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会計検査院の指摘
Date :2017-11-30(Thr)

昨日は、予算決算常任委員会。基本質疑と分科会での補正予算が審査された。私の属する産業建設分科会では、会計検査院は2016年度決算検査報告で、県内に支出された国の交付金の使い方が「不当」と指摘された件が議論された。

交付金を活用した敦賀市の雇用創出事業で「目的外使用」とされ、敦賀市の観光のPR事業を受託した企業が経費の領収書を残していなかったこと、人件費を過大に計上したりしたとして、約400万円を不当と判断された。要因は「国の要項の解釈の違いや事務の誤りが原因」としており、国に返還する。解釈という基本、教訓とすることが大事だ。

話を全国にすると不正経理とは違うが製造業の不正深刻な企業モラルの欠如が続いている。先日みも大手製造業における不正がまたも明らかになった。

繊維大手、東レの子会社が、タイヤの補強材などの検査データを改ざんしていた。榊原定征経団連会長を出している企業だけに、衝撃は大きい。

神戸製鋼所に続き、三菱マテリアル子会社でも品質不正が発覚したばかりだ。企業モラルの欠如は深刻だ。日本のものづくりに対する信頼の低下はまぬがれない。いずれも日本代表する企業だが、人間で言えば、高齢者にもなる歴史を誇る大企業だ。

昔、漢文で習った。「名馬も老いれば駄馬に劣る」という言葉がある。教訓とすべき言葉だ。

老いとは違うかが、解決法は、まずは、基本に立ち返るしかない。バブル崩壊でだい山一証券は、崩壊した。この時の教訓が新聞やテレビであった。教訓は色々なことを教えてくれる。小さなことの積み重ねがどうにもならなくなった。過去の教訓に学ぶことは多い。

皆で渡れば怖くないが、皆こければ、これほど怖いものはない。ひとりひとり、一企業一企業、立て直すしかない。

敦賀市もひとつの会計検査院の指摘だが、教訓として取り組むしかない。

私ごとで恐縮だが、私は生来の駄馬だが、先日も自転車で三方五湖に向かい、寒さか膝を痛めている。

医者いわく「いい歳なんだから、無理せず、歩くこと」と。「ゆっくりと歩く」と。単純な解答だ。笙の川といえども川は悠久の時の流れを実感させてくれ、木々は四季の移ろいが明快だ。駄馬は駄馬なりに教訓は大事にしたい。



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【2017/11/30】 | ページトップ↑
冬の風物詩3年目、金ヶ崎の「敦賀港イルミネーションミライエ」
Date :2017-11-29(Wed)

昨日から議会が始まった。初日の本会議のめだまはなんといっても市長提案理由。なにをのせるか、表現の仕方など、その時々、話題もよく取り上げられる。
今年で3年目、金ケ崎緑地を彩る「敦賀港イルミネーションミライエ」の記載も、そのひとつだ。もうすっかり冬の風物詩だ。

北陸最大級の約40万個の発光ダイオード(LED)で描かれた光の芸術が訪れた人たちを今、魅了している。

この寒空での「『敦賀・鉄道と港』まちづくり実行委員会」の皆さん、関係者の皆さんには今年も頭が下がる。繰り返しにもなるが、今年で3回目。市民から集めた廃油約1700リットルを燃料にしたバイオディーゼル発電機の環境にも配慮している。電源は、まさに活動の源。


今年も高校生が飾り付けで協力した海底をイメージした70メートルの青一色の光のアーチが最大の見もの。蒸気機関車も微笑ましい。12月25日まであり、点灯時間は月~木曜は午後6~9時、金~日と祝日は同6~10時。
心和ます冬のイルミネーション、発光ダイオード(LED)電球の数で圧倒する。光に心が和まされるのは変わらない。

一方、最近は市内でもテーマパークのようにきらびやかな飾り付けをする住宅もあり、驚いてしまう。もうすぐ師走。クリスマス、年末に向け、日増しに慌ただしさが増していく。星の光の中にしばし身を置いてみる。よう。喧噪[けんそう]を忘れて、自らの心を洗うことも必要か。議会も12月18日、最終日となる。

【2017/11/29】 | ページトップ↑
大飯3,4号の再稼働同意
Date :2017-11-28(Tue)

昨日の横綱審議会、重苦しい報道、40回優勝の白鵬にも厳しい言葉。そのなかで昭和以降最年長の39歳0カ月で再入幕を果たし、7勝7敗で大相撲九州場所の千秋楽を迎えた安美錦関。会心の相撲で勝ち越しを決め、2度目の敢闘賞も手にした。レジェンド(伝説)の仲間入りをしたと言ってもいいのではないか。

ところで、昨日、西川知事が再稼働に同意した大飯原発3、4号機。これで、福島の事故後の国の新しい規制基準に合格し、再稼働した原子力発電所は3発電所5基で、立地する自治体が再稼働に同意した原原子力発電所をあわせると、年明けに再稼働の計画がある佐賀県の玄海原子力発電所3、4号機を含めて5発電所9基となった。嶺南では、高浜、大飯と西高東低。

ただ、大飯原子力発電所をめぐっては福井地方裁判所が3年前、「地震の揺れの想定が楽観的だ」などとして再稼働を認めない判決を言い渡し、関西電力がなど控訴して2審の裁判が続く中での同意判断となった。苦しいスタートには違いないがなんとか再稼働にこぎ着けてほしい。

いずれもしても関西電力は、3号機を来年1月中旬に、4号機を3月中旬に再稼働させる方針。ぜひ頑張ってほしい。敦賀からもこの再稼働にむけていく作業員も多い。まさに嶺南は原子力発電所でもっている。それぞれがレジェンドといえるのではないか。

【2017/11/28】 | ページトップ↑
西浦県道と12月議会
Date :2017-11-27Mon)

