敦賀市役所庁舎など、公共施設の維持管理
Date:2014-05-31(Sat)

敦賀市役所庁舎は福祉、教育、産業振興など市民サービスの司令塔。この重要な施設の耐震性がなく老朽化が進んでいる。

今、自治体の多くは財政難で、建て替えは簡単ではない。公共施設の代表的なものは学校やスポーツ・文化施設、公民館、公営住宅、公園などだ。多くは人口が増えていた高度経済成長期に整備されたため、老朽化が進行している。 

敦賀市も、多くの施設の耐震化や保全に取り組んで、残りが少なくなったが、市営住宅、学校、公園と人口減少の関係から現状維持が精一杯だ。

総務省も実態把握に乗り出した。2012年3月のサンプル調査によると、「建築後30年を超えているか今後10年以内に超える公共施設」は全体の4割に上った。 解体(撤去)を検討している公共施設も初めて調査し、13年9月1日時点で全国で1万2251棟あるとか。

自治体が解体を検討している要因は老朽化だけではない。住民や児童・生徒の減少もある。市町村合併や学校の統廃合によっても公共施設が重複したり、不要になったりしている。 

それでも解体はなかなか進んでいない。役割を終えた施設でも解体には一度に多額の資金が必要になるため、二の足を踏んでいる自治体が多いからだ。

敦賀市の清掃センターは長寿命化計画を策定。予防的な補修を進めて維持管理費削減に取り組んでいる。

今後は多くの施設の転用や売却、貸与など、各施設一元的な管理が必要になろう。

浜松市は公共施設を一元管理する課をつくり、利用状況や老朽化の程度などを評価し、必要な施設を絞り込んだ。一方、公共施設の存廃はコスト面だけでは判断できない。廃校になった愛発小中学校など、地域の避難所としての役割もある。

ほんとに難しいが取り組まなければいけない課題だ。
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【2014/05/31】 | ページトップ↑
拉致問題、ご家族にはもう時間がない。
Date:2014-05-30(Fri)

北朝鮮による拉致問題をめぐり、昨日夕方の安倍首相は拉致した可能性がある全ての日本人を対象に北朝鮮が全面調査を行うと約束したことを明らかにした。楽観視するつもりはないが、ご家族にすれば、もうこれが最後の期待とも受け止める。

小浜市の地村夫妻が帰国して12年、あまりにも長い時間が過ぎた。敦賀の特定失踪者としてあげられている山下貢さんお母さんきよ子さんも90歳を越えている。若狭町の宮内さんにしても健康問題など厳しい状況が続いている。

ここまで至った経緯は安部政権の粘り強い水面下の交渉の結果と評価する一方、北朝鮮内の経済状況が危機的状況にあることを物語っている。食糧や石油がなく外貨が入ってこない現状をすぐにでも打開したことは確かだ。

経済事情だけでなく2つの外交的戦略がある。日朝協議を進展させることで米国を6カ国協議に引っ張り出すことと、現在、関係が最悪な中国や韓国に対する牽制とも受けとれ、金正恩政権の約束した調査をいい加減にやってつまずくこともできないため、ゼロ回答はなく、何人かの生存者を出してくる可能性が高いと思う。

いずれにしても進展は評価できるが、すべては結果であり、粘り強い交渉と結果を期待したい。
【2014/05/30】 | ページトップ↑
金ヶ崎城跡、金ヶ崎宮と桜の名所をどう後世に残すか
Date:2014-05-29(Thr)

敦賀の金ヶ崎周辺地区は、海路と陸路の中継地点、東洋の波止場と呼ばれ、現存する豊富な歴史的建造物が往時の「港まち敦賀」を今に伝えている。

昨年、これらの資源を活かしながら、多くの市民や観光客が足を運ぶ居心地の良い空間として整備するため、「金ヶ崎周辺整備構想」を策定。

この歴史的空間を背後から支えるのが金ヶ崎城跡であり、桜の名所だ。 天筒山から敦賀湾に面し、木曾義仲との戦いの際に平通盛がここに城を築いたのが最初とも伝えら、南北朝、秀吉、信長、家康が一同に会した古戦場。

この金ヶ崎には金崎宮がつくられ、今は桜の名所としても知られる。敦賀市民にとって、歴史の舞台よりも桜の名所という印象が強いのではないか。私も新入社員の頃、場所とりから花冷えでの宴会と懐かしい場所でもある。

「金ヶ崎周辺整備構想」を支え、数十年に渡って持続的な計画遂行には、この金ヶ崎地域はもちろん、敦賀市が一望に視界に入る金ヶ崎宮と桜の存在は欠かせない。

金ヶ崎城跡全域が昭和9年に国の文化財指定を受けている。明治、昭和の各時代にソメイヨシノを市民が植え続くけて、今日の桜の名所を形成している。

その桜の大半が老木となり、それも国の指定の文化財のために新しい桜が植えられない現実がある。

「金ヶ崎周辺整備構想」の完成を目指す30年後に桜がないとしたらどうなるだろう。

金ヶ崎城跡のしっかりとした発掘調査もされていないと聞く。30年後の 「金ヶ崎周辺整備構想」 と合わせ、金ヶ崎城跡、金ヶ崎宮、金ヶ崎の桜をどう保存し、後生にどう残すのか、観光ビジョン、教育、歴史保存、市民の憩いの場所と、大きな見地から検討すべき時期にあると考える。

【2014/05/29】 | ページトップ↑
人口減少歯止めに向けた都市間競争と政策の重要性
Date:2014-05-28(Wed)

地方都市の少子高齢化は「消滅可能性都市」の言葉ではないが深刻な状況とも言える。

地域社会の活性化で指標はいろいろあるが、「人口」ほど明確なものはない。嶺南各市町をはじめ、福井県ももちろんだが、東北の秋田県、青森県などその進行は速い。それぞれの自治体も独自に医療費無料化などの子育て対策は必死だ。

一方、企業もユニークな人口対策を打ち出している。調べると、青森県のみちのく銀行が人口減対策に貢献する企業への貸出金利を下げるとか。

また、自治体と企業がタイアップして対策に乗り出している。弘前市が子育て支援やI・Uターン者採用に積極的な企業を認定する。市と連携して認定企業を優遇し、子ども2人以上世帯の住宅ローン金利も下げる。いずれも苦肉の策だが、その成果は限定的なことは確かだが、それでも必死だ。

敦賀市も、子育て支援はもちろんのこと、オーソドックスな政策として、昨年度、第二の産業団地造成に向け、田結と鞠山でボーリング調査をした。

その結果、地盤が軟弱な鞠山に比べ、田結は地盤が比較的良く、整備費が安価で分譲価格も抑えられるので新産業団地に適していると判断。田結の新産業団地は、農地と山林9.6ヘクタールを造成し、うち7.1ヘクタールを分譲する計画を公表。

