秋本番の永田町
Date :2017-10-31(Tue)

東京も台風一過、晴天の秋晴、民進党全国幹事長会議で永田町にいた。国会議事堂前の銀杏は黄葉し、秋本番だ。

大きな流れの中で身を任せるのは簡単だが逆らうのは本当にしんどい。原子力発電所の動きもまさにそうだ。3-11で大きく変わった。民主党政権時代、国への要請と、議員会館巡り、経済産業省、文部科学省と原子力の空気はいっぺんした。民主党も大きく、その舵を大きく切っていった。

流れに対してどう立ち向かうのか、これほどしんどいことはない。自民党政権になっても再稼働は果たしたものの新増設は厳しく、もんじゅは廃炉に追い込まれた。それでも要請は繰り返すしかない。

一方、原子力とは、まったく違うとはいえ、季節がそう思わせるのか、昨日の永田町の秋風は冷たかった。衆院選を巡る失敗を認めて、辞任の意向を表明した民進党の前原誠司代表は、ずっと浮かない顔のまま、昨日、党本部で全国幹事長会議で答弁を繰り返した。

選挙の前、「名を捨てて実を取る」と希望の党への「丸ごと合流」を期した氏だが「結果を伴わなかった」「つらい選挙を強いてしまった」と今や悔いては謝っている。

前原代表は「合流は賭けのようなものだった」とも言った。名を捨ててでも−という覚悟と、岡田f代表代行が変わって、きのうは「地方組織は維持しながら、ブリッジになる形で希望の党と立憲民主党が協力できる素地をつくらせてほしい」と党内で理解を求めた。党籍は残し、民進の名は捨てない。再来年の参院選に向けて野党が組みーーー」と意気込むが求心力を失った組織の難しさがここにある。

昨日の前原代表は辞任し、今後、希望の党へ走ると、これでは説得力に欠ける。党の再建、地方組織の再建から解体輪まで議論は延々4時間に及んだ。民主党の躍進、政権ダッシュ、離脱、凋落、そして名前を変え、この選挙では党名さえ訴えることが出来なかった。

「丸ごと合流」をもくろんだが見当外れで、党の分裂を招いた代表だっただけに、どこか哀れに感じるから不思議だ。午後6時からの民進党の両議員総会は、前原代表の辞任の承認、今後の代表選の手続きの承認でわずか15分で終った。

日本人が「秋は物悲しい、物寂しい」と詠嘆するのは中国文化の影響だと何かで読んだ覚えがある。いっぽう、春は「春ののどかな心持ち」、「秋思」は「秋の物さびしい心持ち」とある。季節に逆らうことはまずできない。時候とは関係なかろうと思いつつ「秋思」の一語がつい浮かぶ。

帰りのビールも苦く、後味の悪い、帰路の新幹線、全国に同じ思いをする地方議員も多い。
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【2017/10/31】 | ページトップ↑
森林の見える化
Date :2017-10-30(Mon)

ようやく昨日はフリーな休日、議会から選挙に、追い込まれる日々はどこか疲労につながっている。選挙の片付けが終わると風邪に変わった。なかなか抜けない。

最近、健康はなかなか目に見えにくいと感じる。定期的に健診を受けることは、自分の健康状態を「見える化」するいい機会となる。

春とともに秋は健康診断シーズンでもある。会社などで健診を受けた人も多いだろう。私もそろそろ検査結果が出る。じっくりと目を通し、数値の意味を確認したい。

健康な暮らしをおくるための羅針盤の役割を果たすと何度も聞かされた。風邪にもなっているが、この悪い流れを断ち切るために、「自分の健康は自分で守る」という意識をこれまで以上に高めていきたい。


ところで、先週、岐阜県で「森林の見える化」を学んだ。面積の8割が森林の岐阜県には、国や自治体の整備が行き届きにくい「私有林」が多くある。所有者が長年手入れをせず、荒廃して災害につながりかねない森もある。しかし、講義してくれた、極東森林開発の中原さんは、荒れた森林にも売れる木はあると。

中原さんは、長年の経験でデータを蓄積し、木を見ただけでおおよその価格が分かる。まさに、岐阜市のIT企業「インフォファーム」は中原さんのノウハウを活用し、森林の資産価格を“見える化”するソフトを開発。

所有者の森林簿の情報を入力するだけで、森の木の価格が分かる。間伐を続けると何年後に利益が出せる。より詳しい資産価格を導き出すため、ドローンなどを使って現地調査もする。十六銀行もこの仕組みに関心を持ち、ビジネスマッチングなどの支援をすることも可能とか。

難しい、危機的な状況にあるというだけでなく、まだまだ、やれることはありそうだ。笙の川の水位の上昇の背景には、温暖化もあるが、田んぼの縮小、森林の荒廃など、根本的な要因が重なっている。7割とも8割りを占める森林のマネージメントは今後の敦賀にとって大きな課題だ。
【2017/10/30】 | ページトップ↑
薬膳列車、サイクルトレインに、猫カフェ列車と、養老鉄道の存続と教訓
Date :2017-10-29(Sun)

紅葉を楽しめる時期になった。一昨日と昨日、嶺南広域行政組合議会のメンバーで岐阜県を訪れて、森林の活用と養老鉄道の運行について学んだ。勝山から岐阜に入るころ、白山は雪をかぶり、山肌は紅葉がちらほら。気温も15,16度と肌寒い。風邪が抜けないまま、バスにゆられて移動はいい。

ところで、森林にしろ、養老鉄道にしろ、危機的状況にある。養老鉄道も赤字が続き、廃線の危機が何度も訪れた。北海道などの廃止路線沿線の人口減少たるや、みるも無残な状況にある。ローカル線をバス路線に変えればいいという発想がもたらした現実は何れほど厳しいか。

それを地元の熱意でなんとか、踏ん張っている。養老鉄道は桑名駅~揖斐駅間 57.5km(単線)のローカル線中のローカル線。沿線の自治体でつくる養老鉄道活性化協議会で、近鉄側が「赤字路線を存続するには公有民営方式を検討してほしい。時期は2017年度から」と提案した。近鉄が所有する敷地を無償貸与し、線路や車両などは自治体に無償譲渡する。

近鉄養老線が前身の養老鉄道は2007年に開業。年間600万人余りが利用し、うち定期券での通学が5割、同通勤が3割を占める。しかし、乗降客は年々減り、開業以来赤字が続き、13年度の赤字は約9億5000万円。沿線自治体が3億円を上限に11年度から、補填してきた。

近鉄の提案を受け、自治体担当部署でつくる検討委員会は鉄道存続とし、公有民営方式で実施することが決めている。


公有民営方式とは、鉄道など公共交通を維持するために、自治体が線路などの施設を保有し、鉄道事業者が施設を無償で借りて運行する事業体方式。小浜線はここまではなっていないが、それ以前に乗客を増やす工夫が必要に思う。

ところで、全国的に観光専用列車として内装を大きく変えて存在感をアピールしており、料金も1人1万円以上する。

それに対して既に存続に赤信号が灯っていて、とても車両をリニューアルする余力の無い養老鉄道が、既存の車両にテーブルを設置するだけの状態で根性でレストラン列車を走らせている。故に料金も1人5000円以内という比較的リーズナブルな価格で、サービスしてくれる。

有名な観光地の無い田舎をゴトゴトと走る可愛らしい姿が、とても好ましい鉄道で、薬膳料理とトークで乗客を楽しませる。サイクルトレインも魅力のひとつ、猫カフェ列車もある。あの手この手で危機を乗り越えている。台風が近づく雨の土曜日、夕方、敦賀に戻った。
【2017/10/29】 | ページトップ↑
民進党県連の行く末
Date :2017-10-28(Sat)

台風22号は、フィリピンの東の海上を北上し、気象庁によると、週末に日本列島に接近する恐れがある。先週の台風21号を思い出す。

衆院選の余韻が続いている。その時の疲労と風邪がまだまだ、抜けない。会う人ごとに、選挙の感想が聞かされる。素人は素人なりに、選挙の分析をしているが、見るところは見ていると思う。

