空き家対策特別措置法が全面施行と敦賀市
Date:2015-06-01(Mon)

1月から4月まで敦賀市内を回ると4年前と違う。敦賀市も中間山間地の愛発、東浦、西浦、それに旧市街地も、空き家が増えていた。それに朽果てた空き家も増えた。

この対策で国は空き家対策特別措置法が全面施行した。全国の空き家は2013年の調査で820万戸。空き率は13.5%と過去最高に達した。

敦賀市内では空き家率は約5%。空き家個数1100戸を越え、一部損壊も100戸を超えている。さらに朽ち果てて空き家も20戸近くある。全国的は少ないものの、今後は増えることは確かだ。

背景には人口減少が横たわる。相続したり親が介護施設などへ移ったりすると、都市部で働く子には既に家があるため、親の家を持て余すことになりやすい。

放置された家は景観を損なったり、火災や犯罪を誘発する怖れが懸念される。本県など積雪地帯では、雪の重みで家屋が倒壊するトラブルも相次いでいる。 

新法では、治安や防災上の問題が懸念される「特定空き家」を自治体が決め、所有者に撤去や改善を勧告、命令できると規定した。

命令違反には50万円以下の過料を科し、強制撤去も可能とした。勧告を受けた物件は固定資産税優遇の対象外とする。

自治体はこれまでも条例などに基づき試行錯誤で、解体などの対応を取ってきた。今回自治体の権限が法的に位置づけられたことで一歩踏み込んだ対応ができる。

空き家が増えないよう手を打つことも大事だ。敦賀市も空き家の有効活用を促そうと物件の一覧を情報提供する「空き家バンク」の仕組みを取り入れている。

敦賀市定住促進ポータルサイトもその対策のひとつだ。都市部との交流や定住促進を図り、地域活性化につなげる狙いがある。新法を弾みにこうした取り組みも拡充させてほしい。いずれにしても空き家を増やさない対策も大事だ。これからが正念場だ。

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【2015/05/31】 | ページトップ↑
災害は忘れた頃にやって来る
Date:2015-05-30(Sun)

一昨日と昨日と、噴火と地震。それも大規模なもの。やはり火山、地震大国だ。

小笠原の遠いところから地震。東海道新幹線も止まった。神奈川県に息子がいるが、震度5の相当な揺れだったとか。

それに、南の突然の噴火。多くの国民には寝耳に水の驚きだ。鹿児島・口永良部(くちのえらぶ)島の新岳で起きた大噴火である。そ口永良部島は周囲の長さ50キロほど。

約80世帯130人余りが住む小さな島だ。新岳では昨年8月に噴火が発生し、噴火警戒レベルは1から3に引き上げられ「入山規制」が敷かれていた。 

島民にはむろん、山への警戒心はあったろう。しかし実際の噴火から既に10カ月を経ている。黒々とした煙を猛然と噴き上げる山の姿が脅威に映った。その噴煙は上空9千メートル以上にまで達し、火砕流が海岸にまで流れ落ちた。「よもや」の大噴火に一瞬、死を覚悟した島民もいたという。  

「天災は忘れたころにやって来る」まさに的を得た言葉だ。物理学者にして夏目漱石の一番弟子、一級の随筆家でもあった寺田寅彦は数々の名言を残しているとも。 寺田は時に政府や役人を戒めた。教訓として生かされるべき寺田の言葉だ。

福井大地震からもう半世紀以上、敦賀はほとんど災害のないところと、よく言われるが、笙の川の安全対策など怠ってならないという、知らせとも感じる。



【2015/05/31】 | ページトップ↑
12月5日、映画「杉原千畝 スギハラ チウネ」が平和堂で上映される。 
Date:2015-05-29(Sat)

敦賀にとって話題を呼びそうな映画が今年12月5日が全国の東宝系の映画館で始まる。敦賀でも平和堂のアレックスシネマで放映されることが決まった。

第二次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救った外交官・杉原千畝さんの壮絶な半生を映画化した「杉原千畝 スギハラ チウネ」だ。ポーランド系ユダヤ人の多くが訪れた敦賀港だけに見逃せない映画だ。

杉原を演じるのは唐沢寿明だ。唐沢さんの風貌といい、誠実で人柄は、杉原とも重なる。まさに適役ではないか。

舞台は東京、ワルシャワはもちろん、カウナス(リトアニア)、ブカレスト(ルーマニア)、ベルリン(ドイツ)、ウラジオストク(ロシア)、ソビエト、満州国、アメリカなど、スケールの大きさだ。15年前に私もカウナスを訪れたことがあるが、これも楽しみだ。

また、千畝の妻・幸子に扮するのは小雪とか。美しい妖艶な女優だけにこれも楽しみだ。

千畝は敦賀を訪れたことはないが、幸子さんは何度か、生前、敦賀に来ている。十数年前か、今、工事中の赤レンガ倉庫で講演した。その際、宴席で日本酒をクイッと飲みほし、タバコをマダム風に斜めにかまえて姿は、さすがは外交官婦人とも感心したものだ。

戦後70年の今、戦争の激動の時代を生き抜く過酷さや、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのか、映画が、どう描いているのか、これも楽しみだ。

また、この映画のシナリオを、元市役所職員の古江さんが一部を監修している。敦賀も杉原を記念して「人道の港.ムゼウム」を持つだけに訪れる観光客も増えるのではないか。ボランティアガイドとしても楽しみが増える。

【2015/05/30】 | ページトップ↑
それぞれが転換点だ。安保法制、18歳の選挙権、そして再稼働へ
Date:2015-05-29(Fri)

国会では安全保障関連法案が衆院で論戦が活発だ。日本と世界の平和と安全を確保するため、自衛隊の役割を拡大するなど、極めて重要な法案であり、ひとつの大転換でもある。

もうひとつの大転換とも思える法案が、選挙は18歳からとの法案。来夏の参院選で実現する方向が固まった。公選法改正案が国会で審議入りし、来月中の成立が確実視される。

私の年齢は、高校時代に大学紛争のあおりが地方の高校に出始めた頃だ。学園祭では、ベトナムの反戦歌が歌われ、政治の討論会があった。高校生が政治にふれる最初の機会でもあった。

それが急に旧文部省が高校生の政治活動を禁止したのは1969(昭和44)年の頃。高ぶる学生運動の飛び火を懸念したか。高校生にとって政治はタブーとされた。この事実を知る高校生は少ないと思う。

選挙権だけではなく、ビラ配り、ポスター貼り、討論会など、どこまで許容するか。政治教育の見直しも必然だ。まさに大転換とも言える。

さらに、転換期にあるのが、原子力発電所などが立地する全国の29の市町村だ。「全原協・全国原子力発電所所在市町村協議会」は、昨日、東京で総会を開催。

渕上市長の初舞台でもある。福島の事故以降、全国の原子力発電所が停止し、その再稼働に向けての動きだ。

ひとつは再稼働の前提となる審査を速やかに進めること。二つは各立地点で迎えた廃炉こと、廃止措置に対する、自治体への交付金を継続させることなどを国に要望。

福島の復興、復旧は、当然として、長期停止に、その上廃炉による地域経済の落ち込みに悩む立地地域にとって、ひとつの転換点でもある。

ここで言っておきたいのは、全原協の会長は、これからも敦賀市長が継続すべきだ。
理由は、全国で最大の立地点である福井県の代表であり、沸騰水型、加圧水型、もんじゅ、ふげんの各種炉型を持ち、さらには運転、廃炉、そして建設予定と、これだけの立地地域はない。それだけ事務局も大変だが、それだけのメリットもある。まずは無難な渕上市長の船出と敬意を表したい。
【2015/05/29】 | ページトップ↑
「スタバが来てもスナバ県は永久に不滅です」の軽さはいいが、ーー。
Date:2015-05-28(Thr)

