「嶺南広域連合」の検討状況説明されたが、理解、議論はこれからだ。
Date:2015-07-31(Fri)

昨日は、嶺南広域行政組合議会。嶺南2市4町(敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、おおい町、高浜町)で組織され、現在、有害鳥獣処理、小浜線の利用促、広域観光などの嶺南地域の共通する課題に広域的に取り組んでいる。

財源は各市町の分担金の持ち寄りと核燃料税があてられている。歴史的には、昭和45年に当圏域8市町村により嶺南地区広域市町村圏協議会が設立され、その後平成9年に嶺南広域行政組合に改組され、ゆるやかな広域行政の円滑な運営を図ってきた。

この行政組合を発展的に権限を強化する「広域連合」の検討状況が説明された。

広域連合とは、都道府県、市町村、特別区が設置することができ、ごみ処理、消防など、広域的ニーズに柔軟かつ効率的に対応するとともに、権限委譲の受け入れ体制を整備するため、国で平成7年6月から施行されている制度。 

大きくは、大阪府など7府県4政令市で構成する広域行政組織「関西広域連合」がある。 

道州制が進まないなか、府県域を超えて行政事務を担う全国初の連合体として組織された。なかでも、阪神・淡路大震災を経験した兵庫が中心となって、府県ごとに担ドクターヘリの共同運航が大きな成果だ。過疎地の救急医療体制を支え、大規模災害時の働きに期待が高まる。 

一方、小さくは市町村レベルで、ごみ処理、消防などで成果をあげている広域連合も多い。

ただ、住民からは「どんな利点があるのか分からない」という疑問や二重行政になりかねない。 

昨日は、嶺南広域連合としては「消防」「観光」「ごみ処理」「有害鳥獣処理」「介護保険事務」など検討されていることが説明されたが、一方で、ごみ処理で焼却炉の長寿命化対策がほぼ終わった敦賀市など、足並みがそろわない分野もある。

かなり具体的な検討状況と2年後結成が説明されたが、正直、各市町の利害がからみ、各議会の理解や議論も進んでおらず、
今後、紆余曲折が予想される。時間をかけた丁寧な説明が必要だ。
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【2015/07/31】 | ページトップ↑
アトムポリス構想の再構築の時期を迎えている。
Date:2015-07-30(Thr)

県立病院陽子線がん治療センターが、27日、陽子線治療の研究所を開設。 着実に陽子線がん治療の実績をあげ、研究所開設の運びとなった。

この研究所では、医師らが治療効果の向上や患者の負担軽減に向けた研究を進め、文科省の認可を受けたことでより充実した研究が可能とか。

この構想は、前進は、昭和56年、若狭湾地域に原子力発電所が集中立地している特性を活用して、エネルギー関連技術や地域産業への応用技術の研究、研修等を実施するための施設を整備しようという「アトムポリス構想」が提唱され、以来その実現に向け努力がなされてきた。

1998年開設の若狭湾エネルギー研究センターの研究のその果実といってもよい。いまさら言ってもしかたがないが、嶺南地域に、敦賀市にあってこその構想の結実ではなかったか。

この構想を掘り下げると、日本学術会議が「地域型研究機関(センター)構想」(昭和62年)を創り、地方に研究所を整備し、その研究を地域振興に活かすべきとの提言がなされた。

これを契機として、福井県が中心となり各大学、電力事業者、研究機関の関係者が議論を開始し、平成5年に基本構想、平成6年には基本計画が取りまとめられ、原子力発電所の集積地の敦賀市との白羽の矢があたった。

若狭湾エネルギーセンターの初代理事長は、国際原子力機関の事務局次長を勤めた垣花秀武氏だ。東京時代にお世話になった先生でもある。

敦賀市長谷に出来るまで、プラザ萬象に事務所があり、垣花さんが、メガネの細目から楽しそうに構想を語る姿は忘れられない。福井大学国際原子力工学研究所と共に、アトムポリス構想の再構築の時期を迎えている。

長谷のセンターの将来構想を図面化していた。それには、陽子線がん治療の診療所、研究所が描かれていた。また、材料試験の工学施設の案もあったと記憶する。今の倍以上の研究施設との将来構想だ。


研究所を整備し、その研究を地域振興に活かすべきとの提言が、福井市で結実したことは喜ばしいことだが、なぜ、敦賀市で出来なかったか、残念でならない。

というのも、放射線研究棟の多目的シンクロトロン・タンデム加速器やタンデム型加速器があり、老朽化の時期を迎えて、新たなエネルギーセンターの将来構想が定かでないからだ。
【2015/07/30】 | ページトップ↑
35度、当たり前の夏事情、
Date:2015-07-29(Wed)

蒸し暑さが続いている。北も南も関係なし。

最高気温が35度を超えるのは当たり前になった。総務省消防庁は28日、20〜26日の1週間に、全国で7392人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表した。搬送時に3人が亡くなった。敦賀も毎日、4、5人は救急車で搬送されるとも。30度を超せば「今日は暑いね」と嘆いていた昔がうそのようだ。

敦賀の石炭火力はフル稼働。この時期の火力発電所の運転ほど気を使う。夏場の電力需給は、今年も厳しい。最近、電気予報など騒がれなくなったが、現実は綱渡り。

なかでも、関西電力管内では、姫路第2火力発電所(兵庫県姫路市)1~6号機をトラブル対策で停止させており、他電力から電力の追加融通を受けて、電力を確保する。だが、それでも供給余力(予備率)は、安定的な供給に最低限必要な「3%」の綱渡り。

2年連続の「原子力発電所の稼働ゼロの夏」となる今年も、需給逼迫の危うさを抱えた綱渡りが続く。

一方、自然は正直だ。せわしげに響く。「ジージー」と落ち着いた声で鳴いていたアブラゼミは、いつの間にか少なくなっているとも。その暑さを増しているのが「ワシワシワシ」というクマゼミの声とか。

明らかに地球温暖化でセミの勢力図が変化している。私の子供の頃は、セミ捕りに夢中になっていた半世紀ほど前、アブラゼミを捕ってうれしい時代だった。

ほとんど捕れるのはアブラゼミだったし、それに比べ、高い枝にいて羽が透き通って大きいクマゼミは、セミの王様で、ほとんど捕れなかったし、捕れたら鼻高々の自慢、四国のセミ事情だ。

そのクマゼミが西日本中心から、徐々に分布域を北に広げているとか。

ところで、東北の霊場、山形県の立石寺、芭蕉で有名な

「閑さや岩にしみ入蝉の声」

ちなみに、鳴く時期から推定するとニイニイゼミとか。

気比神宮拝殿前の広場に建つ、芭蕉像と「月清し遊行のもてる砂の上」と台石に刻まれている。秋が恋しいと共にいつ名勝指定になるのか、ここのセミは、まだアブラゼミだ。 ジージーとうるさい。夏真っ盛り。
【2015/07/29】 | ページトップ↑
学園都市、敦賀として新たな段階を迎える。
Date:2015-07-28(Tue)

午前8時前後は敦賀気比の通学生が坂を上り、その後、女学生がばらばらと敦賀市立看護大学へと登る光景はある意味、新鮮だ。

敦賀市の高等教育機関、大学が、学生という実態で新たな段階に入った。敦賀市立看護大学は2学年をむかいいれ、2年後には定員200人を満たすことになる。学生も教授陣もそろい、それに大学院設置で新たな段階を迎える。

敦賀駅前の福井大学附属国際原子力工学研究所も大学院生に、2年半後には学部生が加わり、約100名を超える学生と教授が集うことなる。

敦賀市にとって、防災や医療、介護など、大学との連携を進める意義は大きい。大学の専門的な知識と、学生たちの「若者」「よそ者」の発想が持ち込まれることでこれまでになかった視点が生まれ、さまざまな課題解決への突破口を開く可能性がある。

