金ヶ崎城趾保存と桜の共存にむけて文化庁講演。
Date:2014-11-30(Sun)

市役所通りの街路樹のイチョウが目の覚めるような黄色、そして、雨風で散る量も多くなった。まさに晩秋だ。そして、明日から、師走。選挙事務所も急ピッチで準備が進む。

ところで、昨日は敦賀市立看護大学で「金ヶ崎城跡の整備に向けて」というテーマで、文化庁文化財部記念物課文化財調査官の内田和伸さんの講演。

全国的にも文化庁と地元自治体との協力関係で遺跡保存と観光が共存する地域も多い。分かりやすく例をあげながら講演だった。

共存共栄という視点では桜も同様だ。長野県伊那市の高遠城址公園、ここは日本桜百選の桜の名所。文化庁と地元教育委員会がタグを組んで史跡調査の上、桜の植樹を進めている。

敦賀市長は6月議会で「周辺の赤レンガ倉庫など港関連施設との一体的な整備が必要であり、史跡と桜の名所は絶対共存共栄できる。全庁的な取り組みの先頭に立つ」とも明言した。

具体的には、市は五年をめどに植樹を含めた保存管理計画策定に取り組み、その後の五年間で計画を実施し、本年度は若手職員を中心とした十数人の庁内横断的なプロジェクトチームをつくり、計画策定の手法やスケジュールなどを議論。早ければ来年度にも専門家による策定委員会を立ち上げる。

今回のプロジェクトの成果が形になってあらわれた。市民の金ヶ崎への思いと金ヶ崎城趾保存とどう結びつけていくか、計画的な維持保存が必要だ。いずれにしても時間と労力はかかる。

それも数十年単位だ。今ある桜への手当て、金ヶ崎宮、国指定の範囲も含む詳細な調査も必要だ。しっかり調べて、後世に残す、これも今に生きる敦賀市民の仕事でもある。

スポンサーサイト
【2014/11/30】 | ページトップ↑
舞鶴若狭自動車道のプラス、マイナス効果。
Date:2014-11-29(Sat)

道が人の流れを変えることは、いつの時代も同じだ。北陸自動車道の開通で、国道8号線にあったドライブインが次々と姿を消した。

舞鶴若狭自動車道(舞若道)全通後、交通量(小浜-敦賀間)は1日平均7400台(平日6400台、休日9200台)で、6千台の計画交通量を2割以上上回った。全線開通効果に物珍しさもあるが、これからの推移を継続してウオッチする必要があることは確かだ。

気になるのは3割、4割減と言われる敦賀インターの通行量の減少だ。予想されたとは言え、敦賀素通りのマイナス効果も鮮明になった。

減少しつつある敦賀市の観光客数にどう影響するか、「さかなま街」などの国道27号線の観光バスの流れも、どうなっているのか、長期的な流れがあるだけに要注意だ。逆に言うと、マイナス効果以上の魅力の発信が、必要だが、これが難しい。

いずれにしても、嶺南全域でみれば、国道27号の交通事故が前年同期比で約3割減少、嶺南地域で観光客が2割増加と、舞若道効果だ。観光は広域観光で敦賀市に、これをどう入れ込むか、難しい課題だ。

主な観光地では来場者が前年同期比で2割増加し90万9100人。隣接の京都府北部地域でも同様の効果が表れた。県域を超えた広域観光の重要性もここにある。

一方、北陸自動車道の開通で市立敦賀病院の救急搬送が増えたように、舞若道での公立小浜病院への救急搬送は30件あった。冬場、増える可能性がある。

原子力発電所の長期停止と、少子高齢化、人口減少で悩む嶺南地域、この舞若道の開通を契機に、プラス効果、マイナス効果もをしっかりと精査し、知恵で協力してプラス効果を引き上げることを考えておく必要もありそうだ。 
【2014/11/29】 | ページトップ↑
自助、共助、向こう三軒両隣
Date:2014-11-28(Fri)

阪神淡路大地震、東日本大地震での助け合いは、しばらくたってわかった。今回の大震度6弱を記録した長野県北部の白馬村の地震もそうだった。白馬は女房と若いときスーキーで訪れ、泊まった民宿のおばちゃんのあったかさが、今でも印象に残っている。

新聞報道であらためて思った「向こう三軒両隣」。読んで字のごとく自分の家の向かい側3軒と、左右2軒の近隣である。お裾分けなどを通して親しく交際する間柄で難儀した時などに力強い味方になる。

具体的には、落下した2階の床に上半身を挟まれた73歳の女性を付近の住民が救助した。車庫にあったジャッキを使い、助け出したという。聞けば聞くほど感動的な話だ。

警察でも消防でもない。即時の対応はまさに自助、共助だ。隣に誰がいるくらいはすべてわかる。都会では、お隣に誰が住んで家族構成すらわからないことが多い。 

ご近所さんから「頑張れ」の声もずいぶん励みになったとか。取り残された住民が、近所づきあいの力に救われた。救助作業中、女性に声を掛け続けた住民、ジャッキで力仕事をするおじさん、瞬時に役割分担ができ、一人の死亡者もなし。

これも日頃の人間関係だ。ご近所の力、長い年月の積み重ね、地域をつなぐ地道な取り組み、手作りの夏祭り、新年会など町内の行事の繰り返しで出来上がる、人間関係だ。

敦賀市も村部に行けば行くほど、このつながり、絆は強くなる。なかでも刀根、沓見などの伝統行事も大事だ。子どもたちへの指導、これも後世に伝える取り組みによって、地域の連帯が生まれる。

各地域での夏祭りのマンネリ化もあるが会議から準備、後片付け、誰もしたくないものを文句を言いながら協力して仕上げる。御輿、山車、気比さん祭り、連綿と続く行事の中で、不思議と生まれる人間関係、絆は大切にしたい。

今年も続く、それも連綿とだ。そろそろ新年会。これも大事だ。忘れてならないのは、どこにでもいるおっせかいやさん、地域には、人材あり、だ。高齢化が進む地域社会だが忘れてならない、近所付き合い。
【2014/11/28】 | ページトップ↑
求められるは、裏付けなき「明るい希望」ではない。
Date:2014-11-27(Thr)

衆院選挙、来年の地方統一選挙と、地方議員は一挙に選挙モードとなった。衆院選は事実上、スタートしている。

急速な人口減少と並行して進む高齢化、安倍首相が早期解散を優先した結果、多くの法案が廃案となった。「閉塞感を打ち破るのは女性の活躍」と看板政策に掲げていた女性活躍法案も、あっさり成立を断念した。

駆け込みで何とか成立したのが地方創生関連の「まち・ひと・しごと創生法」と改正地域再生法だ。地方の再生に向けた第一歩といえるが、これは国と地方自治体が総合戦略をつくる手続きを定めているだけ。中身はこれからである。

東京一極集中の是正、人口減少対策、地方経済活性化。実情に即し、効果の上がるには、具体的に地方が地域が頑張るしかない。

一昨日、敦賀市議会に12月定例会の議案書が提出された。補正予算で、博物館通り記念式典開催日事業350万円がある。新たな三店舗をはじめ、目に見えて成果をあげ始めている。全額、県支出金で賄われる。県も敦賀市の観光に赤レンガ倉庫改築と同時に力をいれてきた事業だ。

ただ、補正予算案のうち。気になる予算は、生活保護受給者数の増加による業務改善のためのシステムの更新約1139万円、システムの更新はよしとしても、現システム導入時平成16年度の生活保護受給者数177名が平成26年度は302名と倍近くになっている。それだけに格差が広がっている。