総事業費25億円のうち、8億円は県補助金、17億円は県が無利子で貸し付ける基金を利用する。一昨日の説明会で2016年に敦賀1号機の運転停止が予定されることをあげ、雇用、税収など、市民生活に寄与する政策は、借金が伴うともいえ、時期とタイミングをにらんで、早急に実施すべきとも考える。

最大の施策は原子力発電所の再稼働、3、4号の本格着工にほかならないが、それ以外にも、舞鶴若狭自動車道開通に伴う観光戦略、北陸新幹線の敦賀延伸に伴う施策など、10年先をにらんだあらゆる政策の立案、さらに、今、具体的に検討を始めているLNGタンク基地構想もそのひとつだ。

都市間競争は待ったなしと受け止めたい。
【2014/05/28】 | ページトップ↑
議会説明会「もんじゅの現状報告」「樫曲の民間廃棄物処分場の費用負担に関わる法的処置」「産業団地の適地選定」
Date:2014-05-27(Tue)

昨日の議会説明会は、「もんじゅの現状報告」「樫曲の民間廃棄物処分場の費用負担に関わる法的処置」「産業団地の適地選定」と重要なものばかりであった。

もんじゅについては、 文部科学省と原子力機構、原子力規制庁が、それぞれの立場で現状を説明。どう運転再開に向けて、今年9月までの集中改革を進め、規制委から事実上の運転禁止命令の解除に取り組むのか、など難しい状況が伝わった。

議員から時期的な目途を設定した上での改革遂行や規制庁に対し、改革に協力的な立場からサポートするよう求める意見などが出た。

規制委員会は、厳しい監視も必要だが、原子炉等規制法でのべられている機構が自主的に行う「保安検査」の意味と安全文化の形成など本来行うべき規制委員会が行うべき指導的立場を見失っていると思う。これでは、立地で協力をする敦賀市も、現場で安全を第一に運転再開に向けて取り組む作業員にとっても、苦悩の日々が続くばかりだ。

「樫曲の民間廃棄物処分場の費用負担に関わる法的処置」は、自治体が自治体を民事で訴える異例の措置。全国でもはじめてではないか。敦賀市にとってはやむ得ない措置であり、経緯や法的根拠の民事訴訟の難しさはあるが、議会として全面的バックアップするべき。

「産業団地の適地選定」は調査結果を踏まえて、敦賀市は田結地区が適地と判断。今後の敦賀市の状況を考えると、県の補助を受けながら早急に整備することが必要と考える。その際、都市間競争の観点からも敦賀新港を利用したLNG構想など具現化に向けた場所も含めた将来構想のとりまとめのも必要だ。
【2014/05/27】 | ページトップ↑
政治家の健康管理
Date:2014-05-26(Mon)

昨日の日曜日、早朝は町内の公園の草刈り、午前中は観光ボランティアで「大谷吉継」ゆかりの永賞寺の供養塔から来迎寺の敦賀城の中門の遺構まで歩いて案内。

吉継の敦賀治世は関ヶ原までのわずか15年だが、全国的に人気が高い。町割り、港の基礎、旧「笙の川」の治水など近世、現代の基礎を築いた存在でもある。城下町「敦賀」の面影はないが探すとある。

ところで、青森県むつ市の宮下市長が先週19日に現職のまま62歳で急逝した。在職中の死去は、70歳で亡くなった杉山粛さんに続き2代連続である。

むつ市は遠い存在だが、宮下市長は、市議長などを経て、2007年7月の市長選で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の誘致推進などを掲げ、無所属で初当選。原電と東電の中間貯蔵施設の建設が、福島の事故の後の中断を経て進むだけ、残念な存在だ。市民クラブでも数年前に視察した。

11年7月に庁舎移転や赤字解消など4年間の実績を強調して宮下市長は再選され、下北5市町村などで日本ジオパーク(地質遺産公園)の認定をめざす「下北半島ジオパーク構想推進協議会」の会長を務め、敦賀市とは違った環境だが、エネルギー問題で河瀬市長と同じように先頭にたっていた存在だ。

「むつ市が元気になれば下北が元気になる。下北が元気になれば青森県が元気になる」が口癖とか。

東日本大震災後、沈滞した地域を目の当たりにして掲げた2期目のスローガンは「希望のまち」。むつ下北が元気を取り戻すことを何よりも気に掛けていた。住民との対話を重視し、小さな会合や宴席もいとわず出席した、と聞く。

むつ下北の地域振興のため、エネルギー問題で先頭に立ち、持ち前の負けん気で国に何度も掛け合い。念願の黒字転換を果たすと、市長給与を削減していることはおくびにも出さず、真っ先に部下の労苦をたたえたとも。 

政治家の思いと健康管理の難しさを感じる出来事だ。
【2014/05/26】 | ページトップ↑
エネルギー成長戦略特区」など、地域特性を生かした戦略


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【2014/05/25】 | ページトップ↑
敦賀にも「少年自然の家、野坂いこいの森」がある。
Date:2014-05-24(Sat)

高校の柔道部の頃、高知の大会へ。遠征費用がないため、ある高校の校庭でキャンプをはった。上級生からこと細かくテントのはりかたを教わった。こういった自然体験が身になる。

五月、キャンプに最適な季節を迎えた。テントの中は適度に涼しくて寝苦しくない。虫も少ない。車に用具を積み込み、週末に家族と山、川、海に静かな人気とか。 

最近、テントも簡単に組み立てられ、快適なテント環境だ。しんな「外ご飯」が人気を集める。爽やかな風に吹かれ、火にも困らない。ダッヂオーブンが重宝されている。火をおこし、食材を鍋に入れて密閉し、上下から加熱する。

満遍ない火力、適度な圧力、食材から出るうまみ成分が絶品料理を作り出す。

敦賀にも「少年自然の家、野坂いこいの森」がある。季節ごとの自然の中で少年たちが野外活動・集団生活を通して自然に親しみ、共同生活をすることによって自立性や責任感などを高めることを目的としてつくられた社会教育施設。 

野坂いこいの森は、一般の方も利用できるキャンプ場、バンガローの宿泊施設のほか、野坂山の自然を活用した林間歩道、フィールドアスレチック、探鳥路などが整備されており、自然とのふれあいを満喫できる。この季節から予約が多くなる。

家族で力を合わせ、「外ご飯」に挑戦。美しい緑に囲まれた、おいしい時間が絆を強める。そんな時間が意外に少ない子供たちが気になる。

余談になるがボーイスカウト、ガールスカウト、海洋少年団など、安全に自然を体験できる団体もある。


【2014/05/24】 | ページトップ↑
「敦賀」という屋号
Date:2014-05-22(Fri)