「謙虚」という言葉が、大勝した自民党や野党の希望の党、解体した民進党から聞こえてくる。公示前勢力と比較すれば、与党側は議席を減らしている。しかし、野党側はもたついてしまい、新党を立ち上げたものの、どんな政党なのか国民には理解されなかった。

それにしても、希望の党の失速ぶりはひどかった。県内でも2選挙区で候補者が立ち、公示前にはどんな選挙になるのかと注目されたが、2区で、なんとか、比例復活に当選できた。

小池都知事が党代表を続けるという希望の党が、どんな党なのかをしっかり国民に示す必要がある。

民進党の二区幹事長の立場から希望の党をおしたが、脱原発を明確にする以上、私は希望の党にはいらないし、当面は民進党に残って、その行く末を見定めたい。

ただ、選挙の時だけで、県内組織は立ち上げないというなら、有権者をばかにしたことになる。また、立憲民主党も脱原発を掲げる以上、入党することはない。民進党県連の今後の動向も難しい。まずは、ゆっくりと考える時間が必要だ。
【2017/10/28】 | ページトップ↑
敦賀市が水素社会形成に取り組むには、大きな疑問がある。
Date :2017-10-27(Fri)

昨日は、敦賀市が取り組みを始めた水素社会について、山口県周南市を訪れた。前々から思っていたのは、その代表格である水素自動車(FCV)を普及させるための最大の障壁となっているのが、水素ステーション開設などのインフラ整備だ。

周南市を中心とする山口県では、「水素先進県」の実現を目指した取り組みを進めるわけがある。同県では年間32.9Nm3の水素を生産しており、これは全国で生産する水素の10.3%、燃料電池自動車350万台分の水素をまかなえる量だ。もともと水素は、コンビナートの副産物であり、東京、大阪と比べても水素と向き合うことに市民理解が得られていたことは大きい。

もう一点、話を簡単にするために、水素自動車と電気自動車の普及について考察してみたい。水素自動車(FCV)は、燃料となる水素が手に入らなければクルマを走らせることができないため、配給する施設の全国配備が必要不可欠になることは明白。しかし、現在のところ燃料を支給する水素ステーションは全国でも主要都市部にしか配置しておらず、地方にはほとんど存在しないため、走行中にいつ燃料切れを起こしてもおかしくない。

対して、電気自動車(EV)は燃料となるものが”電気”であるため、インフラに関する問題はある程度クリアが可能です。

プラグさえ用意しておけば家庭用のコンセントから充電もできるため、セカンドカーとしても需要が高まっています。価格も現時点では300万円を切るものが販売されており(トヨタの水素自動車みらいは700万円)、国からの補助金も適用されるため「ちょっと購入してみようか」という気軽さも普及率の高さに繋がっている。欧州、中国、インドでのEVの国家的採用も大きな差となる。

確かに水素燃料システムは「究極のクリーンシステム」と呼ばれているほど優秀な技術を誇っている。普及率が高まれば、世界中の二酸化炭素の排出量が減少することはもちろん、走行中は水しか出ないため、環境に配慮したモビリティが可能となるはず。

しかし、肝心の燃料を手に入れるための設備がなければ、価値あるクルマもただの鉄の塊と化してしまいます。トヨタとホンダは水素ステーションの開発を支援するため、積極的な投資を行っているが、この活動が効果を現すのは果たして何年後になるのか予測できない状態だ。原子力発電所がある敦賀市としても、もんじゅが廃炉になって、どれだけ国が支援するか、はなはだ疑問だ。ましてや、水素のインフラが何もないところから、研究機関をおいても、地方都市、敦賀市で財政的な余裕はない。ましては雇用を生み出すことは不可能にちかい。

結論付けるのは、早計ともおもうが、周南市と比べてあまりにも水素インフラのない敦賀市が、これからハーモニアスポリス構想で取り組むには、国の相当な支援がない限り難しく、また、国際社会が電気自動車に大きく舵をきろうとしている現在、取り組みには大きな疑問がある。

【2017/10/27】 | ページトップ↑
鉄道の町、熊本県人吉市
Date :2017-10-26(Thr)

今日は、日本原子力研究所JPDRが国内初の原子力発電に成功したのが1963年10月26日。56年に国連の国際原子力機関(IAEA)への加盟を決めた日でもあり、政府はこの日を「原子力の日」に定めた。

当時、原子力は「第3の火」と呼ばれ、将来のエネルギーを担うとされた。世界で11番目の原子力発電成功は日本の技術力の高さを示すものと受け止められ、商業用原発の建設に弾みがついた。

しかし、福島の事故で大きな転機を迎えた。昨日、訪れた薩摩川内市は再稼働で雇用でひとつの区切りにもなったが、多くの立地自治体は敦賀市と同様、雇用や景気で苦しんでいる。そのJPDRは、廃炉となり、今は更地だ。雇用も何もない。廃炉は、何も産み出さないだけにしっかりとその将来を見据えていなけれなばならない。


ところで昨日は、薩摩川内市からバスで移動して人吉市を訪れた。ここは鉄道をまちづくりの中心に据える。

具体的に、JR九州の観光列車シリーズにこの3月、新しい列車が加わった。名称は、「かわせみ やませみ」。鹿児島線、肥薩線を直通する形で、熊本―八代―人吉間を結び、沿線を流れる球磨川に生息する2種類の鳥の名前から名付けられた。3月4日のダイヤ改定にあわせてデビューした。
 
車両は、既存の気動車をリニューアルしたもので、気動車の2両編成。デザインは、豪華寝台列車「ななつ星」や、JR九州のほかの観光列車を手がけた水戸岡鋭治氏が担当した。

外観のカラーリングは、青色と緑色を各車両の基調色とし、青は、沿線を流れる球磨(くま)川、緑は、球磨地方の森をイメージ。車両の名称は、青が「かわせみ」、緑が「やませみ」で、それぞれの表記が入っている。

JR九州の観光列車シリーズに3月、新しい列車が加わった。名称は、「かわせみ やませみ」。鹿児島線、肥薩線を直通する形で、熊本―八代―人吉間を結び、沿線を流れる球磨川に生息する2種類の鳥の名前から名付けられた。3月4日のダイヤ改定にあわせてデビューした。
 
車両は、既存の気動車をリニューアルしたもので、気動車の2両編成。デザインは、豪華寝台列車「ななつ星」や、JR九州のほかの観光列車を手がけた水戸岡鋭治氏が担当した。外観のカラーリングは、青色と緑色を各車両の基調色とし、青は、沿線を流れる球磨(くま)川、緑は、球磨地方の森をイメージ。車両の名称は、青が「かわせみ」、緑が「やませみ」で、それぞれの表記が入っている。

また、熊本と人吉をむすぶ「SL人吉」は力強い鼓動のSLや、パノラマビューが望める展望ラウンジで毎年人気の蒸気機関車、何よりも意外だったのはJR九州の支援だ。鉄道の町、人吉市の挑戦は進む。

【2017/10/26】 | ページトップ↑
薩摩川内市と次世代エネルギー
Date :2017-10-25(Wed)

衆院選、台風とどっか、無理した体には疲れがたまったのか、のど風邪となって表れた。台風一過、転じて物事が収束し、晴れ晴れとした様子になる意味を持つ。超大型の台風21号は衆院選投票日に合わせるかのように日本列島を襲った。全国に大きな被害をもたらし、地方よっては、開票作業にも多大な影響を及ぼした。台風通過後は気温が上がる。そんなはずが、昨日の早朝は寒かった。一挙にのどに来た。

台風は、反時計回りに回転しており、南からの暖かい風と高気圧を引き寄せる。また、幻想的で素晴らしい夕焼けが現れるともいわれている。ちりやごみが吹き飛ばされて澄んだ空気は夕日をより美しくする。きのうの夕焼けはいつも以上に赤く美しく感じられるはずが、どこか、疲れだけが残った。