学生にとっては、敦賀市民との連携活動で地域の魅力や課題に深く触れることが、卒業後の職業選択や就職先を考える上で貴重な体験になる。それが敦賀市への在住ともなれば喜ばしいことだ。

いくら原子力発電所の長期停止に苦しむ敦賀市であっっても、将来不安のなかでも、新たな可能性が生まれるように思う。

中長期的に考えた場合、敦賀市も大学も、少子化や人口減少、国内はもとより国際的な枠組みでの発想、競争への対応が一層重要になってくる。

地域の将来像をどう描くのか、どのような大学を目指していくのか。中途半端な対応では、ともに将来にわたって生き残り続けることは難しい。看護大学、原子力研究と、特徴ある包括連携は、双方の新たな未来を開く取り組みでもある。

紆余曲折、どう学園都市として歩むか、少子化が進むなかで、つくるのも大変だが、新たな段階に入るだけに維持発展の仕組みづくりは大変だ。
【2015/07/28】 | ページトップ↑
「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)が進める整理
Date:2015-07-27(Mon)

昨日の敦賀市は高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は35度を超えていた。気象台は高温注意情報を出して熱中症に注意するよう、何度も呼び掛けていた。事実、今、救急車の出動回数は熱中症が多いとか、これに海に、山に、今がピークと言う。今日も注意、注意だ。

昨日は、朝から中央町祭りの準備、昼は海洋少年団の手伝い、合間に久しぶりに運動公園の温水プールでひとおよぎ。

関東から来た同僚曰く「すばらしい施設」とか。慣れっこになっているが確かにそんな施設が日常生活に存在する敦賀市の贅沢がある。逆にこれが敦賀市を苦しめる。

ところで、先日、米誌「タイム」が選ぶ今年の「世界で最も影響力のある100人」に輝いた本がある。身近な事柄への助言という地味な内容にもかかわらず、大きな反響を呼んだことに驚かされる本、

「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)、著者は、近藤麻理恵さん。

ひとつかみにすると、持っていることで幸せな気持ちになるかどうかを自分に問い、ときめいたら残し、ときめかなかったら捨てればよいとアドバイスする。

近藤さんは、「片付けのコツは、毎日少しずつではなく一気にやってしまうことだ」という。

「漂う空気も明らかに軽くなって、なんだか心の中までクリアになった気がしました」と、部屋が見違えるようになった時の感動をつづっている、

家の整理整頓とは違うが、敦賀市の公共施設、日常生活になじみ、市民の生活の一部になっている。

老朽化する施設で、ひとつの基準が耐震だ。市役所本庁舎、男女共同参画センター、市民福祉会館と、利用する市民にとって、なくてはならない存在だが、人口減少、財政縮小のなかでの耐震化、維持管理、整理統合、建てかえ、廃止など、納得ができる作業を進める時期に来ている。

ときめかない物を一掃すると気分が晴れ晴れとするかもしれない整理整頓とは違うが、、市民一人一人に存在するだけに、市民の施設として、財政に応じてすべての施設の棚卸しが必要な時期を迎えていることは確かだ。
【2015/07/27】 | ページトップ↑
暑い夏の目が離さないこと、祝!敦賀気比
Date:2015-07-26(Sun)

昨日は暑かった。東京への日帰り、東京は蒸し暑く35度を超えていた。日頃の不摂生がたたり、早くも夏バテ気味の身には、つらい日々が到来する。

一方、夏の楽しみもできた。夏の全国高校野球福井大会、甘くなかった。福井工大福井高校に、延長10回、4対3でサヨナラ勝ちし、2年連続7回目の夏の甲子園出場をかろうじて決めた。それだけに高校野球は目が離せない。

敦賀気比は去年夏から3季連続の甲子園出場。春の全国制覇だけに期待も膨らむ。

他方、国の政治的に重大な案件がめじろ押しだ。環太平洋連携協定(TPP)交渉は正念場を迎える。日米間のコメと自動車をめぐるせめぎ合いは、どう決着するのか。

九州の川内原子力発電所の再稼働に向けた動きも大きな節目を迎える。福井県嶺南地域にとっても目が離さない。

安倍首相の戦後70年談話の内容にも関心が集まる。そして、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案の行方も注目される。週明けの27日に参院で審議入りする。労働法制も議論が本格化する。

うだるような暑さには閉口するが、敦賀気比の甲子園での活躍、「良識の府」である参院での熱い論戦と、かたちは違うが、注目すべき暑い日々が続く。
【2015/07/26】 | ページトップ↑
着実に成果をあげている産業団地政策
Date:2015-07-24(Sat)

昨日は、西地区の区長と市議の語る会、それぞれが率直に意見を出しあって、議員として活動の源泉となる。

私が話題にしたのは渕上市長の「敦賀再生」、6月議会で代表、一般質問でも数人の議員が具体策を求めたが、これまでの継続的なことのみで明確な答弁が得られなかった。正直、がっかりしたというのが本音だ。

一方で、原子力発電所の長期停止で敦賀市の地域経済の低迷、疲弊で、雇用が少なく人口減少が続いている。

そのなかにあって、着実に成果をあげているのが産業団地だ。

原子力発電所の交付金をもとに2006年から造成した産業団地(莇生野、13、8ヘクタール)が成果をあげている。10、7ヘクタールが売れ、残りは4区画。

アイケープラストは、第3工場を建設し、社員の募集を始めた。これで300人を超える雇用となる。こにあとも日本ゼオンが続く。

さらに、県による無利子貸付基金を利用して、田結(たい)に新産業団地(7、1ヘクタール)も計画、2017年度の整備完了を目指す。

原子力発電所の立地地域を生かした8年間電気料金の半額相当が助成される優遇策が、莇生野の産業団地が業績を伸ばした要因でもある。雇用の増加、固定資産税の増加と着実に成果をあげている。

新産業団地も、この条件に敦賀新港から東に1キロ、北陸自動車道敦賀インターチェンジから北に5キロに位置も魅力だ。

これに舞鶴若狭自動車道が全線開通、2022年度の北陸新幹線敦賀延伸も交通の要衝としての魅力となる。

物流の拠点、要衝として、どう成果をあげるか、これからが勝負だ。産業団地は10年、20年と息の長い政策だけけに、着実に実行し、成果を期待したい。

北陸新幹線敦賀延伸まで8年、どう、まちづくりを進めるか、8年と言ってももう8年しかない。具体策をどう進めて8年後に成果を出すか、この4年間の渕上市長の政策立案、実行能力が問われる。かく言う議員も同じだ。
【2015/07/25】 | ページトップ↑
クールシェアと電気柵の時代
Date:2015-07-24(Fri)

梅雨があけ、今日は「土用の丑(うし)の日」。今日から晴天が続く。蒸し暑い夏になりそうだ。

敦賀でも、電気代の節約などを理由に、冷房を控えるお年寄りは少なくない。民生委員も熱中症に注意している。一人世帯の高齢者が多い敦賀市、電話をかける家族も多い。

休日の昼間は映画館はいい。図書館も緊急避難、地域の避暑スポットとして推奨する「クールシェア」も意外と重要だ。冷房の利いた場所に、家庭の節電にもつながる。 

ところで、電気と言えば、静岡で川遊び中の家族連れが獣害防止用の電気柵で感電し、2人が死亡、5人が重軽傷を負った。

全国でイノシシやシカの被害が深刻化している。敦賀も決して例外ではない。その対策が思いもよらぬ事故を引き起こした。

電気柵は安価で設置しやすく、広く普及している。目にすることも多い。獣害対策は電気柵のほかにも、ネットなどいろいろな種類がある。

山に囲まれた敦賀市、すべてではないが、電気柵は、もちろん、ネットで囲んだ畑など、どこにもあふれる風景となった。
ここまで来ると、人間の方がネットに囲まれて暮らしているとも皮肉る方もいる。

それでも、被害が続く、シカ、サル、イノシシ、クマと、人の生活圏で暮らすことで人を怖がらなくなり、さらに被害を増やす悪循環にある。今回の事故を教訓に、私たちの暮らしと動物の接点について、いたちごっこが続いている。