敦賀市の教育委員会で「敦賀」の屋号を調べたことがある。「屋号」は商家や歌舞伎役者などを指す呼び名。一般化したのは江戸時代からとか。

港町「敦賀」ということもあり、調べると大阪など結構、見つかる。その経歴を調べるとどこかで敦賀と重なる。

前おきが長くなったが、この敦賀市と言えば、原子力ときってもきれない全国的な存在となってきた。立地する自治体などで構成する「全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)」が昨日、東京都内で定例総会を開かれた。

県内立地の河瀬市長など各首長からは、進展に乏しい原子力規制委員会による原子力発電所の安全審査に対する批判や地域の実態に即した支援を求める意見が出されたとか。

昨日の大飯の判決ではないが14基の原子力発電所を持つ嶺南地域の経済、雇用、市民生活にいたるまで、影響が大きいだけに、その苦悩は続く。

話を戻すが、昔から続く屋号は、先人がそれを傷つけないよう、名声を高めるべく努力してきた。屋号・標号は信用の源泉でもあり、安全も含め、立地地域が難しい局面を迎えている。
【2014/05/23】 | ページトップ↑
大飯の判決、科学的、技術的な根拠を疑う。
Date:2014-05-22(Thr)

昨日の午後3時のラジオから流れる、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の福井地裁が運転再開の差し止めを命じる判決。

耳を疑った。夜のトップニュース。この判決の大きさ、重さ、そして影響力を考えると、立地地域の将来不安にもつながる。

だが、判決内容を見ると、どう見ても、科学的、技術的な判断とは言えない。

安全対策について、「確たる根拠のない楽観的な見通し」のもと、事態把握や適切な対応策がとれないことと決めつけた。

失礼だが、技術的科学的見地で裁判官にどれほどの判断力があるのだろうか。もんじゅの高裁も同じような判決だった。

大飯原子力発電所は、福島の事故を受けて、当時の野田首相ののもと、保安院の徹底した審査を行い、政治判断で2012年7月に再稼働した。

順調に運転し、昨年9月から定期検査の後、大飯3、4号機が新規制基準に適合しているかどうかの審査を申請。まだ審査中だ。

一方で、別の住民グループが同様に再稼働の差し止めを求めた仮処分の即時抗告審では、大阪高裁が9日、「まだ審査中」を理由に申し立てを却下した。これは妥当な判断だ。 

これまで最高裁は1992年の伊方の安全審査を巡る訴訟の判決で、「極めて高度で最新の科学的、技術的、総合的な判断が必要で、行政側の合理的な判断に委ねられている」との見解。

福島の事故後のはじめての判決という重みもあるが、いくら司法の独立性とはいえ、科学的、技術的な根拠に基づいた判断であるべきだ。

今後、多くの差し止め訴訟が続くだけに、常識的な判断を願いたい。
【2014/05/22】 | ページトップ↑
原子力規制委員会の役割とは?
Date:2014-05-21(Wed)

これから梅雨空にむし暑さが加わる。2年連続で節電目標は回避されたが、電力不足は昨夏より深刻だ。

福島の事故後初めて、原子力発電所稼働ゼロを迎える。で、電力消費の多い夏を迎える公算が大きい。

余裕は、九州電力が1・3%、関西電力は1・8%にとどまる。停電を防ぐ最低ラインとされる3%を下回る厳しい状況である。 

九電と関電は、東電から電力の融通を受けて3%を確保する計画。数字上は可能だが、場所によっては、停電もありうる。まさに綱渡りだ。先月、九電川内原子力発電所を視察したが、再稼働に向けて、安全設備のハード面、その原子力規制委員会への手続きのソフト面と必死だった。 

夏場の病院の手術中、高齢者の熱中症予防と、危機管理に電気は必須だ。原子力規制委員会が安全審査を優先的に進めている九電川内原発1、2号機が再稼働すれば、九電の供給余力は14%を超え、危機的な電力不足は解消される。 

それも報道では困難になったいる。原子力規制委員会の役割はなんだろう。安全対策について、規制委が検討項目を次々と追加したため、再稼働への審査は大幅に遅れている。

改善に動こうともしない規制委の姿勢、まさにどくりつではなく、独善ではないか。敦賀2号の破砕帯問題も棚上げ状態が続いている。

原子力発電所の再稼働がさらに遅れれば、夏場の停電の危険性や、立地地域の疲弊も続く。電気料金の高さによる家庭も企業も打撃を経済への影響も大きい。

【2014/05/21】 | ページトップ↑
高校生の就職率と都会志向
Date:2014-05-20((Tue)

高校生、大学生の就職率が福井県は高い。理由を都会の議員から聞かれたことがある。日常、それほど感じないことでもランキングがネットででる数字は確かだ。はたして今年はどうか。

一方、全国的に今春、卒業した大学生の就職率が94%超と3年連続上昇し、高校卒業生の方は96%台でバブル期並みとか。景気が良くなると福井県の存在感が薄れる。

全国的な傾向は敦賀にも影響するが、逆に市内にとどまらず、市外へ、都会への就職となるから皮肉だ。数字上ははっきりしないが原子力発電所の長期停止がこの地域の就職事情にも影響している。

ところで、就職氷河期が長かったせいか、ここ10年ほどの間に若い人たちの労働観が変わってきたという。

社会をよくする仕事、他者の役に立つ仕事をしたい、そんな考えの若者が今や少数派ではないというのだ。東日本大震災の影響か、福島県にも日本各地から減ったとはいえ、ボランティアが連休ともなると集まる。それも若い男女が遠くから何かを求めて集まってくる。当然、元気な高齢者も集まる。

日本的な人生観、労働観がある。日本も捨てたもんではない。一昨日も若狭町の高校生と話すと「ふるさとで働く」ときっぱり。一方で雇用の場所の少なさを指摘も受けた。

一人前になると、育ててくれた人や村や自然に感謝し、お返しをする。このふるさと意識がある。一方で働き場所の数と給与面など地方と都会の格差もある。

競争原理が先に立つ昨今の労働は修業どころか、ワーキングプアと、心身を消耗させるばかりだ。だが、労働は本来、生き方や住む社会と一体のものであり、稼ぐだけが目的ではなかった。その伝統的な労働観が若者によみがえってきたなら、喜ぶべきだろう。

それなのに、なぜ、都会に若者は向かうのか。理想と現実、働き場所の確保は地域の重要な政策のひとつ。

ふるさと意識と働き場所の確保、両立は難しいかもしれないが、ふるさとはどんなときも疲れもおのずと癒してくれる。 それでも都会へと向かう。

【2014/05/20】 | ページトップ↑
舞鶴若狭自動車道のウオーキング
Date:2014-05-19(Mon)

昨日は、五月晴れの爽やかな日。この晴れが人を各イベントに呼ぶ。敦賀の清明朝市、議会説明会のチラシを配ろうと議員有志が集まる午前8時には、いつも以上の人の集まり。

次に特定失踪者の署名で第23回若狭・三方五湖ツーデーマーチへ。この日、3640人(2日間のべ6097人)が参加。6千人を超えたのは最近、記憶がない。五月晴れが人を呼ぶ一日だ。

