敦賀港コンテナ取扱量の過去最高
Date:2013-12-31(Tue)

今年も残すところあと1日。本当に1年、皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。敦賀にとっては厳しい年でしたが、きっと来年はいい年になりますように。よいお年をお迎え下さい。

大掃除と景気のいい話で終わりたい。

年末の大掃除にラストスパートという方も多いのではないか。世界を見れば、中国では「春節」前に大掃除の習慣があるようだが、欧米では冬ではなく春の大掃除「スプリング・クリーニング」が一般的だとか。能書きはよそう。ここは日本だ。

ところで、安部首相が出席しての昨日の大納会。年間では57%も上昇し、田中角栄政権が列島改造論を打ち出した1972年(92%)以来、41年ぶりの伸び率とか。庶民にこの恩恵はまだまだだが、政策でここまで良くなったこと、弊害もあろうが、まずは素直に評価したい。

敦賀に焦点を当てると、敦賀の十大ニュースのひとつに敦賀港のコンテナ貨物の量は、11月までで、これまでで最も多かった去年1年間の取扱量をすでに上回り4年連続で過去最高を更新。

これまでで最も多かった去年1年間の貨物の取り扱い量と比べてもすでに0.7%上回っていて、4年連続で過去最高を更新した。スマートフォンの人気で韓国向けの液晶ガラスの輸出が引き続き好調だったことや、中国や韓国向けの農業用トラクターの輸出が増えたとの報道。関係者の努力に敬意を表したい。

円安の影響や景気の回復もあろうが、スマフォなど日本が核となる技術を持っていること、敦賀港の地勢的な位置、そして、関係者の努力と、要因は重層的だが、韓国や中国を結ぶ定期航路の開設は大きい。

さらに、11月には敦賀新港のコンテナの荷さばき施設が完成して、 まだまだ敦賀港はこんなものではない。さらなる発展を期待したい。それには、福井港との1県二港主義はどれだけ福井県にとってマイナスだったか。しっかりと見据えた政策、都市間港の競争を来年も勝ち抜きたいところだ。
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【2013/12/31】 | ページトップ↑
食と賑わいは元気のもと
Date:2013-12-30(Mon)

御用納めの夜はカッターレース実行委員会の忘年会。市役所近くの店だが、予約でいっぱい。珍しいことだが、年末はこうでなければ寂しい。

また、一昨日は大学時代のゼミの先輩、後輩が集まる会に久しぶりに出席した。場所は大阪の北新地。ネオンの数はやはりすごい。人があふれんばかりの賑わいだ。

JR大阪駅も大きく変わった。阪神、阪急、大丸と百貨店の位置は変わらないが、よく行った40年も昔とは様変わりで、多くの若者で賑わっていた。

大阪と言えば、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」が評判のようだ。。主人公の女性は、東京の洋食屋に生まれ育って大阪に嫁ぎ、夫の実家の複雑な人間関係に苦労しながら成長していく。人を癒やし、結びつける料理の力が随所に描かれる。 
関東大震災のエピソードはとりわけ印象が深い。東京が壊滅的打撃を受けても当時、大阪が避難所をつくったり、日本経済を支えた。食と賑わい、切っても切れない、元気のもとだ。

家族を失ったショックで絶食を続けていた女性は、ヒロインが工夫を凝らして作った毎日の食事で元気を取り戻した。中でも何よりの楽しみが毎回具材を変えて出されるみそ汁だった、というのにはうなずかされた。 

今日は東京証券取引所で開く「大納会」。安倍晋三首相が出席するとか。首相の参加は異例中の異例という。安部首相とアベノミクス、今年のもっともふさわしい締めくくりと踏んだのだろう。とやかく言うより、景気のいい話はいい。

年末年始の長い休暇である。帰省した家族も食卓にそろっての一家団らん、ここから始まる幸せを噛み締めたい。
【2013/12/30】 | ページトップ↑
あと何年のインフラ整備と、その後
Date:2013-12-29(Sun)

インフラの整備は行政の大事な仕事だ。どちらかと言うと得意な分野だ。建設は予算さえめどがつけば「あと何年」となる。

ところが、その後の数十年の維持管理でもがいているのが今だ。敦賀市も施設が多いだけに、この問題と正面から向き合わなければならない。この分野は行政は弱い。

たとえば市役所、昭和49年建造、もう40年近い年月がたった。耐震の問題もある。空調機器などの老朽化も進む。どうするか、耐震だけでも経費がかかるだけに、しっかりと検討する時期を迎えている。

いずれにいても、わが年齢に重ねて思いを巡らす機会が今年は多かった。筆頭格は「7年後」と決まった東京五輪のニュースだ。そのころ、私は何歳と年齢を数えることができる。年齢と体力、それとイベントは、我が身のことと重ね合わせることができる。「5年後」の減反の廃止もそうだ。インフラとは違うがこれも、農業の一大転機だ。「あと何年」、目標が決まったものの、その後の農業はどうなるのか想像が難しい。

インフラ整備に戻すと、敦賀にとっては、舞鶴若狭自動車道の来年開通、13年後の北陸新幹線、金沢ー敦賀延伸だ。大きな転機でもある。それに、近くの名古屋に、東京―名古屋間にリニア中央新幹線が走るのは「14年後」。大阪への延伸は「32年後」と、夢が現実となる。これと北陸新幹線との兼ね合いはどうかなどなど、課題は尽きない。

そんなに先だと見届けられることもないが、人の交流がなるのか、人口減少が進む敦賀市、嶺南地域、6万人を割った敦賀市を想像して行政運営を考えておかなければならない。

インフラの整備、人口減少、時間軸がほぼ明確に想像できる。ただ、税収の見通しは難しい。10年先を見通すのは難しい。それでも人口が減れば税収が減る。

医療、介護、ゴミなどの行政サービスの維持、インフラの維持管理と、それに、地域の発展、雇用、経済と10年後を見通して考える創造力、求められる具体的な政策だ。

原子力発電所の再稼働、破砕帯問題と、翻弄され続けただけに、インフラ整備の「あと何年」とともに将来を考える力を持つ必要がある。
【2013/12/29】 | ページトップ↑
仕事納めと喉のつまり
Date:2013-12-28(Sat)

年の瀬もいよいよ押し迫ってきた。消費者庁が、正月は餅を食べることによる窒息事故が多いとし、高齢者に注意を呼び掛けている。

本人は喉の詰まりが取れたかのように、首相が靖国神社を参拝した。すっきりはしただろうが、観光や旅行、経済にどう影響するか、これからだ。

首相は「(中韓首脳に)説明したい」と語ったが相手はカンカンだ。ご近所同士でにらみ合う。新年もそんな年になるのか。

敦賀市も喉につっかえものが残った状態が続いている。ひとつが敦賀2号の破砕帯問題。もうひとつが高速増殖炉もんじゅ。

いずれも敦賀の経済、雇用に強く影響している。一昨日、日本原子力研究開発機構はもんじゅの保安規定変更を原子力規制委員会に申請した。未点検機器の点検や保全計画の見直しは11月までに終えており、原子力機構は運転再開に向けた準備作業の禁止命令の年度内解除を目指している。 

原子力機構は今年1月、原因と再発防止策をまとめたが、5月に規制委から保安規定の変更を含めてやり直しを命じられていた。

対策として、保安規定の変更では、もんじゅを運転管理に専念する理事長直轄の組織に改編。敦賀本部は敦賀事業本部に改め、もんじゅを支援する研究開発部門として「もんじゅ運営計画・研究開発センター」を本部内に新設するなど、必死だ。

なんとか来年、この二つのつまりをとりたいものだ。最後に、昨日の仕事納め、昔のこの日は「半ドン」という慣例か、仕事場も、午前中、各課で大掃除、その後、お神酒をあげて乾杯で年を締めくくったが、役所もその風習はない。いつ消滅したのか、ゆとりがなくなったことは確かだ。

ひとつの救いは敦賀市内、一昨日と昨夜、いつになくタクシーや代行がつかまらないほど、賑わっていたことだ。新たな年に期待したい。
【2013/12/28】 | ページトップ↑
「慌ただしい」の「慌」は「心が荒れる」と書く。
Date:2013-12-27(Fri)