ただ、電気柵の使い方には注意が必要だ。この維持管理も人に危害を加えるとは、ほんとうに難しい悪循環の時代だ。 クールシェアと電気柵、地方の電気の使い方も変わりつつある。
【2015/07/24】 | ページトップ↑
国体開催の正式決定
Date:2015-07-23(Thr)

昨日、3年後の平成30年の国体、国民体育大会が福井県で開かれることを日本体育協会の理事会で、正式決定。福井県での国体は昭和43年以来、50年ぶり2回目の開催。本格的な始動だ。

敦賀市では、水泳(運動公園プール)、卓球(運動公園体育館)、軟式野球(運動公園野球場)、ソフトボール(きらめきスタジアム)、弓道(運動公園弓道場)、空手道(運動公園体育館)。 障害者スポーツ大会では、水泳(運動公園プール)、フットベースボール(きらめきスタジアム)で、それぞれ開催される。もう後三年、プレを入れると2年しかない。

ところで、国体という地方を元気にする大会も、一方で、国民全体にみると、いまいち、関心がうすい。

オリンピックの東京開催。都市へ人を集め、経済成長や土地の値上がりを促す戦後政治の流れは変わっていないと思う。

先日も、政府が来年度に創設を予定している地方創生関連の新型交付金が、期待を下回る金額になると聞いて、また地方ははしごを外されるのか、との思いに襲われた。

来年度予算の概算要求で1100億円を見込むが、600億円は既存の交付金の衣替えという。政策が地方に向くという期待があっただけに落胆は大きい。

白紙撤回になったものの、総工費2520億円の新国立競技場。地方の交付金に厳しく、東京に落ちる金に甘い政府の体質を象徴する。

地方創生は、五輪を機に加速する東京一極集中への隠れみのか、安保法案の成立まで内閣への支持を引きつけるためのおとりかと勘繰りたくなる。

それでも、50年ぶりの国体、全国からスポーツ選手、関係者が福井県に敦賀市に集まるだけに、3年後に迫った大イベント、ここが踏ん張りどころだ。
【2015/07/23】 | ページトップ↑
「ゆう活」という制度
Date:2015-07-22(Wed)

昨日は敦賀港カッターレースの御礼参り。敦賀市長、議長、産業経済部長に始まり、台船の安田建設、旧ターミナルビルの新日本海フェリー、カッターの保管の海陸、賞状などの福井新聞、川崎岸壁使用など海上保安庁、安全監視の敦賀海上安全協会、放映のRCN、技術指導の海洋少年団OB、景品の敦賀観光協会、アレックスシネマ、各商店、飲食店、運営の各団体、個人のボランティアと、まるでガラス細工のような組み合わせで成り立つ。あらためて感謝したい。

梅雨があけた。数十年前、「梅雨明け十日」という。梅雨明け後十日間は天気が安定して雨が降らないと言う意味で、夏山登山の最適期間とされていた。が、暑すぎる。熱中症で救急車が走る。

一方で、昨日より、一時間、早めに仕事を始めて、夕方は家族と過ごす時間を充実させようという、いわゆる「ゆう活」が21日から県庁で始まった。

これは、子どもの夏休みにあわせて、あさ、早めに仕事を始めて早く帰宅し、家族と過ごす時間を増やしてもらおうと、県庁と県の出先機関で始まった。

朝型勤務は8月31日までの期間で行われ、約1500人の職員が週に1回程度、交代で勤務することを目指すとか。

国の中央官庁とは違い、福井県は、子どものいる家庭の割合と、夫婦の共働き率の割合が全国1位。子どもと一緒に過ごす時間を増やすためにも超過勤務をできるだけ減らす。ワークライフバランスのもっとも理想とする制度ともとれる。今後の取り組みに期待したい。

ところで、気になるのは、お膝元の敦賀市の本庁舎、課題山積のなかでも、明かりが遅くまで灯る。

家族との時間を増やせるよう働きやすい環境を整備、まずは役所からはじめる。私は子育て時代に、残業で残業で家族をかえりみなかったことを、今でも悔いる。まずはトップより、管理職よりはじめるのが通例。
【2015/07/22】 | ページトップ↑
「大きいことはいいことだ」が施設管理を難しくしている。
Date:2015-07-21(Tue)

昨日は三連休最後の「海の日」。気比の松原も大勢の海水浴客で賑わった。

それでも、最近の人気は、白い砂浜と遠浅の海岸で知られる美浜町の水晶浜海水浴場へ、どうも足がむくようだ。

水晶浜への数の把握はできないが、相当数が流れているようだ。関西からの客は、口コミやリピーターなど、砂浜の質が明暗を分けているようだ。

ところで、新国立競技場の建設問題は、ワイドショーをはじめ、その背景は、まさに、どろどろしたものがあったようだ。

行き着くところまで行っての白紙撤回。見直しの声が出なかった。背景に浮かぶのは、東京五輪組織委員会会長で日本ラグビー協会前会長でもある森喜朗元首相の存在だったとか。

2019年のラグビーワールドカップを新国立競技場で開く予定だったために、関係者は森氏の意向に配慮せざるを得なかったとも。

報道にもあった森元首相の「国がたった2500億円も出せなかったのかね」との「たった」の感覚は、高度成長感覚だ。

高度成長で育った我々世代は、多少の無理は金があった時期とも重なり、何でこんな設計と言って、「大きいことはいいことだ」で贅沢な施設が各地にできた。

敦賀市も例外ではない。7万人都市には大きすぎる運動公園、公民館などが、その例だ。これからの維持管理でどれくらいかかるか、しっかり見直す時期に来ている。

人口減少、財政縮小にあった施設のあり方、整理統合も検討すべきだろう。例を挙げるならば、市役所本庁舎、市民福祉会館もそのひとつだ。考え方、検討など部局横断的な必要な時期でもある。

話を戻すが、新国立競技場問題は、地方の教訓でもある。思い出した言葉に「功成り名遂げて身退くは天の道なり」がある。

【2015/07/21】 | ページトップ↑
敦賀港カッターレースが終わった。
Date:2015-07-20(Mon)

敦賀港カッターレースが終わった。海洋少年団16回から実行委員会が引きついで4回目、第20回が終わった。企画、運営、本番と、あらためて関係者の労苦に感謝したい。

カッターレースの魅力は、そのときはイヤでも、出場すると、チームの呼吸が合った時の何とも言えない一体感や達成感というのがやみつきになる。マラソンや自転車の個人競技とは違った、普段の日常では味わえない魅力がある。

ところで、先日、第153回芥川、直木賞の受賞作が決まった。この賞の設置者が四国高松の文豪で菊池寛だ。自分の名をつけた菊池寛賞も設けて、新人の発掘の功績は大きい。

四国の菊池寛の逸話も多い。旧制中学時代にうどんの食い逃げ事件のエピソードなど、悪いことも良くなる菊池寛ならではのすごさだ。

菊池寛は「人生のあらゆる誘惑・罪悪、そういうものを小説」で知っておくことは病気に対する予防注射のようなものと、言っている。

さらに「生活、つまり人生を見る目も養ってくれる」。「学校ではなかなか教えてくれない」ものが「いくらかでも養われてくる」とも語っている。体が疲れたときはごろごろと小説に限る。

本題に戻すと、 スポーツもそれぞれに学ぶことができる。野球、ソフトボール、サッカーと、カッターも本来は救命艇だけに重く、漕ぐオールも耐久性があり、重い。

競技として求めるのは、本来は難しいが、 それが独特の面白さとなる。いずれにしても、敦賀の夏の風物詩、カッターレースが終わった。疲れた。今日は海の日。
【2015/07/20】 | ページトップ↑
台風の影響、ダイヤ混乱、そしてカッターレース準備
Date:2015-07-19(Sun)