初日の17日に続き、朝から晴天に恵まれ、高齢化にウオーキングが似合う。新緑の湖畔のウオークも楽しい。7月20日に開通する舞鶴若狭道をコースに各イベントにコース入って、

私も10キロを歩いて、高速道路のウオーキング、トンネルなど貴重な機会を満喫していた。途中、三方五湖の湖畔では、昼食をとったり、記念撮影をしたりしながら、思い思いのペースで歩く楽しみは五月晴れに合う、ピッタリだ。

7月20日までにもう一度、敦賀側での市民向けのウオーキングイベントの企画を願う。市民要望も多い。
【2014/05/19】 | ページトップ↑
拉致問題風化と若狭ツーデーマーチ。
Date:2014-05-18(Sun)

昨日は、朝は西高東低の寒さ、昼は温度があがっての爽やかな五月晴れ。

若狭町の観光名所を歩いて巡る「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」の会場で、北朝鮮の拉致の可能性の高い特定失踪者の救出の署名運動の準備と呼びかけ。

敦賀に戻って、労組主催の中心市街地の銀河鉄道999などモニュメント像の清掃の激励。また若狭町に戻っての署名活動。夜は福井市での柔道整復師の組合の総会後の懇親会と続いた。

ことしで23回目を迎えた「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」には、初日の17日は、全国からおよそ2500人が参加しました。

大会は、7キロから40キロまでの4つのコースが設けられ、参加者は、江戸時代に宿場町として栄えた熊川宿など若狭町の観光名所を歩く。高齢化社会か、根強い人気でリピーターも多い。

ツーデーマーチの朝は早いため、若狭町内で二泊する常連客も多い。まさに町内あげてのメインイベント。今日は7月に開通する舞鶴若狭自動車道を歩くことになっている。

ところで、特定失踪者の署名に敦賀の山下さんなどご家族の
顔が見られなかった。10年も続けてしまって始めてのことだ。それだけ高齢化が進んでいるというあかしでもある。拉致の問題解決の時間のなさと、一方で風化を感じる。
【2014/05/18】 | ページトップ↑
原子力発電所の長期停止の影響を経済産業省が調査
Date:2014-05-17(Sat)

昨日は、6月議会前にしての市の議会説明会。新型インフルエンザへの市の行動計画、原子力発電所の長期停止の影響調査、グランドゴルフ場の計画と。夜は西公民館での「笙の川を美しくする会総会」、中郷公民館での議会説明会と続いた。

説明会、それぞれには日を変えて、コメントしたい。

月日のうつろいは速い。クリスマスやバレンタインデーと同様に商戦が展開される母の日。そして最近は「父の日」と移るがこれは、まだまだ影が薄い。

業界側の販売戦略、と冷ややかに見る向きもいるだろう。しかし、これは偏見か、日頃は口に出せない母への思いは格別だ。

ただ、商戦と思うのではなく、仕掛けと考えれば、乗ってみるのも悪くない。社会の最小単位とされる家族がいくつかあって集落ができ、街や都市、国家へと広がる。脈々と続いてきた人の営みを振り返るとき、私としては子どもを産み育てる女性の存在があらためて崇高に思えてくる。

女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率を見ると、敦賀市も人口維持に必要とされる水準2・07には遠く、全国、福井県、嶺南、敦賀市と各市町村は危機感を募らせている。これに原子力発電所の長期停止が人口減少に拍車をかけるとしたらことは深刻だ。

運転停止に伴う敦賀市と美浜町への経済的影響について、経済産業省資源エネルギー庁が実施した調査概要を、市議会に報告。現状の影響に加え、将来の停止継続による予測も含めれば、両市町への影響は95億円規模。

エネ庁が同様の調査を行うのは全国で数字を明らかにするのも初めてとか。数字もさることながら、市民生活の雇用、景気、人口減少とこの地域、どう乗り越えるか、その答えはまず、原子力発電所の再稼働にほかならない。
【2014/05/17】 | ページトップ↑
舞鶴若狭自動車の完成と天候不順
Date:2014-05-16(Fri)

舞鶴若狭自動車道について、国土交通省の高木副大臣は7月20日に全線開通することを明らかにした。明るいニュースだ。観光客の嶺南への入れ込みを期待したい。

一方でこの工事完了はひとつの区切りだ。敦賀市と兵庫県三木市を結ぶ全長約162キロの高速道路で、現在、敦賀ジャンクションから小浜インターチェンジまでの39キロの区間で工事が急ピッチ。

仕上げに向けて相当の作業員が敦賀市内に入っている。いるというよりも、ピークを過ぎた。今の敦賀市の経済の下支えがこの工事だ。それだけに、工事完了による景気の下ぶれが心配でもある。

ところで、全国で暑い日が続いている。と思いきや昨夜は寒かった。気象庁が、5~11月のエルニーニョ現象の見通しを速報した。「夏に5年ぶりに発生し、秋にかけて続く可能性が高い」という。同現象で日本付近では太平洋高気圧が弱くなり、梅雨明けが遅く、低温や多雨、日照不足になりがちとされる。

5年前といえば、全国的に雨やぐずついた天気が続き、県内では海水浴場や夏物商戦などが打撃を受けた。典型的な夏型観光のこの地域だけに影響が心配でもある。あまり暑くない方がいいという人もいるだろうが、それでは困ることはほかにもある。太陽に照ってもらわないと、農作物の生育の影響が心配される。

経済では、原子力発電所の長期停止が続いて3年が過ぎ、全国的な景気回復でひといき、ついているかのように見えるが、現状は雇用面から人口減少が続いている。

果たして今後、どうなるか。北陸新幹線の工事も敦賀側は、中池見の調査関係で遅れる。それだけに見通しは不透明だ。

さらに、天候不順がどう影響するか、景気の悪化など、そうならないことを祈るばかりだが、景気の低迷など長期が予想されるだけに、どう乗り切るか、そんな生活面での準備を今から整えたい。

【2014/05/16】 | ページトップ↑
認知症初期集中支援事業と敦賀市
Date:2014-05-15(Thr)

昨日は、長浜、高島、敦賀三市議会協議会。毎年、それぞれ議会5議員程度で持ち回りで勉強会と交流会を繰り返してきた。
今回のテーマは「介護保険の現状と認知症初期集中支援事業」。

認知症でも、できるだけ地域で暮らし続けられるよう、厚生労働省は2015年度以降、認知症の疑いの段階から、本人と家族をきめ細かく支援する「認知症初期集中支援チーム」の設置を市町村に義務付けることを検討している。昨年度、全国14の自治体でモデル事業が実施した。その1つが敦賀市。

