トランプの大統領令としっぺ返し
Date :2017-01-31(Tue)

大統領の権限と権力は強い。地方自治体の首長の制度も米国の制度を習って戦後、出来た制度だけに権限と権力を持っている。ただ、歯止めに議会や市民のリコールの制度があり、最終的には選挙で決着がつく。

いずれにしてもトランプ米大統領の大統領令、毎日、次々に出される。これほど、権限があるとは思わなかった。世界が様子見からおびえ、批判となっているように思う。

かつて九州の阿久根市長が議会無視で市政を乱用して、あげくの果て、リコールから選挙の落選でようやく終わった。


話を戻すが、大統領令は、米国の報道を読む限り、事前に詳細についての演説が行われたわけでも、発令の際に説得力のある説明により正当化されたわけでもないように思う。

トランプ政権は行き当たりばったりで大統領令を作成している印象を受け、しかも非常に急いでいる。これは最悪の組み合わせにも思われる。国際社会はもちろん、いずれ国民や議会、そして選挙のしっぺ返しがあるように思えてならない。


これまで、トランプ氏は最初に強硬姿勢を示して相手を驚かせ、その上で有利な取引を実現して不動産業で成功したというが、同じ手法で首脳外交に臨むのは、国際社会に大きな責任を持つ超大国のリーダーとしてふさわしいものではない。いずれしっぺ返しがあるように思う。
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【2017/01/31】 | ページトップ↑
敦賀市人口減少最大の3月をむかえる。
Date:2017-01-30(Mon)

3月を迎えると就職、進学で約400名近い高校生が敦賀を後にする。逆に都会の大学に入った高校生が卒業しても古里に帰ってこない。敦賀の親たちが抱えるこ悩みでもある。

原子力発電所の長期停止だがこれに輪をかけたかたちで敦賀へ戻れなくなっていると聞く。高校生にも有力な就職先が限定されるとも。

政府は東京一極集中是正に東京に集中しがちな若い世代が地方に向かう流れをつくるのが狙いだ。中央省庁の地方移転では、文化庁が数年後に京都に移転するだけにとどまり、看板倒れに終わった感がある。

敦賀での理化学研究所の話もあったが、これも看板倒れ。どこまで本気になって抜本的な対策をまとめられるか、政府の姿勢が問われる。
 
一方、敦賀市立看護大学が開学して3年、若者の敦賀へ、そして看護師のレベルアップと確保を目指しての設置だったが、どれだけ敦賀市内に残るか、今年で市立看護学校がその使命を大学に移行するだけに、来年3月がひとつの注目点だ。

地方の若い世代が大学などの入学や卒業時に都会東に流出する要因が、地域ニーズに対応した高等教育機関の機能が十分でないことや、魅力ある雇用が少ないことは確かだ。

敦賀市の平成23年以降の人口減少の要因の大きな要素だけに、今年もその動きを眺めるだけではすまされない、現状にあることは確かだ。
【2017/01/30】 | ページトップ↑
『この世界の片隅に』が2月18日より敦賀で限定上映
Date2017-01-29(Sun)

昨夜もニューサンピア敦賀で新年会。帰り夜空を眺めると星があった。それだけに今朝は冷えるかな。

ところで、敦賀港の特徴は水深が深く、景色は三方山で一方が海。この良港と景色に似ているのが瀬戸内海広島県呉港が。戦争中は昭和20年3月に最初の空襲を受けて、その後、何度も受けた。敦賀港は重要港湾だけに日本海側で7月から3度にわたって空襲を受けた。呉港は日本海軍の本拠地、ここは別格だった。

ここを舞台にした映画が静かなブームから、現在、片渕須直監督の劇場アニメ『この世界の片隅に』がヒットを記録している。本来、敦賀のアレックスシネマに来るはずのない映画が2月18日から限定3週間の上映が決まった。

普通、映画の興行成績は、初週の動員で決まると言われており、例えば土曜日に封切られた作品の場合、土日2日間の状況を見て、もし業績が悪ければ「この映画はこの程度の稼ぎか」と劇場側が判断し、翌週から小さなスクリーンに移されたりするという。

公開当初はわずか63館だった劇場数が、68館 → 82館 → 87館と徐々に増え続け、現時点では90館を突破!年明けにはなんと公開時の3倍を超える190館での上映が決定しているというのだから凄まじい。そのひとつが敦賀だ。

確かに、一般的な感覚で言えば『この世界の片隅に』は”非常に地味な映画”に見える。戦争がテーマだし、広島の原爆が絡む。その時代背景に若い男女の美しい熱愛とか、感動的なドラマとか、派手な音楽とか、かっこいいアクションシーンとか、観客にウケそうな(ヒットしそうな)ポイントが何もない。

では、いったいなぜ『この世界の片隅に』は、こんなにヒットしているのか。もちろん「いい映画だから」という意見に異論は無い。明らかに今も敦賀で上映されている「君の名は。」とは違った魅力がある。

だが、単に「いい映画」だけの理由で、ここまでヒットするものだろうか。東宝とは違った映画の側面があるが、低空飛行から上昇気流へ、この映画の不思議な余韻がある。
【2017/01/29】 | ページトップ↑
市役所業務のタブレット化
Date:2017-01-28(Sat)

昨日のNHKで越前市役所を利用する障害者や外国人などの負担を減らそうと、越前市は筆談や翻訳機能などを備えたタブレット端末を一昨日から窓口に配備したとか。
タブレットは民間の企業ではお客さん相手の説明などよく使われるようになった。福井県に限らず、全国的にタブレット使用が増えてきた。議会も分厚い予算書をタブレットによりペーパーレス化はもちろん、
使用時の効率化にもつながるとして、これも増え始めている。いずれ敦賀市役所への導入となる日も近いように思う。

寒い、寒いと思っても1月末、梅の花のつぼみはもう準備ばんたん。季節は速いし、そのしなやかさにおどかされる。

そのひとつに冬キャベツというよりは雪下キャベツがある。夏に種をまき、本来収穫期の晩秋になっても出荷はせず、雪の中で寝かせたのが雪下キャベツ。昔から会津若松市周辺で冬の貴重な収入源として栽培され、その甘味が評判となり10年ほど前から福島県会津の各地に広がった。

キャベツに限らず、寒にさらすと野菜は甘味を増すことがよく知られる。気温が下がると根の吸水力が鈍り、野菜に含まれる水分の糖度が増すのだ。水は糖などの濃度が高いほど凍る温度が下がり、野菜は凍結しにくくなる。植物が持つ耐寒機能だ。


話を戻すと、端末は端末どうしで映像を通じた会話が可能で、手話通訳のできる職員がいる社会福祉課とつなげば、その場で聴覚障害者への対応も可能になり、また、音声を文字に変換したり、筆談したりするアプリも利用できるほか、音声を翻訳するアプリを使って市内に約2200人いるブラジル人など外国人の利用者とのやりとりにも活用することができとか。

タブレットは初期投資は必要だが、ペーパーレス化や効率化、アプリ利用による多彩な能力もあり、今後の市役所業務に使われるようになると思われる。財政が厳しい環境といわれながらも、キャベツやトマトなど野菜のしなやかさ、味わい深い、タブレット利用など、サービス業務もしなやかに対応していく未来も近い。
【2017/01/28】 | ページトップ↑
エリアイノベーション
Date:2017-01-27(Fri)

敦賀の駅前の区画整理と合わせ、合同庁舎ができ、その後、ルートイン、東横イン、マンテンとホテルが立ち、駅前商店街が賑わいと共に変わり始めた。ただ、ここ数年は、原子力発電所の長期停止もあってか、今一つ、変化にも停滞感が出ている。