昨日は暑かった。敦賀も28度を超えていた。県内で最高気温は、小浜市で31度2分と今年一番の暑さ。県内すべての地点で気温が25度を超える夏日。

インドでは気温50度と死者も出る暑さとか。これも地球温暖化か。熱中症などの健康管理に気をつけよう。

この時期、夜は生ビール、昼間は「喫茶店」で「レイコ(アイスコーヒー)」となる。喫茶店といえば、世界展開する「スターバックスコーヒー」の鳥取開店をめぐり、鳥取県知事のだじゃれが次々飛び出している。

「スタバはないけどスナバ(鳥取砂丘)はある」「スタバが来るなら勝手にスナバ(すれば)」「スタバが来てもスナバ県は永久に不滅です」まだあるが今日はこれまで。

スナバには関係ないが、知事の「鳥取県は、金はないがカニがある」はきわめつきだ。それにしても何という騒ぎだろう。最後の「スタバ空白県」を逆手にとって地元も盛り上がる駄洒落は面白い。

地方と都会の格差が拡大するなかで、駄洒落で観光客を呼んでいるとも。これは余談だが、「カフェ」での語らい、うわさが、世界史を彩る出来事の影にあるとか。定かではないがフランス革命の発端はカフェとか。

米の独立運動もボストン茶会事件で、紅茶を海に捨てるところから始まっている。建設的なところで世界的な保険会社ロイズは、喫茶店から生まれいる。

ビジネス、革命、芸術と、熱く語らうのもいいが、暑い日々は喫茶店で。これが我々世代のおじさん族か。夜は生ビール、水割りの芋か麦、梅入り、レモン入りと。

鳥取県知事に話を戻すが、知事は地方の顔だけに、微笑ましい駄洒落はいい。一方、敦賀市長と教育委員会とのあつれき、市長の言葉の軽さが喫茶店、巷のうわさになっているのは気になる。
【2015/05/28】 | ページトップ↑
英語教育からみたスタバよりスナバ(砂場)
Date:2015-05-27(Wed)

昨日の福井新聞で「文部科学省の2014年度英語教育調査で、英語担当教員が英検準1級以上相当の資格を取得している割合は福井県が高校、中学ともに全国トップとなった。」との報道。

またまた福井県の教育の良さが明らかになった。グローバル化に対応した人材育成が課題となる中、生徒の英語力を身につけるには教員の英語力が高いのは喜ばしい。

一方で、円安の進行で金沢への外国人観光客も多いが、意外に岐阜県高山市への外国人観光客も多い。五月の連休中、高山市を訪れると、大勢の外国人観光客、列車の時刻を確認する人、みどりの窓口でわめく人、お土産を急いで買い求める人。日本語、英語、中国語が飛び交う。

「ここはどこ?」と一瞬、錯覚するほどの日本的ではない混み方だった。高山市によると、2014年に同市を訪れて宿泊した外国人観光客は前年より16%も増えて26万人に達したとか。

高山市全体の観光客数が402万5000人だったので、そのおよそ6%を外国人が占めたことになる。

最大の要因は円安と高山市の街並みもあろうが、ソフト面での「おもてなし」で、駅の観光案内など、英語の堪能なガイドがわかりやすい英語で説明してるのも印象的だった。この点は、金沢市も同じように力を入れるが、今一つ、福井県はこれからだ。

まして、敦賀市は、外国人観光客への準備が整っていない。ボランティアガイドに英語に堪能な方はいるにはいるが、まったくと言っていいほど準備が出来ていない。

これは余談だが、鳥取県に先週末、初めてできたスターバックスコーヒーの店に千人が並んだという。それまで全国で唯一、スタバの店がなかった。それで鳥取県知事が「スタバはないけど、日本一のスナバ(鳥取砂丘)はある」と語った。

そこで「すなば珈琲」を名乗る店が現れ、こちらも行列。鳥取の盛り上がりは、今後の地方を考える上でも面白い。

「スタバ」の全国一律より、「スナバ」のように地域にある素材をどう磨いて個性的な街を創るか。地方を訪れる外国の観光客は、高山市の自然に根差した生活感のある街を見たいのだという。それとソフト面での英語のガイドと、福井県、敦賀市も、今後を考えるヒントが各地にある。
【2015/05/27】 | ページトップ↑
門前薬局から「かかりつけ薬局」、はたしてーーー。
Date:2015-05-26(Tue)

昨日は好天に恵まれた若狭路を西へ。友人の葬式に小浜へ。先月、見舞いで公立小浜病院に伺ったばかりだ。あらためてご冥福を祈りたい。

ところで、国の医療制度、これほど変わる制度も少ない。厚生労働省は21日、近接する病院の処方箋を主に扱う「門前薬局」について、診療報酬を今より減らす方向で検討すると明らかにした。

医療費の抑制とともに、複数の病院から処方された患者の薬をまとめて管理する「かかりつけ薬局」への転換を促す狙いという。

平たく言うと、医師が使う薬は、国が価格を定めている。仕入れ値はこれより安く、処方すると「薬価差」という利益が出る。これも薬の多用を誘う動機となり、結果的に医療費が増えた、と厚労省は考えた。私が議員になった15年ほど前の話だ。これで、病院の前の風景は変わった。

医師には反発もあったが、医薬分業は進んだ。敦賀で言えば、典型は市立敦賀病院、その前にも複数の薬局がある。

これを業界では「門前薬局」と呼ぶ。不思議と言えば不思議な光景だった。

今度は、塩崎厚労相は、このほど「病院前の景色は変わる」と言った。門前薬局の見直しを行うという意思表示だ。これをコロコロ変わるというのか。

「忠言耳に逆らう」とい言葉がある。実のある忠告でも聞く者にはつらい。制度に従って借金をした、まだ7、8年の薬局の店主は「いい加減にしてほしい」と本音だろう。

「良薬口に苦し」ともいうが、はたして、厚労相の案はどうであろうか。机上の論は理解できても、制度変更で翻弄されているのは、地方で真面目に働く薬剤師だ。

介護保険制度の変更も現場の事業者も翻弄されている。
【2015/05/26】 | ページトップ↑
二つの視界不良(敦賀港第二期工事と敦賀駅周辺整備)
Date:2015-05-25(Mon)

昨日は、中央町の公園清掃、昼からは海洋少年団の中部地区の総会へ名古屋へ。名古屋駅の駅前整備はずいぶんと変わった。東京駅周辺、名古屋、大阪、金沢と商業施設と相まって、日々、進化している。

ところで、敦賀市の顔である駅舎、駅前広場などの整備が終わると、その後の整備はまだ不透明だ。

8年後に迫った北陸新幹線を見据えての駅周辺整備こと、仮の駅前広場の整備、新幹線のホームと共に予想される駅東の整備、東西自由通路など、敦賀駅周辺整備の行方はまだまだ視界不良だ。

国、県を巻き込んだ検討、青写真の作成、なによりも整備に必要な資金を捻出するか、これこそ視界不良だ。 

もうひとつの視界不良は、本年度事業化を目指す敦賀港鞠山南多目的タ-ミナル第2期工事の岸壁用地拡張をめぐり国土交通省が本年度の事業採択を見送ったこと。

併せて川崎岸壁に釜山との国際RORO船が就航してから右肩上がりでコンテナ取扱量もここへ来てが、足踏みから減少へ。これが理由だと、しばらくは難しい情況が続きそうだ。

