昭和という時代がまた少し遠ざかっていく気がする。
Date:2013-10-31(Thr)

昨日は、11月に行われる議会報告会の練習。福井県内市町の議員研修会。夜は1999年に敦賀市議会に初当選したメンバーとの同期会。

99年当選から「99会」と称している。議員定数28名の内10名が新人だからひとつの変革だったかもしれない。15年の月日がたち10名の同期の内2名が現職のまま他界している。

ふりかえると、時代の節目がよくある。ところで、プロ野球界で「打撃の神様」こと、川上哲治さんの死去が報道された。私の子供頃は、野球放送と言えば巨人、巨人と言えば長島、王、そして川上監督だった。

今年は田端義夫さん、三国連太郎さんらが逝った。先日の岩谷時子さんもその一人だった。昭和という時代がまた少し遠ざかっていく気がする。

岩谷さんと言えば「愛の讃歌」「サン・トワ・マミー」「恋のバカンス」「夜明けのうた」「君といつまでも」「いいじゃないの幸せならば」「恋の季節」など、私の10代、20代の曲ばかりだ。

あとで岩谷さんの曲だった気がつくことも多かった。「南太平洋」「エビータ」「レ・ミゼラブル」などヒットミュージカルの訳詞も手掛けこともあとで知った。

「夜明けのコーヒー二人で飲もうと」「ベットで煙草を吸わないでね」の色っぽい詞、十代後半の頃か、憧れもした。その歌と時間、自分の人生を重ね会わせることができる。ここ数年、歌謡や舞台、映画、プロ野球と昭和を印象的に彩った人たちが相次いで亡くなっている。そう感じる私も昭和の人か。今日で10月も終わる。
スポンサーサイト
【2013/10/31】 | ページトップ↑
政治的駆け引きと敦賀
Date:2013-10-30(Wed)

秋の夜長は、読書もいいが、プロ野球もいい。夕食時のビールを飲みながらちょうどいい時間帯でもある。日本シリーズは、昨日でが第3戦が終わって楽天がリードした。
これまでのところ打撃戦というより息詰まる投手戦。テレビで監督の表情や動きも詳細にわかる。解説者の読みと逆の采配もある。野球の醍醐味を堪能させてくれた。投手も打ち気にはやる打者には誘い球を投げる。遊び玉もある。この駆け引きが面白い。

権謀術数のうごめく政治の世界にも似たようなことがある。重大な決断をする前に周囲の反応を見るため、情報を小出しにしたり、意図的に行動したりする。それを「アドバルーン」を上げると言うが、小さな敦賀市でも副市長クラスが記者にそれとなく情報を流して議会を迎えることもある。

駆け引きと言えば駆け引きだが、市民には無縁の世界でもある。いってみれば、原子力規制委員会の敦賀2号の破砕帯問題の対応も世論の動向をみながらの駆け引きともとれる。

安全を逆手に取っての事業者の調査を待たずしての判断、一昨日の説明会で市議から「なぜ拙速に結論を出したのか」の質問に対して原子力規制庁のらりくらりの答弁。

この破砕帯問題のやり取りは、立地地域にとっては死活問題でもある。納得いく判断と説明が不十分なままに時間だけが過ぎる。原子力規制庁が、結論ありきの時間稼ぎ的な駆け引きが続いているように思えてならない。

話は変わるが、政府、与党はコメの生産調整(減反)見直しに着手、これも最初はアドバルーン的に新聞報道された。2018年にも廃止する方向で検討しているという。減反は、政府が主食用米の生産数量目標を設定、出回り量を調整し値崩れを防ぐ制度で、40年以上続く農業政策の根幹だ。

廃止なら農家を等しく保護してきた農政の大転換となる。敦賀市の農業への影響は大きい。減反は米価維持により中小・零細農家の経営を支えてきた半面、意欲のある農家の自由な生産を阻害してきた。

一方で減反の狙いとは裏腹にコメの消費量減少により米価は低迷が続く。減反面積も増える一方で、水田全体の4割近い。制度的な限界は明らかで改革の必要があるのは確かだ。だが、稲作農家の多くを占める中小農家はついて行けず離農者が続出しかねない。

政治的駆け引きも必要だが、破砕帯問題も減反問題もそれぞれが納得いく議論が大事だ。
【2013/10/30】 | ページトップ↑
原子力規制庁の危うさ
Date:2013-10-29(Tue)

原子力規制庁は、もとより文部科学省や原子力機構のもんじゅの将来について、あまりにも答弁が下過ぎたことだ。

昨日、文部科学省と原子力機構からもんじゅの研究計画と原子力規制庁から敦賀2号の破砕帯問題の対応の説明があった。

ここまできた原子力の現状ををなんとか、立て直そうする現場の職員、労働者の苦闘は報われな
10月、新たに就任した原子力機構もんじゅの齋藤伸三所長は「これまでは幹部を含めて自覚が足らなかったと反省している。改革の進捗については第三者委員会の評価を通じて市民にしっかり公表し、もう、あとはないという覚悟で進めていきたい」との言葉まではいいが、「私は新米で」とか、「過去の経緯は詳細には、知らないがー」とか、最低限でも、言ってはいけないことは言っては信頼回復もあったものではない。ほんとうにしっかりしてほしい。

次の敦賀2号の破砕帯問題で、原子力規制庁の小山田統括官の説明と答弁もひどかった。原電の追加調査を待たずして5月に破砕帯を活断層としたことへの説明や、その後の追加調査に対する説明も、言葉は悪いが、いちゃもんとしか受け止められない内容で、これが税金で雇われる役人の説明かと思ったほどだ。

貿易赤字の主因は、全国の原子力発電所が停止し、代替する火力発電所向けの燃料輸入が急増したことである。為替相場が円安・ドル高に振れたことも、赤字拡大に拍車をかけたと言える。停止による火力発電の追加燃料費は、2011~13年度の3年間で総額9兆円にのぼる見通しだ。この異常さと危うさを口にする国会議員も少ない。 

原子力発電所の安全性はなによりも優先しなければならないが、企業向けの電気料金は、家庭より値上げ幅が大きい。企業がコスト増を敬遠し、生産拠点を海外に移す「産業空洞化」の加速しかねない状況が続いている。

私はそれ以上に50年近く原子力と共存共栄してきた敦賀市、文部科学省と原子力規制の対応の危うさを痛切に感じた。
【2013/10/29】 | ページトップ↑
男女共同参画社会と高齢化社会
Date:2013-10-29(Sun)

昨日、西婦人会の「敬老のつどい」に参加。今年は例年以上に来賓は別にして男性がわずか2名。高齢化社会では女性優勢社会だ。

介護のディーサービスも養護老人ホームでも行事に参加するのは大半が女性。会社や役所は、まだまだ男性優位社会だ。この逆転ぶりには、驚かされる。

中高年の悩んだとき、困ったとき、どちらかというと男性がおおおろするこおがおおい。公的機関の相談コーナーを私は進めている。解決にならないことも多いが、ヒントが得られ、自分でなんとかしようとの気力がわくからでもある。

ところで、全国的にも パート・契約社員など非正社員が四割を超える中でブラック企業に泣き寝入りする労働者がいる多いとか。

そんな背景が、労働基準監督官が主人公のテレビドラマ『ダンダリン』を登場させたのかもしれない。

雇用問題をはじめ、サービス残業、リストラ・雇い止め、パワハラなどに労働者が苦しむ実態は非正規労働者の増加とともに増えていると感じている。

ハローワークの雇用相談室は職員と相談員、その相談員は非正規職員で、市役所もその実態はかわりないが、研修などでレベルを高めている。

とにかく、非正規と正規の所得格差も大きい上に、任用は最長三年まで。民間は労働契約法改正で五年以上の非正社員に正社員への道が開かれたが、回避の動きが見られる上、行政機関は適用外。