ところで、イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。これにエリアつけて「エリアイノベーション」という言葉がある。

空きビルや空き家を改装し、新たな価値を加える『リノベーション』。
それが広がって、まちごと賑わいを取り戻す。それが『エリアリノベーション』とも。

行政や補助金に頼らず、民間の力でまちを再開発しようという取り組みでもある。数は少ないが、全国で問題となっている「シャッター通り」。今、ある変化が起きている。

先日、広島県尾道市に訪れた、しまなみ海道が開通した頃、自転車のイベントで訪れた商店街は典型的なシャッター街でそこに、にある変化があった。今、商店街に少しずつ店舗が増え、若者が店を出しはじめた。まだまだ緒についたばかりだが、行政も店舗と住居を合わせて借りると補助している。ここもNPOで頑張る若者に支えられている。

また、岡山県倉敷市児島地区の商店街、ここも久しぶりに友人の見舞いがてら訪れると、かつてのシャッター通りに変化があった。年間15万人以上の観光客が訪れるようになった。

「児島ジーンズストリート」と呼ばれ、商店街には30を超す専門店が並ぶ。最寄り駅の構内もジーンズ模様の図柄にあふれ、ジーンズ好きにはたまらないスポットになっている。とは言っても、平日、冬は閑散としており、道半ば、今が正念場とか。

もともと、児島地区は昔から学生服の生産が盛んで、そうした土地柄を復権の糸口とした。

友人いわく、「なんとかしようとする人材が武器だ。市はそれを支援するだけ」と、この関係が大事だとか。おっしゃる通りだ。駅前、本町、神楽、相生と各商店街に人材はいる。全国のエリアイノベーションに学ぶことは多い。

【2017/01/27】 | ページトップ↑
八甲田の教訓とメキシコの壁
Date:2017-01-26(Thr)

今朝は寒い。氷点下何度だろう。昨夜も敦賀市職員組合の旗開きの帰り、夜空を眺めると星が、まさに放射冷却で熱が地上から抜けていく。

県内でインフルエンザ警報が出され患者数の増加。ノロウイルスも全国2位の流行、さらに胃腸風邪も増え、一部、保育園も休園とか。寒さは子供も大人も体力を奪う。

昨日は「日本最低気温の日」。1902年の1月25日、北海道の旭川で氷点下41.0度という桁外れの低温を観測したとか。青森県の八甲田山では、冬季軍事訓練で旧陸軍青森歩兵第5連隊が、荒れ狂う風雪の中をさまよっていた。地元民の案内の申し出を断って進軍した見通しの甘さが、死者199人の悲劇を招いた。

一方、大山の大雪の原因は、日本海の水温が高いため上空の寒気との温度差が生じて、雪雲が絶えず流れ込んでいるとも。西日本でもこれからは大雪の可能性大とか。

最近の太平洋側の大雪もよくにている。これも温暖化と関連するとか。長期的には温暖化でも、巡り巡って寒波が襲来する頻度は高まる可能性があるとも。

トランプ米大統領は温暖化対策に向けた世界の連帯にも否定的だ。現実を甘く見て勝手放題に突き進めば、八甲田の行軍と同じ結末が待つ。

また、先ほどの報道でトランプ米大統領は、メキシコとの国境沿いでの「壁」の建設を本当にやると。移民の流入を規制する複数の大統領令に署名した。中東などイスラム教徒の多い国からの入国者へのビザ発行も停止したとも。八甲田の教訓は、見通しの甘さが被害を大きくした。どこか、そんな米国になったようにも思う。
【2017/01/26】 | ページトップ↑
このままでは高速炉開発は終わってしまい、もんじゅ廃炉ありきの今回の説明と受け止めざるを得ない。
Date:2017-01-25(Wed)

大雪被害で一時300台以上の車が動けなくなった鳥取県では昨日午後も雪が降り続き、智頭町で1月としては観測史上最高の積雪を記録、80世帯以上が孤立状態となったとの報道。雪の重み、湿気度など西日本特有だったようだが、敦賀市やら嶺南にも共通する教訓だ。

ところで、文部科学省と経済産業省の担当者4人が敦賀市議会に説明に訪れ、もんじゅの廃炉決定の経緯や今後の高速炉の開発方針などについて、初めて説明した。

これに対し、「今回の決定は地元がこれまで、もんじゅにどのように協力してきたかという視点がなく、地元の了承もない中で出されたことは問題だ」との発言もさせてもらったが、私が懸念するのは、その中身だ。

これでは高速炉開発堅持という看板は掲げているが、極端に言えば、「もんじゅ廃炉ありき」で、将来の「「高速炉開発はこれで終わった」とさえ思うほどの内容のお粗末さだ。

経済産業省に高速炉開発というが研究機関もなくどうやって進めていこうとするのか、文部科学省もあるにせよ、予算の削減は必至で体制も縮小は目に見えている。

なによりも懸念するのは人材育成が原子力研究開発機構に残るものの、それを支えるメーカー、電力、大学にはその人材が現役を去り、技術の継続、蓄積などが難しくなっているのが現状だ。

これに対して文部科学省と経済産業省の担当者は「これまで会合の後に大臣を含めて説明に訪れたり、もんじゅ関連協議会を開催して地元の意見を聞いて説明したりしてきたが、不十分であったという指摘は重く受け止める」、さらには「今後の高速炉開発については地元の理解を得ながら進めていきたい」として、県や市などと相談しながら、議論を進めていく考えを示した。

しかし、もんじゅを中心に拠点化が敦賀でも進められ、その中核を失うことは、ナトリウム関連施設や福井大学附属原子力工学研究所はあるものの、どう人材育成や確保をしていくのか、茨城県道大洗町の試験炉「常陽」は残るものの、具体性のないまま、敦賀市での計画は時間だけが推移し、このままでは高速炉開発は終わってしまい、もんじゅ廃炉ありきの今回の説明と受け止めざるを得ない。
【2017/01/25】 | ページトップ↑
大山の大雪、米子自動車道の渋滞(五木寛之さんの大河小説「青春の門」)
Date:2017-01-24(Tue)

中国自動車の岡山県から鳥取県米子に抜ける米子自動車道がある。イメージはまいづるわかさ舞鶴若狭自動車道のように対面の1車線が長く続く高速道路だ。四国からのスキーは大山が最も身近だったが、私の高校時代はこの道がなかった。

深夜1時のニュースで40台の渋滞が続くとか。3年前の国道8号線300台の大渋滞を思い出す。一昨日から昨日深夜にかけて、舞鶴若狭自動車の各インター入り口に普通タイヤ装着のままになっていないか、寒い中でのチェックが続いていた。きめ細かい教訓が生きている。国道、県道と市道と深夜からの除雪、近年は歩道の除雪車も動く。

連続的な積雪にどこまで対応できるかは分からないが、各道路管理者は、これまでの教訓を生かしたきめ細かい対応で動いている。除雪後の道路の雪の積み上げも歩道近くなど配慮している。敬意を表したい。

ところで、雪の積み上げた山とは違って、黒い山、九州の筑豊など「ぼた山」は、中学の修学旅行で異様に感じたのを思い出す。石炭を採った後の不純物などを積み上げた山の呼び名だ。五木寛之さんの大河小説「青春の門」が昨日の週刊現代での連載が始動した。

主人公伊吹信介だ。確か、私より3、4歳ほど歳上の主人公だったと思う。太平洋戦争前後の炭鉱街を舞台にした物語は、私が高校1年生頃と記憶する。1969年だったとか、安保闘争のただ中だったと思う。