市内には高齢者の総合的な相談窓口「地域包括支援センター」が3カ所ある。各センターの看護師や保健師、社会福祉士ら2〜3人からなるチームをつくった。

支援対象者は認知症が疑われるのに医療、介護サービスに結び付いていない人や、認知症で家族らとの問題が大きくなっている人。家族や民生委員、かかりつけ医らからの相談を受けて訪問する。 

認知症は早期に気付き、周囲が適切な対応に努めるなどすれば、周囲とのトラブルが減り、本人の混乱も抑えられるとされる。何よりも介護する家族の負担も減る。

なかでも、自治体よりもさきがけて敦賀温泉病院が開院した20年以上の認知症への経験は重要だ。院長先生の先導する役割は、この事業のベースとなっている。

いずれにしても認知症高齢者は約460万人、65歳以上の15%に当たる。病院や福祉施設の入院・入所は基準が厳格化され、敦賀市も介護度3を超える待機者が100人以上が列なす。また、警察庁によれば、昨年認知症が原因で行方不明になった高齢者は1万人を超えた。

この問題は敦賀でも例外ではない。介護は施設から自宅へ-との流れがあるが、認知症高齢者の単身世帯、老老介護世帯が増える状況で、徘徊による事故や介護家族の負担や悲劇を食い止めるのか。

かつて、交通事故死者が1万人を超えた際「交通戦争」と国民が危機感を共有し、アンダー1万を達成している。どう社会が取り組むか、もはや社会問題であり、重たい課題だ。

【2014/05/15】 | ページトップ↑
たまには「鈍感」、実際は「鈍感」
Date:2014-05-14(Wed)

五月も中旬、来月にはワールドカップと時間は流れる。たまには季節に鈍感にと思うが、これがどうも落ち着かない。

シャープで、鋭敏なことが優れていると世間では思われている。ところが、実際は鈍感なことが多い。このギャップを「鈍感」がいい、と書いた本は、どこかでホットしている自分を感じた。

医師としての経験や作家としての眼差しを通じて、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能と、先日、亡くなった作家の渡辺淳一さんの「鈍感力」の本を読んで、心が落ち着いた。あらためて読んでみるとこれもホッとする。

恋愛関係、夫婦生活、子育て、職場、環境適応能力と、様々な局面で求められる「鈍感力」と説くが、私どもの議員は、そうであってはいけないと言われるが、しかしーー。

よく「敏感に情報を集めて、ーー」と学んだ。ときとして、「一歩下がって考えることも大事」とも、これも「鈍感力」とも通じるか。

先行き不透明な現代を生きぬくヒントが満載でもある。渡辺さんの「失楽園」も、大人の性愛を赤裸々に描いた作品も、興味半分ながらもついつい読んでしまった。

テレビで渡辺さんが語った半生が頭に残っている。医師を辞め、作家専業を目指して上京したころ、芽が出ないまま才能を腐らせていった同人仲間に触れながら、自分が作家を続けられたのは、へこたれたり、周囲の評価にとらわれない「鈍さ」を持っていたから、と説いていた。

たまには「鈍感」、実際は「鈍感」。これも必要か。渡辺さんの作品はどことなく、さりげなく人間の本質を教えてくれる。
【2014/05/14】 | ページトップ↑
消滅可能性都市と敦賀市
Data:2014-05-14(Tue)

昨日より今日まで、東京で、民主党自治体議員フォーラムに参加している。全国から数百人単位で集めようとすると、東京は宿泊費が高くても全体費用は安くなる。理由は交通の便利さだ。

最近は「極点」という言葉が使われ始めた。一極集中も「点」で強調され、これとは裏腹に「消滅可能性都市」という、耳慣れない新語まで生まれた。

ここに、衝撃的な数字である。過疎地を中心に全国の自治体のほぼ半数で、この30年間に若い女性の数が半分に減るというのだ。何よりも、急速に進む少子化と東京一極集中への歯止めが急がれよう。

国立社会保障・人口問題研究所のデータを基に、有識者らによる日本創成会議が独自に試算した。研究所の推計よりかなり厳しい見方となっている。特徴は、出産適齢期の女性を焦点にしたことだろう。自治体別の数字を公表して、人口減が深刻だという基本認識を地域レベルで共有したいとの狙いがある。 

女性が半減する自治体を「消滅可能性都市」と呼んだのも、刺激的な名称で注意を喚起する意図があってのこととか。

敦賀市の場合、2010年で7625名の女性が2040年には4374名の42.6%減少。かろうじて、消滅可能という名はつかないが、現状はそれに近いとの受け止めでいいのではないか。

全国896市区町村で20~39歳の女性が半分以下に減るとか。福井県嶺南地域では敦賀市以外5市町が50%を超えるとの結果が出た。とりわけ、総人口が1万人未満の「消滅の可能性がより高い」と位置付けられた。 

今回の試算に男性は含まれていないが、出産適齢期の女性が減れば、将来の総人口は確実に危機的状況を迎える。医療や介護などの社会保障は今の水準を維持できず、公共交通や学校などの社会基盤にも悪影響が及ぶ。

今回の試算は、子どもを産む世代の女性が地元に定着しなければ、近い将来に深刻な事態を招くことは必定だ。

原子力発電所の長期停止が嶺南の人口減少に拍車をかけている。現実は、この人口減少社会を考えた体制や施設管理になっていない。施設を多く持つ敦賀市にとって、医療、年金、介護さらには教育の市民生活にまで影響する。警鐘に驚くのもいいが、この準備が必要だとの警鐘でもある。
【2014/05/13】 | ページトップ↑
家族、自助の大切さ
Date:2014-05-12(Mon)

昨日の「母の日」、きらめきみなと館で「親子フェスティバル」。午前中、海洋少年団のブースで過ごしたが、天気もよく親子連れも多かった。

ところで、昨日の福井新聞のコラムで「親子の絆が希薄になったとされるが、ほっとするデータもある。東日本大震災の後、電通が関東圏で子どもを持つ親を調査したところ、48%が家族の絆意識や行動が変わったと回答。特に母親は55%に上った」と、やはり母の絆は子にとっても強い。

家族の絆は、危機のとき、考えることは私も経験した。阪神淡路大震災の衝撃もすごかったが、東日本大震災より7年前、今年で調度、10年前、2004年7月18日未明から福井県嶺北地方や岐阜県では強い雨が断続的に降り始め、福井市、美山町など死者も出した。

当時、ボランティアを敦賀市が集めて、美山町に向かった。私も当時、亡くなった籠議員と駆けつけたが、あまりの惨状は、衝撃的だった。災害のとき、自治体が果す役割は大きいが、初動もはじめ、難しい局面が多い。

河川流域に暮らすもの、海岸線に暮らすもの、火山周辺に暮らすもの、それぞれが自然から多くの恩恵を得ている。

その反面洪水、津波・高潮、噴火災害などに襲われることもある。こうした災害における自衛手段は、日ごろから自分の住む地域特性や危険の兆候などを自分で学び、自分で情報を集めておく必要がある。

