敦賀の有効求人倍率の高さと現状
Date:2015-01-31(Sat)

敦賀の12月の有効求人倍率は、1.72倍と全国的にも地域的にも高くなっている。

新規求人数を産業別でみると、公務・その他(68.4%)、製造業(54.1%)およびサービス業(28.0%)で前年同月より増加した。

一方で、生活関連サービス業,娯楽業(69.2%)、卸売業,小売業(28.6%)および運輸業,郵便業(26.7%)で減少した。

確実に改善の方向で推移しているが、私はその内容と質をみると、決して、良好と思えない。雇用情勢と経済情勢が一致しているとは思われない。原子力発電所の長期停止は、敦賀の経済、景気に悪影響し、人口減少に拍車をかけている。

ところで、福井県でみると、1.52倍。東京、愛知に次いで全国で3番目となる高い水準。新規の求人数は、業種別で見ると「福祉・医療」が前の年の同じ月と比べて8.7%と3か月ぶりに増加に転じたほか、「製造業」は繊維やスマートフォン向けの電子部品が好調だったことから7.6%増加。

「卸売・小売業」は、スーパーやコンビニエンスストアからの求人が増えて6.3%の増加。

いずれにしても、雇用情勢の改善はよろこばしいが、人口流出を止めるほどの状況ではなく、3月末の人口がどれほど減少するか、見守りたい。
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【2015/01/31】 | ページトップ↑
ハード整備の渇望と人口減少
Date:2015-01-30(Fri)

嶺南と嶺北の格差問題が取り上げられて久しい。北陸自動車道が敦賀を通って40年近く、舞鶴若狭自動車道の開通は、要望というより渇望に近かった。次の目標は、北陸新幹線だ。

ハード整備の陳情は、地元のもっとも大きな声となり、政治家の役割でもあり、成果にもなる。

だが、これが逆効果にならないか、考えておく必要がありそうだと、最近、強く思う。

舞鶴若狭自動車道の開通の敦賀素通りは、十分に考えられていたが、現実のものとなると観光事業の売り上げ、利益、その上、雇用にも影響する。東浦の8号線と北陸自動車道との関係もその典型だ。

高速道路や新幹線が開通しても、ヒト・モノ・カネが大都市へ流出した例は数え切れない。スケールこそ違うが、半島や山あいの道路と同じだ。

敦賀で言えば、西浦、東浦、愛発と道路整備は、この半世紀でずいぶんとよくなった。ところが、人口流失は止まらない。

道路や橋そのものが目的ではなく、活用しての地域振興が大事なのは言うまでもない。せっかくの道路や橋だ。

当たり前のことだが、開通で満足するのではなく、観光客の引き寄せや、定住促進を知恵を絞らないと、この傾向はボディブローのように影響する。

北陸新幹線の敦賀延伸、3年前倒しと、報道は踊り、政治家、商工会議所の声も大きくなるが、一方で、地域のあり方、地域振興と、これといったビジョンを持っていないと、新幹線によるストロー効果は大きい。

今年は地方創生元年である。これからの市長、議員の仕事でもある。しっかりと考えたい。
【2015/01/30】 | ページトップ↑
高校時代の映画教室
Date:2015-01-29(Thr)

昨夜はプラザ萬象の大ホールでの敦賀市職員労働組合の旗開き。市長、副市長など来賓が参加しての敦賀市でも最大級の新年会と言えるのではないか。

市民と最前線で接する若い職員が大半だ。看護師、保育士など女性も多い。明日の敦賀市を担う職員だけに、ビールをつぎながら若い職員と話すと、元気をもらう。敦賀市の若さは明日の元気でもある。

ところで、私の出た高校では映画教室というのがあった。どんな基準で先生方が映画を選択したか、定かではないが、今でも心に残る映画ばかりだ。

ひとつは『黒部の太陽』は、昭和30年代、三船敏郎、石原裕次郎など主演の世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘を描いていた。当時の高度成長下の教育映画として妥当な選択だろう。 

もうひとつは、ダスティン・ホフマンの出世映画『卒業』、花嫁を結婚式の最中に、花婿から奪うシーンは衝撃的だった。サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』の歌もよかった。今から思うと当時の公立の高校でよく選択できたと思う。

高校三年生の最後は「ある愛の詩」、数日後、英語の教師が「Love means never having to say you're sorry(愛とは決して後悔しないこと)」と黒板に書いて、このせりふは覚えなさいと。

当時、誰かが、「観たくもない映画をなぜ観ないといけないのですか」と問うと先生が「これも人生勉強だ」と。

余談だが、大学時代は、拳闘名画『ロッキー』にもはまった。タイヤを使った特訓はじめ、公園の階段を一気に駆け上がる名シーンも心に残る 。

歳と共に弱り始めた体、いつも思うのだが、今年こそ、体の鍛錬と思うのだが、いつも三日坊主だ。せめても若い人と話すと、不思議と元気をもらう。
【2015/01/29】 | ページトップ↑
一人あたりの付加価値の高い産業
Date:2015-01-28(Wed)

日本全体、地方自治体が取り組む政策が人口減少対策だ。敦賀市も例外ではない。

ただ、国全体の人口が減る中で、すべての自治体の人口が増えることはあり得ない。人口増加策は、個々の自治体にとって正しい選択でも、疑問もある。

人口増加策として、敦賀市でも産業団地が、即効性のある公共事業とし、工場誘致を図る。

私はこの選択も間違っていないと思う。しかし、製造業の就業者数は、1990年代前半から減り続けている。工場の奪い合いもまた、全体でみると正しい政策と言えるか、素朴に考えると疑問がわく。

では活路はどこにあるのか。一つの可能性として、少ない人口を前提に、1人当たりの付加価値が高い産業を育成すると、そこに生産性が高まり、サービス業などの雇用が生まれ、そこに家族を持ち、子供を育てるか余裕が生まれる。まさに長期戦略だ。

過去に戻ると、原子力発電所の誘致は、これに合致していた。国の制度、電源三法の交付金制度も、敦賀市の人口維持、造花に貢献していた。

誘致した50年前、繊維産業など合理化が進むなかで、次の牽引やくともなって、人口増加の役割も果たした。。

それに、原子力研究開発機構、火力発電と加わり、これによる生産性、経済力が今日の敦賀市を形成していった。

その原子力発電所の長期停止で、敦賀市の経済が停滞し、飲食、ホテル、タクシーといったサービス業が打撃を受けている。一人世帯が増え、子供を育てる余裕もなくなっている。

安倍政権は、2015年度予算案に、地域活性化に向けて1兆円の「まち・ひと・しごと創生事業」の新設を盛り込んだ。使い道をどうするのか。自治体それぞれの知恵の出しどころだが、どう活用するか。