貧しくても、ひたむきに生きる人たちの存在感は圧倒的だった。連載は94年まで続き、書籍の累計は2200万部に迫る。年齢が近いだけに本と映画は、波乱に満ちた信介の人生に自らを重ねたように思う。読者も多かろう。

連載の中断から実に23年ぶりだ。中断が長かっただけに、どこかにポカーンと空いた空間を感じていた。石炭から石油へ、エネルギー源の変わり目、筑豊も変わった。

五木さんは談話で「青春は凄春(せいしゅん)である。」と。
凄い春とは、どんなものか、五木さんは「遠く離れて眺めることで、より明瞭になる季節もあるのではないか。」とも。主人公の青春のエンディングには、果たして信介にどのようなドラマが待ち受けているか、楽しみだ。
【2017/01/24】 | ページトップ↑
遺跡や文化財は地域のアイデンティティー
Date:2017-01-23(Mon)

昨日は記念すべき日だ。大相撲初場所は両国国技館で千秋楽を迎え、前日に初優勝を決めていた大関稀勢の里が横綱白鵬を破って14勝1敗とし、場所後の横綱昇進、ほぼ確実。

3代目若乃花以来19年ぶり。日本出身の横綱は、2003年初場所中に貴乃花が引退し、14年間途絶えていただけに夜のニュースもワクワクした。逆にニュースでトランプ大統領のデモの多さは心配になる船出だ。「オンリー、アメリカ、ファスト」と分かりやすいが「自分だけいい子になろうよ」と聞こえる。

いずれにしても何かが変わろうとしている。米国の内外で、多くの人々が不安、国際秩序と世界経済の先行きの危うさが懸念される船出となったことは確かだ。

ところで、毎年1月に行われる国指定重要無形民俗文化財「夷子(えびす)大黒綱引き」が、担当する旧西町の住民の減少や、資金不足から2017年は中止された。国指定の重要無形文化財だけに、やはり後世に残すべきであり、再開を期待したい。

失われた言えば、疋田城。現在の城跡は、曲輪の一部がグランドなどとなり失われている。仕方ないにしても本丸や北曲輪は畑地となって、石垣をはじめ結構原形を留めている。

本丸跡にある一段と高い段丘には疋田城の石碑がたっている。疎水の跡の流れている旧道を通り、日吉神社側に入り、その横手から登っていくと、野面積みの石垣や空堀跡が綺麗に残っており、見応えがある。 

疋田は、西近江路と東近江路が合流する交通・軍事上の要地であり、恵美押勝の乱でも有名な古代三関の一つ愛発関の有力此定地でもある。

全国的にも文化財は冬の時代とか、あるいは氷河期とかさえ表現されている。やはり文化財は地域のアイデンティティー、あるいは地域の個性やアイデンティティー、そういうものをしっかり残すのが遺跡であり、文化財だと思う。
【2017/01/23】 | ページトップ↑
赤い羽根、青い羽根
Date:2017-01-22(Sun)

昨夜は越前市である新年会。その後、「蔵の辻」を訪れた。JR武生駅から西へ350mに位置する白壁の蔵が立ち並ぶ一角。市街地活性化の一環として整備され、大正から昭和初期に建てられた木造の店舗や蔵を再生し、伝統的建築物を活かしたまちなみ。

蔵の辻にはランチメニューが楽しめる和食の店などがあり、夜は、赤レンガ倉庫のようにライトアップがいい。ひと時をおしゃれな空間に過ごせるバーは地元でも評判がいいとか。昨夜もいっぱいで一軒目は入れず2軒目でようやく入れた。そこにはまちづくりに取り組む若者がいる。、それぞれの地域の取り組み敬意を表したい。

ところで、毎年おなじみの赤い羽根共同募金運動。年末にあるスーパーに海洋少年団のメンバーと立った。例年10月から年末にかけて全国一斉に実施されてきたが、70年目を迎えた今回から運動期間を延長し3月いっぱいまでとなった。

全国的に減少傾向が続いている。さまざまな福祉に充てられる赤い羽根共同募だが、”赤い羽根“を掲げた新しい募金の取り組みとして「赤い羽根テーマ募金」が地域によって取り組まれている。

配分先や使い道が見えづらい従来の募金に比べ透明性が高く、募金をする人が活動内容に賛同した福祉系団体を直接応援できる仕組みだ。テーマ募金の実施団体として、子どもの貧困問題やドメスティックバイオレンスの被害者支援などに取り組む5団体が認定を受けた。

この新しい募金が認定団体それぞれの課題解決への一助や、赤い羽根共同募金の減少傾向に歯止めをかけるかもしれない。

話を戻すが、敦賀海洋少年団では、「青い羽根」を行っている。水難救済会の救助活動をボランティアで行っているーが、救助機材の購入費や救難訓練等の救助活動を支えるための経費が十分でなく、このため、「青い羽根募金」として皆様の善意により寄せられる浄財が、この経費に充てられもの。これはテーマ募金のひとつだがまだまだ認知度は少ない。
【2017/01/22】 | ページトップ↑
トランプ大統領の就任演説に思う。人間関係は「希薄」、今はさらに薄らぎ「分断」とまで
Date:2017-01-21(Sat)

昨夜は、新年会のはしご。そして、久しぶりの本町へ。風が強く、それでも思うが、いまひとつ賑わいがない。連合福井では、最初、議会報告会があり人口減少を取り上げた。最大の要因は原子力発電所の長期停止だが、これにもんじゅ廃炉が重なるとどう推移するか。先日、福島へ仕事を求めていった家族からメールが届いた。「仕事はあるが人間関係ない地域はーー。」そんな悩みのメールだった。それでも雇用数が減るだけにこれからがどうなるか、心配だ。

次の体育協会の新春懇談会。遅れて出席だったが、数多くの体協メンバーと話ができた。それぞれに悩みもあるが、まずは、来年の福井しあわせ元気国体、本年のプレ大会の成功と想いはひとつだ。これも人間関係があっての成功だ。

深夜、第45代大統領に就任式。トランプ氏は演説で「米国第一」主義を何度も宣言し、雇用創出などを通じて「米国を再び誇り高く、安全で偉大な国にする」と強調。意外に簡単な英語が何度もあった。普通の国民には、分かりやすい言葉での演説。それでも「アメリカ」「アメリカ」は、まさに米国第一の不安はつきない。

ところで、22年前の21日、神戸の三ノ宮にいた。その後、数年してみた映画が、「男はつらいよ」の最終作は阪神大震災が起きた1995年の公開だった。

最終作では、主人公の寅さんがボランティアで大活躍し、いい格好をしてみせる。ボランティア元年だったが、その時の笑いと元気は全国に届いた。

阪神の震災から22年。そのころ人間関係は「希薄」と表現された。今はさらに薄らぎ「分断」とまで言われる。

それでも、そばで一緒に泣き笑いする家族、近所と、その存在はますます貴重だ。どうもトランプ大統領の自国中心主義がいいのか。思いやる、耳を傾ける。何かに気づく、心を開き寄り添ってみる。今後の世界も日本も何かがかけそうだ。
【2017/01/21】 | ページトップ↑
除雪の担い手不足と高齢化
Date:2017-01-20(Fri)

テレビ報道で「全国建設業協会が、去年、北陸や東北などの24道府県の会員企業、約430社に行った調査では、除雪車の運転手について、「不足している」と回答した割合は福井県では43%に上り、広島県と並んで最も高くなった」と。背景には、作業員の高齢化が最大の要因と。

