貿易立国とはもう名ばかり。
Date:2014-01-31(Fri)

データを見ると驚かされる。日本の経常収支の構造が大きく変わっている。最大の要因は貿易赤字。かつての貿易立国ではない。原材料を輸入して付加価値をつけて海外に売る「ものづくり」立国もあやしいどうころか、危ういと言った表現がいいだろう。その中に敦賀市があることも現実だ。

大半の製造業が中国など海外移転し、M&Aなどの収益で稼ぐようになっている。これでいいのだろうか。

特に貿易収支は明らかだ。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2013年も赤字だった。31年ぶりに赤字に転落した11年から3年連続。

赤字額は11兆円を超え、過去最大を更新した。赤字の原因は大きく二つ。一つは東日本大震災による原子力発電所の長期停止で、火力発電用の液化天然ガスや原油など燃料輸入額が膨らんだ。

もう一つは、輸出が円安で期待されたほど伸びなかったこと。製造業は小浜市の松下電器のように、海外に工場を増やし現地生産にシフトし、輸出増に直結しない。地方の企業城下町の影響は大きい。

むしろ、国内総生産(GDP)に占める輸出の割合は2割を下回り、先進国の中でも低い方とか。個人消費、すなわち内需主体の成熟した国家になりつつある。ただ、成熟とは名ばかりで、これも少子高齢化、人口減少と生産性の減少につながる。

エネルギーをどう賄うか、日本はまさに岐路にある。原子力発電所の再稼働か、ゼロの二者択一の議論がまかり通り、中長期的展望の中で議論すべきでものがおかしくなっている。

国のあり方そのものを考えないと、人口減少で苦悩する地方は真っ先に影響を受けるというより、進行形だ。

「雇用機会を増やし、高齢者が安心して暮らせる社会」と言葉ばかりが先行する社会はおかしい。
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【2014/01/31】 | ページトップ↑
建築基準法と仮設
Date:2014-01-30(Thr)

インフルエンザの患者が県内でも急速に増加。「インフルエンザ注意報」が県下に出された。患者の68%が14歳以下の子供。学年、学級閉鎖も42と着実に増えている。

ところで、JR敦賀駅の仮駅舎を「プレハブでよかったのでは」とか、「財政が厳しいおり、今の仮駅舎で十分、無理して新駅舎を建てる必要がないのでは」と皮肉くる市民がいた。

一方で、駅のロータリーで「なぜ、仮設でもいいからバスの停車場に今まで通り屋根を附けないのか」としきりと要望を受けた。

ところで、建築基準法の目的は、建築に関する最低限の基準を定めて「国民の生命、健康及び財産の保護」を図ることにある。仮駅舎は2年を超える大工事のため、仮と言えども本設の基準での耐震性も含め金をかけた建物。一方、停車場の屋根は2年以内だからと言って、安全性を無視する訳にいかないため、予算面から設置しなかった。

いずれも市民に説明が難しい設備だ。一方、災害時に建てる仮設住宅ではそうした基準に目をつぶり、被災者が一日も早く入居できるようにすると同時に、入居期間を2年以内と定めている。これも合理的といえよう。 

ただ、仮設を出た後の生活のめども立たない被災者が「2年の期限が過ぎるから出ていってほしい」と退去を迫られることになれば、国民を守るための規制もあだとなりかねない。

これを受けてではないが、柔軟に「東日本大震災に係る応急仮設住宅の供与期間については、原則として2年以内としていましたが、平成24年4月17日に、災害公営住宅等の恒久的な住宅の整備の状況を踏まえ、1年延長することにしました」と国土交通省からの通達。

JR敦賀駅に関しても、予算面、安全面、利便性を考えて柔軟に対応する工夫もあってもいいのではとも思う。
【2014/01/30】 | ページトップ↑
八木社長の懸念
Date:2014-01-29(Wed)

雪のない冬はいい。青空が広がった冬晴れの朝、野坂山の雪の薄化粧も美しい。一方、今朝は荒れ模様。

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の主題歌「雨のち晴レルヤ」。「突然 偶然 それとも必然/始まりは気付かぬうちに」。男性フォークデュオ「ゆず」が歌う。

先週、ドラマは主人公め以子と悠太郎の祝言がめでたく行われた後、父親の正蔵が「ごちそうさんな人生やなぁ」の言葉を残して他界した。大往生だ。人生は山あり谷あり、大河の如くだ。

天候が急変する日本海特有の冬の気候、四国育ちの私にはしばらく厳しかった。当初は30分以内でスキー場に行ける嬉しさもあったが、56豪雪の雪下ろしに閉口した。湿った重い雪も経験してはじめてわかった。

それでも月日の積み重ねはいい。そんな体験も重なり朝や昼、テレビから流れる歌声に共感を覚え、またドラマの行方にも興味を持つ。

ところで、関西電力の八木誠社長は美浜町で昨日、原子力発電を「基盤となる重要なベース電源」と位置付けたエネルギー基本計画案を政府が修正することについて「原子力が大切な電源という趣旨がきちっと織り込められるような表現にしてほしい」と述べた。

私も同感だ。福島の事故以降、敦賀市も美浜町も国のエネルギー政策に翻弄されてきた。敦賀市には美浜発電所に勤務する方も多く、作業員もホテルなど多く宿泊する。それだけに、美浜発電所の動向も敦賀市は密接に関係している。

世論調査も原子力発電にはまだまだ厳しい。だが、国の貿易赤字は広がるばかりだ。与党も世論に敏感なのはわかるが、将来の国のあり方を考えれば、今の世論が正しいとは限らない。

電力改革の大きな流れは変わらないとしても、原子力発電の重要性は変わらないはずだが、どうも政府は、ふらふらとしている。それも2月9日投開票の東京都知事選まで基本計画の議論はできないとか、どこか理解に苦しむ。

「涙の河も 海へと帰る/誰の心も 雨のち晴レルヤ」。寒の時季も残り1週間。エネルギー基本計画も大きな大河で考え、「雨雪のち晴レルヤ」の精神で乗り切ってほしい。
【2014/01/29】 | ページトップ↑
永平寺の不審火と食の安全
Date:2014-01-28(Tue)

一昨日は日曜日にも関わらず、敦賀の西福寺を始め県内各地、全国で防火訓練が行われた。毎年、寒いなかでの訓練、頭が下がる。

これは、「文化財防火デー」の訓練は昭和24年1月26日に起きた奈良・法隆寺の火災を教訓したもので、西福寺、熊川宿など早朝より消防団を巻き込んでの訓練でもある。

その矢先、福井県永平寺町にある曹洞宗の大本山、永平寺で、「法堂」と呼ばれる建物の一部が焼けた。警察は不審火として調べているとの報道。不審火としたら、寒いなか防火訓練を行った人たちを逆なでする犯罪だ。

ところで、年の瀬から正月にかけて全国を襲った群馬の冷凍食品農薬混入事件。「食の不安」の衝撃と、ふたを開けてみれば関わった1人の逮捕という展開に落差を感じる。

製造業は社員の信頼で成り立つという。食品工場の内部が外の目に触れることはめったにない。素人には複雑な工機も、見る人が目にすれば企業秘密が手に取るように分かるという。

近年は中国製ギョーザ事件をきっかけに、従業員にも厳しく目を光らせているとか。事件が発生した群馬の工場もポケットのない作業着や不審な動きに対する監視は日常だったとか。