台風11号の影響は昨日も続いた。普通は台風一過、晴天に恵まれうはずが違った。

なかでも、滋賀県など近畿地方で降った大雨の影響で、JR北陸線の特急「サンダーバード」と特急「しらさぎ」は、始発から、全ての列車の運転を見合わせ。

敦賀港カッターレースに参加予定の神戸の友人から「ゴメン、普通も特急もダメ、イケヘン」との連絡。

ところで、先日の報道で、新種の恐竜発見や冥王星探査の報を聞くと、格別に心が躍るティラノサウルスの名前くらいは知っている。

恐竜が北陸の勝山の「特産」でなくなったのは残念だが、長崎での発見は、福井の科学者のお手柄とか。小さな歯だけを手掛かりに、日本最大の肉食種と見抜く科学の眼力に、感服する。

とにもかくにも、科学万歳と喝采を惜しまぬ一方で、門外漢のいつもの悪いクセがまた頭をもたげるはるかな昔や宇宙の彼方の宝物が手にできるのに、どうして身近な台風の退治がままならないのか。

夏の科学ロマンは爽快、私も夏は子供の頃から好きだった。いろんな体験ができるからだ。

昨日は朝からカッターレースの準備、そして前夜祭と続いた。
八戸市からも今日のカッターレースのために、この出会いも楽しい。

【2015/07/19】 | ページトップ↑
敦賀駅周辺整備も一度、止まって考えることも大事ではないか。
Date:2015-07-18(Sat)

敦賀駅の交流施設、オルパークの設計は、当初、屋根が敦賀港にある三角屋根が3つ連なる構造だった。その模型を見た県議、市議、市民から苦情が出され、現在の形に変更された。

巨額に膨らんだ総工費が世論の批判を浴びたことを受け、政府は2020年東京五輪・パラリンピックの中心会場となる新国立競技場の建設計画を見直した。

設計者の安藤忠雄さん、独学で建築を学び、数々の賞に輝いたが、それでも自ら手掛けた建築の中には「失敗したな」と後悔しているものもある、と正直に話している。

私ごとで恐縮だが、名前の「正」は「一」と「止」から出来て、へりくつかもしれないが、「正しいことも一度思い止まる」のが「正」ということとも、親父から教わった。

安藤さんの本によると、確か、何度も模型をつくり、図面を描いても完成までに4、5年の時間的なずれがあり、その間に考えが変わっていることもある、と。

「歩」の文字は「止」と「少し」に分離できる。「歩くとは少し歩くのを止める」ともとれる。

話は変わるが、大平洋戦争を誰も止めることができず悲劇となった。唯一、救われるのは本土決戦をせずに降伏したことだ。ただ借金漬けになってまで立派な競技場を造ることを国民は望んでいない。ギリシャの財政悪化はアテネ五輪も一因とされた。教訓とすべきだ。

敦賀駅周辺整備の鉄道運輸機構の工事管理事務所移転問題も、
見直すことを進めたが、止まる雰囲気は渕上市長にはない。議会と市長のしこりは残ったままだ。

7月30日には敦賀市の駅周辺整備の策定委員会が開催される。大事なのは、敦賀駅周辺の区画整理エリアは、市民の税金で整備している場所であり、その主役は市民だということだ。市民が納得できる手続きで将来像を第一に考えることだ。決して市長の一存で進めるものではない。
【2015/07/18】 | ページトップ↑
信なくば立たず(孔子)
Date:2015-07-17(Fri)

敦賀港カッターレースは、敦賀市はもちろん、各企業、市民の協力で成り立っている。準備から練習、本番のテレビ、ラジオ中継、賞品と、大半を市民の協力によるものだ。

関係者の協力にあらためて敬意を表したい。川崎岸壁の台船、釣り船の移動もそのひとつだ。台風で安全最優先、それでもカッターレースにも協力と難しい選択をしてくれている。本番の当日まで、それぞれの協力に感謝したい。

ところで、今日は、小泉純一郎元首相が好んで口にした「信なくば立たず」の言葉をあげたい。語源は言うまでもなく『論語』。

為政者の心構えとして「食(生活)の安定と十分な軍備、そして政権への信頼」を挙げ、やむを得ず捨てる場合は、まず「軍備」だとする。次は「食」との孔子の教えだ。

その理由を問われて、孔子曰く、「食料がなければ人は死ぬが、昔から誰にも死はある。人民は信頼がなければ安定しない(民無信不立)」と語ったと。

もうひとつは、今の痛みに耐え明日をよくするために、現在の日本に必要なのは、この「米百俵の精神」であると。

二つの言葉は、なぜか、最近の政治家の言葉として印象に残っている。
一方、安部首相も安保法制の記者会見で「信なくば立たず」と強調してる。巧みな言葉遣いや自信に満ちた言い回しをよく聞く。しかしその実はどうか。政治の言葉が上辺だけになれば、信頼はやがて失われる。

賛否が分かれ、各種世論調査では反対の声が強いまま委員会採決に突き進んだ安保法案。

かつて消費税率の2%上乗せ時期を先にずらす判断と、憲法解釈を変えて自衛隊の活動範囲を大幅に広げるのと、重大さの度合いの判断基準は違うが、憲法解釈は、理解不足の一般国民ではなく、時の政権に任せろ、という姿勢に私は疑問が残る。

税制は「国民生活に大きな影響を与える」との理屈で、消費税再引き上げの先送りを問う形で衆院を解散した。そして多数の議席を得ての国会、上手いと言えば、上手い。まさに「信なくば立たず」を逆手にとっている。

いずれにしても、政治家の言葉が軽い、と思うのは私だけだろうか。渕上市長の「敦賀再生」も9月議会までには重みを持った具体的な言葉を伺いたい。
【2015/07/17】 | ページトップ↑
立地自治体と周辺自治体の関係
Date:2015-07-16(Thr)

台風の動きを気にしながら、今朝は北海道の函館市にいる。ひとつの目的は、対岸の建設中の大間原子力発電所に対して、国や事業者(Jパワー)を相手取ってのはじめての裁判訴訟の動きを調査するためだ。今後の再稼働や建設と進む敦賀市にとって、立地自治体と周辺自治体との関係は避けて通れない重要な課題だ。

ここで、函館市のホームページに掲載している工藤壽樹市長の訴訟に対するメッセージを引用する。
  
「なぜ(訴訟で)建設凍結を求めるのか」で、
「(前略)国や事業者である電源開発(株)に大間原発建設の無期限凍結を要請してまいりましたが(中略)30Km圏内に入る函館市や道南地域への説明もなく、また、同意を得ることもなく、建設が再開され、建設後には、大間原発の事故を想定した地域防災計画や避難計画を定めることを義務づけられることは、整合性を欠き、誠に理解しがたいものです」

と述べ、国への不信感が提訴へ踏み切った理由としている。

ところで、先日、原子力規制委員会は、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の安全対策が新規制基準を適合しているとする審査書を決定した。

一方、国や関電は高浜町と福井県の立地自治体のみを同意手続き対象とする「川内方式」で再稼働に向けて進めている。だが、事故に備えた避難計画を策定する30キロ圏がすべて鹿児島県内だった川内原子力発電所と異なり、高浜原子力発電所は京都府と滋賀県も含まれる。

京都、滋賀では事故時に即時避難が必要な5キロ圏を含む舞鶴をはじめ8市町が30キロ圏で、両府県は関電に立地自治体同様の安全協定締結を求めてきた。

京都、滋賀県は施設変更時などに関電に意見を述べ、回答を得る新協定を結ぶ方向だ。トラブル時の通報などだった従来より一歩前進で、安全協定の動きが進んでいる。

根本的な問題は、再稼働の問題の同意手続きや住民の避難対策を自治体任せにしていることだ。国、北海道や青森県が責任を持った対応をしていれば、大間の提訴もなかったと思う。