北陸新幹線の工事に加えて、駅前整備と敦賀港整備のインフラ整備は、原子力発電所の長期停止で疲弊する経済状態に当面のカンフル的な刺激策になるだけ、視界を良好にする取り組みが必要となる。なによりも大事なのは福井県との連携だ。
【2015/05/25】 | ページトップ↑
金沢、東京の活況とーーー
Date:2015-05-24(Sun)

昨日の「つるがプレミアム付商品券」の売れ行きは、すごかったと聞く。少しでも地域の活性化に役立つことを期待したい。

それほど、地域の経済は疲弊している。一方、観光客だけでなく、金沢の不動産の取引が活発になっているという。駅に近いマンションが人気で、売りに出るとすぐに引き合いがあるとも。

これも北陸新幹線効果というものか。北陸の中でも金沢の一人勝ちとも。活況になると人も物も動く。

また、2020年東京五輪を控える東京の都心や湾岸エリアは大型開発が相次ぎ、オフィスビル、マンションを中心に値上がりが続くとか。

日本の不動産の割安感や円安を背景に外資系法人によるビルやホテルの買収が盛んとの新聞報道。

日経新聞によると22日の東京株式市場で東証1部の時価総額が終値ベースで、1989年12月の過去最高額(590兆9087億円)を上回ったとも。平均株価はバブル期の半額程度だが、上場企業数が増え総額が膨らんだ のが要因とか。

確かにアベノミクスをきっかけにマネーが動いている。だが、その恩恵を受けるのは大企業や資本家などまだ一部にとどまるとも。

一方で地方都市、敦賀市の高齢者にとって年金は下がり、介護保険料が上がっている。

物価高、消費増税もあり、お年寄りを中心に暮らしは厳しさを増す。原子力発電所の長期停止で景気は落ち込み、人口減少に歯止め、どころか、継続的に減少している。

地方都市と都会の格差拡大も、生活の糧を求めての転出者増加の要因となっていることは確かだ。
【2015/05/24】 | ページトップ↑
白川文字の教育
Date:2015-05-23(Sat)

日本漢字能力検定協会(京都市)が発表した2014年度の検定(漢検)の小・中・高校生の都道府県別合格率によると、福井県は小学生が90、9%で1位に輝いた。

福井県の各小学校では授業で白川文字を早くから取り入れ、11年度からは全小学校で導入されているのが理由とか。特徴ある教育は、結果を産み出している。素直に喜びあいたい。

ところで、同じ北陸の能登地方に東京から移住してきた一家をめぐるNHK連続テレビ小説「まれ」で、重要な役を占めているのが伝統の輪島塗だ。

ヒロインが思いを寄せる青年が、日本一の漆塗り職人を目指し、修業する。

この青年に親方が説く。何度も塗って深みを出すのが伝統。危険なのは手抜きで回数を減らしても一見して分からないところだが、「見えないところに魂が宿る」のが神髄なのだ、と。

だが、伝統の手法はコストがかかり、消費者の手が届きにくい価格になる。確かに高いが風合いといい、使い心地といい、いいものはいいとの心境になる。

ドラマのヒロインのモットーのように、作品はどれも「地道にこつこつ」と苦闘しながら生まれた。見えないところに宿る魂があるように思う。いい伝統は、若い人に引き継がれる。

話を戻すが、白川先生の残した漢字に対する思いは教育の中にも伝統として生きている。合格率という数字の評価だが、それも白川先生のおかげと思えばいい。
【2015/05/23】 | ページトップ↑
マイナンバー制度導入に向けての作業が進んでいる。
Date:2015-05-22(Fri)

市内の消費拡大や地域経済活性化を目的に、10,000円で12,000円分の買い物ができる「つるがプレミアム付商品券」を販売の広告が新聞に織り込まれた。はじめて知った市民も多い。

「つるがプレミアム付商品券」は、商品券取扱店ののぼり、ステッカーが表示されている店で使える。市内のスーパーで日常品を利用すれば、期限内の活用も可能となる。メリットが多いだけにぜひ活用してほしい。

ところで、意外に知らないのがマイナンバー制度。今、静かに国、自治体で制度導入に向けての作業が進んでいる。

国民に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度の個人番号通知が10月に迫り、来年1月に運用が始まるマイナンバー制度は、個人番号によって、社会保障や納税などの情報を国や自治体が効率的に管理できるようになる。
 
メリットも多い。これまで年金は日本年金機構、税金は税務署や地方自治体という具合に、個人情報は制度ごとに管理されていたが、マイナンバーによって一元管理される。

さらに、納税や税額控除、年金給付、印鑑登録といった各種手続きが簡単になり、大規模災害時の被災者台帳整備もスムーズになるとか。

昔から課題になっていた所得把握がしやすくなり、課税の公平性にもつながる。サラリーマンにとっては、いい制度と思う。

一昨日の敦賀市議会でもマイナンバー制度の導入に伴って、条例の一部が改正された。そうしたメリットがある反面、個人の情報を国が一手に収集・管理することへの国民の理解が進んでいるとはいえない。同様の制度は過去、何度も提起されたが、「国民総背番号制」と批判され、実現しなかった経緯もある。情報漏えいや不正利用への不安も根強し、意外に知らないことが多い。

ただ、私が気になるのは、今回の改正案でマイナンバーの民間利用に大きく踏み出そうとしている点だ。18年からは本人の同意があれば預貯金口座を番号と結び付けられるようにするとか、いわゆる「ビッグデータ」と呼ばれる情報を企業に活用させるとか。この事には私も勉強不足だ。

社会保障と税、災害対策の3分野に限定していたものであればとも思うのだがーー。
【2015/05/22】 | ページトップ↑
松陵中学生の遭難と救助
Date:2015-05-21(Thr)

昨夜の松陵中学生遭難、そして救助の報道にはびっくりした。なにはともあれよかった。

岩籠山は敦賀三山のひとつ。野坂山、西方ヶ岳と、いずれの山も景色は素晴らしい。特に、『朝日の野坂山、夕映えの岩籠り』と言われるほどで、岩籠山の山頂は360度の大パノラマ。これは感動ものだ。視界がいいと琵琶湖や余呉湖までみることができる。

岩籠山へは、国道8号線沿いの笙の川を渡りJR北陸線のガ-ドをくぐって、緩い傾斜の林道を進む、林道の終点に 「登山口」の標識があり、ここから山道となる。私も数年前に登ったが、山岳会など標識が整備されているのがうれしい。

丸木橋を渡ったり、深い沢を進むことになるが、雨上りのときなどよく滑る。

沢道も多く、中学生の体力やひとつ道を迷うこともとも考えられないことだが、1000メートル満たない山でも遭難し命を失うことにもなる。ことだけに再発防止につとめて頂きたい。

ただ、遭難事件があったから、今後は中止との選択肢もあろうが、敦賀市の山の素晴らしさは、将来への糧になることは確かだ。

話は変わるが、昨日、今期の議会が有馬議長、別所副議長が決まりスタート。人口減少、税収減とこれまでにない厳しさの中での始まりだ。
【2015/05/21】 | ページトップ↑
引き際も続けることも、それぞれ生き方だ。
Date:2015-05-20(Wed)

西川知事が四期目の始動にあたって県の機構改革と人事異動が発令した。

西川知事は幹部職員に対し「人口減少に歯止めをかけるため、従来の枠にとらわれずに仕事を進めてほしい」と訓示。

まさに、今、これが福井県にとって最大の課題だろう。敦賀市も同様だ。今日、臨時議会、敦賀市議会も議長が決まる。

ところで、橋下徹大阪市長の引退はある意味、見事だ。一方で無責任にも感じる。あとは知りませんとも感じる。

「大阪都構想」が住民投票で否決され、看板政策だけに、住民投票は橋下氏にとって関ケ原、天下分け目の戦だった。僅差とはいえ、否決は敗北である。

頼みの民意に背を向けられては万事休すだ。橋下氏はすかさず会見で政界引退を表明した。「最高の終わり方」「政治家冥利に尽きる」。個人としてはよいが残されたものは、右往左往だ。

