市庁舎問題でひとつの方向性が明らかになった。
Date :2017-05-27(Sat)

市庁舎問題で、市は25日、候補地選定の参考資料とするために市民説明会などで行ったアンケートの結果を公表した。アンケートは、一部の結果に過ぎないが、それでも、方向性と課題を浮く彫りにする。今回はまさしく、その結果だ。

1. 結論
結論は、現在地での建て替え案を評価する意見が約6割を占め、プラザ萬象敷地内への移転案の約3割を大きく上回った。

2. 片寄った市民層でも課題が浮き彫りになった。

ただ、アンケート回答388人のうち、60歳以上が66%を占め、男性が79%。片寄った市民層の回答となっているが、今回のせつめいかいで注目すべき課題も浮き彫りになった。

3. エリア毎の支持が明確になった。

説明会は今月9〜19日に市内10カ所で行われ、計336人が参加。現在地案を推したのは221人(59%)で、現庁舎のある松原地区の説明会参加者では、9割近くを占めた。一方、移転案を評価したのは105人(28%)。プラザ萬象が立地する南地区で54%と多かった。

4. 重視する項目は利便性安全性

重視する項目については「利便性」(145人)が最多で、「安全性」(113人)、「発展性」(58人)と続いた。中心市街地の発展性よりも利便性と安全性が重要視していることが理解できる。

5. プラザ萬象敷地内への移転案の最大の課題は道路網

各説明会でも市民から寄せられた意見で、プラザ萬象周辺の国道8号線と北側道路の朝夕の混雑だ。市の説明の時差出勤ではとても対応仕切れない交通量があり、移転された場合、道路片側一車線では、渋滞は必至で最大の課題であると市民も認識していることだ。

6.最後に、

6月議会の補正予算に計上されるが、今後、市は9月中に候補地を選定する方針を明確にしており、7月に無作為抽出の市民3000人を対象としたアンケートも実施し、市民参加の選考委員会で候補地を絞るとしている。説明会の前の議会の特別委員会で、説明資料で道路網の弱点や検討不足を指摘したが、まさしく市民から同じ意見が説明会で出された。今回の説明会とアンケートは、反省点も多いが、ひとつの方向性と課題が浮き彫りになった点をあげれば大きな成果と評価したい。

繰り返しにもなるが、今回のアンケート結果は片寄った市民層の回答でもあるが、候補地の課題やひとつの方向性が明らかになった。関係者の昼夜を惜しんでのご苦労に敬意を表するともに、説明会とアンケートでひとつの方向性が明らかになった成果は大きいと評価したい。改めて足を運んでくれた市民にご苦労様と言いたい。

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【2017/05/27】 | ページトップ↑
日本遺産の敦賀市というがーー。
Date:2017-05-26(Fri)

心の健康として、いつも全力ではなく、肩の力を抜くすべも身に付けることと習ったことがあるとか。「五月病」と言われ、新たな環境に適応しようとして、この時期にストレスや疲労がたまる。


ところで、文化庁の日本遺産に、敦賀市など7道県11市町にまたがる「北前船寄港地・船主集落」が認定された。

日本遺産は有形、無形の文化財を観光資源として活用する制度。2015年度からこれまで229件の申請があり、40道府県の54件が認定されている。このうち、本年度は申請79件中、北前船を含む17件が認定された。喜ばしいことだがわかりにくいし、どんな効果があるか、との意見を頂いた。

制度の目的は、テーマを設けて歴史と文化をくくり、地域の魅力を発信して観光振興を図ろうというものだ。だが、制度の知名度が高いとはいえず、認定が観光客の増加に直結するわけではない。市民にもその意義と敦賀市が選定された意味合いを理解しているかたは少ないとも意見を頂いた。

北前船にまつわるストーリーは理解できるが、認定後の各自治体の取り組みが活性化の鍵を握ると思う。

北前船は江戸から明治期にかけて日本海などを往来し、物資に加えて文化を運び寄港地を繁栄させた。北海道から福井県、敦賀市までの11市町による共同申請は、広域連携による遺産の広がりや各自治体に往事の貴重な文化財が残っている点が評価された。それぞれに歴史的意義などはあるが、敦賀市単独で観光客を呼び込む力があるとはいえない。

北前船は各地に文化をもたらしただけに物語性は十分ある。敦賀市には全国でも珍しいたくさんの昆布かき職人の方がいて、ひとつの文化を形成している。これと南越前町の船主集落とタイアップすることで連携してストーリーに磨きをかけ、文化財間、自治体間の周遊を促すなどして誘客を図る必要がある。広くは函館から敦賀までの連携を構築していくことなど、連携とアピールが大きな課題だ。
【2017/05/26】 | ページトップ↑
コンビニは地域社会のバロメーター
Date :2017-05-25(Thr)

昨夜、カッターレース実行委員会終了後、最近、町内のリニューアルしたコンビニを訪れた。店の名前は変わったが、コンビニの品物の配置はほぼワンパターン。欲しいものはほぼ手にはいる。

ところで、昨年、芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの『コンビニ人間』は、サービス業の最先端で働く男女店員を活写している。現代の働き方がよく理解できる。

レジ打ち、掃除、物品の搬入、発注、伝票管理、おでんの用意、宅配便の受け付け、各種払い込み対応などを各自が立ち続けでこなし、客からは笑顔の応対と。機能や便利さが最優先の現代。都会も地方も同じマニュアルとか。全国一律のコンビニ、アルバイトの裏方はこんな日常を送る。

コンビニを例えるならスイスのアーミー・ナイフは15種の機能を1本のような存在。しばらくは続きそうだ。

豊かな自然に囲まれ、歴史が身近に息づく敦賀でコンビニの売り上げも原子力発電所の再稼働と密接に関係するとか。6年前といま、とは大きく違うと率直にあるコンビニの店主が語っていた。市外からの原子力発電所に働く作業員はコンビニほど便利な存在はない。

ところで、大飯原子力発電所3号機と4号機について、原子力規制委員会は、再稼働の前提になる新しい規制基準の審査に合格した。

全国の原子力発電所で6か所目で、今後も地元の同意などが必要で、関西電力が目指す再稼働は早くてことしの冬以降になると見込みとか。それでも対策工事などでおおい、高浜町のコンビニの売り上げは大きく増えているとか。嶺南はまさに西高東低。この地域の産業構造が再稼働に左右される。まコンビニはまさにこのちいきし社会のバロメーターだ。
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まったく話は違うが、与謝野馨元財務相が亡くなった。日本原子力発電の大先輩でもある。2007年の第1次安倍内閣で官房長官を務めた後、福田内閣や麻生内閣で経済財政相や財務相、金融相を歴任した。10年に自民党を離党し、民主党政権でも経済財政担当相として入閣。国会での答弁にも信念が汲み取れた。

税制改革、特に消費税にこだわり、さきおくり、先送りで現在、ほんとに社会保障と財政再建は、危うい。いま、求められる政治家かもしれない。ご冥福を祈りたい。

ちなみに日本原子力発電では、当初技術部に配属され、後に外交官となる今井隆吉係長の薫陶を受け、英語専門文献の翻訳なども手がけたとか。当時を知る方はほとんどいないが、とにかく仕事のできる人だったとか。