自分の命、家族の命は他力本願でなく、自分で、家族で守るセルフディフェンスが重要だとつくづく感じた。笙の川の決壊ももう視野に入れた、家族間で話し合っていることが大事だ。

行政が作成している「ハザードマップ」等も含め万一災害に発展する可能性があるとしたら、どの時点で家族を避難させなければならないかを予め見極めておく必要がある。

家族はもちろん、高齢者、身障者、隣人にも声をかけ、必要なら手を貸す。 そんな「自助、共助、公助」と、災害の教訓をしっかり見つめておきたい。
【2014/05/12】 | ページトップ↑
「母の日」と人口減少
Date:2014-05-11(Sun)

五月晴れが続く。今日は「母の日」。市内各生花店のにカーネーションが並ぶ。最近はブーケや寄せ植え、鉢植えなど、付加価値をつけたカーネーションが並ぶ。

色も多彩だ。紅白に加えピンク、黄、紫など、多彩なブーケや鉢植えが、華やかさを競っている。

全国発送のプレゼントはもう定番。最近はコンビニからの全国発送も可能。

日用雑貨から旅行プランまでカタログを配布。コピー機の進化も止まらない。誕生日の新聞まで入手できる。場所によっては、住民票の発行のコンビニもある。敦賀はまだ先だが、昨日も私は自動車税を支払った。24時間、どこのコンビニでの税金、公共料金の支払いはもはや常識。

話を戻すと、コンビニの進化も、ネット販売ももう常識。書物は、もう翌日には入手できる。「母の日」の親孝行も都会から地方へと、若者の精神的な環境も都会へ走る。

これだけ、身の回りの生活がネット、コンビニと手の届くサービスが進化する一方、先日の自治体の半分は、若い女性が30年で半減するとの報道。

衝撃的な試算が、有識者らでつくる「日本創成会議」から示された。全国で896市区町村。県内も含まれる。

「地方から大都市への人口流出が現在のペースで続けば」という前提付きだが、働く場や教育機関が大都市に集中している現状を考えれば、現実味を帯びる。敦賀市は含まれていないがそれでも4割減。

原子力発電所の長期停止で人口減少が進んでいる。仕事を求めて働く世代が、大阪、名古屋、東京と都会への流出も続く。それも家族連れで敦賀を後にしている。何よりも高校生が進学、就職での300を超える人口流出の現実は厳しい。

いずれにしても、この警告は衝撃だ。敦賀は大丈夫という場合でもない。「他山の石」と受け止めるべきではないか。

20~30代の子どもを産む中心の世代、母親になる世代の激減は、少子化の進展、人口減に直結する。放置すれば自治体の運営を危うくし、「消滅の可能性もある」と同会議は指摘する。どうすれば流出を防ぎ、流入を促すことができるのか。

女性の視点での報道は、現実味のある、それもボディーブローで影響するだけに真剣に受け止める必要がある。
【2014/05/11】 | ページトップ↑
「他山の石」
Date:2014-05-10(Sat)

敦賀にとって、フェリーの運航は大事な事業だ。北海道と結んだ航路、どれだけの荷物、乗客を運んだか。その運航で事業者は利益も大事だが、何よりも安全を最優先に取り組んでいる。

救命いかだの点検、貨物の積載の確認と、日頃から見えないところも安全確認は仕事の中に組み込まれている。

その想像を超えた、ずさんさと無責任の連鎖。韓国・珍島(チンド)沖の旅客船沈没事故。信じられないような事実が次々と明らかになっている。 

甲板の救命いかだはほぼ全て使用不能。「動かず待機して」。そう船内放送したまま、船長や船員は乗客を置き去りにし、船を脱出。海には海の常識がある。弱い者から救出して船長、乗組員は最後の最後だ。

大西洋で沈んだタイタニックも、多くの修学旅行の生徒をなくした紫雲丸も、事故の責任は免れないものの、乗客の命を救うのに懸命だったことは、あとで明らかになっている。

命を守るべき船長らが子どもたちを死に追いやったいえる。転覆の原因となった貨物の過積載は常態化し、危険な運航を続けていた。過積載で死者・不明者300人余の悲劇、安全性の欠陥を見逃し、迅速な救助ができなかった海運行政の罪も重い。 

「他山の石」という言葉がある、韓国のことと受け止めず、事故の原因は国際的にも公開と、対策は水平展開が原則。どんな仕事も安全第一、最優先。事故は複合など、この沈没事故の教訓はあまりにも大きい。

一人一人が自分の仕事をしっかりやる。それがどんなに大事か、自らの戒めも込めて。「今日もご安全に! 」
【2014/05/10】 | ページトップ↑
東京一極集中と地方行政
Date:2014-05-09(Fri)

昨日は、市議になって以来、毎年ようにお世話になった大先輩の葬儀に参列いた。昔の知人も多く、お会いすることができた。

ただ、東京に行くと、いつも人の多さに疲れ、この人口があるから、東京ではさまざまな商売が成り立つのだろう。人口減少県と東京のギャップをあらためて痛感する。

先日もある方から教わったが、江戸時代の流通、経済の基本が今日の地方の繁栄とか。江戸であれば、地方の大名の家族は江戸に住み、家臣を多数召し抱えた。彼らが消費するのは国元から送られるお金だ。それが江戸経済の活性化に役立った。 

大坂であれば、米相場ができ、各藩の事業が潤う源になった。今でも都会と地方の関係は変わらない。例えば学生たちだ。東京で暮らす地方出身の学生は40万人ほどとか。福井県、敦賀市共に、高校卒業者の都会志向は変わらない。親からの仕送りを月9万円とすれば、毎月360億円の現金が地方から集まり、消費に回って東京経済を支えるとか。 

福井県の人口が80万人を割った。敦賀市の人口も4月30日現在で6万7,967人と8千台を回復していない。今後、原子力発電所の長期停止が続けば、さらに減ることが考えられる。私の知人の多くも仕事を求めて、大阪、名古屋、東京と敦賀を去っている。

今後、東京は2020年五輪に向け、人口がさらに増え活性化する。だが、東京の未来も明るいだけではない。人口が膨張した分、今後は高齢化が加速度的に進む。2010年度の特別養護老人ホームの待機者は4万人を超えた。

地方の過疎地域との施設利用の話し合いも現実化してきた。も取りざたされており、ここでも東京は恩恵を受ける。一方、大阪は橋下市長の都構想も、遅々と進まず、頓挫気味の様相すら漂う。若狭、敦賀の電気も止まったまま、LNG火力発電の新たな計画は大阪周辺に限られ、都市集中は今後も進む。 