一方で、現役続行を決めたフィギュアスケートの浅田真央さんは「試合が恋しくなった」と打ち明けた。それぞれの生き方だ。

話を橋下市長に戻すが、<散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ>。細川ガラシャの辞世の歌だ。これほど見事な辞世の歌も知らない。

いずれにしても、引き際も肝心だが、続けるのにも力がいる。
私は大阪市民の生活環境が、橋下市長の思いと違うところにあるように思えてしかたがない。
【2015/05/20】 | ページトップ↑
民生委員の重要性は増すばかりだ。
Date:2015-05-19(Tue)

昨日も中央町の「ふれあいサロン」が開催された。高齢者にとって、ひとつの楽しみだ。今後、敦賀市にとって、各地区重要な取り組みとなる。それをお世話するのが、地区の区長、民生委員、福祉委員だ。

特に、民生委員は、自治会などが推薦した人に厚生労働相が3年ごとに委嘱する特別職の地方公務員。敦賀市にも各地区、各町内で任命され、市のホームページに公表されている。

地域の高齢者の相談に乗り、必要に応じて専門機関につなぐほか、児童委員も兼ね、児童や妊産婦の相談、援助も行う。身寄りのない生活保護受給者が亡くなれば「喪主」になることもあり、まさに地域の世話役だ。もちろん、守秘義務を伴う。 

しかし、全国的になり手不足が深刻だ。活動時の交通費などは支給されるが無報酬で、負担や責任の重さから考えると大変な仕事だ。

厚生労働省によると、2013年12月改選時の定員充足率は97・1%。特に都市部で低い傾向が強いとされ、委員自身の高齢化も進む。
 
孤独死、老老介護、悪質商法、児童虐待、生活困窮…。地域には複雑で多様な課題が横たわる。中立な立場で援助などを行う民生委員の役割は増す一方だ。 

民生委員は、しっかり活動をやろうとすればするほど、きつくなる。どうなり手を確保するか、高齢化が進展する敦賀市にとっても重要な課題だ。 

【2015/05/19】 | ページトップ↑
縁の下の舞
Date:2015-05-18(Mon)

昨日は、早朝より若狭町で、北朝鮮に拉致された可能性が排除できない行方不明者「特定失踪者」の被害者の救出などを訴える署名活動、昼からはカッターレースに備えてのカッターのペンキ塗りと続いた。

署名活動は、「福井県特定失踪者の真相究明を願う会」が毎年、若狭町で開かれるツーデーマーチに合わせて行うもの。この活動も10年を超える。

敦賀の特定失踪者の山下貢さんの姉、妹も参加。「91歳になる母に、兄を一日も早く会わせてあげたい」と。ご家族はもちろん、この署名活動もなどサポートする方々に、敬意を表したい。

昼からのカッターレースの準備など、数多くのボランティアそれぞれの得意分野で活動してくれる。これにも敬意を表したい。

ところで、地域政党・大阪維新の会代表の橋下氏が推進してきた「大阪都」構想の賛否を問う住民投票。反対が僅差で賛成を上回った。投票率は66・83%に上り、市民の関心の高さを示した。

大阪の住民投票は、一大阪市の問題でもない。大阪の低迷は関西はもちろん、この福井県、敦賀市にも影響している。大阪市は、企業の本社機能の流出が続き、「商都」としての地盤沈下が指摘されて久しい。

大阪への敦賀市からの就職も、これを受けてか、低迷を続けている。観光客も同じだ。低迷を続ける大阪に一石を投じた橋下市長、結果はどうであれ評価すべき点も多いのではないか。

大阪の住民投票だが、これにも民主党福井も含め福井県からも反対の運動に駆けつけている。

私の好きな言葉に「縁の下の舞」というのがある。分野は違うが、それぞれの場面で、活動を行う方々にあらためて敬意を表したい。
【2015/05/18】 | ページトップ↑
巨額の企業誘致の結果
Date:2015-05-17(Mon)

一昨日と、昨日、久しぶりに東京で過ごしたが、東京の賑やかさは、アベノミクスも加わって半端ではない。地方と都会の格差が拡大しているのを実感した。その中で、亀山のシャープというのは、地方自治体には興味深い存在だった。企業誘致と雇用創出と、自治体の巨額な負担、どうバランスするのか、見守っていた。

一方で、液晶パネルの色鮮やかさにビックリしたのが、つい、きのうのような気がする。映像の美が極まろうというときに、なぜメーカーが不振を極めるのか。事情に疎い者には、不思議で仕方がない。

昨年黒字で持ち直したと思ったら再び二千億円を超える赤字。くるくる変わる人事、経営方針が混乱ぶりを物語る。資本金を一億円へ減資して中小企業化し、税負担を軽減するという奇策、あるいは抜け穴活用を、政府は許さなかった。正義を貫いたと言える。
シャープの迷走のたびに、のどに刺さった小骨の存在を思い出させる。九十億円という巨額の補助金の返還問題だ。

「液晶事業」で成長したシャープの経営は、観光地のホテル経営に似ている。土産品、飲食店、レジャー施設などをすべて抱え込み、利益を館内で独占するスタイルだ。

液晶技術が他を圧倒していたころはすべての利用製品に相乗効果が出たが、逆に、液晶技術が競争力を失うと、シャープのすべて製品に影響したとか。亀山市もシャープによって、潤い、シャープが沈むと街の景気、雇用、活気に影響して、敦賀市とも同様のサイクルに陥っているとも。

三重県は、シャープの税収、雇用効果などを強調してきた、それが、今後の方針を明示する時期にきている。地方都市での、今後の反面教師ともなる。

敦賀市にとって原子力発電所の長期停止による景気、雇用、人口減少の悪化を少しでも防ぐために、産業団地による工場誘致、既存の企業誘致など、製造業の育成は長期的にも必要な施策でもあるが、そこにも限界がある。企業誘致と税金とのバランス、地方自治体にとって、難しい問題だ。
【2015/05/17】 | ページトップ↑
橋下流住民投票、明日、結果が出る。
Date:2015-05-16(Sat)

橋下流とも言うべき住民投票が明日、大阪市で行われる。

大阪の橋下市長は、大阪都構想をめぐる住民投票で反対票が上回れば、政治家を辞めると言っている。その覚悟は勇ましいが何か、変だ。

テレビで維新の党の江田憲司代表の街頭演説で「橋下徹という政治家を殺すのか、殺さないのか。それはみなさんの手の中にある」と、これもある意味、かっこよく聞こえるが、これも変だ。住民投票を借りて失われつつある求心力を高めようとの狙いか。

都構想は、暮らしに直結する身近なテーマだというが、「いまいちよくわからない」と、ある大阪府民はもらす。

二重行政解消で生じたお金を医療、福祉、教育に投じると訴えているが、「額がどれくらいで、どうなるのか、これもよくわからない」と。都構想そのものは、私は悪くないと思うが、そこにみえ隠れする権力闘争的な手法に大阪市民も、そろそろ飽きて来ているようにも思う。

イエスか、ノーか、これはわかりやすいが、住民投票そのものも危ういと思っている。

大阪の街頭では政治家の熱い言葉が今日も飛び交うようだが、いまいち、市民は冷静に、ノーを突きつけるようだ。橋下徹氏が訪れる言うだけで、敦賀の平和堂前で、動員もなく、あれだけの聴衆が集まったのは、オタカサン以来か。確かにその影響力はすごかった。その空気が明日の大阪の住民投票で、流れてしまうように思う。

