、菅官房長官との面談で西川知事は「敦賀2号機の『活断層』判断はデータが不十分で立地地域に大きな混乱と影響を与える」として、政府自らが断層の調査と評価を行うことや規制委員会の運営を監視する評価機関を設置することなどを要望した。

県知事、市長という自治体の長が、原子力規制委員会に対して「疑念」「大いに疑問」「大きな混乱」という言葉で、どうじに批判する言葉の中に、立地自治体の住民の気持ちをまさしく代弁する怒りと感情が表現されている。


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以下は明日締め切りの一般質問の原稿(素案)です。コメント頂ければ幸いです。

1-破砕帯問題について 

先週の議会で河瀬市長は「有識者会合や原子力規制委員会の姿勢には疑念を抱かざるを得ません。また、評価に携わった有識者自ら指摘するように、調査データや有識者の専門分野の偏りなど、評価会合のあり方、進め方など大いに問題があったと感じております」と、これまでになく語気を強めて語っており、先々週の議員説明会の議員の思いを総括した発言と私は受け止めております。 

ところで、昨年春、原子力保安院の立場で、敦賀2号の破砕帯を問題視した遠田晋次・東北大教授(地震地質学)さえ、先月16日、毎日新聞のインタビューに応え、

「率直に言って拙速だ。違う方向に動いている断層を一連のものとして解釈しており、科学的に間違っている。この地域に危険性があることに間違いはないが、今回の報告書は科学的な評価に耐えられない。調査団メンバーに専門の偏りがある。多様な専門家が参加し、独立で意見を話せる仕組みを確保すべきだ」と述べております。

遠田教授のご発言など、見識ある学者は同じような発言をしております。あらためて、市長として、この問題について、ご見解をお伺い致します。

また、先週10日、菅官房長官との面談で西川知事は「敦賀2号機の『活断層』判断はデータが不十分で立地地域に大きな混乱と影響を与える」として、政府自らが断層の調査と評価を行うことや規制委員会の運営を監視する評価機関を設置することなどを要望しております。 

私も国家行政組織法の権威ある3条委員会とはいえ、規制委員会に対する西川知事の不信感は相当なものと推察致します。市長としても、地元、立地自治体の意見を配慮しない規制委員会に対して、どのようにお考えか、あらためて、お伺い致します。 

2-改定された地域防災計画について

敦賀市は、この7日、防災会議を開催し、特に、東日本大震災を教訓とし「津波災害」「原子力災害」について、それぞれ独立した対策編を加えるなど従来の計画を大幅に修正しました。

まずは、今回の改定のポイント内容についてお伺い致します。次に、今後、同計画を軸に市民への防災意識の啓発や具体的な対応マニュアルを作成し、災害に強いまちづくりをどう進めるのか。スケジュールも含めお伺い致します。

次に、災害を「一般」「地震」「津波」「原子力」に区分し、それぞれの対策編と資料編で構成しているが、災害内容が異なり、市民への迅速な情報提供の手段などを記し、避難活動体制の整備、防災知識普及、防災訓練とどの様に取り組むのか。なかでも、津波災害対策では避難計画の作成、図上訓練の実施促進、食料や生活必需品の確保、救急救助や医療救護の応急計画など、これまでにない項目も多く、行政はもとより市民各層、市民ひとりまでの今後、取り組みをお伺い致します。

原子力災害について、従来は発電所から十キロ圏だった原子力災害対策重点区域を三十キロ圏に拡大した地域防災計画の改定。改定で市内全域が同重点区域となり、五キロ圏の予防的防護区域(PAZ)と五キロから市内全域の緊急時防護区域(UPZ)に区分して避難の基準を定めた。防災計画の改定は発電所立地の県内市町では福島の事故後初めてでもあり、どう、この変更に伴う具体的、対応策について、取り組むのか、をお伺い致します。

新しい判断基準では、PAZでは住民は放射性物質が放出する前に三段階に分けて避難する。県内で震度6弱以上の地震発生などの事態を第一段階とし要援護者が避難準備をする。原子炉冷却材の漏えいなどの第二段階では要援護者は避難し、一般住民が避難準備をする。原子炉を冷却する全機能喪失などの第三段階で一般住民が避難するなど、複雑化しており、周知方法、訓練をどう行うのか。をお伺い致します。