今後の再稼働や建設と進む敦賀市にとって、立地自治体と周辺自治体との関係は重要だ。敦賀市議会は、隣の高島市、長浜市の両市議会と毎年、研修も含めた交流会を持っている。何よりも互いの相互理解が重要だ。
【2015/07/16】 | ページトップ↑
中池見と「メダカの学校」
Date:2015-07-15(We)

昨日も暑かった。日差しが肌をさし、すぐに汗ばむ。まさに夏本番。小暑から1週間。台風の先駆け的な熱風。気温35度を超え、今年の猛暑日も高齢者には厳しい。

季節も23日の大暑に向かい、その間に台風の大雨と大風の洗礼も気になる。その後、ムシムシと酷暑は続きそうだ。これも地球温暖化か。

子供の頃は、夏休みが待ちどおしく、海に山に田んぼに、よく遊ばせてくれた。
夏の生き物たちはこれからが本番だ。ミン、ミーンとセミが鳴き出し、昆虫の王者カブトムシも出番を控える。デパートのカブトムシとは違う、本物を捕まえるのは楽しい。セミもとりもちで捕る楽しみも格別だった。

川では、フナだが、田んぼで泳ぐメダカは、どこでもよく目にした。昭和30年代後半ごろの光景だ。

あとで知ったのが、英語では「ライス・フィッシュ」と呼ぶ。日本では稲作の発達とともに、小川や水路などメダカの生息環境も広まったとも。

小学校の理科の授業か忘れたが、メダカを水槽に飼って、観察した記憶がある。まさに「メダカの学校」だ。体長は4センチほど。目が大きく、飛び出している様がかわいい。人に例えると、集団生活をする。

田んぼの小川でじっと眺めると、水の流れにじっと耐え、停止する。自然に覚えられたメダカの特性も子供の頃に学んだ光景だ。

童謡「めだかの学校」が発表されたのは1951(昭和26)年。容易に観察できるほどに、当時は身近にメダカが見られた。それから半世紀、野生のメダカは農薬や生活排水の影響などによって激減し、いまや絶滅危惧種に指定される。

敦賀の中池見湿地はトンボの宝庫と同時にメダカやゲンコウロウも目にすることができる。大事にしたい残したい自然、どう残すか、大阪ガスが残した手切れ金ともいえる基金4億円も半分になった。自然の保全には、金がかかるですまされない。

童謡の結び「みんなでお遊戯しているよ」を子供たちに残したい光景だ。
【2015/07/15】 | ページトップ↑
戦後70年の今年は、さらに、阪神大震災と地下鉄サリン事件から20年、高校野球100年ーーーー。
Date:2015-07-14(Tue)

昨夜は連合の労働団体で「市長と語る会」。率直に細かい質問にも渕上市長が語り、身近に人柄も感じられるだけに継続したい事業だ。継続したい事業と言えば、敦賀港カッターレース、、これも20周年をむかえる。

時代感覚をとらえられるのが、大きな出来事が起きてから一定の歳月が経過したタイミングを捉えて新聞記事。周ものと言うそうで、もっともいいのが、先日も述べたが、1945年7月12日の敦賀空襲を扱った記事を詳しく読むと興味深い。

1945年7月14日発行の敦賀空襲の紙面では「醜翼遂に敦賀を焼爆 主力は若狭湾へ 悪天候下、百機が夜襲」と見出しが打たれ、爆撃機「B29」の飛行ルートや被災の状況を生々しく伝えている。

一方で「裏日本で攻撃開始」と、当時から裏日本という言葉を使い、さらに言論統制のもとでも敗戦に向かう危機感、戦場への空気感を見事に新聞はそれとなく語っている。口には言えないが誰もが敗戦を意識していたのだとも思う。

福井新聞は、敵の本土上陸に向けた展望も書かれている。当時、この時期、私の父は「はやく降伏しないと沖縄の二の舞」と近所で話していた語っていたとも聞いている。沖縄の攻防戦も新聞はある程度、国民に伝えていたとか。

戦後70年の今年は、さらに、日韓国交正常化50年の節目。阪神大震災と地下鉄サリン事件から20年、ちょうど1カ月後は乗客乗員520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から30年。その時代、時代を私も生きてきただけに振り返ることも大事だ。こうした悲劇は二度と起きてほしくない。

その中でも100年を迎えるのが高校野球。夏の全国選手権大会の前身に当たる全国中等学校優勝大会が始まったのが1915年。長い歴史の中で50年史は、敦賀商業の活躍を語り、輝かしい球史を誇る敦商の歴史の延長線に敦賀気比の全国制覇がある。鉄道と港、さらに、野球の街、敦賀の100年だ。確かに市営球場への思いは市民に根強い。

今年の全国大会は100年を記念して、ソフトバンクの王貞治球団会長が始球式を務めるという。我々の時代は長嶋、王はヒーローだ。その節目に敦賀気比がどう戦うか楽しみな夏だ。

そんな100年を記念して敦賀気比が18日に県大会に登場する。活躍を期待したい。

【2015/07/14】 | ページトップ↑
節電の意識は定着したとみるか、一方で薄れ始めている。
Date:2015-07-13(Mon)

昨日の敦賀は、夏本番、33、5度、猛暑だ。朝9時、気比の松原海水浴場の海開きに始まり、1時半戦没者戦災者の追悼式、昼からは海洋少年団とカッターの練習で汗を流した。カッターの練習の手伝いも遊びと思えば苦になるより楽しい。

松原の海水浴場にも久しぶりに賑わっていた。本当に敦賀らしい光景だ。瀬戸内海に育った私は子供の頃は夏の遊びにことかかなかった。釣りにもぐりに、あの頃は真っ黒が良しとされた時代、黒んぼ大会もあった。敦賀に来て、釣りに、ヨットに、ウインドサーフィンと、子育ても自転車で15分、海水浴場で。これほどの遊び環境もない。ただ、これも海水浴離れで長期的な現象傾向は続いている。観光客数減少の要因でもある。

ところで、あれから5年目の夏になる。東日本大震災は、多くの人の電力に対する意識を変えた。突然の電力不足に首都圏などは計画停電で大混乱した。

夏の需給逼迫の恐れから、工場や病院などが自衛策に追われ、家庭やオフィスで小まめな節電を心掛けるようになった。

今年も「節電の夏」が、昨年に続く全原子力発電所停止の中で始まった。国は安定供給に必要な3%以上の余裕を全地域で確保できるとして数値目標を設けず、無理のない範囲で節電を呼び掛けている。一方、北陸電力の敦賀火力は定期検査以外はフル稼働だ。

ただ、関西電力管内は自前で賄えず、他地域からの電力融通でぎりぎり3%の余力を得た形だ。想定以上の猛暑や発電所トラブルで不足に陥りかねない綱渡りが続いている。

電力構成には、コストや環境と、すぐに発電所を増やす環境にはない。石炭など資源を輸入に頼るのは円安も重なり至難の技だ。

電力の安定供給は、新入社員の頃からたたき込まれた精神的にも技術的にも、夏場のピークに合わせる。ここにプロ意識が備わる。これにコスト意識に、それに安価に安定供給ができる原子力発電所の長期停止と、実情は限界を超え始めている。

東日本大震災から5年目の夏、年ごとに節電意識の定着もあるが、一方で薄れを感じる。猛暑で電力が急上昇する月曜日は、電力マンは気を使う。電力供給の街、敦賀で石炭火力のフル稼働と、原子力発電所の長期停止と、この異常さもそろそろ解消したい時期だが、目処がつかないだけに、景気も含めしんどい夏だ。
【2015/07/13】 | ページトップ↑
戦後70年の転換期の地方議会
Date:2015-07-12(Sun)

今日は敦賀市の戦没者慰霊の日。1945年7月12日の戦後70年に合わせ、敦賀空襲当時の福井新聞の紙面を一部公開している。 

昭和20年7月14日発行の敦賀空襲の紙面では「醜翼遂に敦賀を焼爆 主力は若狭湾へ 悪天候下、百機が夜襲」との見出し。国の言論統制下においても当時の敗戦濃厚は十分に伝わって来る。