早朝より新幹線を乗り継いで鹿児島県薩摩川内市に議会の産業建設常任委員会のメンバーと来ている。

薩摩川内市といえば、原子力発電所の再稼働を果たしている自治体だ。この薩摩川内市は、次世代エネルギーは、国策として進められるエネルギー構造転換の点からだけでなく、地域社会における産業振興や雇用創出という視点で取り組んでいる。

薩摩川内市は市民による共通理解のもと、先駆的に進めてきた次世代エネルギーの取組を、発展していくための活力源となる産業活動の振興に繋げる取組が必要と考え、「薩摩川内市次世代エネルギーのまち・地域戦略ビジョン」を策定するなど、原子力発電所と歩む敦賀市にもおおいに参考になる。

多く学んだが、具体的に日産自動車と住友商事、鹿児島県薩摩川内市の3者は4月12日、薩摩半島の西約30kmにある甑島(こしきしま)列島・上甑島(かみこしきしま)に電気自動車(EV)40台を導入し、島民参加型のこしき島「みらいの島」共同プロジェクトを本格始動した。

共同プロジェクトでは、『e-NV200』を上甑島に40台導入し、EVの特性を活かした活用例を利用者が発信するとともに、EVによる再生可能エネルギー導入拡大の可能性を検討する。

40台のEVは、交通弱者を助ける公共の乗り物として、美しい自然環境と共生するエコな移動手段として、また、島民の生活の足として広く使用され、甑島のまちづくりに寄与する。なお同プロジェクトによって、上甑島を走行する約400台の乗用車のうち10台に1台がEVとなる。地域社会へのEV車導入の民間を巻き込んだ取り組みだ。
今朝はのど風邪が本格化してきただけに、本日はここまで、お許し願いたい。

【2017/10/25】 | ページトップ↑
一夜明けての選挙事務所は、兵どもが夢の後。
Date :2017-10-24(Thr)

早朝、武生の選挙事務所にいた。片付けは、いつもバタバタと進む。嵐の中の復活当選から一夜明けて、武生の事務所のカギを開けた。報道陣でごった返した事務所、何度も開け閉めしたドアのガラスが割れ、破損したガラスを見ると、まさに兵(つわもの)どもが夢の後。

おおげさかもしれないが、日程の重なりから関ヶ原の戦いと言った方がいた。西暦1600年。日にちは10月21日、417年前の4日前、関ケ原に兵16万が集まるが6時間ほどで決した。

先日、各務ヶ原市議会との議員交流で、敦賀市立博物館を訪れた。関ヶ原合戦の絵巻の説明で傍らにいた外岡館長は「関ヶ原前の岐阜城攻略など、連戦連勝もあり、家康の策略で勝負は決まっていた」と語った。

戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り、今回、権謀術数を巡らして動いたのは武将ならぬ立候補者たち、どこか、関ヶ原の戦いと重なる。石田三成の権謀術策、壮大な反家康包囲網の見事な失敗とも重なる。。

関ケ原は決戦前夜、雨だったとか。きのうは台風襲来である。暴風雨の中、3極で争う劇的な展開となって、関心は高まったか、投票率も高かった。

相手の陣形が整わぬうちに。そんな知略で冒頭解散を仕掛けた現政権に軍配は上がった。「希望の党」は策に溺れ、民心が離れた。ある方は、「希望が失望へ、失望が絶望へ」、と語った。自虐ネタではないが、この一ヶ月、「希望の党」の旗を掲げ、戦ったものとして、どこか、納得できないままの戦いが終った。、

報道各社の世論調査は「希望の党」の数字がものの見事に物語った。まさに劇場型選挙に地方は翻弄され、この後、民進党はどうなるのか、まさに、地方組織の置き去りに。あらためて携わった関係各位にお礼を申し上げる。ほんとにご苦労様でした。

一方で、窮地に陥りながらも「立憲民主」の旗を揚げたつわものたちは善戦し、これもどうなるのか、家康の戦後処理は厳しかった。私が知る代議士は、今日、議員会館へ、後片付け、一週間もたたぬ内に撤去しなければならない。

夕方、敦賀へ。一日ぶりの笙の川は土色の水流、これも台風のおき土産。怒濤の一ヶ月が終った。ついつい感傷的なブログになったお許し願いたい。今日から議会の委員会視察。



【2017/10/24】 | ページトップ↑
嵐の中の当選
Date :2017-10-24(Mon)

昨日、昨夜、今朝とこんな嵐の中の開票日は知らない。笙の川の水位を見ながら、一方で開票速報を、ほとんど寝ることはなかった。避難勧告まで進んだ、
その後の雨雲と水位、またもや持ちこたえてくれた。自然の怖さと幸運ともいえる笙の川、度々のハラハラも限界と思わなければならない。

一方の衆院選、私がおした斉木武志候補、希望の党の公認、正直、参ったというより苦しんだ。民進党福井二区の幹事長を務める以上、逃げるわけにはいかない。

原子力政策で2030年ゼロは明らかに受け入れられない。その候補をおしていいのか、自らの自問自答の連続だった。

それでも、やらねばならないと腹をくくった。斉木武志候補の選挙対策の事務局長として、寝ることもままならぬ日々が続いた。最後の比例復活、正直、興奮していた。

高木毅候補の当選は、当初からお折り込み積みだった。まずは高木毅候補の当選、おめでとうと、言いたい。そして斉木武志候補の当選、あらためておめでとうといいたい。落下傘候補だっただけに本人も大変だった。まわりも大変だった。連合福井もよくやってくれた、あらためてお礼を言いたい。

この選挙を私がひとことで総括すれば「野党の自滅」である。そんな選挙戦だったと思うことが多かった。。

自民党と公明党を合わせて、定数の過半数を大幅に上回り、選挙前と同水準の議席を獲得したとはいえ、報道で伝えるように、両党が「与党の勝利」「安倍政権への全面承認」と確かに評価もあろうが、全面的に受け止めているとしたら、大いなる勘違いである。


まさに、この1カ月の大騒ぎは何だったのだろうか。降って湧いたような突然の衆院選は、前回と、違わない与野党の議席配分で幕を閉じた。

いちばんの責任は民進党の前原誠司代表にある。いくら党の支持率が低迷していたとはいえ、衆院解散の当日という土壇場になって、野党第1党ができたてほやほやの新党「希望の党」に合流を決めたのは、地方を置き去りに、有権者不在の賭けのなにもでもなかったように思う。。


希望の党を立ち上げた小池百合子代表の振る舞いもよくわからなかった。「排除」という選挙は、経験上、あり得ない。
 
選挙戦では終盤になって、もうひとつの新党「立憲民主党」が急速に勢いづいた。これをもって、「リベラルの復権」ともてはやす向きもあるようだが、それは早計だろう。
 
排除の論理で希望の党の失速で行き場を失ったアンチ安倍政権の有権者の後押し――などが重なりあった結果であり、一過性の人気に終わるかもしれない。

今後、私は、原子力政策が違う以上、きゅうごしらえの希望の党へは入ることはない。ましてや立憲民主党にも入らない。民進党にしばらく残って、どうするか、考えたい。

ほんとに疲れる選挙だった。まだまだ、風は強いが嵐は去ろうとしている。これから向かう地域の災害のないことを祈る。
 

【2017/10/23】 | ページトップ↑
立石灯台、敦賀のかくれた名所。

Date :2017-10-22(Sun)

昨日は忙しかった。選挙で武生から小浜へ。その間、小浜での国立若狭湾自然センターでの海洋少年団の三国、おばま、敦賀の合同合宿。移動の距離だけでも疲れた。疲れると今日のひとことが浮かばない。ついつい「今日は何の日」にたよる。