昨日は、午前中、三方五湖に自転車を走らせた。紅葉は思いのほか進んでいる。落ち葉が路面を黄色く彩っていた。太陽の薄日と五湖のコントラストは抜群だ。

感じるのは本格的な冬が迫っていることだ。風は明らかに冷たい。先日もガソリンスタンドでは灯油を買い求める人がられた。冬への備えが進む。

各地から雪の便りが届く。センジツ、365号の国道を今庄に走らせると雪が降った後の路面、まさに冬到来だ。

12月議会が今週28日から始まる。市は2号線整備の詳細設計の見直しなどの費用として、約2,600万円を盛り込んだ補正予算案を12月議会定例会に提案する。

敦賀半島の敦賀市道西浦2号線の整備を再開について、県の原子力災害制圧道路等整備計画に組み込まれたことで、整備費は原電と関西電力が負担する。

西浦1、2号線は半島先端と市中心部を結ぶ県道のバイパス。増設計画の敦賀3、4号機の資材運搬用に、原電の負担で市が2009年度に事業を始めたものの。
3,4号については、国が行っているエネルギ基本計画の見直しと密接な関係があるだけに今後とも見守りたい。

敦賀市は北陸新幹線の工事も含め駅周辺の整備やホテルの混み状態など、一見、元気そうに感じるが、目に見えないところで進む人口減少や空き家の進行と、現実は一方で直視しておかなければならない。今回、一般質問では、もんじゅ後の地域振興と、これまでも市民の要望で取り上げていた金ヶ崎城址の保存活用計画について質問したいと考えています。これまでと同様、素案を作りましたのでコメント頂ければと思います。

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一般質問案
1. 史跡金ヶ崎城址保存計画について

金ケ崎周辺整備の中で、史跡金ケ崎城跡の整備に向けた史跡金ケ崎城跡保存活用計画策定準備委員会を平成28年9月2日付で組織され、金ケ崎城跡の保護、そして整備、活用のガイドラインとなる保存活用計画を策定向けて審議も来年3月に策定に向け佳境に入っていると存じます。まずは、これまでの関係者のご労苦に敬意を表したいと思います。そこで質問致します。

① 委員会での調査結果と内容

まずは、保存活用計画策定のための測量、調査の結果で得られたことと、委員会で整備にあたって、審議され重要視されていることついてお伺い致します。

② シンポジウムの意見

次に先月23日にきらめきみなと館のシンポジウムの開催されました。主な内容とシンポジウムで出された貴重なご意見が、どんなものであったかをお伺い致します。

③ 今後の進め方

次に、委員会結成前、都市整備部を中心とするプロジェクトチームが設置され、検討が進められ今日に至っていると理解しています。

また、当時の私の一般質問で、中山副市長は、今後も全庁的に横断的取り組むと述べられておりました。保存活用計画策定後の今後の進め方についてお伺い致します。

④ 金ヶ崎城址の桜

次に、本委員会の検討のきっかけになったのが金ヶ崎の桜保存に向けての市民の声、区長会の要望だった記憶しております。今後の桜の育生、植栽など、方向性があればお伺い致します。

⑤ 北陸新幹線開業と周辺整備との連携

最後に、人道の港ムゼイムを中心とする金ヶ崎周辺構想と、金ヶ崎城址との関係、連携を考えておられるのか、また、北陸新幹線敦賀開業にむけてお考えがあればお伺い致します。


2.もんじゅと地域振興について

高速増殖原型炉もんじゅについて、文部科学、経済産業両省などと地元の福井県、敦賀市が話し合う「もんじゅ関連協議会」が先月22日、文科省で開かれました。まずは、これまでの市長をはじめとするこれまでのご労苦に敬意を表します。

① 地域振興と廃炉手続き
福井県の西川一誠知事は、文科省などが示した雇用維持などの地元振興策を評価し、廃炉作業開始に向けた手続きを進めることを容認したと報じられました。
 
まずは、政府が示した地域振興策の受け止めと進められるもんじゅ廃炉手続きについて、どのようにお考えか、ご所見をお伺い致します。

② 地域振興の課題

次に、文科省などは22日の協議会で、(1)現状の雇用(約1000人)を廃炉作業開始後も10年程度維持する(2)地元への交付金増額を検討する(3)原子力機構が「敦賀廃止措置実証本部」を設置し、電力会社やメーカーから人材を受け入れる-などを提されました。

具体的な回答もありましたが、要望14項目のうち、振興策は12項目を占めるが、大半は「支援を検討」など曖昧な言葉が並びました。

財源が確定できない状況もありますが、「支援を検討」について、どのように考え、今後、どのように交渉してくのかをお伺い致します。

③ 高速炉研究の拠点

次に、もんじゅは核燃料サイクルの中核であり、昨年、後継の実証炉開発をあげるなど、敦賀市が協力し貢献した国の政策が見通せない中で、敦賀市での廃炉が決まり廃炉30年後に試験研究炉だけが残るといった状況が考えられます。今後の高速炉研究開発と敦賀市の関係をどのように考えておられるのか、市長のご所見をお伺い致します。

④ エネルギーの多元化への取り組み

次に、エネルギーの多元化への取り組みで国は、LNG関連インフラの整備むけた環境を整備することと、新エネルギーの新たな拠点として、水素発電等の研究を行う国の研究機関を整備をすること、さらには燃料電池バスの導入、運行と民間事業者が行う水素ステーションの整備に帯して、財政支援を行うことと、具体的な支援があげられました。

このことについて、具体的な内容と市長のこのことに対するご所見をお伺い致します。

⑤ 水素形成社会の取り組みと課題

次に、22日、東京都内で開催された水素に関する有識者会合の内容と有識者からどのようなご意見が出されたのかをお伺い致します。10月に産業建設常任委員会で山口県の周南市を視察いたしました。課題として、活用面で燃料電池自動車と水素ステーションなど、購入と維持管理に多額な経費が必要なこと、また、中長期的な観点で、水素発電や国際的なサプライチェーンの構築の難しさ、さらには国際社会が環境保全のために電気自動車にシフトしようとする動きです。