また、従来、避難などの判断は緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による拡散予測が、福島の事故で活用できなかったのを教訓に参考情報にとどめる理由と判断の詳細は、どうか。また、UPZでは緊急時モニタリングによる放射線量の実測結果を判断基準にする。ただ、十キロ圏外ではモニタリングポストが四台しかなく、判断に十分か課題が残る。避難の判断などに際し、市は福井大付属国際原子力工学研究所から助言を受けるとなっているが、国の原子力規制委員会の方針が明確でない中、具体的な連携をどの様に考えているのか。をお伺い致します。

今回の改定では、放射性物質から甲状腺の被ばくを防ぐヨウ素剤の配布方法や広域避難については盛り込まなかった原子力規制委員会の曖昧な姿勢と、今後の対応についてのご見解をお伺い致します。

次に、複雑化する防災計画で周知が大事となりますが、この度、気象業務法が改正され、ここで、「市町村は、直ちに公衆等に周知させる措置を取らなければならい」とあります。従来のRCN、トンボメール、防災ラジオなど重層的に確立されていますが、どれも100%とはいかず、なかでも中心になるのが、身近にある防災ラジオの普及が6割と伺っています。今後の取り組み方について、再度、お伺い致します。


3-嶺南地域の敦賀市の役割と連携

北陸新幹線の敦賀延伸が決定され、若狭ルート、米原ルートが議論されるようにもなりましたが、市長のお考えをあらためてお伺い致します。また、今後の進め方などについてもお伺い致します。

嶺南地域での敦賀市の役割がます中で、少子高齢化の進展、日常生活圏の拡大、地域間競争の激化、産業構造の変化、原子力発電所の長期停止の共通化など嶺南地域を取り巻く状況は大きく変化しています。なかでも舞鶴若狭自動車の2年後の開通は大きな変化要素であります。

①原子力発電所の長期停止、人口減少などに伴う行政基盤の脆弱化など、防災、消防、医療、福祉の広域連携が必要になっていますが、どの様に考え、まずお伺い致します。

②次に、嶺南広域行政組合の従来の小浜線など交通網の維持から防災、観光など取り組み内容も多岐に渡り、従来の枠組みでは限界もあり、さらに連携を強める方策が必要があると思いますが市長の見解をお伺い致します。

③平成15年8月5日の嶺南広域行政組合管理者会で2010年に目指すことが申し合わされましたが、現在、その気運なく、市長としてどの様にお考えか、お伺い致します。



【2013/06/11】 | ページトップ↑
明日で震災から2年3ヵ月‥‥復興と爪あと
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【2013/06/10】 | ページトップ↑
ブランド力が求められる観光戦略
Date:2013-06-09(!Sun)

昨日、一乗谷浅倉遺跡を訪れる観光客は多かった。

「あまりにも何もないだから面白い。」

このキャッチコピーが2011年の交通広告グランプリに輝いた。その年の観光客の倍増。かつて、敦賀市の水島のポスターが東京など都会の各駅で掲載され、話題を呼び観光客が増えた。

室町の南北朝時代から戦国時代にかけて、朝倉氏の居城とされた場所である。応仁の乱(1467)により京都が荒廃すると、京の公家・高僧・学者など続々と一乗谷へ逃れ落ちてくる。

そのため、一乗谷には「北の京」と呼ばれるほどに京文化が花開いた。最盛期には人口1万人を超えていた。当時の京都の人口がおよそ20万人というから、相当な谷あい文化都市。茶器などがタイムマシンのように出土する。何もないどころか、想像力をかきたてる。

ところで、ブランド総合研究所(東京)が昨年7月に調査した「魅力度ランキング」によると、本県は38位で石川13位、市町村別では100位以内に一つも入っていないが、石川は4市ある。かつて大手学習用地図出版社が小学生高学年を対象に実施した「認知度調査」で本県は全国最下位だった。こうした知名度の低さはブランド力の弱さと無関係ではない。

県内の年間入り込み数はここ数年1千万人前後で推移。2千万人を超す石川県とは人数の差や観光資源の優劣だけではなさそうだ。敦賀市の観光客も200万人で停滞している。市内経済、景気が低迷する中で、かつて水島のポスターが無言で語ったブランド力が、今一度、必要に思う。 
【2013/06/09】 | ページトップ↑
拙速な活断層判断
Date:2013-06-08(Sat)