また、イノシシなど有害鳥獣の捕獲の増加400万円などのな方策。焼却処分費用約128万円とあわせると500万円を超える増加だ。それだけ里に降りてきて荒らしているとの裏返しだ。やむ得ない予算の増加は自治体にとって、財政逼迫を招く。

求められるのは、裏付けなき「明るい希望」ではない。負担も含め、将来を見据えた効果のある政策である。

敦賀市長の候補者もまだそろっていない。立候補者が語る敦賀の将来像、政党の踊る言葉ではない、現実にそくした政策で勝負をしてほしい。それが示されれば、今度は選択する有権者の役割となる。
【2014/11/27】 | ページトップ↑
原子力は8割が必要(敦賀青年会議所アンケート)
Date:2014-11-26(Wed)

敦賀青年会議所は、福井県内の原子力発電所に対する関西圏の電力消費地の理解度を把握しようと、京都や神戸、大津など関西6府県、10の市の青年会議所の会員を対象に、今年7月から8月にかけて調査。

今後の日本のエネルギー源にとって原子力エネルギーは、「必要」「現時点では必要」と回答した会員は、82%にのぼり、理由として、電気料金の値上げやエネルギー源の多様化などをあげた。福島の事故後の若い人の見方だけに妥当であり、貴重だ。

敦賀市は今、国のエネルギー政策、原子力政策の影響を受けやすい構造となっている。人口、雇用、市の財政とあらゆる分野に影を落としている。

今、もっとも受けやすい課題は、敦賀2号の破砕帯問題だ。昨日、議会前の定例記者会見で「外部の専門家も交えて審議をきっちりやってほしい。閉ざされた空間で、審議されたことを非常に遺憾に思う」と述べ、原子力規制委員会に対し、慎重な審議をするよう求める考えを改めて示した。

何度も公正、公正な審査と責任ある委員による地元への説明を求めても、その動きはない。まさに「閉ざされた空間」という言葉は、規制委の独立より独善の姿そのものだ。

ところで、一昨日の民主党公約に続いて自民党も公約を昨日、公表した。焦点のエネルギー政策では、安全性が確認された原発の再稼働を進める。政府が前面に立ち、地元自治体の理解と協力を得るよう取り組む。この方針は適切だ。

ただ、中長期的には、「原発依存度は、可能な限り低減させる」とした。これで本当にいいのだろうか。責任ある政権政党も選挙には世論の影響を受ける。

資源を持たない日本にとって、電力の安定供給には、火力、原子力、再生可能エネルギーなどのバランスが取れた活用しかない。自民党は、もっと、最適な電源構成に関する議論を主導してもらいたい。敦賀市青年会議所の心配はそこにある。

【2014/11/26】 | ページトップ↑
エネルギー拠点化計画に研究炉という新展開
Date:2014-11-25(Tue)

昨日は、民主党の全国幹事長会議と同時に党公約の説明。アベノミクス転換などコンパクトにまとまったが、原子力政策はこの嶺南、敦賀市には合わない。

ところで、原子力発電所を中心に発展した敦賀市に新型転換炉ふげん、高速増殖炉もんじゅに加え、長谷の加速器などの若狭湾エネルギー研究センターと研究施設も加わった。

ところが、ふげんの廃止措置、もんじゅの停止、加速器の老朽化と、その研究施設の進展に疲れが生じてきた。

この中、福井県が進めている「エネルギー研究開発拠点化推進会議」が若狭湾エネルギー研究センターで、先週19日に開かれた。

拠点化計画の新たな方向性として、将来の原子力人材を育成するため、研究用原子炉(研究炉)の新設も想定し新たな教育・研究施設の整備検討を打ち出した。 

西川知事が述べている「廃炉関連ビジネスの育成」だけでは、この地域の発展は心もとない。新たな原子力関係の人材育成の視点で、研究炉の施設誘致の重要だ。

東大など研究炉が次々に廃炉になるなかで、原子力の次世代の育成のためにも必要だ。お隣の韓国では総合的な原子力の研究、訓練センターが建設され、逆に日本から若い学生が訪れている。

大学、事業者などで検討会を組織し、技術開発などを検討する早急に行うことが大事だ。というのも、この種のプロジェクトは少なくとも10年以上かかるからだ。原子力の再稼働、廃炉、研究炉などの課題に対し、計画のさらなる具体化、ダイナミック化が重要。

総選挙、間近な中で、民主党の原子力政策もいただけないが、自民党の原子力政策もいまだに不明確さが地元に不安を投げ掛ける。
【2014/11/25】 | ページトップ↑
民主党福井第2区の候補者「辻一憲」氏に決定。
Date:2014-11-24(Mon)

敦賀市の繁華街、本町の書き入れ時の12月に、衆院選が割り込み「売り上げ減は必至」との声。

投開票事務を受け持つ市役所は、公示日12月2日は敦賀市議会の開会日、19日の閉会日まで、すべて重なる。さらに忘年会シーズンと重なり、投開票日までの事務作業で本町に行く時間は大半が準備となる。各企業も、年末はなぜかと気忙しい。「選挙どころではない」との声。

忘年会と言っても12月初旬からクリフマスイブ前まで。大半を選挙戦と重なる。本町や飲食店が頭を抱えているのは当たり前だ。

新聞報道でも総務省によると、2012年12月の前回衆院選で費やされた予算は、選挙事務などの執行経費だけで約588億円に上った。ただでさえ、暇な飲食店、前回の12月は堪えた。ただ、前回は「政権交代」という意味があった。それから、わずか2年だ。

各政党が選挙活動に使った政党交付金なども合わせれば、投入された国費はさらに膨れ上がる。すべて税金だ。印刷業や看板やなど一部はいいが、庶民は年末の「この忙しいのに」となる。 

消費税の再増税延期を決め、「国民の声を聴きたい」と解散を表明した安倍晋三首相。正直、「なぜ、今?」。野党第一党の民主党も再増税延期にほぼ賛成。争点の「アベノミクス」と言っても今一つ、庶民や地方にはほど遠い。

野党の準備が整う前に勝利して「長期政権を実現したい」との新聞報道。確か与党の戦略は正しい。どこの選挙区も準備もてんやわんや。急きょの候補者不在になった民主党福井県連も同じだ。

衆院選に向けて民主党福井県連は昨日夜8時。空白となっている福井新2区の候補者を協議。新2区の候補者を「辻一憲」氏を決定。民主党公認も昨日、得られた。

有権者にできることは、日本の将来を託せる候補、政党に与えられた2票(小選挙区と比例代表)の力をしっかりと使うこと。これが民主主義社会の常識だ。
【2014/11/24】 | ページトップ↑
師走の選挙、候補者不出馬、拉致問題の不透明、その上、、、、
Date:2014-11-22(Sun)

昨日は、早朝より慌ただしかった。まず、福井市で民主党福井県連幹事会。昼は若狭町で拉致の集会。

来月の解散総選挙で「候補者ゼロ」という異例の事態となっている民主党県連、糸川前代表の急きょの不出馬表明。正直、敵前逃亡に等しい。

急きょの解散とは言え、選挙は選挙、闘い方というのがあり、それなりに打ち合わせや準備を進めていた矢先だ。肝心要の候補者予定者の戦線離脱ほど慌てるものはない。不戦敗だけは避けたい。まずは新たな候補者の人選。深夜まで関係者間の会合が続いた。