【2017/05/25】 | ページトップ↑
議会報告会
Date :2017-05-25(Wed)

昨日は議会報告会。80名を超える参加者。試行錯誤しながら開催stうが、今年度も難しさを感じた。議員一人一人の意見が違いもある。執行権を持たない議員の受け答えも難しい。

市庁舎問題のご意見を頂いたがこれも難しい。

ところで、よく「チームワークを乱さないよう」。個より集団に重きを置くのが日本人の特徴とさ「忖度(そんたく)」は相手の気持ちを推し量る。

昨日も書いたが、今年の流行語大賞の筆頭か。ちなみに10年前は「KY」がノミネートされていた。

「空気が読めない」の頭文字だ。多くの場合、周りを気遣えないという軽い非難を含む大勢の思惑が混ざり合った「場の空気」を読むとは、その中のどれに従えば有利かを瞬時に判断する能力なのだろう。

目上の意向は特に尊重される。学校や職場で、人々が毎日それをやってのけているとは、考えてみれば驚きだ。

空気が読める人ほど、全身が触覚になったような重苦しさを感じているのかもしれない。空気を変えるのも勇気がいる。議会報告会後の反省会で昨夜も飲み過ぎた。






【2017/05/24】 | ページトップ↑
もんじゅ廃炉後のビジョン(拠点化と地域振興)
Date :2017-05-23(Tue)

もんじゅの廃炉を巡り、松野文部科学相が20日、福井県庁を訪れ、政府一体となった廃炉の実施体制案や今後の地域振興策の方向性を、知事と市長に説明。

知事と市長は廃炉体制についておおむね了承し、昨年12月の政府決定から約5カ月を経て廃炉手続きが進む。どうして、ここまで時間がかかったのだろうか。第一は「もんじゅの廃炉ありき」で物事が進んだことにある。


廃炉その後の高速炉開発、地域振興は一体だが、双方に明確なビジョンがないまま、手打ちなったように思う。政治の世界ではよくある話だが市民には理解しにくい。もんじゅ廃炉の影響は雇用や経済など30年かけたボディブローとなるだけに、国との交渉はビジョンがなによりも重要だ。

松野文科相は、もんじゅが立地する敦賀を今後の原子力研究や人材育成を支える拠点として整備する方針を示し、もんじゅ敷地内に新設する試験研究炉を中核的施設に位置付けるとした。しかし、研究炉はもんじゅとは比較にならないほど小規模だ。研究炉と国のエネルギー政策、まして高速炉開発とは違い、ただ、これも研究炉ありきの目先優先的な危うさを感じる。

試験研究炉は大学の研究者や企業技術者に研究ツールとして活用いただくものとし、5年後に詳細設計を進めるスケジュールを提示した。これも責任主体がどこか、なにが目的か、教育か研究か、ビジョンがないまま研究炉ありきで進んでいるように思う。

また、知事は、福井新聞によると「例えば大学誘致やLNGインフラ整備、地域振興の交付金」と踏み込んだ。ただ、大学誘致の具体策に欠け、LNGインフラについても用地、需要やロシアとの課題も多い。それだけに交渉にも具体的ビジョンが必要だ。

また、市長は周辺5市町との広域経済圏を目指す市のハーモニアスポリス構想について「具体的な振興策を十分協議していただきたい」と話した。これも時間軸の長さと水素社会形成もまだまだ課題だけに具体的ビジョンもってあたらないと、お茶を濁らされて終わるではすまない。

いずれにしても、原子力を中心に半世紀、歩んだ敦賀市だけに、本流を大事にしながら複合軸化にむけて自らのビジョンをもった交渉は欠かせない。


ところで、今年の流行語大賞で「忖度[そんたく]」がほぼこれで決まりではないか。辞書には「他人の心を推し量る」という意味しかない。推し量った上で何かを配慮するという意味では「斟酌」の方がふさわしい思う。

結論として、県と市、それに国ともんじゅ廃炉をめぐって、将来ビジョンの核がないだけそれぞれの担当者もまさに忖度「そんたく」の世界で動いているのではないか。それだけに、いま、大事な正念場になっている。

 
【2017/05/23】 | ページトップ↑
初夏の日差しと「ふくいスマートデコミッシング」
Date :2017-05-22(Mon)

一昨日、若狭町ツーデーマーチでいつもいいのは、田植えを終えた水田の風景が太陽を浴びて水面がキラキラして美しいことだ。ただ昨日は初夏の日差しはどこか酷しい日差しとなっていた。日中は30度近い夏日。

朝8時、晴明の朝市で23日開かれる議会報告会の宣伝ビラ配付から始めた。そして、きらめきみなと館の親子フェスティバルへ。海洋少年団の活動に参加。


そして、10時開催の県内の企業が廃炉技術を習得するための施設「ふくいスマートデコミッシング」の起工式へ。この時間になると日差しは一層、強くなった。

この施設は日本原子力研究開発機構が福井県や福井大学などと共同で約8億5000万円かけて櫛川の事業本部に整備。
この施設では新型転換炉「ふげん」の知見をもとに、「ふげん」で出た廃材を使い企業が専用の機器で解体作業を経験できるほか、仮想現実を使った炉内での作業も体験できる。今後、敦賀1号機や美浜1,2号機など、施設の運用は来年度からはじまる予定で県内企業の廃炉事業への新規参入が進むことが期待される。

昼下がりは、海洋少年団のカッターを川崎の岸壁におろした。来週より福岡で開催される全国大会に向け練習が始まる。午後5時頃になると、日差しは優しくなっていた。

ところで、もう時期プレ国体が始まる。一方、この夏、福島をはじめ宮城、山形の3県を主舞台に全国高校総合体育大会(インターハイ)が開かれる。連休で訪れたJR福島駅にはカウントダウンボードが立ち、開幕までの日数を液晶表示を刻んでいた。

制作したのは福島工業高校だ。高校スポーツの祭典を地元から盛り上げようと、一役買っている。県内の高校3年生は選手で出場する以外に運営係やボランティアも務めるという。2年前から準備を始めたと聞けば頭が下がる。

県内ではプレ国体準備が進む。県内では高校生がインターハイに向けた県予選がこれから本格化する。季節は初夏から真夏へーーー。


【2017/05/22】 | ページトップ↑
若狭町のツーデーマーチ
Date :2017-05-21(Sun)

昨日は夏日、暑かった。「第26回若狭・三方五湖ツーデーマーチ」(若狭町、には、5、10、20、40キロの4コースに全国から計2222人が参加し、その内の20キロに参加の一人になった。

この日の暑さに参加者は時折汗を拭いながらゴールを目指した。この日は日本遺産の鯖街道を通るコース。参加者らは途中、古い町並みが残る「熊川宿」や、名水百選の「瓜割(うりわり)の滝」を巡った。若狭町の職員、交通指導員、警察官と暑いなかで「ご苦労様」と、参加者から声が出る。