昨日に引き続いて、敦賀2号機の破砕帯問題化について原子力規制庁は、敦賀市の市民の代表者を集めた原子力懇談会に対し説明会を開催。

市議会とほぼ同様な「判断は拙速」「なぜ然るべき立場の人が説明に来ないのか」といった不満が相次いだ。

私は、仮定に仮定を重ねて、疑わしきは活断層とする判断に疑問を感じざるを得ない。データを積みげて活断層ではないとする結論が妥当と感じる。

昨日の出席した多くの市民からは「拙速な判断」と率直に語った。今回の説明会では、規制委員会と地元との溝は埋めるどころか、不信感と不満が残った説明であった。
【2013/06/08】 | ページトップ↑
破砕帯問題、あらためて拙速な規制委員会判断と思った。
Date:2013-06-07(Fri)

昨日の敦賀市議会は久しぶりに荒れたというか、不満が続出した。敦賀2号の破砕帯問題で、原子力規制庁から敦賀市議会に説明があった。

議員からは、「判断が一方的で議論の進め方も納得できない」といった意見が相次いだ。原子力規制委員会は原電の調査が終わらないまま、5月22日、「2号機の真下を走る断層は活断層である」と判断していることに対し、原電の最終結果をもって両者がデータに基づき公正、公平に議論することが大事ではないか。

質疑内容を続けると、議員から「僅か2日の調査だけで判断するのはおかしい」「携わった専門家に偏りがあり、判断が、一方的で議論の進め方も納得できない」といった意見が相次いだ。

また、議員からは「規制委員会の委員長をはじめ、責任ある立場の人が来ないのはコミュニケーション不足だ」「規制さえすればいいという姿勢では、地元との信頼関係が築けるはずがない」などと、説明のしかたに対する指摘も出された。

これに対し、規制庁からはこれまでの主張を繰り返す一方、「指摘については重く受け止め、委員長に伝える」と述べるなど、終始、すれ違いの場面が続いた。

尚、原子力規制庁は、今日、敦賀市の商工会議所、市民団体、漁協などで構成する原子力懇談会で市長出席のもと、説明を行う。 ここでも厳しい意見が出そうだ。
【2013/06/07】 | ページトップ↑
検討不十分なヨウ素配布
Date:2013-06-06Thr)

今日は、原子力規制委員会から市議会として敦賀2号の破砕帯問題の説明を受ける。このことは明日、説明したいが、立地市としての不信感は根強い。この延長線上に昨日のヨウ素配布の報道があった。

昨日、福島の事故を踏まえ、原子力規制委員会が策定している新たな防災指針に、これまで棚上げになっていた甲状腺の被ばく防止のため、半径5kmを目安に、ヨウ素剤を事前に配布するルールを新たに盛り込んだ。

具体的には、自治体が住民向けの説明会を開いて医師が直接、保管や服用の方法を説明した上で配布し、副作用を起こす恐れのある人を事前に調査するとしている。

一方、半径5kmより外については、原則、自治体が必要な量を備蓄し避難の際に配布することにしているが、地理的な条件から、速やかに配布することが難しいと予想される地域では、事前に配布することができるとした。

ざっと概略を述べたが、私にはどうもヨウ素配布ありきの原子力規制委員会の検討の不十分さが気になる。

安定ヨウ素剤は被曝予防という使用方法では薬事承認されていないといった制度面の整備も追いついておらず、実際の運用にあたっては課題が山積している。

安定ヨウ素剤の配布問題を難しくしているのは、服用するタイミングの短さだ。放射性物質の放出後、3~6時間で服用する必要がある。8時間以上たつと、投与しても効果が非常に悪くなる。

逆に早く飲み過ぎても効果は得られない。事故が起きてから自治体が配ったのでは間に合わない可能性が高く、事前配布することに決まった理由がここにあるが、今回も十分、検討しているとは言い難い。原子力規制委員会の拙速がここにもある。詳細がわからないので困るのは自治体だ。