昼は昼で、北朝鮮による拉致・特定失踪者問題の早期解決を願う集会が若狭町で開かれた。県内失踪者の家族らが、悲痛な声で、訴え。

北朝鮮に拉致された可能性が否定できない敦賀市の「特定失踪者」の山下貢さんの母きよ子さんは、もうすでに、91歳。毎年の集会も10回を超えている。はじめてお会いして15年の月日が流れている。

先だっての日朝協議で安否情報はなく、さらに解散総選挙などで先行きが不透明になっている。

横田めぐみちゃんのご両親の迎えての敦賀での集会から15年、地村夫妻が小浜に戻って12年。横田めぐみさんの映画を観終えて昨夜6時、若狭町バレアを出る時は外は真っ暗。むなしさと虚脱感はいつも残る。

師走の選挙、候補者不出馬、拉致問題の不透明、その上、敦賀2号の破砕帯問題と重なると精神的につらくなる。
【2014/11/23】 | ページトップ↑
JR西日本のフリーゲージトレインへの挑戦(北陸新幹線)
Date:2014-11-22(Sat)

昨日は、金沢市役所とJR西日本金沢支社を市民クラブと公明党のメンバーで訪れた。北陸新幹線に関する調査だ。

JR西日本はフリーゲージトレイン(FGT)の開発状況を伺った。

北陸新幹線に適したフリーゲージトレインの実用化を今年度中にフリーゲージトレイン試験車を設計・製作し、湖西線・北陸本線での走行試験も予定している。

具体的には、フリーゲージトレインは異なるレール幅(新幹線1,435mm、在来線1,067mm)を直通運転するため、軌間に合わせて車輪の間隔を自動的に変換できることが可能かどうかだ。

課題は「耐寒・耐雪」「交直流対応」「地震対策」実験線で検証だ。JR西日本いわく、まだ未知の部門とか。

最大の課題は「耐寒・耐雪」で、可動部への雪の介在や台車消雪技術の開発。特に、北陸の雪は水分が多く重い。それだけに簡単な技術ではない、それだけに挑戦とも言える。

北陸新幹線は来年3月14日に長野~金沢間が開業し、約10年後の2025年度には敦賀までの延伸も予定されている。しかし、敦賀~大阪間についてはルート選定などの見込みが立っておらず、当面は敦賀駅での乗換えを余儀なくされる。

一度の乗換えによる精神的負担は30分に相当するともいわれます。利便性を損わないように新幹線と在来線を直通運転できるフリーゲージトレインの開発に取り組む。しかし、技術開発と新型車両の開発などやるべきことは多い。それだけに3年前倒しの10年後の開業には間に合わない。

今後、フル規格の小浜ルート、関西経済連合会が主張する米原ルートとの関わり、フリーゲージトレインによる大阪への乗り入れも、それぞれに微妙に関わるだけに開発状況を注視しておきたい。

「ICOKA」電子カードによる改札、小浜線の増便など具体化要望も行ったが、経営との兼ね合いで難しいとの回答。
【2014/11/22】 | ページトップ↑
権力と権限を持つ組織のあり方とは
Date:2014-11-21(Fri)

解に苦しむことが多い。権限や権力を持つものは、それなりの説明責任を持つ。それも科学の世界あれば、あるほど、データに基づく理論展開をすべきだ。

一昨日の原子力規制委員会の有識者の評価会合で敦賀2号機の直下を走るD—1断層を「地盤をずらす可能性のある断層(活断層)」と認定する評価書案。

評価書案及び審議経過を見る限り、データ等に基づく評価を覆すに足る、具体的根拠や裏付けとなるデータ等は示されているとは到底、思えない。審議を聴いていても科学者とも思えない発言や根拠不明な推論とも言え、一方的な権力を持った推論展開の怖さを感じた。

破砕帯の評価は、発電所の存廃に直結する重要な問題であり、ひいては、敦賀市の地元経済、雇用にも大きな影響を及ぼすもだけに、議論を尽くすことが推論が多い、科学の世界ではあれば、あるほど必要ではないか。

今後、他の専門家を交えたとは言え、形式的な「ピアレビュー(査読)会合」を経て、権限と権力を持った規制委の審議となるだけに、独立した機関というより、独善的な規制委としか思えない。

今日にも行われる安倍晋三首相が衆院解散・総選挙は、政治の世界だ。春日一幸ではないが「理屈はあとからついてくる」で、それも人間世界の出来事と思えば、どこかで理解している。

科学の世界で「理屈はあとからついてくる」で不明瞭な推論、審議を尽くさない理論展開など、許されるはずがない。あらためて、適正手続に則り、評価会合において、科学的な根拠とデータ等に基づき改めて議論を行うのが筋ではないか。これほど納得できないものはない。

【2014/11/21】 | ページトップ↑
敦賀市議会の意見書を無視した、規制委の評価会合
Date:2014-11-20(Thr)

原子力規制委員会(以下、規制委)の評価会合で昨日、日本原電の敦賀発電所の敷地内破砕帯を、まだ十分な審議もなされないまま、「活断層」だとする、再評価書案を了承してしまった。

評価会合は、これまで規制委の不可解な対応も問題視されており、運営に疑義を残している。評価会合の有識者には、法的な位置づけはなく、いまだに、法的権限も責任もない。

これを憂慮して、敦賀市議会の9月議会で、以下の意見書を賛成多数で可決し規制委に、9月22日、議長が市長、商工会議所会頭と共に、提出している。この意見書とまったく同じことが今回も繰り返されている。以下、規制委に提出した敦賀市議会の意見書。
~ーーーーーー~ーーーーーー~ーーーーーー
   敦賀発電所敷地内破砕帯の審議についての意見書

 日本原子力発電株式会社敦賀発電所破砕帯に係る原子力規制委員会の有識者会合における審議の進め方などについて、敦賀市議会議長は、市長や地元商工団体とともに、これまで再三にわたり改善を求めてきた。 原子力発電所敷地内の破砕帯の評価は、発電所の存廃に直結する重要な問題であり、ひいては、地元経済、雇用にも大きな影響を及ぼすものである。
 
 このため、評価にあたっては、幅広い専門家による科学的・技術的知見を結集し、地元の理解が得られる慎重な審議が求められるところである。

 しかしながら、原子力規制委員会の有識者会合においては、5人の有識者による審議に固執し、事業者と十分な議論が行われないまま、拙速に結論が出されようとしている。

 よって、敦賀市議会として、地方自治法第99条の規定により以下の事項を強く要望し、意見書を提出するものである。

              記
1 有識者会合においては、事業者が新たに提示したデータを含めて精査するとともに、有識者の評価の根拠を明確に示し、科学的・技術的な議論を尽くすこと。

2 国内外の多様な意見に耳を傾けるという原子力規制委員会の組織理念に則り、過去の安全審査に携わった専門家の意見なども十分に聞き、幅広い分野の知見を集めて、公平・公正に審議を行うこと。

3 評価に携わった者が地元に対し、審議の状況を科学的・技術的根拠を示しつつ、丁寧に分かりやすく説明するなど、説明責任を果たすこと。

【2014/11/20】 | ページトップ↑
いきいき永年大学院の提案
Date:2014-11-19(Wed)

「幸せの黄色いハンカチ」はよかった。1970年代最後の頃だ。観たのは神戸三ノ宮、任侠を現場でいく土地柄だったが、「網走番外地」など三本だてをみた印象と180度違ったイメージチェンジだった。