海洋少年団ではないが、昨日は、「あかりの日」。灯りといえば敦賀市のdesignである立石灯台。1881年(明治14)に初点灯。全国の主要灯台のうち36番目、日本海沿岸では角島灯台(山口県)に次ぐ、2番目のもの。また、日本人のみで建設された最初の西洋式灯台、建設当初の名称は「立石岬灯台」だった。

あかりの日、そのものは米国の発明家エジソンが白熱電球を実用化した日にちなむ。科学技術が進歩し衛星利用測位システム(GPS)で自分の位置が分かる時代。必要性があるのか、と言われるが、まだまだ、必要。というのも、GPSを確かめる作業も船では大事だ。

海洋少年団の手旗も役にたつことはほとんどないが、船乗りに灯台は今でも欠かせない。真っ暗な海で光は、今でも安全と安心を守る、海の道しるべ。灯りは今でも安心のシンボルでもある。

陸地を感じる目印となり、光の個性で母港が分かる。あかりの意外な力を教えられる。これは船の乗船実習で体感できる。灯台の見分け方、海図をみる基本、コンパスの方位と重ねれば、船の現在地がわかる。


古いが灯台を守る「灯台守(もり)」の映画名作だ。来年で開設から140年近くなる立石灯台、立石の集落からほぼ20分。敦賀のかくれた名所だ。昔の住居跡もある。崖上に立つ姿を是非、現地で体感していただきたい。その歴史や精神を少しは体感できる。とりとめのない話題になったが、政治の明かりは、どうなるのか。今日は投票日でもあり開票日でもある。
【2017/10/22】 | ページトップ↑
期日前投票と夕暮れ
Date :2017-10-21(Sat)

昨日の市役所は期日前投票で多くの市民が訪れた。それも天気予報を聴いてとの市民も多かった。いいことだ。

南の海上では台風21号が北上している。いまのところ敦賀に最接近するのは投開票日の翌23日になりそうな予報だが、秋雨前線を刺激して大雨の恐れもある。

投票率は天気に左右される面があるから、よく記者から投票率の予想をきかれるが、大雨になれば下がることは確かだろう。

「大義なき解散」ではあっても、有権者が意思を示す大切な機会だ。期日前投票も活用して1票を。

ところで、朝夕、15度を下回る日も多くなった。秋が深まると、日中の気温も日ごとにまちまち。朝晩と昼との寒暖差もあって、お手上げだ。気象庁資料によると、最低気温が15度を下回ってくるとコートがよく売れるようになる。

それとは逆に、平均気温が15度を上回るころ、夏のサンダルの売れ行きが伸びるのだという。15度というのが人の感覚を左右する境目とか。

また、夕暮れも早い。夕方の交通事故も多いとか。反射材をコートや靴を貼ってジョギングする方も多い。選挙も今日、最終日。この12日間の季節変化は夕暮れの早さも含め大きかった。落胆しないように今日もご安全に。
【2017/10/21】 | ページトップ↑
消費税、地方も国も影響する。
Date :2017-10-20(Fri)

議員になって19年目、この間に市民の相談を受けて感じるのが、この敦賀市も確実に所得格差が広がっていることだ。生活保護、借金と日々の生活に苦しむ市民が増えている。

全国的にも非正規労働者が4割を超え、子どもの貧困率が増え、その上に少子高齢化は、厳しい。

衆院選も、後二日、
この時期、新聞各紙の世論調査が「自民が勢い維持、希望苦戦・立憲民主加速…終盤」と伝える。希望の党の失速は、新聞でも感じるが有権者の声を伺うとこの時期、経験的にも肌で感じる。

感じるのは消費税論議がかつての選挙と変わり始めていることだ。増税は、普通はのーだった有権者も変わりつつあるように思う。消費税は敦賀市でも財政面での影響を受ける。特に福祉予算は影響を受ける。

なかでも全国的に団塊の世代の全員が75歳以上の後期高齢者となる2025年が迫っている。総人口の3人に1人が65歳以上となり、その半数以上を後期高齢者が占める。

年金、医療などの社会保障給付は、15年度の115兆円から149兆円に膨れあがる見通しだ。支え手の現役世代が急激に縮小して給付が維持できるか、誰もが疑念を抱くだろう。将来への不安から生活防衛を余儀なくされ、内需の柱である個人消費も振るわない。

客観的みても選挙戦での各党にこの説明がいまいちだ。持続可能で説得力ある制度設計図を国民に提示してもらいたい。給付の拡大を強調するだけでなく、裏付けとなる財源と併せて説明する責務があるはずだが、説得力に欠ける。

2年後に消費税率を10%へ引き上げる際、増収分5兆円超のうち、2兆円を幼児教育・保育の無償化などに充てるという。50年前には高齢者1人を現役世代10人で支えていたが、25年には1・9人、50年には1・4人で支えることになると見込まれる。そうした支え手となる世代を政策面で重視する必要はあろうが、与野党とも無責任だと思う。

自分が属していた旧民主党政権が、期待したほどの財源を、行政改革から捻出できなかったことは記憶に新しい。立憲民主が「所得税・相続税、金融課税をはじめ、再分配機能の強化」を挙げているが、これも急ごしらえで不十分だ。

格差是正へ再分配を与野党とも、中長期的な視点で安定財源を確保すると同時に、給付と負担のあり方をきめ細かく見直す必要がある。そうでなければ、選挙目当ての「ばらまき」と指摘されても仕方あるまい。非正規労働者が4割を超え、子どもの貧困率も先進国の中で高い水準にある。
【2017/10/20】 | ページトップ↑
新党ブーム
Date :2017-10-19(Wed)

昨日は、姉妹都市の各務ヶ原市議会と敦賀市議会の交流会。姉妹都市も来年で30周年を迎える。スポーツや書道など文化面での交流もあり、各務ヶ原市では、友好都市・福井県敦賀市で宿泊する方に、費用の助成を行ってくれている。宿泊で、中学生以上1,500円、小学生1,200円、3歳以上600円ときめ細かい。

一方、昨日の挨拶でもあったが、交流も少しずつ少なくなったように思う。議会も毎年一回が二年に一回と、交流も減らした。議会も選挙をくぐると顔ぶれも変わる。


ところで、衆院選も最終、後3日。「希望の党」「立憲民主党」は失速したり、勢いを増したり、情勢はまだ動いている。、

衆院選でも新党ブームとよべるものが過去にもあった。代表格は25年前に結成された日本新党だろう。熊本県知事を退任した細川護熙さんが新党ブームに火をつけた。細川さんを首班に8党派がくむ。過半数割れした自民党は下野する。戦後はじめての政権交代劇であった。かげの立役者が小沢一郎と。このころ、東京にいて、どことなく政権にワクワク感があった。

連立の一致点であった政治改革が曲がりなりにも実現したが、政権は国民福祉税構想の頓挫以降急速に求心力を失って一年、もたなかった。

ところで、我々世代のブームと言えば、フラフープがあった。

それも一年ばかりでブームは去ったように記憶する。直径およそ90センチのフープ(輪)を、フラ・ダンスのように腰をふって、回転させて遊ぶ。

調べると、米国、欧州などで流行し、昭和33年のきょう、日本に上陸した。270円の輪っかが、1カ月で80万本売れたという。爆発的なブームとなった。四国の田舎でも誰もがやっていた。なぜ流行ったか、理由がわからないいまま、背骨に悪いとか、急速にブームが去ったように思う。その後、ヨーヨー、ダッコチャンとブームが、飛び付くがすぐに下火になる。高度成長かの昭和の出来事だったと思う。

正直、ブームの正体というのは容易に究明できるものではないとも思う。ブームは盛り上がりも速いがしぼむのも速い。新党ブームもどうなるか、浮き沈みの教訓を思い起こしたい。
【2017/10/19】 | ページトップ↑
池田町の中学生自殺問題
Date :2017-10-18(Wed)