昨日は嶺南広域行政組合議会。久しぶりに一般質問をした。この嶺南地域でこの一年で千人を超える人口減少、福島の事故後、3年近くで三千人もの減少。嶺南地域の人口、14万2千人、数年で14万人を割るだろう。原子力発電に支えられた地域だけに、この状態が続くと、行政面で税収減少、住民サービスに影響は必至だ。

ある意味、驚きだ。全国的に人口減少社会だが、これまでなかったことだ。原子力発電所の長期停止の影響を冷静に受け止め、将来に備える体制がどうあるべきか、検討を早める必要があると思っている。

ところで、昨日で1歳の誕生日。最初はおとなしかったが、このところ我を押し通すことが多くなった。安倍政権のことだ。靖国参拝、電撃参拝である。

私も何度か訪れる。戦死者の霊が靖国神社や地方の護国神社にまつられ、その霊に祈りをささげるのは、日本の伝統文化であり、心のあり方である。

今回の参拝の是非は別として一国の首相が戦没者をどう追悼するかについて、本来他国からとやかく言われる筋合いもない。

ただ、なぜ、今なのか。どんな覚悟と準備をして参拝に踏み切ったのか。大きな外交問題に発展しなければいいのだが。

今日は仕事納め。クリスマスが過ぎ、今年も残り5日となった。まさに年の瀬だ。「忙しい」の「忙」の文字は「心を亡くす」と書く。「慌ただしい」の「慌」も「心が荒れる」と記す。“年の節目”こそ余裕を持ち、穏やかな心で過ごしたい。

年末年始は日ごろ離れている家族や親族が故郷に集い、交流するひとときでもある。JR、高速道路や空路の混雑も始まる。帰省者も交えて家族の絆を強める「温かな時間」「穏やかな時間」を大切にしたい。
【2013/12/27】 | ページトップ↑
「ツヌガ君、バショッさん、ヨッシー君」「東浦みかん、杉箸アカカンバ」「敦賀ラーメン、ソースカツ丼」‥‥
Date:2013-12-26(Thr)

「ツヌガ君、バショッさん、ヨッシー君」「東浦みかん、杉箸アカカンバ」「敦賀ラーメン、ソースカツ丼」‥‥。

地域おこしの救世主のように、ゆるキャラが増殖を続けている。伝統野菜、ご当地グルメなど、これも活性化の切り札のように期待を担う。

どちらも敦賀市にとって覚めることのない夢を思わせる。各地の10大ニュースが出始めているが、全国的にもキャラクターと食を中心とする「ご当地現象」だ。

年間を通した敦賀市の取り組みも実を結び始めている。なかでも、東浦みかんは、テレビ、ラジオ、新聞を賑わせた。10年以上の地域の取り組みが実を結んだ。

全国的にも、ご当地グルメや伝統野菜、くだものは各地で注目度が高い。

変貌を続ける郷土と不景気の中からの再生を見ることができる明るいニュースの裏側では、相変わらず暗い出来事が日常生活に影を落とす。

台風18号が笙の川を水位を異常なまでに高め、沓見や西浦に爪痕を残し、全国的にも振り込め詐欺、ストーカー被害が後を絶たない。いつ自身や家族が被害者になってもおかしくない現実感がつきまとう。

とらえどころのない世相だからこそ、ゆるキャラや伝統野菜、くだもの、ご当地グルメと、多くの人が可能性を見いだすのかもしれない。地方の魅力発信と経済効果にも一役買う。希望を託せる夢は、これからも見続けたい。
【2013/12/26】 | ページトップ↑
介護保険の良さと難しさ
Date:2013-12-25(Wed)

介護はこれから本当に難しい。市町村が裁量権を持ち柔軟に運営できる、といえば聞こえはいいが、現実は厳しい。両親を養護老人ホームにあずければと考える、若者世代も多いが、現実は今以上に厳しくなる。それだけ家族の労力も資金面の負担が増えることは必定だ。

危惧されるのは市町村間の格差だ。介護基盤が弱く、それを支える財政力やマンパワーの乏しさが介護サービスの格差となって表れる事態だけは避けなければならない。敦賀市は財政基盤はいいものの、国で定められている介護保険制度に限界がある。ここにこの制度の難しさがある。

介護予防は、高齢者が住み慣れた地域で、自立した生活を送れるようにすることに主眼がある。市町村の格差の結果が、サービスの削減という方向に向かえば、心身機能の低下を招き、ひいては重度化が進行して介護保険財政に跳ね返る。この請願が敦賀市議会にも提出され、私は賛成したが否決された。

2015年度からの介護保険改正に向け、厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会が意見書の素案を固めた。軽度者へのサービス内容を見直し、一律1割だった自己負担を、所得が高い利用者は2割に引き上げることを盛り込んだ。

介護費用の抑制策が柱になっている。介護費用の伸びは著しい。現在、年間9.4兆円だが、団塊の世代が75歳以上になる25年度には約21兆円にまで膨らむと見込まれている。いわゆる2025問題だ。

高齢化の進展で、全国平均の介護保険料(月額)は現在の4972円から8200円程度になると試算されている。この敦賀市もけっして例外ではない。明らかに負担の限界を超える。

実施に当たっては本当にサービスが必要な人の切り捨てになる可能性が強い。慎重な進め方を求めたい。特に、比較的軽度な要支援者向けの介護予防サービスの見直しには配慮が必要だ。

繰り返しになるが、素案には、要支援者向けのサービスのうち、訪問介護と通所介護を市町村の事業へ移行させる内容が盛り込まれた。健康に生活できる期間、いわゆる健康寿命を延ばすうえでも、各市町村の取り組みが鍵を握る。「保険あってサービスなし」とならないよう、と思うが、現実は難しい。
【2013/12/25】 | ページトップ↑
雇用の受け皿が少なくなっている敦賀の現状
Date:2013-12-24(Tue)

街のイルミネーション、住宅のイルミネーションと今日は穏やかなクリスマスイブ。表向きの華やかさの裏に、今年の敦賀の市民生活はそれほど楽ではない。都会の生活から親元に戻って宅急便で忙しく働く若者など、それぞれに事情を抱える。

昨日は久しぶりに平和堂で映画「永遠の0」を観た。ゼロ戦で実際に戦争を闘った特攻隊員の生き様を、生き残った者が証言することによって現在に蘇らせる。ここにも当時の若者群像がある。

今年は宮崎駿監督の『風立ちぬ』では、ゼロ戦を設計した堀越二郎がモデルになり、そこには「生き抜く」というテーマが内在していた。

船や戦闘機に関する映画を好んで観てきたが、戦後60年を超えるとその戦争の捉え方も徐々に変わっているように感じた。そこにも当時の若者の「生きて帰る」という強い願いがある。

ところで、現代、どれだけ働いても休みが取れない若者がいる。長時間労働を強いられ、残業代も支払われない中、働く若者。これはけっして都会だけの問題ではない。この敦賀でも存在する。正社員でないために、昼、夜と仕事を変えて働く若者も多い。

今年、いわゆる「ブラック企業」が流行語にもなっている。若者を使い捨てにするような過酷な労働環境に置く。リーマン・ショック後、インターネット上で広がっていったといわれる言葉。今年の新語・流行語大賞のトップ10に入るほど、最近急に社会問題化してきた。

厚生労働省も注視する。9月に実施した調査では対象の8割を超す4189企業・事業所で法令違反が見つかり、是正勧告した。中には社員の7割を「名ばかり管理職」にして、残業代を免れるケースもある。

夢と希望を抱いて入社したはずが、期待を裏切られた衝撃は大きい。一方で、この敦賀で正社員として受け入れる会社が少なくなっているという現実だ。原子力発電所の長期停止の影響は大きい。来年3月、どれだけの高校生がこの敦賀を後にするのか。大学に行っても戻ってくる学生の受け皿も少ない。この現実を直視しておきたい。

【2013/12/24】 | ページトップ↑
昨日は冬至‥‥
Date:2013-12-23(Mon)