敦賀市の基本方針では2050年頃の将来像を定めるとありますが、敦賀市として、今後、これらの課題があるなかで、どうのように取り組もうとしているのか、地域連携や財政措置など、現段階における市長のご所見をお伺い致します。













 

【2017/11/27】 | ページトップ↑
原子力防災のシンポジウム
Date :2017-11-26(Sun)


先日のきらめきみなと館で行われた環境フェアでTOSHIBAの水素発電者が展示されていた。まさに技術の東芝だ。原子力発電所の敦賀1号、もんじゅに東芝の技術が生かされた。トラブル対応の技術者の真摯な対応は忘れない。

話は茶の間に変えると威厳ある波平さんに、良妻賢母のフネさん、ちょっとそそっかしいサザエさんに、いたずら好きのカツオと、三世代が同居し、ちゃぶ台を囲む一家は明るく温かい。

家族の団らんの風景はまさに昭和だ。この番組のスポンサーを、経営再建中の東芝が来春で降りる。放送開始から半世紀近くの提供だった。

米ニューヨーク「タイムズスクエア」のビルの巨大な電飾看板も、来年度前半にやめることに。繁栄の象徴だったが、合理化策の一環だ。日本で初めてカラーテレビを発売した会社が、テレビ事業から撤退する。上場廃止を避けるため巨額の増資も決めたばかりで、まさに綱渡りである。

日本を代表する会社が退場するのは寂しい。

ところで、昨日は、きらめきみなと館で福井大学の防災・日本再生シンポジム「日本一の原子力立地 福井県における防災危機管理Ⅵ」ー原子力防災における大学連携・医工連携と民間の取組みー、原子力防災における大学間連携と民間の取組みにスポットをあて様々な取組みを紹介していた。

講演で①長崎大学と福島復興支援と題し、長崎大学原爆後障害医療研究所教授 高村 昇氏
 ②原子力事故・テロ対応と緊急被ばく医療における連携、講師は被ばく医療センター 医長 富永 隆子氏。
③住民非難の課題に挑戦する原子力緊急時救援隊でNPO法人ワネッツ理事・事務局長 岩崎 良人氏
④原子力防災と放射線 人材育成と民間との連携で福井大学の安田仲宏教授と。いずれも興味深い内容だった。

今回で6回目となるが、最初は福島の現状報告が、その後の取り組み経過、そして原子力防災へと流は変わっている。

冒頭に戻すが、東芝の経営の悪化は、もとをただせば福島の事故、今回のシンポジウムも福島の事故と切っても切れない。福井大学のシンポジウムも、今後、どう変化するか、進化するか、見守りたい。

【2017/11/26】 | ページトップ↑
命のビザのもう一人の立役者、小辻さんに神奈川県の鎌倉市議会が全会一致で顕彰を行った。
Date :2017-11-25(Sat)

今日も寒い、冷たい雨の一日だ。先月末、極めて残念な結果が報道された。

先の大戦で多くのユダヤ人難民を救った元外交官杉原千畝氏の資料をユネスコの世界記憶遺産に—。出身地の岐阜県八百津町が手を挙げたのは2年前のことだった。

大きな期待が寄せられていたが、ユネスコは先月末、登録を見送った。
繰り返しにもなるが、杉原氏は大戦中、バルト海に面した小国リトアニアに赴任した。ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に日本通過を認めるビザ(査証)を発給し、約6千人を救ったといわれる。近年、この出来事を題材にした映画や舞台作品が相次いで公開された。気運は盛り上がっていた。

それが登録なし、ユネスコは登録しなかった理由について明らかにしていない。長年にわたって顕彰や資料収集を行ってきた八百津町をはじめ、敦賀市など、関係者の落胆は大きかった。

一方で、うれしいニュースがある。日本、敦賀から神戸にやってきたユダヤ難民の滞在期間を延長したヘブライ文化研究家の小辻節三氏(1899~1973)について、神奈川県の鎌倉市議会が22日、全会一致で顕彰を行った。

小辻氏は杉原氏が発給したビザでは日本での滞在期間が10日間しかなかったため、滞在期間の延長に尽力。「命のビザをつないだ男」とされている。

鎌倉市議会では鎌倉に在住していた小辻氏について「迫害を受けていたユダヤ難民のために、みずからの命を顧みずに行った勇気ある行動は、粉骨砕身の人道的な偉業」として全会一致で顕彰を決めた。小辻氏はそれだけでなくアメリカ、カナダ、上海などの船の手配も行っていた。そのため戦争中、憲兵からもにらまれ迫害を受けていた。

ちなみに【顕彰】とは、隠れた功績・善行などをたたえて広く世間に知らせること。
【2017/11/25】 | ページトップ↑
金ヶ崎城址のシンポジウム
Date :2017-11-24(Fri)


昨日は、きらめきみなと館で、つるが環境みらいネットワーク主催の「~つるが環境フェア~2017 PICNIC GREEN」が開かれた。様々な年代の方に、子どもから大人まで
行動するきっかけとなるようなプログラムが用意されていて、北風の悪天候ながら、多くの市民が集まっていた。

もうひとつは、きらめきみなと館小ホールで「金ヶ崎城址の歴史的意義」と題するシンポジウムが開かれていた。

今年度末にまとめられる金ヶ崎城址保存活用計画策定委員会の中間報告的な位置付けだが、実によく理解できる内容だった。

金ヶ崎城址の本質的価値とする内容だ。具体的には中池見湿地や桜を中心とする都市公園、金ヶ崎宮、敦賀八景金ヶ崎城址、さらには古墳の経塚と多様な要素が絡み合い、金ヶ崎城址保存活用計画が審議されていることだ。

市民から「金ヶ崎の桜をなんとかしてほしい」という素朴な意見が寄せられたは5年ほど前か、議会で桜と遺跡の共存に向けて質問をしたことがある。金ヶ崎の桜は、花換え祭もあるが、戦前、戦後を通じて、深い哀愁のような感じる心のふるさと的な存在と教えられた。