食品業界では2008年に発覚した中国製冷凍ギョーザ中毒事件後、意図的な異物混入を防ぐ「フードディフェンス(食品防御)」の考え方が広がっていると、知った。

安全管理体制を含めた品質管理のあり方や、従業員教育などに問題もあろうが、事件の要因はまだ定かではないが、製造ラインで働く契約社員の給与への不満を口にするなど、非正規労働者の不満も感じられる。

性悪説かどうかは別にして、悪意を持つ従業員の不正を防ぐことための監視強化が一層、業界で強まるのではないか。それも必要かもしれないが、事件を起こした従業員の給与が年間200万円とか。製造業を支えている現実の日本社会の実態でもある。

市役所に働く臨時職員など公務員も同じような実態だ。失われた20年の経済の歪みが、正規と非正規の格差、弱いところ出て、それが不満となり、犯罪に結び付いているのかもしれない。今は、安全も大事だが、一方で景気の好循環による底辺までの給与アップも必要な時代と思う。
【2014/01/28】 | ページトップ↑
滋賀県高島市勝野の再生と観光
Date:2014-01-27(Mon)

先週21日、NHKひるナビ(12時20分~)で全国放送。お隣の滋賀県高島市の『高島びれっじ』から生中継された。琵琶湖の湖畔の昔の高島町に私はそんなのがあることすら知らなかった。

わずか20分近くの中継だが、びれっじ4号館『染色工房いふう』では墨流し染でシルクショールを染め、びれっじ6号館『ワニカフェ』ではジビエ料理を試食、びれっじ3号館『淡海堂』では、特製ロールケーキを試食と今風の好みが盛りだくさんだった。

敦賀市相生町に出来たテナントミックス的なものか、と友人に誘われて出かけてみた。テレビの影響は大きい。駐車場はいっぱいで、団塊の世代から若者まで、冬の界隈を散策を楽しんでいた。

古いというより、いにしえの風情ただよう琵琶湖の湖畔の旧城下町、高島市勝野。陣屋の惣門や武家屋敷が今なお残る環境。

もう少し説明すると、琵琶湖の北西部に位置する、滋賀県高島市勝野。戦国時代、織田信長の甥である織田信澄が築城した大溝城の城下町として発展。今でも古い家並や町割用水路など、城下町の面影を残す。福井県の若狭町熊川的な存在。小規模だが、ほっとする空間でもある。今は、古い町家の再生が全国的なまちづくりの流行でもある。

築150年の旧商家などを商工会の有志が手づくりで改修し「びれっじ」として再生。現在は1号館から8号館まで整備され、今後も続くとか。

行政も手助けするが、長浜市と同じように民間の有志が立ち上がってのまちづくり。これを高浜市、滋賀県が仕組み、まちづくりを進め、これにNHKが乗っての中継。

ただ、駐車場はあるものの、観光バスを入れる駐車スペースが少ない。まだまだ、始まったばかりのまちづくり、今後、どのような発展をするか、目がはなせない。

【2014/01/27】 | ページトップ↑
観光客の減少傾向が続く、小浜市の観光戦略
Date:2014-01-26(Sun)

昨日で新年会もほぼ終わり。小浜市の「せくみや」を訪れた。冬の土日、小浜を訪れる観光客は少ない。商店街もシャッター通り、飲食店も多くなっている。

小浜市も観光客数は08年の173万人をピークに減少傾向で一昨年は144万人。朝ドラの「ちりとてちん」、大河ドラマの三姉妹のお初の効果も薄れた。敦賀も新快速開通当時の200万人をピークに減少傾向が続く。

新たな起爆剤として、小浜の「せくみや」前の空地、旧つばき回廊跡地(約4000平方メートル)に、明治時代の芝居小屋・旧旭座を移転・整備する。

跡地を旧旭座を核とした「まちの駅」とするなど同年度から5か年で整備する。小浜市は総事業費約11億円のうち約4億4000万円を国、約2億9000万円を県のそれぞれ補助で賄い、残額は市の一般財源や起債で賄うとか。

舞鶴若狭自動車道の開通に合わせての敦賀の赤レンガ倉庫の耐震、改築と、同じ県知事の肝いりの観光重視、古いものを大事にする構図だ。 

県内に唯一残る明治の芝居小屋で活用方法が課題となっていた旧旭座を、10年から更地となっている旧つばき回廊跡地に移して新たに整備する「まちの駅」。

小浜港近くの「浜の湯」の温浴施設のある食文化館や、舞鶴若狭道小浜インターチェンジ近くにある「道の駅若狭おばま」の間に「まちの駅」を整備することで、車社会の観光客の回遊性を増す狙いとか。

車社会、観光バスと駐車場をしっかり考えた計画だ。この点が敦賀は弱い。相生町近くに観光バスを停める駐車場ないように、なぜか後回しになっている。

「まちの駅」のすぐ近くにあり、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「小浜西組」では、風情ある茶屋町建築が残る三丁町の景観をより美しくする電線地中化の工事も進め、街路融雪装置の整備にも取り組むとか。

歩いての回遊性も考えている。JR小浜駅から商店街を通って、「まちの駅」と、旧市街地、寺群など、コンパクトなまちづくりを目指している。小浜市も松下電器の工場閉鎖以来、人口減少が進み、いずれ人口3万人を切る、それだけに小浜市も懸命だ。
【2014/01/26】 | ページトップ↑
幸福度、日本一。
Date:2013-01-25(Sat)

早朝の冬の日。晴れると、空気が澄む。寒風にさらされながら歩いていると昔の光景が浮かぶ。

冬の田んぼ麦畑。緑一色というのが私の子供の頃の風景だ。その田んぼも今は家が立ち並び、家と家の間にわずかに残る農地は、梅園や野菜畑に転用されている。敦賀市も呉竹町、中央町、その周辺地域も大きく変わった。

時代の流れとはいえ、その田園風景が一つ一つなくなっていく。それに寂しさを感じるのも歳のせいか。

それでも、この福井県の「幸福度」は、日本総合研究所によると、日本一。その根拠もしっかりしている。

根拠は失業率、医師の数、持ち家の比率などの指標に算出。なかでも、待機児童の数の少なさ、女性の働いている割合、子どもの運動能力など6つの指標で「全国1位」、これは、納得だ。

また「子どもの学力」と「平均寿命」で2位、正規雇用者の数で3位など、合わせて14つの指標で3位以内。これも納得だ

一方、事業所の新設率では46位、本や雑誌の購入額で43位、文化芸術などの振興に取り組むNPO法人の認証数で40位、海外との姉妹都市提携数で38位など、文化面、経済面での福井県の弱さがある。

ちなみに2位は東京。3位は長野県と、北陸三県が上位となっていないだけに、福井県の全国一は、素直に喜びたい。福井県のなかの敦賀市の位置づけはいまひとつわからないが、いま現状を認識して、どう維持するか、行政のあり方を考えるのも大事だ。

【2014/01/25】 | ページトップ↑
敦賀市の課題と都知事選挙
Date:2014-01-24(Fri)