一昨日は、昼は「小さな親切運動」の敦賀支部20周年記念式典。関係者のこれまでの活動に敬意を表したい。夜は敦賀海洋少年団のクリスマスパーティーと団長の就任式。団長は私が引き受けることとなった。引き受ける以上は精一杯、支援、協力したい。

さて、日一日と弱くなってきた太陽の光だが、昨日は一年で昼が最も短い冬至。このところ、厳しい寒さも続く。光が衰えれば心細さを感じてしまうものだ。季節の変化で体調も崩しやすい。昔の人は健康に留意することも忘れなかった。

冬至に食べるとされるカボチャは夏の強烈な光を浴びて育った生命力を宿し、ユズの強い香りは邪気を払うという。年末は、寂しさもつきまとうが、それぞれが精一杯、家族を思い生活し、それぞれの道で生きている。その活力が食事であり、忘年会だ。

冬至が過ぎれば太陽の光は勢いを増してくる。これは自然の法則だ。希望を忘れてはいけないと思う。一方で、福島に仕事に行っていた方も敦賀に戻ってくる。3年目を迎える東日本大震災を忘れてはならない。
【2013/12/23】 | ページトップ↑
買い物難民に合わせてコンビニや移動販売
Date:2013-12-22(Sat)

子供の頃、四国のには「いただきさん」という、漁業を営む主人の取ってきた魚を街で売りさばく行商人がいた。仕入れは魚市場の仲買さんから買い、自転車のサイドカー型の箱に詰め、市内数カ所で商いを行う。

一カ所2~3時間で場所を移動しながら毎日売り歩き、お客の好みで魚をさばいてくれる。重宝な魚屋さんとして人々に支持された存在だった。

「いただきさん」は高松の街では、単に行商の魚屋としてのみならず、気軽に街の人やお年寄りに声をかけ、良き話し相手となっていた。今晩の献立の話や、最近の健康状態、なにげない日常的な話など、街の主婦やお年寄り達の相談役や話し相手となり、人々もこの行商が来るのを楽しみしていた。

また、オート三輪に生鮮食料品や駄菓子を積んだ移動販売車もあった。夕食や翌朝の食材を求め、近所のおばさんたちが集まった。

今でこそ車で買い物に行くのが普通だが、当時は女性が運転するのはまれ。移動販売が地域の食生活を支えていた。

「いいただきさん」にしろ、移動販売は、買い物だけではない。コミュニケーションの場も提供してくれた。

この風景はどことなく消えていった。モータリゼーションの発達と郊外型スーパーの進出と、都市化でどこの地方都市の均一化だ。この敦賀も同じだ。

そのスーパーが松葉町、ひばり、など店を閉めている地域も見られるようになった。一方で、いつの間にか、コンビニが増えた。きめ細かいサービスが心憎い。意外とお年寄りにも人気とか。そのコンビニもない西浦、東浦など、生協の移動販売車が静かに人気となる。

それでも山間地の人口流出は止まらない。広がる地域格差、買い物弱者の増加はどこにでもある問題とはすまされない問題が、敦賀にも横たわる。
【2013/12/22】 | ページトップ↑
エネルギー基本計画に左右される敦賀
Date:2013-12-21(Sat)

昨日で12月議会が終わった。市役所5階からは天気の移り変わりがよくわかる。昨日は晴れ、雨、雪おめまぐるしい。福島の事故以来の敦賀を象徴しているような変化だ。ここはやはり、国のエネルギー政策と密接に関係する。

ところで、国の中長期的なエネルギー政策の指針となる新たなエネルギー基本計画案が固まった。近く関係閣僚会議で議論し来年1月に閣議決定するという。

はっきりしたのは前民主党政権が掲げた原発ゼロ目標との決別だ。計画案は、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけて安全性確保を前提に再稼働を進め、活用継続を明確に打ち出した。核燃料サイクルの要、もんじゅも「着実に推進する」とした。ただ、具体的な数値目標は盛り込まれず、エネルギーの将来像は見えない。 

政府としてエネルギーの明確な将来像を示して国民に説明を尽くし、理解を求める必要がある。計画案では原子力発電を重要なベース電源の中でも「基盤」とし必要性を強調した。

輸入燃料費や温暖化対策を考えれば火力発電にも多くを頼れない。再生エネも安定性やコストに難点がある。多くの課題を抱えたエネルギー選択に国民的議論は欠かせない。 

原子力発電の比率を含め電源構成を早期に示すべきだ。原子力発電の比率は、使用済み燃料を再処理して燃料に使う核燃サイクルの在り方も左右する。原子力発電の見通しなくして議論は進まない。

一方、原子力発電の新増設の可能性を残したことで、敦賀3、4号の建設にも薄日が差したと私は受け止めている。既に政府は建設進むを原子力発電は容認している。

原子力発電所の再稼働へ環境を整える姿勢だけに終わらせてはならない。民主党政権時代に誕生した原子力規制委員会の改革も必要だ。安全は最優先にしながらも、経済性や立地地域を大事にする姿勢も大事だ。

破砕帯の再調査が決まったとはいえ、まだまだ、敦賀の先行きは見通せない。
【2013/12/21】 | ページトップ↑
地方議会の宝刀「百条委員会」
Date:2013-12-20(Fri)

「政治家としてアマチュアでした」と東京の猪瀬直樹知事が辞職を表明した言葉だ。徳洲会グループから現金5千万円を、選挙前、無利子無担保自体、庶民感覚、常識が都民とかけ離れた、当然の辞職と思った。

この問題で、都議会が百条委員会の設置を決めたばかりだった。百条委は地方自治法100条に基づき、地方議会が設置する特別委員会。

証言拒否や偽証に対し、罰則や告発の定めがある。首長を追い詰めることも可能で、地方議会の「伝家の宝刀」とも称される。最近で県内で福井市議会で設置されたが、市民にとって最も見えやすい重たい特別委員会だ。

見えやすいと言えば、中日本高速道路は昨日、平成26年度に全線開通予定の舞鶴若狭自動車道の最後の難所、笙の川橋(敦賀市道口)が24日に接続すると発表した。JR北陸線、国道8号線、笙の川に送電線の上を行く道路、巨大なやじろべえが繋がる。

これにより、工事区間全ての土台部分がつながることになり、県が求める26年夏前の全線開通に向けて好材料となる。笙の川橋は上部にコンクリートと波状の鉄板を使い、橋の荷重が軽減できるほか、耐震性やコストに優れた構造となっている。

風速8メートルを超える場合は工事ができないこともあり、明確な完成見通しは立っていないが、26年夏前の全線開通に向けて弾みがつく形となった。

話を戻すが、東電病院問題など、ガラス張りともなる「百条委員会」の力の大きさを猪瀬知事が意識したのか。

無利子の5千万円の釈明は、二宮金次郎の手法から改革を考えた著書「ゼロ成長の富国論」で、お金の貸借における「複利の魔力」をとき、歯切れよく行政を批判した同じ人のものとは思えなかった。
、、、
選挙を経て新知事を迎えることになる首都は、東京五輪が控える。マスコミはもうポスト猪瀬だ。

都議会の百条委はたち消えになりそうだが、伝家の宝刀を抜いた力を、プラスに向けてもらいたい。敦賀市も福井県も来年ともなると、選挙の話題が多くなる。将来の課題が多いだけに、敦賀市も来年は正念場の年となる。
【2013/12/20】 | ページトップ↑
十大ニュースのひとつになろう破砕帯問題
Date:2013-12-19(Thr)

昨夜は男女共同参画センターである市民グループと市政に関する意見交換会。山林保全、国道8号の2車線化、敦賀駅周辺整備、金ヶ崎整備、赤レンガ倉庫の活用、JR港線の活用などなど。今年の敦賀も課題が多かった。

年末恒例の各賞やランキング発表ラッシュに年の瀬の雰囲気が色濃くなってきた。「新語・流行語大賞」のじぇじぇ、「今年の漢字」の輪に続き、敦賀市も十大ニュースなどが待っている。