金ヶ崎は、有名な城跡であり、明治、昭和、平成と、市民が植え続けてきた桜に文化庁は国指定史跡保存のためストップをかけてきた。

千本以上あった桜は、今は400本程度、それも老木が多い金ヶ崎は危機的な状態にあった。

全国的にも文化庁と地元自治体との桜に関する対立は多い。近くでは石田三成の佐和山城址だ。敦賀市では、玄蕃尾城跡に植えた桜を、文化庁の指導で切ることになった。

わずかだが成功例もある。長野県伊那市の高遠城址公園、ここは日本桜百選の桜の名所。文化庁と地元教育委員会がタグを組んで史跡調査の上、桜の植樹を認めた。時間はかかるが「急がば回れ」だ。

ところで、金ケ崎城が歴史的舞台になったのは、いわゆる南北朝期の金ケ崎城合戦である。また、戦国期においては、織田信長軍と朝倉・浅井軍が戦った城でもある。城の主要部は現在金ヶ崎宮の境内に属し、その背面の高いところには城戸や堀、月見御殿跡などがある。


多様な要素の多い金ヶ崎城址、今ある桜への手当て、国指定の範囲も含む詳細な調査と保存活用計画。しっかり調べて、後世に残すこと、市民の憩いの場、観光のひとつの拠と、これも今に生きる敦賀市民の仕事でもある。


【2017/11/24】 | ページトップ↑
もんじゅ関連協議会と敦賀市

Date :2017-11-23(Thr)

54年前の今日23日のことだった。

テレビで強烈な放送を覚えている。東京オリンピック前年、日米間で初の衛星テレビ中継の伝送実験が行われた。当初はケネディ大統領のメッセージが予定されていたが、届いたのは大統領暗殺という衝撃のニュース。ジャミジャミの途中、中断も何度かあった。それでも家族全員で早朝の大ニュースを観ていた。

わが家に待望のテレビが届いたのは私が小学校1年生か2年生。私は月光仮面、父は相撲と野球。家庭の最大の娯楽となった。

テレビが普及した節目は二つあったと言われる。一つは59年の皇太子さま(現在の天皇陛下)ご成婚。もう一つは64年の東京五輪で、カラー放送を取り入れ、通信衛星で初めて世界に生中継されたと言われる。我が家はまさに皇太子妃御成婚、時代の流れに乗った家族も多かったのではないか。

ところで、昨夜は文部科学省で開いた「もんじゅ関連協議会」の場で、林芳正文部科学相や世耕弘成経済産業相が、西川知事と渕上市長との会議。17時からわずか15分間の会議。

議題は廃止措置や地域振興。これをもって、もんじゅの廃止措置に移ることに理解を示したと報じられた。

地元の最大の関心事であった1000人の関連雇用については廃止措置着手後も当面10年間程度は現状を維持し、その後も新たな雇用の創出に取り組むこととした。

年2億円の5年間の交付金の拡充額やハーモニアスポリス構想の水素研究なぢ地域振興策の具体化については、同協議会を含めてあらゆるレベルで国と地元で引き続き調整することとなったとも。

廃止措置体制の安全対策としては2018年4月をメドに、日本原子力研究開発機構の敦賀市の拠点に10人程度の作業統括本部を設置するとも。

まず、敦賀市と福井県は今後、同機構と廃止措置に関する協定を結び、その後、使用済み核燃料の搬出など廃炉に向けた作業が始まる。

敦賀市白木にもんじゅが建設され、白木は大きく変わった。一家にすれば、テレビが来て、活気が生まれた以上に、生活の糧が生まれ、雇用も生まれた。当時は夢の原子炉といわれた。

それが廃止になると生活の糧がなくなり、夢も活気もなくなる。白木の行く末にも敦賀市にも大きな影響を与える。

それだけに今回の協議会ひとつの大きな節目となる。


【2017/11/23】 | ページトップ↑
新幹線駅の市民フォーラム
Date :2017-11-22(Wed)

昨夜はプラザ萬象で2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、敦賀駅のデザイン案が3案ずつ建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構から発表された3案について市民意見を募る市民フォーラム。

長さ312ートル、高さ31メートルの駅舎はまちの顔であり、シンボルとなる。それだけにデザイン案の選定議論、それぞれ、よい、もっとと、建設的な意見、批判と、活発に繰り広げられた。

市民がつくりあげる新幹線駅という企画運営は大事だ。このプロセスは出来上がった時に、また、将来、子供たちに語れる市民が多いほど、思い出に残り、親しまれる駅になることは確かだ。私も41年前、敦賀での人生のスタートは敦賀駅だった。

ところで、ここ数日は身震いしながら起き出し、寒い。マフラーとコート、本格的な防寒対策。駐車場で愛車のタイヤを交換する人の姿も。

毎年巡り来るこの時期は、四国生まれの私にとって覚悟のときとも言える。寒さはどの程度か。雪は多いのか。あれこれ気にしながらの冬支度である。

半面、寒さに向かうからこその楽しみも。まず鍋がうまい。個人的には、湯豆腐とカニを早く食べたい。もちろん燗(かん)をつけた酒と一緒に。

敦賀に来た当初は、国際、国境とスキー場がある驚きと楽しみ。何より、雪のなかでも本町のネオンが、一人で敦賀に来た当初は、そこに数多くの笑顔と人情を最も感じられるのが、この時期ではないか。決して大げさではないけれど、厳しい冷え込みの中でも人をほっとさせてくれる温かさ。そのぬくもりを改めて感じるための季節だとしたなら、許せる気がするのである。

気象庁いわく、平年並みか低めの気温で、降水量は多め、日照時間は少なめになりそうだとか。どんな冬が訪れるにしろ、今年も何とか元気に過ごしたい。タイヤ交換もすんだ。と思いきや冬型は緩むとか。季節はめぐるが、忘れられない寒さがある。