敦賀市も、工場誘致、敦賀港湾、観光と活性化と、それぞれの施策に 力を入れながら、原子力発電所の再稼働、本格着工へと活路を見いだすのが最善の策と考える。
【2015/01/28】 | ページトップ↑
インフルエンザ、貧困と差別そして危機管理
Date:2015-01-27(Tue)

敦賀市内でも、インフルエンザの流行拡大で、学級閉鎖や学年閉鎖の措置が続いている。また、今週は寒波到来とか。いっそうの拡大が懸念される。

帰宅時のうがいやせっけんを使った手洗い、それに人混みを避けるなど、予防を徹底が必要。職場もマスク装着が義務化された。これもひとつの危機管理だ。

危機管理と言えば、最近のニュース報道は気が重く耐え難い。常識の世界を超えている。

イスラム教を信じる方は、この敦賀にもいらっしゃるが、寛容の精神とは違った厳しさを感じる。戒律を守り独自の歴史と文化を育んだ宗教のすごさも感じる。敦賀でも、これはこれで寛容の精神で十分に馴染んでいる。

ところで、イスラム教の地で「目には目を 歯には歯を」はハムラビ法典の有名な一節がある。ただ、やられたらやり返す、という報復ではなく、あくまでわれを忘れず冷静に現実に向き合い、相手の命まで奪うような事態を招かぬこと。あくまでも相応の刑罰にとどめ「拡大報復合戦」を戒める手段とか、高校の歴史で習った。

日本の武士の世界で「喧嘩、両成敗」にも通じるとも。今、差別と貧困はイスラム教の教典さえゆがめ、過激化、聖戦を拡大し、人間を無差別に殺害する、ほんとに理解に苦しむ。

これ以上、この話題を書くことはさけるが、この敦賀では、原子力発電所の長期停止などサービス業など収入が極端に減り、職がなくなり、貧困層が確実に増えている。貧困と犯罪は確実に関係する。現実を見据えた行政が問われる。
【2015/01/27】 | ページトップ↑
冬の舞鶴若狭自動車道の通行量
Date:2015-01-26(Mon)

冬の越前海岸のスイセンはいい。りりしく早春の花にふさわしい。束でもらうと、においが充満する。聞くと、スイセンは種類が多く、花の形もさまざま。好みでいえば、八重やラッパ咲きの派手なものよりも、やっぱり、質素なニホンズイセンがいい。

もうひとつ早春の花とも言える、ロウバイが満開の時期、これもにおいといい、黄色い花びらは後ろから光を浴びると蝋細工のように透き通り、一段と輝きを増す。

ところが、バラにはトゲがあるようにロウバイは種に毒を含み、スイセンも食べれば食中毒を起こす。美しいものには何かある。

それはそれとして、越前海岸のスイセンと同じように、嶺南にも、カニやフグなど冬ならではの旬の食材がたくさんあるが、冬期の観光客数は伸び悩みがち。舞鶴若狭自動車道の通行量も減少ぎみ。敦賀の素通りも現実化している。

そうした中で、誘客や消費拡大につなげようと、官民連携のキャンペーンを企画、嶺南の魅力を県内外にPRするとともに、若狭さとうみハイウェイ(舞鶴若狭自動車道の県内区間)の利用促進に向け、県はお得なキャンペーンを企画している。名付けて、「モリモリ若狭路 冬・春キャンペーン」だ。 

敦賀を含む嶺南6市町の道の駅や宿泊施設など(協賛360店舗・施設)で1万円以上の買い物や宿泊した人に、1割相当の特産品がもれなくプレゼントされる。ただ、これもPR不足。ほんとに難しい。

先日も若狭町の梅の生産農家に伺うと、梅の値下がりが生産者を苦しめているとか。地域の地場産業、観光事業をどう育てるか。どこも悩みの種だ。先日も敦賀から福島へ向かう若者を送った。地場産業とも言える、原子力発電所は雇用の要、この現実を敦賀も突きつけられている。

とはいえ、厳冬期のスイセンのように凛として春を待ちたい。 
【2015/01/26】 | ページトップ↑
市長が変わる節目
Date:2015-01-25(Sun)

この時期、候補予定者は市内を駆け回る。修行の場面でもある。旧市街にも空き家が点在するようになった。この敦賀にも確実に少子高齢化、人口減少の波が訪れている。

ところで、公務員の多くは3月31日をもって退職するのが大半だ。仕事や組織を取り巻く環境が変化しているのは民間も行政もそれほど変わらない。

人口減少や高齢化が加速する中、自治体が果たすべき役割は大きい。組織力を最大限生かすための人材配置の重要性はさらに高まっている。 

敦賀市も市長が変わる。トップによって、考え方も変わる。市長が変われば、人事の節目ともなる。

民間でも大抜擢の人事がある。日本を代表する総合商社の三井物産が、54歳の執行役員を次期社長に起用する人事を決めた。序列で上位の取締役ら32人を追い抜く異例の人事。

異例の決断からは、思い切った人事で組織に刺激を与え、変化の激しい時代を乗り切ろうとの強い意思がうかがえる。 

折しも、政府は看板政策である「地方創生」で、総合戦略の地方版策定を求めており、地方の自主性が求められ姿勢が問われている。

その一方で市政の継続性も大事だ。そして、そのなかで、「縦割り」や「前例踏襲」といった役所的な仕事も徐々に改革する姿勢も重要にも思う。

【2015/01/25】 | ページトップ↑
敦賀気比の春が楽しみだ。
Date:2015-01-24(Sat)

うれしいニュースが届いた。甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球に敦賀気比高校の2年ぶり6回目の出場。ほぼ確実だったといえ、昨年の夏がベスト4だっただけにこの春も楽しみだ。ほんとにおめでとう。

平沼投手など夏の甲子園を経験した、メンバー3人が残り、去年秋の北信越大会では圧倒的な強さを見せつけて優勝も記憶に新しい。

大寒を過ぎれば野球の春が待ち遠しい。今年はプロ野球も楽しみだ。 大リーグ・ヤンキースの主力だった黒田博樹投手が復帰する。

米国残留なら年俸は20億円とも。それでも古巣を選んだのは「カープ愛」。背番号「15」を空けて、帰りを8年間待った球団の心意気にもしびれる。

元西武の松坂大輔投手と中島裕之内野手も帰ってくる。敦賀気比といい、今年のプロ野球といい、もう球春の季節も近い。
【2015/01/24】 | ページトップ↑
自転車の改正道路交通法の課題
Date:2015-01-23(Fri)

自転車と道路交通法改正は、今一つ、実態にあっていないように思う。そのなかで、悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける改正道路交通法の施行令が閣議決定された。

