混迷を深める市庁舎問題
Date :2017-04-25(Tue)

4月も下旬、テレビではもう大型連休の天気が話題になり始めた。一方で空母カールビンソンと北朝鮮のような危うさが忍び寄る。

ところで、昨日、敦賀港カッターレースの後援依頼など協力を求めて各企業を訪ねた。カッターもそうだが、ボートを漕ぐのに後ろ向きになる。フランスにこんな言葉がある。「人は後ろ向きに未来に入っていく」と。目に映るのは過去の風景だけ。明日の景色は誰も知らない。それだけに大事業は難しい。

昨日、建て替えが検討されている市庁舎について、議会の「市庁舎建設対策特別委員会」が開催された。

市から、現在の庁舎の敷地内に新築する場合とプラザ萬象を取り壊しその跡地に庁舎を移転する場合、のそれぞれのメリットとデメリットが説明された。

建設費は、国の補助も含め新築トータルが67億円、移転が66億円になるとの見積もりを示された。3月議会前までは現在地の優位性が高いとの検討結果が示されていた。

移転案が3月の代表質問で突然提案された。わずか1ヵ月半としてよくできた資料とはおもうが、これだけの大事業比較するには、あまりにも検討不足、
これで市民への説明ができるか、国の財政措置を受けるため9月までに性急に候補地を決めようとする市の姿勢に批判が集中した。

道路網の違い、防災能力の比較、プラザ萬象取り壊しによる代替問題等だが、大事なのは市長が3月議会でみずからの言葉で語ったプラザ萬象敷地による市庁舎移転でまちづくりの理念とも言うべき意気込みが感じられないのだ。

正直、あまりにも検討期間が短く、見切り発車的な検討不足の資料と言わざるを得ない。仕事量が多いのか、検討期間がする事務方にも無理がある。これだけの課題をするにあたって、河瀬市長時代にはなかった検討不足での提案とも受け止めている。どこかに危うさと不安を感じる。

議会は執行権を持たない。あくまでも議案の決議権だけに、意見を述べるだけだ。それだけにこの進め方でいいのか、このギャップに、正直、気になるが、一方で、執行権を持つ市に委ねるしかない。ただ、移転に関する議案など、議決権持つ議会だけに、この問題に関する議員の責任は重い。

結論として議会からの意見を踏まえ、市は計画案を修正して大型連休前来月2日に委員会に再提示するとともに、5月9日から住民への説明会も開く予定。議会も来月23日、市民説明会で市民から市庁舎問題へのご意見を伺う。議論を深めより良い結論を得たい。

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【2017/04/25】 | ページトップ↑
北陸新幹線敦賀延伸チャンスとソフト面
Date :2017-04-24(Mon)

いい天気が続き若葉やツバメの活動が目立ち始めた。まさに春本番。一昨日は観光ボランティアつるがの総会、

観光ボランティアつるがの総会では、敦賀観光協会の事務局長から敦賀市の観光客数が昨年度200万人と復活し、気比神宮が最も多く66万人を記録したとの報告があった。ボランティアの活動報告では、大阪、愛知の観光客が大半がいつもの定番だ。

先日、敦賀市は、北陸新幹線敦賀開業の受け皿づくりのために、金沢市と富山県に訪れた観光客を対象に実施したアンケート結果を公表した。首都圏で新幹線敦賀延伸への認知度は低いと判明。敦賀に対して観光というイメージを持っていない人が多いとの結果が出された。

敦賀市のホームページにその結果が掲載されている。昨年八月中旬から九月末まで、金沢市と富山市、高岡市の駅周辺で、県外宿泊者に実施。

敦賀市を知っているという回答は各市内で60%を超えた一方、思い当たる観光地を尋ねると、未記入ばかりだった。関東から来た観光客に限ると、「気比神宮」と記入した人が富山で一人いただけだったと。ただ、新幹線が敦賀まで延伸した場合、各市内で80%以上が「訪れたい」「機会があれば訪れたい」などと前向きに答えた。

このアンケートは、いまの敦賀市の関東地方の方の認識だろう。逆に言えば、北陸新幹線敦賀延伸でひとつの大きなチャンスと言える。ポイントを絞った受け皿づくりが大事なのはことは確かだ。

受け皿づくりの経験で北陸線の敦賀まで直流化があり、商店街を訪れる観光客を多く見かけたが、その後の減少は受け皿づくりが今ひとつだったとも言える。

金ヶ崎周辺整備もポイントを絞った重要な要素だ。どう整備するか、5年後のビジョンを明確にする必要がある。また、北陸道総鎮守とも称される氣比神宮周辺の整備が国道8号の二車線化しか見えてこない。

古くは神代まで遡る長い歴史を持つ北陸でも代表的な観光名所。時宗の二代目・遊行上人である他阿、紀行文『おくのほそ道』を著した俳人・松尾芭蕉などとも深い関係があり、また“旗掛松”や“亀の池”といった緑や自然の豊かな境内には様々な由緒もある。

この5年間が重要な期間だが、ハード整備も大事だが民間の商店街、ホテル、旅館など、ソフト面の受け皿も重要な要素だ。観光ボランティアも4つが統一されて当時と会員は変わっていない。気になるのはどの団体もそうだが、高齢化だ。ハード面が整っても商店街の高齢化など、ソフト面の充実がなければ受け皿の継続は難しい。



【2017/04/24】 | ページトップ↑
扇子の閉じる引く際
Date :2017-04-23(Sun)


敦賀市は、来年の国体、5年後の北陸新幹線、それに市庁舎建て替えと大型プロジェクトが目白押しだ。

当然、それだけ財政負担も大きい。一方で福祉、教育の予算を一部縮小している。

ところで、暑い日は扇子を開くが、涼しくなればすぐ閉じる。経営も同じで、景気の先行きをこまめに見ながら攻め時と守り時を見逃さない。扇子商法と呼ばれ呼ぶそうだ。

原子力発電所がこれだけ長期停止する敦賀市の財政も厳しい。敦賀市も交付金で財政が豊かだった頃の拡大路線はある意味、楽だが、財政も人口減少など、縮めるときは難しい。

東芝、最近の日本郵政の損失、真っ先に子会社の苦境で巨額損失を出した。東芝も日本郵政も海外に活路を見いだしたかったが、これが失敗した。

敦賀市は外には手を出してはいないが、市立敦賀病院、市立看護大学、そしてRCN と会計は違うが、各事業への財政状況が市の財政にも影響する。

それぞれの事業を育てるのも、運営にも人材が必要だ。また、扇子哲学で大事なのは「扇子を閉じる引き際」とも。民間と自治体の財政運営は違うが、扇子商法もいま必要なことも多い。
【2017/04/23】 | ページトップ↑
落ちるナイフ
Date :2017-04-22(Sun)