敦賀市も昭和56年ほどの積雪は温暖化で少なくなったが、もし降れば人材不足は明らか、その混乱を考えるとぞ~とする。多くの分野で遭遇することだ。

現実に1947〜49年に生まれた「団塊の世代」が今年から70歳になる。65歳以上の高齢者は全人口の26.6%(2015年国勢調査確定値)に達し、国民の4人に1人を超えた。。

敦賀市も同じような流れで高齢化進み、少子化の流れの中で出生数と15〜64歳の労働力人口は減少が続くとみられ、社会全体が老いていくのは避けられそうにない。

社会保障給付費は年々膨らみ、高齢者1人を支える現役世代はかつての10人から2人余りとなっている。

このため政府は17年度から医療・介護保険制度を見直し、一定の収入がある高齢者を中心に負担増を求めていくとも。余裕があるなら「支えられる側」から「支える側」に回ってもらおうということだ。60歳以上を対象にした内閣府の意識調査では、65歳を過ぎても働きたいという人が7割近くを占めている。日本老年学会などは提言で、高齢者の定義を75歳以上とし、65〜74歳を「准高齢者」として社会の支え手としてとらえ直すよう求めた。まだまだしっくり来ないが考え方として妥当にも思う。

また住み慣れた地域で医療や介護などのサービスを一体で受けられる「地域包括ケアシステム」の取り組みも推進したい。夫婦のみや1人暮らしの世帯が増え、退院後の日常生活を家庭だけで支えるのは難しくなっている。団塊世代、団塊世代ジュニアと続くだけに難しい現状が続く。
【2017/01/20】 | ページトップ↑
安倍晋三総理の選挙区の長門市、童謡詩人金子みすゞを基本とする小中一貫教育を学んでーー。
Date:2017-01-19(Thr)

「 私と小鳥と鈴と 」              金子みすゞ
   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面を速くは走れない。
   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに
   たくさんな唄は知らないよ。
   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。

昨日は安倍晋三総理の選挙区、長門市を訪れた。ロシアのプーチンが訪れた町でもある長門市、ここの教育の「コミュニティ・スク-ルを基盤とした小中一貫教育の推進」しており、その基本に「童謡詩人金子みすゞさんのまなざしと感性を大切にして」として小中一貫教育を学ぶためだ。

長門市役所に訪れた時間が午前11時半、昼1時半の市役所での視察まで時間、時間があったので金子みすゞ記念館を訪れた。記念館に安倍晋三総理が「みんなちがっていい」という自記筆も掲載されていた。

本州の西端近く、日本海に突き出た漁師町が、童謡詩人・金子みすゞの故郷だ。山口県長門市の仙崎(せんざき)。北にある青海(おうみ)島に庇護(ひご)されるようにたたずむ。

敦賀と同じように北前船が訪れ、イワシ漁、山の幸と海の幸の交易などで栄えた港町だ。とはいっても日本海側の厳しい環境、海の恵みに糧を頼り、半面、「板子一枚下は地獄」という危うさもある暮らし。古くは江戸じだい、出産のため南下してくる鯨を待ち受ける「古式捕鯨」も明治まで栄えた漁師町でもある。

他の金子みすゞの詩に

朝焼小焼だ/大漁だ/大羽鰮(おおばいわし)の/大漁だ。/浜は祭りの/ようだけど/海のなかでは/何万の/鰮のとむらい/するだろう。

春のくれ、/海に飛魚採れるころ。/沖で鯨の子がひとり、/その鳴る鐘をききながら、/死んだ父さま、母さまを、/こいし、こいしと泣いてます。

母鯨の胎内にある子の命も奪ってしまう因果。それを償うように、1692(元禄5)年に漁師らが建立したのが、世界でも珍しい鯨墓だ。鯨に戒名をつけ、位牌(いはい)をもうけ、過去帳に記録した。子鯨70頭余りが眠る。いまも毎春、法要「鯨法会(くじらほうえ)」が営まれる。

金子みすゞさんの出発点は、この『鯨墓』があるように、鯨やいわしを思いやる視点は、ここで暮らしを送る人たちの思いを代弁するようにも聞こえる。

長門市は人口3万8千人、少子高齢化と人口減少に悩む地域、金子みすゞの優しさを教育にとり入れ、小中一貫というひとつのテーマを掲げている教育、どこか忘れてはならない大事さも学んだような視察だった。
【2017/01/19】 | ページトップ↑
ボランティア元年の始まり
Date:2017-01-18(Wed)

阪神淡路大震災後、1月から4月まで神戸市東灘区に約1ヶ月、断続的に通いつめた。感動したのは、献身的に働く若い自治体職員や全国から学生が集まってのボランティアだった。20代の若者が男性、女性問わず、動く姿は、当時43才の私にはどこか驚きだった。

まだボランティアが、いまのようにボランティアセンターがあるわけでもなく、、組織的に動くことはなかったが、それが1ヶ月もすると、どこか暗黙的にできあがる。不思議な人間関係だ。

その後、ナホトカ号の重油災害、福井豪雨と福井県のボランティア組織が全国に先駆けてのボランティア活動の拠点ともなった。

それから数年して昨日を兵庫県などが記念日と定めた。「防災とボランティアの日」でもある。阪神の惨状をまのあたりにして、学生を中心に支援の輪が広がった。日本の「ボランティア元年」とも言われた。昨日が記念日、21日までを「防災とボランティア週間」と国が定めた。

1.17阪神のあとに、被害を最小限に抑える努力を優先すべきと「減災」の考え方が生まれた。3.11東日本を経て、専門家はさらに復旧までを短縮する「縮災」の必要性を説く。

阪神淡路に戻すが、当時は防災グッズもなく体育館の避難所のプライバシーもない。水道がないのでトイレの問題は深刻だったが、工事用のトイレが役立ったのを思い出す、

ボランティアは基本的に自己完結。寝袋に食料も持参だったが、自衛隊のおにぎりがボランティアにも渡り、ひとつ、ふたつとたべながら、被災者との世間話、非常時なりの楽しい時間だった。

温かいおにぎり1個のおいしいこと、おにぎりも奥深い。
【2017/01/18】 | ページトップ↑
阪神淡路から22年だがーーー。
Date:2017-01-17(Tue)

松の内も終わった。ただ、まだ各種団体の新年会は今月も続く。

一方で今年も「1・17」が巡ってきた。正月気分を拭い去り、心に鮮烈な記憶を残す阪神・淡路大震災の発生から今日で22年になる。

5日後に訪れた三ノ宮の廃墟は忘れられない光景だった。5年間過ごした神戸、バイトで通った三ノ宮だけにその変容は目に焼き付いている。夜のテントで過ごした公園と、寒い体感はけっして忘れることはできない。

JRで大阪から甲子園口まで、様相が極端に変わった。ブルーシートで覆われた屋根が増えてくる光景。

甲子園口駅を降りると、さながら戦後すぐの光景とよくにていた。背中にリュックとアノラック、長靴と人々の服装が変わった。大阪駅では背広姿と、近距離でのギャップはなんとも言えない違和感だった。西ノ宮で自転車を借りて5時間かけて三ノ宮へ。その間の光景は倒壊した家屋、火災にあった家々と災害とは、まさに戦場さながらの爪痕だった。

「阪神淡路」後も、東日本大震災など日本各地で大きな地震が起こった。南海トラフ関連地震の危険性もさかんに語られ、防災、減災の意識は高まってはいる。

今一度胸に刻んでおきたいのが、災害発生時の近所の助け合い、協力のこと。災害経験者が回想する際によく口にするのが、他人である近隣の人に助けられた体験だ。甲子園口で友人にあった時、三時間かけて近所の人々と助け出した話など聞かされると、まずは自助、そしてき共助だ。