戦後70年と言えば、焦土の敦賀から立ち上がった人たちの軌跡、圧巻の写真が一枚ある。焦土と化した敦賀で、現在の市立博物館が空襲に備えて壁面が黒く塗られ、屋上にユニオンジャックの星条旗が立っている写真。米国の旗といえ、戦後、復興の力強さを感じた圧巻の一枚だ。

戦後70年で強くなったのは女性と言われるが、70年もかけて女性の権利を広げる法や制度は徐々に整えられてきた。それでも仕事、結婚、出産、育児という岐路で、女性が悩ましい選択を迫られる状況は今も変わっていない。

先週、終了した敦賀市議会も女性議員が「出産」を理由に議会を欠席できるよう規定を明記することを決めた。

先月、全国市議会議長会と全国町村議会議長会が市区町村議会の規則のひな型となる「標準会議規則」を改正したを受けてのものだ。

これまで、議会が圧倒的な「男社会」になっている現実がある。それでもようやく動き出した。

一方、東京都北区議会では「筆談ホステス」で知られる女性区議が誕生したのを機に、聴覚障害者向けの音声変換システムが導入された。障害者に優しい議会の率先でもある。

車椅子の議員のために議場を改造した議会もある。女性を含む多様な人材の議会進出は、それぞれの立場に優しい社会づくりにつながる。

70年前も大きな転換期だが、敦賀市議会も少子高齢化、人口減少と、戦後70年たって、大きな転換期だ。
【2015/07/12】 | ページトップ↑
借金、病気、認知症と困りごとは市役所でまず相談。
Date:2015-07-11(Sat)

原子力発電所の長期停止で家計に与える影響は、生活そのものに影響し、格差の拡大の中で深刻化している。借金の返済、失業、そして病気と重なれば、よけいに深刻だ。重い課題だが市役所への相談が救いとなる。

議員の役割は意外と身近なところにある。まずは相談と紹介し、相談すると、意外に道が開ける。何事も遠慮は禁物。

なかでも、敦賀市で、これから深刻化する問題は認知症だ。一人世帯の高齢者が県下でも一番、多いだけに問題の対応は、団塊の世代がの高齢化が進むに従い深刻化する。ご近所でもまずは相談だ。介護保険などきめ細かく職員が対応してくれる。

例として、認知症、それも50代となれば深刻だ。家族の負担は肉体的にも精神的にも、そして経済的にも重い。それも50代の認知症は、深刻だ。働き盛りの認知症、収入が途絶えたら、どう対処すればいいのか。その問題に直面するのが、いわゆる若年性認知症だ。

50代の女性は、家で唯一の稼ぎ手だった夫が仕事をやめざるをえなくなり、失業保険や傷病手当てにも期限がある。

その先は、「障害年金を受け取れる可能性がある」と。ただ、手続きが必要だ。そんな身近なお助けを市役所はしてくれる。相談は生活安全課でワンストップで受け、市役所のそれぞれの専門家を世話してくれる。

一人で悩まずに、こうした当事者の相談に応じる窓口に駆け込む。それも重要だ。

【2015/07/11】 | ページトップ↑
「結果を重く受けとめ、今後、保育料に向けた説明を丁寧に実施していく」(渕上市長)
Date:2015-07-10(Fri)

台風が気になる季節になった。台風と言えば、鎌倉時代に攻めてきた中国の元は暴風雨で船を失って敗退した。気象で歴史がかわり、運命が変わる。

運命と言えば、長崎に投下された原爆はもともと北九州市を狙っていたが、悪天候で変更されたという。そうだとしたら長崎は本当に気の毒だ。

一方で、米国の第32代大統領、フランクリン・ルーズベルトは「政治の世界で起きることに何一つ偶然はない」と演説で述べている。それだけ、しっかりとした展開が必要になる。

敦賀市の市立幼稚園の保育料を巡って、6月3日に、要望書を提出した保護者には、ここ数週間の議会の動きは「理解に苦しむ」とも語る。確かにそうだろう。

市議会の議論は市民生活に直結しているだけに予算の審査は背景も含めて慎重に時間をかけての展開でもあった。

昨日、議会の最終日。幼稚園の保育料を巡っての補正予算案の撤回、再提出という、予算案の内容を組み替える、そんな作業の時間が午前中、続いた。

議会の動議を受けて補正予算案を組み替えるのは記録の残る昭和21年以降、初めて。異例の事態だが、異例なだけに、税金、使用料など、変更の周知の説明は時間をかけて丁寧にすることが肝要だ。

議会で、最後に、渕上市長が、「結果を重く受けとめ、今後、保育料に向けた説明を丁寧に実施していく」と述べた。当然、議員にも議会の進行、結果を含めて、その都度、説明していきたいと思っている。

いずれにしても、市長も議員も、四年の任期の始まり議会。異例の事態での始まりだったが「雨降って地固まる」としたい。
【2015/07/10】 | ページトップ↑
金融危機は必ず、弱いものに影響がまず来る。
Date:2015-07-09(Thr)

ロシアのウオッカの意味は「可愛い水」とか、それほどウオッカがすきとのジョークは多い。ただ、あの強さは、記憶をなくした体験があるだけに、今でもなじまない。

強いと言えば、ギリシアに八角の香りがする甘く、強いウゾという蒸留酒がある。ビンからして魅惑的だ。騙されやすい。大学時代に船に乗った先輩の土産で思わず飲んだがこれも強い。

無色透明な酒は氷や水を入れるとたちまち白く濁る。濁って向こう側が見えないのはウゾだけではない。なぜ、世界同時株安になるのか、正直、理解に苦しむ。

忘れかけているが、リーマンショックからまだ10年たっていない。

派遣切りあい、敦賀市の親元に帰って来た若者、自己破産に至った高齢者、職を失い病気になった生活保護世帯、借金を抱えて飲食店を営む方など、それでも今を懸命に生きている。

金融危機は必ず、弱いものに影響がまず来る。職業柄、それぞれをよく知るだけに不安にもなる。

ギリシアの放漫財政のツケとはいえ、国内総生産はこの5年で25%減り、若者の2人に1人は失業する。国民の不満が爆発したのは、凡人のわが身でも分かる。

いずれにしても、貸借文化の違いか、「借りた金は返さなければならない」が常識が日本だが、法律の中に自己破産など、最低限の生活を営むために抜け道もある。
テレビの解説によると、ギリシャなど南欧や南米では「返せないものは返さなくてもいい」との考えがなじむとか。地勢学的なことなど複雑怪奇なだけに理解不能だ。

5年に及ぶ緊縮を受け入れ、高失業率と年金や給与の大幅減に苦しむギリシャ人は「返せないほどの金を貸した方が悪い」と考えるのだとか。ギリシアのプラトンの言葉に記憶が正しいか「始めは全体の半分なり」とある。物ごとは、取り掛かった時点で半分は終わっているとの意味らしい。ギリシャの次の一歩はどんな結末に向かっているのか。不透明なのはウゾだけで十分だが。
今日は議会、最終日。議会も説明が難しい課題が多い。それでも説明責任、ゆっくりとじっくりと話すことも大事だ。
【2015/07/09】 | ページトップ↑
アリとキリギリス、ゆっくりと焦らずに冬の時代も生き抜くにはーーー。
Date:2015-07-08(Wed)