戦後を代表する映画スターがまた1人世を去った。寡黙なヒーローをストイックに演じ続けた高倉健さん。映画好きの我々世代にとっても解散より大きいニュースでもある。

日常はほとんど報道されなかったが、昨日も健さんと同世代の方と話をすると、控えめな誠実な生き方、高齢者になっても手本となっていたようだ。

ところで、敦賀市には「敦賀いきいき大学」「いきいき大学院」がある。高齢者にひとつの生きがいを与える機会でもある。かつて四国から連れてきた私の母も参加した。大学院を出ると同窓会で旅行、忘年会と余生を楽しんでいるとも伺う。

何よりもいいのが同世代で、職業も男女も気にせず、笑い、謙虚に過ごすことができるとか。

敦賀市も25%から30%と高齢化率も数年でかけ上がる。認知症の高齢者も多い。健康寿命を延ばすか、財政が厳しくなるなかで、「いきいき永年大学院」など、ボランティア的な組織による運営で、歴史、健康の講座に、旅行などの遊びなどきっかけつくり、座居場所つくりも必要に思う。

人生80年から90年となる社会、敦賀市は財政に苦しくとも、各公民館やあいあいプラザなど施設は多い。それに敦賀短大日本史学科があったおかげで、外岡先生など歴史家、看護大学など講師陣にもことかかない。どう仕組みを構築するか、検討の余地ありそうだ。

話は変わるが「理屈はあとからついてくる」と、1970年代に元民社党の春日一幸の言葉だ。「消費税増税先送り」をおしたてての安倍首相も総選挙勝利という目的がみえかくれする記者会見。衆院解散、12月議会、そして、忘年会日程と急に慌ただしくなってきた。
【2014/11/19】 | ページトップ↑
景気の「気」と電力量
Date:2014-11-18(Tue)

ある自動車販売店の知り合いと話をすると、市内の景気動向が手に取るようにわかるとか。なかでも若者が自動車離れもあるが収入の少なさでローンが組めないとか。軽自動車の売れ行きでもはっきり景気がわかるらしい。

景気の「気」、人間の「気」分、「気」持ちで変わる。4月に消費税率を5%から8%に引き上げた後の日本経済は、やっぱり悪かった。予想以上に正直だ。

内閣府が発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率1.6%減った。

4~6月期に続き2四半期連続のマイナス成長である。予想以上に悪かったことからこれも「気」持ちで東京市場では株価が大幅に下落した。 

特に、振るわなかったのは、個人消費だ。7~9月期は前期比で増加に転じたとはいえ、小幅の伸びにとどまった。自動車など高額の耐久財の購入が手控えられた。住宅投資も減った。

もっと、身近で速報で「景気」を判断できるのは「電気」だ。この「気」も正直だ。北陸電力が今年度上半期に県内で販売した電力量は、夏場の気温が低かったこと、節電意識の徹底などから前の年度の同じ時期より1.7%減って、上半期としては4年連続で減少した。

数字で示すと、今年度上半期に、北陸電力が福井県内で販売した電力量は、34億9300万キロワットアワー。これは前の年の同じ時期より1.7%減っていて、上半期としては4年連続で減少した。

このうち家庭向けの電力販売量は7月から9月にかけて気温の低い日が続いて冷房需要が減少したことが大きいが、前の年度の同じ時期と比べて4.2%減少し、それに「クールビズ」の節電意識だ。

敦賀市内の数字は持ち合わせていないが、これも同じ傾向だろう。敦賀市役所も節電効果は数字で表れている。各企業も節電意識は相当、広がっている。地球温暖化対策もあるが、何よりも経済対策だ。

節電対策の徹底も重要だが、景気が落ちることは、やっぱり気になる。それに年末解散、地方の稼ぎ時、サービス業もはっきりと数字が経験則だ。本当に迷惑な解散だ。
【2014/11/18】 | ページトップ↑
鉄道と港、そして、金ヶ崎城址と桜
Date:2014-11-17(Mon)

「つるが鉄道と港フェスティバル」が15、16日が開催された。亡くなった田中完一さん肝いりのイベントでもある。

鉄道部門はプラザ萬象が会場。Nゲージ、HOゲージの鉄道模型、巨大プラレールのジオラマが展示されるほか、鉄道フリーマーケットなどなど。赤レンガ倉庫のジオラマを想定してる。

港部門は、金ケ崎緑地。15午後6時半から、発光ダイオード(LED)二十二万個を使った「敦賀港イルミネーション・ミライエ」のオープニングイベント。ミライエは来月25日まで。いずれも市民有志の実行委員会主催。寒さもむかう時期だが、次への敦賀へと市民みんなで模索しながら続けていきたいものだ。

一方、今月末、史跡 金ヶ崎城跡の保存と整備にむけて、下記のとおり講演会を開催。 

現在、敦賀市でプロジェクトチーム編成し、史跡 金ヶ崎城跡の保存と整備に向けて準備を行っている。その一貫として、日時は、11月29日(土曜日)14時00分から16時00分まで、場所は敦賀市立看護大学 教室B3 テーマは、「金ヶ崎城跡の整備に向けて」、講師   内田 和伸 氏(文化庁文化財部記念物課文化財調査官)。

これまで金ヶ崎は桜の名所、市民の憩いの場所として親しまれた、一方で金ヶ崎城址としての貴重な遺跡だ。これからは両者の共存共栄を考えた息の長い取り組みが必要となる。

これも敦賀の財産を後世に伝えるためにも重要な試金石となるとも思う。
【2014/11/17】 | ページトップ↑
敦賀の元気、旧交を温めるのもいい。
Date:2014-11-16(Sun)

第45回明治神宮野球大会は昨日、北信越地区代表として出場した敦賀気比は、1回戦で四国代表の英明(香川)に7—5で勝ち、準々決勝に進出した。故郷はまけたが、明日への楽しみが増えた。これはこれでいい。

ところで、日銀福井事務所は、3か月ごとに示す県内の景気の現状について、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動が住宅着工などに見られるものの、全体的な状況としては、「緩やかに回復しつつある」として判断を据え置いた。

この敦賀は、原子力発電所の長期停止が重なり、厳しい師走が予想される。敦賀の本町、少しでも元気になってほしい。

ところで、秋から年末にかけて、同窓会やクラス会の多い季節でもある。60の声を聞くとそれぞれの仕事にも一段落つくのだろうか、ご無沙汰だった友も顔を見せるようになる。

懐かしく、うれしい再会が増える。仲間たちのその後の消息なども同窓会に出るとよくわかる。高校以来会わないとなくなった同級生もいる。

小中、高校、大学、それに会社と、それぞれの人生を共有できる。

旧交を温めるだけでなく、思い出の再来は、脳の海馬が刺激され、昔の友人と話をすると、走馬灯のように昔がよみがえる。脳の活性化にも役立つように思うようになった。

これまで足が向かなかった人にも「同窓会デビュー」をお勧めしたい。そして、昔の馴染みの店など、ふるさとへ金を落とす。それだけでも地方が元気になる。
【2014/11/16】 | ページトップ↑
民主党政権のつけ
Date:2014-11-15(Sat)

一昨日より天気が荒れている。敦賀湾の水島には荒波。どれだけ侵食されるか。気候は冬型。朝夕の寒さもまさしく冬。越前海岸の冬の風物詩「波の花」。

岩場に砕け散った波が白い泡となり花のように舞いあがる。この風情はなんとも言えない風情。これを看ると、北陸の冬到来を感じる。

ところで、ベルリンの壁、崩壊から四半世紀。ベルリンの壁、崩壊後すぐか、東ベルリンを訪れた。社会主義国は色が抜けないとき、ベルリンの壁の一部がまだ残り、そのかけらを売っていた。どこか、灰色と茶色が街を覆う街並み。