2日目の今日はラムサール条約登録湿地の三方五湖や、その周辺の山々の風景を楽しむことができるコースが用意されていた。二日目も参加したいが今日は親子フェスティバルなど行事が重なる。


参加費は2,200円と割高に思うが、各休憩所のもてなし、豚汁、パンケーキ、いもがしとそれぞれ食べている食べているだけで腹はふくれるし、各休憩所のボランティアとの会話も楽しく元気付けてくれる。敦賀マラソンで地元参加とはまた違う。

ただ、暑い日光、汗が吹き出る。各休憩所にも冷たいお茶、水のサービスもうれしい。日焼けもし、快い疲れ、しかし日頃の運動不足から筋肉痛だ。

つけ加えると、夜、西公民館であった西地区社会福祉協議会の参加後のビールがお預け、我慢我慢のビールがうまかった。


【2017/05/21】 | ページトップ↑
拉致・特定失踪者の支援組織「救う会福井」と「県特定失踪者の真相究明を願う会」を統合し、救う会に一本化をした。
Date :2017-05-20(Sat)


春から初夏、浦底に発電所のウグイスのなき方もうまくなった。また、敦賀の町を歩いていると、あちこちでツバメが飛び交い、巣作りから子育てと、季節は移る。

親、先生か昔、教えられたのは、ツバメは渡り鳥だから、色々な環境を察知するその鳥が、居心地の良い環境を選んで巣を作るわけだから、温度湿度的に考えてもいい家、もっと言えば縁起のいい家。ツバメの巣を壊してはたたりがあると。

たまにスズメの子を見かける。こちらも忙しい。だいたい5、6羽で群れている。春に生まれたばかりか、子スズメが親鳥と一緒に過ごすのはわずか10日ほどとか。あとは子スズメだけで自然に仲間をつくり親から離れていくとも教わった。

「自然の子離れと強制的に引き裂かれる人間世界とはまったく違う」と、拉致被害者の横田めぐみさんの両親が敦賀に来られた17年前、語っていた言葉だ。

ところで、昨夜は小浜市で北朝鮮による拉致・特定失踪者の支援組織「救う会福井」と「県特定失踪者の真相究明を願う会」を統合し、救う会に一本化をした。

新たな組織には関係市町、小浜市、若狭町、敦賀市、越前市の首長が顧問に就いた。

昨日も森本会長の挨拶であったが、「官民一体となった取り組みで拉致問題の早期解決を訴えていきたい」と。

拉致被害者の地村夫妻が帰国から15年を迎える今年11月か、12月には、集会を開き、風化しつつある世論の盛り上げを図る。その後、横田めぐみのお母さんは一度敦賀を訪れている。お父さんはもう、一緒に行動できる体力はない。
【2017/05/20】 | ページトップ↑
国も知事も政治的な動きは、ビジョンなき駆け引きだけが目につき始めている。
Date :2017-05-19(Fri)

昨日は高速増殖炉「もんじゅ」について、文部科学省と資源エネルギー庁の担当者が、敦賀市議会に対して、内閣官房副長官をトップとする省庁横断の廃炉推進チームを設置するなどとした体制案を説明。

1.内閣官房副長官をトップとする省庁横断のもんじゅ廃炉推進チームを設置すること
2.運営する日本原子力研究開発機構に廃炉事業に特化した部門を作ること、
など。

体制も重要だが、計画を示して早期に廃炉にうつすべきとも思う。もう現場では廃炉に向かって空気感は大きく動き出している。

下請け関連も含めて10年を考えると1000人とも言われる雇用を維持できるほどの力は廃炉にはない。燃料抜き取り終了など段階的に減っていくことは明らかで、知事など政治的な動きは、あまりにも遅く、駆け引きだけが目につき始めている。

これまで敦賀市がもんじゅで積み上げて来たエネルギー研究拠点化は、明らかにその中核を失い、将来展望が描けなくなっている。

昨年の国のもんじゅ廃炉ありきで始まった説明に、高速炉開発というビジョンもないこと対して、もんじゅ後の敦賀市への対応が明確でもなく、受けるたちばの知事も試験研究炉だけのビジョンがない状態が、今日の体制の話に終始しているのではないか。時間が解決するごとく、駆け引きの結末が、時間の経過と共にもんじゅ廃炉だけが進むのではとの危惧さえ抱いている。

また、昨日の説明にもあった敦賀1号廃炉に伴う国の支援事業である、ハーモニアスポリス構想の水素関連産業の振興で多様なエネルギーの供給都市としての地域活性化を探っている。しかし、支援という言葉はあるものの、全国の各自治体で競争するかように計画が乱立し始めている。何事もタイミングだが、時間が解決するがごとく流されてはいけない。
【2017/05/19】 | ページトップ↑
コンテンツツーリズム
Date :2017-05-18(Thr)

関西電力の高浜原子力発電所の4号機が昨日午後5時に再稼働した。1年3カ月ぶりに原子炉を起動した。22日に発電を開始予定。安全第一は当然だが、地域経済にとって、嶺南、福井県にとっても明るいニュースだ。

ところで、6,7年前か、BS番組の『吉田類の酒場放浪記』で一度、敦賀が放送されたことがある。駅前の酒場と敦賀酒造が放映された。テーマは芭蕉の「奥の細道」で、東北から北陸を巡る旅で福井県で唯一敦賀が選ばれた。

奥の細道の旅は、今も多くの人の心を引き付け旅情を誘う。当時東北や北陸を巡る約2500キロ、5カ月に及ぶ大旅行。敦賀での一句、

ふるき名の角鹿や恋し秋の月

いま、映画のロケ地巡り、大河ドラマ観光、アニメの聖地巡礼。近頃よく話題になる。そうした作品の中身、つまりコンテンツに関する観光を「コンテンツツーリズム」というそうだ。地域振興に生かそうとの動きがある。

古くは映画の「ローマの休日」のローマ、小津安二郎監督の「東京物語」の尾道と「晩春」は鎌倉へ、壺井栄作の「二十四の瞳」は小豆島へと。敦賀でも大河ドラマでの大谷吉継や金ヶ崎城などなど。

もっと古くは江戸時代の「東海道中膝栗毛」に出てくるお伊勢参りなど巡礼の旅。私のふるさとの金比羅さんもそのひとつ。

芭蕉の「奥の細道」を自分で辿る旅も、いわばコンテンツツーリズム、敦賀には芭蕉、大谷吉継、金ヶ崎の秀吉、信長、家康と、日本遺産の北前船などコンテンツは多い。なかでも芭蕉は最大級だ。



【2017/05/18】 | ページトップ↑
5月の運動会
Date :2017-05-17(Wed)

昨日も五月晴れの清々しい日だった。秋篠宮ご夫妻の長女眞子まこさまが、国際基督教大学に通っていた時の同級生で、横浜市在住の小室圭と婚約されるとか。五月晴れのように、久しぶり明るいニュースだ。

ところで、最近は5月は運動会の季節でもある。小中学校の運動会大半が開かれる。

運動会は秋だという認識は、もうないようだ。5月開催の熱中症対策や学校行事の分散化だとか。

スポーツが得意な子に光が当たり、讃える運動会もいい。だが、それぞれが持っている力を発揮し、頑張ることの尊さを感じられる場でもある。応援でも、出番が一人一人を輝かせる。

30年近く前か、長男の中央小学校の運動会での出来事、50メートル走で、ある女の子が途中、転んで、その子が泣き出して走るのをやめようとした時、突然、女の先生が飛び出す。励ましてその子と一緒に走り出したのである。ともにゴールし、抱きかかえるようにして誉めていた。

いても立ってもいられない先生の行動を見た私もそうだが、運動場の会場が温かな空気に包まれ拍手がわいた。これも運動会だ。

これから各地区の運動会が始まる。田植えがほぼ終わり、沖縄が梅雨に入ったように6月のうっとしい季節を迎えるが、せめて運動会はいま続く5月のようにさわやかな一日を。
【2017/05/17】 | ページトップ↑
図書館の学校史が、なぜ?
Date 2017-05-16(Tue)

市立図書館の利用者は最近は定年を過ぎた高齢者も多い。年齢的には私より先輩の方々も多く、平日は一般市民に混じって、高齢者の重要な居場所のひとつだろう。

昔にもなるが、ペギー葉山さんの「学生時代」で「秋の日の図書館のノートとインクの匂い」と、私だけではなく図書館には独特の思い出と匂いがあるように思う。

私事ながら中高校と頻繁に学校の図書館に出入りした時期があった。冬だったか、受験間際に県立図書館で朝からならんで場所をとって勉強した記憶もある。疲れて読んだ小説本は古く黄色になっていたが、誰が書いたかわからないが書き込みやら押花も添えてあった。書き込みならまだ許せるが、切り裂くとはどうかしている。

今ではなくなってしまったが、好みはあろうが当時、古い本が多かった図書館には、一種独特のかび臭いようなあの匂いがあったように思う。

冒頭の高齢者や高校生など大切な場所を土足で踏みにじられたような事件は、福井県が最も多く、敦賀市立図書館でも発生し全国に展開している。

各公立図書館で学校史や記念誌から写真などが切り取られていた事件だ。一部北陸地域だけの出来事かと思っていたが全国で次々と発覚。犯行時期もはっきりせず同一犯かも不明だ。

授業風景はもちろん、校庭を元気良く走ったり給食の準備をしたりと、さまざまな表情の子どもたちの写真が載っている、そんな写真をこっそり切り取る姿を想像すると、不気味さが募るばかりだ。目的はいったい何なのか。

事件を受け、学校史などの閲覧を制限する図書館も出てきている。高齢者にとって「敦賀市史など普段なにげなく見ている」と先日も語っていた。学校史も懐かしいだけでなく、地域の歴史を知るための貴重な記録だ。それも切り裂くとはまったくもって腹立たしい。

【2017/05/16】 | ページトップ↑
市庁舎問題と、市民文化センターなど文化施設の統廃合を論じるにはあまりにも議論不足、検討不足だ。
Date :2017-05-15(Mon)

昨日は、海洋少年団の関係で野坂山少年自然の家から始めた。この少年自然の家は、季節ごとの自然の中で少年たちが野外活動・集団生活を通して自然に親しみ、共同生活をすることによって、自立性や責任感など高めることを目的としてつくられた社会教育施設で、長年、小中学生にとってなくてはならない存在になっている。

朝の活動の野坂いこいの森のウオーキングで久しぶりキャンプ場・バンガローの宿泊施設のほか、野坂山の自然を活用した林間歩道など、晴れていたこともあり、すがしい朝からスタートできた。

昼下がりは運動公園の温水プールと、市民にとって各々の好みによって、健康増進に充実した施設が整っていて低料金で利用できる。課題は維持管理の最大の悩みでもある。

夜は南公民館で市庁舎建設の候補地に関する市民説明会に参加した。参加者も多く、市民の関心の大きいことが理解できる。

意見交換で市民からの意見、質問も的を得たもので、各説明会ごとにアンケートや意見がオームページに掲載されている。ここでは細かい意見など掲載は避けるが、これほど正確に迅速に掲載された子とは記憶がない。職員の毎日の労苦に敬意を表したい。

なかでもプラザ萬象敷地内移転の場合、市民文化センターとプラザ萬象を取り壊して、第二萬象の現市役所敷地内での建設内容で大ホールで最大600人規模という案が質問で答弁された。

これに対して市民からは「あまりにも乱暴ではないか」との批判的な意見が出されたが、市民文化センター、プラザ萬象やきらめきみなと館など、市民が最も利用する文化施設を、市庁舎問題と合わせて拙速に組み合わせるにはあまりにも無理がある。

本来、市民文化センターなど、検討委員会を設けて時間をかけて議論が必要な重要な課題だ。

候補地選定の9月決定には市民が語るように、ありにも検討不足、議論不足が露呈された市民説明会となっている。担当者も気の毒だが、平日、土日の夜に関心をもって訪れる市民に失礼ではないか。そんな思いを感じてしまう。
【2017/05/15】 | ページトップ↑
民生委員100年に思う。
Date :2017-05-14(Sun)

5月は温暖の差が大きい。いま海洋少年団の合宿で野坂山にいる。明け方の寒さが気になるところだ。

ところで、議員になって、これほど大切で、頭の下がる方々のいないと思った。昔になるが市営住宅で、もめ事があったとき、仲介やくを民生委員がやってくれた。双方が信頼する民生委員だからできたことだった。

その地域住民の相談役といわれる民生委員制度が100周年を迎えた。厚生労働省によると、1917年の「済世顧問制度」として岡山県で発足。翌年には大阪府で「方面委員制度」が始まり、全国に普及した。

四つ葉のクローバーの中でハトが羽を広げる民生委員のバッジは、愛情と奉仕を表しているという。
 
民生委員は厚労相が委嘱する非常勤の地方公務員で、ボランティアとして活動。支援が必要な住民を行政や専門機関につなぐ役割は格差社会の進展でさらに重みを増しているように思う。

災害時の避難住宅で民生委員に会ったが、なくてはならない存在だった。高齢化社会で、独り暮らしが多くなる敦賀市、見守りもそうだが、守秘義務をもった相談相手でもある。

いま、なり手も含め維持が難しい制度でもある。個人の誠実な思いが100年続く制度を支えている。地域の大切な民生委員の維持は不可欠だ。欠員解消は全国的にも長年の課題であり、厚労省、県、敦賀市、各地区、各町でのバックアップが重要なことは言うまでもない。



【2017/05/14】 | ページトップ↑
北陸新幹線延伸は諸刃の剣
Date :2017-05-13(Sat)

私の考えでは、得られるものと失うものは常に裏表。例えば、火の出現で人の暮らしは飛躍的に進歩した。料理に使ったり暖や明かりを取ったり、さらには木材を曲げたり堅くしたりする道具としても用いた。一方で火は危険なもの、火事はつきものだ。

簡単にはメリット、デメリットで言い表せないが、北陸新幹線を福井へ通すことによるとき失うものはわかっていたはずだ。

北陸新幹線の敦賀開業に伴い敦賀ー金沢間で特急列車が廃止されると「地域住民の利便性が低下する恐れがある」として、沿線の住民などで作る市民団体がJR福井駅前で特急列車の存続を訴える呼びかけ。

気持ちはわかるがそれを訴えならば、新幹線は求めるものではなかったはずだ。あれもこれもこれもは難しい。雪国のフリーゲージも技術開発が研究はしていたが、難しい課題があった。

新幹線の導入で他の地域が足元の地域鉄道網でどれだけ苦しんでいるか、逆に言えば、極端に言えば、今なら引き返すことができるかもしれない。最初の条件のひとつがローカル線の運行だった。金沢と富山間の各駅は新幹線導入と共に料金も含め不便にもなった。


市民団体では、在来線への乗り入れが可能な「フリーゲージトレイン」の導入のめどが立たない中では、特急列車が廃止されると大阪や名古屋方面に向かう場合は敦賀駅で新幹線と在来線とを乗り換える必要があり、利便性が低下する恐れがあると指摘。

確かにその通りだが、敦賀駅でのサンダーバード、しらさぎの上下乗り換えはしかたないにしても、敦賀駅での乗り換えを明確にしての新幹線延伸は、現状であれば、しかたがない現状と受け止めて新幹線を受け入れるべきではないか。

あれもこれもの要望も大事だが、存続を望むのであれば、新幹線延伸ははじめから受け入れるべきではなかったことでもある。

フリーゲージトレンの導入と特急列車ははじめからセットでなかった。それほど、北陸新幹線延伸は福井県にとって諸刃の剣でもある。導入は大きなメリット、しかし、
特急列車の存続とはセット論ではなかった。

敦賀市にとっても北陸新幹線は大きいきなチャンスだが、交通体系も変わり、終着駅が終わり、素通りになる30年後はピンチにもなりうる。それほど諸刃の剣だ。メリットとはデメリットを踏まえて対応が必要なことは言うまでもない。


【2017/05/13】 | ページトップ↑
この敦賀でも宅配事業は、今後、ますます大事になる。
Date :2017-05-12(Thr)


大学を卒業して就職をしたものの、合わずに辞めて敦賀に帰って来た若者がいた。パラサイトシングルとも言うべき親元で家賃、食費はかからない。話をすると宅配は忙しく、かなりの重労働とか。

つい先日、再配達で再会すると、顔も日焼けしどこかたくましさがあった。額に汗を浮かべ荷物を私に手渡すとニコッと笑って急いで配送車へ。

小走りの背中に「ご苦労さま」と声を掛けた。年中無休で指定時間帯に届けてくれる宅配便は何かと重宝する。アマゾンは都会も地方も変わらない。

中小都市の敦賀にとって、ネット通販で何でも買える時代だ。欲しい物が近くにないときや、買い物に出掛けたり重い荷物を運んだりするのが難しい高齢者や独り暮らし、病気のかた、ハンディがある人にとって、これほど重宝する味方はいない。

これからの超高齢社会、敦賀市にとって、重要な社会インフラといっても過言ではない。宅配需要はさらに高まろうが、働き手の確保は、この敦賀でも難しくなるとか。

宅配最大手の宅配を「社会的インフラとして継続するため」に、値上げも実施するち報道もあった。

また、郵便配達やゆーパックも高齢者、女性の配達人が敦賀でも目立ち始めた。これから暑くなる。ある配達人の女性と話をすると、犬にかまれそうになったなど、苦労話も多い。

また、生協の宅配サービスも高齢化社会ではなくてはならない存在ではないか。この敦賀でも松葉、桜ヶ丘の市営住宅近くのスーパーがなくなって、買い物難民ではないが苦労するお年寄りものでは増えてきた。

いずれにしても、宅配は中小都市の敦賀市にとってなくてはならない社会インフラになっている。クロネコマークは、母猫が子猫を優しく運ぶ姿を表している。この宅配の便利さを享受する側も一定の負担はやむを得まいとも思うが、料金負担も年金暮らしにはこたえるらしい。何度も利用できない。料金負担も含めこんな社会現象も足元の敦賀市にも徐々に広がる。
【2017/05/12】 | ページトップ↑
星空保全条例の制定
Date :2017-05-11(Wed)

星空で感動したことがある。太平洋上、どこか忘れたが、ハワイに近いところだった。天の川は言うに及ばず、星降る街角ではないが星降る夜空と言った表現がぴったりだった。

敦賀では難しいがそれでも野坂山からの星空は美しい。グーグルアースで地球の中で日本の太平洋側、韓国のソウル周辺、中国の上海や香港、マカオは明るい。東京、名古屋、大阪はその筆頭格だ。繁栄の証しだろうか。

それにしても北朝鮮は真っ暗、繁栄とはほど遠い。ロシアのシベリア側は暗い。太平洋側に比べ島根県、鳥取県、福井県と幸か不幸か、秋田、山形よりも明るいが暗い。
これを逆手にとって鳥取県の平井知事は先月27日の定例会見で、県内の美しい星空を守る「星空保全条例」制定を検討する考えを示した。光を発する屋外広告物や照明などを制限する「星空保全区域」を設けて“星空スポット”を増やすとか。

これもひとつの地域おこしだ。「蟹取(かにとり)県」に続いて「星取県」をキャッチフレーズに掲げた鳥取県は、「星空保全条例」を制定する方針だ。星空保全区域を設けて、光を発する屋外広告物や照明などを制限するという。今後の経過を見守りたい。

ところで、先日、書いた高知県最北端、四国のほぼ中央に位置する大川村は、天の川が美しくする見えるとか。

先日、ある市民から直接民主制度ができるのか、質問を頂いた。地方自治法第94条は「町村は議会を置かず選挙権を有する者の総会を設けることができる」と規定している。これに基づき「町村総会」が設置されたのは、1951年の東京都の離島・旧宇津木村1件のみ。55年に合併するまで4年間続いた。

人口411人の大川村、日本で天の川はまともにみることはできない。大川村は見ることができる。何が幸せで、不幸か、価値観もいろいろだ。


【2017/05/11】 | ページトップ↑
データにみる安定志向と少ない自殺者
Date :2017-05-09(Wed)

福井新聞で「就職情報の大手マイナビ(東京)は、2018年卒の大学生を対象とした北陸3県の「就職企業人気ランキング」を発表し、北陸銀行が94票を獲得して1位になった。2位は三谷商事、3位は北陸電力だった。

(中略)マイナビによると、1位の北陸銀を選んだ理由は「安定している」が最も多く、「福利厚生制度が充実している」が続いた。三谷商事は「やりたい仕事ができそう」「社風がよい」を選ぶ学生が多かった。」と。敦賀市出身者の大学卒業生で地元に戻りたい希望者で、銀行、電力が多いとうかがったことがある。初めての公表で、北陸三県ながら同じような傾向だ。安定志向も多いと伺ったことがある。

一方、大型のゴールデンウイークも、終わって3日過ぎれば遠い昔だ。連休明けの月曜日の朝こそ日本全国、憂鬱な気分に覆われていたのに、職場で一声あいさつすると、いつもの習性で背筋が伸び、仕事に向き合っている。そんな具合に自分と折り合いをつけて生きる毎日なのだが、つらい悩みに苦しむ時、最悪の場合は死を考える。この時期は若い人がなる5月病とも関係しているとか。

ところで、47都道府県を対象とする「人口10万人あたりの自殺者数」についての都道府県ランキングで、最上位から、1位は秋田県の31.86人、 2位は岩手県の27.82人、 3位は宮崎県の27.48人。最下位から、47位は奈良県の17.28人、 46位は福井県の18.11人、 45位は徳島県の18.59人。福井県は少ない。敦賀市も毎年、福井県と、同じような数で推移しているとか。この中で、福井県、敦賀市も同じだが若者の自殺者数が極端に少ないとも伺った。地域性か、なにかしら関係があるかもしれない。


「自殺のキーワードは孤立である」とものの本に書いてある。防止対策も基本だが「一人で悩まず相談しましょう」の呼びかけで始まる孤独の淵で、もがき苦しむ若者たちを救う環境、つながりが、福井県にも敦賀市にもまだまだある。すてたものではない。


【2017/05/10】 | ページトップ↑
災害の教訓から学ぶ市庁舎問題
Date :2017-05-09(Tue)

災害時の対応で熊本地震における市庁舎の重要さが見直されたといっていい。なかでもテレビでも報道された宇土市の本庁舎は、五階建ての四階部分がつぶれ使用不能になった。本震後の数日間は屋外に張られたテントで業務を行い、電話は一回線だけ。庁舎に行政文書が残ったままで、住民の避難や罹災証明発行に大きな遅れを生じた。同程度の地震が敦賀市で発生したら、ほぼ同じ状況になることが予想される。


もうひとつの教訓が洪水被害だ。2年前の常総市役所は東日本大震災で被災した後、元の場所で耐震化による再建はしたものの、豪雨で再び被害に遭った。水害や津波の危険が指摘されていても、地域の顔でもある自治体庁舎が移転することができなかった。

豪雨で庁舎内は高さ60センチまで水に漬かり、非常用電源も含め停電に。投光器を使っての対応に追われ、外部との連絡や資料印刷にも大きな支障が出た。市役所は危険予測地図で浸水想定区域に入っていたこと事態にも大きな誤りがあったと指摘され、さらに「命綱」の非常用電源を守る手だてはなかった。

敦賀市役所は近くに防災センターあるものの、地下に非常用発電機があり、これも課題だ。

東日本大震災での地震や津波による被災した自治体庁舎は少なくない。直後の初動対応が極めて重要だとの指摘だ。先ずは消防との連携だ。それも顔をつく合わせての初動対応が重要との指摘だ。幸い、敦賀市は消防本部が市役所と隣接している。

これらの教訓を検証しても、災害時の市役所庁舎は、司令塔であり、その後の復旧、復興に欠かせない存在だ。初動はもちろん、復旧復興で市役所、消防、自衛隊などの連携が重要な事は、どのさいがいも同じだった。

庁舎の耐震化はもちろんだが、笙の川と木の芽川の洪水対策も忘れてはいけない。プラザ萬象敷地での移転は、現在地より、さらに危険性を増し、それも木の芽川の近さから氾濫となれば5分ともたない区域となる。幸い、現在地であれば笙の川との距離と浸水対策を講じれば、さらなる機能強化となる。

また、地震直後の消防本部との連携を考えれば、現在地にまさるものはない。いずれにしても今回の市庁舎問題の最も重要な視点は地震、洪水などよる災害対応だということを忘れてはならない。



【2017/05/09】 | ページトップ↑
市民説明会(市庁舎問題)、やってみないとわからないでは困る。
Date :2017-05-08(Mon)

昨日は久しぶりに運動公園の温水プールで泳いだ。300円でいくらでも泳げる。敦賀市内では、各種、大半のスポーツができる。

福島県からの震災被災家族が、スポーツ施設の充実や、「こどもの国」「子育て支援センター」など子育て施設もさることながら、子育て相談に親身に相談にのってくれた職員に感動していた。恵まれた公共施設と職員、当たり前と思っている環境に県外者は率直に評価してくれた。

「ほどよい人口にこれだけの施設と優れた職員をもつ敦賀市はいいですね」との言葉を残して福島へ戻っていった。

ところで、四国四県の水源地として知られる貯水池で、1977年に完成した早明浦ダムのある村、人口約400人の高知県大川村。議会を廃し直接民主制度の「村総会」を置くことを検討するしているとか。実現すれば伊豆諸島を除いて初となるとか。

早明浦ダム建設によって集落の多くが沈み、それに人口減と高齢化が著しく、議員のなり手不足が理由という。これまで定数削減でしのいできたが、新人が発掘できず、2年後の村議選では定数割れが見えてきたからだとも。

地元に残った若者は青年団や消防団を掛け持ちして忙しく、議員を担う余裕がない。愛媛も人ごとではないとか。古代ギリシャやスイスの直接民主制はいいようだが、大川村の選択はやむにやまれぬ消極的な選択とか。

大川村ではないが地方議会も過疎先進地の他人事ではない。先月の若狭町議会選挙は、定員割れこそないが同数の無投票が続いている。

敦賀に話題を戻すが、市庁舎問題をめぐって、市庁舎建設対策特別委員会の私も含め大半の議員が説明会の資料は納得がいかず、2回目の委員会でも修正を求めた。また、庁舎の特別委員会で重要な案件だけにに、拙速は避けるべきとも指摘したもあった。

そんな中、今週9日からほぼ毎日、市庁舎問題についての説明会が開催される。また、市民説明会の後、アンケートで市民意見も求めるとの説明もあった。


市民説明会の後、7月~9月中ごろまで市民代表15名程度で市庁舎候補地選定委員会を開催し候補地を決めていく予定とか。

直接民主制とは違うが、小さいとはいえ、ほどよい人口の敦賀市で、本来、車の両輪であるべき市の理事者側と議会、議論を尽くしてより良い進行であればいいが、溝を深めたままでの進行が本当にいいのだろうか。

執行権を持たない議会は市民説明会を見守るしかないない。検討不足による説明資料と市民への説明会での二者択一は、あまりにも拙速、やってみないとわからないでは、困る。


【2017/05/08】 | ページトップ↑
北海道新幹線に学ぶ終着駅効果と民間の力
Date :2017-05-07(Sun)

黄砂だけは防ぎようがない。大陸からの黄砂が到達する。黄砂は大陸の砂漠地帯などで巻き上げられた細かい砂が偏西風などによって日本にまで運ばれる現象と習った。黄砂のアレルギーもあるらしい。迷惑だがしかたがない。

ところで、連休も残すところあと1日。県内はこれまで好天が多く、行楽機会に恵まれた連休となったとの報道。一方、期待ほどではないとの情報もある。


マイカー、バス、列車とさまざまな移動手段で観光地や景勝地に向かうたくさんの姿を目にする小浜の遊覧船も賑わったとか。さわやかな青空と青い海、リアス海岸の自然が、乗客を満喫させたに違いない。

多くの人にとって、海上は非日常の空間。そんな海の魅力故だろうか。県外に目を向けると、意外な現象が起きていた。

北海道新幹線が開業した函館の終着駅効果も大きいとか。それに昨春以降、青森港と函館港を結ぶフェリーの利用客が増加している。青函トンネル開通の影響で客足が低迷、2015年度は55万8千人まで落ち込んだが、16年度は57万6千人に回復したとの報道。

新幹線効果、終着駅効果により函館人気が高まる中で、フェリー料金の安さに加え、津軽海峡の眺望が再評価された。新幹線に客を奪われると懸念していた運航会社にはうれしい誤算となり、共存共栄を図ろうと意気込むとか。まさに民間の営業努力の成果とも。

北陸新幹線敦賀延伸となれば終着駅効果は必ずある。どうそれを息長い効果にするか。突きつけられた命題だ。

観光の町、敦賀でなかっただけに現実は厳しいと思う。そのヒントは、さかな町にあるそうだ。舞鶴若狭自動車道ができて、売り上げが落ちると予想された方も多いが、あの手この手の民間発想で頑張っている。年間150万人、160万人ともいわれる集客力、気比神宮の66万人の3倍、民間事業の頑張りが持続可能な集客力と学んだことがある。時間があるようでない。


【2017/05/07】 | ページトップ↑
一言一句が心に染みる挨拶状
Date :2017-05-06(Sat)

今年の連休は天気に恵まれた。そして暑かった。まさしく初夏だ。

普通、5月から6月上旬までの初夏、7月中旬にかけての梅雨、そして7月下旬からの盛夏。日差しは真夏並みなのに、5月を夏と呼ぶにはどこか早すぎるとも思う。うっとうしい梅雨やうだるような暑さをひかえたこのすがすがしい時季に、初夏の言葉をはめ込んだのか。

夏至も近いか、夜7時も明るい。いずれにしても、こどもの日の昨日、さわやかな風が吹く立夏。初夏、夏の始まりである。それでもいつかは盛夏から秋になる。

この時期になると、この春に定年退職した方々からいただいた退職あいさつ状が届く。紋切り型の文面であっても、自分も会社に一区切りをつけ、議員という職業もその日を迎えると思って読むからだろうか、一言一句が心に染みる。

議員という立場から会社員と公務員と二つの職種から挨拶状をいただく。公務員の皆さんは、勤めあげたという万感がどこかに感じる。「ありがとうございました」という文字に言葉ににじみ出る。

電力関係も公務員と近いのか、電気の安定供給が最大の使命だ。原子力発電所はこれに安全第一が大きく加わる。建設、運転、廃止措置という事業を一時代で経験できる方はほとんどいない。うまくいって当たり前、失敗することが許されないこと多い。毎日、コツコツと上司、部下が組織一体で真面目に働くことを要求される。一等賞よりも「大過なく」が何よりも優先される。同様に公務員の皆さんも市民奉仕を第一に働いている。

さまざまな経験をしてきたのだろう。それぞれの文字に万感の思いがこもる。はたからは大きな事業を仕上げたように見える方も、公務員の皆さんは、さまざまな力を得てやるものだと、わきまえているように思える。

目には見えにくいが、自他を厳しく律してきたことに充実感を得ているのかもしれない。「ありがとう」の文字に「ご苦労様でした」と言いたい。



【2017/05/06】 | ページトップ↑
理念なき、ビジョンなき市庁舎移転
Date :2017-05-05(Thr)

先日、ある先輩から「敦賀市の成り立ちをしっかり勉強しろ、そしてかつてに先人が積み上げたまちづくりを検証して市庁舎問題を考えろ」と教わった。

そのひとつがが、大道安次郎の論文で「敦賀市の戦前と戦後の地域構造の変貌をめく"って」である。

地方の小都市であり、山に囲まれた田園都市であり、現在の中央町に市庁舎を移転したりゆうもそこにあるとも思った。移転により市庁舎を中心に道路網が整備され、道路には花が植えられ、品格ある町として成長過程だとも感じた。

「5月に町の中にいる者は、自分の春を失う」。春の遅い英国のことわざという。お天気博士の愛称で知られる倉嶋厚さんの著書に教わった。

もともと春の祭りであったメーデー(五月祭)を飾る花を求めて、英国ではこの季節に野や森に遊ぶ習慣があった。

好天続きの大型連休だ。野外に出て鮮やかな新緑の景色を楽しむ人も多いことだろう。振り返れば昨年の今ごろ、晩春の芽吹きのみずみずしさに気付く余裕もなく、風景は暗いモノトーンを感じていたのかもしれない。まさしく「自分の春を失う」日々だったと改めて思う。

まちづくりは、まさに積み重ね。花が咲くと来年はもっときれいに咲くだろうと考え、小さな苗木の10年後、50年後の姿を想像する。いちばん肝心のものはわたしたちの未来にある。新しい年を迎えるごとに高さとうつくしさがましていく。

まちづくりの道のりは先人の知恵の結晶でもあり、市庁舎の建て替え問題も先人の結晶である現在地か、新たな発想でのまちづくりか、自ずとそこには理念が必要であり、明日への展望が必要とも思う。残念ながら、プラザ萬象敷地案には中心市街地活性化の文字しかなく、そこに移転する理念とも言うべく理由や将来の発展のビジョンが描かれていない。

先人の結晶である敦賀市のまちづくり、市庁舎、道路から植栽、花に至るまで、市民の財産だけ、拙速はさけ、しっかり考えた選択が必要だ。今回の市の説明資料、あまりにもお粗末だし、理念なきビジョンなき移転は失敗する。
【2017/05/05】 | ページトップ↑
北朝鮮情勢とJアラート、そして憲法問題
Date :2017-05-04(Thr)

朝鮮情勢の危機は脱しつつあるように報じられている。今、日本の領土・領海に落下すると判断された場合、具体的な避難行動が必要になる。詳しい避難方法は内閣官房の「国民保護ポータルサイト」に掲載されているが、このサイトの閲覧件数がこのところ、急増し、ここ数日、減少と、目まぐるしく動いているとか。朝鮮とは戦前、敦賀は、ウラジオストクと同様に定期航路を持っていた。商店を出していた市民もいた。

ところで、北朝鮮外務省は1日、「我々の強力な戦争抑止力によって、朝鮮半島情勢がもう1つの峠を越えた」とする報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮は強硬姿勢を維持しつつも、武力衝突回避へ緊張緩和に動きだした可能性があるとの見方が出ている。かなりの情報のやり取りが水面下で行き来しているのではないか、と元自衛官は語る。


一方、政府は、北朝鮮がミサイルを発射し日本に飛来する可能性があると判断した場合、注意が必要な地域に全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて情報を発信する。市町村の防災行政無線や携帯電話などから自動的に流れる仕組みで、これに基づいて行動するのが原則。

Jアラートはミサイルが発射されたという情報を伝えた後、日本に落下する可能性があるのか、上空を通過または領海外に落下したのかは続報で知らせる。

説明によると、屋外にいるときには「できるだけ頑丈な建物や地下街に避難する」ほか、適切な避難場所がないときは「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る」と説明。屋内の場合は「できれば窓のない部屋へ移動する」などとした。

いずれにしても「何を大げさな」と思うことができないのが現実だろう。間違った情報に振り回されないためにも、情報伝達経路や取るべき行動について把握しておくに越したことはない。

それにしても憲法改正などが昨日、大きく報じられ、一度、トラブルになれば大きなことになる北朝鮮問題は影がうすれた。平和国家の日本はいいのか、悪いのか、それでも江戸時代260年、戦後70年、戦争のない日本、その仕組みも大事だ。ただ、70年の憲法を環境権や危機管理、自衛隊など議論することは大事だと思う。
【2017/05/04】 | ページトップ↑
市庁舎問題、議会軽視のままでいいのか?
Date :2017-05-03(Wed)

昨日は市庁舎の建て替え問題を調査する市庁舎建設対策特別委員会の第二回目。これほどあきれ返った委員会は議員になってはじめてだ。これまで、敦賀市議会も各議員が議論を重ねてより良い方向に導いてきたつもりだ。理事者側もすべてとは言わないが、不備や疑問点には誠実に答え改善してくれた。ところが、昨日は違った。河瀬市長時代とは違った対応がこの委員会で出されたと、受け止めている。

先月24日の市庁舎問題の説明資料で、プラザ萬象敷地移転の利点である「中心市街地活性化」のまちづくりや活性化への理念とも言うべきもの、また、現在の庁舎地の経済的損失等も明らかにすること、さらにはプラザ萬象周辺道路の朝夕の交通渋滞の解決策など、修正を要望していたにも、ほとんど盛り込まれず、口頭で説明するとか。

また、プラザ萬象移転の場合は、検討不足や市民理解を得るにも時間がかかりなど、9月までの結論を得ることは難しく、「国の財政支援を受けることは難しい」など、修正を検討するとのことだったが、市長に相談すると、前提条件を方針という変更だけだった。

昨日に議会に示された資料は前回、不備であったり説明不足や問題点を議員なりに指摘し、修正を求めたにもかかわらず、ほとんど修正されないままだった。正直、唖然とした。議会無視も甚だしい。

私は正直、何を言っても無駄とさえ感じた。執行権を持たない議会としては市民への説明会の成り行きを見守るしかない。

昨日、私は「この資料で市民への説明することには納得いかない。説明するのであれば先月24日と昨日の要望を入れた修正でのぞんでほしい」と、最後に言い放った。この表現しかできないほど、ひどかった。

議員ひとりの意見ならまだしも数人が同じように要望し、職員も意見具申したと伺っている。重要な案件だけに議員の意見を無視する市長はは、この問題に限らず、今後の市政運営に大きな不安を感じるのは私だけでないはずだ。

市民への説明会は5月9日(火)東浦公民館~19日(金)西公民館までほぼ毎日10地区公民館、小学校で開催予定されている。

【2017/05/03】 | ページトップ↑
今は会社人間になるよりは家族と過ごす時間が重視される
Date :2017-05-02(Tue)

本箱を整理すると北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」が出てきた。旧制松本高校に在学中、学生寮で生活した。戦後の貧しさや飢えの中でも、北さんらバンカラな学生たちは寮祭やコンパを楽しみ、青春を謳歌していたという。

高校1年で読んで刺激を受けたわけでもないが、商船大学の学生寮・白鴎(はくおう)寮で四年間、まるまる過ごした。四人部屋で私には居心地がよかった。

北さんは当時を振り返り「これほど吸収するところの多かった時代は、わが生涯において唯一のものといってよいのではあるまいか」と著書で述べている。

友と徹夜で人生論を語り合ったり、大声で寮歌を合唱したり...。寮での経験は北さんが作家を目指す出発点にもなった。

私の寮生活はこれほど高尚でもなかったが、よく酒を飲み、イッキ飲みも盛んだった頃の話だ。廊下や風呂の掃除、ごみ出しを協力して行うなど、いまでは、考えられない共同生活。乗船実習で寮を離れるときは、寂しさが込み上げたことを思い出す。

その寮も神戸大学の寮となり、女人禁制の寮も女子寮もでき、大きく環境も変わった。

話は変わるが、先日、ラジオで春によく演じられる落語「長屋の花見」を久しぶりに聴いた。。貧乏長屋の住人たちが大家の誘いで花見に繰り出す。ケチな大家が用意したのは番茶を水で薄めた酒や、たくあんを切った卵焼き…。笑いどころが満載の演目だ。

金ヶ崎の花見も集団が減り、事前に場所取りをする人はほとんど見られない。酔客が大声で歌ったり、踊ったりする光景は消えた。一方、日中の家族連れが増えた。この敦賀でも今は会社人間になるよりは家族と過ごす時間が重視される時代になった。中央町もマンションが増え、コミュニケーションというよりは無関心でいるほうが生活の知恵といった風潮が多くなったように思う。時代は時代として受け止めての対応が必要な時だ。
【2017/05/02】 | ページトップ↑
有効求人倍率と介護実態
Date :2017-05-01(Mon)

全国第二位の福井県の有効求人倍率。細かくみると、県内のハローワーク別の有効求人倍率(原数値)は、三国3・39倍、大野2・21倍、福井1・88倍、敦賀1・69倍、小浜1・69倍と嶺南と嶺北の景気格差もこれでわかる。6年前と比べて逆転している。

一方で、介護施設の求人は嶺南も嶺北のと同様に恒常的にある。夜勤も多く、体をこわしてやめる人もいる。ベテランの引退は人材不足にもつながる。

ところで、看護職は、国の指針で、夜勤は月8回以内(2交代は月4回以内相当)が目安。介護職に1カ月の夜勤回数に指針はなく、待遇面では溝がある。

一方で、所得の高い高齢者が介護サービスを利用する際、自己負担割合を3割に引き上げる介護保険関連法改正案が衆院本会議で可決された。参院の審議を経て、5月中に成立する見通し。介護費用が増大する中、支払い能力のある人に負担してもらう制度はしかたないにせよ、負担感も多いはずだ。

自己負担は原則1割だが、2015年8月から一定以上の所得がある人は2割となっていた。3割負担は来年8月から導入。基準は、単身者で年収340万円(年金収入のみでは344万円)以上、夫婦世帯で463万円以上を想定。まだまだ負担額は増えそうだ。

いずれにしても国勢調査に基づく総務省の集計では、産業別働き先は、医療・福祉が702万4千人と初めて700万人を突破した。明らかにこの敦賀でも増大に一途だ。利用者の負担増に見合うサービス向上には、担い手に報いる必要もあるが、実態がついていってない。介護職員の不足が深刻な都会からいずれ地方にもやってくる。 
【2017/05/01】 | ページトップ↑
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