「阪神淡路」後の神戸は変わった。地震発生直後の自宅付近の光景は、倒壊建物から住人を救出し、安否の声を掛けて回り、トイレや電話を貸し借りするご近所さんの姿。

公的支援以前には、周囲の援助が次の行動のバネになる。敦賀市でも地域ごとの自主防災組織の結成も増えてきた。災害のためにでは狭量だが、近所とのつながりは大切だ。地域のちょっとした集まりに出向くのも、そのきっかけになる。

それでも、阪神淡路大震災の記憶は22年、風化が始まっている。敦賀市でも市庁舎をはじめ、旧市街地の家屋の耐震化は進んでいない。まだまだ教訓は多い。
【2017/01/17】 | ページトップ↑
国指定重要無形民俗文化財の「夷子大黒綱引き」のないさみしさ
Date:2017-01-16(Mon)

やはりさびしい。国指定重要無形民俗文化財の「夷子大黒綱引き」がないのは勝手なものだが、なくなってその行事の大事さをつくづく感じる。関係者がどれほど、さみしく残念か、伝わってくる。

昭和60年代以降では飯食い祭り(奥麻生区)や勧請吊るし(かんじょうづるし)(砂流区)など4件が休止になった。敦賀市の各区で代々受け継がれてきた伝統行事が、年々姿を消している。地域の人口減少による担い手不足と運営資金の不足などが主な要因だ。

全国的にも、少子高齢化や過疎化によって地域共同体の力が弱まり、伝統行事の継続的な実施が年々困難になっている。 

気比さん祭りでの御輿のかつぎなど、学校で伝統行事に親しむ活動に取り組んだり、次世代への伝承を目指す新たな試みもあるが、地域外の参加者を受け入れるが、数十年、数百年と続く伝統行事の伝承のためには、今ある危機を直視し、新たな形を模索することも必要とも思う。

後継者不足だけでなく、衣装や用具の修理代など資金難に直面している。消滅の危機にある団体が増える中で、教育委員会も映像や文書による記録の作成にも取り組んでいるが、地域の伝統行事は、コミュニティー維持のための大切なツールだ。

話を戻すが、夷子方と大黒方が綱を引き、夷子方が勝てば豊漁、大黒方なら豊作とされ、参加者や観光客を含めると毎年約千人が訪れる正月の風物詩だっただけに、関係者も残念な気持ちだろう。

長く見れば、観光だけでなく、その継承を支えることが結果的に災害対応や地方創生にもつながろう。行政の支援にも限界があるだけに難しい現状がある。
【2017/01/16】 | ページトップ↑
経常収支比率とは
Date:2017-01-15(Sun)

大雪警報が出され、雪が積もり、冬本番だが、新しい年はもんじゅの廃炉もあり、どんな状況になっていくのだろう。海外では米大統領選をはじめ国外で大きな動きがいくつもあり、どれほどの影響を及ぼすのかも気掛かりだ。景気は回復に向かっていると言われるがマインドというか、気分。空気感は、どこか冷えきっている。

県内経済に少し明るさが見えてきたとの指摘に期待したいが、先行きは見通せない。自治体も同様で、さらに自助努力が求められるのは確かだ。自治体の財政状況を示す指標の一つに経常収支比率というのがある。弾力度、余裕度をうかがうもので、数字(%で表示)が高いほど財政の硬直度が高い。敦賀市はもうすでに95%程度で高い。

平成27年度分は、全国では90・0以上の自治体は3割なのに、敦賀市はその3割に入っている。

あまり身近に感じない数字かもしれないが、関心をもって見てほしい。毎日の暮らしに影響が出てからでは遅い。

住民自らを守るため、自治体の財政はしっかり監視も大事だ。特にこれからもんじゅ廃炉や人口減少で税収は確実に減る。さらに、昭和40年代、50年代に建てられた施設の修繕など保守に必要な費用も増える。市庁舎の耐震化もある。結論は財政は厳しくなると言うことだ。
【2017/01/15】 | ページトップ↑
在宅介護が増えると言うがーーー。
Date:2017-01-14(Sat)

データは古いが敦賀市の高齢者の一人世帯は国勢調査における平成 22 年の高齢者のいる世帯は 10,091 世帯で、一般世帯総数の 38.2%と 3 分の1以上を占めています。また、高齢者のいる世帯のうち、高齢者単身世帯は23.0%、高齢者夫婦世帯は 23.9%にのぼり、いずれも福井県の数値を上回っている。

私が懸念するのは、介護が必要なのに一人世帯の高齢者が増えていることだ。また、介護される人と介護する人が共に65歳以上という「老老介護」世帯が増えていることだ。。

市立敦賀病院、国立の敦賀医療センターでそんな光景をよく目にする。双方が80歳代のことも珍しくない。

車椅子の男性に腰の曲がった女性が付き添い、互いに辛そうに待機。80代後半だろうか。耳が遠いのか、看護師の呼び掛けにも反応は鈍く、他の患者をやきもきさせていた。

急速に進む超高齢化社会。「老老介護」の世帯の割合は今や5割を超えた。私が市議になってすぐの2000年度から始まった介護保険制度では、社会全体で介護を支え合うことを目的にさまざまなサービスが導入された。最初は素晴らしいと思ったが、高齢者が増える度に、疑問が増え、この制度、大丈夫かとも思ってしまうことも増えてきた。

なかでも、サービスの複雑さだ。制度が変わる度に伺うがいまひとつ理解に苦しむことが多い。それになによりも、施設でも、在宅でも、介護に費やす肉体・経済的負担は計り知れない。

アンケートをとっても上位にあるのが、将来の健康不安、介護不安、経済不安。いずれにしても少子高齢化は、敦賀市も待ったなしだ。

在宅介護を推奨するなら、国には介護の問題を抱える世帯への一層の支援策も求められよう。
【2017/01/14】 | ページトップ↑
「新元号来年半ば発表も」報道にみる危うさ
Date:2017-01-13(Fri)

昨日の福井新聞のトップ。「新元号来年半ば発表も」の見出し、どこかしっくりこない。まだ、検討中のさなかに決まったような報道。これももんじゅの廃炉報道と同じで、しかるべき政府筋の高官が流しているとしか、思えない。

福井新聞によれば、政府は、皇太子さまが新天皇に即位する日を2019年1月1日とし、同時に元号を改める方向で検討に入った、と。

1年の途中で元号が変わると国民生活への影響が大きいためだという。前もって新元号を発表し、カレンダーや手帳作りへの支障も少なくする配慮もする。

それでも割り切れなさが残る。検討の順番があべこべに映るからだ。退位のあり方について有識者会議が議論している最中なのに、なぜ即位日だけ先行浮上するのか。その時期までに退位を促しているようにも勘繰れる。

昭和天皇崩御で、わずか7日間で終わった昭和64年(1989年)。昭和天皇の逝去翌日に元号が平成に変わった。バブル絶好調の頃からようやく公定歩合があがり、東京に敦賀から移った翌年でもあった。バブル崩壊が始まりはじめた頃だ。

自粛ムードに包まれた当時の雰囲気を覚えている。昼休みに皇居に記帳にも出掛けたのを思い出す。夕方、暗闇の中で皇居一周のジョギングをしていても、いつになく照明やネオンが少なかった。

天皇陛下は、昨年の「お気持ち」があるなかで、丁寧かつガラス張りの議論でなければ陛下の心情にも背く。

ところで、年末、敦賀市の人口は、66,896人となっていた。あと5、6年で6万5千人を割り込む勢いで減少が進んでいる。一方、美浜3号の再稼働に向けた対策工事が春から始まり、北陸新幹線の工事も本格化する。元気を出していこう!
【2017/01/13】 | ページトップ↑
理想と実行力、ハーモニアスポリス構想の明日が問われる。
Date:2017-01-12(Thr)