政府は昨日、国民に向けて、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃があった場合の避難方法や身の守り方を内閣官房のホームページ(HP)に掲載した。

緊張が朝鮮半島で続いている。米国と北朝鮮のにらみ合いは、まさに「チキンゲーム」。空母カールビンソンは25日ごろ日本海に入るとか。

ここまで、米国が空母を向かわせれば、北朝鮮は軍事パレードで武力を誇示し、ミサイルを発射した。ともに「平和」を口にするが、引く構えを見せない。その果ては破滅という名の崖ではないのか。偶発的な衝突が怖い。

相場の格言か忘れたが「落ちるナイフはつかむな」というのがある。落ちるナイフではないが日本は手出しはできないが、襲われればそのときはべつだ。いずれにしても緊張は相当のものとある自衛官は語っていた。


どこかに悲劇を避ける要素はないか。残念ながらナイフをちかつかせる決闘が始まっているが、救いはある。映画のシーンで腰を引いて背中を丸めた姿勢をヤクザ映画でみる。

攻撃よりも防御に重点を置いている。実は、この前かがみの姿勢が怪獣と闘うウルトラマンのポーズ。

こう語るも不謹慎かもしれないがウルトラマンは時に、必殺のスペシウム光線を使うか迷う。制限時間はエネルギーが尽きる3分間。人間の判断はどうか。

力による平和と語られているが、どこか危うい大半の日本人は起こるはずはないと思っている。私もそうだ。楽観論がつきまとうが、それでも日本海にカールビンソンが来る怖さはどこか、いままでとは違う。
 
【2017/04/22】 | ページトップ↑
敦賀1号の廃炉認可に思う。
Date :2017-04-21(Fri)

敦賀1号の廃炉が認可された。私にとって最初の仕事が敦賀1号だっただけに一抹の寂しさをかんじる。

1970年代、原子力発電所が増えいたころで、敦賀市の人口も増えていた。本町の活気も相当なもので、12月の年末にはタクシーを待つのに数時間を要した記憶が或。

若い人が私も含め敦賀市に移り住んだ。

ところで、いま、将棋界が活気づいている。世間は第3の将棋ブームと言われる。かつて1960年代初頭に歌謡曲『王将』がヒットし、96年には「羽生7冠」があった。そして今度は映画『聖の青春』『3月のライオン』が相次ぎ公開され、若きスターの誕生が後押しする。

藤井聡太四段(14)がすごい。愛知県瀬戸市に住むこの中学3年生、自身の持つデビュー後の連勝記録を「13」と更新中。昨年暮れにデビューし、先々週にプロ公式戦の新記録である11連勝を達成したばかりだ。

先日は日本将棋連盟会長の佐藤康光九段を倒してファンを驚かせた。23日にはいよいよ羽生善治3冠に挑む。26日の公式次戦を含めて勝負の行方は一体どうなるのか。

敦賀1号にはスターはいなかったが、ふげん、敦賀2号、そしてもんじゅと人口増加と共に歩んだ敦賀市、いま逆に敦賀1号、もんじゅと廃炉進むだけに、どう対応するか、活気も大事だが、辛抱する時代は苦しいが前を向いて歩くしかない。

【2017/04/21】 | ページトップ↑
地方自治法施行70周年と民法改正
Date :2017-04-20(Thr)

本年は、地方自治法が施行されて70周年を迎える。正直、宝くじの広告を見てはじめて知った。大きな節目の年でもある。我々の仕事はこの法律なしでは成り立たない。

また、民法改正分かりやすく内容周知を契約のルールなどを大幅に見直す民法改正案が衆院本会議で可決され、今国会で成立する見通しになった。

これも明治時代に施行されてから約120年たつが、契約分野では初の本格的な改正になる。改正されるのは民法第3編「債権」を中心とした条項で、債権法とも呼ばれる。この分野は近年、経済活動の動きが激しいため時代の変化に対応する必要性が特に高い。

地方自治法よりも民法は市民に最も身近な法律だ。社会の規律となる基本法だけに、政府や司法関係者は今後、分かりやすさに重点を置いた十分な説明をしていかなければならない。新設される条項では二つに注目したい。

なかでも認知症などで判断能力のない人が自宅のリフォームや物品購入の契約をしても無効となると明文化したことだ。高齢化社会への配慮は他の立法にも生かしたい。現行規定の変更も行われる。未払い金を請求する権利がなくなる期限(消滅時効)が原則として「請求できると知った時から5年」になる。

今は個人間の金銭の貸し借りは10年、飲食代金は1年などと業種ごとに異なっていたが、合理性がないとして統一された。

今回の改正は、消費者や高齢者ら社会的弱者への配慮が強化されたのが特徴だ。判例や実務を通じて定着している内容をまとめた面もある。しかし新たな定型約款などには具体的な事例をもっと明確に示すべきだとする指摘がある。改正内容の周知徹底に万全を尽くしてほしい。

いずれにしても地方自治法や民法は生活する上で、最も身近な法律だ。その意味を今一度、確かめたい。 
【2017/04/20】 | ページトップ↑
学芸員の重要性
Date :2017-04-19(Wed)