危険行為十四項目を定め、違反したら「悪質な運転者」になる。酒酔い運転や信号無視は当然だが、ほかに「歩行者専用道路での徐行違反」「歩道での歩行者妨害」など。本当に理解できるだろうか。

正直、自転車に関する道路交通法は分かりにくい。「歩行者専用道路」と「歩道」の区別がだいいちあいまいだ。

自転車は車道の左側通行と法は定めているが、歩道を走る場合は左右どちらでも構わない。右側を走っていて歩道が途切れ、路側帯におりると途端に違反者になる。制度と道路構造が一致しないことが、緊急避難的に自転車の歩道通行を認め、マナー違反を助長してきた。なんともややこしい。

自転車運転者が「悪質」との境界すれすれにいることなど思ってもみないに違いない
時間に間に合わすために猛スピードで歩行者を縫うように走る高校生がいたが、「悪質な運転者」の自覚はないだろう。自転車と歩行者の衝突による死亡事故も意外に多い。

軽車両か歩行者の範囲内か、道路構造の整備も含めて、運転者に分かる仕組みにしなければ、罰則強化の効果もいままで通りとなる。

悪質な自転車運転者に安全講習を義務付けるのも必要だが、地道に高校生や一般市民対象の安全講習会を繰り返して行うのが王道ではないかと思う。
【2015/01/23】 | ページトップ↑
小中学校の再編問題、敦賀市も現実の課題だ。
Date:2015-01-22(Thr)

旧文部省は1956年、望ましい学級数として、小中学校とも1校あたり「12学級以上18学級以下」との基準を示した。だが、敦賀市内にこの条件を満たす学校は一校もない。

過日の福井新聞のトップ、文部科学省が、公立小中学校の統廃合に関する基準を59年ぶりに見直した。小学校は全校で6学級以下、中学校は3学級以下の場合、統合の検討を自治体に促している。

その上、スクールバスなど交通機関の利用を想定し、「通学時間は1時間以内」との目安も加わった。

これまでは、徒歩や自転車での通学を前提に、小学校は4キロ・メートル以内、中学校は6キロ・メートル以内とされていた。少子化が進む中、小中学校をどう再編するか。敦賀市にとって、避けて通れない問題である。 

西浦小中学校、東浦小中学校、常宮小学校、赤崎小学校、角鹿中学校など、今後、議論の対象となる。角鹿中学校を中心とする小中一貫教育もそうだ。

子供たちの良好な教育環境を保つためには、一定の学校規模が必要になるのは理解できる。

ただ、学校が地域コミュニティーの核としての機能を持っていること、その重要さは無視できない。

災害時には避難所となる防災拠点でもある。西浦小中学校、常宮小学校は原子力防災も加わり、新たな施設にもなった。

いずれにしても、学校をなくすことが人口流出に拍車をかけ、地域の衰退を招くことも現実の課題だ。愛発小中学校の廃校から10年を超えた。葉原小学校の廃校もなど、しかたないにせよ、地域に与える影響は大きかった。

改正地方教育行政法が施行される4月から、市長と教育委員会で構成する「総合教育会議」が各自治体に設置される。

学校統廃合はこの会議で扱う重要テーマとなる。地域の将来も見据えた、多角的な検討が求められる。
【2015/01/22】 | ページトップ↑
92歳の瀬戸内寂聴さんの回復力(敦賀短大の元学長)
Date:2015-01-21(Wed)

瀬戸内寂聴さんには驚く。腰の骨を折り、療養生活を送っている寂聴さん、自分の足で歩けるようになったとか。失礼だが92歳の高齢。この回復力は驚異だ。

この回復力。今、病床にある人たちを、勇気づけることにもなろう。 

私の母は80歳で大腿骨を折り寝たきりになり他界した。この高齢での骨折が命取りになるとから医者に「無理しても歩かせるように」との指導だった。

寂聴さんは、30年にもなるか、敦賀短大の学長だった。市民むけの「源氏物語」の講演は盛況だった。難しい源氏物語を現代の恋愛にも通じるとわかりやすく、興味深く話していた。

今でも、時代に必要とされている作家だ。思いをもっと世に問うていただきたい。

ところで、この時期、春にむけて候補予定者は歩き回る。昨日の夜空を彩る星がひときわ美しかった。三つ星が並ぶオリオン座、雄大な冬の大三角などが輝く中、「宝石箱」とも称されるのがプレアデス星団である。

乗船実習で灯りのない大平洋で空を眺めると、星だらけ、まさに「宝石箱」だ。このオリオン、清少納言も「星はすばる…」と枕草子でたたえた。「すばる」とは日本の古代の人々が使った玉飾りのことだ。一つにまとまることを意味する「統(すば)る」とか。今でこそ歌われなくなったが、谷村新司の「昴」もいい。いずれにしても夜空と向き合うひととき、寒さも忘れさせるぜいたくな時間にひたれる。

「冬来たりなば春遠からじ」、瀬戸内寂聴さんといい、冬の夜空といい、元気を頂く材料はいっぱいある。


【2015/01/21】 | ページトップ↑
「めでたさも中くらいなり、おらが春」(一茶)
Date:2015-01-20(Tue)

今日は「大寒」、寒さはこれからが本番となる。昭和の56豪雪の1月はつらかった。

ところで、最近はほとんど聞かなくなった「二十日(はつか)正月」でもある。新年の祝い納めとされた日だ。子供の頃、正月はご馳走が出て、鏡開き、どんど焼き、それに二十日正月と
なんとなく、長くゆっくりとした思い出がある。

この二十日正月とは、四国では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから骨正月・頭正月とも言う。

私の父の育った金沢では乞食正月とか。正月の御馳走や餅などを食べ尽くす風習がある。

正月気分が、何と3週間近くにも及んだ時代、敦賀では一昨日の豊漁か豊作かを占う伝統行事「夷子大黒綱引」でほぼ終わり的なイメージを私は持つ。

これもセンター試験とかで悩む子育て世代には縁がない。大学受験の第一関門、センター試験が終わった。

季節感の薄い現代生活だが、学校の周りはときどきの行事に彩られる。親御さんたちも、喜んだり緊張したりの日々に違いない。子育てが終わるとこの頃の慌ただしさが懐かしくなる。

ともあれ、受験生でなくても、進級や卒業を控えた、この時期、大流行の恐れもあるインフルエンザだ。

どの世代も、今も、一茶の俳句に「めでたさも中くらいなり、おらが春」と過ごす正月、そして、これからが春にむけてと覚悟する。
【2015/01/20】 | ページトップ↑
高齢者と避難所
Date:2015-01-19(Mon)
阪神淡路大震災の避難所は多くの教訓を残した。当時、東灘区役所と避難所をボランティアで往き来しながら私がまず、直面したのが、今年のように20年前もインフルエンザの流行期だった。