今日は秋晴れというよりも穏やかな秋の日というんが正解だろう。気比の松原を歩くと高浜虚子の句に出会う。

調べると、1957年(昭和32年)10月に敦賀市の招待で、この地を訪れ、『おくのほそ道』を著した江戸時代の俳人・松尾芭蕉の杖跡を辿ったとか。

「松原の続くかぎりの秋の晴」

この句が「気比の松原」の石碑に刻まれている。のどかな一日の象徴のようだ。

ところで、池田町の中学生の自殺、この問題を調査した第三者委員会の報告書では、死亡した男子生徒が担任らから繰り返し強い叱責を受けていた様子や、追い詰められていった状況が克明に報告されている。。

男子生徒が最初に登校をいやがったのは去年の5月26日でした。
生徒は「学校に行きたくない。副担任が宿題の未提出の理由を言い訳だとして聞いてくれない」などと話した。

そして10月9日、男子生徒は地元のマラソン大会でのボランティア活動に参加していましたが、準備の遅れなどを理由に校門の前で担任に大声でどなられた。
見ていた生徒は、身震いするくらい怒っていて、かわいそうだと感じたと。いじめ問題はいまや社会問題。全国放送にもなった。それだけに重要な課題だ。どうコメントすべきか、いじめ問題の真相は深刻だ。

【2017/10/17】 | ページトップ↑
ものづくりの原点と信頼
Date :2017-10-17(Thr)

昨日も早朝から寒かった。10月に入って、30度にとどく日もあったが、昨日は17度前後、急な寒さはこたえる。喉がイガイガとなる。

寒くなると言えば、前にもかいたが、衆院選のさなか、国内3位の鉄鋼メーカー神戸製鋼所による製品データ改ざんの波紋が広がっている。

今年に入り、国内の製造業では東芝の経営危機に始まり、リコールを機に破綻したエアバッグ大手のタカタ、無資格検査を続けてきた日産自動車など、暗いニュースが続く。

中でも鉄鋼は、素材産業の基盤だ。アルミを中心とした神鋼の不正製品の納入先は自動車、鉄道、航空機のほか、原子力発電所の配管など、若い頃、材料試験など、ミルーシートといった内容をJIS規格値と何度となく照らし合わせていた。その神戸製鋼が、と何か信頼できる企業が、そんな思いがつのる。海外企業にも及んでいる。その影響は極めて大きいのではないか。

神鋼の従業員はグループを含めて約3万7千人に上る。東芝のように、従業員がどうなるのか、名門「神鋼」の名をこれ以上汚してはならない。

衆院選に戻すと、各地を駆け回る安倍首相が、首相は米国留学後、政界入りするまでの4年近くを同社で過ごした企業でもある。。



それにしてもコーポレート・ガバナンス(企業統治)とコンプライアンス(法令順守)の欠陥に加え、おごりのようなものがあるのか、時間はかかるが立ち直ってほしい。材料は、日本のものづくりの原点だ。

 
【2017/10/17】 | ページトップ↑
美浜レガッタは、ほろ苦かった。
Date :2017-10-16(Mon)

昨日は、冷たく感じる雨の一日。衆院選投票日まであと1週間。5年近く一強時代を続ける安倍政治を問う選挙である。

政権継続を狙う自民、公明両党に対して希望の党、日本維新の会、共産、立憲民主、社民各党の三つの極が対決する構図になった。
衆院選序盤情勢の世論調査で、300議席超をうかがう勢いと報じられた与党は油断すれば風向きが一気に変わり敗北につながると、神経をとがらせる。一方劣勢が伝えられた野党側は選挙戦後半での逆転を目標に巻き返しを期す。さて、結果はどうなるか。

小池都知事の新党旗揚げや野党第1党の分裂などドラスチックな政界変動があったため前回より有権者の関心は高い。投票率が上がれば無党派層の票の積み重ねが選挙の帰趨を決める可能性が高まる。ただ、希望の党の排除の論理が、陣営に影響していることは確かだ。選挙に入る前のバラバラ感が希望の党の運動に影響していることは確かだ。

昨日、早朝より小浜で選挙カーを見送って美浜レガッタへ。美浜レガッタは、昭和43年の福井国体を契機として育んできた、今年でちょうど30回。

「ボートのまち美浜」の驚いたのは、その参加者数、団体300を超える。敦賀市議会も含め5議会も参加している。成績は美浜町議会2チームがワンツーフニッシュで一位、二位を独占。敦賀市議会は6位に。今年も最下位だった。

500メートルの疾走、疲れたというか悔しいというか、久々の虚しさ。息が合わないとこうもひどいことなるとは。いい汗というより、冷や汗と冷たい雨。ところが半袖でも体はポカポカ。これも運動効果か、くすぶる不完全燃焼か。若い頃、試合に負けて悔しがって、そんな感覚がよみがえった。これもいいか。
後の議員交流会、選挙活動もあるため、運転手を引き受け、ノンアルコール。悔しいときはビールに限る。ビールを片手に楽しいそうに語らう姿、うらやましいやら、美浜町議会には悪いが、ウーロン茶がまずいやら。


いずれにしても、美浜町の町民が相集い交流を深める場、楽しそうにバーベキューを。雨であっても楽しめる休日はいい。

夜の選挙活動も、冷たい霧雨、どこか、悔しいというか、コンビニで買ったビールも寝る前はほろ苦かった。こんな一日もいいか。

【2017/10/16】 | ページトップ↑
今日で帰国から15年。進展なきままの風化
Date :2017-10-15(Sun)

小浜市のホテル、旅館がいっぱいになっていた。あれから15年。日本中が固唾をのんで、テレビ中継を見守った。秋の日差しを浴びた政府チャーター機が羽田空港に到着し、5人の男女が姿を現した。全員がタラップを下りるまでの時間が、長かった。

2002年10月、地村夫妻ら北朝鮮による拉致被害者が帰国した。あれから今日で15年。だれもが次を期待しただろう。しかし、その後は何の進展もなく、時の針は今も止まったままだ。

「もう時間がないんです」。肉親の帰国をひたすら待ち続ける人たちにも歳月が重くのしかかる。

先月、拉致被害者家族連絡会が集会を開いた。「拉致問題は最重要課題」。そうあいさつする安倍晋三首相に、参加者から「もう何年たっているんですか」とヤジが飛んだ。

解決の糸口さえ見えない現実への、いら立ちか。北朝鮮は、日本時代の遺産である膨大なインフラとソ連の模倣で国を作った金日成、その金日成を似せてカリスマを維持しようとしている金正恩、虚構という意味ではこれ以上ない虚構で成り立っているようにおもう。

繰り返される北朝鮮のミサイル発射や核実験。米国とともに圧力を強めることが被害者の安全や救出につながるのだろうか。衆院選では各党とも拉致問題の解決を公約に掲げているが、具体的な道筋は見えない。




【2017/10/15】 | ページトップ↑
火事もそうだが、一瞬にして崩れるとは、
Date :2017-10-14(Sat)

13日早朝、田結の宿泊施設かもしかの1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかったとか。

この施設を経営する85歳の男性と連絡が取れていないということで警察は身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べているとの報道。昔からよく知り、選挙の度にお世話になった方だ。ニュースを見て驚いた。

ところで、火事もそうだが、営々と築いても一瞬にして壊れることがある。鉄鋼メーカーの神戸製鋼所は、原子力発電所の配管などに使われ、その技術力と信頼度は高かった。それだけに事態は深刻だ。

また、ラグビーの知名度もばつぐんだ。7季連続日本一のラグビーや阪神大震災を乗り越えた姿と重なっている。

チーム黄金期の立役者は平尾誠二さんである。ドラマのモデルにもなった。同志社大で初の大学選手権3連覇に貢献し、日本代表監督も務めた。端正な顔立ちに口ひげが似合うラグビー界の大スターは去年、53歳で帰らぬ人となった。