それでも興味深い住民投票だ。
【2015/05/16】 | ページトップ↑
敦賀と戦争の悲劇。
Date:2015-05-15(Fri)

安保法制、関連法案が安倍首相から説明があった。戦後の大きな政策の転換点だが、私は国際社会の変化を受けての変更であり、安倍首相を支持したい。

ところで、戦争の悲惨な歴史も敦賀でも多い。明治維新も目前となった1865年,はるばる水戸(茨城県)から武士や農民ら約千名が動いた。脱落したものを多いが、そのうち、350人余りの大量処刑が行われた。この天狗党にも子どもや女性も含まれていた。この時代でもめずらしいほどの大量処刑だ。

その大量処刑も子どもが含まれていたことも歴史の中に埋もれ、意外に市民も知らない方が多い。。

また、7月に毎年のように繰り返している戦没者慰霊、敦賀の惨劇を語り継ぐことは大事だ。ご家族の方も少なくなっている。

終戦後、旧ソ連に抑留され収容所などで死亡した1万人余の名簿を厚生労働省が先月末、新たに公表した。シベリアのほか、調査が後回しになった北朝鮮や中国の大連、南樺太(現サハリン南部)で死亡した2130人が初めて含まれる。福井県民も含まれているのではないか。

厚労省のホームページにある名簿には女性とみられる名前が少なくない。軍人だけでなく、逃げ遅れた民間人もいる。

シベリアに抑留された敦賀市民もまだ生きておられるが、ごくわずとなった。戦争中、慰問団として満州に福井県民の一人として参加した、特定失踪者のご家族の山下きよ子さんの話も伺ったが、これも悲惨だ。

一方、北朝鮮に拉致された疑いの濃い特定失踪者の問題を調べると、戦前の敦賀港と北朝鮮のチョンチン港の定期航路があった歴史にいきつく。拉致された小浜の地村夫妻が最初に到着した港でもある。

終戦時、チョンチンに店を出していた敦賀市民が財産そのままで逃げ帰ったことも伺ったことがある、そこにもなくなった子どもや女性も含まれている。

沖縄に話を飛ばすが、糸満市の平和祈念公園に、70年前の沖縄戦で犠牲になった24万人の名前を碑に刻んだ「平和の礎(いしじ)」がある。訪ねた際、その中に福井県出身者の刻みがある。敦賀市出身者も事前に知らされていたので確認できた。沖縄戦との距離が妙に縮む。

知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)でも、戦死した陸軍航空特攻隊員1036人の遺影の中に、福井県の8人の若者を見た。

戦争の歴史や戦没者の名前を知ることで、それぞれの無念に思いが巡り、悲劇が現実的に迫る機会でもある。歴史の現実と安保法制など、考えるいい機会でもある。
【2015/05/15】 | ページトップ↑
ゆっくりと進む時間での変化
Date:2015-05-14(Thr)

昨日は、議会の代表者会議。来週20日に議長など決める今期最初の議会を開く。副市長の人事案件も提出される。そろそろ議会も動き出す。ゆっくりと動き出す大事さもある。

正月以来、選挙を第一優先に取り組んでいた日常から新緑普段の日常へ。新緑あふれるこの時季はいい。身近な野鳥として思いツバメも子育て真っ最中。ツバメは縁起物と教わった。子ども頃の我が家の軒先の巣での子育ては十年以上続いていた。

だが、年々その数は減少している。石川県では毎年、すべての小学6年生が参加して県全域でツバメの生息調査をしている。調査は1972年に始まったが、40年以上が経過し、確認できる成鳥数が3分の1に減少しているとか。

小学校の頃よく見たメダカが今や絶滅危惧種とか。長い時間の変化をしっかりととらえたい。

話をがらりと変えるが、勝木で「裏が、幸せ。」という題名の本が目にとまった。

読み進めると面白い。エッセイストの酒井順子さんは日本海側の良さを「裏が、幸せ。」に。北陸は演歌の舞台に欠かせない。暗さがあってこそ生きる漆器や金箔の技術を高めたとも。

条件の制約もプラスに転化する暮らしが、長期間、成長至上主義の崩れた日本の道しるべになる、とも語る。ゆっくりと進む時間の大事さだ。

正直、「裏日本」という言葉は差別用語として、公の場では使わないし、このブログでも書くことに抵抗があるが、今や、その北陸が少子高齢化の荒波を受ける国内では優等生だ。

出生率や持ち家率、共働き率、3世代世帯人数とも、ツバメの調査ではないが、石川県も含め北陸はトップクラス。3世帯住宅に住み、子どもを親に見てもらいながら夫婦が安心して外で働く。

ところが、この敦賀市は世帯人数は福井県でももっとも少ない。一人世帯も多い。転出者も県下随一、福井市より多い。

自然の変化、社会の変化を、ゆっくりと進む変化も客観的とらえることも大事だ。
【2015/05/14】 | ページトップ↑
マイナンバー制度が来年から始まる。だが、ーーー。
Date::2015-05-13(Wed)

台風一過、本当に速い。気持ちいい五月晴れ。だが、頭は二日酔い。急速に量を飲むのは良くないとわかっても、気をつけよう。

さて、これもはやい。国民全員に個人番号を割り当て、社会保障や納税に関する情報を一元管理する「マイナンバー制度」の運用が、来年1月から始まる。 

暮らしに大きな影響を及ぼす制度。だが、認知度は極めて低い。これは私だけではないだろう。ことし10月に、赤ちゃんから高齢者まで国民一人一人に、12桁の個人番号が市町村から通知される。

本人が申請すれば、顔写真付きの「個人番号カード」が交付される。政府や自治体が、年金や税金など制度ごとに管理されている個人情報を、共通の番号で取り扱えるようにして、行政事務を効率化するのが狙いだ。私もこの程度だ。

今国会には個人番号の利用範囲を拡大するマイナンバー法改正案が提出され、審議が行われている。2018年から金融機関の預金口座でも個人番号が使えるようにするとか。これはしんぱいでもある。

当初は任意だが、将来は義務化を検討する。医療分野への利用の拡充も図る。企業にも、源泉徴収票などの書類に従業員の個人番号を記載することが義務付けられているとか。 

マイナンバー制度が適切に運用されるのであれば、プラス面が大きい。特に預金口座への適用は重要だ。

住基ネットではないが、マイナンバー法の制定時から、個人情報の流出などを懸念する反対論があったのを忘れてはならない。

私も正直、どう地方自治体が絡むのか知らない。個人情報流失と個人、税の管理など、メリット、デメリットも含め、ご報告したい。最初から言うのも変だが、いずれにしても、運用開始後も批判や疑問をくみ上げながら、制度修正に取り組むことも大事だ。 

統一地方選挙が終わって、はや二週間、敦賀市も市長が変わって、空気が変わった。いいことも多いが、性急にものごとをなそうとすると反発も大きい。特に、国民、市民に影響する改革は時間と理解が必要だ。
【2015/05/13】 | ページトップ↑
増収JR東西から見る敦賀延伸(北陸新幹線)を見越した観光戦略
Date:2015-05-12(Tue)

ゴールデンウィークの金沢はすごかった。新しもの好きの日本人というよりも、関東から2時間半の北陸新幹線の効果は大きい。一時的な流行もあろうが、金沢の観光戦略は先を見越した「おもてなし」となっている。