満足な食事や暖がとれず、衛生環境も悪い避難所生活。医療の手も十分に回らない状況で感染し、持病を悪化させ大阪の病院に搬送され亡くなる高齢者も多かった。

避難所の最大の課題が体育館の暖房やプライバシー保護、便所だった。その共通課題が高齢者と女性だった。東日本大震災という大災害の教訓も加わり、ずいぶんと進化してきた。例えば、一般的な紙段ボール製の避難所間仕切りから最近ではプラスチック製品が使われるようになった。
「備蓄の際にかさばる」「間仕切りが重く設置が困難」「保管時に水に濡れて使えなくなった」ということ課題があった。

「避難所間仕切り(プラスチックタイプ)」は、パネル部分にプラスチック段ボールを採用。紙段ボールに比べて厚みが薄いため、限られたスペースでより多くの備蓄が可能となり、また、重量も軽いため女性や高齢者の方でも容易に組み立てることができるようにもなった。先の敦賀の防災訓練でも使われ優れものと評判もよかった。今後はこれが主流となるだろう。トイレも暖房器具も進化している。

いずれにしても阪神大震災は「過去の災害」ではない。避難所もそうだが、仮設住宅の入居者の高齢化率が5割を超すようになった復興住宅で孤独死は今もある。関連死への対策や配慮が進んだともいえない。東日本大震災の震災関連死は3千人以上を数え、その9割が高齢者だ。

20年前には人口の15%に満たなかった65歳以上は今、敦賀市も25%を超える。阪神や東日本の震災に学び、生かさなければならない教訓はコンクリートによる強靭化だけではない。4人に1人が「災害弱者」であることを前提にした「災害に強いまちづくり」である。


【2015/01/19】 | ページトップ↑
市庁舎、一部の市営住宅、男女共同参画センター、ハートフルスクール、市民福祉会館は耐震化が行われていない。公共施設としてどうするか。
Date:2015-01-18(Sun)
昨日、阪神淡路大震災の報道、やはり考えさせられた。近代都市が直下型地震に見舞われたのは国内で初めて。全壊、半壊した建物はいずれも10万棟を超え、6434人の命が失われた。戦後半世紀を迎えた当時の社会を根底から揺さぶった、阪神大震災からきょうで20年になる。

その後も列島は、2011年3月11日の東日本大震災をはじめ、多くの地震、災害に見舞われ続ける。災害を経験するごとに対策が進む。各自治体の地域防災計画は大幅に修正・拡充された。地震観測網が整備され、緊急地震速報も出される。だが、それでも「想定外」はあると思う。

阪神大震災の犠牲者の大半は家屋の瞬時倒壊や家具転倒による圧死だった。特に被害が大きかったのは老朽化した木造密集地域。家屋倒壊は人命を奪っただけでなく救助活動の妨げにもなった。震災後、住宅の耐震診断や改修の必要性が叫ばれた。現状はどうか。国土交通省によると、08年時点の住宅耐震化率は全国平均で79%。敦賀市の耐震化率も公共施設を入れるとほぼ同じと思う。

建物の耐震化率が90%の場合、建物被害や建物倒壊による死者はともに大幅に減るとされる。敦賀市内も木造家屋が多い。また、市庁舎、一部の市営住宅、男女共同参画センター、ハートフルスクール、市民福祉会館は耐震化が行われていない。公共施設としてどうするか、当面の課題でもある。

また、阪神大震災では、建物倒壊の被災者の多くが近隣住民に助けられた。昨年11月の長野県北部の地震でも住民の協力で倒壊家屋に取り残された女性が救出され、地域の力の大切さがあらためて示された。
防災、減災へ、日ごろから「自助」と「共助」の取り組みの重要さは言うまでもない。
【2015/01/18】 | ページトップ↑
20年前の大きな出来事と教訓
Date:2015-01-17(Sat)

多くの犠牲者を出した阪神大震災から20年。1月17日は特別な日だ。それぞれの思いを込めて記憶を新たにしたい。若い時期5年あまり過ごした街だけにその思いも強い。ほぼ1か月ボランティアで過ごした日々の記憶も遠くなった。

神戸のまちづくりは復興もさることながら災害に強い街の教科書でもある。被害が大きかった地域には、再開発に合わせて防災公園を設けた。住民の避難場所となるだけでなく、広い空間を設けることで、火災の延焼を防ぐ狙いがある。

老朽家屋を撤去した跡地を更地のまま残す「まちなか防災空地」を増やしているのも、同じ目的からだ。市が、固定資産税を免除して、土地を借り受け、自治会などに管理を委ねている。

緊急車両の通行を想定した道路拡幅、生活用水確保のための水道管の耐震化にも力を入れた。小さな敦賀市でも参考になることは多い。

この20年の間には、東日本大震災や豪雨災害、広島市の土砂災害、御嶽山噴火の災害など大きな災害がいくつもあった。
その一つ一つを前に防災への誓いを新たにするが、自然はいつ牙をむくのか、なかなか予測ができない。現状では知見を深めながら、ほんのわずかな予兆を見逃さないよう努めるしかない。

20年前の平成7年を忘れがたくしている、もう一つの出来事は地下鉄サリン事件(3月20日)だ。この事件は世界史に残る無差別テロ事件として、いつまでも記憶に残すべきだ。

オウム真理教の事件の背景はいまだに疑問が多い。大きな出来事があれば、裏には必ず不明な部分がある。だからこそ細かく調べねばらないし、証言も必要だ。前を向くために、あらためて20年前の二つの出来事を見詰め直したい。
【2015/01/17】 | ページトップ↑
公共投資から更新投資への転換
Date:2015-01-16(Fri)
まずは、インフルエンザの急増だ。学校に通う言うになって小中学生の流行、さらに大人への流行も広がっている。「インフルエンザ警報」が昨日、県内で出された。要注意だ。

ところで、最近、保有する公共施設と道路や橋などのインフラ施設の老朽化に備える動きが、自治体でも本格化している。まずは現状を知ってもらおうと、施設ごとの維持管理コストや老朽化度、稼働率、大規模改修や建て替えに掛かる将来費用を試算した結果などをまとめた白書を公表する事例が増えてきた。

昭和40~50年代の高度成長期に伴う人口増加に対応するため、各自治体は学校建設などを集中的に進めた。こうした施設が今後一斉に更新時期を迎えるが、当時は予想もしなかった急速な少子高齢化の進展で、自治体の財政規模が縮小し対処が厳しくなると専門家は警鐘を鳴らしている。