ところで、20年前当時、敦賀を離れて9年目の11月24日、東京のいたころ、会社創立から100年目という節目の年に、山一證券は廃業というセンセーショナルな報道で幕を閉じた。あまりにもショッキングな出来事だっただけに、本にもなり、バブル崩壊という後遺症はけっして他人事ではなかった。

20年前、11月24日、午前11時30分には社長の野澤さんが東京証券取引所で記者会見に臨んだ。記者会見で野澤は『社員は悪くありませんから』と、立ち上がり号泣。テレビで放映され、バブル崩壊から7年だった。

人生も山あり、谷あり、敦賀の新幹線駅でスタートを切る人、別れや出合い、それを駅舎が見守る。5年後に敦賀で一番大きく、巨大な建物が出来上がる。
【2017/11/22】 | ページトップ↑
敦賀ラーメンの盛衰
Date :2017-11-21(Tue)

敦賀に来て、最初の夜、食べたのが敦賀ラーメンだった。記憶が正しければ、駅前の一力のラーメンだった。それから病み付きになった。飲んでシメはラーメンと決まっていた。この歳になると、体に良くないと食べる機会はすくなくなったが、誘われると決してことわらない。断らないより、背中を押される感覚だ。残念なことは当時、十数軒数あったのが、先日、深夜は数件、大きく様相が変わった。

一方、敦賀のさぬきうどんはうまい。うまいといってときたま食べるが、どこかしっくりくこない。讃岐の本場の資本でもないし、機械打ちはどことなく違和感がある。それでもさぬきうどんだ。

こだわって語ると、讃岐うどんにも太麺からも細麺、コシの強さも違う。香川県でも西東で違う。細かくいう店によっても違うし、家でも違う。私にとって、小学校の頃、確か一杯30円の店が今でも一番うまいと思っている。


讃岐うどんのブームは何度か訪れている。東京から飛行機での食べ歩きツアーを呼んだ前回は10年ほど前か。ブームと比べ、ツアーはなくなり、うどん関係の観光客もずいぶん減った。

その苦労も香川県あげての苦労の成果と栄枯盛衰の繰り返しだ。冷凍うどんのない頃、母親が生麺を買って親父が昭和30年代、何度か、文部省に出張で届けていた。当時、県補助か、領収証で、讃岐うどんの売り込みで必死だった頃の話だ。

話を麺からタコに変えるが、先日、石巻魚市場でも10月の水揚げが昨年同月の8倍を記録したと、友人がメールしてきた。原因は海水温の上昇らしい。マダコは海水温が7度以下だと生存できないとされる。

海水温が上がって三陸でマダコが越冬できるようになり、千葉沖などで産卵していたマダコが三陸で産卵し増えたとか。過去100年間に三陸沖の秋、冬の平均海面水温は0.8〜1.0度上昇し、世界全体の平均値の約2倍だとか。

暮らしに結び付くタコの豊漁は朗報だが、海の異変に喜んでばかりもいられない。ブームもそうだが、観光や飲み食いも浮き沈みはある。いろんな教訓がある。
【2017/11/21】 | ページトップ↑
高速体系で変わる敦賀市
Date :2017-11-20(Mon)

昨日は、若越城の会で丹波地方を訪れた。丹波は京の都に隣接するため、朝廷や公家、室町幕府将軍家との繋がりが強く、中国地方の毛利氏、東からの織田氏に挟まれ、戦国時代を生き抜くために厳しい選択を迫られた地域でもある。

そうした情勢の中、丹波三大山城・八神城、黒井城、八木城の城主たちは各々の背景がありながらも、丹波攻略の命を受けた織田家の明智光秀と戦い抜いた丹波武士の攻防の跡、黒井城を歩いて登った。山城は登るとその位置がよくわかる。晴れ間に恵まれた。帰りは舞鶴若狭自動車、本当に便利になった。

今週は、北陸新幹線の敦賀駅の案選定で、明日21日の市民フォーラムなどで市民の意見を聞くほか、HPでも受け付ける。校区内に駅がある敦賀南小、気比中などで出前講座を開き、将来世代の意見も反映させる考え。各団体代表でつくる委員会や市議会でも意見を聞き、有識者の専門部会で推薦案を検討し、来年2月に決める。

一方、北陸新幹線延伸に伴い、北陸線のうち新たに金沢-敦賀間約130キロの経営がJR西日本から分離される。

福井県も今年度から、経営分離区間の運営会社の設立準備を進める並行在来線対策室を設置。三セク移管後の収支予測を調査し、運行計画や組織体制を練る方針だ。料金やダイヤも変わる。

開業に在来線特急サンダーバード、しらさぎは金沢-敦賀間で運行されなくなる。5年後に敦賀の高速体系も大きく変わる。変わることと、そこには便利さだけではない。

【2017/11/20】 | ページトップ↑
チェック
Date :2017-11-19(Sun)

昨日は、若越城の会で姫路城を訪れた。昨日は無料解放の日。ボランティアガイドの案内で本丸を中心に隅々まで回った。

説明がうまいと、楽しくなる。うまいですね。といううと、PDCAサイクルを常に利用してます。と、驚きの言葉だ。仕事で覚え、それをガイドで実践しているとか。

今や製造業にとどまらず、敦賀市の政策立案や学校授業改善など、さまざまな分野に取り入れられている。プラン(計画)、ドゥ(実行)、チェック(評価)、アクト(改善)の英語の頭文字をつなげたもの。PDCAの流れを繰り返し、業務改善を継続的に実現する仕組みだ。

日産自動車は、新車の完成検査を無資格の従業員が行っていた問題で、国土交通省に報告書を提出した。増産に伴い検査員が不足したが、生産計画がそのまま進められたことが一因だった。工場の管理層が現場の状況を把握していなかったことも影響した。

チェックが働かず、アクトにつながらなかったわけだ。人員管理計画を見直すなどして再発防止に取り組むという。

安部首相は衆参両院で所信表明演説を行った。「実行」という言葉を8回も使ったとか。のが印象的だった。演説の終わりでは「政策の実行、実行、そして実行あるのみ」と強調した。数の力を背景にした安定感yと実行力が政権の強みと考えているのだろう。