昨年末の市立敦賀病院のノロウイルスの対応は大変だった。年末年始の職員全員による献身的な対応には頭が下がる。

確かにノロウイルスを出したことはあってはならないが、その後の措置だ。ここは公務員という身分がそうさせるのか、必死とも言える対応に患者からも評価されている。なかでも病院職員が気を使ったのが、高齢者の皆さんだ。

ところで、昨日より東京都知事選挙が始まった。「脱原発」に注目が集まるが、私は最大の焦点は2025年問題と思っている。いわゆる「団塊世代」がすべて75歳以上になる年だ。

将来推計では、12年に1511万人だった75歳以上人口は25年には2179万人に膨れ上がる。高度経済成長期に多くの団塊世代を受け入れた大都市ほど顕著で、東京では197万人に達する見通しだ。

男性の7割、女性の9割は75歳ごろまでは元気だが、その前後から徐々に生活自立度が低下し、手厚い医療・介護サービスが必要になる。敦賀でもいずれ直面する課題だ。

事実、70~74歳で1人当たり年間55・0万円の医療費は、75歳以上では88・5万円に跳ね上がる。このまま進めば、現行の社会保障制度が行き詰まるのは目に見えており、東京など大都市ほど深刻度は増す。 

4月から消費税が8%に上がり、持続可能で安定的な社会保障制度の確立を狙いにした「社会保障と税の一体改革」が本格的に始まる。

ただ、改革は、高齢者にさらに負担増を求める内容が多く、国民生活への影響も避けられない。にもかかわらず、この問題に安倍首相が言及することはほとんどなく、むしろ、東京をけん引役にした成長戦略、東京五輪には熱心だが、高齢者に対する対応は二の次とも感じる。 

超高齢化社会は東京がまず、その先陣を担う。敦賀市も地域包括ケアと言葉がよく耳にするようになったが、医療、介護、予防など超高齢社会への対応も待ったなしだ。いずれも地方に通底する課題だ。東京を考えることは、地方を考えることでもある。脱原発の細川氏の闘いに将来の不安を感じるのは私だけでもないはずだ。
【2014/01/24】 | ページトップ↑
都知事選挙の告示日が今日だ。
Date:2014-01-23(Thr)

都知事選挙の告示日が今日だ。原子力発電がひとつの争点だけ敦賀にとっても目がはなせない。

読売新聞によると『連合の古賀伸明会長はBSフジの番組で、元厚生労働相の舛添要一氏の支援を検討していた民主党が、直後に元首相の細川護熙氏支援を決めたことについて「私も驚いている。きつい言い方だが、一事が万事そういう意思決定、議論がされてきたからああいう(民主党)政権になった」と述べ、迷走した民主党を批判した。』とある。 

民主党の細川氏の勝手連的支持と言えども、候補者選びの段階から今回のあり方にも私は違和感を感じていた。また、『細川氏の首相在任当時、政治改革を巡って対立していた小泉元首相が細川氏を支援することについては、「何となく奇っ怪な感じがする。20年前の(政権の)方と、郵政改革というワンイシューで熱狂を浴びた元首相が一緒になるのが奇妙な感じだ」と述べた。』とある。

私も同感だ。首都東京だけに、原子力発電のシングルイシュ―で争うとすることじたい無理がある。それでも原子力発電がからむだけにしっかり選挙戦を見ておきたい。

ところで、年末の市立敦賀病院、飲食店のノロウイルスと、市内でこの冬、猛威を振るっている。

正直、ノロウイルスそのものの、その怖さを知らなかった。昔は花粉症を風邪だと思った人が多かったように、それ以前は「お腹の風邪」などと呼んでいたとか。

特に、食中毒は夏に多いと考えがちだが、ピークは冬だというのも今年、認識したしだいだ。アルコール消毒は効果が薄く、まな板、ふきんなどは熱湯や塩素系漂白剤が有効とも知った。

最近は、人の免疫機能が対応できない性質に変異した新タイプが現れ、発生件数は過去最多とも。感染しても命に関わることはないとされるが、高齢者ら体力のない人は悪化の恐れもあるとか。なかなか、てごわいノロウイルスに注意したい。

【2014/01/23】 | ページトップ↑
ノロウイルスによる営業停止処分
Date:2014-01-22(Wed)

呉竹町の「越前そば大手門」で食事をした29人が下痢やおう吐などの症状を訴え、県はこの店の食事が原因の食中毒として21日から3日間の営業停止処分。

市立敦賀病院に続いての処分。敦賀市のホームページで今月7日に

「冬季は、ノロウイルス等を原因とする感染性胃腸炎が多発する時期です。 年間を通じて発生するO-157や、冬場に多いノロウイルスなどが原因でおこる感染性胃腸炎に注意しましょう。」と訴えたばかりだ。

ところで、冬至から1カ月。朝、マフラーをぐるぐる巻きに家を出ると、日ごとに陽光が強さを増し、昼間が長くなってきたのを感じる。

けれどこれから立春にかけてが寒さの底だ。今年も雪こ少ないが寒さはいつもの冬より厳しく、身に染みている。

ふと気がつくとタンポポが地面に張り付くように葉を広げている。夜は夜でたまの晴れ間、星空を見上げれば、オリオンなど冬の星座は西に傾き、代わってしし座が勢いよく天空に駆け上ろうとしている。しし座のデネボラ、おとめ座のスピカ、うしかい座のアークトゥルスを結べば春の大三角もすべては見えないまでも東の空に確認できる。

春はそこかしこで準備されている。NHKのニュース報道で厳しい財政の中での敦賀市立看護大学の4月開学も報じられた。敦賀2号破砕帯調査の第一陣の調査も終わった。昨日で終わった。寒さは今が底、この寒さに耐えよう。

ちなみに《ノロウイルス感染予防策》
○ 石けんと流水でよく手洗いをしましょう。   
○ 便や嘔吐物には直接触れず、マスク・手袋を使用しましょう○ 調理や食事の前には十分に手を洗い、加熱する食品は十分に加熱しましょう      
○ 十分な睡眠・栄養をとり、体調を管理しましょう。
と敦賀市は呼び掛けている。
【2014/01/22】 | ページトップ↑
春近しと信じたい‥‥‥
Date:2014-01-21(Tue)

昨日は1年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」。朝、水溜まりは氷がはっていた。「大寒」は確か、だけでなく、節分までの期間を含めて指す場合もあったか。

まだまだ寒い日が続く。インフルエンザも流行している。だが、気を張るばかりでは息苦しい。母はてを擦りながら、大寒の終わりのころを「春隣(はるとなり)」と言ったのを思い出す。

「春は寒さのすぐ隣に来ている」と、手をこすってくれるだけで、かじかんだ手があたたかくなった。寒さにへこたれそうな心も不思議と元気が出る。

そんな言葉の力も借りて、冬を乗り切りたい。今年の今のところ、雪は少ない。寒さに耐えれば春近し。

今日は、そんな思いを強くしている。ここまで書き進めたのも
 原子力規制委員会の有識者調査を希望ももってとらえたいからだ。

昨年5月に認定した敦賀2号機破砕帯について、昨日と今日、調査。原電が昨年7月に提出した「断層に活動性はない」との報告書を検証するのが目的。

再調査には敦賀原発を担当する調査団メンバー5人のうち島崎邦彦委員長代理ら3人のほか、担当しなかった有識者も現地入りしての再調査。一昨年より深く掘り進んだ現地調査の結果は現場が証明している。と私も思っている。「春隣」となる適切かつ適正な判断を待ちたい。
【2014/01/21】 | ページトップ↑
「晴明の朝市」の再開
Date:2014-01-20(Mon)