帰国したなでしこジャパンを観て感じたことは、決勝とはいえ、爽やかな完敗もあるものだということだ。

主将宮間あやさんは試合後「後悔はない。みんな本当に頑張った」と。コツコツと練習を続けた成果だ。この言葉に変わるのはない。清々しい。

選挙のコツも二つ。「コツ、コツ」と歩くこと。これにまさる選挙戦術はない。

イソップ寓話のひとつに「アリとキリギリス」がある。アリは冬の食料を蓄えるためにコツコツと働き続けるが、キリギリスはバイオリンを弾き優雅に暮らす。

冬になるとキリギリスは食べ物が無く困り果て、アリに頭を下げる。まさにキリギリスはギリシアだ。アリは日本でもあるが、ここはコツコツと働くドイツとなる。 

この寓話を欧州では、ギリシャ危機に例えて語られているという。コツコツと真面目に働くアリがドイツ人で、遊び呆ける怠け者のキリギリスがギリシャ人。 

古代ギリシャのアテネでは、重要な案件は市民が全員参加して多数決によって決められた。この伝統が息づいているわけではなかろうが、国民投票でEUが求める財政再建策の受け入れ拒否を決めた。「新たな民主主義の始まりだ」と歓声を上げる。異様な熱狂ぶりである。ギリシャ国民は理解しているとは思えない光景だ。

ギリシアの今は、身を削る努力なくして再建は成し得ないと思う。

経済大国とはいえ、借金漬けは日本も同じだ。少子高齢化、人口減少、それに財政の縮小。これまでにない環境に生きている。敦賀市も同じだ。エーゲ海小国の異常事態から学ぶ教訓は多い。渕上市政も焦りすぎは禁物。急がば回れ。急いては事を仕損じる。
幼稚園の使用料問題も基本は上げたり下げたりするものではない。それを周知が不足だったとしたら、つじつま合わせ的な説明では、議会は納得できなかった。

改革には市民の後ろ楯が必要だ。今回の議会をテレビで観て、市長の答弁を聞いて失望した市民もいる。ゆっくり、焦らずに、したたかに時代に合った市政運営に、改革、財政運営にあたってほしい。

【2015/07/08】 | ページトップ↑
予算案(一般会計補正)の撤回
Date:2015-07-07(Tue)

リーマンショックで経験したことは、米国の金融危機が、派遣切り、派遣村と、日本の田舎街まで、影響を受けたことだ。
連日のように報道される、ギリシアの国民投票の結果が、日本の株価に影響を与えたが、今後、どうなるのか見守るしかない。一方、ギリシャ国民は、自らの手で悲劇の幕を開けてしまったようにも感じられる。

ギリシアのチプラス首相の「民主主義の勝利」と位置付けたのは、多額の借金を返すことが出来ない国が国民にむかってよくも言えたものだ。

ところで、昨日、開かれた議会の予算決算常任委員会で、市が提案した予算案(一般会計の補正)の一部(幼稚園使用料の据え置き)に同意できないとして、予算の組み替えを求める動議が出され、賛成多数で可決。

これを受けて、市は、予算案を撤回し、組み替えたものを本会議の最終日に再提出する方針。 

議会が組み替えを求めたのは、これまでもブログで述べた市立幼稚園の利用者負担に関する予算。

繰り返しにもなるが、4月に負担額を値上したが、松陵幼稚園の保護者から見直しを求める要望が先月6日に市長に提出された。その要望を9日後の先月15日の補正予算として提出。

先週、保護者に直接、会って、要望の実情を伺った。周知不足も含め確かに切実なものだ。

ただ、要望を受け、3月議会で値上げを決定したものを、どうしても変更する必要性があるか、緊急性があるか、なぜ6月の補正、なぜそれほど結論を急ぐのか、説明会、委員会、代表質問と、疑問が解明されないまま、昨日に至った。

中山副市長から「重く受け止め、予算案を撤回した後、新たな予算案を再提出する方針」との説明があった。

委員会とはいえ、議会で予算の組み替え動議が可決されたのは記録が残っている範囲では初めてということ。まさに渕上市長の船出とはいえ、異例の展開だ。
【2015/07/07】 | ページトップ↑
「気比神宮」のおくのおそ道、人道の港「ムゼイム」の世界遺産、水面下の努力は並大抵ではない。
Date:2015-07-06(Mon)

やきもきするニュースが続く。世界遺産、ギリシア、なでしこ、身近では鯖江市議選挙と、書きながらも、鯖江市議でかつての友人が落選、これも厳しい審判だ。一方、世界遺産委員会は福岡など8県の23施設からなる「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界文化遺産登録を決まった。

韓国には約束が違うだろうと言いたいが、国際間に常識は通用しない。ギリシアも緊縮反対で厳しい結果が出そうだ。今日の株価の下落、どうなるか、注目したい。

ところで、世界遺産登録は「富士山」「富岡製糸場と絹産業遺産群」に続き3年連続。来年は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)が審査されるとか。このところの「○○遺産 」ブームだ。先日も登録された日本遺産の熊川宿もそうだ。

先日も議会で人道の港「ムゼイム」の世界記憶遺産の話題もそうだが、資料集めが難しい。格付けは観光地にとって、大切な仕事でもある。気比神宮の「おくの細道の風景地」の文化庁の話もそうだ。数多いとわけわからなくなるが、私の知る限り、どこも数年は観光客が増えている。格付けは今、ひとつのブームかも知れない。それでも積極的な働きかけは成果として出ている。

まったく話が違うが、最近の調査で「恋人がいない若者の約4割は恋人が欲しくない」とか。20~30代を対象に内閣府が行った「結婚・家庭形成に関する意識調査」の結果だ。

若者の「草食」ぶりの表れ、と一言で片付けられそうにない。さびしい結果だ。恋人が欲しくない理由で最も多かったのが「恋愛が面倒」。「趣味や仕事に力を入れたい」と、わけのわからない理由が続くが、いずれにしても、アピールが下手になっている。

恋人がいない若者が交際する上で抱える不安の多くは「出会いの場がない」「交際の進め方が分からない」と積極性どころか、驚くような回答だ。

専門家は、交際相手がいない期間の長期化でコミュニケーション力、アピール力に自信が持てなくなり、交際に消極的になる、と指摘する。社交性、対人スキル、アピールなど、就職試験にも、草食系が目立つとか。選挙でもそうだが、競争社会を生き抜くにはアピール力はひとつのスキルだ。

話を戻すが、世界遺産、日本遺産、おくのほそ道の認定にめぐって、それまでの準備、資料集めは大変というより、相当の努力の成果でもある。ムゼイムの世界遺産にしろ、気比神宮のおくのおそ道にしろ、資料集め、アピール作業など並大抵ではない。アピールするために資料集めなど、それぞれ、民間、行政、それぞれに水面下の努力が続く。

敦賀気比の全国制覇も関係者の並々ならぬ努力の結実だ。これほど強いアピールもない。

【2015/07/06】 | ページトップ↑
「気比神宮」のおくのおそ道、人道の港「ムゼイム」の世界遺産、水面下の努力は並大抵ではない。
Date:2015-07-06(Mon)

やきもきするニュースが続く。世界遺産、ギリシア、なでしこと、書きながらも、世界遺産委員会は福岡など8県の23施設からなる「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界文化遺産登録を決まった。

韓国には約束が違うだろうと言いたいが、国際間に常識は通用しない。ギリシアもそうだ。

ところで、世界遺産登録は「富士山」「富岡製糸場と絹産業遺産群」に続き3年連続。来年は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)が審査されるとか。このところの「○○遺産 」ブームだ。先日も登録された日本遺産の熊川宿もそうだ。

先日も議会で人道の港「ムゼイム」の世界記憶遺産の話題もそうだ。格付けは観光地は、大切な仕事でもある。気比神宮の「おくの細道の風景地」の文化庁の話もそうだ。数多いとわけわからなくなるが、私の知る限り、どこも数年は観光客が増えている。格付けは今、ひとつのブームかも知れない。それでも積極的な働きかけは成果として出ている。

まったく話が違うが、最近の調査で「恋人がいない若者の約4割は恋人が欲しくない」とか。20~30代を対象に内閣府が行った「結婚・家庭形成に関する意識調査」の結果だ。

若者の「草食」ぶりの表れ、と一言で片付けられそうにない。さびしい結果だ。恋人が欲しくない理由で最も多かったのが「恋愛が面倒」。「趣味や仕事に力を入れたい」と続く。