地方創生や女性活躍はどこへやら。次々と看板を掛け替える。チェックとアクトは安倍政権にこそ必要とおもうが、野党の国会のチェックがいまひとつ。

今月末から市議会、チェックを、言い聞かせる。
【2017/11/19】 | ページトップ↑
有効求人倍率と人手不足
Date :2017-11-18(Sat)

今週の雪マークは消えたが、朝の寒さはなれていない。金山では本格的な雪のシーズンを前に国道の除雪作業を行う国土交通省福井河川国道事務所の出動式が敦賀市で行われたとか。聞くところによると、今年の雪は多いとも。早速、タイヤを変えた。

昨日は中央小学校で就学前の健康診断時の子育て講座を視察させてもらった。先日、中郷小学校に続いて2回目。視察させてもらって、真面目に講師の先生の話を伺う保護者の顔が印象的だった。敦賀では共稼ぎが多い中でなかなかの出席率だ。

ところで話はかわるが、最近はどこも人手が足りないらしい。都会でのことだが、ファミリーレストランが24時間営業を取りやめたり、宅配業者が値上げに踏み切ったり、私たちの暮らしにも影響が出始めている。

9月の有効求人倍率は1、5超え、各事業で、人手が足りない。やはり景気がいいのかと思っていたら、有効求人倍率の改善は『景気が良くなった』ことを意味しないとの指摘もある。

現在の人手不足は「少子高齢化に伴う労働力人口の減少」が最大の原因とか。生産年齢人口(15歳〜64歳)が、2012年を境に一気に減った。団塊世代の大量退職である。景気はどうあれ、時が来れば人手不足に陥る構造だったとも。

アベノミクス効果ではなく、いびつな人口ピラミッドによる“マジック”である。『有効求人倍率の上昇』と『景気の良し悪し』とは、切り離して検証する必要があるとも。

敦賀も年々、所得格差が広がっている。小学校単位でも給食費未納問題がある。それぞれ区域の課題がある。

最後に、よく猫の手も借りたい年末、12月議会も始まる。駄洒落ではないが、「ニャンてことだ。」とならなようにしたい。


【2017/11/18】 | ページトップ↑
敦賀市適正化計画
Date :2017-11-17(Fri)

山に囲まれた敦賀市いま、紅葉で山々がまさに見頃だ。金ヶ崎、常宮と神社は、山との調和がいい。境内にあるモミジやイチョウが赤や黄色に色づき、秋の深まりを見せている。
なかでも常宮神社は敦賀湾との調和がいまが見頃。赤、黄色に色づき、秋の深まり共に変わる。是非、一度、足を運ばれたら。

景色、紅葉を観ることは心の栄養ともなる。一方、「睡眠負債」という言葉を最近よく聞く。「眠りの借金」ともいうらしい。睡眠時間には個人差があるが、例えば理想は7時間なのに、実際は6時間だったという場合、「借金」は1時間となる。

借金が膨らめば、影響は心身に現れる。生活や仕事の質を落とすこともあるし、がんや認知症につながることもある。「眠りの自己破産」というそうだ。

睡眠負債の厄介なところは、返済方法が未解明ということだ。話がながくなったが、都市も無秩序に発展すると厄介だ。

これを長期に渡って整える計画が立地適正化計画だ。適正化計画とは、少子高齢化や人口減少等の社会構造の変化に対応し、拡散型の都市構造から集約型の都市構造へ転換を図り、効率的で持続可能なまちづくりを推進していくための計画だ。
 
難しくなるが、国は、平成26年8月に都市再生特別措置法の一部を改正し、市町村において策定が可能となった。
 
敦賀市も、中心市街地の空洞化や、郊外への住宅地の拡散などが進み、驚くことに旧式市街地の空き家が多くなったという現実だ。

また、敦賀市の財政面や経済面において、持続可能な都市経営を目的として、平成28年度より立地適正化計画を策定し、その中間報告の市民説明会が昨夜から始まった。

冒頭に戻すと、美しいものとの調和も健康に良いが、町の拡大発展の一方、不健康になりつつある町の負債を増やさないためにも適正化計画、難し課題だが、理解しながら取り組むことが大事だ。また、詳細はブログでおいおい、書きたい
【2017/11/17】 | ページトップ↑
龍馬没後150年、めぐみちゃん拉致から40年
Date :2017-11-16(Thr)

昨夜はプラザ萬象でのウイーンピアノ四重奏団のチャリティコンサート。終わった後の皆さんの笑顔、曲名含めてわからなくても、いいものはいい。そんな感覚ではないか。私もよく内容はわからないが何故か、幸せな気持になって会場を後にした。

ところで、昨日は龍馬没後150年、おそらく木の芽峠を何度か通っているだろう。もうひとつは、めぐみちゃんが拉致されて40年。

昨日、テレビで1977年11月14日、誕生日を迎えた父に携帯用のくしを贈った。「おしゃれにも気を付けてね」。自分だけでなく家族の身だしなみも気に掛けたのだろう。新潟市に住む横田家の長女で中学1年めぐみさんである。

北朝鮮に拉致されたのが翌15日の下校中。16日の市内の天気は快晴、小春日和の一日だったとか。

40年の月日が流れた。81歳になる母早紀江さんも含む横田家にとって、これほどしらじらしく響く言葉もない。「会いたい」。毎日毎日、自宅に飾る写真を見て落ち着かない心を静めている。

85歳の滋さんは近年、体が衰えてデイケアのリハビリに通う日々。頭髪はもうフサフサではない。

敦賀市にも議員になって一度、横田夫妻をお呼びしたことがある。もう15年以上前のことだ。あいあいプラザで有本夫妻と並んでパネル討論をしてもらった。終わった後、丸勘でお礼を述べたとき「私たちがお礼を言わなければ」と、謙虚というよりめぐみちゃんに会いたい一心だったろう。こちらが恐縮した。講演回数も1400回を超えるとか。