市立博物館の学芸員の深い知識や深い地元愛にいつも敬服する。先日も改修された博物館を勉強させてもらった。大和田銀行の奥の深さを学芸員の知識で知ることができた。

学芸員は博物館法に定められた専門職で、歴史や民俗、芸術、自然科学分野の資料の収集と保管、展示、調査研究を主な仕事とする。

その学芸員を「がん」呼ばわりした山本地方創生担当相が発言の撤回と謝罪に追い込まれた。けしからん一言だ。昨日の福井新聞の論説の通りだ。

また、NHK総合テレビで土曜夜放送の「ブラタモリ」を見ていて感心するのが、案内役として登場する学芸員の豊かな知識と熱い語り口だ。

文化財を良好な状態で後世に伝える役目を負っている学芸員は、価値を損なわずにどうやって活用するか常に頭を悩ませている。

敦賀の学芸員も研究によって体系的に位置付けた上で、保存のルールに従って展示、保存そして市民や観光客にどう説明するか、日々、悩んでいるのではないか。見せるための工夫も凝らしている。何度か説明を伺っているが頭はかなり柔らかいとみた。

敦賀市も「ブラタモリ」に出したい学芸員ばかりだ。学芸員と観光も切っても切れない重要な要素だ。
【2017/04/19】 | ページトップ↑
街の実相と人手不足
Date :2017-04-18(Non)

選挙はいろんなことを教えてくれるが、4年に一度、市内全域をくまなく回ると肌で感じることがある。寂しいが空き家と高齢化だ。西浦、東浦、愛発と厳しい現実がある。

一方、市内のスーパーでは客が1人で手続きするセルフレジ方式の導入だ。商品のバーコードを機械に読み取らせ、精算、クレジットもオッケー。料金を投入。すべて機械が処理。

推計によると日本の人口は2065年に約8800万人。今より3割減る。15〜64歳の働き手も4割減。敦賀市の人口減少はいま、全国平均を上回るスピードで進んでいる。コンビニでの人手不足はまだというが、いずれは来るだろうとも語る。

人手不足の時代に備えてコンビニ業界では、自動で会計したり袋詰めしたりするレジの開発も進んでいるらしい。

未来に向かってセルフ化やロボット導入の動きが加速する。「無言」で買い物し、店員と顔を合わせることなくレジを済ませる。慣れると簡単だが、どこか味気ない気もしてしまう。

話を戻すが、私の住む中央町でさえ、まだ一部とはいえ、一丁目では空き家と高齢化、二丁目は、新築もある反面、空き家も賃貸住宅やマンションの空き家も増えてきた。市役所が来て40年、急速に発展した町内も社会現象が着実に進む。

実相をしっかりとらえておく必要がある。





【2017/04/18】 | ページトップ↑
春うららな日曜日、弁天桜と鯉のぼりのコラボ、そして若狭町長選富山市議会選挙
Date :2017-04-17(Mon)

昨日は暖かいというより25度を超える夏日。春江の葬儀の後、有人に誘われて勝山を訪れた。

堤防を埋め尽くす薄ピンクの桜と、空中を泳ぐこいのぼりのコラボ。九頭竜川弁天河原に、約100匹のこいのぼりが川を横断する形で設置され、勝山弁天桜と雪が残る山々となんとも言えない春うららな風景だ。弁天桜は満開から一部桜吹雪、なかなかの風情だ。

夜は若狭町長選は現職の森下裕が6664票を獲得、無所属で新人の上野寛二氏に5865票差をつけ3選を果たした。圧倒的勝利だ。若狭町も人口減少と財政と嶺南共通の課題を抱える。昨夜は雲もなく明かりの少ない若狭町の星空がきれいだった。

選挙で気にしていたのは政務活動費の不正受給で14人が辞職した富山市議会の議員選(定数38)が昨夜、投開票された。

議会改革などをめぐり58人が争う大激戦となった。私の親しくしていただいている市議2名、高位当選、あらためて祝当選だ。

不適切使用を認め返還した元職1人と自民現職7人のうち、計3人が落選した。当選して票を減らすなど、やはり有権者の審判は厳しかったようだ。

ただ、補欠選挙での政務活動費の問題よりは、北陸新幹線による課題が選挙で市長選も含め多く取り上げられたようだ。金沢市と比べ途中下車の富山市の課題は多い。
【2017/04/17】 | ページトップ↑
「キッズパークつるが」滑り出し好調と「すまいるカード」
Date :2017-04-16(Sun)

昨日は久しぶりに琵琶湖の東岸を自転車で走った。奥琵琶湖から琵琶湖東岸はちょうど桜が満開だ。時折の雨と暖かいとはいえ、まだ風は冷たい。昼は西婦人会の総会、夜は中央町の総会と続いた。

西婦人会総会の市長挨拶でアクアトムの1階に本市が整備を進めてきた「キッズパークつるが」の話があり、土日800人、平日200人の利用があるとの報告があった。

天候や季節を問わずファミリー層を中心に楽しんでいただける、中心市街地の拠点として、3月26日にオープンし、好調の滑り出しだ。

市民から「すまいるカード」の適用の要望がたった。すまいるFカードとは、県の事業で社会全体で子育てを応援し、子育てにやさしい地域社会づくりを目指して、18歳未満のお子さんを3人以上お持ちの子育て家庭を、県内の協賛企業が応援する事業。

協賛企業(店舗)では、それぞれに割引・特典などを設定し、「すまいるFカード」を提示することで、割引・特典を受けることができる。ちなみに昨日、リニューアルオープンしたおおい町特産のきのこをテーマにした観光施設「きのこの森」の利用は可能だ。

「きのこの森」は、おおい町特産のきのこを県内外に発信する町の観光施設で、県とともに2億2千万円余りをかけ再整備した。このうち、家やクレーン車などを自分の好きな色で塗ってスキャナーで取り込むと、高さ3メートル幅14メートルの大きさのスクリーンに映し出された絵が動き出す「体験型映像システム」がが目玉とか。

ところで、今が旬のタケノコが食品スーパーの店頭に並び始めた。タケノコの漢字には旬が入る通り、季節を感じさせる代表格だ。確か俳句でタケノコの季語は春と思いやすいが、夏が正解とか。

ちなみに「竹の秋」は春だという。竹はタケノコに栄養分を回すので葉が黄色になるからだそうだ。葉が青々とする「竹の春」は秋。と俳句の専門家に伺ったことがある。能書きよりもタケノコご飯はうまい。桜も散り始め、春本番だ。








【2017/04/16】 | ページトップ↑
熊本地震から1年、防災機能強化と財源確保で市庁舎建て替え。
Date :2017-04-15(Sat)