非正規職員の話になると途端に言葉に蔑視の気持ちが漂う行政組織だが、意外に敦賀市役所は今は少ないが、この状況が常態化している現状を考えると、容易に予想がつく将来がまちうけている。
【2013/10/27】 | ページトップ↑
つるが観光物産フェア中止と正倉院展
Date:2013-10-27(Sun)

先月といい、今月といい、台風で予定がくるった方も多いのではないか。一難去ってまた一難。大きな被害を出した台風26号に続いて、27号と。秋の観光シーズンだけに、つるが観光物産フェアも中止。ひとつの楽しみが消えた。

県内でもさまざまなイベントの中止や延期が相次いだ。予定したレジャーの変更を余儀なくされた人も多いに違いない。

ぽっかりあいた休日。天平文化が結実した宝物を展示する「第65回正倉院展」に急きょ、出かけた。いつも通り、奈良国立博物館、昨日は開幕でもあり、覚悟はしたがあまりにも多い。

今年は、華麗な色彩の香をたく台座「漆金薄絵盤」など66件を公開している。「尺八」と「横笛おうてき」が並ぶエリアでは、1952年に宮内庁の奏者が実際に演奏した音色が流れ、優雅な雰囲気を演出していた。

豪華な鏡「平螺鈿背円鏡」は、当時の姿をとどめる1面、鎌倉時代の盗難で割れた1面、明治時代に修復された1面の計3面が展示されている。イラン、アフガニスタンで取れるトルコ石、インドネシアの亀甲などふんだんに使った鏡は圧巻だ。

1300年、よく保存してきたものだ。今回は保存の歴史もよくわかる工夫もされている。湿気の多い日本で、また盗まれもせず、ほんとうに奇跡ともいうべき存在だ。数十年ぶりに訪れた奈良、町並みも商店街もずいぶんと変わった。観光客を楽しませる工夫もさすが満載だ。

ところで、今年の台風発生は、1994年の36個以来、19年ぶりに30個に届きそうなハイペース。多発の要因は、南シナ海からフィリピンの東の海上で海面水温が、平年より高い状態が続いたことなどで積乱雲の活動が活発になったことらしい。

また、梅雨時を含めて統計開始以来で最多となるような雨が県内外で記録されており、これまでは大丈夫だった場所で土砂崩れや水害が起こる可能性がある。地域や家庭で防災意識をより高めなければならない時代になった。

秋は行事の多い季節だが、これからは災害も多い季節となるかもしれない。危機意識による備えと楽しみ方を考えさせられる。
【2013/10/27】 | ページトップ↑
敦賀市立看護大学認可と覚悟
Date:2013-10-26(Sat)

先日、英国のタイタニックの楽団長のバイオリンが英国で競売に掛けられ、演奏はできないのに、90万ポンド(1億4千万円)で落札されたとか。タイタニック号の話は船を勉強するに
は、実に興味深い。

技術もそのひとつだが、非常時の人間の行動学を学ぶのにも数々の教訓を残している。そのひとつが演奏者の行動。氷山に衝突し沈没した。沈む前、甲板は動揺する乗客で大混乱だった。それを見て、8人の楽団員たちが甲板で演奏を始めた。

乗客を落ち着かせようとしたのだ。演奏は船が沈むまで続き、8人とも船と運命をともにする。まさにプロ意識、職業魂ともいうべき気高さだろう。

ところで、昨日、その人を助けるともいうべき職業教育の敦賀市立看護大の新設を認めるよう審議会が大臣に答申した。敦賀市立看護大は4年制で看護学部看護学科を設ける。入学定員は50人で全体の定員は200人。

昨年11月、田中真紀子前文科相が一時、大学新設の不認可を表明し、大学新設の是非が社会問題となったことを受け、今回から審査を厳格化。設置を申請していた東京国際医療大学院大の新設などの審査が保留になったのが9校、申請を取り下げたのが4校とか。

今回の敦賀の手本ともなった小さな岡山県新見市にある新見公立大の大学院新設が認可されている。今回の認可の特徴は看護や福祉が目立ったとも。

議会でも敦賀短大の経営のあり方など十数年にわたって議論を続けてきた。わずか7万人の町が大学を持つ意味、税収との見合い、まちづくりとの兼ね合いなど課題は多いがつくる以上は、議会はその覚悟を決めたと思っている。

市民には大学設置への疑問や不安を抱く方も多い。また、行政がやることだからと無関心の方も多い。ただ、私は設置を決め認可された以上、敦賀の医療を担い、市民の税金を投入するだけに、どんなこともあろうと市民が支える大学と思っている。

ちなみにタイタニック沈没事故は死者が1500人を超える大惨事だったが、助かった船の乗組員も多かったのも特徴。そのなかで、楽団員たちもボートに乗ろうと思えば、乗れただろうに、そうしなかった。まさにプロ意識だ。
【2013/10/26】 | ページトップ↑
交通対策は経済対策でもある。
Date:2013-10-25(Fri)

台風27号の接近に伴って、大気の状態が不安定になり、26日にかけて大雨となるおそれがあるとか。つるが観光物産フェアも中止の判断。残念だが妥当な判断と思う。

ところで、景気は「タクシーに聞け」と言われる。タクシーが忙しいと景気は上向き、暇だと下向き。バブルの時代、敦賀の本町でも、タクシーが夜11時を過ぎるとなかった。

逆に、東京都心にも、長い空車の列が並ぶことが多い。景気のどん底を象徴する風景だった。

いま、福井県で言えば、芦原温泉の低迷、敦賀の観光客も200万人を割っている。また、全国の地方空港の地域活力を測る指標とか。

逆に、円安で日本への旅行に割安感が出てからは、地方観光は知恵比べの様相。北海道新千歳空港は、タイなど東南アジアからの観光客誘致に成功しるとか。

交通対策は経済対策でもある。舞鶴若狭自動車道の開通もひとつのチャンスだ。北陸新幹線の敦賀延伸も先の話だが大きなチャンスでもある。

打ち急がないのもひとつの戦法だろうが、観光施設、旅館やホテル、民宿が旧態依然としたものでも観光客の魅力にならない。敦賀市の博物館通り、金ヶ崎周辺、敦賀市の財政状況をみながらどう整備するか、地域間競争の時代だけに戦略も重要だ。
【2013/10/25】 | ページトップ↑
各務原市との交流25周年と東浦みかん
Date:2013-10-24(Thr)

昨日は各務原市議会と敦賀市議会の交流会。姉妹都市になって今年で25周年を迎える。文化、書道、囲碁、産業と市民間の交流も活発に行っている。

この週末にきらめきみなと館で開かれる予定であった物産フェアでも各務原市からの出展されることになっていた。ただ、残念ながら台風27号の到来で中止となった。

交流会は、東浦みかん狩り、敦賀の観光振興計画の講演、そして、夜の交流会と続いた。

敦賀東浦みかんは、みかん生産の北限でもあり、酸味が強く、甘さに難点があり、一時、甘い果実が好まれることから低迷期が続いた。ところが、甘みの改善が進み、、地産地消の観点からスイーツとの連携、みかん狩りによる観光と、近年再評価されている。