西ベルリンに回ると、壁はカラフルな落書きだらけで簡単に触れた。東から脱出を図り射殺された人を悼む花輪が残る時代だった。

ベルリンの壁崩壊は、私には衝撃的な出来事だった。冷戦の象徴が市民のつるはしによってあっけなく消えた。小さな集会やデモから、市民の声が強まり、市民の力が歴史を動かした瞬間だった。それだけの力が、今の世界に。香港の学生運動を思うと複雑だ。

時代はさかのぼるが、東大の安田講堂の学生運動は私の高校1年、高校の文化祭にも学生運動は波が押し寄せた不思議な時代だった。ところが2年後、大学に入った頃は「革命家専用トイレ」と大きく落書きが大学の寮に残っていた。

当時、学生運動の疲れか、そんな意識や風潮は消え去っていた。ノンポリとか言われた世代が私たちだった。体制に逆らっても無駄というか、今から考えると、心の中の「無理の壁」「諦めの壁」が出来上がっていた頃だ。

前々回の衆議院選挙は「政権交代」を旗印に国民もおおいに盛り上がった。その民主党政権の不甲斐なさが、今の選挙の様相にもつながる。

「年末の慌ただしい時に総選挙」と市民の反応も冷ややか。また、民主党政権の原子力政策の失敗が、今日の原子力発電所の長期停止ともつながり、敦賀市の停滞感ともなっている。
【2014/11/15】 | ページトップ↑
永田町の「さいはなげられた」と地球温暖化問題
Date:2014-11-14(Fri)

昨日は予算決算常任委員会。平成25年度の決算を認定すべきものとした。12月本会議で認定される予定。ところで、風雲、急を告げる。まさに急展開である。

年内解散・総選挙は、もう決まったように動く。もう一方の主役である有権者、「きつねにつままれたような」とある市民が語った。私も含めそれが庶民の感覚だろう。

再増税の先送りなら、法律を改正すれば済む。わざわざ解散に打って出るまでのことか。野党の選挙態勢が整っていない今なら有利、支持率に陰りの見える政権をリセットしたい。まさに党利党略。

前回総選挙と同じ師走決戦でも、前回は政権交代を賭けた。大義の重みがまるで違う。それでも、マスコミは選挙一色だ。

その影で重要なニュースが流れている。国連の気象変動に関する政府間パネルの総会が開かれ、CO2をこのまま年間350億トン排出し続けると30年足らずで破滅の道に向かう。

今世紀末には気温4・8度、海面が82センチ上昇、人類の適応限界を超えると。

報告はこんな骨子で来年末にパリで開く条約締結国会議(COP21)で合意を目指す。実態を知る研究者らにとっては「時限爆弾付きの最後通牒」とも。ここで科学者から政治家へ。明確なメッセージだ。

後ろ向きだった米国も中国も解決に向け動き出した。ところが日本は原子力発電の問題で「早急に結論をだす」と先送り。地球の危機存亡のとき、まさにシーザーの「さいは投げられた」だが、永田町の「さいはなげられた」の大義は違うらしい。

高浜1、2号の「特別点検」と敦賀2号の破砕帯問題への対応と、地球温暖化への対応がどれだけの大義はあるか、ルビコン川の重みが違う。
【2014/11/14】 | ページトップ↑
高浜1、2号機の運転延長申請と解散風
Date:2014-11-13(Thr)

久しぶりに聞いた風の名前「解散風」。巷は、秋から冬への変わり目。朝夕の風は冷たい。年末の選挙は地方の繁華街には冷たい風となる。かきいれ時の地方の実情など考えていない。
増税を先送りして、首相は支持率が高いうちに解散した方が選挙で有利になるという考え。地方の不景気など、どこふく風、本格的な冬の訪れを前に「解散風」と共に政治の季節と。

永田町の風は吹き出したら止まらない。解散への流れはもはや確定的。今朝のニュースで危険ドラックの法案が与野党9党の合意で委員会提案で来週にも成立とか。議会運営も解散前提で進んでいる。電話すると東京、永田町はもう選挙一色。

重要案件が横たわる現実から目をそらし、アベノミクスの評価、社会保障と税の問題、原子力発電所の再稼働、集団的自衛権や特定秘密法の運用など、ほったらかし。

それでも、原子力発電所の再稼働で問題で高浜3、4号に続いて、運転開始から39年以上たつ高浜発電所1、2号機の運転を20年程度延ばす方向で動き始めたとか。

年末に「特別点検」を行い、来春にも原子力規制委員会に運転延長を申請するとか。全国に7基ある運転期間40年前後の原子力発電所としては延長申請は初めてでもある。

夏に逼迫していた関西の電力需給が安定する一歩にと、関電は来週にも役員会議を開き、高浜1、2号機の運転延長を正式に申請するとか。まだ水面下の話だが、企業は着実に明日にむかって動いている。

冷たい風が吹き続ける嶺南としては明るいニュースだ。今日は議会の予算決算常任委員会。そして、来月は12月議会、総選挙どころではない。
【2014/11/13】 | ページトップ↑
「迷惑解散」「ご都合主義解散」もいいところだ!
Date:2014-11-12(Wed)

衆院解散がここまでトップニュースで報じられて、その流れがとまったことは少ない。急浮上もいいところだ。正直、この年末の忙しい、地方議員にとっては12月議会の真っ最中だ。国会議員は解散となれば急に元気になるさまを何度も見て来た。もう止まらないだろう。

まったくのご都合主義とも言える。来年10月に予定される消費税率10%への引き上げの先送りと合わせて、解散を打とうとしているが、これが本当に「大義」だろうか。

17日発表の7~9月期国内総生産(GDP)速報値が、かんばしくないとの予想は地方であればあるほど実感する。ましてや原子力発電所の長期停止の影響は、サービス業を中心に、その停滞感、日々の暮らしにまで行き渡っている。

何べんも語るが、景気回復が遅れて、消費増税を1年半程度先送りだけで、「衆院解散」の大義になるのだろうか。安倍内閣の支持率が高いうちに解散を断行して局面を打開し、新たな民意を得ることが大義か。

小渕前大臣の政治とカネの問題、沖縄県知事の自民党の敗北の予想、集団的自衛権の課題、拉致問題の行き詰まりと裏の条件はそろっている。

政権政党であれば、誰もが簡単に考えることは確かだが、それをマスコミが面白おかしく、あおるかのように先行するのもいただけない。

するのであれば、経済政策「アベノミクス」の遂行、米軍普天間飛行場の移設、安全保障法制の整備、ここ敦賀であれば、原子力発電所の再稼働などを、逃げることなく、国民に説明し、具体的な争点を明確にしての選挙であるべきだ。

私は、停滞する日本と地方の実情、敦賀の現状を考えれば、支持する党は違うが、政権を支持したい政策は多い。そして何よりも政策の実行だ。解散で推進エンジンを得ようとしているのだろうが、今一つ、理解に苦しむ。

解散・総選挙に伴う1か月以上の「政治空白」、そして、12月の来年度予算の編成作業、予算成立の遅れは景気へも影響する。そうは言っても現実は、動き始めている。これも政治とあきらめるしかない。私に言わしめれば「迷惑解散」「ご都合主義解散」だ。
【2014/11/12】 | ページトップ↑
中池見の保全基金、2億円を割る。
Date:2014-11-11(Tue)