話を変えるが人道の港ムゼウムに与謝野晶子が敦賀を経由してパリに行ったことが記されている。いま、与謝野晶子について調べている。これほど、情熱的な女性はいない。

その晶子に「女」としての目覚めを歌いあげた一首がある。

「その子二十くしに流るる黒髪のおごりの春の美しきかな」。

自慢の髪にくしを通せば季節までもが心地いい、という女心が伝わる。少女から女へ。髪への関心は大人への階段を上るにつれ増す。その人は13歳の時、意識し始めたに違いない。その滋さん誕生祝いのくしの話があった。話を戻すが、滋さんも85歳、時間がない。

敦賀もけっして拉致とは無縁ではない。地村ふきえさんは東洋紡ナイロン工場で働いていた。結婚式で4月に辞め小浜に帰った、その年、昭和53年7月7日の七夕の日に拉致された。

【2017/11/16】 | ページトップ↑
希望が失望に
Date :2017-11-15(Wed)

市役所通りの銀杏はすっかり黄色一色、散り始めるのも速い。週末は雪マークも。一挙に木枯らしの季節か。タイヤ交換と思うがなかなか体が動かない。

政界の野党も一挙に木枯らしか。人気を失った野党の弱体化がまたま進む。予想通りの展開といえ、情けない。希望の党の小池百合子代表は昨日14日の両院議員総会で、代表辞任の意向を表明した。幹事長に古川元久衆院議員を起用するなど新執行部を承認した。小池氏は先の衆院選が不振に終わり、求心力が低下。

都政に専念するとか。予想通りといえば、それまでだが、「一枚看板」の小池氏が退くことで、希望の党運営が不安定となり、支持率はさらに、低下、そして、またまた分裂の危機も漂う。

小池代表の「個人商店」的色彩が強く、衆院選ではそれが裏目に出た。結局、当選した候補のほとんどは民進党出身者だった。

トップが小池氏で実態は民進党保守系という構造だった。政党として機能するためには、党のガバナンスや政策をもう一度見直す必要がある。それに地方組織をいまだもっていない。

一方、立憲民主党は選挙で「反安倍」票を集めた。ただ、今回の躍進は希望から排除されたことによる反作用の面が大きい。現状のまま、新たな結集軸にはなりにくい。

多弱化した野党が1強の自民に向かうには、あまりにも政策も理念もバラバラ。原子力政策では自民党支持しかない。そんな状況が続く。野党の立場ながら情けない。選挙後の虚脱感だけがいまだ残る。



 

【2017/11/15】 | ページトップ↑
水素社会形成へ敦賀市がどれほど取り組んでいいのか。
Date :2017-11-14(Tue)

原子力発電所の長期停止で経済が低迷する敦賀市は、成長が見込める水素関連産業の拠点化を念頭にプロジェクトが動き出そうとしている。

燃料電池車などの関連企業を誘致し、敦賀港を液体水素輸入の主要港として活用する計画で、原子力のほかに、新たな産業構造の創出を目指す。

計画は、美浜、南越前両町と滋賀県の長浜、高島、米原3市とで一体的な経済圏をつくる「ハーモニアスポリス構想」の一環として取り組む。水素社会形成計画を策定さぎょうも進んでいる。
今年度の調査費用600万円は原発が廃炉になった自治体などへの財政支援対策として創設された「エネルギー構造転換理解促進事業」の補助金を活用している。

2018年度以降、敦賀市内での公用車への燃料電池車導入や燃料電池バスの運行、水素ステーションの設置を進め、25年度までに燃料電池車や水素貯蔵装置の工場を誘致することなども目標としている。

先月末、山口県周南市の水素社会形成の取り組みを議会の産業建設常任委員会で視察した。水素社会形成については私は賛成の立場をとってきたが、ここへ来て疑問を持ち始めている。

周南市の動向や最近の水素社会形成への取り組み姿勢の微妙な変化、さらには電気自動車への国際社会の変化を考えると、あまりにも課題が多いからだ。

周辺自治体と協力し、産業の複軸化や多様なエネルギーの供給拠点構築に期待も理解できるが、どこまで限りある敦賀市の予算を投入するか、さらには周辺自治体の理解があるか、はなはだ疑問が多い。

ましてや検討は大事だが、本腰を入れるだけの地方都市の敦賀市にとって費用対効果が得られるか、先を見通したプロジェクト運営が必要になる。

【2017/11/14】 | ページトップ↑
北陸新幹線の課題
Date :2017-11-13(Mon)

北陸新幹線の敦賀では工事も本格化してきた。また、「小浜・京都ルート」が昨年12月に決まった。2022年度末に金沢-敦賀間の開業を控える福井県は県内延伸に向けた準備を本格化させている。

一方、開業に伴いJRから経営分離される並行在来線に関する議論はこれからだ。
北陸新幹線延伸に伴い、北陸線のうち新たに金沢-敦賀間約130キロの経営がJR西日本から分離される。

2015年春の金沢開業時には、富山、石川県内の在来線がそれぞれ、沿線自治体が出資する第三セクター「あいの風とやま鉄道」、「IRいしかわ鉄道」に経営移管された。その後の料金や運行本数での沿線住民の不満は大きい。

福井県も今年度から、経営分離区間の運営会社の設立準備を進める並行在来線対策室を設置。三セク移管後の収支予測を調査し、運行計画や組織体制を練っている。

敦賀市内から嶺北に通勤通学での北陸線での利用も多い。特に高校生の通学での料金問題など保護者の関心も高い。北陸新幹線のイケイケどんどんの議論が進むが、沿線住民にとってデメリットもある、負の側面の議論が多いだけに注視しておく必要がある。

ーーー逢坂延伸への課題と関心ーーー

一方、北陸新幹線の大阪延伸について、経団連の榊原定征会長が前倒しの実現に期待感を示した。

延伸を急ぐ理由としては、早期の全線開業によって得られる効果の大きさを挙げた。全線開業を前倒しするために解決を要する課題の大きさを考えると、早期開業を求める機運の広がりは、まだ十分とは言えない。