熊本地震から昨日で1年。震度7の激震に見舞われた熊本地震。地震で災害時の司令塔となる庁舎の被災が相次ぎ、被災者支援が遅れた。

敦賀市の庁舎の建て替えの議論が活発化してきた。健闘が進められる一方で、財源が大きな課題だった。

被災者の生活再建に欠かせない庁舎が被災した際の対応策を早急に準備すべき大きな課題だ。

熊本地震では、宇土市役所本庁舎の4階部分が押し潰され倒壊寸前になるなど計8市町の庁舎が使えなくなった。庁舎の被災で、被災者が支援を受ける際に必要な罹災(りさい)証明書の発行などが遅れた。

庁舎が被災して最も困るのは、一刻も早く日常生活を取り戻したいと願う住民だったとも伺った。

想定外を考えて罹災証明の発行や被害状況の把握など庁舎倒壊で相当遅れた。そして、初動の重要性だ。情報が錯綜し、火災などへの対応も重要な要素だ。ここで力を発揮するのが防災センターと消防署からの出動、それに市庁舎からの現場把握と人的連絡と出動と集中管理が重要となる。

いま、市で提案されているプラザ萬象への市役所移転はまちづくりの観点からいいかもしれないが、今回の建て替えの最大の要因は耐震で防災機能強化にある。


災害時にまず重要なのは初動の動きだ。これを考えれば、道路網が整う現在地にほかならない。市庁舎建て替えは、大事なのは防災機能強化とその財源確保にある。
【2017/04/15】 | ページトップ↑
北朝鮮醸成、楽観論と不安が交錯している。
Date :2017-04-14(Fri)

高校の世界史の授業で国の内政がうまくいかないとき、戦争したがると、習ったことがある。今のトランプ政権のやり方もその手法かどうかわからないが、どうも危なかしい。また、平和に浸った日本、危機感がないのか、いずれにしても危うい情勢が続いている。

安倍首相は昨日13日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮のミサイル開発について、「(化学兵器の)サリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と指摘した。

また、政府は昨日、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を開いた。北朝鮮のさらなる挑発に備え、情報収集と警戒監視に万全を期すことを確認した。朝鮮半島で有事が勃発した際の対処方針についても協議。韓国にいる在留邦人の保護や避難策、北朝鮮からの難民への対応なども話し合ったとも。

朝鮮半島有事の際、大きな課題となるのが韓国に約5万7千人いるとされる邦人の速やかな退避だが、簡単にできるわけない。

米国の空母カールビンソンの北上といい、北朝鮮について、アメリカは北朝鮮についても攻撃をためらわないとか、どこかトランプ大統領は危ういと思ってしまう。

ただ、シリアの置かれた状況と北朝鮮の状況とは異なる。シリアと違って北朝鮮は内戦状態に陥っていないし、北朝鮮は韓国や日本と隣接し、軍事行動をとった時の反発はシリアの比ではない。

シリアを攻撃できたから北朝鮮に対して簡単にできるというものではないはずだ。
平和ボケなのか、それほどの危機感がいま、あるのか、なにやら楽観論と不安が交錯している。

【2017/04/14】 | ページトップ↑
奥琵琶湖も満開へ
Date :2017-0414(Thr)

昨日の風で敦賀の桜の花も散り始めた。一方、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」として有名な、湖岸沿い約4kmにわたって樹齢70年を超える老桜や次世代に引き継ぐ若木も含め約800本の桜並木が続き、この地域でも遅い桜の名所の桜が満開に近くなってきた。

奥琵琶湖に春の訪れを告げる風物詩になっており「日本のさくら名所100選」にも選ばれている。土日は満開と思うが、交通量も多い、コツは早朝6時頃、奥琵琶湖と桜と竹生島の春はいい。

そうはいいながら、今年はちょっと雰囲気が違う。桜前線は北上するものだと思っていたが、関東以西はまだら模様の開花状況続いた。ソメイヨシノが全国で最も早く咲いたのは東京で3月21日。横浜、福岡が25日。本州南端の鹿児島では、ずっとずっと遅れて4月5日だった。

先日も書いたが、地球温暖化による平均気温の上昇で桜の開花が早まりつつあるほか、人工物が多いために気温が上昇する東京など大都市のヒートアイランド現象も影響しているような感がある。満開も鹿児島が4月14日とか、異例な状況が桜の世界もあるようだ。

桜の話題では暖かさに気を取られがちだが、開花の鍵になるのは寒さ、「休眠打破」というとか。前年の夏秋に成長する花芽は、一定期間低温にさらされた後に目覚めるからだ。鹿児島の開花と全部が咲くことができない異常現象が発生しているとか。種子島では桜の開花ができなくなってしまっているとも。

寒さや厳しさが大切というのは、コメ作りや酒造りでも指摘され、厳しい条件下でこそ、香り高い酒が生まれ、食味のいいコメができる。

新年度を迎え、敦賀市立看護大学の入学や市役所の就職、人事異動とどことなく雰囲気でわかる。それぞれの新たな環境に身を置くと、緊張感や疲れを感じたのが私には相当、昔、昔になった。私の選挙は4月中旬ごろで、桜も散り終わっていたが、それでも選挙戦はつらくとも終わってのはいいものだ。

休眠打破ではないが、新入生や新入社員など、厳しい日があっても、そこから報われる日々、花を咲かす日もあるだろう、是非頑張ってほしい。
【2017/04/13】 | ページトップ↑
若狭町長選挙とかみなか農学舎
Date :2017-04-12(Wed)

任期満了に伴う若狭町の町長選挙が昨日告示され、これまでに3期目を目指す現職と新人の2人が立候補し、平成17年の若狭町発足以降初めてとなる選挙戦がスタートした。

若狭町長選挙が選挙戦となったのは、平成17年に旧三方町と旧上中町が合併し若狭町が発足して以降、初めて。

昨日、森下候補の出陣式に参加したが、寒くて雨模様の天候、寒さはこたえる。それぞれの応援演説も長いが候補の久しぶりの森下節、熱がこもって長かった。

良かったのは森下町長が職員時代に深く関わった「かみなか農学舎」の女性代表の応援演説と農学舎の女性の「頑張ろう三唱」。

現在、若狭町の人口は約1万5000人。合併から10年、若狭町になってから2千人の人口減少、そして少子高齢化が進む中、若者や高齢者が暮らしやすいまちづくりをどう進めるか。