慌ただしさの中、1年を振り返る楽しみの一つだ▼賞が近づくと予想合戦もにぎやかになる。アンケート調査の結果が出たり、ネット上で騒がれだす。流行語と今年の漢字では、いずれも的中率の高さが目立った。

音楽情報会社オリコンが発表した音楽ソフトの年間ランキングではアイドルグループAKB48が4位までを独占。世相をうつすというが、なぜか、予想通りとも言えた。レコード大賞もAKB48か。意外性がほしいと思うのだが、それだけ日本人が均一化しているのかもしれない。

ことしもあと半月。年賀状の受け付けがスタートし、一気に新年が視野に入ってきた。

今年の十大ニュースのひとつとも考える、敦賀2号機の破砕帯問題、原子力規制委員会が昨日、専門家調査団による現地調査を再び実施すると決めたことを受け、記者のぶら下がりで敦賀市の河瀬一治市長は「いろんな形で規制委に再調査(の実施)を(議会、知事など立地自治体として)求めてきた。一定の評価をしたい」と歓迎。

私もその通りと評価したい。県は、遅いと苦言を呈しながら、今後の適切な判断と審査めどの明確化を求めている。私も規制委員会の対応には不満が残る。

その時間が敦賀の経済など大きな影を落としているからだ。明日は議会最終日、十大ニュース、日本レコード大賞と、1年の締めくくりと正月準備、日暮れの早さと気ぜわしさが重なる。これに忘年会と重なる。やるべきことのランクづけが必要になってくる。                 
【2013/12/19】 | ページトップ↑
「破砕帯問題」再調査の動き
Date:2013-12-18(Wed)

12月も中旬を過ぎると慌ただしい。敦賀2号の破砕帯問題もようやく動きがありそうだ。今日の原子力規制委員会で敦賀2号機について、有識者調査団の現地調査を再び行う方向で検討に入る、との報道。これまで、市長、市議会も求めてきただけに、一歩、前進と受け止めたい。

また、昨日の福井県議会で、原子力規制委員会に対し「幅広い専門家の意見を踏まえ、科学的・技術的観点から適切な判断を行うこと」を求める意見書を賛成多数で可決。

詳細には「追加調査の結果を提出して5カ月以上経過している。責任ある対応が求められる」として、決定権を持つ有識者の審査を早期に実施するよう要望している。 

また、原子力発電所の再稼働に向けた規制委による安全審査については「責任を持って遅滞なく効率的に行うこと」と強調。立地地域に対して規制委自らが説明責任を果たすことも要求している。これも立地自治体として時期を得た意見書と評価したい。

一方、関電の美浜発電所で津波対策のため建設していた防潮堤の一部が完成し昨日、報道陣に公開したとか。若狭湾に面した外海側は高さ6メートル(海抜11・5メートル)、長さ約100メートルの白い壁で完全に覆われたとのこと、着実に再稼働に向けて動きが始まっている。 冷えきった敦賀の経済にとっても明るい動きととらえたい。

余談だが、私が理事として属している特定失踪者調査会の地道な活動として、山下きよ子(平成元年に越前海岸で失踪した山下貢さんの母、敦賀市縄間)や松崎小浜市長の声などを短波に乗せて北朝鮮に呼び掛け続けた「しおかぜ」の短波放送がある。

今年で丸8年になるが、常に北朝鮮との妨害電波との闘い。周波数を変えたり、あの手この手と電波を送り続きた。ところが、12月4日から17日現在まで、北朝鮮による妨害電波追従が全くなし。北朝鮮の陰湿な動きと関係しているのか、内部に混乱が起きている現れか、理由は全く不明。

先日も美浜で平成2年、北朝鮮の遺体で見つかった工作員の所持品、潜水艇など敦賀市役所ロビーで公開したが、年々、この問題の風化を感じる。ただ、今回の新たな動きはけっして無関心であってならないと思う。
【2013/12/18】 | ページトップ↑
あと4年で100年を迎える小浜線
Date:2013-12-17(Tue)

小浜線の 敦賀駅 - 十村駅間(18.2M≒29.29km)が開業が1917年。粟野駅・河原市駅・三方駅・十村駅も同時に開業。翌年に小浜駅までその足を伸ばしている。嶺南の足としてもうじき100年。

嶺南、若狭の三方五湖や名勝蘇洞門、国宝明通寺、若狭彦神社などの社寺といった観光地を控えていることからかつては海水浴客や観光路線ともなったが、基本は通勤、通学などの生活路線。年間の乗客数も5千人をわり、毎年、低下が続いている。
それでも大切な路線に変わりがない。

正式な起点は敦賀駅だが、列車運行上は東舞鶴駅から敦賀駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。これは、敦賀駅で接続する北陸本線や東舞鶴駅で接続する舞鶴線と方向をあわせたためとか。正直、気がつかなかった。

他に、福井県には、ローカル線として1960年の越美北線がある。越美北線は、福井市の越前花堂駅から大野市の九頭竜湖駅に至るJR西日本の鉄道路線である。「九頭竜線」の愛称が付けられており、福井駅をはじめとする旅客案内上はこの愛称が用いられている。2004年の福井豪雨で一度、全線が不通となった。地元沿線の熱意で2007年に全面復活。

お隣の滋賀県で先の9月の台風18号で橋脚などが流され、全面運休した、信楽線がある。幾多の苦境を乗り越えて80年の歳月を刻んだ鉄道でもある。これも地元の熱意でようやく国の災害復旧事業の補助制度の対象になり、復活の見通しとなった。

話は飛ぶが、ローカル線では敦賀の偉人、大和田荘七氏の北海道の留萌線に大和田駅が残る。私も一度、訪れたが、無人駅で炭鉱時代の栄華はないが敦賀市の偉人の足跡が北海道に今も現役で残るのは感慨深い。

通勤、通学に利用する高校生ら住民、少ないが観光客に愛されるローカル線。嶺南の舞鶴若狭自動車が来年には開通するが、一方で、通勤通学、そして高齢化の進む嶺南地域の足をどう守るか、無関心であってはならない。

余談だが、深夜、ネットを見ていると、毎日新聞で、原子力規制委員会が、敦賀2号機について、来月にも有識者調査団による現地調査を再び行うことを検討しているとの報道。

共同の配信らしいが福井新聞も一面になるか、今年、最後の明るいニュースと受け止めたい。
【2013/12/17】 | ページトップ↑
「育てる」視点の難しさ
Date:2013-12-16(Mon)

昨日、日曜日は一日、雨模様。嶺南広域行政組合議会の一般質問の原稿と年賀状の整理に時間をさいた。

慌ただしい師走。車を運転していて工事現場にさしかかる。黄色い旗が振られ、しばし時間待ちとなる。

最近の工事現場だが、作業内容を大きく看板に書いているのを見かけるようになった。最近はどれだけ、交通に、周辺住民に配慮しているかなども業者に対する評価の対象になるのだという。公共工事の入札は、総合評価方式が一般的になってきた。

地域への貢献度など価格以外の要素も点数化して反映するものだ。

受注に向けた努力だと聞けば世知辛い感じがする。それでも住民に有益なことであれば、情報を発信する取り組みは歓迎したい。

ところで、年末には忘年会。早いが再来年の統一地方選の話になることも多くなった。昨年来、投票率が下落し、過去最低を更新した選挙も多かった。国民、市民すべてが地元の行政や政治に満足しており、現状維持を求めているのであれば、多額の予算を費やしてまで選挙する必要はない。

ただ、実際はどうだろう。低投票率や無投票の背後に「だれに投票しても、何も変わらない」といった有権者の失望やあきらめが潜んでいないか。逆に議員自らも質の向議会の活性化も大事だ。「議会報告会があったが議員の姿が見えない」など率直な意見も多い。
いずれにしても、政治は選挙結果によって動く。選挙で信任を得た首長と議会が進める政策は、仮に民意と懸け離れたものであっても簡単には覆らない。

来年は、坂井市、南越前町、越前市の市町議会選挙がある。その後、再来年には敦賀も含めた統一地方選。政治家を「選ぶ」だけではなく、最近、私もそうだが、「育てる」視点を持つことが、政治と民意の距離を縮めるとも考える。 本当に難しい時代だけに、政治に無関心であってはならない。
【2013/12/16】 | ページトップ↑
エネルギー政策も備えあれば憂いなし
Date:2013-12-15(Sun)