特に、原子力発電所と共に、運動公園、市民温泉リラポート、粟野公民館を各公民館と建設した敦賀市。

なかでも市民福祉会館のように、お年寄りに毎日のように利用されているが、耐震や施設の老朽化は現実のものとなっている。

どうするか。利用者の理解を得るのは容易ではない。行政側は全ての情報を公開し、丁寧な住民への説明をするしかない。

地域の合意形成には客観的なデータに基づいた多角的な議論が重要だ。原子力発電所の長期停止で疲弊する敦賀市にあって、公共投資から更新投資への転換は、いままで以上に、自治体の共通課題になり、先送りは事態を深刻化させる。

今年は統一地方選の年である。ひとつの節目でもある。投資と将来の財政運営と難しい時代を迎えている。
【2015/01/16】 | ページトップ↑
サントリー「オールド」
Date:2015-01-15(Thr)

昨夜は、会社のOB会。夜、本町、新年会でいつもより人の流れがある。敦賀にきた40年近く前、乗船実習で各地の繁華街を歩いた私にとって、敦賀の繁華街の大きさに驚いた記憶がある。スナックで飲んだのが「オールド」。この頃、大半がオールドではなかったか。当時、CMソング「夜がくる」もなぜか心にピッターときた。

もっと昔、学生時代、大人の絵本とも言うべき『柳原良平の船の本』がひとつの愛読書だった。同シリーズは第4冊まで出版され、日本では知られていない多数の船を含む船舶をイラストつきの情報で紹介した。

この本は、現代日本における船舶趣味・クルーズ趣味などへの源流となった。

この柳原さんのイラストのテレビCM「トリスを飲んでハワイへ行こう」という宣伝、子供の頃の我々世代には懐かしい。ずいぶん前に柳原さんの講演を聴いたことがある。

このサントリー宣伝。雑誌『洋酒天国』は柳原良平の表紙も評判で大ヒット。NHKの連続ドラマ『マッサン』で、堤真一が演じる「大将」鳥井信治郎のCMなどその手腕はすごかった。

テレビにも登場するが、主人公の雇にも異能を発揮した。前身の寿屋宣伝部は後に直木賞受賞の山口瞳、芥川賞受賞の開高健らそうそうたる人材を擁した。

経営感覚、アイデアに富む個性豊かな実業家でエピソードも多い。京都の山崎蒸留所は気軽にこの歴史が学びて飲めるのがいい。

マッサンが初代所長を務めた山崎蒸留所でつくられたシングルモルトウイスキー山崎が最近、英国の著名な案内書で世界最高賞を受賞。他の国産品も有名賞受賞が相次ぎ、通の間で評判が高いとか。サントリーとつきあってきた我々世代には、国産ウイスキーも「よくぞここまできた」の感が深い。 
【2015/01/15】 | ページトップ↑
マイナス改定で広がる格差、さらに賃金アップの矛盾
Date:2015-01-14(Wed)

昨日の私の「ひとこと」でお電話を頂いた。介護報酬について、まだ十分、理解されていない若い方も多い。

基本的なことを書くと、介護報酬とは、介護サービスを提供した事業者に支払われる対価の公定価格だ。原則3年ごとに改定される。報酬はサービス利用者の自己負担、40歳以上の人が支払う保険料と、国や地方の負担で賄う。

つまり、報酬が上がれば、利用者や保険料・税金を納める人の負担は増すことになる。それは理解できるが、介護の現場は、高齢者の急増に追いついていない。高齢者の一人世帯の多い敦賀にとって在宅介護の体制も不十分なままだ。 

介護保険が出来て15年を超えた。敦賀市内の事業所も増え、高齢者の受け皿も増え、ひとつの雇用の場にもなっている。

ここでのマイナス改定で事業者が減収となれば、人材確保も難しくなり、サービスの質の低下を招きく。誰の目にも明らかだ。 

介護現場が苦しいながらも団塊の世代の高齢化に合わせて、準備を整える事業者もある。敦賀でも有料の養護老人ホームをできたが、一方で、中小というか小さな事業所も増えたが、この分野の格差も生じている。

今回の改定をめぐっては財務省が「介護サービス事業者は利益率が高い。特に、特養は内部留保を約2兆円ため込んでいる」と、大幅減額を要求。厚生労働省などが「大幅減では介護サービスが低下しかねない」と反論していた。中小の多い、地方であればあるほど厚生労働省の言い分が正論だ。

また、一方で介護の受け皿、人材の確保、育成が追いついていない現実がある。激務の割に、安月給、それに現場にの高齢化の波がある。マイナス改定で特養などの事業者が大幅減収となり、心理的に冷え込む中、賃金アップの報酬加算を手厚くしても賃金アップにつながるはずもない。


 
【2015/01/14】 | ページトップ↑
消費税10%出来なかった、だから介護報酬減はないだろう!
Date:2015-01-13(Tue)

介護の現場は高齢者の増加で、経営がいいように思われるが介護報酬ですべてが決まるといっていい。マイナス改定いはは問題が多い。この時期の改定は現場の実態が追いついていない。

来年度予算案がほぼ決まった。介護報酬の2.27%減。家族がなく経済的にも苦しい高齢者が急増する一方、職員の確保に窮している事業所が多いことを考えると、マイナス改定は問題が多い。

知人で養護老人ホームを経営しているが、地方にいけば行くほど、経営基盤が弱い。消費税10%時に医療・介護の充実には約1.6兆円が投じられる予定だった。ところが、財源不足の手当ては子育てや基礎年金の国庫負担増が優先されることになったため、介護は一転して減額を強いられることになった。
 
特養ホームが多額の内部留保を持つことがとかく問題視されているが、地域でヘルパー派遣や小規模多機能型デイサービスなどを行っている小さな事業所は経営の体力がないところが多い。このタイミングでの報酬減は大打撃だ。 

介護報酬と連動して障害者支援の報酬も厳しい改定だが、さらに問題だ。高齢者介護よりさらに小さなNPOが多いのが障害者支援の特徴だ。名前はさけるが敦賀でも使命感だけでやっている法人には打撃だ。

担保も内部留保もなく銀行からの借り入れで事業展開しているところもある。これまでの報酬改定でプラスが続き、収益率も良いため銀行の融資を受けられているのだ。マイナス改定によって収益率が下がると、借入金の返済に行き詰まる事業所が出てくる恐れがある。

それに、敦賀のハローワークで、介護職員は必ずあるといっていい。高齢化が進むなかで介護需要は増すばかりで、介護に当たる職員の確保は年々、難しくなっている。都会ばかりニュースなるが地方も同じだ。

介護職の月給は平均で21万円台とされ、手取りは15万円を切る。先日、話した三十代の男性職員にとって家族を養うには転職しかないという。人手不足が勤務環境悪化につながる悪循環にあり、離職率は高止まりしている。敦賀でも同じだ。今回の改定で1万円超える増加でも足らない、その重労働を考えるとまだまだだ。