今度の銅、アルミ製品などの性能データ改ざん問題は、従業員が誇りを持って取り組んでいるはずの製造現場で起きている。

強度や寸法をごまかした部材の販売先は電力をはじめ自動車、機械など国内外の200社に及び、影響は計り知れない。

安全性は大丈夫か、何が不正に駆り立てたのか、まず明らかにすべきことだ。神戸製鋼にとどまらず、日本全体の製造業ものづくりのイメージダウンにもなりかねない。

【2017/10/13】 | ページトップ↑
郵便局と交番、そして希望の党
Date :2017-10-13(Thr)

子供の頃、身近な存在だったのは市役所よりも郵便局と交番。郵便局は郵政改革で少しずつ減少。もうひとつの交番も減少しているとか。今ではコンビニが最も身近な存在とか。

その交番は、「KOBAN」として、今や世界共通語になっている。郵便局と同様、地域に溶け込み、住民とつながりを育む−日本独特のユニークな制度とか。

ただでさえにぎわいを失いつつあるまちなかで、交番まで減っていくのは時代の流れで仕方ないのだろうか。

半年たって、届けてあったお金を受け取った。「大事に使いな」と手渡されたのに駄菓子屋で無駄使いした。たわいないやりとりが、子供心に交番の身近さを感じさせてくれたことがあった。

ところで、10日公示された衆院選、もう世論調査が一面トップを。この選挙を巡っては、新党結成や離合集散の騒動が耳目を集めた。先週の世論調査では希望の党も支持率はよかったが、昨日は、急落。

希望の党で最所に聞いた、他者を「選別」し「排除」する−という排除の論理。気になった言葉だった。

希望の党が今後、どうなるか、わからないが、地方に定着するには、身近な存在になるには、最初から排除の論理では、そんな思いがつのる。風頼みの選挙に有権者は冷ややかだ。




【2017/10/13】 | ページトップ↑
ゴミ搬入自治体に上告、妥当な判断
Date :2017-10-12(Thr)

昨日ブログで書いた呉座勇一さんの「応仁の乱」(中公新書)。お薦めしたい本だ。硬派の歴史書としては異例のベストセラーとなっているとか。

なぜ乱が起きたのか、何のために戦っているのか誰にも分からない状況になった戦乱といわれている。今回の衆院選が理屈が後でついてきそうな大義なき闘い。

私たちも期待した細川さんが結成した、1992年の日本新党。新党ブームの火付け役となり、自民党の下野につながった。今回の選挙で新党の中心にいるのは、小池知事や枝野氏ら日本新党出身者である。

先日、来敦した前首相の野田佳彦さんが、列車を待つ敦賀駅で「当時の日本新党似は爽やかさと期待感があった。今回の希望の党は排除の論理でドロドロ感がーー。」と心配をしていた。

果たして自民の1強体制にくさびを打ち込めるか、新聞各社の世論調査の結果が出始める。衆院選は政権選択の場である。応仁の乱と違って有権者の一票で決着が付く。

裁判は結果が出るが、不服として上告することが出来る。先日書いた樫曲のゴミの最終処分場に大量の廃棄物が違法に持ち込まれたとして、市が岡山県内の3つの市と町に対策工事の費用の一部の支払いを求めている裁判で、福井地方裁判所が9月、5200万円あまりの支払いを命じる判決を言い渡しました件、敦賀市はこの判決を不服として昨日、名古屋高等裁判所金沢支部に控訴した。

私はこれを支持したい。敦賀市が対策工事を行い、ゴミを持ち込んだ自治体のうち岡山県津山市と勝央町と奈義町に、費用の一部、あわせて約3億1000万円の支払いを求めているもの。

控訴した理由について、議会説明会で、敦賀市は、費用を求めていたのは市が代執行を行った一般廃棄物を対象にしたもの。判決では産業廃棄物まで含むとされたため賠償額の計算方法が納得できないなど、この判断理由は私としても妥当だ。今後、市税をかけて、裁判を行うことになるが、ある意味、被害者である敦賀市であり、市民の水を守ると言う観点で国、福井県と合意をとりながら行った対策工事。
持ち込んだ自治体の市民が出したゴミの負担した費用は、国、県、敦賀市の合意で負担したものであり、当然、搬出した自治体にも応分の負担があってしかるべくだ。
廃棄物処理法では、市民が出す一般廃棄物の処分については、市町村が行うと明文化しているだけで、明確な規定がない。不備ともいえる。ここに敦賀市の苦悩が生じ、国がそれなりの裁定を下した。それに従って、敦賀市が搬入自治体に支払い要求を出した背景がある。

この問題を巡って、また、この裁判を行うにあたって、国、県のバックアップは不可欠だ。敦賀市の要求に従って、支払った自治体も多い。正直者がバカを見るではすまされない。

また、敦賀市は同じく廃棄物を持ち込んでいた栃木県の一部事務組合など6つの団体に対しても同様の訴えを起こしていて、裁判が続く。裁判費用は市税だが、しっかり訴えるべきであり、今後の国の廃棄物行政につながる大事な裁判とも思う。
【2017/10/12】 | ページトップ↑
応仁の乱と衆議選
Date :2017-10-11(Wed)


昨日も忙しかった。越前市の出陣式、敦賀に戻って議会の議員説明会、そして選挙対応と、体だけが動く。

時間の流れは速い。衆議選が始まった。準備から実践、携帯の電池が一日、持たない。越前から小浜へ。舞鶴若狭自動車道のありがたみを今回はつくづく感じた。

結果がすべての選挙、学園問題でゆれる安倍首相は衆院を解散して攻勢に転じたが、機を窺い新党で応じた小池百合子代表が逆襲。

だが新党も割れて攻守は二転三転—。まさに、筋書きのないドラマ、中央でもこの地元の福井一区でも二転三転。感じるのは野党も構図が変わろうとしている。民進党はこのゴタゴタで吹き飛ばされた、と、誰かが語った。


誰かが、この激動が550年前の「応仁の乱」に例えられているという。全国の諸大名が東西に分かれて死闘を繰り広げたが、大乱の理由も最終的な勝者も分からないとか。自民党第一党は変わらないにしても、動きは速い。

先日、東京駅で買った『応仁の乱』を新幹線で読んだ。「不毛な戦だったが無名の英雄が旧体制を破壊、戦国時代を生む歴史の転換点になった」と。果たして歴史の転換点となるか。事務方にとって、これほど疲れる選挙もない。





【2017/10/11】 | ページトップ↑
1帰国から15年
Date:2017-10-10(Tue)

昨日は小浜市の拉致の集会、夕方は武生で選挙準備と会議に追われた。

最近、北朝鮮による拉致被害者5人が各地で講演などを活発に行うようになった。このうち、小浜市の地村保志さんと富貴恵さんの夫妻をはじめ被害者の5人が日本に帰国して今月15日で15年となるのにあわせて小浜市文化会館で開いたもので、会場いっぱいの約800人が参加した。。

家族の高齢化で運動もにぶくなってきている。なかでも拉致問題の早期解決と風化への懸念を訴えた。

敦賀にも横田めぐみさんの両親が17年前に来ているが、もう講演など、姿を表すことができなくなっている。それほど家族の高齢化が進んでいる。

また拉致被害者で新潟県佐渡市に住む曽我ひとみさんは、北朝鮮に拉致された母・ミヨシさんについて「福祉施設で母と同年代のかたのお世話をしているが、寒い北朝鮮でこんな思いをしている母にどうしてあげることもできず代わることができるなら代わってあげたい。世界で一番優しい母を私に返してほしい。一日でも早く返してください」と訴えた。

拉致被害者の地村保志さんと富貴恵さんの夫妻がステージにたつのも珍しい。帰国から15年となる今の思いを述べた。まだまだ、拉致された時の状況など、語っていないが、徐々に口を開くようになると思う。
【2017/10/10】 | ページトップ↑
拉致問題の風化と高齢化
Date:2017-10-09(Mon)