本格的冬往来。雷の雪起こし、今冬初めて積雪。着実に冬を深めていく。まだまだ、序の口だろうが、どんな雪模様か、寒さを感じながら冬の準備と覚悟もしたい。

敦賀市では市役所正面玄関前に風よけ用の板を設置した。板を設けないと風や雪の影響で自動ドアが開閉しないときがある。これも冬の準備だ。

政府が年明けに閣議決定する新しい「エネルギー基本計画」について経済産業省の審議会が意見をとりまとめ、原子力発電を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけた原子力政策を評価したい。

長期的なビジョンで国のエネルギーを大事さは、石油危機をしる私達世代はある意味、至極当然とも言える。

原子力発電については、今月6日に示された素案に比べて位置づけをより強調し、安定供給、コスト低減、温暖化対策の観点から、安全性の確保を大前提に、引き続き活用していく「基盤となる重要なベース電源」と位置づけた。

「ベース電源」とは電気を一定量、安定的に供給する電源を意味し、原子力発電所の再稼働に前向きな姿勢を示した。

一方、現時点では原子力発電所の再稼働が見通せないとして全体の電力供給に占める原発の比率は示されず、また、原発の新設や増設、建て替えについても言及は見送られた。

原子力発電所と共にこの40年、歩んで来た敦賀市の雇用、経や市民生活を考えれば、不満も残るが、前の民主党政権時の原子力発電のゼロ政策があまりにも無責任だっただけに、この姿勢は一歩どころか、大きな転換と評価したい。

原子力発電所は長期展望と市民理解がなければできないだけに着実に一歩一歩、前進したい。これもある意味、危機管理でもある。
【2013/12/15】 | ページトップ↑
その時代の風景‥‥
Date:2013-12-14(Sat)

それぞれの時代にヒローはいる。私の子供の頃のヒローはプロレスの力道山。子供心に鮮明に覚えているのが、この時期、調べてみると、まさに50年前の12月8日、暴力団員に刺され、1週間後の15日、39歳で早世したことだ。

今年はテレビが始まって60年。近所のテレビのあった家にガキ仲間が集まり、まさに草創期に活躍したヒーローが力道山だ。必殺技の空手チョップで外国人レスラーを小気味よく倒す姿は鮮烈だった。

田舎の商店街の電気屋のテレビの前の人盛り、空手チョップが始まるや 拍手喝采。今から考えるとまさにその時代の風景だ。

ところで、昨日は、議会の総務民生常任委員会。敦賀公立看護大学設置に伴う定款、財産、評価委員会などを審議。いずれ賛成多数で可決すべきものと決定。着々と準備は進むが、最大の懸念が厳しい財政との関係。これからも議会の責任は重い。

昼休み、市役所のロビーで東浦地区の特産「東浦みかん」の特別販売会が開かれていた。用意したみかん約400キロが、1時間ほどで売り切れたとか。

「東浦みかん」は濃厚な味と程よい酸味が特徴。今年に入ってテレビや新聞での報道も多くなった。関係者の努力に敬意を表したい。ただ、生産者の高齢化に伴う減少など、課題も多いがなんとか敦賀の古くて新しいブランドとして、成り立つように期待したい。

東浦のみかんは戦前のロシア貿易の隠れたシンボル的存在、今、再び脚光を浴び始めたばかりだ。

【2013/12/14】 | ページトップ↑
備えあれば‥‥‥‥
Date:2013-12-13(Fri)

市役所通りのいちょうの黄土、大半が落ちて、本格的な冬到来。寒波が何度か訪れると言う。

野坂山も白い雪化粧を始めた。LEDか、イルミネーションが、赤レンガを彩る季節になってきた。今年は早くより気象庁の3カ月予報では、西高東低の気圧配置が平年より強まり、寒い冬になるという。

インフルエンザの流行がそろそろ始まりそうだとか。対策の基本は、何と言っても予防接種だろう。しかし、毎年定期的にインフルエンザの予防接種を受けている人は、10人に1人の割合なのだとか。

ここ数年、一度も受けたことがない人も6割に達するというから、意外や意外である。今年は気がむいたのか、久しぶりに接種した。

インフルエンザで最も注意が必要な時期は、12月から1月にかけて。ワクチン接種後、体内に抗体ができるまで2週間程度かかるとか。とにかく、まだ受けていない人はぜひ。

ところで、福島の事故を教訓に敦賀市と福井大学附属国際原子力工学研究所は、原子力発電所で深刻な事故が起きた場合の避難の手段や規模についてアンケート調査を行っている。

避難方法や避難する規模の目安として集落や小学校区などどのような単位が適切かについても調査などきめ細かい内容となっている。

このアンケート調査も全国でも例がなく、大学ができ、原子力防災の専門家など人材そろっての調査内容、成果を期待したい。

それにしても今日は寒い。酷暑の夏も、厳寒の冬も、対策に気が抜けない時代だ。
【2013/12/13】 | ページトップ↑
倍返しよりも協調と調和
Date:2013-12-12(Thr)

議会の一般質問は、今回19人。今日で終わる。私がしんがりを務めるが、質問そのものに傾向はあるものの、敦賀市の縮図ともいえ、多種多様。笙の川の安全確保、小中一貫教育、市営住宅のあり方、その跡地利用など、さまざまなだ。

ところで、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」の単行本が世に出たのは2004年12月。それが9年後の今年テレビドラマになり、大ヒットした。

背景には父親の中小企業の苦しさ、日本を支えたものづくり、庶民の暮らしがある。 そこにはどうしても資金が必要になる。

主人公「半沢直樹」をズバッとタイトルにして脇役陣を戯画化し、劇中の「倍返し」は流行語大賞を受賞した。強気の言説は支持されやすい。慎重論は時に「弱腰」「敗北主義」のレッテルを貼られる。

深夜にも12月8日の太平洋戦争になだれ込む前の情報戦が描かれていた。真珠湾攻撃、その結果の惨状、米国の「倍返し」「10倍返し」それ以上ではなかったか。

南アフリカのマンデラ元大統領の訃報に接して「やり返さない勇気」を思い出した。長年にわたる人種間の対立と憎悪。大統領は訴えた。「今この国に必要なのは(白人に対する)リベンジではなく、許しと協調だ」 

安倍晋三政権が「エネルギー基本計画」の素案を提示し、安全性が確認された原子力発電を「重要なベース(基幹)電源である」と位置付けた。

福島の事故の後の、民主党政権が進めた「原発ゼロ」から1年、転換でもあるが、倍返しではなく、安全優先した現実を踏まえて、原子力発電の活用再開に取り組む姿勢を示したものとして評価したい。 

ただ、原子力発電所の新増設方針が明記されなかったのは残念だが、これも国民と市民の理解があっての計画だけに「倍返し」よりも調和と協調ではないか。現実にゆっくり進む原子力政策に敦賀市の苦難がある。
【2013/12/12】 | ページトップ↑
忘年会は景気のバロメーター
Date:2013-12-11(Wed)

忘年会は景気のバロメーターともいう。ボーナスが出始める今週から来週にかけてが、その効果が表れるときとか。

北陸財務局が発表した10~12月期の北陸の法人企業景気予測調査で、企業の景況判 断が大幅に改善したとか。とりわけ、中小企業の景況判断が2004年の調査開始以来、初めてマイナスからプラスに転じたとも。

ただ、この嶺南地域、敦賀市は原子力発電所の長期停止で厳しい状況が続きそうだ。

気になるのは先行きの見通しである。原子力発電所の再稼働が原子力規制委員会の作業の遅れで全国的に来春以降とは。安全を優先するとはいえ、問題だ。この直近の1年でも嶺南地域の人口減少は千人近い。これほどの減少はいままでにない。

その上、財務省と内閣府が発表した全国の法人企業景気予測調査でも来年4~6月期の景況判断は悪くなっている。消費税の増税は景気に大きなマイナス作用を及ぼすことが企業の景況感からも、はっきりと見えてくる。地方も悪い方での景気には敏感とも聞く。