菓子業界は、特有の酸味に着目。昨年4月に敦賀市の老舗菓子店「小堀菓舗」が米粉の生地でクリームと一緒にみかんを挟んだ「敦賀ふわっセ」を販売し、テレビや雑誌で取り上げられた。

ヤマグチ食品は、昨年末に発売したみかんゼリーが今年6月、神奈川県小田原市内の高級ホテルのお茶請けに採用された。さらに豆腐とみかんゼリーを合わせたデザートやレアチーズケーキも開発した。

ただ、高齢化も進み、みかんの収穫量が少ないため通年での商品販売が難しく、多くは今年の収穫が始まる10月下旬まで製造を再開できていない。

また、みかん狩りも10月末に始まり来月いっぱい、できるとか。新たな挑戦に注目したい。
【2013/10/24】 | ページトップ↑
トイレも自助、共助、公助。
Date:2013-10-23(Wed)

ウォシュレット2000万台突破を記念して始まったトイレ川柳。自宅や勤め先、学校でのトイレの失敗談・面白話など、トイレにまつわるエピソードを、「5・7・5」の川柳という形で表現したものを募集し、選ばれた20句をトイレットペーパー型の川柳集として出版。今年の最優秀作品「グッときた トイレを磨く 孫娘」。

入選作で「海外旅行 トイレシックに かかる僕」もある。高齢化社会で、痔に悩む高齢者も多く、今では、これがないと生活できない方も多い。

余談だが、敦賀市は、今年度の当初予算と補正予算で、経済対策の目玉のひとつとして、住宅リフォームがある。このリフォームでトイレ改修となると必ずウオッシュレットが採用されるとか。

大げさではあるが、ウオッシュレットこと、温水洗浄トイレのこと。一度使い慣れると、その快適さを実感させられる。海外旅行で、日本の良さを再認識するのは、案外こんな場面かもしれない。杉原千畝の領事館のあったリトアニアを訪れたとき、トイレットペーパーの硬さに閉口したことがあった。この分野も日本の柔らかさと肌触りは先を行っている。

今後は、トイレも抗菌、脱臭便座や、座るだけで健康状態が分かるトイレまで登場するらしい。いずれにしても、敦賀市役所もウオッシュレットが採用されている。

トイレ川柳に戻すと、2年前の東日本大震災後に詠まれたトイレ川柳では、「平凡に トイレを使う ありがたさ」が佳作に選ばれていた。

災害時には、快適さよりも、まずはトイレが普通に使えることの方が重要だ。敦賀市も災害訓練には、簡易トイレを展示するようになり、災害用に購入している。ちなみに携帯簡易トイレも市販され人気とか。臭い話だが、この分野も自助、共助、公助だ。
【2013/10/23】 | ページトップ↑
北限の東浦みかんとスダチ
Date:2013-10-22(Tue)

敦賀市の東浦のみかん。日本海の対馬暖流による浜風と太陽をいっぱい浴びて育ったみかん。収穫の時期を迎えている。味はみかん栽培の北限と言われるだけあって甘味と酸味がほどよく調和し、一度食べると忘れられない、最近は品質の味の改善も加わり、味の濃さがよくわかるみかんとなって評判も上々。

近年その評判がひろがり人気急増中とか。最近ではケーキなどスイーツ人気も加わり、量はそれほど多くないため年によっては注文が多く品切れの時もあるとか。私はみかん畑の多い四国で育ったこともあり、北限のみかんには興味深い。

ところで、秋の味覚、サンマの塩焼き、付き物といえば、大根おろしともう一つ、酸味果汁たっぷりのスダチ。温暖な気候を好む柑橘類の一つで四国の徳島県が国内収穫量の95%を占める。そのスダチが日本海側の山形県酒田市で初めて収穫されたとか。

徳島からは720キロも北にある。レモンの実も膨らみつつあるというから驚きだ。新たな特産品や観光に結び付くとか。こう考えるとみかんの北限も山形県まで進むかもしれない。

手放しでは喜んでいいのだろうか。スダチなど、柑橘類が北国で採れるほど温暖化が進んでいるとも解釈できる。

北海道で普通は捕れないクロマグロが何十匹と揚がったニュースもあった。自然界の変調とも言える状況をしっかりととらえておく必要がある。

台風の巨大化、異常とも言える被害状況が報じられる。昨夜もゆうあい倶楽部という労働団体と河瀬市長との語る会でも冒頭の挨拶でもあり、意見交換の大きなテーマでもあった。

南海上の3つの台風や熱帯低気圧が日本列島をうかがっている。今週末にかけて日本に接近しそうだ。台風の周りを吹く風による暖かく湿った空気の流入、高い海面水温、活発な前線の停滞などの条件がそろうと局地的な豪雨のおそれもある。要警戒だ。
【2013/10/22】 | ページトップ↑
旧市街地の活性化と空き家問題
Date:2013-10-21(Mon)

第34回敦賀マラソンは昨日、相生商店街をスタートし神楽商店街をゴールとするコースで開かれ、あいにくの雨模様となったが、3605人のランナーが敦賀港周辺や気比の松原を駆け抜けた。

旧市街地に拠点を移して、確実に市民マラソンとして定着してきた。ところで、気になるのが空き家問題。確実に旧市街地でも増えている。全国的に条例で適正管理を促して対策を強化する自治体が増え、県内でも鯖江市を皮切りに条例制定したり制定を検討する市町村が増えている。

ただ財産権や税制に関わる問題など市町には限界があり、国による支援強化は不可欠だ。実効性を高める法整備を急いでもらいたい。 

自民党の空き家対策推進議員連盟が法案提出へまとめた中間報告では、市町村に税務情報も含めた実態調査を促し、立ち入り調査権を付与する。著しく危険な場合は「特定空き家」に指定、所有者に危険除去や修繕を命令できるほか、従わない場合は行政が所有者に代わって撤去するなど行政代執行を実施する。 

さらに中間報告では固定資産税の軽減措置を講じる方策も打ち出している。建物を撤去して更地にすると同税がかえって膨らみ放置の一因ともされるからだ。

実現すれば一定の効果は期待できよう。ほかにも空き家対策にはさまざまな困難が伴う。建物の撤去などを求めるにしても所有者が不明だったり、所有権や相続が複雑に絡んだり、さらに解体費用もかかる。行政代執行で撤去しても所有者から費用が回収できない恐れもある。 

一方で使える建物や空き地なら利活用を促したい。国土交通省も、不動産業者に空き家の再販売を促すため不動産動産取得税の軽減や、中古住宅購入者への税制面での支援などを検討しているとか。敦賀市議会でも、市民農園など空き地利用の提案もあった。ただ、これも地権者と町内の理解が必要な課題だ。

人口流出が進む地方ほど空き家は増え地域の活力を奪うことになる。なによりも地域がみすぼらしくみえ、元気がなっくている証でもある。地道にしっかりと取り組まなければならない課題だ。
【2013/10/21】 | ページトップ↑
北陸新幹線とリニア新幹線
Date:2013-10-20(Sun)

北陸新幹線は再来年春に長野から金沢まで延伸で確実に金沢は変わりつつある。工事による経済効果や東京方面からの観光客誘致の具現化と、現地に足を運ぶとなおさら感じる。

平成37年度末までに敦賀市までの延伸の工事が本格化すると、敦賀も元気づくことは金沢市を見てても想像がつく。

その中、昨日、再来年春に長野から金沢まで延伸する北陸新幹線の沿線の自治体でつくる協議会が、長野県松本市で開かれ、1日も早い、大阪までの全線整備を国に求めていくことなどを決議した。