地村夫妻など拉致被害者の帰国から15年を迎え、今日、小浜で集会を行う。
拉致問題のさまざまな節目を迎え、被害者奪還へ向けた政府の覚悟が問われる年だ。

その中で行われる衆院選だが、拉致問題が主要議題となる場面はほとんどない。関係者は拉致問題を政局に埋没させないよう求めているが、問題の風化と関係者の高齢化が進んでいる。私もこの運動に関係して20年近くなるが、いっこうに進展しない。

昨夜、小浜市で開かれた交流会で曽我ひとみさん、地村夫妻と同じテーブルで、それぞれと話をさせていただいた。帰国して15年の日々もつくづく長いと感じた。

9月19日にトランプ米大統領が国連演説で横田めぐみさんについて異例の言及をしてから2週間。衆院選でも主要テーマの一つとして拉致問題が取り上げられることが期待されたが、現状は希望の党結成や民進党の事実上の分裂など、野党再編をめぐる一連の政局に話題が集中。新党は拉致問題に対するスタンスや公約を発表できていない。

ここ地元、北朝鮮による拉致・特定失踪者の支援組織「救う会福井」と「県特定失踪者の真相究明を願う会」は5月に統合し、救う会に一本化した。

願う会は、小浜市の拉致被害者、地村保志さん、富貴恵さん夫妻が帰国して1年後の2003年、各地の支援組織を集約する形で立ち上がった。しかし昨年6月、特定失踪者とされていた男性が国内で発見され、同町内には特定失踪者がいなくなった。このため同町は、組織の在り方について検討を重ねてきた。

全国の特定失踪者には、国内で見つかった方も50人を超える。私も特定失踪者問題調査会の常務理事をしているが、400人を超える特定失踪者には北朝鮮に拉致された可能性のある方からその可能性が少ない方まで様々だ。

一人ひとり、いなくなった事実は事実だ。それぞれに人生があり、長くやっていると、この問題の真相や闇の部分まで見え始める。

Googleアースで夜の明かりを空から眺めると、韓国、日本に比べ、北朝鮮は暗闇包まれている。

地村さんに北朝鮮の電力事情を伺うと、「停電も多く、今の時期からの寒さはこたえたとか。対話と圧力というが、当時と比べ、今の独裁者のミサイルや核実験に走る異常さは怖い」とも語っていた。

この問題の風化とご家族や関係者の高齢化進む。
 
【2017/10/09】 | ページトップ↑
敦賀港とトヨタ
Date :2017-10-08(Sun)

昨日の福井新聞に「トヨタ自動車が、南海トラフ巨大地震などで太平洋側港湾が被災した際の輸出車の代替輸送ルート確保のため、福井県敦賀市の敦賀港で月内に実証試験を行う計画であることが6日分かった。災害時の具体的対応を定める同社の事業継続計画(BCP)の検討の一環という。」という記事があった。私は注目すべき話題と思う。
日本海側では新潟港とついで敦賀港は2011年の東日本大震災時に物資や支援要員の輸送などで太平洋側港湾のバックアップ機能を果たした。
阪神淡路大震災では、神戸港が壊滅的打撃を受けたとき、一部、受け入れという話があったが、難しいという判断で名古屋港に、結局、落ち着いたとの話もある。

陸上部門では、国道2号など山陽道がほとんど使えなくなり、国道27号がその代替機能を果たした。当時を思い出すと、深夜の27号線は、大型トラックが相当数、行き来し、運転してても怖かったのを思い出す。

福井新聞の続きよると「同社の国内工場は愛知県内に集積し、昨年実績で国内生産台数のうち5割強となる173万台を名古屋港などを使って海外へ輸出している。関係者によると、実証試験は大規模地震などで被災した太平洋側港湾の復旧が長期になる可能性を考慮し、日本海側からの輸出ルートの確保を検討しているという。昨年11月には苫小牧港(北海道)で行っている。」と。

具体的には「敦賀港での実証試験は、愛知県内の工場から50台程度の自動車を同港まで陸送。同港で自動車運搬船に載せ、九州の港を経由し東アジア向けに輸出する計画という。」とある。

これまで大きな企業として、地元の東洋紡、滋賀県の日本電気硝子製造などあったが、トヨタ自動車が入って来れば、これは敦賀港にとっては朗報だ。注目したい。

【2017/10/08】 | ページトップ↑
衆議選の構図が固まった。
Date 2017-10-7(Sat)

昨日も選挙準備から会議、会議の連続だ。後4日、選挙本番も近くなった。

ところで、民進党の離合集散で衆院選の構図が固まったが、選挙本来のこの国がどこへ行こうとしているのかが見えない。

民進党の解党・分裂劇は衝撃的だ。既成政党に対抗し、小池都知事による新党「希望の党」が旗揚げしたことで、都議選のように各党の争いかと思ったら、民進党が合流の名のもとに消えてしまった。

公認発表を見ると、自前の候補もいるが、半数以上は民進党出身者だ。これまでも政党の離合集散はあったが、今度のような合併劇は私は記憶にない。

民進党で選挙準備をしてきた私がそうだろうが、支持者もとまどうばかりだ。党首の小池都知事は政権交代を目指すというから、どんな政党なのか知らねばならない。消費税ゼロに原発ゼロと納得できる政策ではないことは確かだ。人気取りが気になる。

これまで自民、公明両党を改憲勢力と言ってきたが、希望の党も改憲に前向きだ。夏の都議選の衝撃もあり、その勢いに乗って合流して、まさに小池劇場とも言える、

正直、経済のアベノミクスや所得格差など話題にならない。いずれにしても、その時々の風が選挙を左右する。勝つか負けるかしかない小選挙区制は、政権交代に直結する。衆院選が初めての18歳の若者たちも、1票が国の行方を決めることにもなる。有権者に見えにくい、選挙のようにも感じる。私は、安全重視の原子力推進派である。原発ゼロでは、この二区では戦えない。悩み多き選挙だ。
【2017/10/07】 | ページトップ↑
民進党分列と福井一区
Date :2017-10-06(Fri)

昨日は、午前中、神奈川県和市の行政視察の対応。大和市は、神奈川県のほぼ中央に位置する市である。東京都特別区部への通勤率は15.3%、横浜市内への通勤率は18.3%。まさに農業地域からベッドタウンへ変貌した都市だ。敦賀市議会の毎年、改善に取り組む議会報告などの取り組みに評価をいただいた。

昼からは議員説明会。これが長引いた。理由は、後日、明らかにしたい。夕方、美浜のレガッタ練習に。疲れも重なり、敦賀への帰途、一日前の満月は、大きく美しかった。

これで一日が終わるはずだったが、夜は、選挙の対応で福井市へ。

衆院選が目前に迫る中、民進党福井県連は混乱している。それもこれも民進党本部の混乱に起因する。

政権交代可能な二大政党を目指すとしてきた野党第1党の民進党は結局、分裂した。保守からリベラルまで寄り合い所帯の色合いが濃く、まとまりを欠くと度々指摘されてきたが、小池氏が起こした“旋風”にひとたまりもなく吹き飛ばされた形だ。

分裂のきっかけは前原誠司代表の決断だった。希望結成により「離党ドミノ」が止まらず、「名を捨てて実を取る」と合流を表明。その際「誰かを排除するのではない」と述べていた。

しかし、保守を掲げる小池氏は「民進丸のみ」を拒否。憲法改正や安全保障関連法に反対するリベラル系は「排除する」と宣言した。小池氏としては「第2民進党」「野合」といった批判を避ける狙いがあろう。

前原氏は希望との合流を決めた際、「もう一度、政権交代可能な二大政党をつくりたい」とも述べた。しかし、結果として民進党前議員は希望、立憲民主、無所属とバラバラの立場で衆院選を戦うことになった。

前原氏が目指す「与野党1対1」の構図が実現出きればよいが、できない公算もある。むしろ与党有利につながる可能性もある。それほぞ福井一区の民進党の希望の党との混乱は後を引きそうだ。