地域を活性化するのも、未来につなぐのも人。U・Iターンや教育、「人づくり」をち森下候補は力を込めて訴えた。

なかでも、森下町長が深く関わっている若狭町の農業生産法人「かみなか農楽舎」、昨日の頑張ろう三唱で前に並んだ若者、大阪、千葉、埼玉などの県外の移住組が多い。

農楽舎の施設で共同生活を送りながら、1年目は米や野菜作りの基本を学んだ。地域を活性化するのも、未来につなぐのも人。U・Iターンの里山再生の原点である「人づくり」の成果が見え始めてきた。

 
ちなみに「かみなか農楽舎」には、農楽舎立ち上げに合わせ整備された若狭町農村総合公園に施設がある。都市部などの若者を受け入れる就農定住研修事業のほか、農業生産事業や体験学習事業を展開。町は農楽舎に対し、就農定住研修事業の委託費として年間400万円、同公園の指定管理費として同360万円を出している。県下でも全国的に評価とされた事業となっている。
【2017/04/12】 | ページトップ↑
AKB48、EXILEと美空ひばり(美空ひばり生誕80周年)
Date :2017-04-11(Tue)

昨夜、AKB48やEXILEらが東京ドームに集結、ひばりの歌で復興支援「美空ひばり生誕80周年記念コンサート」、深夜は深夜で美空ひばりのNHKに残された過去の話題作を現代の視点で見直してきた「NHKアーカイブス」の美空ひばり歌とトークをじっくりと視聴した。

AKB48やEXILEとはまったく歌い方も違うが、存在感といい、歌手としてはプロ中のプロとの印象をあらためて思った。

また、89歳で亡くなった京唄子さんの漫才をテレビで久しぶりに拝見したが、いまのテンポとも違うがこれも、どこか違った存在感。故鳳啓助さんとの「めおと漫才」で、昭和30年代の漫才ブームを引っ張った。トレードマークの大きな口から強気なツッコミを繰り出し、啓助さんが「大口に吸い込まれる」などとボケる。夫をやり込めるかかあ天下の「しゃべくり」が、テンポといい、間といい、引き込まれる。関西で言う「おもろい」漫才の典型だ。

ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」では関西弁をまくし立てるしゅうとめ役を演じ、圧倒的な存在感で話題になった。

私生活では4度結婚。美空ひばりと同様、浮き沈みもあったのだろ「おもろい」人生を演じきったに違いない。

ちなみに関西弁の「おもろい」は、「面白い」とはニュアンスが違う。面白いは自分で感じることで、皆が異口同音に感じる評価と言うべき「おもろい」か、私もよく理解できないが、違ったニュアンスだ。相手を感動させれば「それ、おもろいな」となる。

話も戻すとAKB48やEXILEのステージの熱気と美空ひばりのステージ、時代も違うが、私なりに感じたのは、表現はどうかわからないが、軽さと重さとの違いだ。

まったく話は違うが、敦賀市議会で20年以上前に辞められた議員の大先輩から、議会のやりとりや市政の進め方が「あまりにも軽すぎる」とのアドバイスを頂いた。時代は違うが、自らの反省でもあり、大事な指摘と思う。






【2017/04/11】 | ページトップ↑
金ヶ崎宮の花換えまつりの若いカップルが目立つが、現実はーー。
Date :2017-04-10(Mon)

市内の桜のピークは日曜日だったか。金ヶ崎宮の花換えまつりの若いカップルが最近、目立つようになった。そうは言っても、全国的に男性の4人に1人、女性の7人に1人が結婚しないとか。

国立社会保障・人口問題研究所の2015年調査で、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が、男女ともに過去最高を更新した。

「結婚する、しない」はあくまで本人の選択とはいえ、未婚社会の進行は、少子高齢化で悩む地方自治体にとっては深刻な課題だ。

敦賀市の生涯未婚率も増加していることは確かだ。今年度も敦賀市の予算で「異業種交流ーーー」という難しい事業名だが分かりやすく言うと、連合福井に加盟する若者の出逢いの場を提供しようというもの。

ただ、「官製婚活」の推進が解決の決め手ではないが、それでも我々世代には理解しがたい状況だ。民間でも最近、活発にパーティーが開かれるようだ。

もっと考えると本人が「結婚する、しない」を選択できる環境が整っていない現状こそ問題だ。国は自治体任せではなく、特に若い世代が将来に希望を持てるような施策に取り組むべきだ。それが結果的に結婚、出産の後押しにつながる。同研究所によると、18〜34歳の未婚者のうち「いずれは結婚したい」と考えている人は男女とも80%超だが、最大のハードルが「結婚資金」。

背景には、非正規の増加など雇用の不安定化がある。非正規でいくら働いても賃金が低く、将来展望が見いだせない。正社員でも長時間労働を強いられ、異性と出会う機会が少ない。敦賀市もけっして例外ではない。
【2017/04/10】 | ページトップ↑
休眠打破と敦賀市
Date :2017-04-09(Sun)

昨日は党大会で福井へ、夜は町内の会合懇親会。どこに行っても雨模様ながら桜が満開だ。咲き誇る桜を見ていると何とも言えない高揚感が湧き上がる。金ヶ崎宮の夜桜もいい。足を止めて花を見上げ、ぼんぼりのほのかな灯りとこれも似合う。

桜の開花は心を浮き立たせる。咲くのを待ち焦がれ、花を愛で、散っていくのを惜しむ気持ちは、日本人の心に深く刻み込まれたものと言ってもいいだろう。

ところが最近は、桜開花のニュースを聞くと、うれしさの一方で不安も感じるようになった。地球温暖化の影響とみられる異変が起きていると聞く。

ソメイヨシノは、花のもとになる花芽が夏に形成された後、休眠に入る。それが一定期間冬の寒さにさらされることによって休眠から目覚め、翌春の気温上昇とともに成長して開花する。このようなメカニズムを「休眠打破」と呼ぶ。

しかし、冬の冷え込みが不十分で、休眠打破がうまくいかなくなっているという。今年、敦賀市の開花日は4月4日ごろだったが、例年とは遅いと言われながら福井では2日で満開、異例だった。