これこそ、都会の問題ではない。高齢化が進む地方の問題だ。
【2015/01/13】 | ページトップ↑
我々世代のほぼ半分、663人の成人式
Date:2015-01-12(Mon)

昨日は海洋少年団の気比神宮での初訓練、中央町の新年会、そして成人式と新年の行事が続いた。

今日の「成人の日」を前に、県内すべての市と町で成人式が行われ、ことしの県内の新成人は男性が4366人、女性が4178人の合わせて8544人と、4年ぶりに増加、敦賀市でも663人となったものの、我々60歳世代のほぼ半分、少子高齢化を感じる。

会場で河瀬市長からは「ありがとう」という感謝の言葉を忘れないように、との花向けの挨拶があった。

ところで、今月17日は、阪神淡路大震災から丸20年。街をなめつくす炎、空を覆う黒煙、倒壊したビルや家屋。

あの日、テレビ画面に映し出された絶望的な光景が今も目に焼き付いている。6434人の命が奪われた。

中央町の挨拶で河瀬市長は「地域は暮らしの大切な基盤。災害時は減災につながる」と述べた。

阪神大震災では、耐震設計のはずの高速道路や大型ビルも倒壊した。これを機に国などで法律や制度の改正が進み、建築物の耐震強化の動きは全国に広がった。

神戸の街並みは復興を遂げたかに見える。だが、いまだに心の傷を癒やせない人も多い。4年前の東日本大震災では阪神大震災を上回った。

避難者は昨年11月時点で23万6千人。仮設住宅で暮らす人も多い。阪神大震災20年を機に、被災地が抱える現実にもう一度目を向けて教訓としたい。敦賀市から福島へ戻る被災者が「敦賀も住めば都、だけど故郷は故郷」とー。
【2015/01/12】 | ページトップ↑
民主党の代表選挙とエネルギー政策
Date:2015-01-11(Sun)

民主党の党首選挙は久しぶりにマスコミの話題になっている。党員が言うのも変だが、三者三様、おもしろい組み合わせではある。長妻昭元厚生労働相、細野豪志元幹事長、岡田克也代表代行。

年齢は順に54歳、43歳、61歳となる。代表経験者のベテランに若手、中堅が挑む構図か。 

皮肉にも余裕なのか、「1強」の当人である安倍晋三首相が「強力なリーダー誕生」を民主に求めた。「緊張感を保つためにも強いライバルは必要」とも述べた。自民幹部に至っては「二大政党の一角となれるよう頑張ってもらいたい」と、民主に塩を送るような発言である。

自民が送ったエールは的を射ている。政治改革で目指した姿は二大政党だった。 春の統一地方選、来年夏の参院選を控え、巨大与党と渡り合える野党の支柱を、有権者は望んでいる。 

党再生は3者共通の訴えだが、微妙に温度差がある。自主再建か、野党連携も視野に入れた再出発の道か。

この福井県、嶺南地域にとって原子力発電所はひとつの大きなテーマだが、民主党の政策は地元の大半の想いとずれてしまっている。責任ある政党として日本のエネルギー政策にも情緒的に決めた経緯はいなめない。

法律となった原子力発電所の40年規制も科学的根拠がなく、細野環境大臣時代、当時の空気で極めて政治的に決めたことには、痛恨の極みでもある。今後の原子力発電所の運転に大きな制約となり、嶺南にとって、雇用や経済、生活に至るまで大きな足かせとなる。

いずれにしても、「1強」と互角に対峙できるかどうか、リーダーの資質こそが最も問われるべき代表選だと思う。 私はその意味で岡田元代表に投票するつもりだ。
【2015/01/11】 | ページトップ↑
10年後、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症に
Date:2015-01-10(Sat)

敦賀市が認知症に関するホームページ(HP)「認知症ほっとけんまちマップ」は充実している。

HPでは認知症の種類や症例、予防法などのほか、市内の公的な相談窓口、医療機関、介護事業所の情報を掲載。介護事業所は従業員らの写真も添えた。認知症患者への対応方法を紹介する動画も掲載している。

新聞報道によると、10年後、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症に-。厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上となる2025年に、認知症の人が約700万人に達するとの推計を明らかにした。 

政府は、今回の推計を盛り込んだ認知症対策の「国家戦略」案をまとめ、近く正式決定する。問題がより深刻化する前に、実効性のある対策が地域で問われる。

敦賀市でも市が把握している分だけで、約2千人を超える患者がいる。これが3千人を超えるのも間近だ。

認知症の方とその家族を支援する「(社)認知症の人と家族の会の福井県支部」がある。また、敦賀市が委託し、敦賀市社会福祉協議会と敦賀市農業協同組合が「ふれあいサロン」開催している。

町内会館などで、健康チェック・レクリェ-ション活動・各種相談(健康・生活等)などを行いる。町内の福祉委員などそれぞれの地域で頑張っている。それでも足らない現実が訪れる。

全国の認知症高齢者徘徊による行方不明は年間1万人。投資詐欺などの被害も増加している。支援は医療・介護だけではなく生活全般に求められる。本人や家族が孤立しないために、地域ぐるみでのサポート体制の構築、整備も重要だ。
【2015/01/10】 | ページトップ↑
敦賀延伸3年前倒し
Date:2015-01-09(Fri)

昨日ほとんどの公立学校はきょうから新学期。インフルエンザの拡大が心配だ。一方、入試本番が迫る受験生はラストスパートの最中だろうが、大半の子どもたちは実質的に新年のスタートを切った。

正月の行事も含めて2015年が本格的に動きだした。昨年来の好調を維持したい方も心機一転を期す方々らまで、それぞれが今年の計画をたてる。私たち議員にとっては特別な意味の年になる。

さて今年はどんな年になるのだろうかと、暦の「睦月(むつき)」の文字が目に留まった。睦月の由来の一つに「むつぶ(むつむ)」がある。むは結ぶ、つは繋(つな)がるの意味で、新年始まりの1月に皆が気持ちを寄せ合い、仲むつまじく事に当たる心構えを表していると学んだ記憶がある。。

群れを成して暮らす羊をして、えとの未(ひつじ)年に平和や安泰の意味がある。「世界とむつび合う」という今年一年の計には大きな期待を抱かずにはいられない。

結ぶと言えば、整備新幹線の開業時期の前倒しを議論する、政府・与党のワーキンググループの会合が開かれ、平成37年度をメドに予定されている北陸新幹線の金沢から敦賀までの延伸を3年前倒しする方針を決めたとの報道。