昨日は議会の予算決算常任委員会。平成25年度の決算を審査している。気になったのはラムサール条約に登録された中池見湿地の基金。

大阪ガスがタンク基地予定の中池見湿地から撤退するときに敦賀市に中池見湿地そのものの寄付と、湿地の保全費用として4億円の寄付金を残していった。

毎年約2千万円が保全費用としてかかっており、4億円が現在、2億円を切って約1億9千万円となってしまった。

おさらいすると、中池見湿地は、福井県敦賀市にある、3つの低山に囲まれた面積約25haの内陸低湿地であり、泥炭湿地。日本の地形レッドデータブックにもあげられ、2012年に越前加賀海岸国定公園の一部として追加指定され、同年7月3日にはラムサール条約に登録された。

また、国内屈指のトンボの生息地である。もともとはスギの巨木が生い茂る湿地だったが、江戸時代の新田開発によりほぼ全域が水田となり、人と共存で出来上がった複雑な生態系だ。

今やかけがいのない世界の財産、日本の財産、福井県の財産だが、保全は、敦賀市が、寄付金で賄い、保全に必要な雇用も生まれている。今まで通りの保全を行おうとすると、これが10年もすると、すべて市民の税金で賄うことになる。

かけがいない自然と大事な市民の税金と、真っ向から敦賀市は向き合うことになる。中池見湿地内にあるビジターセンターや茅葺き農家の維持費用も必要だ。

自然の保全には金がかかるではすまされない。今、審議中の保全計画にも、資金計画はもちろん、寄付金によるファンドの創設などの新たな仕組みづくりが必要に思う。

原子力発電所の長期停止で税収の減少、これに人口減少による税収減の中で、国民健康保険などの社会保障、運動公園などの施設の維持と、敦賀市は本当に難しい時代を迎える。
【2014/11/11】 | ページトップ↑
防災訓練など繰り返す大事さ
Date:2014-11-10(Mon)

福井新聞のコラム「越山若水」で取り上げられた若狭の作家「水上勉」。私には彼の作品と若狭との関係が今一つ、理解できないでいたが、歳を重ねるたび、生い立ちから彼の故郷の想いに触れるたび、その愛着は誰もが持つ哀愁と重なるから不思議だ。

彼の「日本の風景を歩く」で「若狭」で「福井県の若狭路の西にそびえる青葉山は、若狭富士とも呼ばれ若狭人にとって懐かしき心の風景です」と。リアス式の海岸にある若狭富士は、私の故郷の瀬戸内の讃岐富士に通じ、敦賀市の野坂山にも通じる思いでもあると、最近、感じている。

書き出しが長くなったが、嶺南各市町、各市町教委、各市町体協と福井新聞社主催の第60回嶺南駅伝競走大会が、昨日あった。小浜市から敦賀市までの9区間、50,1キロのコースで行われた。

毎年、若狭時を敦賀ー小浜を交互にスタートするからこれも他ではない。 今年は午前9時に小浜市役所前をスタート。敦賀市総合運動公園へ。水上勉さんの「若狭」ではないが、まさに晩秋の若狭時の風物詩だ。沿道での応援は、若狭路の楽しみの風景でもある。

ところで、昨日はほかにも、敦賀市内各地で行事が行われた。私も朝は敦賀市の総合防災訓練であいあいプラザで災害ボランティア受け入れ訓練。西地区では「社会福祉のつどい」、午後は「つるが検定」の講演会と。

何事も継続することはしんどいが、その時々に思い出をつくる。「つるが検定」も名前も形をかわり、ここ数年の観光協会と、主催者もかわったが、継続されるのは楽しく、意味がある。

防災訓練も高木毅衆議が最後の挨拶で「訓練したことしか、できない」と語ったが、繰り返すことの大事さをつくづく思う。

災害ボランティアの社会福祉協議会での訓練も年を重ねるたびに進化し慣れてきている。それでも繰り返す大事さが重要だ。
【2014/11/10】 | ページトップ↑
再稼働に向けての時間と苦悩
Date:2014-11-09(Sun)

昨日が午前中、自転車で琵琶湖の周遊道路へ。いつも思うのだが、琵琶湖は湖畔よりの反時計回りに限る。逆回りはときとしてストレスになる。

午後は労組の研修会、原子力平和利用協議会の「エネルギーフォーラムin敦賀」、夕方は、野坂の青少年自然の家で合宿を行う敦賀海洋少年団、夜は会合、そして運動公園のプールへと続けた。夜の8時代のプールは人も少なくゆっくりと泳ぐことができる。書きながらテーマを探す。

敦賀市プラザ萬象で開かれた「エネルギーフォーラム」、駐車場が満杯、小ホールもいっぱい。内容は福島の事故後の日本の役割について地球温暖化への取り組みと原子力利用についてのシンポ、専門的だが、わかりやすかった。

ところで、九州電力川内1、2号機の再稼働に鹿児島県知事が同意した。

これを受け、福井県内の原子力発電所では高浜3、4号機が川内に続き安全審査が進んでおり、原子力規制委員会は「合格証」に当たる審査書案づくりを進めている。

川内を参考にすれば、審査書が正式決定した後に県内の同意手続きが始まる。手続きとしては、高浜町会の議論を受けた町長の意向と、県会の議論、県原子力安全専門委員会での安全性の確認を踏まえた上で知事判断となる。

福井県では民主党政権時、福島の事故後、2年前に大飯発電所の再稼働を達成しており、原子力規制委員会の新基準での審査で、今回の川内の対応を踏まえの再稼働となる。

時間と対話を続けながらの粘り強い再稼働に期待する。 もんじゅ、敦賀2号となるとさらにどれくらいの時間がかかるのか、安全は最優先だが、仕事がなく、家族をおいて福島へ単身出掛ける方もいる。厳しい時間が敦賀にも続くー。
【2014/11/09】 | ページトップ↑
新幹線整備で活力を!
Date:2014-11-08(Sat)

昨日は立冬。日差しの柔らかな昼間は暖かいものの、朝晩はぐっと冷え込む。色づいた木の葉がはらりと落ちる風情が日常になった。敦賀の沓見の桜は、落ちて葉のないものもある。さすがに季節は速い。

一方で、ツバキの赤いつぼみが膨らみ始めた。本格的冬間近だ。昨日、11月7日を「いいなべ」の日。語呂合わせだが季節と合う。「鍋の日」。「鍋奉行」「待ち奉行」「待ち娘」と鍋に絡む言葉も面白い。 家族や友人とささやかに鍋を囲む幸せは冬の風景だ。

ところで、昨日は県内の市議会議員が小浜市に集まっての研修会。演題は「ふるさとに人口と活力を取り戻そう!」、講師は京都大学大学院の藤井聡教授。

ひとことで語ると「新幹線や高速道路のインフラ整備で人口と活力を」という内容。

もう少し述べると、「新幹線沿線の都市は発展したが、外れた地域は埋没している」と。

公共工事も「インフラ政策に投資することが二重の配当をもたらすワイズスペンディングである」と。また、「デフレ脱却は税収増をもたらすことから、デフレ期の積極財政は財政再建をもたらし、デフレ期の緊縮財政は逆に財政悪化をもたらすことをデータに基づいて指摘している」と、インフラ整備で地方に活力をとわかりやすい。