ところで、先ごろシチズンが調査したところ、現代人は2時30分以降の帰宅を「午前様」としていた。前回(2006年)調査より1時間以上遅いのは景気回復の兆しか。

都会中心の調査だろうが、今年、午前様がどれだけいるだろうか。敦賀市の本町、つかの間の賑わいを楽しみたいところだが。
【2013/12/11】 | ページトップ↑
介護保険のサービスの安易な変更
Date:2013-12-10(Tue)

介護保険制度のサービスと保険料のバランスは本当に難しい。高齢化の進展で、全国平均の介護保険料(月額)は現在の4972円から8200円程度になると試算されている。明らかに負担の限界を超える。敦賀市も増加の一途だ。 

財源には限りがある。効率化や重点化は避けられない課題であり、制度改正はやむを得ない面もある。

これらを背景に、2015年度からの介護保険改正に向け、厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会が意見書の素案を固めた。

素案には、要支援者向けのサービスのうち、訪問介護と通所介護を市町村の事業へ移行させる内容が盛り込まれた。

前にも書いたが、全国一律の基準ではなく、ボランティアやNPO法人等を積極的に活用すれば地域の実情に応じた取り組みができる─というのが厚労省側の主張だ。市町村が裁量権を持ち柔軟に運営できる、といえば聞こえはいいが、現実は厳しいのではないか。

市町村の格差の結果が、サービスの削減という方向に向かえば、心身機能の低下を招き、ひいては重度化が進行して介護保険財政に跳ね返る。 

私も経験したのが、介護予防は、高齢者が住み慣れた地域で、自立した生活を送れる長く継続できる。

単独の市町にとどまらず、嶺南全域など広域的に取り組む仕組みも大事だ。健康に生活できる期間、いわゆる健康寿命を延ばすうえでも、各市町村の取り組みが鍵を握る。「保険あってサービスなし」とならないよう、早めに知恵を絞る独自の仕組み、対応策も必要に思う。 
【2013/12/10】 | ページトップ↑
節電対策と破砕帯調査
Date:2013-12-09(Mon)

スーパーも商店街も年末ムードとなってきた。東日本大震災後に迎える3度目の年末。自粛、節電ムードも一区切りついたのか、都会では街中の各所で派手なイルミネーションが復活し、クリスマス気分を盛り上げている。

大阪、京都、東京など、その主力が、LED照明の急速な普及とか。普及は速い。

一般住宅用の製品が販売されるようになってから、わずか5年ほどだが、普及率は20%にも達しているとか。まだまだ、高いが、もう主役になりつつあるとか。

LED照明の最大の特徴は低消費電力・低発熱性。寿命の長さも長所に挙げられる。懸案だった高価格も、需要の拡大により、低下傾向にあるとか。

メーカーに聞くと、LEDは技術開発のたまものだが、震災による電力不足が企業の競争に火をつけ、普及を加速させているとか。

私は日本人の賢明さにいつも感心されてきた。東日本大震災でも暴動は起こらず、一部、盗難はあったものの、それほどの被害でもなかった。

節電も電力会社の給電所に居れば一目瞭然だ。冷暖房の適切な温度設定など、節電に対する高い意識が一般家庭にも浸透。職場でのクールビズは見事に定着した。臨機応変に生きる知恵と工夫を編み出す日本人の柔軟性ではないか。

ところで、原子力規制委員会の有識者調査団は一昨日、昨日と関西電力の美浜で敷地内断層の現地調査。1~3号機の原子炉建屋など重要施設の直下を走る断層の活動性や敷地東側を走る活断層「白木-丹生断層」との関係を調査。

関電はこれまで、断層の延長上にある敷地内の道路や斜面で表層の剥ぎ取り、ボーリングなどを実施。断層面の詳細観察や、採取した鉱物の分析などから「断層に活動性はない」とし、白木-丹生との関連性も否定している。

規制委員会の島崎委員長代行は「もやもや感がある」と学者とは、言いがたい表現で、判断基準がないまま、苦しめられる現場や嶺南地域はたまったものではない。
【2013/12/09】 | ページトップ↑
太平洋戦争開戦の日と情報
Date:2013-12-08(Sun)

今日は12月8日。太平洋戦争開戦の日だ。私は両親からこの日の状況をよく聞かされた。ラジオで大本営の発表があるたびに、店先で拍手があり、商店街では万歳の掛け声もあがったとか。

「無謀な開戦のなか、つかの間の勝利に酔う、閉塞感からの解放という気分もあった」と父がよく語っていた。その事を聞かされると、戦後世代の私にも想像できる。大戦の背景に世界恐慌があり、各国が大不況から脱出しようとあがいた。日本も、地方も、特に農村は疲弊していたとも。

現実には日中戦争を始めた昭和12年で米国の約7分の1に過ぎなかったとか、情報を操作された国民の多くは「猫が虎になった夢」に酔っていたと、司馬遼太郎か、どこかで書いていた。敗戦が近づくや大半の情報は隠され、都合のいいこと、とにには嘘も報道された。この体験は戦後世代にはよくわかっていない。

ときあたかも、一昨日、特定秘密保護法が成立した。安全保障に関わる情報には秘匿が必要なものもある。漏洩を防ぐための法整備も理解する。

ただし、公開すべきは公開する情報開示との整合性が前提で、機密の範囲と期間は限定的でなくてはならないことは明白だ。

決めるべきは決めることも必要だが、「知る権利」の侵害をはじめ、さまざまな懸念の根強い法律だけに、少なくとも「良識の府」である参議院では充分な論議のもとでの採決がほしかったところだ。情報と機密は、大げさに言えば、国家の運命も地方都市の行く末も変えている。

敦賀市は、戦争による市街地や港湾施設の爆撃などのより壊滅的な打撃を受け、多数の死者を出している。市街地や港湾機能は回復し、日本海第二位の港と言われながらも全国規模では、四十数位を超えて、戦前の勢いはない。
【2013/12/08】 | ページトップ↑
原子力政策と密接に関係する敦賀市、嶺南地域
Date:2013-12-07(Sat)

昨日、政府は、エネルギー政策の中長期的な指針として年明けに決める新たな「エネルギー基本計画」で、原子力発電を「重要電源」と位置づけ、一定割合を長期的に活用する方針とする素案をまとめた。

民主党政権時代の30年代「原発ゼロ」を目指す方針からすれば、大きな転換と私は、歓迎をしたい。年明けに閣議決定して原子力規制委員会のスムースな審査により安全が確認できた原子力発電所は、次々の運転を再開してほしい。
ただ、現時点では原子力発電所の再稼働の見通しが立たないため、発電量全体に占める原発の割合をどの程度にするかや、原子力発電所をどれだけ建て替えたり新増設したりするかなどの目標設定は見送るとか。

将来の新増設の可能性は残ったものの、破砕帯問題や新増設の不透明で先行きの見通しがたっていない敦賀市にとって、苦しい時期はまだまだ続くが、ひとつの光明が見出だせたと私は歓迎したい。 

とにもかくにも敦賀2号の破砕帯問題の規制委員会の早急なる再審査をのぞみたい。

安全を確認しての敦賀2号、もんじゅの再稼働、敦賀3、4号の着工と進むことが、敦賀市の将来にとって、元気のもと、活力の源泉ともつくづくと思うところだ。

というのも、住民票を持たない作業員が数千人、敦賀市からいなくなった敦賀の雇用、景気の悪化は誰が見ても明らかだった。その上、住民票を持った市民が敦賀市を去っていく実態が明らかになるにつけ、原子力政策と敦賀市があまりにも密接に関係している現状を見せつけられたことは確かだ。

気になって嶺南全域での人口の推移を嶺南広域行政組合で調査してもらったところ、福島の事故後、平成22年、平成23年、平成24年、平成25年と加速度的に人口減少が進んでいる実態が明らかになった。