「晴明の朝市」が半年ぶりに復活した。14年前から、相生町で毎月第3日曜日に開かれた。30店が出店する会場は粉雪の舞う厳しい寒さにも関わらず、多くの人が訪れた。敦賀市にとって、久しぶりの明るいニュースだ。

ところで、深夜のブログを書いていると、名護市長選挙、何か重苦しい、複雑なものを感じた。移設先として日米政府が合意した名護市で昨日、移設反対、推進の2候補が激突した市長選の投開票、移設反対派の現職・稲嶺進氏が、再選を果たした。国の安全保障がからむだけに複雑な心境だ。

思い返したのは、1995年、戦後50年の節目だった年、阪神淡路大震災とオウムの地下鉄サリン事件のみが印象に残るが、この年の秋に、沖縄県で女子小学生が米兵に暴行される痛ましい事件も起きている。地位協定の取り決めで身柄が日本の警察に引き渡されなかったこともあり、沖縄県民の反基地感情が爆発した。

知事も参加した抗議大会には主催者発表で8万5千人が集まる。協定の運用改善の契機となり、米軍普天間飛行場の返還・移設につながった。その結果がまだ可決できないでいる。

阪神大震災の三ノ宮の惨状、オウムの地下鉄サリン事件の霞ヶ関、あの現場の惨状は鮮烈だった。テレビでの抗議集会を当時、沖縄電力の友人は「沖縄県民の思いは戦争を体験しているだけに複雑」と語っていたのを思い出す。

バブル崩壊後の閉塞感はいずれも重苦しかったのかもしれない。ただ、1995年、明るい話題もあった。野球殿堂入りした野茂英雄投手が大リーグで新人王に輝いた年でもある。

敦賀市も重苦しいことばかりが多いが「晴明の朝市」の再開、今日は原子力規制委員会の破砕帯の再調査、いずれも明日につながる明るい話題としたい。
【2014/01/20】 | ページトップ↑
ノロウイルスは主に冬、猛威をふるう。
Date:2014-01-19(Sun)

昨年年末の市立敦賀病院で入院患者らがノロウイルスに集団感染した問題で入院患者20人について病院給食を原因とする食中毒が発生。食品衛生法に基づき、同病院の給食施設を正月早々の3日までの2日間、業務停止処分とした。

重症患者もなく、対応も迅速だったので、それほど大きな問題にはならなかったが、病院である以上、あってはならない問題だ。

ノロウイルスは急性胃腸炎を引き起こす。人から人への強い感染力と、下痢だけではなく激しい嘔吐が特徴とされる。先日も、静岡県浜松市で、ノロウイルスが原因で千人を超える児童、教職員らが欠席し、小学校や幼稚園の学校・学級閉鎖が相次ぐ事態が発生。食パンとは驚いた。

感染力の強さに驚かされる。調べると、現在は、水洗の普及で排せつ物が感染につながることは少なくなった。一方、吐しゃ物はマスク、手袋などの注意を怠ると、処理する家族らにうつる可能性がある。消毒が不十分なまま床などに残って乾燥し、病原体が空気中に舞い上がることも考えられるという。

ウイルスには多数の「型」があって、同じ人が何度も感染することも珍しくないらしい。食中毒は夏のイメージが強いが、ノロウイルスが猛威を振るうのは主に冬。今シーズンも昨年11月ごろから、全国的には流行の兆しがあったとか。私も認識を新たにした。

せっけんでの手洗いなど予防策の励行を。県内は今、インフルエンザの患者も急増している。手荒い、うがい、マスク着用で大分防げるとか。疲れをためない休養も必要とか。

私も選挙の準備活動で疲れと寒さで、4回の内3回、インフルエンザになった。前回はうがいと手洗いを必ず行ったためか、かからなかった。
【2014/01/19】 | ページトップ↑
防災機能強化はまちづくりの大事なテーマだ。
Date:2014-01-18(Sat)

福井市は、中央卸売市場の施設の増設に備えて取得していた土地について、取扱量の減少で必要性が低下したことから災害時に救援物資を届けるヘリポートなどを備えた防災拠点として整備することになったとの報道。都市としての防災機能は今後のまちづくりのひとつの視点だ。

ところで、阪神・淡路大震災の発生から昨日で19年が過ぎ、20年目に入った。震災から5日目、JRの甲子園口に降り、家屋が倒壊した友人を見舞い、借りた自転車で連絡がとれなかった親戚を尋ねて三ノ宮を通ると、そこはもはや倒壊したビル、大きな亀裂の入った道路なその惨状はいまでも鮮明に覚えている。

神戸市では、街並みは震災の傷痕がほとんど見られなくなった。防災センター、防災機能を持たせた公園など防災機能を持たせた都市整備は大震災を経験しただけに進んだ。火災の被害の大きかった家屋の密集地域の長田地域も変わった。

一方、昨日は「防災とボランティアの日」でもある。ボランティアと自主的な防災活動について認識を深め、災害への備えを強化することを目的にしている。ボランティア元年とも表されている。自然発生的に全国からボランティアが終結した。それも若い方が多いのが特徴だったのを覚えている。

私が大学時代、四年間、過ごした寮は、公立のため食堂があった集合施設が避難所となり、後輩が高齢者の世話やカレーライスなど炊き出しなど、それも自然発生的に組織的行っていた。

このような光景は、4月頃まで何度かボランティア入った時に出くわした光景でもある。大げさかもしれないが日本もすてたもんではないと新鮮な不思議な感動でもあった。

ボランティアは東日本大震災でも活躍した。当初は炊き出しやがれき処理などの「災害型」だったが、避難の長期化に合わせ「生活復興型」へと変わってきた。その重要性はますます高まっている。

19年の歴史を持つ防災とボランティアの日と週間だが、敦賀市も社会福祉協議会を中心に災害ボランティアの訓練を行い、所横には防災センターが建てられ、呉竹町の中央公園は防災機能持たせた倉庫、水タンクが整備された。

地域や世代を超え、ハード、ソフトで、経験と教訓を伝え、次なる大災害に実践的に備える。災害に強いまちづくりは、今、ひとつの大事なテーマだ。忘れてはいけない。
【2014/01/18】 | ページトップ↑
見通せることの大事さ
Date:2014-01-17(Fri)

作家の水上勉さんの作品は重たいが読み出すとはまる。読みごたえのある作品に長編「故郷」がある。米国の日本料理店で成功し、永住権を得ている夫婦が30年ぶりに帰国。老後を妻の故郷の自然豊かな若狭で暮らすのはどうか、思い迷う物語である。

「飢餓海峡」に代表されるように、過疎や貧困にあえぐ人々の姿を描き、豊かさを追う戦後の高度成長に警鐘を鳴らし続けた水上勉。その作品のルーツは自らの生い立ちにある。

水上さんの生家は嶺南の大飯郡本郷村(現・おおい町)の外れ。そのおおい町も、この過疎と貧困から抜け出して、原子力発電所共に歩んで40年近く、雇用、経済と豊かな自然と両立しながら、今日にいたっている。「仕事のあるありがたみを感じている」と地元の町会議員から伺ったことがある。