一般的に桜前線は南から北上するイメージだが、敦賀市では金ヶ崎宮、刀根、そして琵琶湖の海津大崎の桜と南下して楽しめる。

ただ、このまま温暖化が進めば、咲いても満開にならない地域が増え、開花しない地域が出てくると指摘する専門家もいる。そうなれば桜の風情は失われ、花見どころではなくなってしまう。

「明日ありと思う心のあだアダ桜」という言葉がある。明日はどうなるか分からないという戒めだが、地球温暖化を防ぐ取り組みも先送りしたばかりに手遅れともなりかねない。

今日は雨模様ながら最後の花見。満開の桜の下でいつまでも花見が楽しめる敦賀であるために、私たちに何ができるのかを考える機会にしたいものだ。
【2017/04/09】 | ページトップ↑
桜の満開、シリア空爆そして北朝鮮ミサイル
Date :2017-04-08(Sat)

昨日、敦賀市も平年を上回る暖かさとなり、桜が一挙に咲き出した。福井市では5日に開花が発表された桜が早くも満開との報道。雨模様ながらわずか2日とははやい。私の見る限りでは笙の川沿いや金ヶ崎宮はまだ満開ではない。

ところで、深夜、ブログを書いていると、「スウェーデンの首都ストックホルム中心部で7日、トラックが人混みに突っ込んで死亡者を出した」とか。スウェーデンのロベーン首相は「あらゆる状況はテロ行為であることを示している」と述べ、テロの可能性を視野に捜査する考えを示したとの報道、サンクトペテルブルクといい、ストックホルムといい、テロの広がりは、けっして遠い世界の話ではないかも知れない。
桜の開花、満開の平和な日本といま世界で起きていることと、けっして無関係ではない。

昨日の米軍のシリア空爆といい、急に世界が乱気流がやってきたように、世界の情勢が急に緊迫してきた。

シリアを攻撃したトランプ大統領には、弱腰といわれたオバマ前政権との違いを印象づける思惑があるように思う。だが、攻撃という劇薬も、きちんとした処方箋があってこそ、初めて効果が出る。それがないまま武力を振るえば、危機を抑えるどころか、かえって広がりかねない。どこかトランプ大頭領のきばが見えたような怖さを感じる。

一方、北朝鮮では、弾道ミサイルの開発を加速しつつある。いまの迎撃態勢で日本の領土・領海を守り切れるのか。原子力発電所のある敦賀市とっても驚異だ。

平和に慣れた日本、本来、地方の一議員のブログで書くべきでもないが、有事における自衛隊の動きを再確認し、法制度に不備がないかどうかなどについても国会で幅広く検討して、危機管理に万全を期すべきとも思う。




【2017/04/08】 | ページトップ↑
敦賀FM開局10周年
Date :2017-04-07(Fri)

先日、敦賀FM.の奥瀬社長に市役所で会った時に思い出した。
確か、平成19年4月3日にコミュニティーFM「つるがFM・ハーバーステーション」開局しもう10年を超えいたと、気がついた。それほど、市民の生活インフラとしてなじんでいる。社長に伺うと、特に10周年記念は行わないとか。

敦賀市を盛り上げようと、地元の情報に徹底して報道続けてきた。気比さんまつり、花火大会や敦賀港カッターレースなどの生放送を見逃せない。いまや市民にはなくてはならない生活インフラだ。

ただ、全国に300あるコミュニティーFMの大半は経営が厳しい。敦賀FMも例外ではないが、原子力発電所の長期停止で広告収入が減るなか、よく民間でここまでやってこれたとあらためて敬意を表したい。


また、災害時の緊急情報の発信も開局の目的の一つ。敦賀FMでは、敦賀市からの委託を受け【防災ラジオサービスセンター】を開設し、普及促進活動・修繕活動などを行っている。とはいうものの、普段から慣れ親しまれる番組作りが欠かせない。
県内では三番目、こうした地域密着型放送は、市民の参加が何にも勝る力になる。

東日本大震災で東北各地のコミュニティFMが大活躍し、被災者をどれだけ勇気づけたか、難度か報じられたが、それも経営難で閉局に追い込まれたところもある。今後とも敦賀FM、市民の生活インフラとして災害時の危機管理インフラとして頑張ってほしいし、市民のバックアップも欠かせない。



【2017/04/07】 | ページトップ↑
財源も人材も限界がある敦賀市
Date :2017-04-06(Thr)

福井地方気象台は予想通り、桜の開花を発表した。平年より2日、昨年より9日遅い開花とか。金ヶ崎宮も咲き始めた。夜桜もこれからが本番だ。昔、昔、私の若い頃、新入社員の仕事らしい仕事が、金ヶ崎宮の場所取りだった。この時期はいつも寒い。震えながら飲んだのを覚えている。

ところで、新横綱稀勢の里の「奇跡の逆転優勝」に沸いた大相撲春場所。13日目に左肩を痛め、強行出場した14日目は力なく完敗していただけに、千秋楽の劇的な展開には驚かされた。その一方で、新横綱の将来を心配して休場を勧める声が少なからず上がったこともうなずける。これまでの日本人なら体のケガをおして優勝、美しい感動のドラマだ。

一方で、春の選抜高校野球では、引き分け再試合が2試合あった。雨天で休養日がなくなったこともあり、投手の登板過多の問題も注目を集めた。

同時期に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に投球数や登板間隔の制限が導入されていた。

企業などでの「働き方」も同様だろう。政府は3月末に決定した働き方改革実行計画に基づき、長年の課題である長時間労働の是正などに向けた取り組みを始める。

だが実行計画については、繁忙期の残業時間の上限が長すぎるなど課題が多い。加えて、働いた時間を少なく記録するサービス残業がはびこっている現状では、労働時間の短縮など進みようもない。

働く人の命に関わる問題だ。労使を含め、社会に生きる全ての人が、今まで通りはもう通用しないことをしっかり自覚し、見直しへとかじを切る時代と受け止める。

いま、敦賀市は来年の国体、6年後の北陸新幹線にむけたまちづくり、小中一貫、さらには市庁舎問題とあまりにも大きなプロジェクトがありすぎる。人材も財源も限られている。優先順位と将来を見据えての敦賀市を考えないと、どこかでつまづきそうだ。桜の花は短いが人生は長い。