その効果が福井県、芦原温泉、東尋坊など嶺北の観光地にも出ている。そのおこぼれは嶺南には至っていない。

いずれにしても、JR東日本と西日本の業績に北陸新幹線の開業効果が出てきた。JR東は2016年3月期に北陸新幹線によって300億円の増収効果を見込む。JR西日本も今期は北陸新幹線の運輸収入として300億円を予想する。

経営分離した並行在来線の収入分を除くと、JR西には130億円の増収効果があるという。 

北陸新幹線をはじめとする整備新幹線は無駄な公共事業の象徴のように批判されたこともあったが、効果を確実に生むことはJRの業績からも明らかになった。

金沢ばりの観光資源はなくとも、北陸新幹線の敦賀延伸でどんな効果を生むか、プラス志向に考えるのが妥当だろう。それだけに8年後に迫った敦賀延伸の効果を疲弊する敦賀の経済の再生のひとつの起爆剤とする発想を持ちたい。本格化する工事の波及効果もある。

敦賀の開業効果を観光や企業の立地や投資が進める戦略はまだ描かれていない。敦賀はこの効果にいままで無頓着ではなかったか。福井市はさらに3年前倒しだとか、これこそほんとの無駄遣いであり、嶺南との連携など皆無といっていい。 

そう言う敦賀も観光戦略でも北陸新幹線を意識したものは皆無といっていい。北陸新幹線開業によって、北陸は東京からみると京都と同じ時間で移動できる位置に浮上した。敦賀延伸は三時間は超えるが乗り換えなしで敦賀に来ることが出来るのは大きい。

一極集中の東京、遠い存在であった埼玉、群馬、長野に住む方々の交流できるのも大きい。

ひとつの例が「さかな町」に長野県の松本から車を飛ばして、焼き鯖を食べに来るかたもいる現実がある。わずかな数だが、さかな町の独特の雰囲気は長野にはないとか。さかな町の資本は別にしても、雇用は地元採用がほとんどだ。いま、敦賀の最大の観光地は気比神宮ではない、このさかな町だ。これまでと違った発想が必要かもしれない。

話を戻すが、金沢のあまりの人気にJR東は今期の経営方針に、北陸新幹線の利用促進に向けて運行体系の整備とサービスの充実や広域観光ルートの開発、キャンペーンの展開などを盛り込んだとか。西日本とは違ってJR東日本の観光戦略効果は大きい。それを敦賀延伸で若狭まで引き込む敦賀の観光戦略もほしい。 
【2015/05/12】 | ページトップ↑
公民館を市長部局へ、方針はいいが、議論の深まりが必要だ。
Date:2015-05-11(Mon)

敦賀の新疋田駅を「愛発駅」という議論が議会でかつてあった。簡単に変えられるものであればいいが、市の持ち出しが数億円という経費負担が伴うだけに、この議論はたち消えとなった。

8年ほど前か滋賀県の議会で議論を深めて、滋賀県大津市の「西大津」から「大津京」への名称変更、これには数億円の持ち出しが伴って変更であっても住民は納得し変更のメリット大きかった。その滋賀県が、いま、「近江県」への改名を考えているという。

香川県の観光用「うどん県」とは違う正式名とか。理由は知名度の低さ。むしろ旧国名の方が有名でというもの。これまでも県議から、近江のほか「琵琶湖県」への改名の提案が再三あったが、2月の県議会で三日月大造知事が議論に賛同して一気に話題となって賛否両論の議論が沸騰しているとか。

ところで、公民館の教育委員会の所管を市長部局へとの、渕上市長が考えているとか。

全国的にも政令都市や地方都市で、時代ニーズ合わせ、公民館を「コミュニティ~センター」的に市長部局へとの動きがひとつの潮流でもある。

専門的にもなるが、生涯学習部門は文化財保護や図書館は教育委員会に残しても、スポーツ振興や社会教育は首長部局に移すのが潮流になっている。

教育委員会は学校教育に特化させようとするもの。市長にしてみれば、自分が直接指揮監督できない教育委員会よりも市長部局に置くのもひとつの改革である。

災害拠点、生活文化、文化振興、市民活動支援など市長部局の所管と重複する部分が多いので、一本化することで、この改革にはひとつのメリットがある。

従来、公民館は社会教育法で公民館運営審議会の設置を求められるなどの縛りがあり、コミュニティセンターこと、市民センターなどはそうした縛りがなく、メリットがあることは確かだ。

反面、区長会との関係などの組織や体制 、教育委員会が行う学校教育と社会教育との整理などの、市民のメリットも大きいだけに、議論を深めて、市民理解を得ながら改革を行うことが重要と考えている。

これまでの市長の改革方針の言葉が先行し、反発が生まれているのが現実だ。方針はいいが、市役所内で検討、議会での議論を深めて改革へとの流れが必要だ。正直、市長の言葉は重いが軽く感じるのは私だけであろうか。
【2015/05/11】 | ページトップ↑
知られているようで知らない「ハートフル専用パーキング(身体障害者等用駐車場)利用証」
Date:2015-05-10(Sun)

知られていて意外に知らない制度がある。「ハートフル専用パーキング(身体障害者等用駐車場)利用証」だ。

福井県では、公共施設やショッピングセンターなどの身体障害者用駐車場の適正利用を進めるため、県内共通の「ハートフル専用パーキング(身体障害者等用駐車場)利用証」を交付する制度を実施している。

制度の運用開始日は平成19年10月30日。 ①身体障害のある方で歩行困難な方、②知的障害のある方で歩行困難な方、③高齢の方で歩行困難な方、④難病の方で歩行困難な方、⑤けがをしている方で歩行困難な方、⑥妊産婦の方で歩行困難な方、が対象だ。

31府県と埼玉県川口市が参加して全国協議会が発足している。

障害のある人や妊産婦、お年寄りらにやさしい社会の実現に向けて、喜ばしい制度だ。県条例で定められている。

先日、アキレス腱を切り松葉づえの生活を余儀なくされた友人が、このパーキングパーミットの制度のありがたみを語っていた。

「利用証があれば、車いすの出し入れや、乗降しやすいように広いスペースのところに車を止められる。しかも出入り口に近い。

一方、利用証を付けていない車がスペースに止められていて、困ったことあった」とも伺った。

友人いわく、「過日も市役所にパーキングパーミットの駐車スペースに車がスーと入り、市役所の駐車場がほぼ満杯で止めるスペースがない中、運転者は中年の人。所定の場所に利用証はないし、見た感じは不自由な体ではなかった。利用証の付け忘れか、見えない障害などがあるのかもしれないがーーー。」と。

わかっているようで、意外に言えないことが多い、この制度、あらためて、制度の意義を確認したい。
【2015/05/10】 | ページトップ↑
温室ガス削減の決め手の原子力発電所と敦賀市
Date:2015-05-09(Sat)

ようやくまともな議論が進み始めた。温室効果ガスの排出量を、2030年度までに13年度比で26%削減するーーー政府が日本の新たな目標案をまとめた。安倍首相が6月の先進7か国首脳会議で表明する。原子力発電所の再稼働、新増設が進まない敦賀市にとって朗報だ。  

東日本大震災後、封印されていた日本の温室ガス排出量の議論。封印されていた間、温室ガスは増え続けている。全原子力発電所が停止し、火力発電の比率が増えているためだ。 

地球温暖化対策上、CO2を排出しない原子力発電所は、重要なエネルギーである。安全性が確認された原子力発電所を再稼働させ、将来的には新増設も進める必要がある。敦賀市にとって、ここは我慢のしどころだ。 