なかでも平成25年には約千名の方が嶺南を去り、いずれは14万人を切る勢いだ。これは嶺北の比ではない。嶺南地域と原子力発電の雇用と密接に関係していると、私は推察する。
【2013/12/07】 | ページトップ↑
企画は「今でしょ!」となるが、北陸新幹線敦賀延伸まで「10年も」と考えるか、「10年しか」と考えるか、
Date:2013-12-06(Fri)

日本銀行の福井県の経済で、『産業別就業人口をみると、嶺北において全国平均より就業比率が高い業種は「製造業」と「建設業」の2業種しかありません。

嶺北の主要産業は製造業であり、奥越を中心に建設業も高くなっています。

一方、嶺南で全国平均より高いのは、「建設業」「電気・ガス・水道業」「飲食店・宿泊業」の3業種です。嶺南の主力産業は原子力発電と観光であり、それに伴う建設業のウエイトも高くなっています。 なお、嶺北・嶺南とも、卸・小売業、サービス業などの都市型産業のウエイトが小さくなっています 』とある。

リーマンショックのとき、嶺北の製造業の落ち込みはひどかったが、ここに来て回復基調が鮮明になってきた。逆に、嶺南の原子力発電所の長期停止の影響や観光の落ち込みで、地域経済が先行き不透明となっている。

敦賀市も嶺南地域の地域の中で、共通の状況が続いている。有効求人倍率の嶺南、嶺北の逆転も、雇用情勢として、経済指標として表していると言える。

観光面では小浜のNHK朝ドラ「ちりとてちん」で盛り上がったものの、その後の落ち込み、停滞は原子力発電所ほどではないが、少なからず影響している。   

舞鶴若狭自動車道の小浜~敦賀の来年開通、13年後の北陸新幹線敦賀延伸と交通網の整備が進むだけに、戦略的な観光がほしいところだ。

ところで、お隣の長浜市は来年の大河ドラマ「黒田勘兵衛」の旗を立て、勘兵衛ツアーを企画しての経済効果をねらう。また、再来年のNHK大河ドラマが長州藩の幕末の思想家、吉田松陰の妹、文の生涯を描く「花燃ゆ」に決定。その誘致にむけて山口県の活動はすごかったと聞く。

地域間競争の激しい時代、人口減少の中で、嶺南も首長による台湾訪問など、海外に観光誘致の目を向けた。観光は浮き沈みが大きく水商売とも批判されるが、企画しだいではすその広い、大きな経済効果があるとされる。

「じぇじぇじぇ」と行かないまでも「倍返し」もありうる。企画は「今でしょ!」となるが、北陸新幹線敦賀延伸まで「10年も」と考えるか、「10年しか」と考えるか、どうだろう‥‥。
【2013/12/06】 | ページトップ↑
「市井」の元気は人が集まること
Date:2013-12-05(Thr)

敦賀市の人口の直近の推移が気になっていた。発電所の駐車場の車が減り、バスの数もめっきり減った。知り合いの作業員も福島に仕事を求めて去り、事務、パソコン業務で働いていた女性は仕事を求めて、敦賀を去っている。

これはあくまでも聞き取りだが、原子力発電所の長期停止が、スーパーの売上、タクシーの乗客数、さらには酒屋の売上が数割規模で落ち込んでいる。

作業員は住民票を持たない人が数千規模で飲食店の売上には影響しても、人口には、さほど影響しないだろうと思っていた。

ところが、どうも違う。人口だけは正確だ。年別、月別にグラフ化すると、福島の事故(平成22年3月)からの敦賀市の人口推移が、原子力発電所の動向で説明がつくのが、本当に寂しい限りだ。

事故発生の平成22年、平成23年は定期検査と津波、地震対策で発電所には、数千人規模で作業員があふれていた。その影響か、平成22年11月は、前年同月比で130人増、平成23年11月には、6万9139人、前年同月比105人と2年で235人増となっていた。

ところが、作業員が去った平成24年、平成25年になると平成24年11月の前年同月比389人減、平成25年11月の前年同月比では486人減と2年で875人減で6万8264人と、これまでにない大幅な減少となった。

ところで、「市井」という言葉がある。井戸のある所に人が集まり、市が生まれたことが「市井」の語源とか。市場は物品の交換や売買の仕事場でもある。

「市井」の主人公は庶民である。時代は移りゆく。水道の普及で井戸は暮らしの中から遠のいた。コンビニエンス(便利)を追う中で、市井は形を変える。コンビニとスーパーは市民生活の要だ。「市井」は敏感だ。敦賀の「市井」こと、スーパーなど売上も数割り規模で減少しているとか。

市井の元気は、人の数と密接に関係する。原子力発電所の動向と敦賀市の人口がこれほど、関係するかと思うと、心が痛む。
【2013/12/05】 | ページトップ↑
「倍返し」「じぇじぇじぇ」な年を振り返り、敦賀市を考える‥
Date:2013-12-04(Wed)

年末恒例の「新語・流行語大賞」で年間大賞に決まった。中でも注目度の高かったドラマ「あまちゃん」「半沢直樹」のせりふは早くから受賞を争うのでは、と話題になっていた。高視聴率と社会現象化は、人気低迷が指摘されるドラマの復権を思わせるほどだった。

自治体の議員の立場からすると、トップテンに入った「ご当地キャラ」も関心が高い。

全国でまちおこしのシンボルよろしく存在感は高まるばかり。東京駅地下街の「くまもん」は、飛ぶように売られていた。

ゆるキャラグランプリでは、「 ツヌガ君」「バショさん」「ヨッシー」とまだまだ、知名度は少ないが、今後も大事なキャラだ。

イルミネーションに彩られ、クリスマスに向けて街は浮かれがちだが、敦賀市の本町の繁華街のネオンの暗さはバブルやもんじゅ建設のピークの賑わいを知っている私には、寂しい限りだ。

「忘年会」など、1年を締めくくる時が加速していく中で、暦の上ではディセンバー。流行語を生み出したドラマの劇中歌が脳裏によみがえる。「倍返し」「じぇじぇじぇ」な年を振り返り、敦賀市の景気の落ち込み、破砕帯問題など、このご時勢を憂い、感慨深さが募る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下に一般質問素案を掲載します。ご意見など、よろしくお願いいたします。

1、原子力行政と市民生活

①原子力行政

私は、12月議会の河瀬市長の提案理由を伺い、「国のエネルギー政策こと、原子力政策に敦賀市民の理解を得ながら、敦賀市が貢献してきたにもかかわらず、安全と市民生活を考えるに、原子力規制委員会や高速増殖炉もんじゅの国の対応は、あまりにも信頼を損ねているのではないか」との、市民を代表として、現状を憂いての危機感をもっての問い掛けではなかったでしょうか。

「政治的な独立性」が三条委員会として法的に保証されている規制委員会は、多様な意見に耳を傾けた上で評価・決定できる「技術的な独立性」も追求する必要があり、立地地域と丁寧に議論し、意見が異なる相手には、納得させられるだけの専門的能力がなければ、信頼性は高まらないと考えます。

また、規制当局として良識が必要であり、河瀬市長、市議会、さらには西川知事、県議会の度重なる要請にもかかわらず、立地地域を無視したような唯我独尊の姿勢では、今後の原子力政策への市民の協力や理解は得られないと考えますが、市長のご見解をあらためてお伺い致します。

次に、高速増殖炉もんじゅについても「真価が問われるのはこれから」と指摘し、「改革の状況を厳しく注視していきたい」と強い口調で述べられました。もんじゅ事故以降、17年が経過し、まさに最後通告ともとれる強いメッセージとも受け止めました。

ここで、原子力政策に貢献して来た自治体として、国のエネルギー基本計画のまとめられようとしてる今日、もんじゅの位置づけ、福島の事故以来、中断している敦賀3、4号の増設など、市長として、どのように考えるか、ご見解をあらためてお伺い致します。

②市民生活と経済対策

次に、市民生活の現状と経済対策です。

原子力政策が維持されたとしても、固定資産税の減少で落ち込み、その上、生産人口の落ち込みで、税収そのものにも減収に拍車をかける傾向が強まっていることは誰もが予測できます。