民進党福井県連二区幹事長の立場から希望の党を応援することになるが、希望の党が原発ゼロを公約に掲げることから、その立場は複雑だ。選挙後、私は希望の党には入らないし、民進党解党になれば無所属となる。

敦賀への帰途の夜空の月はうす雲に包まれていた。
【2017/10/06】 | ページトップ↑
市庁舎建替えの基本構想案
Date:3017-10-05(Thr)

昨日は旧暦8月15日「十五夜」だった。だったと書いたのは夜遅く帰宅する前に夜空を眺めると、雲の合間から月が顔を出していた。

「中秋の名月には美しい月が見られる。そして、その月は満月である。」と常識がいまだにこびりついている。

しかし今年は、10月4日が中秋の名月、その翌々日の10月6日が満月と、中秋の名月と満月の日付が2日ずれるとか。調べると、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こるとか。

子供の頃、餅にイモ・枝豆・クリなどを盛り、神酒を供え、ススキや秋草をかざった。母親から、収穫感謝祭の意味も持っていルとも教わった。


縁側にならべられた供え物と、親父はゆっくりと日本酒を飲んでいた。テレビもなく、ゆったりとした昭和30年代だった。

前置きが長くなった。昨日は、庁舎建設対策特別委員会。国の耐震基準を満たしていない敦賀市役所庁舎の建て替えの基本構想案の審査。内容は、他の建て替えをした市と比べると30ページを超える充実した内容で、ほとんど意見もなく30分で委員会を終えた。今後は市民からパブリックコメントを受けて、基本計画へと作業が移る。

防災面から現在地での建て替え案に傾いていた市が3月に突然、JR敦賀駅近くのプラザ萬象敷地への移転案を検討に加えたのが発端だ。

市は国の財政支援を得るため9月末を期限に候補地選定を急ぐ構えで、今月に市内10地区で市民説明会を行い、一方、議会側は「移転を検討するなら十分な議論が必要だ」と短兵急な市の対応に批判と、対立構造から、6月議会での議会側の現在地での建設すべき決議をもって終了した。この数ヵ月の議論を経て、まさに雨降って地固まるように、市の担当者の力作と言える、庁舎建設の基本構想案、ほぼ満月の評価としたい。
【2017/10/05】 | ページトップ↑
選挙の力
Date :2017-10-04(Wed)

今日、前内閣総理大臣の野田佳彦衆議が嶺南に来敦する。民進党を先に離党した細野剛志衆議が「三権の長、経験者はご遠慮願いたい」と。これを受けて「あえて先に離党した人の股をくぐる気はまったくない」。前総理、野田佳彦前民進党幹事長は地元の船橋駅で決然と言い放ったとか。

「韓信の股くぐり」という言葉がある。漢の天下統一に功績のあった韓信が若いころチンピラにケンカを売られ、争いを避けて言われるままに彼らの股をくぐるという屈辱に耐えた。

将来に大志を抱く者は目の前の小さな侮りを忍び抜くという故事である。党をいち早く抜けて、今や「希望の党」入党希望者の選別作業に取り組む人物を、股をくぐるほどの価値もなしとみなしたのか。

民進党が事実上の解党につながった先の両院議員総会で、満場一致で方針を決めたとの報道があった時、わが耳を疑った。大もめ必至とみられていた会合である。

負の結論を出すのに、満場一致、まさに民進党分列の瞬間だった。

昨日も書いたが、民進党は、所属議員や公認内定者は当面、(1)希望への参加(2)枝野新党への参加(3)野田佳彦前首相のような無所属組(4)民進党に残る参院議員――にわかれていくことになる。地方議員は民進党のまま、もう止まらない分列、バラバラ現象だ。結局は形だけの満場一致だった。

株式投資の世界で「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がある。群集心理で動くより、友なき方へ行けという格言もある。ただ、動き出した山は、大きい。

希望の党の第一公認が発表された。今日にも第二公認が発表されるとか。気になるのは小池代表の決断とか、どうも釈然としない。その希望の党、もうひとつは人気取りとも言える原発ゼロだ。釈然としない中でなだれ込むように、選挙がはじまる。
【2017/10/04】 | ページトップ↑
クールビズの終わりと離合集散
Date :2017-10-03(Tue)

昨日は福井市の自治会館での市町議会研修。夜は越前市で選対会議。

久しぶりにネクタイをする10月の朝、ちょっと窮屈ながら気持ちが引き締まる。

ただ、環境省提唱のクールビズ期間(5〜9月)が終わって一斉に衣替えかと思っていたら、意外なばらつきがある。

各市町議会でもバラバラだ。なぜ差があるのか尋ねても明確な理由や違いは見えにくい。ネクタイ派とノーネクタイ派に、にわかに分かれる10月の議会事情とサラリーマン模様。

時節柄、衆院選に向けた政党や政治家の離合集散もそれぞれだ。民進党は、所属議員や公認内定者は当面、(1)希望への参加(2)枝野新党への参加(3)野田佳彦前首相のような無所属組(4)民進党に残る参院議員――にわかれていくことになる。地方議員は民進党のまま、もう止まらない分列、バラバラ現象だ。

夜は越前市で選対会議。秋のつるべ落としから、長袖もちょうどいい。

話を戻すが、当初6〜9月で始まったクールビズ提唱期間は東日本大震災後の電力事情を踏まえ5〜10月に広がり、昨年から5〜9月となった。

それぞれの事情でカレンダーを工夫するのは自由だが、最近はプレミアムフライデーとかキッズウイークとか、新しい言葉も続々出てきて消化不良を起こしそうだ。衆院選でも希望の党も立憲民主党も政策も理解不能のまま、ムード先行の選挙戦に突入しそうだ。

唐突な解散、政界再編や、初めて聞く党名はどう理解したらいいのだろう。ネクタイはしても、どこか、気が引き締められず、政党も吟味する必要がある。東京の動きは日々変わる。地方は捲き込まれるだけ、深夜の帰宅、もう限界だ。
【2017/10/03】 | ページトップ↑
排除の論理
Date :2017-10-02(Mon)

昨日もいい天気でまさに秋晴れ、事実上、選挙戦も始まっている。ある敦賀の記者から「排除の論理は久しぶりに聞きましたね」と、そういえばそうか。

ところで今月13日で大政奉還からちょうど150年。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」での最後の方に「近江路」がある。おそらく敦賀の木の芽峠から越前に向かったのだろう。何度も越前に足を踏み入れている。ということは、小説に出てこないが、この敦賀を通ったことになる。

坂本龍馬の手紙が今年見つかった。大政奉還後、暗殺される5日前に、福井藩の重臣、三岡八郎に宛てたもので、謹慎中の三岡を一日でも早く上京させるよう懇願している。


竜馬は福井藩の財政を立て直した三岡八郎を新政府に参加させるため、越前へと向かう。竜馬最後の大仕事だった。五ヶ条の御誓文の起草、財政の立て直しなど目に見える仕事している。龍馬の人を見る目は、すごい。

その三岡八郎こと、由利公正を大河ドラマに登場させるとある意味、福井のPRもあるが、それだけの仕事している。勝海舟と同じように幕府側にありながら、しっかり足跡を残しているだけに面白いだろう。

それはさておき、衆院選が事実上、始まっている。消費税の対応、北朝鮮情勢への対応、9条を含む憲法改正の是非など争点をあげているが、希望の党の小池百合子代表が「排除の論理」を記者会見で語った。ひさしぶりに聞いた言葉だ。

龍馬の登用ではなく排除で民進党の合流も不信に変わっている。新党の「希望の党」もブームに乗る要素もあるが、もめ事は印象を下げている。民進党も分列状態、思考停止のようなごたごたが続いている。

ただ、現場にいると、新党ブームの強さも感じる。一方で排除の論理のゴタゴタも現場には影響している。選挙の現場はまさに右往左往だ。














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