事前に配布しても、すべての家庭が適正に何十年も保管し続けられるかは疑わしい。実際に、ドイツなどでは事前配布した3年後に、安定ヨウ素剤を管理していたのは約20%にとどまったとの調査結果もある。

配布すればよいものでなく、そのあとのフォローも重要となる。どうも規制委員会の決め方は、原子力の規制と利用と両面にたった血の通った手続きと説明がなく、いつも一方的だ。
【2013/06/06】 | ページトップ↑
看護師不足と労働環境
Date:2013-06-05(Wed)

昨年、耳の手術で入院した時、看護師との会話や医師との何気ないやりとりが、沈みがちな気持ちをなごましてくれた。

看護師の優しさは患者の心に力を与えてくれる一方、仕事のこと、子育てのこと、結婚のことと、悩みがそれなりに多いことがわかった。

市立敦賀病院の看護師の離職も結婚、出産で年間20名近くにのぼる。過日、敦賀病院の看護師の懇談で、使命感が高く、勉強熱心な中に、仕事の忙しさ、休憩の難しさ、交代勤務の難しさなどなど、語っていた。

これはどこの地方の公立病院の看護師の悩みでもある。看護師の仕事は人の健康や命に関わる。忙しすぎて、事故の不安が募るような労働環境は、その都度、改善されてきた。そのひとつが保育所の設置。手狭な敦賀病院、休憩室などのもまずは患者優先で、改善がときたま停滞する。

深夜、看護師が語った言葉が忘れられない。「こんなに元気になりました。ありがとうございます」と感謝されるたびに元気になるとか。患者やその家族が日々感謝の言葉も大事だ。これも、そこにあるコミュニケーションだ。 
【2013/06/04】 | ページトップ↑
早朝散歩と夕方ビール
Date:2013-06-04(Tue)

早朝散歩はいい。気比の松原もより良く感じる。朝の光を浴びると、脳内物質が活性化するといわれる。夜明けとともに起きて働き、日が沈むと家に帰る。人間本来の暮らしは精神衛生にもいい。

夕方の明るさもいい。ビールを明るい中で飲む。何か余裕ができた感じだ。もうすぐ夏至だ。

先日、東京都の猪瀬直樹知事が、標準時の2時間前倒しを提案した。世界でいち早く市場を開くことで、日本経済の存在感を高め、各国の金融機関が東京に拠点を移すという。発想はいいが、地方によっては難しい。

経済産業省(通産省)を中心にサマータイム制を検討し一時期、実行もされ、その後も何度か、検討され実行にうつされなかった。

2時間早まった場合、東京はいいが、沖縄はまだ真っ暗。子どもたちも夜が明けない中を登校することになる。安全の面で懸念は多い。

世界の金融センターも大事だが、一人一人の活力が国の礎になる。日本の中心、福井県敦賀市でもサマータイムの課題は多い。暮らし方も北海道から東京、沖縄までさまざまだ。

今、敦賀市も景気も、雇用も活力がない。先日もスーパーの売上が昨年と比べ1割減とか。職を求めて、福島にむかう五十代の男性もいた。

「時は金なり」「早起きは三文の徳」と、昔から人の暮らしは、時間なくしては語れないが、ここは、時間をかけた辛抱の時でもある。 
【2013/06/04】 | ページトップ↑
ネット選挙とマイナンバー制度
Date:2013-06-03(Mon)

昨日は、参議院選挙で解禁になるネット選挙について勉強した。これまでのホームページ、ブログ、Facebook、Twitter、lineとネットの目覚ましい進歩に選挙を対応させようというもの。実際、使ってみるとメリットが多い反面、誹謗、中傷などデメリットもある。この件は、まだまだ私は理解不十分。理解、整理してあらためて書く。

もうひとつ、コンピュータの進歩で重要な法律が先日、成立した。個人に多くの番号が整理のためにつけられている。運転免許証番号、パスポート番号、健康保険被保険者番号、納税者番号、基礎年金番号など、調べるだけでも多い。

昨年、60歳を過ぎて厚生年金の年金手続きで住基ネットで騒がれた住民票コードも必要だ。

これらの番号を統合し、先日、すべての国民に番号を振り分ける「共通番号制度法」(マイナンバー法)が国会で成立した。

もう少し説明すると、2016年1月の利用開始に向け、法律が現実化する。マイナンバーの導入により、国や自治体は国民の情報を把握しやすくなり公平な社会保障給付につながる。また、国民も役所の窓口での年金受給手続きなどが簡便になると説明している。納税についても公平の観点からメリットもあるとか。