先日も原子力発電所の定期検査で民宿も年末、一息ついたとか。ただ、再稼働が原子力規制委員会の審査しだいで不透明。

それでも再稼働の動きが伝わると、時間がかかろうとも次の準備ができるとか。敦賀と同様に、また、それ以上に原子力発電所に左右される町だが、見通しがたつ、たたないとの違いをあらためて感じた。見通しがたたないだけに敦賀市の来年度予算の経済対策も、税収の減と共に、四苦八苦しているようだ。

ところで、インフルエンザが県内で流行期に入り、15日までに嶺南で敦賀の北小学校など2つの学校で、学年閉鎖や学級閉鎖の措置がとられたとか。県によると、1月5日までの1週間に、県内32の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は47人でひとつの医療機関あたり1.47人。

流行の目安とされる「1」を超えていて、インフルエンザの流行期に入ったとか。マスクの着用や手洗い、うがいなどの対策を徹底が肝心。

インフルエンザの流行と寒さで見通しがたつだけに、しっかり対策をしよう。




【2014/01/17】 | ページトップ↑
都知事選挙から目が離せない‥‥。
Date:2014-01-16(Thr)

都知事選挙の顔ぶれがそろった。私は細川氏が政権をとった頃、敦賀から東京に居を移した。当時の細川氏の印象は鮮烈だった。腐敗が続く自民党に変わって、一極集中排除と分権を訴えての政権交代だった。ただ、ほとんど成果もないまま、わずか9ヶ月の政権にはがっかりした。

今度はどんな首都づくりを公約にするのか注目したいが「脱原発」は違和感が残る。大阪で「脱原発」と公約して、この嶺南地域が否定されているに等しいからだ。

政界引退から16年。陶芸家になり京都の別荘などNHKの番組で久しぶりに歴史文化談を寄せていたばかりだ。猪瀬前知事の突然辞任で時間がなく「昔の名前で出ています」ではないが、昔の名前ばかりになって6年後の五輪に不安も覚えるは私だけでないはず。

それも首都東京で「脱原発」のシングルイシュでいいのか疑問が残る。昨日、政府が、東電の経営再建を目指す新たな「総合特別事業計画」を認定した。

新計画は柏崎刈羽原子力発電所の7基のうち4基を14年度中に再稼働することを前提とした。原子力発電所1基の稼働で火力発電の燃料費が1000億円以上減り、1000億円規模の黒字を確保できる見込みであり、経営が軌道に乗れば、国は保有する東電株を30年代前半までにすべて売却し、売却益を除染費用に充てる方針だ。 

ところが、これは、福井県と違って、新潟県の泉田裕彦知事が柏崎刈羽の再稼働について「福島の事故検証が先」と、否定的な姿勢を崩していないとの昨日の報道。

柏崎刈羽は首都圏の電力供給を担う重要電源だ。東京都都知事は、地域経済と住民生活の安定を図るため、再稼働への理解を泉田知事らに求める立場が、都知事選挙優先か、これも疑問だらけだ。

電力安定供給の回復や汚染水対策など重要課題を抱えるだけに経営の安定と人材確保が、今、一番大事なはずだ。リストラにより多くの優秀な若者が東電を去っている。

この議論が棚上げのままの都知事選挙、そして電力の自由化や分社化が進みつつある。私には、関東、東京の課題と高みの見物ではすまされないと思う。首都圏に電気を送る原電の東海第二発電所とも密接に関係するからでもある。
【2014/01/16】 | ページトップ↑
ため息が出るほど難しい介護行政
Date:2014-01-15(Wed)

都知事選挙は細川氏の出馬表明で脱原発が焦点になりそうだ。マスコミは関心のないことは取り上げない風潮が気になる。桝添氏が語る介護は、ほとんど話題にならないが、急速に高齢化が進む東京都ほど深刻だ。

法律でも特定秘密保護法は話題に昨年、話題になったが社会保障改革は二の次。社会保障費が増え続ける中、来年度は支出の効率化という言葉が適切かわからないが、介護の利用者負担が増す。

介護保険制度では高齢者の増加に伴って、介護保険財政は厳しくなることは必定だ。2000年4月に始まった介護保険制度は度々法律が変わり、サービスを受ける高齢者や、保険料を納付している国民に分かりにくいのが現状だ。議員になって勉強し、女房の両親など身近な課題として受け止めても分かりにくい。

ヘルパーのサービスも何ができて、何ができないのかは、実際にサービス利用者になって説明を受けるまで分からない。また現状でも自治体や事業者によって微妙に解釈が違い、サービスに差がある。例えば「日常生活を営むために最低限必要な範囲」と規定されていて、玄関は範囲外にあたるため掃除できないという解釈が一般的だ。

結局あいまいな表現は、各自治体で判断するしかない。「地域包括ケアシステム」の構築と言葉でいうのは簡単だが、施設ではなく、住み慣れた自宅で介護を受けながら天寿を全うできる仕組みをつくろうという流れだ。ここで問題になっているのが、「要支援」対象者を介護保険給付から外すことは、結局、介護者を増やすことにもなる。

利用者からすると、徐々に財源が縮小され、サービスが低下している。現在は国が一定のルールをつくり、市町村が運営している介護保険制度だが、要支援対象者に対する支援策は市町村が独自に決められるようになり、地域格差が生じる。

敦賀市は財政余力の関係で、高齢者に優しい街とも思うが、財政の状況によっては十分なサービスを提供できない可能性も予想される。

もうひとつは、人材確保だ。敦賀ハローワークでは必ず介護職はみつかる。それだけ現場を担う職員の離職率の高さも課題だ。仕事の負担と給料とのギャップも大きい。介護現場の実態は、高齢化と共にもっと深刻となる。ため息が出るほど難しい課題だ。
【2014/01/15】 | ページトップ↑
景気の低迷の恒常化
Date:2014-01-14(Tue)

昨日は消防の出初め式。笙の川にむけての一斉に放水。きらめきみなと館での敦賀鳶によるはしご乗りの演技。

雪が舞う中での出初め式は風情がある。消防団員と消防車が隊列を組んで行進したあと、きらめきみなと館のへ場所を移して消防団によるはしご乗りの演技。

お揃いのはっぴ姿の団員が高さ6メートルのはしごの上でかけ声や鐘の音にあわせて次々と華麗な技を披露。ここまで、鍛練をしてきたものだ。家族連れなどから大きな拍手や歓声がわき起こっていた。長年の消防団の活動に敬意を表したい。

今年こそ、鳶のように景気よくいきたいが、原子力発電所の長期停止の影響による景気の低迷が、民宿、ホテル、飲食店、タクシーなどサービス業を中心に恒常化していることだ。

ただ、舞鶴若狭自動車道の工事が最終局面を迎え、作業員が多く敦賀に入っていること、4月の消費税の駆け込み需要で住宅リフォームなどかなり忙しくなっていることなどを勘案すると、逆に4月以降のさらなる落ち込みが気になるところだ。

人口も昨年だけで400人を超える減少、この3月には高校生の進学、就職など、300人は超える人口減少となれば6万8千人を割り込む可能性が大きくなっていることだ。

ここは踏ん張りどころだが、敦賀2号、もんじゅの再稼働が最速の解決策としても、極端な税収の落ち込み、雇用の喪失を避ける意味でも、ある程度の公共事業、緊急雇用対策が必要と思っている。