最近は公共工事は、すべて悪という風潮があるが、地方にとって必要なインフラ整備で活力を取り戻す理論は、ある意味、正論と私は思う。敦賀市は高速道路のインフラはほぼ終わった。あとは北陸新幹線の整備で地域の発展を目指す。目標が鮮明なだけに、今後の産業や雇用、そして活力を産み出すか、これからが正念場だ。
【2014/11/08】 | ページトップ↑
教員の多忙化と嶺南出身教員の減少
Date:2014-11-07(Fri)

昨日は、福井県の教員の9割で組織する福井県教職員組合と連合選出の議員との政策懇談会が美浜であった。

嶺南の分科会で提起されたのは、嶺南出身の教員が少ない。将来の校長、教頭の嶺南出身者が少なくなること。敦賀市でも敦賀高校から教育学部へ進学する学生が少ないと伺ったことがある。

絶対数の減少もさることながら、新任の敦賀市出身者も少ないのも気になる。これほど地域との関わりが増える中で、地元出身者による校長の信頼感は 意外に大きい。嶺南の地域枠もここまでくれば必要かもしれない。

もうひとつは教員の多忙化だ。先日も日本の教員は、書類作成などの一般事務や部活動など課外活動の指導時間に多くの時間を費やすとのOECDでの調査だ。

多くの教員は業務量の増大で、時間外労働や家庭に持ち帰るなどで仕事をこなしている。小学校で7時、8時は、当たり前、中学校で11時も珍しくないとか。敦賀市でも夜9時過ぎで学校での仕事を原則の禁止しているため、早朝より学校に来て、授業などに備えている教員が多いことだ。

教師の多忙化は、子どもたちが抱える悩み、いじめなど防止など、現代が、抱える学校現場の実態だ。教員や事務職員の増員ができない実態と県予算削減とも密接に関係している。

先生方と話していても、部活や事務以外にも生活指導や補習、家庭・保護者への対応、運動会や各種コンクール、学校の防犯対策など多岐にわたる。教員の多忙化と保護者との対応によるストレスと精神疾患とも密接に関係する。

県議会でも年間30人から40人のうつ病など精神疾患による休職者が福井県でいるとの公表もあったが、これも全国平均とはそれほど変わらないらしいが、休職者は氷山のいっかくとも感じる。

この敦賀市で小中一貫校の制度化など話題になるが、国際的にも地域でも突出している教員の多忙化解消は、子どもたちが健やかな成長や学校生活とも密接に関係する。
【2014/11/07】 | ページトップ↑
格差を広げる労働者派遣法
Date:2014-11-06(Thr)

このところの円安、株高の報道は明るいニュースだが、ほんとにそうだろうか。一方で格差を広げているように感じる。都会と地方、地方に働く労働者ほど、この格差は定着し広がりつつある。

小泉改革以来、敦賀市役所も臨時職員が全職員の三分の一となり、低い賃金で行政サービスを支えている。

ところで、今、労働者派遣法の改正案をめぐり、与野党の攻防が続いている。成立すれば来春施行される見通しだ。

現行の派遣法は、企業が同じ職場で派遣労働者を使う際の期限を最長3年とし、通訳など専門26業務に限って無期限としている。改正案ではこの区分を取り払い、全ての業務について無期限にするという。

企業にとっては3年ごとに派遣労働者を入れ替えれば、同じ職場で延々と派遣を使うことができるようになる。

派遣をもっと使いやすくしてほしい、という産業界の要請に応えたのがこの改正案だ。

派遣労働者の雇用は、企業の「調整弁」、経営悪化に伴う切り捨ても容易になる。リーマンショックの時に真っ先に解雇されたのは派遣労働者だ。製造業の多い、越前市は、外国人労働者、そして派遣労働者と、あふれかえったのは、ほんの5年前と、記憶に新しい。

いずれにしても、懸念されるのは正社員との格差が拡大、正社員採用への道が遠のくことだ。同じ仕事をしているにもかかわらず、正社員より給料が低く抑えられ、福利厚生などを含む待遇も不十分なままでは格差はいつまでも埋まらない。敦賀市役所も同じだ。同じ仕事をする正社員と同水準の賃金を支払う「同一賃金、同一労働」の原則のかけらもない。

そもそも労働者派遣法は、派遣できる業務を狭く限定してスタートした。それは、派遣労働は一時的で例外的な働き方であり、恒常的な仕事には正社員を充てるとの考えが根底にあった。 

改正案はこの考えを根底から突き崩している。多様な働き方が求められているのは確かだが、それは良好な労働環境が確保されていてこそだ。働き方を選ぶのはあくまでも労働者側だろう。改正を急がず、もっと慎重に議論すべきだ。
【2014/11/06】 | ページトップ↑
今年の漢字と十大ニュース
Date:2012-11-05(Wed)

気がつけばもう11月5日である。秋のつるべ落としを身近に感じる夕暮れは早い。来月の12日には、「いい字、一字」の語呂合わせで定めた12月12日で、恒例の漢字が決まっている。

毎年のことだが、この時期になると本当に1年は早いものだと実感する。特に選挙前の年は、その速さを4年の周期で考えるから余計に速い。

郵便局では既に年賀はがきが売り出され、平和堂ではお歳暮商戦も始まっている。

日本漢字能力検定協会の『今年の漢字』。今年は節目の20回目。歴代の漢字をながめてみた。初回の『震』は阪神大震災の1995年。そして2011年が『絆』である。今年の漢字は何だろ。漢字を見るとその年々の世相と出来事がよみがえる。
敦賀市も年末に10大ニュースが発表される。議員の立場からすると20年の河瀬市政の不出馬表明はトップに近いニュースではなかろうか。後継問題でいまだに尾を引く。

数少ない明るい話題ながら「敦賀気比」の準決勝進出はいちばんの明るいニュース。国レベルではやはりノーベル賞授賞。漢字にすればLEDの『青』だろうか。

十大ニュースと漢字、世相を振り返ることができる。特に、福井の偉人、白川静博士の漢字解説は見事だ。「漢字は一種の映像」と言い切った。

敦賀市も原子力発電所の長期停止と、どこか踏ん切れない世相だったが、来年こそはと、自分も試練があるだけに、それぞれ乗り越えて新しい年にしたい。
【2014/11/05】 | ページトップ↑
「秋の日の/ヴィオロンの/ためいきの/身にしみて/ひたぶるに/うら悲し」
Date:2014-11-04(Tue)

敦賀の金回りはよくない。潤い始めたかに見えた駅前商店街の動向が今の敦賀のバロメターでもある。ここ3年半の福島の事故の余波はボディーブローのように影響している。

ゆっくりと、転出者が増え、人口減少と税収減と数字で出るようになり、市役所も企業もそれを受け入れる体勢に動く。企業も悪いなりに当然のように自己防衛に走る。ここで心情を高校で習ったドイツの詩人の日本語訳に乗せると、

「秋の日の/ヴィオロンの/ためいきの/身にしみて/ひたぶるに/うら悲し」

ところで、この日本誤訳、ずいぶん原文と違うらしい。これを教えてくれたのが大学のドイツ語の教授。詳細は忘れたが、日本とドイツの秋の受け止め方が違うらしい。それで、日本風にアレンジして、分かりやすいての訳文とか。

話は長くなるが、私の高校時代の愛読書に北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズがあり、「どくとるマンボウ航海記」「どくとるマンボウ青春記」は読みやすかったので何度も読み返した。これも単純に進学は商船大学と決め入学後、長野県松本市の旧制松本高校と穂高を訪れた。