確かに、行政の効率化にもつながり、メリットが多い。しかし、そうしたメリットが私も含め、国民に十分、理解されているとは言い難い。個人情報の一元管理は、個人に絡む多くの情報が丸裸にされる危険と隣り合わせだからだ。

当面、番号の利用範囲を税と社会保障、災害対策の3分野に限定するが、制度導入から3年後をめどに民間を含めて利用範囲の拡大を検討するとか。間口が広くなるほど情報流出のリスクは高くなる。マイナンバー先進国である韓国、米国での年金の不正受給の問題や英国のこの制度を廃止したところもある。

これから手続きを実際、行う地方自治体での条例の制定や住民説明などきめ細かい運用が必要になる。
【2013/06/03】 | ページトップ↑
介護現場の雇用
Date:2013-06-02(Sun)

昨日は、中央小学校の体育大会から始めた。小学校の運動会は、練習のことぐらいで記憶がない。この頃は帰れば、草野球か、家ではマンガ。

テレビでは、古いが月光仮面と手塚治虫の「鉄腕アトム」。50年くらい前だから当然、白黒版。人間と同等の感情を持った少年ロボットの活躍を、テレビにかじりついて夢中で見ていた。

工場で、介護現場で、ロボット技術の進化は目覚ましい。ただ、値段が高いことと、技術的に今一つとかで、介護現場ではまだまだ導入は厳しい。

慢性的な人手不足に悩む介護や福祉の分野での人材を確保しようと、就職を希望する大学生などを対象にした面談会が福井市で開かれた。

先日も若い介護ヘルパーと話したが、仕事にやりがいと使命感をもって働いおり、就職希望の学生も多いとか。ただ、悩みは、やはり給与面での待遇。若いときはいいが、結婚、子育てとなると考えてしまうとか。

介護や福祉の有効求人倍率は、2倍を常に越えており、敦賀でも人手不足が続いている。この面談会は、22日にも敦賀市でも開かれる。

ところで、鉄腕アトムの主題歌は、「心やさしラララ科学の子」「心正しいラララ科学の子」「心はずむラララ科学の子」と繰り返し、最後は「みんなの友達鉄腕アトム」で終わる。介護の現場でもヘルパーとロボットが一緒に働く時代はいつくるだろうか。
【2013/06/02】 | ページトップ↑
雇用など実態経済の厳しさ
Date:2013-06-01(Sat)

今日から6月。スーパークールビズも始まるとか。私には何が、スーパーなのか理解できていない。ただ、この夏は暑いとか、熱中症など気を付けたい。

ところで、足下の敦賀の経済環境が徐々に厳しくなっている。データは少ないが、そのひとつが有効求人倍率。福井労働局が31日まとめた4月の福井県内雇用失業情勢によると、有効求人倍率(季節調整値)は1・16倍で前年同月比0・01ポイント減。

38カ月ぶりに前年割れした。製造業の求人が減ったことが要因。敦賀市も1・08と福井市1・13と逆転現象が続いている。小浜0・97倍と明らかに原子力発電所の長期停止が重くのしかかっている。

一方、アベノミクスで上昇を続けた東京株式市場も乱高下となっている。一日で数兆円の金がコンピュータ上で動くそうだ。

実際、お金が消費や設備投資に回らなければ、いくら「アベノミクス効果」で市場が活況を呈しても、恩恵はこの国の隅々まで届かない。「もう少し待てば」との思いもあるが、ここへ来ての冷や水を浴びせるような動きが起きている。

特に、敦賀の中小企業も懸命に頑張っているが原子力発電所の長期停止、さらに破砕帯問題の影響は、ボディーブローのようにじわじわと来ているから不安も大きくなっている。

余談だが、白川博士ではないが、『儲(もう)ける』という字は、『人』と『者』の間に『言』がある。投機マネーゲームではない 、人と人をつなぐコミュニケーションが本来の姿だ。今一度、足元を見つめて、人との関係を大事にしたい。
【2013/06/01】 | ページトップ↑
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