少子高齢化と都会への若者流失、都会志向と、ますます地方の衰退が気になる。この流れを子育て同様、政治のしごとでもある。原子力発電所の長期停止の課題も、どう対応するか、具体策が必要な段階に来ている。
【2014/05/09】 | ページトップ↑
「最後通告」と「赤信号、皆で渡れば怖くない」
Date:2014-05-08(Thr)

昨日は寒かった。外気温度計6度。昼との寒暖差は大きい。ところで、環境対策の一環として冷房の設定温度を下げすぎずに軽装で過ごすクールビズが、今月1日から市役所などで始まった。それも10月いっぱいまで。

今年で10年目を迎えた。室内の冷房の設定温度を28度に設定することなどを徹底とか。地道な努力も必要だが、原子力発電を長期停止して火力発電で賄う日本の現状は、この地道な努力も超える実態があるという現実だ。

先月、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化ガスの排出削減に関する報告書を公表した。国際社会が温暖化防止に向けて一段の削減努力をしなければ、地球の気温は2100年には産業革命前から3.7~4.8度上昇するとの見解を示した。報告書は各国に排出削減に向けた具体策を早急に取るように求めた。「最後通告」的な報告書と受け止める。「赤信号、皆で渡れば怖くない」的な状況が日本でも続いているように感じる。

クールビズも大事だが、いかに減らすか、再生エネルギーのフル活用と安全を第一とする原子力発電の利用、再稼働にほかならない。

もうひとつ、「最後通告」を言葉で表した。国土交通省の有識者会議が先日、道路の橋やトンネルの老朽化対策を太田昭宏国交相に提言した。冒頭には「最後の警告-今すぐ本格的なメンテナンスに舵を切れ」とある。

お堅い行政文書とは異なる言い回しで点検・管理の緊急性を訴える。住民生活を支えるインフラ老朽化への強い危機感と受け取りたい。

提言が「すでに警鐘は鳴らされている」と指摘するように2012年12月、開通35年の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板落下事故は衝撃的だった。

国内のインフラは主に高度成長期から整備されたため高齢化も今後急速に進行する。敦賀の柳ヶ瀬トンネルはもうすでに50年を越えている。交通網だけではない、敦賀市役所も30年を越え、空調など機器類の老朽化、その上、耐震が基準値以下だ。高度成長下のインフラ整備、安全も去ることながら予算面の厳しさもある。

まさに「最後通告」その厳しさが温暖化と共に、全国の自治体にのしかかっている。
【2014/05/08】 | ページトップ↑
木材の完全自由化から50年と東北
Date:2014-05-07(Wed)

長いようで短かった大型連休も終わった。東北の福島で親戚の事業を手伝い、岩手で陸前高田、釜石、そして小岩井農場と、家族で旅をした。

昨年に続いての旅だったが、着実に復興の工事は進むが、再生の進みは遅いことは確かだ。時間がたつほど問題が枝分かれして、新たな対応が必要になっている。

被災地への関心が次第に薄れることも確かだ。現場に行って理解できるのが、長期避難で生じた住民間の格差。ほんの一部とはいえ、アルコール依存症に陥ったり、気力を失ったりする避難者、先を見通せず、家族や地域と切り離された生活が長引く環境は、津波災害の怖さをあらためて認識させられた。震災後、避難生活で亡くなった方も3000人を超えたとか。

ところで、今日は7日、季節の移ろいは早いもので、立夏を過ぎた。それでも、この季節、薫風のなかで青葉、自然が生き生きと見えるときである。東北道を遠目には元気に映る森林だ。その森林も取り巻く現状は厳しい。

木材輸入が完全自由化となって今年で半世紀。この間、国産材価格の低迷と林業の担い手の減少で、人の手が入らない、荒れた山林が増えた。敦賀の議会でも何度か、議論になるが、これも同様な難しさだ。

小岩井農場では、それでも林業に力を入れる。100年計画で伐採、植林を繰り返す。

言うまでもなく、森林はかけがえのない多面的な機能を持つ。大気の浄化による環境保全をはじめ、水資源を涵養し、洪水を防ぐと、書くはやさしいが、完全自由化の影の面だ。TPPの裏面も小規模農家の多い敦賀はどうなるのか、

話を大きくすれば、古代の文明は大河に沿った森に生まれ、森を壊して滅びている。かつては木材は、エネルギー資源、これも石油の輸入拡大でおろそかにしている。

私もそうだが、3年の「節目」が過ぎ去って仮設住宅の人々を忘れてしまう。資源の重要性による原子力政策、震災の裏面を背負っている。 これからも、自らに問い掛ける夏でもある。
【2014/05/07】 | ページトップ↑
高齢者の徘徊は防ぐことができない。
Date:2014-05-06(Tue)

新潟県上越市の海岸で子供3人を含む5人が波にのまれて死亡した事故。悔やんでも悔やみ切れない事故だろう。 

美浜の水晶浜でも台風や冬の荒波は恐い。波が高い日は、急傾斜をせり上がってきた場所は、波が一気に戻っていくため、強い引き波はどこにでもある。

荒波に足を取られて転倒したら、体ごと海に引っ張られる体感ほど怖いものはない。子供ならなおさらだ。対処方法は、逆に波に身を任せ、引き波の弱い場所を選んで海岸まで一気に泳ぐ、ただ、これも経験し体得しなければ出来ない。それだけに荒波には近づかないことに限る。

荒波ではないが、大波が押し寄せている。厚生労働省研究班の推計(12年時点)では、認知症高齢者は462万人。今後ますます増えていく。

徘徊については、どんなに努力しても完全に防ぐことはできない、と受け止めるのが妥当ではないか。人間は繋ぎ止めることができない、尊厳というものがある。

施設を頼ろうにも特別養護老人ホームへの入所待機者が全国で約52万人に上るなど、受け皿も限られている。この敦賀でも同様だ。高齢者の単身世帯が多い敦賀だけになおさらだ。

認知症高齢者による徘徊は「今そこにある危機」の受け止めも必要だろう。。超高齢社会では避けて通れない課題である。

認知症ゆえに、いろいろな事故や損害を発生させてしまうケースは避けられない。国や各自治体、この敦賀市も認知症対策では早期の発見、対応が重要とされ、医師や介護職らの連携、職種ごとの研修が進められているが、徘徊者の行動を見守るには地域住民の目も欠かせない。敦賀市内でも進められている認知症サポーターの養成など地域で支え合う仕組みづくりも欠かせない。これは子供の見守り隊のような、それも日頃の地域の目だ。

もう現実にそこまできている。事故や損害も公的に対処できる方法も必要かもしれない。
【2014/05/06】 | ページトップ↑
市立敦賀病院の医師確保
Date:2014-05-05(Mon)

昨日は「みどりの日」、今日は「こどもの日」と意味のある日が続く。

「みどりの日」も連休をつくるため4月29日から「引っ越し」てきた。安易なお役所仕事みたいだが、「こどもの日」と続けたのも正解。有給休暇があっても取らない社員が多い中での適切な措置だ。「山の日」「海の日」も同じだ。