懸案であった建設工事の加速に必要な財源については、JRから支払われる使用料収入が増えることや、建設主体の鉄道・運輸機構が、金融機関から借り入れることなどで確保する見通しとか。正直、理解に苦しむこともあるが、なにはともあれ、まえだおしは明るい話題と受け止めたい。

10年と言う結ぶと言う時間は、あるようで短い。JR直流化であわてて、駅前を整備したが、今はその面影すらない。財政厳しき折、やり直しもきかない。新幹線開業まであるようでない。駅周辺、駅東も含め残された期間はそれほどないと受け止めたらいいのではないか。素通り、ストロー効果と新幹線開業はある意味、両刃の剣との受け止めも必要だ。
【2015/01/09】 | ページトップ↑
インフルエンザ注意報
Date:2015-01-08(Thr)
一昨日、昨日と新年会が続く。昨日は「七草」。若菜をかゆとして食べることで無病息災を願った行事。今は正月料理で疲れた胃を休める効用もある。心身をいたわり冬本番に備え、昔の人は上手く日取りをつくっている。

一方、一昨日は二十四節気の「小寒」。このところ緩んでいた寒気だが、急速に発達する低気圧のために寒さが戻ってきた。いわゆる「寒の入り」はこの小寒をもって始まる。昨夜も寒かった。

その冬本番と合わせるかのように、県は昨日、「インフルエンザ注意報」を出した。年末から患者が急増しているとか。身近にも仕事始めからインフルエンザA型で休んでいる方もいる。

1月4日までの1週間に、県内32の医療機関から報告された、インフルエンザの患者数は、1つの医療機関あたり23.91人で、2週間前の、約3倍に増えたとか。

注意報の発表は、昨シーズンより3週間早く、患者を年代別に見ると15歳以上が61%にのぼり、例年に比べて大人に感染が広がる傾向が強いとか。

また、これまでに14の小学校などで学級閉鎖や学年閉鎖の措置がとられている。

今日から小中学校が始まる。月並みだが、うがいや石けんを使った手洗い、人混みを避け、マスクを着用。なぜか、今年は波状的寒さと共に、インフルエンザも増える。

【2015/01/08】 | ページトップ↑
未辛抱(ひつじしんぼう)
Date:2015-01-07(Wed)
今年の干支(えと)は、どことなく安泰や平和イメージの未(ひつじ)である。

ところが、相場の格言では「未辛抱」といって、ひたすら耐える年になるとか。そんな観測はハズレることを願うが、年始早々の株安など、世界経済の不安がトップニュースになり始めた。

ところで、原油安は資源の多くを輸入する日本経済にとってプラス。ガソリン価格は1リットルで東京では129円となったとか。150円を超える敦賀にとってもいずれ150円を切りそうな勢いだ。車社会の地方にとっては朗報であることは確かだ。

だが、ロシアなど産油国の経済には打撃になる。欧州経済にとっても、景気回復が遅れる要因になる。さらに、ギリシャの政情不安が金融市場の混乱が世界経済の不安にもつながる。

アベノミクスで景気回復が、今年は地方へとかけ声が聞こえ、賃上げも含め雇用情勢の明るさがみえはじめたばかりだ。

頭をよぎるのは、リーマン・ショックを境に世界的な経済の冷え込みから消費の落ち込み、金融不安で各種通貨から急速なドル安が進み、米国市場への依存が強い輸出産業から大きなダメージが広がり、結果的に日本経済の大幅な景気後退へも繋がっていった。今、 世界経済の動きと地方は密接に関係するようになった。

なかでも、輸出産業の多い、越前市の有効求人倍率が0.4を切っていたのも5年ほど前だ。真っ先に影響を受けたのは非正規労働者や外国人労働者など、弱い立場の人たちだ。敦賀市の産業構造は、越前市とは違い、雇用情勢など越前市ほどではなかった。

いずれしても、少子高齢化、人口減少に悩む地方、さらに、格差による貧困、近年の災害など世の中には多くの問題があり、そのために支援を必要としている人たちも多い。

それらに対応するのはまず行政であるはずだが、財政面の制約は年々厳しくなっている。「木」の字に1本加えると「未」になることから、木の枝の茂りすぎに注意する年と解釈する。正しく枝を剪定(せんてい)しないとてっぺんから枯れる。

それだけに、世界経済の不安など悲観的にならなくてもいいが、常に中庸の精神が行政は必要なことは確かだ。 

【2015/01/07】 | ページトップ↑
年頭に感じる春の訪れ
Date:2015-01-06(Tue)

昨日は仕事始め。長い人で9日間となった年末年始の休みも終わり、2015年が本格スタート。今年は雪に始まったものの、穏やかな仕事始め。白く覆われた野坂山もどこかゆったりと構えている。しかし冬本番はこれから心して臨みたい。
年頭の賀詞交換会がプラザ萬象で開かれた。

今年は早めに会場に行くと市長選に立候補するとされる両者が近くで並び、年頭から早くも選挙戦が始まったとの印象を持った。

冒頭、河瀬市長からあらためて4月退任の話があり、高木衆議からは、金沢まで開業する北陸新幹線で敦賀延伸3年前だおしがほぼ決まった、話も切り出された。

一方、西川知事の年頭挨拶で原子力発電所の再稼働や廃炉の問題を控える、原子力・エネルギー政策について「今が一番大事な時期だ。日本のエネルギーをどのようにしていくか、国が先頭に立って取り組んでいく必要があるが、福井県としても、全国や世界に発信する気概をもって取り組むことが重要で、新しい考え方を出していく必要がある」との報道。新たな知事の決意を感じた。

7日からまた寒波が訪れる。年末年始と何度も訪れる寒波、この冬は例年になく雪が多く厳しい冬となっている。この冬とどう向き合うか。原子力発電所の長期停止で経済、雇用が低迷する敦賀市で今年がひとつの正念場ともなりそうだ。

イソップ寓話集に冬と春が言い合う場面がある。冬は「私は有無を言わせぬ王様だ。誰をも恐れ震えさせることができる」と誇示する。これに対して春は「だから人は君が去れば喜ぶのだ」とぴしゃりとはねつける。結末は言うまでもなく、春に軍配だ。洋の東西を問わず、冬はいつの時代もやっかいもの扱いされてきた。

それでも冬が厳しいほど、春が待ち遠しく、素晴らしく感じる。古来、ロシアとドイツ、ロシアとナポレオンと、過酷な季節は敵に対する最大の防御だった。厳しい冬も厳しいほど、次の時代がよくなるとも。

それだけに厳しさもそろそろ終わりとしたい。
【2015/01/06】 | ページトップ↑
成人式の出席率と投票率
Date:2015-01-05(Mon)