トランプ次期大統領の記者会見とオバマ大統領の最終演説。現実と理想といった違いもあるが、トランプ氏の保護主義が、にじみ出る演説は不安さえ感じる。

核兵器廃絶の理想もあったが、リーマン・ショック直後の就任した直後、1カ月足らずで約8000億ドル規模の景気対策法を成立させ、世界恐慌への拡大を防いだ。また、医療保険制度改革(オバマケア)により、約2000万人の無保険者に救いの手をさしのべた。雇用不安に苦しむ人々の安全網の強化になったことは間違いない。

理想を現実化した成果は見逃せない。政治に必要なものが2つある。理想と実行力とも思う。だ。どちらが欠けてもよい政治はできない。

敦賀市で言えば理想は、いま、ハーモニアスポリス構想は競争ではなく協調で、敦賀港、原子力発電所との調、広域圏の新たな産業として夢が多い。

敦賀市が県内や滋賀県の近隣市町を含めた6市町の圏域で、水素を使った燃料電池車や水素貯蔵装置などの製造工場誘致やサプライチェーン(供給網)を目指す計画は、まだまだ緒についたばかり、福島県の現実化と比べ国がどこまで本腰を入れてくれるか、机上論的には中京、阪神に近い、南海トラ フの地震に備えた敦賀港の実現性はあると思うだけに計画倒れにならないようにしたい。

また、水素には、コスト・経済性、安全・安心に関する社会受容性、インフラ整備状況など、解決すべき課題も多く存在する。それだけに国のバックアップは欠かせない。

敦賀市はもんじゅプロジェクトを中心とする研究機関や大学、県の若狭エネ研と整備されており、福井県と敦賀市の連携、周辺市町の連携、企業の後押し等検討課題も多いが、ひとつひとつ、実現にむけて取り組むべきだ。まさに理想と実行力、敦賀市の明日が問われる。
【2017/01/12】 | ページトップ↑
地方創生も、もんじゅ廃炉後も、自力でということか?
Date:2017-01-11(Wed)

昨日の県の原子力環境安全協議会でのやりとり、平行線まま。説明になってなかったようだ。もんじゅについて、「いきなり廃炉を決めた政府の説明に納得できない」といった政府への批判が相次ぎ、今後もこのやり取りが続くが、国はもう決定ずみと、のらりくらりだったようだ。

一方、安倍首相が掲げた「地方創生」は4年目に入った。地方自治体は地方版の総合戦略を策定し、取り組みを強化しているが、地方からの人口流出は止まらず、東京への一極集中はさらに加速しているのが現状だ。

政府の対策には手詰まり感も漂う。人口減少に悩む地方の期待に応える“次の一手”を早急に打ち出すべきだ。敦賀市の人口減少も福島の事故以降、下げ止まり傾向も見えはじめたが、もんじゅの廃炉決定で将来、不透明だ。

政府は地方自治体の人口減少対策を後押しするため、総額1千億円の地方創生推進交付金を新設し、昨年8月には第1弾の対象事業を決めた。地方の産業振興や移住促進、子育て支援が目的だが、事業内容に制約があったことから「使い勝手が悪い」と自治体から不満が噴出。その後、運用を弾力化している。

また、中央省庁の地方移転も、文化庁が「数年以内」に京都へ移ることが決まった程度で、小粒とだ。背景には省庁の猛反発があったとされるが、それでは地方創生に対する政権の本気度が問われよう。敦賀市での若狭湾エネルギーセンターへの理研の移転も話だけに終っている。
  
政府は本社機能を地方に移した企業への減税制度を設けるなどして地方の雇用創出を図っているが、こちらも目立った成果は出ていない。地方の疲弊がこれ以上進まないよう政府は思い切った策を講じるべきだが、これで一件、終わりといった様相だ。

結論として、地方側の努力、敦賀市も努力しろとのことかもしれない。それぞれの地域の強みや魅力を知っているのは国ではなく、地元の自治体、住民だ。もんじゅ廃炉後も、そんな様相だ。
【2017/01/11】 | ページトップ↑
慰安婦少女像設置問題を憂う根の深さ
Date:2017-01-10(Tue)

昨日は海洋少年団の初訓練。一方、消防の出初め式の後、いつも高齢の敦賀鳶隊の演技、事故による中止、残念だが何よりも安全第一、一日も早い回復を祈るのみ。

ところで敦賀は戦前、北朝鮮の日本海側の港町チョンチンとウラジオストックと同じように定期航路があった。それだけに、時間がたっても在日朝鮮人や韓国の方も多い。韓国で続く慰安婦少女像の設置で、安倍政権は大使の一時帰国などの対抗措置を決めた。当然と言えば当然だが、韓国の方に聞く。と問題の本質と違った根深い世相が韓国にあるとか。

釜山市民は、日本からすると想像を超える9割が設置に賛成とか。ソウルの日本大使館前の少女像に関しても国民の7割が移転に反対。若い層ほど割合が高いとか。根深い反日批判人には加え、先日、現在、韓国の若者は、経済不況と就職率低迷、大統領のスキャンダルなど。

少女像を守る運動には、本質的に政府批判のための連帯という一面があるとも、韓国の方から伺った。理由にならない理由があるだけに、根深い。それだけに長引くことになろう。敦賀市に取っても韓国の姉妹都市、東海市との関係、釜山港の関係など冷え込むことにもなりどうだ。それだけ根深い。

その日本も、1960年代末から日本で吹き荒れた大学闘争にも似ている。全共闘学生が大学を封鎖し、機動隊と対立した。ベトナム戦争に関与したアメリカへの批判も闘争の根拠にはなった。しかし、その根底には、進学率の向上によって大学には入ったものの将来が見えにくいことへの不安があったように思う。

その日本の今年の新成人の生まれた年は、ポケモンがゲームソフトとして登場したのは1996年。全国123万人、市内654人。新成人の多くが生まれた年だ。インターネット検索大手のヤフーが日本でサービスを開始した年でもあるとか。

コンピューターやゲーム機、携帯電話が急速に普及した頃に生まれ、ネットでの情報発信が当たり前となる時代に育った。コミュニケーション手段の一大変革期を、そうと意識せずに過ごしてきた新成人。それ以前を知る世代が「今の若い者は」と嘆くのは的外れに違いないが、全共闘世代に遅れた我々世代には理解にも苦しむ。

年末に発表された国土交通省の調査結果が気になる。休日に外出する20代の若者はほぼ2人に1人で、30年前の調査開始以来、初めて70代の外出率を下回った。ネットでも買い物ができるようになったことが影響しているらしいとも。

若者には、理由にならない理由の行き先のエネルギーが集まると、不思議な力、運動となる。いま、それがバラバラ、個人主義と言えばそれまでだが、韓国の市民感情、若者の意識を考えると、しばらく冷えきった関係も続くだろう。これも残念だがしかたがない。
【2017/01/10】 | ページトップ↑
新成人の時代と新幹線
Date:2017-01-09(Mon)

昨日は成人式と町内の新年会。9日は成人の日。古い人間は15日の祝日が染みつき、いまだにハッピーマンデー制度には慣れない。3連休を増やそうという趣旨は歓迎だが、敦賀市など8日にいっせいに成人式。なかびの日曜日、合理と言えばそうだがどうもしっくり来ないが、これもお祝い事と思うが、どこかでしっくりこない。