財政運営の原則とされる「入るを計って、出るを制す」。高齢化進行に伴う社会保障費の増加は国民健康保険財政など、この敦賀市でも同様だ。その上、看護大学の設置、さらには松原公民館やグランドゴルフ場の建設などハード事業も多い。

「入る」が落ち込むだけに、来年度予算編成は難しい。

余談だが、都知事選挙立候補が予定されている細川氏は76歳の誕生日を迎える今日、14日にも小泉純一郎元首相と脱原発を巡って会談し、支持拡大の起爆剤とする構えをみせているからだ。脱原発が争点のひとつになり、これが国のエネルギー基本計画策定の延期など微妙な影響を与えていることだ。脱原発を旗印に細川氏の立候補されるなら、都民にとってもこの敦賀市にとっても迷惑極まりない。
【2014/01/14】 | ページトップ↑
気比神宮への祈願
Date:2014-01-13(Mon)

昨日は寒さの中での晴れ間。敦賀海洋少年団の気比神宮の年始参りと手旗の初練習から始めた。 成人式を前に振り袖姿で参拝する家族連れも目立った。おみくじも縁結び、合格祈願と若い方の願いも目を引く。

私も高校生の頃は柔道の寒稽古、大学では寮の耐寒訓練と、今では懐かしい思い出だ。

今週末には大学入試センター試験が始まる。受験というのは、若者が人に「育ててもらう」期間での一つの試練であろう。次の段階へ進むステップではあるが、憂鬱な関門でもある。

入試を目前に控え、わが子の様子を祈るように見守っている親御さんも多い。合格祈願の文面をたどって行くと、それぞれが切実に願を賭けている。

海洋少年団のあと、町内の新年会。高木衆議、石川県議、糀谷県議が来賓でそろう。挨拶を伺っても厳しいなかにも明るさを感じる。

歓談中、都知事選挙の話になる。新聞を読んでも「脱原発」だけに焦点を当たっている。この敦賀であればまだ理解ができるが、国家の大事なエネルギー政策を「脱原発」を利用して有権者の関心を引こうとするマスコミもマスコミだ。

20年東京五輪・パラリンピックへの対応や、急速に進む人口の高齢化、首都直下地震への対策、さらには待機児童の少子化対策など様々な課題が問われる首都圏だけに候補者の質が問われる。お殿様には困ったものだ。

列島は寒の中だが、抜けない冬はない、成人式を迎えた若者、受験生、海洋少年団の団員、さらには町民と身近なところで、共に頑張るのが懸命なところだ。
【2014/01/13】 | ページトップ↑
鏡開きと破産手続き
Date:2014-01-12(Sun)

昨日は「鏡開き」の日である。子供の頃、これで正月が終わると教わった。お供えしていた鏡餅を味わう。硬くなったその餅に神様が宿るとされる。よって縁が切れないように調理にあたって刃物は使わず、木づちなどで「開く」とか。母からは「割る」とのいう言葉を使ってならないとも教わった。

カビが少しはえ、硬くなった鏡餅、カビを除けるのが私の仕事だった。硬くなった餅はお湯でゆるめてゼンザイにすることも多かった。

昨日、帝国データバンク福井支店によると、飲食業「牛亭」(敦賀市白銀町)が10日に福井地裁敦賀支部から破産手続きの開始決定を受けたと報道。

負債額は約8千万円。同社は昭和53年創業、58年に法人化した。その後、焼肉店「牛亭」とピザ店「L-Black」を展開。理由はいろいろあろうが、駅前商店街の新たな顔だっただけにさみしい限りだ。

私にとっては三島橋付近にあった「牛亭」からの付き合い。当時、ファミレスが敦賀になく、母の面倒をみることになって、
よく牛丼を家族で食べに行ったものだ。三島店から木崎店、木崎から駅前商店街へ。原子力発電所の建設と共に、昭和50、60年代の人口増加と共に歩んだ歴史でもある。

餅は粘りと結集がひとつの信条だけに、もうひと踏ん張りしてほしかった。人口が6万9千人を割り込み6万8千257人(平成26年12月27日現在)と人口減少が鮮明になってきた。

「割る」という言葉を使いたくないが、ここは粘り強く対応していくしかない。
【2014/01/12】 | ページトップ↑
「後だしじゃんけん」と「脱原発」
Date:2014-01-11(Sat)

昨日は「十日えびす」。庶民の願いは家内安全、健康、そして、この時期になると商売繁盛とささやかだ。

「えべっさん」の愛称で知られる西宮(兵庫県)や今宮戎(大阪市)、京都ゑびすの3神社をはじめ、商売繁盛を願う大勢の人々でにぎわったとか。

えびすと言えば、冬の熱い伝統の綱引きが19日の日曜日に敦賀西町(相生町)で行われる。400年以上続く伝統行事夷子(えびす)側が勝てばその年は豊漁!大黒側が勝てば豊作!綱引きの飛び入り参加OK、これで敦賀の正月も終わる。

ところで、東京都の都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、75歳の細川護煕元首相が立候補を決断したとか。来週、正式表明するとか。「脱原発」を主張する小泉純一郎元首相と週明けに会談し、支援を取り付けたい意向だとも伝わる。正直、都知事選挙になぜ「脱原発」と疑問符がつく。

これまでも、著名人が遅れて立候補を表明する「後出しじゃんけん」が有利とされていることもあり、できるだけ遅く立候補を表明した方が、周囲からのバッシングを受けにくい。

これに民主党も同調する動きもあるとか。もし「脱原発」を第一に掲げる細川氏を民主党が推すなら民主党も地に落ちたと言わざるを得ない。

有権者に好印象を抱かせる演出もしやすいとか。五輪開催も控えた首都東京のリーダーを、著名だけの「後出しじゃんけん」で決めることが望ましいとは、とても思えない。 

都知事選にかかる費用は約50億円。茶番劇を繰り返さないためにも、中身が伴ったリーダーの誕生に期待したいところだ。
【2014/01/11】 | ページトップ↑
「人間万事塞翁が馬」(にんげんばんじさいおうがうま)
Date:2014-01-10(Fri)

「人間万事塞翁が馬」(にんげんばんじさいおうがうま)という故事がある。

人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえでもある。

「人生山あり谷あり」にも通じるのか。あるときは調子よく進み、あるときは何をやってもうまくいかない。「谷深ければ山高し」にも通じる。

むしろつらい経験をすればするほど、たわいない小さくてささいな幸せにも気づけるようにもなるとか。

一文字で表すとすれば「峠(とうげ)」。漢字ではなく日本で作った国字。山の稜線を越えて集落から集落へ、行きも帰りも上って下ることとか。「山あり谷あり」にも通じる。

敦賀市も今、原子力発電所の長期停止によって、この境遇にあると思っていますが「何事も考えよう」。

「人間万事塞翁が馬」的に考えたいもの。苦しいときほど、格言がきく。敦賀市の行政であれば「入るを量りて、以て出ずるを為す」的に、「収入を計算し、これに合った支出を心掛ける」。財政当局者の間で昔から言い伝えられてきた格言でもあり、教訓。

「身の丈にあった」と私もよく議会で語ってきた。今は辛抱のしどころ。ただ、辛抱の仕方もある。

ところで、「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味とか。「塞翁(さいおう)」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味でもある。