極端な例だが、国のエネルギー政策転換が街の運命を変える。葬った例もある。長崎市の軍艦島。その軍艦島他の22施設とともに世界文化遺産に登録される見通しとなった。6ヘクタールの広さの元炭鉱には9階建ての社宅が林立し、建物をつなぐ空中廊下が張り巡らされている。

島の最盛期5千人を超えた住民は、1974年の閉山後3カ月で姿を消した。世界遺産は人類の輝く業績だけを示すのではない。アウシュビッツ強制収容所や広島の原爆ドームもある。

人は住むが、かつて10万人を超えていた北海道夕張市、今や人口は十分一。財政運営の失敗など、それにはそれだけの理由がある。エネルギーの街の反面教師だ。

敦賀市もエネルギーの街だが、そうならないために、国のエネルギー政策には、常に敏感に、また、影響を受けやすいという経済環境にあることを頭に置きながら、敦賀市を考えることが大切だ。

再稼働、新増設が進み始めるまでの、我慢のしどころで、どう敦賀市を維持するか、人口が減り、税収が厳しくなるなか、活力を次の時代につなぐか、期間が定かでないだけに、難しいが乗り切るしかない。
【2015/05/09】 | ページトップ↑
出生数減と貧困化の増加
Date:2015-05-08(Fri)

昨夜は7がつ19日の敦賀港カッターレースに向けて実行委員会。季節ははやくも初夏だ。

ところで、この連休も各地で青空に、こいのぼりが元気良く泳ぐ様はよくみた。この季節ならでは風景だ。それも立派な鯉のぼりが多い。田園風景に似合う。

少子化ながらもこいのぼりのように、健やかに、伸びやかに、誰もが願う。敦賀市でその子どもの出生数が昨年度、550人を切った。かつては700を超えていたものが最近は、600前後で推移していただけに一時的な現象ととらえたいが、今後も注視したい。

それに、子どもたちが置かれた状況は決して好ましいとは言い難い。昨日の報道も驚くが、貧困、虐待、いじめなど、さまざまな問題が深刻化している。

その背景に子どもの6人に1人は貧困状態にある。全国的にも「子どもの貧困率」は平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子どもの割合だが、2012年時点で16・3%と過去最悪を更新した。ひとり親の世帯だと54・6%に跳ね上がる。

敦賀市のデータを持っていないが、現実は全国に近い情況になりつつあると感じる。 

格差の拡大と無縁ではない。子どもの貧困の背景には家庭の在り方の変化もあろう。非正規、臨時も敦賀市でも増えている。子ども一人が限度とも伺った。

敦賀でも離婚の増加で、ひとり親の家庭は増えている。母子家庭では、働く母親の多くが非正規雇用で、貧困率を上げる一因ともなっている。

出産や育児などを公費で支援する仕組みこそ、充実してきたものの、意外にも、国内総生産(GDP)に占める「家族関係社会支出」が欧州各国に比べて低い。2012年度の社会支出では、年金や介護など「高齢」関係が47・6%を占めたのに対し、「家族」関係はわずか5・5%だった。子育て支援に力を入れても結果が出ていないのが、気になる。

次の世代を育てられない社会はいずれ行き詰まる。子どもは社会の宝だ。そこへの投資は未来への投資でもある。我々世代は子育ては、家庭の問題と思っていたが、それが課題が増え、家庭だけ頼る時代でもなくなった。

思い切った社会的コストと思うが、財政でどこまで支援したらいいのか、財政が難しいだけにこれも難しい課題だ。結婚、出産、子育て、教育といった一貫した総合政策が地方都市でも必要とも思うが、正直、これも議論が深まっていない。
【2015/05/08】 | ページトップ↑
酒税はかくれたバロメーター
Date:2015-05-07(Thr)

酒税によって、敦賀の元気度がわかる。それだけ酒を飲んでいたという証だ。いま、その酒税はずいぶん減った。

いいかどうかは別にして、原子力発電所の定期検査で敦賀に住民票を持たない作業員がどれほどいたかさだかではないが、美浜発電所の作業員も半数以上が敦賀に泊まると言われている。

もんじゅ、ふげん、敦賀発電所、美浜発電所と、変動幅は大きいものの、三千人以上は敦賀に滞在していたとも、最大の五千人とも六千人とも、敦賀の人口の一割ともなれば、あまりにも大きい。

市内の酒屋の店主も「もんじゅの建設の頃はすごかった」と。定期検査と建設が重なれば、それはすごかっただろう。人口のわりには全国屈指の飲み屋街であったことは数字が表している。

ところで、自民党は、量販店などの酒類の安売り競争に歯止めをかけるため、酒税法などの改正案を議員立法で今国会に提出する方針だ。酒類の製造や販売に関する取引基準を法制化し、命令に従わない業者に対しては免許を取り消すことを柱としている。

競争激化で疲弊した「町の酒屋さん」の経営を守るのが狙いという。しかし、本当に「酒屋さん」を守ることができるのか、消費者の利益が損なわれないのか、疑問が残る。 

そもそも、規制緩和によって量販店やスーパーなどの参入を促したのは自民党政権だった。

国税庁によると、「酒屋さん」に当たる一般酒販店の酒類小売業に占める割合は1995年度に78.8%だったが、98年以降の規制緩和で、2012年度には33.1%まで低下した。 

消費者にとっては、買い物の選択肢が広がり、利便性が高まったといえる。一方で既存の酒販店の多くは苦境に立たされた。もっともこれは規制緩和を進めた時点で想定されたもので、
敦賀の新木崎通りなど、安売りは消費者には、うれしいものだ。。

消費者ニーズをとらえ、コンビニに業態転換したり、創意工夫で魅力ある店づくりに励んできた酒販店も多い。敦賀でも苦しむながら、居酒屋するなど、なんとか生き抜いている。町の酒屋の苦悩は、全国も敦賀も社会のかくれたバロメーターだ。
【2015/05/07】 | ページトップ↑
リニア、フリーゲージ、そして原子力発電所
Date:2015-05-06(Wed)

リニア中央新幹線の実験線で先ごろ、世界最高となる603キロを達成した。高度成長と共に生きてきた私にとってワクワクする感覚だ。敦賀から見れば、北陸新幹線よりもやはりリニアが東京に近い目の話せない話題だ。

人を乗せた7両編成の車両は、磁気浮上式鉄道として登場した十数年前に比べて、スマートでおしゃれになった。スピード競争は機械的で人間味に乏しいとみられがちだが、鉄道技術者には最も血の騒ぐテーマという。昭和30年代の新幹線の開発の歴史を読むと、今も同じことを繰り返していることがわかる。

今の新幹線、そしてリニアも車両の大きさや空気抵抗から、収益の成り立つ座席数、速度の出る直線走行にするための用地の問題まで向き合うとか。理想の技術と思われがちだが、現実に近づける作業を踏んで、それに安全を考慮しての600キロなのだろう。

JR西日本が、今、北陸新幹線の冬場のフリーゲージトレインに真剣に敦賀で取り組んでいる。これは北陸特有だが、経済性と安全性を考慮しての技術開発だろう。フル規格といくら言っても聞かない西日本の言い分もある。これも人間臭い。

その時々の最先端であっても技術とは意外に人間臭い。原子力発電所の原子炉も民族性がある。英国製の東海1号、米国製の敦賀1号、日本製のふげん、と、その役目を終えたものばかりだが、その時代の技術者の最先端と安全と向き合う姿勢や工夫が感じられる。

新型転換炉ふげんの設計は、随所に日本人らしい設計がほどこされているから面白い。

一方、技術への過信、経済性の追求だけでは、チェルノブイリ、スリーマイル、福島の事故にもなっただけに、あまりにも過酷な体験だっただけに、その経験を生かした設計、納得のいくものを目指す姿勢は重要と思う。十分に人間臭い仕事がある。これが、高浜の原子力発電所の新基準であり、敦賀3、4号の設計にも通じていると思う。
リニア、フリーゲージ、原子力発電所と、いずれも敦賀の将来と密接に関係する人間臭い技術だ。 