さらに入学して驚いたのが「どくとるマンボウ青春期」に登場する旧制松本高校の望月ドイツ語教授の息子さんの望月教授が神戸商船大で教鞭をとっていたことだ。親子2代の教授曰く「伝えるということは、わかりやすく、共感を得るということ」と。

話を現実に戻すが、先週金曜日の日銀の黒田東彦総裁、不退転の一撃だ予期せぬ展開を好感し、株式市場は全面高。それも中国、インド、欧州、米国と全世界に波及するから驚きだ。円安も進んだ。総裁の筋書き通りだろう。

長期国債などを購入し、市場に流すお金の量を現在の約60兆~70兆円から約80兆円に増やす。デフレ脱却へ「今が正念場」と。経済が不得意の私にとってもわかりやすいメッセージ。それも影響力抜群の一撃。

いずれにしても、金融だけで経済が良くなるわけではない。片側のタイヤしか動かない車は同じ所をぐるぐる回るだけだ。まだまだ地方都市、敦賀でのアベノミックス効果は縁遠い。

日銀の政策委員9人のうち4人が反対したと報道は「薄氷の決断」と書いた。相場の格言に「意地商いは破滅の因」ともあるが、ここはわかりやすく地方にも波及する次の一手を政府に望みたい。
【2014/11/04】 | ページトップ↑
敦賀市立看護大学の存立、生き残りをかけて
Date:2014-11-03(Mon)

全国の18歳人口は今後、20年間で20%近く減る見通しだ。学生確保は、私立大学ばかりでなく国公立大学でも難しくなる。ましてや地方の公立大学はもっと厳しい。

地方の人口減少と要因と同じように、大都市の大規模な大学に学生が集まる傾向が強く、地方との二極化が進んでいることだ。

ある調査によると、定員全体に占める入学者の割合を示す入学定員充足率は、回答した578校中、定員800人未満(419校)が100%を切ったのに対し、800人以上(159校)は100%を超えた。地方は小規模大学が多く、学生の確保に苦しんでいる。

けっして看護大学も例外ではないと思っている。特に人気の看護学科の乱立は、敦賀市立看護大学にも影響する。設置時の敦賀市議会の審議で私は看護専門学校から看護大学への移行に「しばらく待つべきだ」と反対した。

理由は将来の学生の減少と看護大学の乱立、なかでも原子力発電所の長期停止による財政への影響が大きいだけとの思いが強かった。

ただ、設置した以上は、石にかじりついても存続し続けるだけの責任が敦賀市につきまとう。それには地方の看護大学でもで進学したくなるような魅力的な大学づくりが必要である。

その一つが大学院の設置、それも国の交付金の範囲内でできないかの検討だ。さらに言えば懸案であった「助産師」のコースの設置だ。

二つ目は高齢化が進む地域介護にあって、地域ケア総合センターの設置だ。人的・物的・知的資源、組織などを市立敦賀病院、健康管理センターとの連携だ。地方都市の地方都市、敦賀市の特徴を生かした看護大学の魅力の創出だ。介護分野で先鞭的な特徴を持たせることだ。

三つは財政基盤の強化のためにも敦賀市立から嶺南広域行政立へ。あるいは福井大学、県立大学との連携から合併へと、将来の予想が厳しいだけに先を見た対応を考えておくべきだ。

「地方創生」の要は、まさに人材育成だ。さらなる奨学金制度の拡充など地域の人材育成のための支援を急くべきだ。

敦賀市の人口減少の最大の要因は、高校生の進学による転出であり、その後の雇用がないことにある。まさに看護大学の存在、存立は敦賀市にとって、大きな政治課題でもある。 
【2014/11/03】 | ページトップ↑
晩秋の野球場と居酒屋
Date:2014-11-02(Sun)

昨日はプラザ萬象での教育フェア、大勢の生徒や市民でにぎわった。関係者の皆さん、ほんとうにご苦労様でした。

ところで、早朝、自転車で敦賀半島の立石まで向かうと、手袋をしてても手がかじかむ。最近、運動公園の温水プールに通うようになった。この時期の水泳は温かくケガが少なく短時間に運動ができるメリットがある。

同じ運動公園に1年間の戦いを終えた野球場がある。晩秋のにおい、紅葉に囲まれた独特の風情がいつもいい。

ところで、日本シリーズが終わるとファンの胸にはポカリと穴が開く。プロ野球日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスの歓喜で幕を閉じた。

4勝1敗。阪神ファンとしてはいいわけではないが、圧勝の中にも熱戦が多かった。そうは言ってもやはりホークスのしぶさが悔しい。

巨大戦力と言われながら苦しみ抜いたペナントレース。リーグ優勝。一方の阪神タイガース。2位からクライマックスを駆け上がり、まさに下克上だ。

逆転Vなら下克上の下克上と期待したが、4連敗の失速。久しぶりの期待は幻に終わった。

思えば、去年はこの輪の中心は星野仙一監督だった。テレビの胴上げを見つめた東北のファンのみならず、我々も勇気をもらった。 これも懐かしく感じるから不思議だ。

我々の子供世代は草野球が遊びの王さま。試合半ばの低く照らす穏やかな西日と、風に舞う落ち葉の風景は、なぜか心に残る。

一昨日、会社のOB会、久しぶりに敦賀の本町に繰り出すと、はなきんか、カウンターに並ぶ客、はしご酒も久しぶり。おもいっきり飲んでうさを飲み方も久しぶり。野球談義に肩寄せあう居酒屋の酔いざめにも晩秋の寒さを感じる。
【2014/11/02】 | ページトップ↑
西福寺のコスモスまつりに思う。
Date:2014-11-01(Sat)

敦賀の原の西福寺のコスモスが見ごろ。まさに秋本番。あさって11月3日には、地元住民がおもてなしをする「コスモスまつり」が開かる。少しづつ広がっている。来場者はコスモスの花摘みができるほか、庭園が美しい西福寺も無料で拝観できる。

ところで、NHKの朝ドラの影響は大きい。先日も観光バスがずらりと並び、大いににぎわってるとの報道。小浜市の「ちりとてちん」も同じだった。

北海道余市町にあるニッカウヰスキーの蒸留所。創業者・竹鶴政孝、リタ夫妻がモデルとされるNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」。

蒸留棟では、創業時からの「石炭直火蒸留」が今も受け継がれている。品質への強いこだわりだ。敷地内にある和洋折衷の旧竹鶴邸は、入り口をリタの生家に似せるなど妻への心配りがほほえましいとも。

25年ほど前、スコットランドのセラフィールドを仕事の関係で訪れたことがあるが、ロンドンとは違った岩と土の大地が広がる。寒さも含めどこなく北海道の余市と似通った風景。

ここで学んだマッサン。ウイスキーづくりにかけた情熱と夫婦愛。

それにしてもドラマの影響力は大きい。ウイスキーに特段興味のない人々も引き寄せ、関心を呼び起こす。当時へ想像力を膨らませると、同じ建物や風景でも親しみや印象が異なるから不思議だ。

名所や特産品に歴史や自然を絡めた「物語」。有名、無名を問わず地域には多くの素材がある。原の西福寺も地元の熱意でコスモス祭りとなったと。

それらを組み合わせることで、新たな観光の魅力や周辺地域への波及効果。敦賀の金ヶ崎も歴史と文化、鉄道と港、それにサクラ、足元を見詰め直すことが大切だ。素材を吟味し、敦賀の土地ならではのコクと香りがあるストーリーを醸成したい。  
【2014/11/01】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |