もんじゅ廃炉に伴う地域振興と将来ビジョン
Date :2017-08-20(Sun)

高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉に伴う地域振興策を巡り、県は三日、政府側が示している試験研究炉の整備などに加え、北陸新幹線の早期全線開業や敦賀市と滋賀県高島市を結ぶバイパス整備など10項目以上の要望を国に伝えた。

あまりにもハード面が多すぎる。例えば、舞鶴若狭自動車道の四車線化、北陸新幹線敦賀-新大阪間の開業を30年度末の北海道新幹線札幌開業より前倒。JR小浜線の高速化と安全対策などだ。

また、原子力の研究・人材育成拠点として、教育用と産業用の研究炉を設けて大学などのサテライトキャンパスを誘致することや、若狭湾エネルギー研究センターが共同研究を進める理化学研究所との連携強化に向けて新たな加速器の整備も求めている。

さらに、敦賀港を液化天然ガス(LNG)基地にするためのパイプラインや、敦賀市が進めるハーモニアスポリス構想への支援として水素エネルギーの研究機関や滋賀県境などのバイパス整備、嶺南地域への自衛隊配備なども盛り込んだ。
 
ハード面とソフト面、さらには実現性にも課題が多すぎる。もんじゅ廃炉に伴う地域振興は交渉事とはいえ、もんじゅ廃炉に伴う雇用や機構の今後など、廃炉作業にだけ目が行き、廃炉が終わった後、何が残るか。そこは「兵が夢の跡」の如く30年後には更地になり、人口減少と高齢化に加え、雇用の確保とはほど遠い要望に感じる。原子力研究の西の拠点を目刺しなら、研究機構が敦賀を去ってしまっては雇用の確保にもならない。

いずれにしても敦賀市の将来ビジョンをしっかりと展望した、知事にも市長にもしたたかさがほしい。知事で言えば、小池百合子都知事はやはりしたたかだ。

豊洲問題や五輪施設の問題も批判はあるが国とは距離をおきながら問題解決にむけて求心力を高めている。7月の全国知事会で参院選の合区問題が取り上げられた際、合区解消の必要性を訴え、「1票の格差」の是正を求めて合区に賛成する大阪と対照的なポーズを取り、地方に理解がある政治姿勢を印象づけた。

知事会では肝いりの東京五輪のPRにも余念がなかった。都外会場の経費に協賛宝くじの収益を充てられるよう求めたほか、他の知事に呼び掛け、健康増進を目的に大会期間中行うラジオ体操を会場内で一緒に披露するなど隙がない。

開幕まで3年。都内は確実に五輪に向かっているように感じるから不思議だ。各所にポスターが張られ、駅の改修工事も進むなどムードが高まる。そしてオリンピック後のレガシィにも目を向けている。

人口減と高齢化が進む地方に五輪の果実を着実に落とすため、官民で知恵を出し合いながら小池知事に勝るしたたかな戦略をとも思うが、一方で高速増殖炉もんじゅ廃炉の国策に翻弄された地域だけに、最後の要求でもあるだけにあまりにもハード面ばかりの項目が目立ち、したたかさと将来ビジョンに欠ける。
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【2017/08/20】 | ページトップ↑
農業の変化
Date :2017-08-19(Sat)

とうろう流しと大花火大会が終わり、秋の気配が漂う。オホーツク海高気圧が強いのか、朝夕はめっきりと過ごしやすい。

立秋を過ぎ、眺める水田風景が色合いを変えつつある。緑から黄金色へ。パッチワークのように組み合わされた彩りの変化が美しい。

実るほどに頭をたれる稲穂かな

いっぽう、稲に付きもののスズメが減ったという話もある。少し古いデータだが、専門家の調査では、1990年ごろから2008年までに半減、高く見積もれば5分の1になったという。


コンバインの普及で落ちもみが減り、冬季の餌が不足したことや、都市化などが原因とも考えられているが、はっきりしたことは分からないそうだ。

変化といえば、稲作農家にとって厳しいのは、人口減や食の多様化でコメの需要量が減り、ピーク時の半分近くになったことだろう。国は対策として主食用米から飼料米や加工米、他作物へと誘導しているが、多面的な価値を持つ水田を荒廃させないよう、うまくリードしてほしいものだ。

嶺南地方には敦賀市のレタス工場のように大規模な野菜工場が相次いで参入している。明らかに農業も変わりつつある。

今夏は関東地方で日照時間が少なく、農作物への影響も心配されている。飽食の時代はいつまでも続くとは限らない。身近な場所に食の基盤を持つ有り難さを、色づく水田風景に思う。
【2017/08/19】 | ページトップ↑
木の芽川の危険性
Date :2017-08-18(Fri)

8日の台風5号接近の影響で笙の川の洪水の危険性に加え上流の木の芽川も増水したが、これまで、話題になることは少なかったが、住宅地もあり、避難所であるプラザ萬象との関係、さらにはJR鉄橋の安全性など、課題は大きい。

福井新聞の報道では「木の芽川の観測所のデータは普段の水位よりも1・5メートル程度上昇していた。ただ、避難判断水位などの設定がなく、同本部は河川断面図や雨雲の動きなどを分析し「(堤防高に対して)余裕があるように見えるので、様子を見る」と判断。その後水位は下がった。」とあった。

現在、木の芽川の土砂の堆積と草木のはびこりは、尋常ではない。また、避難勧告などの発令の目安となる警報水位を設定していない。

ところで、2009年6月議会で私の一般質問でJR鉄橋と木の芽川の危険性について伺ったことがある。

当時の建設部長は「木の芽川のほうにつきましては、整備方針は80年に一度という流下能力でということで、現況ももちろんJRの交差部分も調査をされております。そこでお聞きしているのは、交差部については10年に一度、10分の1程度の確率の断面になっているというところでございます。」との答弁があった。木の芽川の鉄橋の危険性を指摘している。

また、福井新聞では「県のシステムは、県内の41河川、100カ所の観測所データを提供しているが、木の芽川と同様に警報水位を設定していない河川もある。未設定の理由について、県は「河川改修の整備計画がないと氾濫危険水位などの設定が難しい」(砂防防災課)とし、測量しておらず流下能力が分からないからだという。木の芽川の河川整備計画の策定についても「下流の笙の川の改修が優先される」(河川課)と現状では検討していない。」との記述。これが現状だ。

さらに、福井新聞は「ただ、東洋町は市のハザードマップで洪水浸水想定が0・5メートル~2メートルに設定され、今回の笙の川の増水で避難所となった市プラザ萬象などが立地する。木の芽川にまで洪水の恐れが出れば、プラザ萬象からの即座の避難判断が重要となっていた。」と報道。

プラザ萬象は今回の避難でも小ホール、大ホールとも冷房設備あること、男女共同参画センター体育館の板張りに比べ、床が絨毯のため、過ごし易いと400人近い避難者が訪れた。

木の芽川の安全性確保、市街地との避難勧告などの関係、また、北陸線、小浜線が集中するJR木の芽鉄橋の安全性など、笙の川ほど検討されなかったといえ、目を向けなければならない課題は大きい。

 

【2017/08/18】 | ページトップ↑
とうろう流しと大花火
Date :2017-08-17(Thr)

昨夜にとうろう流しと大花火大会もh見事だった。最後の夜空いっぱいの大花火はこれまで観たことがない演出。とうろうも先祖を乗せて敦賀湾の北へゆっくりとながれたいた。数百、数千のとうろうが海に浮かび、そこに大花火、堪能した。

敦賀湾のほどよい広さがよい。市民のお盆の風物詩として定着し、日本海最大級との謳い文句で1万発以上の花火が打ち上げられ、イベントの大型化が窺える。議会ではそろそろ市民の優先のとうろう流しにすべきとの意見も出ている。

県内外あわせて約20万人近い人、人。普段の敦賀では考えられないほどの人が押し寄せるので、非常に混雑し警備の体制が強化される。

昨日も朝から警察署、市の職員、消防団、交通指導員など、暑いなかでほんとにご苦労様でした。


浜辺に行って間近で見物する人もいるが、打ち上げ花火に限れば敦賀の扇状地地形を利用して山付近からでも見物できる。ごった返しを嫌ってあえて遠くから見物する市民もいる。

舞鶴若狭自動車道からも見事に見えたとか。若狭湾エネルギー研究センターでの高見の見物もそれはそれで趣があるとか。

話を戻すと、昼間沖合いには花火設営のための台船、浮島が6基ほど配置されているのが見える。
これで敦賀の夏のイベントも敦賀まつりこと、気比さんまつりで終わる。秋も近い。




【2017/08/17】 | ページトップ↑
失敗の本質
Date :2017-08-16(Wed)

昨夜のNHKのインパール作戦は考えさせられた。兵士がバタバタと死んでいく。作戦遂行の上層部は精神論だけをとなえ生き残った。戦争の犠牲者は庶民であり、末端の兵士が真っ先に影響を受ける。

戦略目的は大義名分があるように思うが、成功する可能性やその後の効果を検討せず、補給線を軽視し精神論だけのずさんな作戦により、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫し、多くの犠牲者をだした。無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される。

以前に読んだ「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」 (中公文庫)は難解だが、失敗の本質を分析している。

なぜ今『失敗の本質』なのか?2011年の震災後の国の対応、最近では相次ぐ東芝など、巨大企業の組織的隠ぺい、都政への不信感などから、30年前の古典が再び脚光を浴びている。

日本を代表する総合電機メーカーの東芝が、深刻な経営危機にひんしている。米国での原子力事業に巨額の損失が発生したためで、今年3月期は自己資本が6千億円余りのマイナスとなる債務超過が確実。危機脱却へ中核の半導体事業を高値で売却し、多額の資金獲得を目指しているが、思惑通りに実現するかは予断を許さない状況である。

もう少し書くと、東芝の経営問題は2015年に不正会計が発覚し表面化。歴代3社長が引責辞任することなどで出直しを図ってきたが、いまだに展望が開けない。真っ先に犠牲になるのは社員であり下請けだ。

しかし、現経営陣が想定していなかった今回の事態は、事業のリスクや将来性の把握が甘く、適切な判断を下せていなかったことを意味する。経営の失敗である。

著書「失敗の本質」に「いかなる軍事上の作戦においても、そこには明確な戦略ないし作戦目的が存在しなければならない。目的のあいまいな作戦は、必ず失敗する(中略)。本来、明確な統一的目的なくして作戦はないはずである。ところが、日本軍では、こうしたありうべからざることがしばしば起こった」(文庫版、P268)と書いている。

敦賀市政に合い通じることはないか、いまを照らして考えさせられる。
【2017/08/16】 | ページトップ↑
敦賀市にとって重要な議論が始まった❗(エネルギー基本計画見直し、新増設)
Date :2017-08-15(Tue)

今年の夏はあつい。ようやく秋の気配もただようがまだまだ残暑は厳しい。
敦賀にとっても温暖化対策にとっても重要な議論が始まっている。

経済産業省は今月9日、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会を開き、政府の中長期的なエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の見直しに向けた議論を開始した。

委員からは、原子力発電所の新増設に関する議論を求める声があがった。再稼働も大事だが、新増設も重要な課題だ。敦賀市にとっては経済、雇用はもちろん、人口対策にもつながるだけに目が離せない。

現行の基本計画は福島の事故を踏まえ、原子力発電への依存度の低減を明記。一方で原子力発電を安定的な「ベースロード電源」と位置付け、政府が掲げた平成42(2030)年度の電源構成比率では「20~22%程度」を占めるとした。

だが、新規制基準に基づく安全審査の長期化で再稼働による構成比は2%(推計値)だった。国内42基の原子力発電のうち再稼働は5基にとどまっている。このままでは計画の達成と持続性に問題が残る。原子力規制委員会の審査があまりにも遅すぎる。

一方で、原子力発電の新増設や建て替えは「長い期間がかかるので、可能な限り早く議論すべきだ」との意見は妥当だ。議論により、より安全な発電所の新増設を認め、同時並行的に進めるのが妥当ではないか。

来年3月までにまとめる見直し案では、再稼働の進捗と新増設の扱いが焦点になる。敦賀にとっても地域の活性化にとっても重要な議論だけに、立地の敦賀市にとって、議会としても声を高めていく必要がある。

【2017/08/15】 | ページトップ↑
お盆の風習とつながり
Date :2017-08-14(Mon)

ここ数日、敦賀市内もそうだが、どの地域も県外ナンバーをよく見かける。多くはお盆を古里で過ごそうと帰省している人たちであろうか。

お盆の形態も様々だ。さだまさしさんの「精霊流し」が昔からよく聴いた。

長崎県のお盆の風物詩は、お供え物などを載せた精霊舟を海に流して先祖をあの世へと送る「精霊流し」。各家庭の精霊船が波止場までの道を練り歩き、それを花火や爆竹でお見送りをするのが習わし。


ちなみに長崎県では、なんとお盆の日に、墓の前で花火をする風習もあるのだとか。
敦賀の花火もとうろう流しと重なって風情がある。

どこの駅や空港も帰省客と出迎えの家族らでにぎわった。電話やメールなどで普段からやりとりしていても、久々に再会して言葉を交わすと、やはりほっとする。

いくつになっても生まれ育った地域のことばは身についている。

最近、各地で自然災害が相次いでいることもあってか、人と人が無事を確かめ合うことの大切さが一段と重みを増していると感じる。

昨日は、盆の入り。混雑を避けるなどして、別の日に墓参りを済ませた人もいる。いずれにしても、だれもが笑顔で心を通わせる機会。

私も父方の金沢、母方の東京と日頃の不義理を詫びる。住職との会話もホッとする瞬間だ。先祖とのつながり、友人とのつながり、そして家族のつながりは何事にも変えがたい。
【2017/08/14】 | ページトップ↑
高齢化社会のキーワード「フレイル」
Date :2017-08-13(Sun)

友人の医者と話したときにこれからの高齢化社会のキーワードは「フレイル」とか。

英語で老衰や虚弱を意味する「Frailty (フレイルティー)」をもとにつくられた言葉とか。フレイルには身体的な虚弱だけでなく、認知機能の低下やうつといった精神心理的なフレイル、貧困や独居など社会的なフレイルの3つの要素も含まれルとも。

説明すると、介護状態には至っていないが、加齢に伴い、筋力や活力が衰えた心身の状態のことだとか。

体重が減った、疲れやすくなった、握力が弱くなった、歩くのが遅くなった、外出が減った−の三つ以上が診断基準。フレイルのうちに生活改善に取り組み、介護状態にならないようにしようという取り組みでもある。

フレイル対策は筋力アップがカギになる。タンパク質を取り、運動すれば、80代からでも筋力はつくと医師は説いた。逆に自宅に引きこもってテレビばかり見ている生活では、筋力、気力が落ちていく。その意味で女性は強い。

フレイル対策でもう一つ大切なことは「社会や人との関わり」。週や月に1回程度しか人と会わない人は、毎日頻繁に人と交流している人に比べて、要介護状態や認知症になりやすいとも。

高齢になっても健康な人は、若いうちから社会活動をしているので、筋肉が衰えず、気持ちも元気だという。老後への備えは貯金と貯筋、そして人脈づくり。

と、わかっていてもついつい楽をしてビールを飲んで冷房のあるところで寝そべってのお盆はいい。
【2017/08/13】 | ページトップ↑
お盆と北朝鮮
Date :2017-08-12(Sat)

暑さは厳しいが、そろそろ秋の気配がみえはじめる。昨日の「山の日」。今年で2回目という新しい国民の祝日、お盆と絡めると1週間は休める。

道路は圏外ナンバーが目に付く。ぱっとしない天候が気になるが、北奥羽はお盆の風景に染まってきた。

子どもや孫、旧友との久しぶりの再会が待ち遠しい方も多いはず。私も息子、孫に合う楽しみは、どことなく楽しい。

墓前に供える花も用意して。酒を飲んで、語り合う。この時期の慌ただしさには独特の高揚感が伴う。

米朝の過激なやり取りが水を差す。「世界が見たこともない炎と怒り」と米大統領。「グアム周辺に4発の包囲射撃検討」と北朝鮮。いずれにせよ、エスカレートする「威嚇の応酬」は度が過ぎる。

北のミサイルは広島など3県上空を通過するという。冗談ではない。8月の日本は原爆の犠牲者を思い先祖を敬う、平和のための季節なのだ。危険な意地の張り合いなど願い下げである。
【2017/08/12】 | ページトップ↑
敦賀つながりカフェ
Date :2017-08-11(Fri)

議会でもときたま飛び出ることばに「ピンピンコロリ」がある。最近は「ピカピカキラリ」とも。元気で、病いに苦しむことなく長生き、すなわち健康寿命を延ばしてコロリと死のうという意味。

「ピンピンコロリ」の標語で知られてきたが、語感がどうにもぶしつけだと言い換える向きが出てきたそうだ。

軽度者介護の要支援サービスを介護保険から市町村の事業に移行した制度改正がそうだと言えないか。地域の実情に合わせた多様なサービスを提供するというのが大義名分だが、膨らむ介護保険の費用をばっさり抑えることができる。

敦賀市でも敦賀つながりカフェを開催する。認知症の方とそのご家族などが気軽に集えるカフェを開催。

カフェでは、コーヒーを片手に、ゆっくり交流できる。
 
また、専門スタッフがいるので、認知症のことや医療と介護のことなどお気軽にご相談できる。
 申込み不要 参加費無料
場所・日程
【あいあいプラザ】
平成29年 8月23日(水曜)
平成29年10月18日(水曜)
【粟野公民館】
平成29年 9月19日(火曜)
平成29年11月21日(火曜)
時間
午後1時30分から3時00分 (受付午後1時15分から)

私が言うのも変だが、認知症の当事者、介護者、地域住民の交流の場をつくり、介護問題の軽減を図る。

私も両親、女房の両親と認知症を何十年とみてきた。最初は怒りもしたが、ある程度の知識とつきあい方を学ぶと、健康寿命を引き延ばして、重度介護期間をうんと短縮して「コロリ」ならぬ「キラリ」と逝ってもらおうとの心構えができ、腹をくくって付き合うことができるようになる。

敦賀市もカフェのここりみもそうだが、講座や健康増進サークルなど、学ぶ機会は多い。まさにほっとけんまち敦賀だ。

ところで、高齢になるほど、がん患者に積極的な治療を控える傾向があると国立がん研究センター。体力や持病、家族の有無など、治療を希望しない理由は立場で異なる。長患いを迷惑とする世間の空気を読んだケースもあるかもしれない。逆に高齢でも手術をして、体力を回復して元気になる高齢者はいる。人それぞれ、その人にあった人生をおくることができる。

【2017/08/11】 | ページトップ↑
「炎と怒り」は暑さだけにしてほしい❗
Date :2017-08-10(Thr)

台風がいったかと思えば、地政学的にどうしても意識せざるを得ない。北朝鮮と米国の不気味な言葉のやり取り。「世界が見たこともないような炎と怒りに直面することになる」と異例の強い表現で警告した。株価の反応など、エスカレートしているがここは、冷静にみておいた方がよさそうだ。

ところで、残暑見舞いに入ったとはいえ、まだまだ暑さは厳しいようだ。ひとつ失敗談を。5月の若狭町のツーデーマーチに参加し、20キロの到着間近、汗が出なくなった。手がふくれて赤い。どこか変だ。歩きはじめは汗が吹き出た。水分をよくとった。

そのうちに歩きなれて水分を取らず、ひたすら歩いた。冷静に考えると、熱中症に近い状況だ。体がほてるように熱い。風通しのよい日陰で体を冷やし、ポカリスエットで水分をたっぷりとって事なきを得た。

熱中症は高温下での運動や作業によって発汗機能や循環系に異常を来す病気。体温の上昇や痙攣、昏睡などを引き起こし、症状が重い場合には生命の危険を伴うとか。

乳幼児や高齢者は要注意だ。知り合いの医師に経緯を話した。すると、熱中症の落とし穴は日常生活の傍らに潜んでいると。特に高齢者は要注意。医者曰く、60歳超えたら注意とか。機能低下は意外にはやい。

予防には水分と塩分の補給が不可欠だ。汗で体内の塩分が失われてしまうから、水分を取るだけでは具合が悪い。塩分の過剰摂取は高血圧などにつながるものの、適度な摂取は動物の生体維持のために欠かせない。

野生動物、特に草食動物は岩や土をなめて塩分を取る。家畜の牛には飼い主が塩を与えるが、夏は量を増やすとも。

健康管理を怠る人間には耳が痛い。夏場の体調管理は自ら、高齢者はこんなはずと思うところに落とし穴があるとも。反省反省。
【2017/08/10】 | ページトップ↑
笙の川の水位
Date :2017-08-09(Wed)

敦賀市では、台風5号の影響で、8日昼過ぎまでの24時間に約200ミリの雨が降り、8月としては観測史上最大の雨となった。全国に何度も放送された。メールや電話をいただいた。「笙の川、大丈夫ですか」と笙の川がこれほど報じられたのは今回がはじめてではないか。

笙の川の水位も4年前9月の特別警報を上回る3.7メートルに達した。来迎寺橋の橋脚が見えない。堤防まで数十センチ、なんとか耐えてくれた。よかったの一言だ。

刀根では、刀根川に面した道路は幅5メートルから7メートルにわたって崩れ、のり面の土がむき出しになり、多くは崩れ落ちてた。愛発地区の雨量は多かったとか。

台風5号は“長寿台風”。先月21日午前9時ごろ小笠原諸島の南鳥島近海で発生。付近をうろついた後、奄美大島方面へ移動。九州、四国をねめ回して近畿へ上陸、北上を続けている。発生から半月以上。

風水害が起きるたび、50年に1度、100年に1度という言葉を聞くようになった。雨の降り方や台風の進路が変わってきた。何より連日35度を超えるこの暑さは、尋常ではない。何もかも地球温暖化のせいでもあるまいが、気象がある次元を超えたようだ。

九州北部豪雨から1カ月が過ぎた。専門家に言わせると、統計学的には約8千年に1度の大雨という。帯状疱疹を連想させる線状降水帯という言葉が耳になじんできた。その大雨とともに驚かされたのが大量の流木だった。

幸い笙の川にはみる限り流木は少ないように思われた。


笙の川水位上昇の時間的経緯を考えれば、堤防の強化、まずは来迎寺橋のかさ上げなど早急に実施は言うまでもない。

ただ、これまでと違って防災システムも次元の違うものに作り替えねばならないかもしれない。この勢いが現実なら以前のような堤防の幅を広げる引堤も再考しなければならないかもしれない。それも難しいならせめても来迎寺橋のかさ上げの調査、設計、そして工事と早急に実施すべき理由は整ったように思う。
【2017/08/09】 | ページトップ↑
避難勧告
Date :2017-08-08(Tue)

敦賀市を流れる「笙の川」が市内にある呉竹の観測所で、8日午前2時の時点で、水位が2メートル84センチとなっていて、洪水が起きる危険性がある「氾濫危険水位」を超え、3.7メートルまで達していた。

県は、氾濫のおそれがあるとして「氾濫危険情報」を出して、厳重な警戒を呼びかけ、現在も続いている。

深夜から何度か、笙の川をみているが、なんとかもちこたえています。避難所もプラザ萬象、男女共同参画センター、松原公民館と中央小学校とみて回ったが、深夜ということもあり、動きは鈍いようです。

避難指示(緊急)が午前4時40分に発令された。土砂災害や洪水氾濫被害がないことを祈ります。

取り急ぎのブログです。



【2017/08/08】 | ページトップ↑
温暖化の矛盾
Date :2017-08-07(Mon)

昨日の日本海洋少年団の全国大会の閉会式も暑かった。冷房のない体育館に630名、汗が吹き出た。台風の影響は風くらいでほとんどない。

ところで、福岡にきて4日目。クマゼミのシャシャの鳴き声でおこされる。福岡など西日本の都市ではクマゼミが著しく増えており、同時に分布域も東へ北へと拡大しているという報告がある。クマゼミ増加の原因は、温暖化にともない冬の寒さが緩和されたせいなのか。

はたまた乾燥が進んだことが原因なのか、地道な調査・実験から温暖化との関係の研究が進んでいる。とにかく暑いの連続だ。温暖化は明らかににんげんの仕業。トランプ大統領はアメリカファーストで温暖化を否定。矛盾に満ちた社会。

矛盾の中に生きていて、昨日は、広島の原爆の日。いまだに影響は残る。オバマ前大統領。昨年、歴代大統領で初めて被爆地・広島を訪れて「核なき世界」を訴え、被爆者と抱き合った姿は、実に美しかった。

が、あの時、オバマ氏は「核のボタン」を携えてもいた。実際にはボタンではなく、発射に関わる書類を収めた革のかばん、通称「核のフットボール」である。同行の米兵に持たせていた。被爆地に核のボタンを持ち込んでおきながら、「核なき世界」を訴える−。

これも矛盾。

先月、国連で採択された核兵器を非合法化する条約に「ヒバクシャの受け入れ難い苦しみ」が記されたが、当の日本は参加しなかった。米国の「核の傘」に頼る立場に反するからだ。唯一の被爆国が核に守られる現実もまた、皮肉な矛盾である。

台風を追いかけて今日、帰敦する。



【2017/08/07】 | ページトップ↑
福井の最低賃金
Date :2017-08-06(Sun)

台風の影響を受けた福岡は暑い。日中、37度はまさに猛暑だ。8月5日から3日間、福岡で第53回日本海洋少年団全国大会が開催され、国内から47団、海外から4団の合計51の海洋少年団が参加した。大会には名誉総裁を務める高円宮妃久子さまと三女の絢子さまが出席された。団員、指導者等の参加者は約700名。海外からは、英国、カナダ、香港から来られたいた。

5日は、手旗競技、基本動作競技、ロープワーク競技が行われ、6日のカッター競技は台風のため中止となった。それぞれの競技で団員達の日頃の訓練の成果が競われた。 
ところで、今年度の県内の最低賃金について検討してきた福井労働局の審議会は今より24円引き上げて時給778円にすべきだとする答申をまとまった。

24円の引き上げ幅は最低賃金を時給で示すようになった平成14年度以降で最も高くなっている。一方4日の審議会では労働組合側の委員から近隣の府県に比べて福井県の最低賃金が低いことから賃金が高い地域に働き手が流出してしまうという懸念の声もだされたとか。

最近、賃金格差を理由に現実、大阪、名古屋に職を求める若者も多い。
【2017/08/06】 | ページトップ↑
夏祭り、盆踊り、気比さんまつり
Date :2017-08-05(Sat)

姉妹都市水戸へ交換使節団が朝、敦賀をたった。その後、海洋少年団は反対方向の福岡にむけてたった。いま、敦賀でもちいきの夏祭りが本番だ。全国では夏祭りから盆踊りとなり、9月には気比さんまつりを迎える。

盆踊りで好きなのは、えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…と唄われるよしこののリズムで知られる四国の阿波おどりが、これから本番となる。日本三大盆踊りであり、江戸開府より約400年の歴史がある日本の伝統芸能のひとつである。夏季になると徳島県内各地の市町村で開催され、なかでも徳島市阿波おどりは踊り子や観客数において国内最大規模である。

東北でも祭りが本番となる。華美になった理由はもう一つある。荒々しい悪鬼をしずめるための手段。夏はもともと害虫や風水害が多い季節。加えて人口が増えた都市では伝染病も怖い。祭りはこうした災厄をはらう願いから生まれたとか。

そういえば、盛岡さんさ踊りの由来は悪鬼退散。青森ねぶた祭は無病息災を祈るみそぎ。秋田竿灯(かんとう)まつりも病魔や邪気を払う行事だ。

仙台七夕まつりも同様だが、豊作や好景気の願いも込める。東北の夏祭りが本番を迎えた。各地でゲリラ豪雨が相次ぐ。大地も不気味なうなりを響かせている。

これからは台風シーズン。海洋少年団の競技も今日から、カッターレースは中止となった。
九州、四国、東北、敦賀の列島の安寧を祈りたい。
【2017/08/05】 | ページトップ↑
迷走台風、進路を決めたが?
Date :2017-08-04(Fri)

日本列島のはるか南で先月21日に発生し、行きつ戻りつしていた台風5号。とうとう北西寄りに進路を決めたか奄美大島方面に近づきつつある。海上で長く蓄えた勢力は非常に強く、要警戒だ。迷走台風も進路を決めると怖い。

今日、全国大会のため敦賀海洋少年団の引率で九州福岡にむかう。心がけが悪いのか、日曜日当たり直撃か。

迷走といえば昨年8月末の台風10号が記憶に新しい。天気図上をふらふらとUターンするや、進路を決めると、にわかに北上。統計のある1951年以来初めて、東北の太平洋側に上陸した。岩手県岩泉町の施設では入所する認知症の高齢者9人が、なすすべなく濁流にのまれ命を落とした。

ところで、安倍政権はどうか。暴言失言や不祥事が連鎖、不信を招いた疑念の雨雲もまだまだ晴れない中、迷走のなかの昨日の内閣改造である。梅雨明けの晴れ晴れとした夏空は望めるか。記者会見、頭を8秒下げての仕事人内閣とか。これも前途多難か。

いずれにしても、ようやく梅雨が開けた。ただ、暑さも地域差がある。厳しい暑さの表現はさまざまだ。前にもかいたが、四国の瀬戸内側では、瀬戸の夕なぎは暑さの代名詞になっている。これは風が止まることに由来する。今日からは台風の強風に立ち向かう。はたしてどうなるのか、前途多難。

いっぽう、英語では猛暑のころを指す言葉として「犬の日」というのを思い出した。つまり「dogdays」。昨日、犬が舌を出してあえいでいるような表情で散歩していた。犬にとっても前途多難な暑さ。

書きながら眠っている。今日はこれまで。今日もご安全に‼




【2017/08/04】 | ページトップ↑
いつになったら工事に着手できるのか❗(笙の川整備)
Date :2017-08-03(Wed)

昨日も暑かった。市役所で笙の川整備促進協議会 議員説明会、代表者会議と続いた。

ところで、今年7月の九州北部を中心とした大雨により被害など、近年、台風の大型化や気候変動の影響を受け、大雨による河川氾濫や浸水、地すべりや土石流が増加傾向にある。ただ、その災害、被害は、近年の豪雨状況から、予想できたり、指摘された箇所も多かったとも伺った。笙の川の状況も目に見えて水位は増え、災害の危険性が、指摘されて久しい。いつ災害があっても不思議でない。

昨日の午前中は笙の川整備促進協議会。なかでも笙の川の整備は検討結果が出され、事業の進捗を県土木事務所から説明してくれるた。まずは手始めとして来迎寺橋の検討、設計は進むものの、いまだに工事の目処はたっていない。調査、設計と進めば、次は工事と思うが、予算がつかない以上着手できないのが、行政、まさにお役所仕事だ。

工事にいつ着手するのか、「慎重にすすめる」との答弁のみで、目処がたたない。もう何年、同じことが繰り返され、月日だけが流れる。

なぜ、できないのか、できないのらできない理由を明確にすべきであり、九州の豪雨もそうだが、指摘されていた橋梁が被害にあい堤防の決壊につながるなど、いつ起こっても不思議でない、待ったなしの状況が続いている。来迎寺橋のかさ上げは、整備の始まりに過ぎない。

また、笙の川に溜まる土砂の動態調査を27年度から開始をしているものの、いまだに調査結果がまとまらない。笙の川上流部の土砂発生状況、河口部の離岸堤との関係など、土砂の滞留要因が、近年の洪水氾濫にも影響している。毎年の経年変化も大事だが、これまで定量的定性的な調査は今回がはじめてとも理解できるが、これもお役所仕事と言うのだとつくづく思った。


まったく話は違うが、政治の仕事でふと思い出したことがある。2002年9月の小泉純一郎元首相の北朝鮮電撃訪問である。それも結果を出している。会見で小泉首相はニコリともしなかった。拉致被害者8人死亡の情報を聞き臨んだ会談で北朝鮮を厳しく非難。午後の会談で当時の金正日総書記は拉致を認め謝罪した。

小泉氏は会食も断り、持参したおにぎりを食べた。2年後の再訪朝で拉致被害者家族5人を連れ帰った。いまでは考えられない外交サプライズだった。その後、拉致問題はいっこうに進展しない。評価は様々だが、やればできる、これが政治の駆け引きだとも思った。


【2017/08/03】 | ページトップ↑
高齢者の自主返納
Date :2017-08-02(Wed)

昨日も暑かった。運転免許の自主返納で、敦賀市では返納者に2万円のバスとタクシー利用券が与えられる。とはいっても、高齢者二杯酢悩みの種だ。

免許更新時の試験も前日、眠れなかったとか。もし免許がなくなったら、独り暮らしのため市内に転居しようか、とも考えているとか。3月の道交法改正で強化された認知機能検査が、自分の運転を見直す契機になっているようだ。

重大事故を起こす前に自ら卒業する。賢明な判断に違いない。「運転を続けるのは危ない」と自覚するなら、迷わず返納すべきだが、そう簡単な問題でもない。。

頭でわかっても、地方では自家用車はまさに足だ。返納が日常化され、社会的な圧力が生まれないか、心配している。

「高齢者は運転するな」公共交通機関がコミュニティバスだけでの敦賀市では難しい課題も多い。車を失えば、住み慣れた場所を離れなければならない事態もあり得る。

過疎にも拍車がかかるだろう。自主返納による特典には限りがあり、お年寄りには生きづらい高齢社会となりそうだ年を取るとはこういうことと、諦めないといけないのだろうか。そうとも言えないようである。

自動ブレーキなど、老化に伴う身体機能の低下を補う技術が次々と開発されている運転可能な車を先進安全技術が搭載されたものに限定したり、時間や地域を制限したりする「限定条件付き免許」の導入を、警察庁が検討している。

欧米を中心に、既に取り入れられている制度だという事故防止対策は重要だが、まだまだ安全運転が可能な高齢者の移動手段まで、奪うことがあってはならない。難しい課題だ。
【2017/08/02】 | ページトップ↑
エネルギー基本計画と敦賀3,4号新増設
Date :2017-08-01(Tue)

異常な暑さが続いている。いその暑さにたっぷり湿度を含ませた気候がいまだ。しばらくの辛抱と思うが暑い。

昨夜は連合福井嶺南協議会と「渕上市長と語る会」。
働き方改革、人口減少対策、新幹線対応、まちづくり、観光政策と、質問は多岐にわたった。なかでも、敦賀3,4号の建設問題で、国のエネルギー基本計画が見直し時期を迎え、新増設の扱いが注目される中、市長は中断している敦賀3、4号機の増設計画について、

エネルギー基本計画の中で新増設の位置付けを明確にするよう、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)で国に要望する考えを議会答弁と同じように答えた。

全原協として福島の復興と合わせて国に要求していくこと、経済産業省の要望も大事だが、今は推進議員への働きかけを重要視しているとも語った。

これまでも、3、4号機に絞って要請することは現時点で差し控えたいと、しながらも結果として、3,4号が最初の新増設になる可能性は高いとも語った。

国のエネルギー基本計画はこれからが正念場。敦賀市にとって先送りはきびしいだけに市長の頑張りに期待したい。


【2017/08/01】 | ページトップ↑
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