 
【2015/05/06】 | ページトップ↑
歴史遺産や自然をどう残すか、税収とのからみで難しい時代だ。
Date:2015-05-05(Tue)

敦賀の赤レンガ倉庫などのように、最近、古い建物を利用したレストランがはやりだが、欧州のように長く続く風潮と思う。全国的にも展開されている観光資源、税収と、歴史遺産の新たな生き方だ。

文化財ほど古くなくても、太い柱や梁が組まれた住居と年季の入った調度品の中にいると、懐かしい気分に浸れる。古さを取り戻した敦賀市立博物館もそうだ。 

相生町の町並みも大夫良くなった。敦賀も一時期、焼け残った旧敦賀市役所、大和田別荘など、古いものを壊して新しい建物へとの風潮があった。今から思えば、残念きわまりない。

建物とはt違うが、金沢の旧家で輪島塗のお椀(わん)の数々とであった。明治時代の物と聞くが退色していない。収めていた桐(きり)の箱のおかげだという。 

見せてもらったら、寸分の狂いもなく容器とふたが合わさる。指物師の腕の確かさには恐れ入るばかりだ。内部は香りがしそうなほどみずみずしい。塗り物の保管には温度と湿度の調整が大事だが、木の箱が最適の状態に保ってくれたとも。金沢に残る普通の民家に残る伝統技術とそれを大事にする風潮が今日の観光資源とも結び付いている話だ。 

かつては自宅で法事や慶事を行った。今、愛発、東浦、西浦など古い家々でも同じように保存しているお宅もある。ただ、それも建物の維持と同じように、捨てられるものが大半だとか。残念ながら、古いものを大事にしなかった風潮は建物だけでもない。

いずれにしても、土地柄もあろうが、西福寺などに残る絵や巻物など、大事にしたい敦賀の財産だ。どう保存するか、ここにも難しい課題がある。

以下に、敦賀の残すべき歴史や自然を列挙したが、保存には金がかかる。どう維持し、保存するか、教育委員会だけの仕事でもない。税収が厳しくなるなか、池河内や中池見の自然も、県と市の連携による保存のあり方など、総合的な視点が必要に思う。

氣比神宮/金前寺/金崎宮・金ヶ崎城跡・天筒城跡/敦賀市立博物館/幸若遺跡庭園/ 武田耕雲斎等墓と気比の松原/西福寺 /中池見湿地/池河内湿原/中郷古墳群と立洞古墳群/新保陣屋/木ノ芽古道/赤崎獅子舞と阿曽相撲甚句 /常宮神社と朝鮮鐘/色ヶ浜と芭蕉句碑/産小屋/ 立石岬灯台/白城神社/柴田氏庭園/敦賀連隊跡/疋壇城跡/玄蕃尾城跡/深坂古道/鉄道の近代化遺産 など。
【2015/05/05】 | ページトップ↑
「道の駅」、敦賀市は何度も検討したが実現にいたっていない。
Date:2015-05-04(Mon)

市議選挙の投票日、鯖江市の道の駅「西山公園」を訪れた。休日で晴れも重なって大勢の人がいたのは、驚いた。今月1日には、来場者60万人を突破した。それだけの人気の道の駅だけに一度、行ってみたかった。

ことし3月には市の年間予想の倍となる50万人を突破した。市がことし市制60周年を迎えたことから、60万人目を祝うことにしたとか。つつじまつりに、レッサーパンダの西山公園との併設、さらには次々とテーマを決めて、リピーターを呼び込んでいる。

全国的に農産物直売やドライブ時の休憩所として身近な存在である「道の駅」の役割が広がっている。

農水産物を生産から加工・販売まで手掛ける6次産業化の拠点となったり、防災や医療などの機能を備えたりした施設も登場してきた。付加価値を高め、地域づくりに生かす試みが注目される。 

道の駅は1993年に全国103カ所に設置され、現在は約千カ所に増えた。業態は多様化している。道路利用者の休憩や飲食といった役割だけでなく、特産品開発や観光情報発信などの機能が加わり、災害備蓄倉庫や診療所を併設した駅もある。 

こうした状況を踏まえ、国土交通省は、地域活性化に寄与する「全国モデル」などを初めて選んだ。政府が掲げる地方創生に向け、取り組みを後押しする狙いだ。 

全国モデルは、設置から10年以上続けて優れた役割を果たしている成功例の6カ所。このほか、今後の取り組みが期待できる「重点」道の駅35カ所と、重点「候補」49カ所を選んだ。

重点地区として福井県では大野市の道の駅「(仮称)結の故郷」が、地域全体の観光案内機能を駅に集約したものとして選定されている。

中部縦貫自動車道大野東ICの真正面に位置し、越前大野城や化石等の地域資源を情報発信するだけに楽しみな存在だ。

敦賀市も愛発小中学校、葉原小学校跡地、卸売り市場、金ヶ崎周辺と、道の駅は、検討されているが、アクセスルート、敷地面積、採算性と課題があり、まだ実現にいたっていない。

この分野も観光戦略と相まって敦賀市は、交通の要衝でありながら遅れをとったのか、踏み出せないでいる。 そろそろ踏み出してみようではないか。
【2015/05/04】 | ページトップ↑
先生の忙しさと精神的疲労
Date:2015-05-03(Sun)
大型連休、さまざまな旅が生まれるだろう。その人の人生観を体現するような旅もある。それだけに小さな旅でも自転車でもほとんど欠かさなかった。

正月以来、敦賀を離れたことがなかった。投票日に鯖江の西山公園に昨年、できた道の駅を見に行ったぐらいで、私にとって選挙のある年以外はまさに異例だった。

正月以来、自転車も自粛した。ケガが心配だったからだ。まずは、琵琶湖一周、そしてしまなみ海道と、たくらんでいる。

遊びは明日への活力の源泉でもある。先日、ある先生と話すと、その忙しさと多忙にびっくりするさせられた。

授業準備や事務処理、部活動の指導…学校の先生は多忙、といわれて久しい。全国的に長年指摘され続けている課題だ。現場の負担を軽減して、先生が子どもたちにしっかりと向き合うのはいいが、それとは裏腹にイソガシサト精神的苦労が重なる。

時間外に行った業務は、中学校と高校は「部活動・クラブ活動」、小学校と特別学校も忙しい。

最近は「授業準備」など、どの先生も入念だ。教育の現場に多忙感が広がっていることが浮かび上がる。 

多忙の解消に向けては、事務的な仕事をどう簡略化・効率化するかがポイントの一つになると言えそうだ。 

調べると、日本の教員の忙しさは、国際的にも指摘されている。経済協力開発機構(OECD)が昨年、日本の中学校教員の勤務環境などを調査した結果を公表。1週間の仕事時間は日本が53.9時間で、調査に参加した34カ国・地域で最も長かった(平均38.3時間)。

書類作成などの一般的な事務作業や、部活動など課外活動の指導時間が平均より多いのが目立ったとも。

福井県も敦賀市もわわりない。校種や学校規模によって状況に違いがあるかもしれないが、多忙という懸案解決へ向けて、現場の側に立った解消策を見いだしてもらいたい。 

ここまでかきすすめたのも、議会の「市民クラブ」の会派に前粟野中学校校長の北川議員が加わった。この分野はまさにプロの先生に、委ねることができる。
【2015/05/03】 | ページトップ↑
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