稜線と海に囲まれた敦賀市、律令の奈良時代から行政区画が発足してほとんど変わっていない。昔の人のことわざを大事に今年も頑張りましょう!
【2014/01/10】 | ページトップ↑
馬耳東風にならない役目
Date:2014-01-09(Thr)

「馬耳東風」という言葉がある。意味を調べると他人の意見や批評に注意を払わず、聞き流すことのたとえ。もとは春風が馬の耳に吹く意。人が心地よいと感じる春風が吹いても、馬は何も感じないように見えることとある。

ただ、馬の視野は350度あり、その耳は音のする方向に180度動き、時速60キロ超で走るといわれる。午年にちなんだ、心地いい新年の挨拶をよく聞いたが、冒頭の馬耳東風で受け流す政治家も多い。これも処世術とも言えるが、 議員は税金と関係している以上、馬耳東風ではいけないことを私も含め肝に命じておきたい。

役所であれ、省庁も国の委員会であれ、税金で動いている以上、同様だ。原子力規制委員会も独立性は必要だが意見を聞くことは大事だ。

ところで、再稼働を目指す原子力発電所の安全審査を進めている国の原子力規制委員会は、昨日、高浜町の関西電力・高浜で安全性を確認する現地調査を行い、規制委員会の更田委員は安全対策は順調に進んでいるとして「ことしの夏までに、安全審査を終えることは不可能な目標ではない」という認識を初めて示した。

テレビ報道で、調査を終えた更田委員は「高浜は比較的敷地も広く、安全対策がしやすいという印象を受けた」とした上で「電力の需給がひっ迫する夏場までに審査を終えることは不可能な目標ではない」という認識を初めて示した。

これまで、新基準による審査の遅れを何度も指摘されていた中でのこの動きは私は評価したい。更田委員らは、今日、大飯原子力発電所を訪れ、同様の調査を行う予定とか、両発電所の速やかな審査を期待したい。

一方、今月下旬にも予定されている敦賀2号の破砕帯の審査も科学的な適切かつ速やかな判断を期待したい。
【2014/01/09】 | ページトップ↑
コンビニの社会化と社会貢献
Date:2014-01-08(Wed)

ほんとに寒い。雪のない正月はいいが、この寒さにはまいる。夜は熱燗がぴったり過ぎてついつい飲み過ぎる。昨日も福井で新年会と続く。ところで、昨日は七草。無病息災を祈るだけでなく、正月のごちそうやお酒で疲れ切った胃を癒やすのには七草がゆ。昔の人の知恵はすごい。

現代も、それに輪をかけて流通業界の商魂はたくましい。スーパーでセットが売られ、コンビニでもパック入りの七草がゆが売られている。

おかゆの上に新鮮な七草が載せられ、電子レンジで温めるだけ。今、舞鶴若狭自動車道の多くの作業員がホテルから賃貸マンションまで暮らしている。一人者の多い敦賀だけにコンビニ、スーパーの総菜は必ず売れるとか。

消費者ニーズに応えようとするコンビニの姿勢には本当に感心する。弁当、おにぎりだけでなく豆腐に納豆、白菜からトマトの野菜類、サバのみそ煮やサラダなどなど、独り者、若者向け総菜の種類が一段と充実している。

それにお見舞い袋、香典袋に筆ペンまで。されにレジに向かうとおでんが目に入る。おでんにはお酒と考えると、ビールにワイン、それにワンカップまでそろっている。心憎い。おまけに銀行のATMの24時間、税金の振込もオッケーとことかかない。

ただ、市役所通りのコンビニ乱立、過当競争にならないのか、思わず心配もする。強盗の舞台にもなった。それだけ普及したと考えるのが妥当か。

そんな中、多品種少量の品ぞろえ、値段は多少高くても、お年寄りの暮らしにぴったりと、コンビニ機能が高齢者にやさしいと新たな社会貢献でもある。近所にスーパーがない買い物弱者の高齢者にとっては強い味方でもある。敦賀の松葉、愛発、東浦、旧市街地と心憎い場所にある。

全国5万店のコンビニ、超高齢化社会にはなくてはならない存在だ。ほんとにすごい。
【2014/01/08】 | ページトップ↑
内海哲也投手のふるさと納税
Date:2014-01-07(Tue)

昨日は仕事始め。プラザ萬象で市民交流会。市長、議長、高木衆議と挨拶が続いた。今年の特徴は、昨年が敦賀にとって厳しい年だっただけに「反転攻勢」との衆議の話は分かりやすかった。

ところで、昨日、うれしい報道があった。敦賀気比高出身のプロ野球・読売ジャイアンツの内海哲也投手から「ふるさと納税」制度を利用した500万円の寄付があったとの発表。 

市への寄付としては最高額。昨年まで県下9市の中で、ふるさと納税の全体額が数年最下位が続いていただけに大歓迎だ。あらためて感謝したい。

内海哲也投手は敦賀気比高等学校でエース左腕として活躍し、1999年の秋季福井県大会・北信越大会では他校を寄せ付けない圧倒的な強さで優勝し、翌年の選抜高等学校野球大会への出場を確実とし、明治神宮野球大会での準優勝と記憶に新しい。
ただ、選抜出場の際、仲間の不祥事で出場を逃しているのも記憶に残る。

市議会では敦賀市の高校野球の甲子園出場に数百万の補助金が特別扱いとする意見がよく出されるが、後輩への励ましにもなる。内海哲也投手は京都出身ながらの敦賀気比での恩を忘れないでの寄附でもあると評価したい。

これを契機にふるさと敦賀市を離れて活躍している方も多いだけに「ふるさと納税」の意義をしっかりとアピールすることは、敦賀市の良さの発信にもつながるだけに、地道な、これまでにない取り組みに期待したい。

挨拶回りの一服にコンビニの100円のコーヒーがうまい。セブン―イレブンなど、いれたて一杯のコーヒーによって全体の販売好調とか。敦賀市の税収が減収し続けるだけに「ふるさと納税」も、今一度、敦賀市の良さの発信と、これを地道にどう増やすか、考えてみたい制度だ。
【2014/01/07】 | ページトップ↑
新たなコンパクトシティへの検討
Date:2014-01-06(Mon)

今日から仕事始め。雪の少ない正月は助かる。気比神宮、常宮神社と自転車で遅れながらの初詣。この時期になると参拝客も極端に減る。不思議と若いカップルや可愛い子供連れの家族が目立つ。どことなくほほえましい姿だ。

ところで、今年は、舞鶴若狭自動車道の開通、北陸新幹線の工事の本格化、それに人口減少社会を見据えた敦賀市も新たなまちづくりが必要になる。

敦賀市は敦賀駅前周辺に、官民が協力的に、駅の交流施設、バリアフリー化、ホテル、マンション、介護施設、大学と整備が進んだ。ここに来て、財政面から中断しているが、北陸新幹線を睨んだまちづくりを検討する時期と思う。

新興住宅街、郊外型店などが象徴するように、これまで街は拡大を続けてきた敦賀市。しかし、中心市街地の空洞化など、深刻な問題も抱え込んでいるのが実態だ。

地方都市の衰退、限界集落など着実に進行するのに対応して、住宅や店、病院や公共施設が一定の範囲に集まり、徒歩や公共交通で快適に暮らせる、「コンパクトシティー」構想を進めようと、政府が今年、本格的な自治体支援に乗り出す。