昨日の成人式の市長など挨拶を真面目に聞く人が大半だが、一部で、笛を吹く人、うろうろする人、気勢をあげる人と様々だが、昭和生まれの私には理解できない。10年ほど前も全国的に暴徒化する成人式もあったが、最近はそれほどでもなにしても、態度が理解できない。一方で、ナホトカ号の重油事故、福井豪雨の若者のボランティアは頼もしい。その黙々と作業する姿は、どこか使命感さえ感じた。

もうひとつの町内の新年会。11時開会なので市長、衆議、県議2名、市議と勢揃いで挨拶が始まった。各挨拶の共通する内容が新幹線。敦賀の鉄道網も大きく変わる。まさに新成人の時代だ。

昨年末、北陸新幹線「小浜ー京都」ルートが決まった。北陸新幹線の6年後の敦賀開業はいまの明るい材料だ。敦賀港と北陸本線、湖西線関西、小浜線の鉄道の要衝、そして北陸自動車道と舞鶴若狭自動車道とまさに交通の結節点だ。その上、新幹線の開業効果は敦賀市を新たな活力でもある。

一方、「小浜ー京都」ルートの2031年着工、工期15年との想定通りならば、全線開業は30年後になる。その後は 敦賀は通過駅となり、終着駅効果はなくなる。
 
新幹線は、明るい話題ばかりではない。並行在来線問題もある。 JRから経営分離されれば第3セ クターなどが引き継ぐため、自治体の負担が重荷となる。小浜線の維持は当然としても、湖西線の第3セクターの問題もある。さらに、27年のリニア中央新幹線名古屋開業を見据えた中京圏との連携など機能強化が広域連携の生命線になっ てくる。

ところで、今年のカレンダーで、土曜日が祝日に当たっている日が2月11日の建国記念日を皮切りに4日もある。週休2日制が浸透する昨今、俗人には休みが減ったようで損をした気分になってしまう。時代は変わっている。
【2017/01/09】 | ページトップ↑
今日は敦賀市654人の成人式
Date:2017-01-08(Sun)

一昨日は連合福井の旗開き、昨日は金沢で用事を済まして、久しぶりに富山県氷見市からみる立山連峰はくっきりとにほんかいに浮かんでいた。まさに海立山だ。

その日本海に深刻な被害をもたらしたロシアのタンカー、ナホトカ号の重油災害から昨日で20年。流出した重油で真っ黒だった全国のボランティアによってよみがえった。寒い中での作業はつらかった。当時、40代だったでも寒いの参った。それでも老若男女、よく規則正しく動いた。全国から集まったボランティアが寒さが真っ先にあったので、なにかあったらとの思いもあって、ゆっくりできる範囲でやる、ひとつの目的で実行する、どこか達成感もあった。

海に浮かぶ重油をバケツやひしゃくでくみ、石にこびりついた油を拭いた。砂に混じった小さな油粒はふるいにかけて除いた。阪神淡路大震災、福井豪雨災害、東日本大震災と、それぞれに参加したが、この重油災害は、また違った思い出深い教訓だった。

印象に残るのは若いボランティアだ。それも20代、10代の若いボランティアが活躍したのも印象に残る。それも黙々と作業する。いつの世代も「いまの若いものは」の言葉が出るがけっして、そんなことはない。やるときはやるんだ、と不思議な感動もあった。

今日は敦賀市の成人式、男女654人、昨年より少子化の中で90人多い。敦賀市の次世代を担う若者を祝福したい。それでも今後も徐々に減り続けるが、半分以上が進学と就職で敦賀市にいない。行政や政治の役割は、生計を立てられる働く場所を用意することだ。
【2017/01/08】 | ページトップ↑
北朝鮮の不審船
Date:2017-01-07(Sat)

一昨日、美浜町の海岸の岩場で、木造の船が見つかり、船体にはハングルのような文字が書かれていることから北朝鮮の船ではないか、との報道。北朝鮮から逃れて中国に入る、いわゆる脱北者は多いが、最近は船での難民も確認されている。

これまで不審船とは、一般には不審な行動をする船舶全般を指す言葉である。日本では日本近海でたびたび目撃されている北朝鮮の工作船や、暴力団関係者による密漁密輸を行う船の疑いのある船舶を指すことが多い。海上保安庁では1963年(昭和38年)に最初の不審船を公式確認して以来、2003年までに20件21隻の不審船が出現したことを確認している。

忘れてならないのは、美浜事件。1990年(平成2年)10月28日早朝、美浜町久々子の海岸に工作船が打ち上げられ、その後、男2人の水死体が見つかったもの。県警は2人を工作員と断定し、日本海沿岸から工作員の潜入や脱出を図る北朝鮮の行為が明らかになった。

拉致も含め、北朝鮮の不審船には常に敏感でなければならない。そんなことはないだろうと思いがちだが、現実はそれなりの活動があってもおかしくない。

ところで、過激な想定だが、2007年、日本政府は、朝鮮有事で日本に流入する北朝鮮難民を10万~15万人と見積もった。これに韓国の避難民が加われば日本の治安当局の機能は麻痺。難民の暴徒化や、北の武装難民が上陸すること、約4万人の韓国在留邦人の救出も課題だ。韓国に自衛隊艦艇を派遣すれば、北からの攻撃に晒されかねない。日本本土にミサイル攻撃を仕掛ける事態も想定される。韓国、北朝鮮を含んだ東アジアの安定は、この地域性を考えて重要なことは言うまでもない。
【2017/01/07】 | ページトップ↑
危ういエネルギー政策に翻弄される敦賀市
Date:2017-01-06(Fri)

知事の年頭の記者会見に加え、福井商工会議所の川田会頭は年頭の記者会見で、1月20日に就任するアメリカのトランプ次期大統領について、「内向きの政策をするとなると急激な円高、株安となることも考えられ、産業界としては心構えをしないといけない」と述べ、保護主義的な政策への警戒感を示した。

地域の経済も国際情勢に左右される。円高は電気料金にはマイナスだが円安が進めば高くなる。その理由は原油、石炭などの輸入価格だ。今、日本の電力の大半、8割を超える電力が火力になっているからに他ならない。

身近な家庭では冬の暖房費、特に灯油の価格。ただ、費用を節約し風邪でもひこうものなら、治療費の支払いも加わって高くつく。

市民の生活感たっぷりな計算が働く。年金生活者にはなおさらだ。一方、原油の動向を見れば、石油輸出国機構(OPEC)が昨年、8年ぶりとなる減産に合意した。原油の国際市場が日本に、各家庭にどの程度影響するのか気をもんでいた。

だが事態は影響が大きくなる方向へ。OPECが非加盟国と合わせ21カ国の協調減産を呼び掛け実現した。資源小国の日本は、国際情勢に左右されざるを得ない悲しさがある。それは巡り巡って、安価な灯油などを望む市民、主婦たちの深いため息につながる。

協調減産の狙いは、原油価格の押し上げだ。今回が15年ぶりの同一歩調とか。冬を少しでも暖かく過ごしたい。庶民のささやかな夢も国際的なスケールの前では、全くなすすべがない。

原油購入で産油国の懐を暖めてきた日本。この日本のエネルギー事情を改善すべく、貢献してきた敦賀市だが、長期的な視点でエネルギー政策が論じられない環境、福島の事故の大きな教訓はあるものの、少子高齢化で国力は落ちる。電気は産業の血液といわれる。長期的な視点が必要なはずだが、今の政権では、もんじゅ廃炉もそんな近視眼的なエネルギー政策が見え隠れする。
【2017/01/06】 | ページトップ↑
市民交流会と青春キップ
Date:2017-01-05(Wed)