恋人がいない若者が交際する上で抱える不安の多くは「出会いの場がない」で、「交際の進め方が分からない」と驚くような回答もあった。

専門家は、交際相手がいない期間の長期化でコミュニケーション力に自信が持てなくなり、交際に消極的になる、と指摘する。社交性、対人スキル、アピールなど、就職試験にも、草食系が目立つとか。

話を戻すが、世界遺産、日本遺産、おくのほそ道の認定にめぐって、それまでの準備、資料集めは大変というより、相当の努力の成果でもある。ムゼイムの世界遺産にしろ、気比神宮のおくのおそ道にしろ、資料集め、アピール作業など並大抵ではない。アピールするために資料集めなど、それぞれ、民間、行政、それぞれに水面下の努力が続く。

敦賀気比の全国制覇も関係者の並々ならぬ努力の結実だ。これほど強いアピールもない。

【2015/07/06】 | ページトップ↑
市議会の質問、答弁への厳しい声
Date:2015-07-05(Sun)

政治において言葉は極めて重要である。特に敦賀市の少子高齢化、人口減少、財政縮小の厳しい時だけに、市民も真剣に市議会を監視している。渕上市長の選挙のキャッチフレーズ「敦賀再生」の意味が代表質問、一般質問を通じて、議員が何度となく伺ったが、同じ答弁の繰り返しで未だに伝わっていない。

議員もそうだが、テレビを見ていても市長の真意が市民に伝わらないとの評価だ。

渕上市長に期待する市民も多い。ある市民からは「最初から厳し過ぎる質問では」とのコメントをいただいたが、これも議員の役目でもある。

また、市長が、まちの顔である敦賀駅周辺の整備に関して、鉄道運輸機構の工事管理事務所を駅西の区画整理エリアに設置をほぼ決めている(福井県の設置許可は既に認可)は、議会の疑問、納得を得られないままの決定、これでいいのだろうか。

市トップの言動は、今後の市政に対する市民の信頼を損なうことになりかねない。

議会をテレビで観ていた市民から「答弁になっていない」「その場しのぎだ」「言っていることが分かりにくい」との厳しい声を聞かされた。

議員としても市政をチェックする立場として不安の残る船出だ。市議会や市民の声を真摯に受け止めて市政あたってほしい。

そもそも敦賀駅周辺整備をめぐる議論は、これまで慎重にも慎重に、検討会などの議論を積み重ねた来ただけに、今回の市長の一存とも言うべき決定は、今後の市政運営に不安を残す結果となりそうだ。

市長答弁は、敦賀駅周辺整備問題に限ったことではない。幼稚園の使用額の据え置きも多くの議員には、説明会、委員会や代表質問を受けても、進め方に疑問が残ったままだ。

議員からは市長の「説明が不十分」、「説得力がない」と厳しい指摘も多い。

議会の質問、答弁は、テレビで市民も観ているだけに、議員も市長も、その声を真摯に受け止めて、今後の市政運営に心して当たっていきたい。 
【2015/07/05】 | ページトップ↑
気比神宮が名勝指定(おくのほそ道)の候補地になっている。
Date:2015-07-04(Sat)

昨日の議会の新幹線対策特別委員会で気比神宮が国指定の名勝として「おくのほそ道の風景地」の候補としてあげられているとの説明があった。

芭蕉が立ち寄り、往時をしのばせる風景を今に伝える。気比神宮の追加指定は、芭蕉がめでた名所の価値を再認識させ、「おくのほそ道」で巡った敦賀の魅力を全国に発信できるものとしてぜひ早急に指定をしてほしい。

北陸新幹線敦賀延伸での誘客など地域振興への活用に弾みをつけたい。 

気比神宮の名勝指定は、歴史文化に関心を深める格好の機会である。

「おくのほそ道の風景地」の指定地は、全国11県に及び、北陸3県では小松市の那谷寺境内と高岡市の有磯海などが既に指定されており、新たな指定地を含めて、芭蕉ゆかりの地を巡る広域観光の情報発信にもなる。

北陸路は富山から石川へと続き、金沢、小松、加賀、高岡、そして北陸新幹線の最終駅となる敦賀、ひとつの歴史ロマンの旅だ。

北陸新幹線敦賀延伸8年後に向けて、俳句愛好者や歴史ファンらを呼び込む魅力的な観光資源であり、気比神宮の三大鳥居、北陸の鎮治府、気比神宮の全国にとどろかせる絶好の機会だ。

北陸新幹線金沢開業に合わせて、小松では芭蕉をテーマにしたツアーが企画されるなど観光客の取り込み効果もあがっているとか。

新幹線開業を見据えた取り組みのひとつとして、ぜひ効果的な取り組みを行っていただきたい。話が進めば
色が浜の指定、さらには芭蕉記念館の建設と夢を広げてほしい。観光ボランティアをしてわかるのは芭蕉ファンが年代を超えて多いことだ。

芭蕉ゆかりの地のサミットなども考えられ、金ヶ崎、気比神宮、博物館通りと、敦賀の旅の魅力度を高める、夢を与えるだけに、早急に名勝指定を受けたいものだ。
【2015/07/04】 | ページトップ↑
路線価で読む福井市、新幹線先行開業の効果と敦賀市への影響
Date:2015-07-03(Fri)

路線価は地域の実態経済を示すバロメータとして毎年、注目している。主要部だけみると下げ止まり傾向が続いていると言うが、下落率は、明らかに福井県の福井市(2、4%)と全国(0、4%)よりも大きく、敦賀市(3、1%)は福井市に引きずられさらに大きい。ただ、実態は二極化が進んでいる。

北陸新幹線の開業効果が地価にはっきりと表れた。金沢国税局が発表した北陸の路線価をみると、金沢駅と富山駅の周りで上昇が一段と際立ってきた。

福井市との格差は明らかだ。福井市の新幹線先行開業をあせる理由もわからないでもないが、明らかにハード面ばかりが先行して、肝心の観光や周辺の受け入れ体制などソフト面の体制は金沢市の開業7年前と比べても大幅な遅れをとっている。

福井市先行開業が福井市にメリットはあろうが、ソフト面の遅れで、上がるにしてもどれ程の効果が上がるのか疑問が残る。

一方、最近の金沢市や富山市では北陸新幹線の開業前から出店やマンションの建設が進み、地価の上昇につながった。新幹線開業後は実際に人の動きが活発になっている。投資対象は駅周辺から中心部に向かっており、商業集積が進む香林坊や再開発ビルの開業が近づく片町で地価が上昇している。

富山市中心部でも再開発ビルが完成した西町や複合映画館の建設が進む一番町周辺が上昇し、路線価全体をけん引する勢いを見せている。ただ、ここにも金沢市と富山市の最終駅効果の格差がある。

金沢市のそれもハード、ソフトの10年前からの対策の成果である。今後、観光戦略であれば、10年後、もっと言えば、金沢城天守閣の再構築の夢まで半世紀に及ぶ計画も存在する。

福井市での先行開業の議論は、ハード面ばかりの議論が先行し、観光戦略などハード、ソフト面の遅れは明らかだ。

福井市の敦賀延伸のさらに1年前倒しで、予想されるのは福井市の駆け込み的なハード、ソフト面の対策で福井県全体で新幹線効果を享受しようとの県の姿勢が敦賀市まで及ばず、その影響が民間投資にも影響するとの危惧だ。

北陸新幹線が金沢市や富山市にあるが、高岡市など県都以外には効果が薄いという結果も出ている。それにもまして不安は美浜3号の規制委員会の独断とも言える対応だ。地域経済に与える影響は大きい。敦賀市も定期検査における作業員の宿泊効果など影響を受ける。いずれしても、人口流出、人口減少に歯止めをかけるか、新幹線や原子力発電所の動きは目が話せない。

【2015/07/03】 | ページトップ↑
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