一方、同じ新幹線ではあるが、これらと対極にあるのがJR東海が来年度の着工を目指すリニア中央新幹線だ。超電導磁石の力を利用して高速時には車体が約10センチ浮かび、車輪なしで走る。

計画では平成39年に東京・品川-名古屋間を先行開業し、最高時速約500キロで所要時間は最短40分。大阪までの延伸は45年を目指し67分で結ばれるという。

JR東海は6カ所の新駅やルートの概要を公表し、平成32年の東京五輪開催に部分的にでも間に合えばなど、にわかに期待は高まっている。

一方で、大部分を地下やトンネルが占めるルートの環境への影響や、磁力による健康被害の懸念、9兆円に上る建設費負担にJR東海が耐えられるのか、公費が投入されるのではないかといった不安も。さらに、人口減少時代を迎えた日本にそもそもリニアが必要なのか、という根本的な問いも聞かれる。 

五輪開催やリニア新幹線は確かに明るく、元気が出る話ではある。北陸新幹線の敦賀延伸の平成37年、リニア新幹線の名古屋開業の平成39年と次元の違う新幹線がほぼ同時期ともなる。敦賀市を取り巻く環境はがらりと変わることは確かだ。

一方、福井県、嶺南地域、敦賀市でも、確実に少子高齢化が進み、縮んでいく社会をどうするのか、どうあるべきかという視点も欠かせまい。

元気のでる話と足元の現実、しっかりと見据えた敦賀市のまちづくりを考える、長期戦略が必要な時代だ。
【2013/10/20】 | ページトップ↑
アベノミクスと所得格差
Date:2013-10-19(Sat)

アベノミクスは確かに景気をよくしている。ただ、地方都市、敦賀市で考えておく必要な課題がある。全国的にも言えることだ。世帯ごとの所得格差が広がり続けている。厚生労働省による2011年の調査で、数値が大きいほど格差の大きいことを示す「ジニ係数」が、過去最大だった前回08年調査をさらに上回った。

敦賀市でも身近に感じる。データ的にも生活保護世帯の増加だ。国民健康保険の敦賀市の一般会計からの持ち出しも増える一方だ。

行き過ぎた格差は社会不安を招きかねないだけに、注視していく必要がある。犯罪の増加にもつながる。

格差拡大の背景には、小泉政権時代から強まった規制緩和策の影響は大きい。敦賀市役所でも3割を超える臨時職員と正規職員の格差が時代を象徴しているとも言える。

その路線を踏襲する安倍政権下で、派遣労働の規制緩和、限定正社員、裁量労働、解雇ルールを明確化する特区といった新制度が相次ぎ検討されている。

デフレ脱却のため経済団体に賃上げを要望している安倍政権だが、肝心の雇用が一層不安定にならないのが現実だ。特に、地方と都会の格差に加え、敦賀市の原子力発電所の長期停止による景気の低迷で雇用が厳しくなっている。

格差をカバーするのは、社会保障による再分配機能だ。国民健康保険、介護保険、生活保護など生活に関係する敦賀市の行政の役割も大きくなる。消費税増税を控え、その重要性は一層、増えることも確かだ。

【2013/10/19】 | ページトップ↑
伊豆大島の教訓
Date:2013-10-19(Fri)

大雨、豪雨、猛雨、激雨、暴雨。どう表現すればいいのだろう。24時間で824ミリの雨が降った。たった1日の間に、2カ月分の雨が空から押し寄せた。福井豪雨の体験談を聞いたことがあるが、まさにバケツをひっくり返した水が空から降ってくる感覚とか。

そんな大量の水をためておける山などない。頂上近くから崩れ落ち、山津波となって流れ出す。土色の濁流が家屋を、住民をのみ込みながら海へと向かう。それも崩れやすい火山灰とか。

伊豆大島の被災地で、懸命の捜索活動が続く。時間とともに、行方不明者の数が減り、犠牲者の数が増えていくのが悔しい。

防災無線も「激しい雨音で防災無線は聞こえなかった」と避難した住民が語っていた。敦賀市はトンボメール、防災ラジオ、RNCなど多重の情報発信をしているが、局所的な土砂災害に対応できるか、美浜の土砂災害をみても予想が難しい。

伊豆大島の土砂災害警戒情報は市町村が避難勧告や避難指示を発令する際の参考情報と位置付けられるが、町は発令しなかった。「夜間で大雨の中、被害者を増やす恐れがあった」というのが町長の説明だ。結果論ではいくらでも批判できるが、他山の石として教訓とすべき課題が内在している。避難勧告や避難指示のタイミングはほんとに難しい。一自治体では限界もあるのではないか。 

また、町長と副町長が出張で不在だったことが、町の意思決定に影響を及ぼした可能性もある。敦賀市の防災担当の副市長は、事前に東北出張を中止していた。 

敦賀市のこれまでの井ノ口川、笙の川の洪水予想での避難勧告は、私は妥当な判断と思う。ただ、笙の川増水による避難勧告後の避難所の開設後の市民の行動は、聞き取り調査などを待たねばならないが、もし決壊していたらと考えると検証の余地はある。

いずれにしても、この3カ月を振り返って、猛暑も含め、常と異なる異常気象が続く。いや、もう異なるのが常となってしまっている。伊豆大島の被災された方々にあらためてお見舞い申し上げるとともに、各自治体、教訓とすべきことも多いのではないか。
【2013/10/18】 | ページトップ↑
伊豆大島の惨状と地球温暖化
Date:2013-10-17(Thr)

今日は朝から寒い。台風26号が寒さを連れてきたようだ。

台風26号の影響で荒れた越前海岸で昨日、岩場に打ち寄せる波が白く泡立つ「波の花」の現象が見られたとか。一足早い冬の風物詩だ。

とにかく、今年は異常なことが多すぎる。夏、熱中症で搬送された人は5万8千人を超え、過去最多だったと総務省消防庁から公表された。この夏は各地で最高気温の更新が伝えられたが、その厳しさの証しといえる。

その暑さの影響なのだろう。海水温が下がらず、台風が発生しやすい状況にあるのだという。そして、台風は日本列島めがけて次々とやってくる。また、台風27号が発生したとか。

台風26号、土砂崩れや倒木、家屋への浸水などが各地で相次ぎ、山の斜面が大規模に崩れるなどした伊豆大島での惨状。

そこでは家屋が土砂に押し流されたり倒壊したりといった被害が続出。死者と安否不明者は合わせて50人を超える事態となっている。被災された方にお見舞申し上げたい。

いずれにしても、厳しい現実だ。それにしても自然のたけだけしさに圧倒されることが増えている気がしてならない。

笙の川の水位も先の台風で記録上3メートルを超え、もう少しで決壊だった。こんなことはかつてなかった。決壊すれば被害の大きさは市街地だけに恐ろしい。市立敦賀病院など人命とも関係する。最優先の課題でもある。

いずれにしても、地球温暖化の影響が懸念されている。この猛威と隣り合わせということなのか。このまま地球の温度は上昇し続けるのか。それを防ぐ有効な手だては本当にあるのか。それとも、備えの規模や質を根本から見直す必要に迫られている、ということなのだろうか。

とにもかくにも、厳しい現実をしっかりと、受け止める覚悟と対策が必要なことは確かだ。
【2013/10/17】 | ページトップ↑
敦賀市でも増える空き家問題
Date:2013-10-16(Wed)