理屈抜きに、私は大賛成だ。それぞれの日にそれぞれのこと考える大事さがある。

この連休でも電力や、役所であるば上下水道と休みに関係なく働く業務もある。病院の救急もそうだ。

医師不足、看護師不足も敦賀市は言われて久しいが、ある方から「市立敦賀病院の医師の給料を上げたらどうか」とご指摘があったが、私は賛成できない。

10年以上になるか、舞鶴市民病院で内科医が大量に辞め、病院の機能がマヒしたことがある。理由は市長の発言からとか。給料をあげた市立病院の多くも予算面から長続きしなかった。ここに地方の自治体病院の弱点がある。

小児科、産婦人科と市立敦賀病院も厳しい。内科医もそうだが、麻酔科医も厳しい。意外に知られていないのが麻酔医師。

仙台市宮城野区にある仙台医療センターの麻酔科医たちの記録である。ここを舞台にした映画「救いたい」がこの秋、公開される。手術は麻酔科医なくして始まらない。

私も福井大学で耳の手術を受けたとき、麻酔医から丁寧な説明を受けた。昏睡している間も寄り添って血圧を見守り急変に備える。終了直前は緊張するそうで、航空機の着陸に例えられる。外科医が主役なら脇役だが、いないとダメな存在だ。

市立敦賀病院の存続、運営は、市民の大問題でもある。医師確保、看護師確保はこれからも続く大きな政治課題でもある。

この映画の医師は三浦友和さん。敦賀での上映はあるか不明だが、「サクラサク」と同じようにテーマのある映画だ。

【2014/05/05】 | ページトップ↑
「花のある街」敦賀、花は脇役だが忘れてはいけないテーマだ。
Date:2014-05-04(Sun)

「花のある街」というテーマは、脇役だが忘れてはいけない課題だ。5月は町中や民家の庭先などに咲く花が心を和ませる季節となった。2月の越前海岸のスイセン、4月の金ヶ崎などのサクラ、そして敦賀市の花のハギと、その時々、季節の花は話の話題となる。

この時期は、赤白黄色のチューリップ。球根を植えて花を咲かせた小学生に頃、また、花壇を手入れするシルバーさん。萩は、笙の川、井ノ口川と各ボランティアグループも植える。

会話が弾んでくる。花は地面だけでなく話にも咲く。そして花は、折々の気持ちを伝える自然からの贈り物でもある。

金ヶ崎宮の「花換え祭り」も宮司さんや関係者の努力で定着した。ただ、その桜も数を減らして来ているのが心配だ。いずれにしても、大切にしてきた想いをサクラに託し、その思いは必ず伝わるに違いない。

対面で会話を楽しみながら、しっかりと地域に根付く取り組み。市役所通り、男女共同参画センター前などと、季節に合った花を植えている。意外に見えないとこに花を飾る。

街路樹、花壇、公園、学校と「花のある街」の演出は脇役だが、その街の市民の気持ちや想いともつながる。



【2014/05/04】 | ページトップ↑
有効求人倍率、福井県全域が上昇するなかでの敦賀の落ち込み
Date:2014-05-03(Sat)

4月、5月は山菜の季節。ヨモギやタラの芽から始まって、ワラビやゼンマイ、コゴミやタケノコなどが次々に旬を迎えている。

スーパーの店頭で取り上げている。。最近は年がら年中、あるが、この時期のミツバはいい。水耕栽培のものより香りが高く、さっと湯がくだけで最高の酒のつまみになる。

陽気に誘われ、野山を散策しながら山菜を楽しむ。そんなゆとりがほしい。どうしても酒のつまみを想像する、私が不健康か。趣味と実益を兼ねた最高の野外活動の季節を迎えている。

ところで、昨日、今年3月の有効求人倍率は、福井県が1.49倍、ハローワーク敦賀が2月の1.31から1.23とさらに低下。県内各地がのきなみ上昇するなかでの落ち込みだ。

福井労働局によると、今年3月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除き、1.49倍と、前月と比べて0.06ポイント上昇。

これで5か月連続の上昇となり、全国順位は、引き続き、愛知県、東京都に次いで3番目。業種別に見ると、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要や公共工事の増加を受けて、眼鏡や繊維などの製造業が、前年同月に比べて41.4%、建設業が13.4%それぞれ増加。

消費税率の引き上げによる反動の影響と原子力発電所の長期停止が重なり、雇用情勢は悪化していると、みていいだろう。

4月以降の求人状況、高校生、大学生の就職状況と、嶺北と嶺南、嶺南でも敦賀としっかりと、現状を把握して、対応することが大事だ。

春から初夏、景気回復の中での敦賀の雇用情勢、雇用が減少する中での人口減少を、しっかり把握する、その上で対応を短期、中期、長期で行う難しい踊り場だ。
【2014/05/03】 | ページトップ↑
「おもてなし」の基本と公衆トイレ
Date::2014-05-02(Fri)

今日は立春から数えて88日目の八十八夜。小学校で習った「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂るーーー」と5月のさわやかな天候。

茶摘み風景の季節、農事の目安となる日でもある。田植えの時期でもある。話を立春に戻すと、「汽車を待つ君の横でぼくは時計を気にしてる」の歌を思い出す。

春を歌った「なごり雪」の舞台は東京の駅とか。若い頃の節目の歌でもある。若い頃の節目で駅は、欠かせない。

その人生の節目になる敦賀駅の市民のこだわりと要望は多い。敦賀駅の新しくなった交流施設、様々なご意見を頂く。「仮設より不便になった」「二階はほとんど利用されていない」「土産品物があまりにも少ない」「トイレの近くにうどん、そば屋がある」と苦情は尽きない。一方で「観光案内を兼ねるコンシェジェが親切な対応に好感が持てた」「トイレが機能的できれいになった」と評価する声もある。もう少し、時間をもって
対応したい。

ところで、北陸新幹線の開通に合わせての、富山市、金沢市が各駅の公衆トイレをはじめ、各トイレの改善を打ち出した。「美しく。安全に。使いやすく」、それに、最近は「ゆっくり休める」機能までが要求されるとか。

ちなみに、合格点の最大の壁は、女性用トイレの少なさとか。場所によっては女性用トイレは男性用の3倍以上必要との説もある。公衆トイレは、年齢層が上がれば男性より女性が圧倒的に多くなるという理由とか。

敦賀市内、病院、公園、学校、市役所と数多くの公衆トイレがある。新しく設置されたトイレは進化し続けている。古いトイレもボランティアの清掃も加わってきちんとしてる。人道の港「ムゼウム」など、観光客の利用も多い。「おもてなし」の基本は意外に見えないとこらから始まる。
【2014/05/01】 | ページトップ↑
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