【2017/04/06】 | ページトップ↑
モデル地区選定でも見失ってはいけないこと
Date :2017-04-05(Wed)

今日は福井で開花宣言だろう。敦賀測候所があった頃、笙の川近くの合同庁舎の標準木が、その知らせだった。

金ヶ崎宮を桜のつぼみがピンク色に盛り上がり、ちらほらと開花している。ある新入職員のパリッとしたスーツと、引き締まった表情から香り立つような緊張感。ほのかに見え隠れする自信がまた、まぶしく映った。桜の花は短いが人生は長い。あまり気負うわず、ぼちぼちとも思う。

ところで、観光地の魅力向上のため景観の整備費用を国が支援する事業のモデル地区に敦賀市が選ばれ、市は「人道の港敦賀ムゼウム」や気比神宮の参道の整備を進めていくことになった報道が流れた。

これは、国土交通省が新年度から始めた「景観まちづくり刷新モデル地区」は、観光地の魅力向上などに向けて街の景観を整備する費用の半額を3年間、国が補助する事業で、敦賀市は、北海道函館市や長崎市などとともに全国10のモデル地区に選ばれたことだ。大変よろこばしい事だ。関係者の努力に敬意を表したい。

このモデル地区選定で市は今年度から3年間で約25億円をかけて整備を進める。具体的には、北陸新幹線の開業に向けて金ケ崎緑地の「人道の港敦賀ムゼウム」を観光施設として拡張するほか、気比神宮への参道として本町商店街で歩道に木を植えたりアーケードを改修したりして景観を整備する。

北陸新幹線に向けたまちづくりはなによりも優先だが、見失ってはならないこともある。財源の半分が国の補助とのことだが、市も応分の負担をするということだ。今年度も福祉、教育の予算を削っている。

今後、市庁舎建て替え、角鹿小中一貫さらには最終処分場からごみ焼却炉整備、また、老朽化が進む施設整備と市民生活に欠かせないインフラ整備が続くだけに、財源の確保が一方で最大の課題となる。

もう一点は、ハードが整ってもソフトを整えることを忘れてはいけない。函館、長崎は民間の観光ソフトが整っているが、産業で発展した敦賀はこの観光分野の受け入れが弱い。金沢市は北陸新幹線に向けて10年以上、ハードに加え、民間が入ってのソフト面の準備を進めてきたことだ。


【2017/04/05】 | ページトップ↑
敦賀の就職事情と人口減少
Date :20017-04-04(Tue)

敦賀市の人口が66,520人、世帯数28,360世帯(2017年3月31日現在)と1年で400人ほど減少し、この3月で約300人ほど敦賀をあとにしている。

昨今の就職事情をみると高等学校を卒業する年間約600人の約400人が敦賀を離れるが、私の推定で100人から200人が住民票をおいて進学しているようだ。

ところが、市外の大学などに進んだ人のUターン就職率は、原子力発電所の長期停止が影響して悪くなっていることは確かだ。もんじゅ廃炉の関係でいっそう悪くなるのではと心配している。一方で産業団地など企業への就職も減少分はカバーできないがそれでも地元就職に寄与している。

いずれにしてUターンを高めることと、原子力は密接に関係していることも確かだ。それだけ重要な問題なのだろう。気になるのは都会生活に疲れて敦賀に戻って来ても就職もなく、宅配やコンビニで働いても、人目やバイト料の格差で、また、都会に戻っている現状があることだ。有効求人倍率が高くても正職員などの雇用のパイが少なくなっていることと、格差が着実に広がっていることだ。

少なくても市役所をはじめニューフェースは会社人間の枠を超えた、郷土の期待が注がれる。不安もあるのだろうか。でも人生を悟るとか、人に尽くすとか、独りで自分のことを問い詰めなくていい。みんな同じ空の下、同じ明日をつくっていく仲間ではないか。就職おめでとう。


ところで、ゆとり世代というが、さらに、さとり世代、つくし世代という言葉があるそうだ。10代前半から30歳まで、脱詰め込み学習を掲げたゆとり教育の申し子たちだ。

昨日の入社式、入所式に臨む新社会人は、その真ん中で育ってきた。「ゆとり」の若者像は、欲得に淡泊な「さとり」ムードが漂い、人間関係を気にして献身的に振る舞う「つくし」系とも言われるとか。

個々の人格を世代論でひとくくりにはできないが、時代がそんな雰囲気かもしれない。もう一つの特徴は私たち世代などこれまでの先輩世代の就職当時と違って、仕事以外の大きな宿題があるようにおもう。

人口減と向き合いながら家族を支え、地域を守り、郷土の将来を担っていく。敦賀への思いは強いはずだ。
【2017/04/04】 | ページトップ↑
事実上の新年度スタート
Date :2017-04-03(Mon)

新年度が事実上今日からスタートした。一昨日、昨日は土・日曜日なので、社会が本格的に動きだすのは、今日からだ。

会社などでは歓迎会が盛んに行われる頃だ。市役所に会社と本町の賑わいもやはり若い頃と歓迎のあり方も違うようだ。新年度がスタートした。

新入社員や新入職員に今日、心構えを説くことだろう。一方で採用した責任の重さを改めてかみしめたい。希望にあふれて仲間入りした社会人を裏切らないようにとの思いもある。

敦賀市にあっては北陸新幹線を見据えてのまちづくりや市庁舎問題など、課題多き敦賀市、若者に託す思いは殊のほか強いのではないか。大切な人材をいかに育て、伸ばしていくか。それが未来の敦賀の発展を左右すると言えよう。

働き方改革が叫ばれている。その点でも管理職の姿勢が問われよう。成果の多い1年に向けて前進したい。

また、全国各地から桜の便りが聞こえ始め、敦賀もすぐに花見シーズン。酒との付き合いが増えそうだ。

学生時代の一気飲み我々の時代が横行し、急性アルコール中毒寸前の救急車騒ぎも経験しただけに、強要されて大学生の子どもを失った親らがつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」は毎年、全国キャンペーンを行っている。