市議会議員選挙で年が明けて4月まで敦賀市全域をくまなく歩く。4回ともなると、それぞれの町の変遷ぶりがよくわかる。

なかでも、空き家は4年ごとに確実に増えている。空き家問題は、治安や防災、景観などに与える影響から全国で深刻化している。坂井市など、自治体では条例の制定・施行など、空き家の管理対策や利活用を探る動きが加速している。 

敦賀市でも1000軒を超え、東浦、西浦、愛発と周辺地域、旧市街地と、年々、増えているのが実態だ。

坂井市はことし1月、県内で初めて「空き家などの適正管理に関する条例」を施行した。老朽化し倒壊や火災・犯罪を誘発する恐れがある空き家を対象に、所有者へ解体などの助言・指導、勧告を行う。ただ、個人の財産であり、解体費用も大きい。話し合いを重ね慎重に進めていくほかなく、自治体だけでは限界がある。

昨日から始まった臨時国会で、自民党は、空き家対策の特別措置法案を提出する方針だ。総務省の調査によると、全国の空き家は約760万戸に上り、住宅全体の13%を占める。敦賀市もほぼ同様の割合だ。

自民党案では、市町村に空き家の敷地内に立ち入る権限を与え、特に危険な家の所有者には修繕や撤去を命令できるようにする。これにも民法上の財産権が伴うだけに、これですべて解決とはいかない以上の難しい課題だ。

一方、活用できる空き家は、県と敦賀市外市町が開設する「ふくい空き家情報バンク」に登録すると、敦賀市内の空き家や空き地を有効活用するため、市内の空き家・空き地情報の提供を行い有効利用の促進および定住促進を図る。ただ、これも家主が市外県外の方も多く、登録数は少ない。

いずれにしても、少子高齢化、人口減少が加速する地方都市では避けて通ることのできない問題だ。
【2013/10/16】 | ページトップ↑
ハッピーマンディーとスポーツの日
Date:2013-10-15(Tue)

連休中、これほど好天が続くと10月10日の東京オリンピックを思い出す。東洋の魔女の監督、大松博文さんは香川県出身で、私の実家の近くの文房具屋と親戚とかで、中学生の頃、大松さんから「成せばなる」のサイン入色紙をもらったことがある。

「根性」がスポーツの代名詞にもなったが、ボールをぶつけながら監督につかみかかっていく選手の映像をよく見た。改めて体罰とは似て非なりと感じた。

厳しい師弟関係の中に信頼感がにじむ。監督と選手の思いが一つにならなければ勝てない、と先日死去したキャプテンの河西昌枝さんが語っていた。

昨年のロンドン五輪銀の女子サッカーチーム「なでしこジャパン」と重なった。スパルタ式練習は今は通用しまいが、しごきとか体罰と妥協を許さぬ練習とは別物ということを教えてくれたような気がする。

監督の一日八時間以上に及ぶスパルタ式練習が有名だった頃、高校の柔道部の合宿で顧問の先生が「今日は8時間」が口癖で、当時、スポーツ界や部活動に相当、影響したように思う。

平成12年、ハッピーマンデー制度の適用で10月第2月曜日に変更したころは東京五輪の興奮もだいぶ冷めていたが、それから20年後、再び五輪を迎えることになる。

敦賀も中高の部活動やクラブチームの練習や成績は、指導者によるところが多い。7年後の東京オリンピックが地方にどう影響するか、難しい時代だ。
【2013/10/15】 | ページトップ↑
越前市長選挙と社民党党首選挙
Date:2013-10-14(Mon)

民主主義とは、対立があってこそ成り立つと、昔、習った。昨日から越前市の市長選挙が、始まった。現職と新人の対立。

いずれもよく知る二人だ。越前市長選挙に立候補したのは、現職の奈良俊幸さんは元民主党、大久保恵子さんは、衆議院議員選挙など同一候補を応援した仲間だ。

越前市は、人口はおよそ8万4000人で、敦賀市とほぼ同じ規模。新幹線の新駅建設を見据えたまちづくりや製造業を基盤とした地域経済の活性化などが課題。

選挙戦では市役所の新庁舎の建設場所について現在の場所にするのか、あるいは旧武生市と旧今立町が、合併する際に結んだ協定に基づき、日野川の東側にするのかが争点。対立点も明確だ。

勝負は見えていても、どれだけの批判票があるか、興味深い。ただ、盛り上がらないのは確かだ。

もうひとつ、社民党党首選の投票が始まった。今日にも新しい党の顔が決まる。それにしても17年ぶりの選挙だというのに盛り上がらない。無名の2人による争いになったからだ。

土井たか子委員長が「山が動いた」と名せりふをはいたのは、社会党時代の1989年の参院選。反消費税を訴えてマドンナ旋風を巻き起こし、自民党を過半数割れに追い込んだ当時、敦賀での平和堂前の参議院議員選挙での連合候補の応援演説。

動員千人に対して観客、大げさかどうかは別にしても3倍以上はいた。後にも先にも野党でこれだけの人が集まった党首はいない。演説の度に拍手がおき、まさに山が動く感覚だ。社会党は野党第1党としての存在感を発揮していた。翌90年の総選挙での獲得議席は136。それが今では衆参合わせて5議席にまで落ち込んだ。目を覆うばかりの凋落ぶりは社民党に限ったことではない。

私の所属する民主党も前政権党の勢いはない。勢いを失いつつある日本維新の会、内紛を抱えるみんなの党、野党は総崩れ状態である。

圧倒的議席を持つ政党に対し、批判勢力となる野党が監視の役割を果たさなければ民主主義は健全に機能しないことは確かだ。野党の危機は単なる党内の危機ではなく、民主主義そのものの危機である。地方政治も議会のオール与党化も問題がある。これも常に自問自答だ。長くなったが越前市長選挙、20日 まで、見守りたい。
【2013/10/14】 | ページトップ↑
台風18号後の調査と教訓
Date:2013-10-13(Sun)

台風18号の影響で道路が寸断されている若狭町の常神半島で、海側に建設していた仮設道路が完成し、昨日から供用が始まった。 ようやく落ち浮きを取り戻し始めた。

また、一方、台風18号による大雨で初めて「特別警報」が発表された地域で、人々がどう行動していたのかNHKが調査した結果、「特に何もしなかった」という人が7割にのぼったとか。

いずれにしても、大雨による大規模災害が列島各地で頻発している。敦賀市は台風18号を踏まえ、災害情報の収集や関係機関による情報共有の在り方、住民への情報伝達によって住民のとった行動などについて調査を始めることを、9月議会で決めた。 

今回の特別警報で浮き彫りになった課題はあるが、美浜など、痛ましい土砂災害が起きたことで意識された課題も多い。
自然災害と向き合うとき、情報の受け手である住民側も意識を高めておくことが求められる。防災ラジオの普及がまだで市内7割程度がその表れだろう。相手は自然である。

調査によって、RCN、防災ラジオ、トンボメールなど、気象情報や避難情報の伝達のあり方など、発信のあり方も検討が必要に思う。

一方、どんなに情報をあっても、追い付かないこともあると、認識しなければならない。洪水ハザードマップと照らし合わせて、避難所までの道のりも確認しておきたい。

危険を感じたら率先して身を守る行動を取るという自助の原則を徹底するだけでなく、地域の共助や行政機能をフル活用した取り組みも、今後、必要にも思う。

あらためて笙の川の洪水の危険性を思い知らされた。あと数十センチで決壊寸前だった。河川改修は時間がかかると放置すべき課題ではない。これには政治の力が必要なことは確かだ。敦賀市の最優先課題と受け止めるべきだろう。


【2013/10/13】 | ページトップ↑
世相と事件
Date:2013-10-12(Sat)

昨日、平塚市の市庁舎の建て替えをを視察。敦賀市の市庁舎の耐震性をどうするか、まさに長期的な課題だが、やらねばならないことは確かだ。

平塚市の日差しは強かった。聞くと、気温の上昇で冷房の使用が増えたことなどから、電力の供給力に対する使用電力の割合を示す「使用率」が午後2時台に今年で最も高い95%を記録した。まさに異常な気象だ。

ところで、事件は世相を映すという。福岡市の整形外科医院で入院患者など10人が死亡した火事を受けて、敦賀美方消防も、入院施設をもつ病院や診療所を対象に緊急の特別査察を始めたと~聞く。

各階に設置されていた防火扉が閉まっていなかったや、未明の消防の手薄のときとも、原因調査により、現代の盲点が潜んでいるように感じる。

また、東京都三鷹市で起きた女子高生刺殺事件も、そのひとつだ。ストーカー被害は過去にもあったが、フェイスブック(FB)などのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が影を落とす。

フェイスブック特有の入りやすさと、私のFBにも何度も若い女性の写真で友達リクエストが入る。即座に拒絶するが、これほど数多くなるといやになる。

それに携帯電話の便利さだ。スマホなどを利用したストーカー的犯罪が急増とも聞く。元警官に聞くと、ひとつひとつにきっちりと対応できるほど、人員はいないとも語る。

携帯電話、スマホ、パソコンと、これらで始まる交遊は珍しくないとも。内在する危険性、あまりにも便利で効率がいいためにそぎ落とされる部分を考える必要がある。

ふたつの痛恨な事件、まだ詳細は不明だが、この敦賀でもコンビニ強盗、ATM破壊など、数十年前には考えられない犯罪が発生している。
【2013/10/12】 | ページトップ↑
行政の民間手法
Date:2013-10-11(Fri)

「あまりにも何もないだから面白い。」このキャッチコピーが交通広告グランプリ(2011)に輝いた。福井県一乗谷である。各自治体は知名度アップへ、あの手この手のPR作戦を展開している。

四国の「うどん県」。讃岐うどんが名物の香川県は、人気俳優が副知事役になり「香川県はうどん県に改名します」と宣言する動画で話題になった。東京にある島根県のアンテナショップでは「島根は日本の領土です」「教習所の中の方が交通量が多い」など、自虐的な言葉満載のカレンダーが売り切れになるほどの人気とか。

熊本県のくまモンを筆頭に、ゆるキャラも自治体のPR作戦で活躍中。ただ、こうしたPR作戦はあくまでも地域のイメージを打ち出すための手段であり、キャッチフレーズなり、ゆるキャラなり、効果をあげなければなにもならない。行政が民間会社のようにPRに熱をあげる分野か、疑問なところもあるが、民間手法で行政のあり方を見直す動き多い。

昨日は千葉県佐倉市を訪れ、「ファシリティマネジメント」(FM)を学んだ。

高度成長期に整備されたインフラや施設の大規模修繕や建替え時期の一斉到来は、地方自治体にとって財政的に大変な重荷となっている。

従来考えられていた「スクラップ・アンド・ビルド」の手法だけでは、厳しい財政状況の中、持続可能な行政サービスの提供が困難になることは明らか。

加えて、人口減少社会の進展により、今まで行政が提供してきた施設・設備が過剰となってくる。佐倉市では、ファシリティマネジメントの手法、考え方を適用し、継続使用すべき施設の長寿命化、過剰資産の解消に取り組み、施設の維持管理コストを縮減するというもの。敦賀市への提案を再度、考えたい。

ところで、冒頭の話で、大分県が「おんせん県」で他県から批判され、「おんせん県おおいた」で落ち着いた。失礼だが、滑って転んでオオイタ県、と子どものころ、口にしていたフレーズだが、いずれにしても中身が求められる時代だ。
【2013/10/11】 | ページトップ↑
原子力規制委員会の妥当な結論を‥‥
Date:2013-10-10(Thr)

昨日は、議会の総務厚生常任委員会のメンバーと焼津市の自主防災組織を学んだ。地震と津波のリスクが数十年にわたって、叫ばれただけに、市民の防災意識は高い。

各町内の自主防災組織の充実はもとより、14万人の人口のところ防災訓練の参加者は、4万人を越える。脅威といい。危機意識と訓練、組織が東日本大震災でより一層、高くなっている。行政と各町内の結びつき、取り組みと、自助、共助、公助の理想形とも言える。

今回の敦賀での特別警報、笙の川のリスクと、危機意識の高まりの中で、敦賀市では、市民がどう対応したか調査を行う。今後の自主防災も含め、改善点も多い。

ところで、焼津へ行く新幹線のテロップで、原子力規制委員会の速報が流れた。ひとつの光明が見えてきた。敦賀2号機について、使用済み核燃料プールから冷却水がすべて漏れても、安全性を保てるとする日本原子力発電の評価を妥当と判断したからだ。 

規制委が、活断層が動いてプールの水が漏れた場合の影響を評価するよう求め、原電は7月に報告書を提出していた。これに対して、規制委は、「冷却水を失っても消防車などで速やかに補給できる」という原電の評価を認め、「現時点では早急に追加の対応を求める必要はない」と結論づけた。妥当な結論と評価したいが、問題は破砕帯を活断層とする、前提条件にかわりがない。 

原電は「追加の地質調査の結果、断層は活断層ではない」と主張する報告書も出しており、規制委が内容を検討している、とのこと。早急なる再審査と妥当な結論を出してほしい。

秋から 年末を迎える敦賀市の景気、台風一過で空気を入れ替えたいところだ。
【2013/10/10】 | ページトップ↑
ネットの世界、ストリートビューと敦賀
Date:2013-10-09(Wed)

最近の旅行客は、よくネットや雑誌で調べて訪れる。敦賀市の観光協会、敦賀市のホームページとけっしておろそかにできない。

いま、観光協会のホームページに「博物館休館中の文化事業として、また博物館通りでの町屋再生事業等にあわせ、みなとつるが山車会館を会場に、敦賀の港や町の風景を収めた古写真の展示会を行います。」

そして、「秋のテーマ展「つるがの古写真~まち・みなと~」会期 平成25年10月19日(土)~11月17日(日)会場 みなとつるが山車会館ロビー・二階ロビー外」

とある。正直、私も友人のメールをみるまで知らなかった。

「町屋再生とは?」「古い町並みで見所は?」など、事前チェックも真面目すぎるほど真剣だ。

旅の楽しみは3度あるという。計画を練る楽しみ、実際に旅する楽しみ、そして思い出す楽しみだ、という。

確かにパンフレットで調べるだけで心は躍り、旅行後に写真を見て思い出に浸るのも楽しい。なかでも、インターネット検索は、いまや定番。さらに、グーグルのストリートビューで映像的に調べることができる。

街並みや景色のパノラマ写真を見ることができ、ホテルの外観や周囲の様子も一目瞭然。

ストリートビューで、ニューヨークのメトロポリタン美術館からパリのエッフェル塔まで、ネットで自由に見て回れる。

ただ、まだ、お隣の石川県金沢は多いが福井県はほとんどないのが残念だ。当然、まだ敦賀市はない。

福井、そして敦賀の魅力を世界へ発信するツールにもなる。ほとんどの市民は知らないが、最近では、中国、韓国、台湾と、ルートイン敦賀など、団体客を入れている。

敦賀に来るはずもない、と思っているだろうが、海外のバス観光で、拠点である敦賀は意外に動きやすく立ち止まりやすい拠点とも伺ったことがある。

ちなみに、ストリートビューは観光だけでなく、ホテルや町並みなど、ビジネス環境まで調べるツールにもなるとか。おろそかにできない分野がネットの世界にはある。
【2013/10/09】 | ページトップ↑
東浦みかんとのコラボ(スイーツ)
Date:2013-10-08(Tue)

戦前のロシア貿易の敦賀からの輸出のトップがみかん。美味しさと不足しがちなビタミンCを求めていたと敦賀の東浦みかん、との報道もあったが、現実は生産量からごく一部だったようだ。それでも、みかんとは驚きだ。ただ、日本では、甘い果実が好まれるようになり、東浦みかんも市場からとうざかったとか。

それが、地元の東浦の地道な取り組みで、近年再評価され、本格的な流通が始まった。みかん狩りや駅前のふれあい市の販売、さらには作業のボランティアを募ると、これが意外と多く、集まるなど、地道な取り組みが続いている。

コラボという言葉は、10年ほど前からよく聞かれるようになった。もともとは「共に働く」「協力する」を意味する英語のコラボレーション。それが音楽や美術などの分野で共演、合作を指す言葉にもなっている。

最近では、さらに意味合いが拡大しているようにも思う。異分野の共同作業全般を意味する。コンピューターを駆使する先端企業と伝統産業が互いの得意な技術を出し合って、新商品の開発や販売促進に、まちおこしに励む例も増えてきた。

まちおこしか、どうかは別にしても、人口減少に高齢化に悩む地域にとって、うれしい取り組みだ。その敦賀東浦みかんに、2年前に同地区で計約50アールのみかん畑を持つ生産農家5人が生産組合「敦賀フルーツ共和国」を設立した。

これに、敦賀東浦みかんを使ったスイーツ、冒頭のコラボともいうべき、美浜町のヤマグチ食品での開発。ゼリー、昨年4月に敦賀市の老舗菓子店「小堀菓舗」が米粉の生地でクリームと一緒にみかんを挟んだ「敦賀ふわっセ」を販売し、テレビや雑誌で取り上げられた。このコラボも美味しく人気とか。

普通のみかんと違い、改良も加わり、味が濃厚でコクがあるの特徴で、本体も美味しい。それにスイーツとのコラボも面白く、私も食したがいける。さらに、ヤマグチ食品は、昨年末に発売したみかんゼリーが神奈川県のホテルにお茶漬けとして取り上げられた。その上、デザートやレアチーズケーキも開発と続いている。

ただ、収穫量が少ないため通年での商品販売が難しく、多くは今年の収穫が始まる10月下旬まで製造を再開できていないとか。ヒット商品に成長するかどうかは未知数だが、ヒントを大切に、力を合わせ、将来につなげる試みは、決して小さな動きではない。
【2013/10/08】 | ページトップ↑
地価と北陸新幹線開業
Date:2013-10-07(Mon)

最近、お寺のことなので、金沢市をよく訪れる。再来年春、新幹線開業をひかえての活気を感じる。数字に表れたのが地価だ。地価はまちづくりの結果の期待度でもある。

国土交通省が発表した2013年の都道府県地価(基準地価)は、全国的に下落幅が縮小し、大都市を中心に上昇地点が増えた。特徴的なのは、東京、名古屋、大阪の三大都市圏の商業地は5年ぶりにプラスに転じ、下落が続いていた住宅地もほぼ横ばいになるなど、地価は回復基調にある。

金沢も新幹線開業をひかえての、ここ数年、商業地などプラスに転じている。地方で、地価が上向いた地域は、公共交通機関の開業や居住地としての需要、観光客の増加などが追い風となった。

沖縄県石垣市は新空港の開港で住宅地がプラスに転じた。別荘地として人気が高い長野県軽井沢町の住宅地や、三重県伊勢市は、伊勢神宮の式年遷宮による参拝客の増加が商業地の上昇につながったとか。

しかし、地方圏は福井市、敦賀市ともに、商業地が22年連続、住宅地は21年連続のマイナスとなった。上昇地点は中心都市など限定的で、調査地点の9割で下落している。地価は、地域の活力を示すバロメーターだ。福井県も下落率は昨年に比べ改善したものの、経済活動の停滞をうかがわせる残念な結果である。 

大都市の上昇の要因は、金融緩和だ。円安・株高で景況感が回復し、行き場を探す資金が土地取引に流入した。海外からの不動産投資も活発という。デフレ克服を目指す安倍晋三政権のアベノミクス効果が地価にも現れたと言える。

20年の東京五輪開催決定で、東京圏を中心に地価がさらに上昇する可能性は高い。一方で、敦賀市も含め、地方は、高齢化、人口減少に歯止めがかからず、中心都市でさえ中心市街地の空洞化などに悩む。それに敦賀市の原子力発電所の停止の長期化は、地価とも密接に関係しているのではないか。それに人口減少につながるとみている。 

地価の回復は、私は北陸新幹線の敦賀延伸がひとつの起爆剤と思う。地域づくりにかかっている。

地価の下落を食い止めるには、こうした事例を参考に、国内外からの観光客を積極的に呼び込むなど、交流人口を増やすことも一つの方策だ。 

もんじゅや敦賀2号の再稼働は、最もはやい解決策でもあるが、北陸新幹線をにらんだ長期的なまちづくり、交流人口を増やす方策を考えるべきである。舞鶴若狭自動車道の来年度開業も大事だが、終着駅の敦賀駅となる13年後、開業までのまちづくりが大事と思う。 
【2013/10/07】 | ページトップ↑
台風18号の爪痕
Date:2013-10-06(Sun)

台風18号の爪痕はまだまだ残っている。小浜市、若狭町、美浜町と三週間がたとうとしているのに、土砂は重く残っている。敦賀市も話題にもならないが、沓見、縄間と傷跡が残る。

小雨の中、あるところを手伝ったが、元への復帰には時間がかかる。

ところで、この頃、日暮れが早まり、秋の虫の鳴き声も季節の深まりを次第に感じさせる。コオロギの鳴き声で、最も張りがあり複雑な節の「さえずり」は求愛用だという。

仲間を確認したときには「さえずり」より弱くて優しい誘惑音、争うときは威嚇音を出すらしい。何匹、何十匹と集まる草むらのにぎやかさもうなずける。

別種の虫も入れば、まさに秋夜の“大混声合唱”である。

さまざまな声に耳を傾けるのが議員。だから、消費税の増税によって、今後の暮らしに対する不安も大きいとわかる。

都会と地方の格差がどうなるのか、原子力発電所の長期停止でどうなるのか、経済的に弱い立場などにある人たちの「声なき声」をどう受け止めるか、今、本当に正念場、我慢のときか。台風、消費税、長期停止といずれも弱い立場に真っ先に影響する。
【2013/10/06】 | ページトップ↑
黄色信号の「人材と資源確保」
Date:2013-10-05(Sat)

伊勢神宮は気比神宮とは違った雰囲気がある。格式というよりも、新しさというか、シンプルさというか、不思議な感覚になる。20年に一度の新調がそうさせるのか。

先日、伊勢神宮の式年遷宮は、クライマックスの「遷御[せんぎょ]の儀」を終えた。20年に1度、社殿や奉納する宝物を新しくすることで常に若いまま、いつまでも変わらない永遠の姿を目指す「常若[とこわか]」の精神が込められているという。

が、20年の根拠は明確ではないという。式年遷宮には宮大工や刀工、漆工などの技能伝承の意味もあり、そのために合理的な年数という説もある。 

伝統の中で培われてきた日本の「ものづくり」は、その人材育成と、資源を輸入に頼るわが国の経済成長と豊かさの原動力だった。

団塊世代の退職や若年層のものづくり離れで技能の継承に“黄信号”がともっている。それに大半を輸入に頼る資源を深く考えなくなったことだ。

昨日、経済産業省資源エネルギー庁の上田隆之長官は福井市のユアーズホテルフクイで講演で、原子力発電所の停止による影響として、福井新聞を引用すると、
1、本年度は3兆8千億円の燃料費が海外に流出
2、中東に依存する日本のエネルギー構造は脆弱
3、電力によるCO2の排出量が増大

「エネルギー問題は日本経済のアキレス腱になっている」と述べた。米国が低価格の新型ガス「シェールガス」の生産に成功したことで「中東に対する米国の関心は中長期的に低くなる」と指摘。

いずれも的を得た指摘だ。人材確保とエネルギー資源の確保と長期的な視点で、しっかりと、とらえるのがことが大事だし、多くの日本人は、このことを冷静に理解している。

東日本大震災と福島の事故と大きな局面があったせいか、思考停止か、 黄色信号はわかっていても、対応できない日本。そのなかの敦賀と、大局的にみて、どうあるべきか、まさに今、踊り場であることは確かだ。
【2013/10/05】 | ページトップ↑
出向というキーワード
Date:2013-10-04(Fri)

秋は「読書の秋」でもある。半沢直樹のテレビもいいが、原作も面白い。

「出向」という言葉がキーワードが浮かび上がる。最終回、勤め先の銀行を危機から救った主人公の半沢は、頭取から直々に関連証券会社への出向を命じられる。ドラマはその場面で何の解説もなく終了。

予想外の結末、次のシリーズも予感される終末だ。私も9年ほど、出向と同じように電力総連の団体役員として働いた。各電力会社から電気事業連合会へ出向された方とも議論をした。

原子力だけでなく、火力、水力の発電、送電、配電の違いも勉強させてもらった。原子力も全国の立地点、事故を起こしたチェルノブイル、スリーマイル発電所も行くことが出来た。

原子力発電所で働くことに加えて、電力全体の事業体、原子力の安全とリスクとの関係など、各現場を通して学ぶことができた。

ドラマでは出向を制裁のごとく扱う場面が多く気になっていた。ただ終盤は半沢の同僚が出向先で活躍し、新しい風を吹き込む効果も描かれた。そこへ半沢の出向人事だ。続編を期待させる。

敦賀発電所も最低限の仕事となり、関連企業も各方面に出向して、遠くは青森、山口と家族を置いて、働きに行っている。原子力発電所も重層構造となっていることもあり、福島に仕事を求めて、集団で移動している会社もある。

世に出向者はあまた居るが、出向をマイナスにとらえるのではなく、人生に大喜なプラスになることも多い。いずれにしても、その役割や意地を伝える「倍返し」の敦賀での活躍が待ち遠しい。今が辛抱と我慢のときだ。
【2013/10/04】 | ページトップ↑
長期停止と消費税
Date:2013-10-03(Thr)

昨日、新聞紙面のトップは消費税。その税率が来春8%となる。わずか3%、されど3%だ。

昨年12月の政権交代以降、国内経済は息を吹き返したが、敦賀市の原子力発電所の長期停止の影響は大きい。原子力発電所に従事してきた協力業者はもちろん、タクシー、民宿などサービス業に携わる方々の減収がボディーブローのように、それぞれの体力を消耗させている。

その上の消費税アップ、市民の懐事情にどう影響するか、全国的なデフレによる年収の減収と長期停止の重なりは、高齢者、障害者、母子家庭など、弱い世帯に真っ先に影響している。

子どもからお年寄りまで誰もが支払う消費税。社会保障の充実のために有効活用され国民生活の安心感が増すと信じたいが、公共施設や道路と違って豊かさが見えづらいだけに不安も拭い切れない。

来年4月、上がった後も、このままでは敦賀1、2号、もんじゅ、さらには美浜1、2、3号共に動く気配すらない。

ところで、少しの動きと言えばそうdが、敦賀2号機直下の破砕帯を活断層と認定した原子力規制委員会に対し、一昨日、規制委事務局の原子力規制庁の担当者が県会全員協議会で、必要に応じ再度の現地調査を検討する考えを示した。

規制委は8月末の検討会合で原電の追加調査結果を議論したが、有識者調査団による再検討が必要かどうかの判断は先送り。
 
昨日の定例記者会見で、河瀬市長は「地域の存亡をかけた重要なことなのに、中ぶらりんの状況にするのは問題だ」と批判。既に速やかな審議と現地調査などを規制委に要請しているが、「返事がない」と不満をあらわにした。 

消費税に手を出した政権の末路はいずれも悲惨な結果だった。しかし、1千兆円に上る国の債務を放置して、アベノミクスの成功はおぼつかないのも事実。消費税アップ後の日本経済の動向、安全最優先としながらも遅々と進まない原子力規制委員会の動向、それぞれの動きは関係ないようで敦賀市に相乗効果となることもあり得る、しっかりと見ておく必要がある。
【2013/10/03】 | ページトップ↑
山崎豊子作品と民主政治
Date:2013-10-02(Wed)

作家の山崎豊子さんが亡くなった。航空会社の労組を舞台にした『沈まぬ太陽』や、中国残留孤児の運命をたどる『大地の子』など読みごたえるある。私の愛読書だ。

組織内の競争に取り残され、犠牲となる人に注がれるまなざしは温かい。根っこにあるのは体制や権威への批判精神だろう。

なんといっても1965年に著した『白い巨塔』は、勉強になった。医学部教授のいすをめぐる権力闘争は映画にもなった教授がトップに君臨する構図、争いに敗れた医師が去るところなど、いまの医学界とほとんど変わらないことに驚く。

市立敦賀病院の医師と金沢大学の関係をすべてとは言わないが理解するのにずいぶんと参考になった。「やはり白い巨塔だ」と思うことがよくある。

ところで、民主政治には健全な批判者が必要、と言われる。野党筆頭の民主党の言動がいまひとつだ。一方で、政権内の批判者を自任する公明党が目立つのは、批判者が力を失っている裏返しにも感じるのは、私だけでもないはずだ。

そういった意味で、私には、連立政権を担う公明党の山口那津男代表がこのところ気を吐いているよう見える。消費税アップに対して、東日本大震災復興のために上乗せしている復興特別法人税を1年前倒しで廃止する政府方針を批判。

「国民全体で負担することを議論して決めた。いきなり前倒しで、しかも法人だけ廃止は大いに疑問」と指摘。集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更に対しても「国民の理解を得ることが大事で、時間も必要」と異議。いじれもわかりやすく納得できる発言だ。  

地方政治の二元代表の議会の役割も同じだ。健全な批判もときには必要だと、自問自答する。昨日で敦賀市議会の9月議会が終了した。昨日、市議会で台風18号の災害復旧関連の予算が計上され、すべて全会一致で採択。これは批判というよりも協力すべき仕事でもある。
【2013/10/02】 | ページトップ↑
| ひとことトップ | 次ページ