市町村が住宅を誘導する区域では、マンションやスーパー、病院、介護施設などを集約した施設を建設しやすいよう制度を緩和。良好な景観づくりや緑化事業についても資金面で支援するというもの。逆に郊外での大型施設建設は、届け出制を導入して抑制する。国土交通省は、今年の通常国会に、都市再生特措法の改正案を提出する。

過度に拡大した街をどう縮小、再編し、市街地再生につなげるか。税収の伸び悩みも予想される中、道路、上下水道などのコスト削減は行政にとっても課題だ。 

敦賀市も中心市街地に住宅を購入した世帯に補助をしてきたが、なかなか進まないのが実態だ。愛発、西浦、東浦といった地域拠点と、コミニュティバスと各集落を結ぶ。バスを乗り継いで市立敦賀病院、国立福井病院と通う患者も多い。

「都市の縮小」というとマイナスイメージが伴うが、コンパクトな街の空間は、車社会の地方都市、中小都市では、難しい課題だが、人生90年代を迎え、高齢化社会には必要なまちづくりだ。
【2014/01/06】 | ページトップ↑
黒田勘兵衛と敦賀
Date:2014-01-05(Sun)

今日からNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が始まる。お隣の長浜市は昨年も早いころから「黒田勘兵衛」のノボリをたてて観光をアピールしていた。ところで、敦賀くも何度か、訪れている。

ある漫画にも信長と黒田勘兵衛が朝倉攻めで刀根坂で会話しているところが描かれていた。

官兵衛といえば豊臣秀吉の天下取りに欠くことのできない参謀だったが、その優秀さゆえに秀吉からは「次の天下を狙う男」とも警戒された。

NHKの予告をみていると、戦乱の世を終わらせた希代の天才軍師と呼ばれる黒田官兵衛。いつの世もナンバー2の処世術は難しい。

官兵衛は「人は殺すよりも使え」を信条にしたという。大河ドラマはあすから始まる。「八重の桜」は、後半、人気は今ひとつだったが、同志社大学に敦賀からもサンダーバードで通っていた方もいた。それぞれにどこかで通じるから面白い。

若手の実力派俳優としても活躍するV6のメンバーである岡田准一さんが演じる官兵衛の姿から現代人は何を学ぶのか。「永遠の0」の演技は、これまでの戦争映画になかった視点が描かれていた。いずれにいても、今年は目を離せない。

【2014/01/05】 | ページトップ↑
ボディブローの怖さ
Date:2014-01-04(Sat)

気比神宮もどこも正月三ヶ日は賑わう。年頭に願った無病息災や家内安全、商売繁盛、厄除けなどとも共通する。

数十年前は縁結びや子どもが授かることを願った。健康と平穏
。あとはちょっぴりお金があればいい。庶民の願いは、もともとささやかなものだ。

経済再生とデフレ脱却を狙うアベノミクスは、曲がりなりにもそうした夢を実現しようとしたものだ。どん底の不景気にあえいでいた日本をもう少し豊かにしたい。そこに国民は期待を寄せ、安部首相の高支持率につながった。

正月の経済、政治番組を観ても、そろそろだが、石炭、天然ガスによる貿易赤字のボディブローが効き始め、体力が弱り始めるとも。原子力発電の再稼働を本当に進めなければ、敦賀市そのものの体力も落ちる。地球温暖化問題も頭で理解できて遅々と進まない日本、地球規模、ボディブローほど、ゆっくりと、そして、それが致命傷になることもある。

「一年は正月に一生は今に在り」。俳人の正岡子規が元旦に詠んだ句だ。自らを冷静に見詰め、今という時を大切に、凜として目の前の現実に立ち向かう年にしたい。

【2014/01/04】 | ページトップ↑
旅の人の思うこと
Date:2014-01-03(Fri)

敦賀に来て違和感を持った言葉がある。「旅(たび)の人(ひと)」。敦賀だけかと思えば、福井でも金沢でも使うことがわかった。

敦賀以外出身者に使うかと思うと、県外出身者を指すとも教わった。金沢でも使う。どうも北陸の言葉と最近、知った。

排他的な感じがするともいわれるが、敦賀は交流都市だけに受け入れも温かい。

表現こそ違え全国どこにも「県人」と区別する言葉はある。四国もあった。交流の街は、その時々で姿を変えている。舞鶴若狭自動車道の開通でまた、人の流れが少しも変わるかも入れない。

私は最近もそうだが、旅は最高の学問と出合いと思う。他国と故郷の違いを知り、冷静に比較できるのが「旅の人」の特権でもある。私も生まれ故郷と30年以上過ごした敦賀と、二つの故郷とも言える比較は、優劣をつけるというより違いがよくわかるということだ。

ところで13年後の北陸新幹線の敦賀延伸は、確実に敦賀を変えるだろう。新幹線は情報の塊を運ぶと言う。塊とは人間のことだ。大量の「旅の人」が行き来し、情報量は格段に増える。それも終着駅効果もあるだけに、観光や物流、ビジネスと中小都市だが、13年もあると思わず、13年しかないと、計画的に検討をすめるべきだ。
【2014/01/03】 | ページトップ↑
「やせ馬の先細り」のいさめ
Date:2014-01-02(Thr)

新しい年を迎えると、身も心も引き締まってくる。気持ちの切り替えも新たな決意も、正月ならではである。 初詣に行くとお守り、おみくじに人が群がっている。期待と不安が入り交じっている。

地方それぞれで「再生」が問われる。昨年、日本の人口減少は24万2千人の減少。福井市が丸々、なくなる減少だが、率にし0.2%減少。ところがこの嶺南地域は千人で0.7%、敦賀市も400人減少で0.58%減少。日本全体にくらべ2倍から3倍の人口減少となっている。

過去の実績を調べてもこれほど進んだことはない。要因は重なるが、残念ながら、原子力発電所の長期停止が明らかに影響している。政治的にも、昨年の苦悩は続くが、要因をしっかりと受け止め、冷静に対処していかなければならない。

安全が確認できた原発を着実に再稼働させなければならない。気がかりなのは、原子力規制委員会の破砕帯や再稼働の審査が遅れていることだ。エネルギー自給率の低い日本が今後、どう電力を確保していくかは、国家戦略にも直結する。 

安倍政権は1月中に閣議決定するエネルギー基本計画で、原子力発電を「重要なベース電源」と位置づけ、民主党政権の無責任な「原発ゼロ」路線と決別し、新増設に含みを残した点は私も評価したい。だが、まだまだ道のりは遠い。

NHKの朝の連続ドラマでは大みそかに赤ちゃんが生まれ、幸せな新年を迎えた。時代は関東大震災直後。福を招くよう「ふ久(く)」と名付けられた。

現代も、大震災、福島の事故後の生活、景気、高齢化と過疎、増税…。先行きは心もとない。今年は午年。せめて馬にあやかり、希望に向かって駆け抜けたいものだ歴史の大河と比べたらささやかな「一年の計」の始まりだが、流されやすいのが人の常。

私もその一人だが、中国の苦言か、「やせ馬の先走り」をいさめ、倦まずたゆまずの姿勢が道を開くとか。
【2014/01/02】 | ページトップ↑
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