急性アルコール中毒死につながる一気飲みや、飲酒の無理強いなどをやめようと呼び掛ける。もちろん若い人に限らず、酒を楽しむのであれば周りへの配慮や節度を心掛けたい。

先週の雪崩の判断で若い命が失われたように、指導者の正確な情報による判断が重要なことを忘れてはならない。


【2017/04/03】 | ページトップ↑
今年度、最大の課題は市庁舎の移転か、現在地か。
Date :2017-04-02(Sun)

新年度になった。春は木々にとって、イッキにエネルギーを発散してくる。今年度の最大の課題は市庁舎問題だ。

ーー行政の本丸に加え防災の拠点であるべき市庁舎ーーー

従来は市庁舎は「行政の本丸」だったが、近年は災害時の司令塔であり、住民が集う場や観光拠点の役割もある。

ーー唐突な提案ーーー

渕上市長の突然の移転提案。3月議会定例会の代表質問の答弁で多目的施設「プラザ萬象」敷地への移転も検討すると表明した。

新たな移転先、市街地づくりの明確な青写真を描かなければならない。何よりも、周辺住民が置き去りにされたと感じないような対策が求められる。現在地のままか、移転か。

市長が語るように百年の計に値する大問題だ。震度6強の地震で倒壊の恐れの庁舎の建て替え候補地を巡り、議論がこれから活発になる。本議会への提案あった移転案、市長は提案理由をあげていたがいまいち理由になっていない。十分な根拠を示すことが求められている。 

冒頭に書いたように防災拠点として災害発生時の初動を円滑にするため、防災センターと市庁舎は同一敷地にあるべきと私は考えるが、それと移転による、まちづくりとの比較など私も市民もわからないままだ。

ーー当初は現在地の優位性が高いとしていたーーー

庁舎の耐震問題を受け、市は昨年十月に中間報告書を発表。建て替える方針を示し、候補地は現在地の優位性が高いとした。

私は市防災センターと建て替えを表明した消防組合消防本部に隣接しており、防災拠点としての機能を重視したい。

市役所回りの道路網を考えると防災センターは2008年1月に完成し、震度7クラスの地震に耐えられる。消防本部消防司令センターや市危機管理対策課が入り、災害対策本部の設置場所となっており、災害時の体制が整う。これに耐震性が高い市庁舎が加われば、防災機能とその後の対策など集中管理が可能となる。

ーー熊本地震の教訓で国が支援ーー

熊本地震の二度の大きな地震の教訓で発生直後、通信が途絶えて自治体の職員が移動もできず、被害状況の把握や情報発信が課題となった。地震や洪水などを問わず、消防と災害対策本部、さらには市役所が近いのは、小さな敦賀市にとって初動など災害時の対応で有利なことは明らかだ。庁舎建て替えの国の財政支援の目的は防災機能強化だ。

ーー中央町から「プラザ萬象」への移転による影響も大きいーー

まちづくりの観点から人口減少が進む中心市街地の活性化は重要な視点だが、現在地からの移転に伴う影響も計り知れない。かつての桜町、港近くからの移転は、港を中心とする旧市街地に大きな影響を及ぼした。

庁舎移転を9月に結論を出すとしたら、庁舎移転に伴う中心市街地活性化について検討にはあまりにも性急だ。図書館をはじめ、ほかの施設の統廃合も含めて考え、移転後の跡地利用など明確な根拠を示す必要がある。中央町から「プラザ萬象」への移転による影響も大きいと推定できる。

まして財政が逼迫する敦賀市にあって熊本地震による国の財政支援を得ることは、必至と思う。

萬象エリアに建てる庁舎の規模や費用、内容さらには、移転による影響、市長提案までほとんど検討中で明らかにされていない。国の財政支援が明らかになって2年前倒しをしようとなって、新たな候補地もいいが、決められる時間があまりにも少ない。国の財政支援を受けるか、敦賀市のまちづくりを優先するかの問題でもある。

ーー時間がないなかでの提案ーー

議会で市長、副市長はすでに萬象を壊し、現在の庁舎跡地に第二萬象を建てる案にまで言及している。あなりにも唐突で、時間がないなかでの検討ができるのだろうか。
4月には、議会そして市民に提案するとしている。正直、これほどの大問題を半年で結論を出すことに無理がある。

ーー移転に伴う条例改正に必要な議決は三分二以上ーー

また、移転に伴う条例改正案は出席議員の三分の二以上の同意が必要となる「特別多数議決」の対象で9月定例会での議決は、私は不可能と言わざるをえない。国の財政支援なしで建て替えをあるいは移転を考えるのであれば、それもいいが、北陸新幹線のまちづくりなど経費がかかるだけにその余裕は敦賀市にない。

私が語るだけでも難しい課題が山積、難しい局面だけにしっかりとした納得できる「プラザ萬象」移転と現在地の比較など議論できる提案を期待したい。

もうひとつ、気になるのは、市庁舎問題で「あらゆる可能性を排除しない」としているが、これでは決めることも難しくなる。


【2017/04/02】 | ページトップ↑
厳しい市民目線と桜の開花宣言
Date :2017-04-01(Sat)

そろそろ「桜の開花宣言」も間近か。桜はまだつぼみのまま。そのうち北風が身に染みて「春は名のみの風の寒さや」。

花見のつもりが、『早春賦』の一節が脳裏に浮かぶ、ただの散歩。早々に退散したものの、日曜からさらに冷え込むとの予報。コートはもうクリーニングへ。

栃木県那須町で発生した雪崩に、高校生ら8人が巻き込まれ死亡した。痛ましさに言葉もない弥生3月、春の悪天がもたらした凶報である。

県高体連主催の訓練の中で起きた惨事だった。高校山岳部には「必修」とされていた。引率教員は冬山の専門家だったようだが、恒例行事であるがゆえの「予定ありき」が無理な訓練につながったか。それとも油断か判断ミスか。しっかりと検証せねばなるまい。春の息吹に胸膨らませた若者の無念を思う。

いずれしても来週から出社、役所へと新しい人生を迎える方も多いのでは。3月議会が終わって、市庁舎問題や副市長2人制への対応など、批判のメールや一言をいただくようになった。説明責任を果たすことの重要さをおもう。課題多き敦賀市、厳しい市民めせんを大事にしたい。
【2017/04/01】 | ページトップ↑
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