昨日、重たくなった雪にはてこずった。歳を考えずに手伝ったのも腰に来ている。今年は雪との付き合いが深そうだ。

ところで、今月11日に敦賀市の成人式がおこなわれる。何年か前、東京から敦賀へ戻る、夜行バスに乗ったら、若い女性がいっぱいで驚いたことがある。理由は成人式に出るための帰郷だった。
 
もう40年を越える1月15日に固定されていた成人の日の頃、私は成人式を船の中で迎えた。船の乗船実習でぜんざいを食べて終わった。女性もいない男だけの成人式だった。
 
確か1月の第2月曜日になったのは15年前。成人式も帰省者が集まりやすい正月三が日に開催する自治体が増えた。県内でも今年は11日に集中。華やかな着物姿の新成人が街を彩りそうだ。 雪のふらないことを祈りたい。
 
それだけに、今の成人式の出席率には驚嘆する。近年は出席率も高い。人生の節目、そして同級生との再会が大きな動機付けになっているのは間違いない。数年前に騒がれた成人式での騒がしさも敦賀ではなかった。しかし、長い話になるとそわそわと落ち着きがなくなる風景は式典の舞台からもみられた。
 
ところで、酒やたばこが解禁になるだけではない。成人すると選挙権も得られる。成人式でも言われるだろうが、貴重で重大な権利。その投票率は昨年末の成人全体ではわずか50%を越えたが20代ははるかに低い。投票率は戦後最低。
 
今年は4月に敦賀市は県知事、県議、市長、市議の選挙を迎える。人口減少、少子高齢化、原子力発電所の長期停止による税収の減少と、時代の転換期でもある。その影響は若い人ほど大きくなる。傍観者ではいてほしくない。
【2015/01/05】 | ページトップ↑
映画「バンクバーの朝日」
Date:2015-01-04(Sun)

久しぶりに重たくも余韻の残る野球の映画「バンクバーの朝日」だった。。昔とは違って同一で敦賀でも観ることができる。そんな変な昔を思い出させる映画でもあった。

野球の映画と言えば、夏目雅子の「瀬戸内野球団」は心に残る映画だった。それとは少し違うが戦争という暗い影を落とす野球映画だが、それだけに興味をひく感動の映画でもあった。

昭和初期、日中戦争が泥沼化していく重苦しい時期、異国の地カナダで野球に打ち込む若者たちの姿に、暗雲に包まれた日本を重ね合わせた。

「バンクーバーの朝日」は歴史に埋もれた秘話だ。私は、この映画を観るまでまったく、この話は知らなかった。1914~41年、つまり太平洋戦争開戦までカナダに実在したアマチュア野球チーム。新天地を夢見てカナダに渡った日本人が、過酷な労働の合間に結成した野球チームは夢の結実でもあった。

私も、バンクバーへ昭和51年6月に乗船実習で訪れた折、バンクバーの日本人協会の歓迎を受けたことがある。その後のダンスパティーで、親しくなった日系4世の女性が、翌日、日本人街「リトル東京」を案内してくれた。

「リトル東京」には、かつての面影はなかったが、戦前の繁栄と戦中の暗いキャンプと、日系人の辛さを教えてくれた。

杉原千畝ではないが戦前の敦賀の繁栄と、戦後の敦賀の復興期とも重なる。

映画を観ながら不思議と昔を想う、こういう映画もたまにはいい。
【2015/01/04】 | ページトップ↑
世界遺産「富岡製糸場」と勝山、そして敦賀
Date:2015-01-03(Sat)

昨日、正月休みを利用して、国内では14件目の世界文化遺産、国内初の近代の産業遺産である富岡製糸場に遊びに行った。

明治政府が生糸の品質向上と増産を目指し、「模範工場」として設立。西洋の機械や蒸気エンジンを導入から改良、改善、たゆまぬ技術革新で絹産業をけん引。日本の生糸は一時、世界シェアの大半を占めるに至った。

機械の改善もさることながら、人材の育成も大きな役割を果たした。高級品だった絹を身近な存在に変えたのは、世界的な功績といえる。

富岡で培った技術を受け継いだのはまずは福井県で言えば、勝山。

勝山市の「はたや記念館ゆめおーれ勝山」の建物。明治38年〜平成10年まで勝山の中堅機業場として操業していた建物を保存・活用。機屋(はたや)とは、布を織る工場。この建物は、勝山市指定文化財・国の近代化産業遺産に認定。

富岡製糸場が操業を停止した1987年に施設を所有していた「片倉工業」は、富岡市に建物を寄贈するまで18年間、年間一億円もかけながら建物の修繕を続けたことだ。

故・柳沢晴夫社長が「日本の近代化を支えた建物。一企業が軽々に壊すことはできない」と保存を指示したからだ。その見識に心からの敬意を表したい。 

敦賀1号の原子力発電所にも通じる。英国の東海1号にかわり国産発の沸騰水型原子力発電所、全国の技術者が集まり、日立、東芝などメーカーの技術者もここで育ち、今日を迎えている。

東洋紡績の敦賀工場にも昭和9年以来の工場が残る。近代化産業遺産としては、まだまだ新しく、現役だが敦賀市の発展に寄与したことは、すでに歴史でもある。

話を戻すが、富岡製糸場が、群馬県や富岡市に果たした役割は大きく、観光や地域活性化に与える効果は今後も計り知れない。

折しも、正月休みで、富岡製糸場には大勢の観光客らが詰め掛けていた。
【2015/01/03】 | ページトップ↑
あらためて「おめでとうございます」
Date:2015-01-02(Fri))

正月三ヶ日はいい。会う人、会う人「おめでとうございます」と。

今年は未(ひつじ)年。白川博士の解説によると「未」の字は木のまだ伸びきらない部分を描いた象形文字に由来するとか。

未完成、未熟、未来。十分に育っていない青い枝には可能性が宿る。次世代が主役の未来に向け、さまざまな可能性を育てる一年とも。敦賀市も厳しいと言われながらも、確実に若者は育ち、人材も多い、北陸新幹線を10年後を見据えたまちづくりなど、未来に向けた楽しみがある。

辞典で「羊」を含む漢字を拾い上げてみる。美、養、善、義。紙に書けば勇気づけられるような字の数々。勇ましい言葉や不安を駆り立てる言葉に惑わされず、羊に倣って周囲の人と手を携え歩みたい。嶺南の一員、福井県の要、交通の要衝など、結ぶ街でもある。

本来の「羊」は性格が穏やかで仲間を大事にする。そのためか物の本によると、未年生まれの人は穏やかで正直で芯が強いとも。

争いの多い昨今、今年は穏やかに手を結び成果のある年としたい。今年はよい事あるごとし。

おめでたい性格と、笑われるかもしれないけれど、改めて「おめでとうございます」

【2015/01/02】 | ページトップ↑
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