敦賀市の人口で平成22年11月に69、034人、平成23年11月には69、139人の105名の増加したものの、
平成24年の11月には68、750人の389人の減少、さらに平成25年11月末現在で68、264人と486人と減少幅を拡大しています。

平成24年度をとっても、敦賀市への流入人口1888名に対し流出人口は2238名と、いわゆる社会的減少が350名と、これまでなかった減少となっています。

流入人口も多いときで2800名であったものが、2000名を割り込んだことは直近ではなかった傾向です。

少子高齢化、人口減少の国レベルの大きな課題ですが、敦賀市にとっても、雇用、経済、さらには医療、介護の社会保障など
しっかりと見据えることも大事と考えます。直近の人口流出の要因をどうとらえ、どう受け止めるか、まず市長のご見解をお伺い致します。

新幹線問題、敦賀駅前整備、看護大学の設置という大型プロジェクトと社会保障の扶助費の増加と財政運営をどう長期展望でものごとをとらえるか、市長のご見解をお伺い致します。

これらの情勢を踏まえ、停滞が続く市民生活、流出人口を食い止めるためにも、限られた予算の中でも、ある一定の公共工事や経済対策が必要と考えますが、来年度予算編成でどのようにお考えか、市長のご見解をお伺い致します。

2、財政運営とファシリティマネジメント(FM)

①ファシリティマネジメント(FM)

総務民生常任委員会で10月に千葉県佐倉市を視察致しました。佐倉市では建設から相当の年数を経過する施設が多くなり、今後は、大規模な改修や建て替え、さらには、これらが同時期に集中することも懸念され、 将来を見据え公共施設の総量や利用状況、経費などについて、その概要をとりまとめ、施設に要する全体経費の節減を図り、効率的な施設運営を行うファシリティマネジメント(FM)を推進していました。

敦賀市も財政運営は、今後とも厳しく、人口のわりには、施設が充実し経費増が予想されるなかで、佐倉市の担当者は、FMの導入で各部横断的に総合的な経費節減が出来、運用も、経験的に人口規模が5万人から10万人が最適とも述べておりました。あらためて、FMの採用をご提案をあらためて申しあげ、市長のご見解をお伺い致します。

②持続的公園管理と将来の在り方

敦賀市のおける公園には都市計画決定された都市公園や民間事業者の開発行為により帰属された公園等があり、市民の憩いの場所として、その役割を果たしてきました。

一方で、開発行為による公園は、その多くが、高度成長期など集中的に整備され、周辺住民の高齢化共に、周辺住民の利用の低迷、遊具の劣化など、課題があり、現在、その状況を調査していると伺っておりますが、調査の状況を伺います。

次に、今後の安全で安心で市民の憩いとなる持続的な公園のあり方、集約さらには観点、防災面での公園のあり方など、検討すべきと、考えますが、市長のご見解をお伺い致します。

③税収増の取り組み
 
 住民税、国保など未納対策は、その都度、実行されましたが、積極的に税収増の取り組みとして、敦賀市が所有している土地の中には、利用する計画がないもの、将来的な利用計画はあるが短期的には未利用地になっているものがあります。

 遊休地を売却処分することは、売却金額が歳入となるだけではなく、以後の固定資産税が増収になり、維持管理費用の削減にもつながります。また、未利用地を民間に貸し付けできれば、使用料が増収になるばかりでなく、地域の振興に結びつく可能性があります。市として遊休地、未利用地についての取り組みについて、そのご見解をお伺い致します。

次に、ふるさと納税についてお伺い致します。この件は、先の議会で、力野議員のご提案でもありましたが、県下9市でトップは勝山市の60件806万7千円。敦賀市以外、どこも百万単位。一桁違う税収となっています。

ただ、課題もあり、特典目当ての寄付は最低条件の少額にとどまる傾向、件数が多いほど調達や配送に経費がかかり、財政上の効果は薄いとの指摘もありますが、たとえ特典目当てであっても、地元、敦賀市の魅力を全国に発信し、ファンを増やす意義は財政効果では計れないものがあり、地域活性化を促す自治体間競争は歓迎すべきと、私は考えております。今一度、そのあり方、魅力の発信方法等、ご見解の上、増収をかかるべきと考えますが、市長のご見解をお伺い致します。

【2013/12/04】 | ページトップ↑
たかが自転車、されど自転車の道路交通法改正
Date:2013-12-03(Tue)

たかが自転車と、軽視されがちな存在、子どもから高齢者まで、手軽な交通手段として幅広く活用されている自転車だが、いざ事故を起こした際の破壊力は意外なほど大きい。

最近のロードバイクの自転車のスピードは坂道では時速40キロを超える。気持ちがいいが、一方で、競技中、身が露出しているだけに怪我も大きく、死亡事故もある。

また、実際の通勤通学で使われる自転車でも出合い頭に衝突、大けがや死亡に至る事故も増えており、自転車の事故を減らすには厳格なルールづくりが避けられない状況にあったと思う。

市内でも携帯を見ながらの中学、高校生の自転車の運転をよく見かけるようになった。それも路側帯を逆走も珍しくない。

改正道路交通法が1日、施行された。生活に密着した法律だけに、しっかりと変更点を知っておく必要がある。特に自転車に乗る人は私も含めてだが、要注意だ。

ポイントは路側帯を自転車で走る場合。これまでは道路の左右どちら側でも使えたが、今後は左に限定、違反して右側を走ると処罰の対象となる。

歩道がない場所で、車道の端に白線を引いて歩行者や自転車が通るスペースを確保したのが路側帯。確かに対向する自転車がすれ違うには狭く、事故防止のためには規制の強化も仕方ない。

また今回は自動車の無免許運転についても厳罰化が図られた。早速、第一号が報道されていた。

いずれにしても罰則によるムチで脅すだけでは効果は難しく、自転車については、日常的な存在だけに、学校での教育など、法律を守る大事さを教えること、大人も私も含め順法精神を改めて再認識したい。
【2013/12/03】 | ページトップ↑
暮らしを守るための仕事と財政問題
Date:2013-12-02(Mon)

若狭町の三方湖では、冬の到来を告げる伝統の「たたき網漁」が始まった。湖面を竹竿でたたき、その振動で動きが鈍くなった魚を網に追い込む。1日は5隻の船が出て、コイやフナを水揚げするとか。ただ、漁業も高齢化が進んでいる。

農業、漁業という仕事の高齢化と減少は敦賀も同じだ。ハローワーク敦賀で最近、介護の仕事はいつでも求人がある。仕事のわりには、給料が安いので敬遠されているのか。

20年ほど前か、バブルの頃、「3K」という言葉をよく耳にした。若者が敬遠する職種を指す言葉。「きつい、汚い、危険」の三つのKを意味し、これに「給料が安い」「格好悪い」が加わり5Kとも言った記憶がある。

漁業、農業は、規模縮小と高齢化が加速しているが、介護の仕事のニーズは介護保険の整備と住民の高齢化と共に、増える一方だ。

ところで、先日、敦賀市の経済対策として、リホーム事業で多くの申し込みがあったものの、景気の影響や公共工事の減少は土木建設業にとっては打撃となっている。

全国的には、公共事業の需要自体は、今年に入り安倍政権の経済政策「アベノミクス」と災害復旧が重なり急増しているとか。この流れか、敦賀を仕事を求めて福島に行く方も多い。

いずれにしても、建設業も仕事の熟練度や体力が要求されるわりには、給与や日常的な仕事のなさも加わり、高齢化が進んでいるとか。

景気が悪くても、仕事がきつく、低賃金では若者が集まらない傾向が強い。例えば、建設業には経済合理性だけでは割り切れない側面もある。

大雪のとき、大規模な災害など、土地勘があり、重機の扱いにも慣れた地元業者の奮闘がなければ、早期の復旧・復興は望めない。

農林漁業、介護の福祉事業、建設業など「汗をかく仕事」と「給与」、市場原理だけで、地方の暮らしを守り抜くには、財政問題の限界がある。敦賀市立看護大学も看護師不足に悩む敦賀市の施策のひとつだが、財政問題と関わりは深い。

【2013/12/02】 | ページトップ↑
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