昨日は年始恒例の市民交流会。つかの間の正月休みは急ぎ足で過ぎ、きょうから日常がいや応なしに動きだした。動き出したと言えば、昨日の市長、高木衆議の語った国道8号の敦賀市田結―南越前町大谷間15・5キロの改修に向けた検討を本格化してきた。

この区間は急カーブや急勾配が続き、過去10年間では、土砂崩れで3回、大雪で2回通行止めになった。トンネルやバイパスなどの整備は、国道であると同時に生活道路でもある。東浦の長年の悲願でもあり、議会でも何度となく取り上げられ、災害に強い国道8号を実現してほしい。

ところで、市議になって18回目の交流会。顔ぶれも変わった。働く場があっての交流会。昨年は、長時間労働など「働き方」「働かせ方」が問われた。務めを果たすことの意味も深く考えさせられた。電通のこともあり、徐々に大手の会社での働き方も変わり始めた。ただ、地方の中小をはじめ、敦賀市の最大大手の市役所もまだまだ難しい現状がある。

一方で正月早々、正月を故郷で過ごし、高齢社会を反映しシニア割引を利用しての旅で昨日、敦賀を訪れた友人がいた。

運賃割引「青春18きっぷ」。年齢制限はなく、「まだ青春だよ」と言われているようで何だかうれしい「青春18きっぷ」は、期間限定ながら全国のJRの普通列車に乗り放題。1日有効の切符が5枚つづりで1万1850円だから1日当たり2370円で移動できる。北陸新幹線の開業により、「あいの風とやま鉄道」となったため、利用が難しく、途中下車は許されないとか。

こうした鈍行列車の旅の楽しみに冷や水を浴びせるのが赤字ローカル線の相次ぐ見直し。JR北海道は昨年11月、単独では維持困難とする10路線を発表した。その距離は、全路線の半分に当たる計1200キロに及ぶ。

すでに留萌線の留萌−増毛が運行を終えた。増毛は高倉健さんが主演した「駅STATION」の舞台になった駅。地方路線の苦難は、北の大地だけに限らない。北陸新幹線開通に伴い青春キップの利用もかぎられる。

それでもリタイヤ組はそれなりに積もる土産話を抱え、改札口に笑顔があふれていた。今日は小浜線に乗って舞鶴にむかう。故郷を離れて電話で話しながら、子供たちとはLINEでの絆を。これも生き方か。
【2017/01/05】 | ページトップ↑
今日から仕事はじめ、ときには歩いてみるのもいいじゃないか。
Date:2017-01-04(Tue)

おだやかな新年の幕開けとなった3が日。新たな息吹を感じようと、最初、体は重かったが、呼吸が安定するにつれ徐々に足取りも軽くなった。散策の散は「自由きまま」の意味。目的に縛られず、そぞろ歩くことが肝要だ。人間の足と脳は直結しているという。

昨年の夏に椎間板ヘルニアになり10月に体にメスを入れた。手術すると確実に体力は落ちる。まずは歩くことからと、言い聞かせる。

ところで、現代人は平均してどれぐらい歩いているのか。一日5千歩から7500歩くらいだそうだ。明治から大正にかけては一日平均3万歩だったというから、6分の1から4分の1しか歩いていないとか。

車社会ということもあるが、現代人はとかく忙し過ぎて歩く時間もないのか。時代の流れがある。私の古い友人が書店を閉じた。年齢もあったが、何よりも儲からない、書籍どころか雑誌も売れないとか。走りに走って全国展開した四国の本屋もあった。これも時代に合わなくなった。

ただ、世間で、昨年は、雑誌の年間売り上げが41年ぶりに書籍を下回る見通しになった。スマートフォンの普及や、電子雑誌読み放題サービスの浸透が背景にある。雑誌を主力商品に据える小さな書店がダメージを受け、町の「文化のバロメーター」が減っていく。情報を詰め込んで量産する雑誌の作り方も時代に合わなくなってきているとも伺った。

変化と言えば、もう6年にもなる東日本大震災、昨年の熊本の震災と、大きなダメージを受けた。東北の被災地のはハード面は遅れているとはいえ速い。

被災者の生活も大きく変わった。早く元の生活を取り戻したい。その気持ちが高齢者には大きなストレスとも伺った。焦り、いつしか駆け足となって、ストレスで精神的に厳しくなる高齢者も多いとか。若者も多いとテレビは伝える。

心も体も息切れを起こしては歩けなくなる。歩くときに大事なのが呼吸。息を吐く「呼」を先にするのが基本だ。今日は仕事始め。時に立ち止まり、ストレスをためこまないようにしたい。敦賀もここ半世紀、走りに走ったような気もする。息切れしていないか、ときには立ち止まって深呼吸して歩くのもいいか。
【2017/01/04】 | ページトップ↑
一陽来復
Date:2017-01-03(Tue)

この時期、太平洋側と日本海側の天気の違い、いまだに慣れない。ところで、「一陽来復」という四文字熟語がある。意味は、単純に、冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、 悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。今年の新年にふさわしい熟語だ。穏やかな正月、家族と祝う平穏は、何事にも変えがたい。普通であること、最近、そのことの素晴らしさを感じる。

気象は普通と異常をくり返えす。身近では、冬の落葉樹は眠っているように見える。が、春の準備は怠りない。サクラもイチョウもしっかりと冬芽を付け、春の準備をしている。これは毎年の繰り返しだ。人も世代から世代へ。私ごとで恐縮だが、息子たちも結婚し、子供を持った。

平穏な一年を。心から祈らずにいられない。家族間でも波乱の年もある。落葉樹ほど併せて、寒さを耐え忍んだ木々が春に緑の葉をつけ、秋には色を変えて散る。この自然の営み、普通であることの喜びだ。

敦賀では、数百年の単位で港で栄枯盛衰をくり返した。時間的繰り返しはあるにせよ、旧年は、原子力発電の長期停止やもんじゅ問題と、敦賀の経済、雇用、人口減少と厳しい環境ながら、他者に依存し、不満を漏らすだけでは前に進めない。「一陽来復」の新年で気持ちを新たにしたい。 
【2017/01/03】 | ページトップ↑
流れる歳月にもやはりフシがいる。
Date:2017-01-02(Mon)

新年を迎えた。私ごとで恐縮だが年末、孫がひとりできた。昔、「数え年」という習慣があった。よく「数えで○○才」と正月に語っていたのを思い出した。皆等しく一つ年をとった。赤ちゃんが胎内にある十月十日を含んでいる。すればその時が1歳。孫の歳は昨年末26日に生まれて今日で8日だが数えで2才となる。名前を「新(しん)」と名前をつけた。

いずれにしても、正月はひとつの節目で新しくなる。松下幸之助さんの語録がある。「流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に1回はフシをつくって、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい」とある。

今年もさまざまな困難も待ち受けていることだろう。もんじゅ廃炉の国の決定過程を振り返るとあまりにも無責任だが、これも現実だ。

「経済効果」といった従来の尺度だけにこだわらず、国や行政のお仕着せ、お任せからも脱することが求められてきたが、なかなか脱することが出来ないのも現実だ。

まちづくりや行政、医療福祉、環境などさまざまな分野で、財政難と将来不安に直面している。地域社会の「縮小」に悲観せず、新たな価値を盛り込むことを真剣に考える時だ。少子化はもとより県外への若者の流出も毎年約2千人、市外へ毎年200人に超える。この事実が日常化している。この現実が生まれる前からの根源的な理由もある。建設的な議論を節目の正月を機会に自らも構築したい。

【2017/01/02】 | ページトップ↑
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