とりわけ2兆1千億円と試算された整備費の確保は難航が予想される。建設財源の高い壁を乗り越えるためには、北陸新幹線に対する期待は、私が知るかぎり、関西では、それほどない。

大阪までの全線整備を急ぐメリットは関西方面から感じられないからだ。経団連の榊原会長は北陸新幹線を整備する意義を具体的に示した。三大都市圏や隣接地域との結び付きが強まることで広域経済圏が形成され、広域観光にも貢献するとの見解はもっともである。

また、非常時に東京と大阪を結ぶ交通のバイパス機能を果たす点に言及したことにも注目したい。太平洋側では南海トラフ地震の対策が課題になっている。東海道新幹線の運行が困難になれば、日本海側を通って東京と大阪をつなぐ北陸新幹線はうかい路として重要な役割を果たす。ここで敦賀港の果たした役割も大きくなる。

代替機能の大きさは建設財源を確保する上で有力な根拠になる。災害時に北陸新幹線が東海道新幹線の代役を担うことは、どこまで知られているのだろうか。阪神淡路大震災当時、国道27号線のトラックの多かったことが、その代替機能が舞鶴若狭自動車につながった。

いずれにしても関西では北陸新幹線よりリニア中央新幹線に対する関心の方が大きい。大阪延伸に向けては今後、整備費の地元負担が課題になる。私はじっくりと腰を据えた議論が必要と考える。

【2017/11/13】 | ページトップ↑
デストロイヤーの叙勲
Date :2017-11-12(Sun)

先日、あるOB会があった。昔の話になった。私にとってデストロイヤーは、懐かしい名前だ。そのデストロイヤーも旅芸人。全国各地を巡って興行した。

四国の高松にも来た。テレビの娯楽番組でも人気を集めた頃、元々は悪役である。演出だったことは言わずもがなだが、卑怯な反則攻撃で観客や視聴者の感情をあおった。覆面を鮮血に染める場面もあった。

教育上好ましくないとか、当然、風紀上の問題だといって、いまでは考えられないが中学校では「プロレスはいくな」とのとの指令。余談だが、どこかの市議会では議員の覆面はダメとなった。

そのデストロイヤーが、先日、秋の叙勲で旭日双光章を受けた。87歳の米国人男性の名前が、「リチャード・ジョン・ベイヤー(通称ザ・デストロイヤー)」とある。

昭和の30年代から40年代、お茶の間を沸かせた白覆面のプロレスラーだ。正直、驚いた。受章理由として「わが国のスポーツ界の発展および日本・アメリカ合衆国間の友好親善に寄与」とあった。

現役時代から、米国のアマチュアレスリングや水泳の選手を日本に派遣するなどし、青少年交流に尽くしてきた。そんな取り組みが評価されたとか。

叙勲とは、今の政府も随分と変わった。逆に粋なことをする。力道山とデストロイヤー、そして四の字ガタメを知るかたは、昭和の世代、昭和も遠くなった。懐かしく、楽しく昔話をするのも認知症防止とか。
【2017/11/12】 | ページトップ↑
11月11日は「電池の日」
Date :2017-11-11(Sat)

昨日は、議会の予算決算常任委員会の決算審査。28年度決算を認定すべきものと決した。ところで、今日は「11」の漢字表記「十一」が、電池の「+(プラス)極」と「-(マイナス)極」に見えることから、電池工業会は、11 月 11 日を「電池の日」に制定している。

わかりやすいが、どことなく無理矢理といったイメージがある。

なかでも、リチウムイオン電池は、1990 年代の携帯電話やノートパソコンなどモバイル機器の普及局面で急拡大した。小型軽量で高性能なLiB は、今や世界中で普及したスマホの動作を支えている。

悔しいかな、先行した日本企業に変わって台頭した韓国や中国の LiB 企業が主役を担っている。近年における国内 LiB 生産の拡大は、安全性維持のために高い技術力が求められる「車載用」の寄与が大きい。パナソニックは車載用で世界トップを維持。

ここまで書き進めたのもパナソニック関連企業が敦賀にあるからだ。敦賀では電池関連の製造ラインはないが自動車関連の電子部品を製造している。

今後は車載用電池に注目が集まるなか、環境問題対応のため、世界各国でガソリン車やディーゼル車に対する規制が強化され、電気自動車(EV)へのシフトが加速している。

これも日本、そして敦賀が進めようとしている水素社会には、間接的にも大きな潮流にがあることを忘れてはならない。

【2017/11/11】 | ページトップ↑
地域社会のキーマン世代
Date :2017-11-10(Fri)

選挙中、記者に「若者への選挙対策はしてますか」と聞かれたことがある。今回の選挙でまったく手つかずで、何もしていないにが陣営として正直なところだ。今回も投票率は低かった。

ところで、65歳の高齢者人口の割合は2060年には4割に達する。敦賀市もそれほど変わらない。有権者人口でみると、65歳以上は5割で、若者の低投票率が続けば、有効投票の6割を占めることになる。

投票率を考えれば、高齢者の意志が反映している選挙とよく言われる。先日、日本を訪れた米大統トランプ氏支持は大統領選挙では高齢者ほど多かったとも。

選挙で高齢者が鍵を握る、そんな時代、つくづく感じる。よくいう「ぴんぴんころり」、そして、「生きがい、出会い、居場所づくり」と高齢者対策は今後も続く。。

それ以上に、高齢者へのそんな従来の理想から、「亀の甲より年の功」。高齢者社会を認知症やマイナスだけでとらえるより、定年退職をして、敦賀市内でも、もはや町内会や各種団体の中核。

これからの地域社会のキーマンとして。投票率の高さからもシルバー・デモクラシーともいうべく存在だ。

私も高齢者の仲間入りをしたが、団塊の世代はやはり、学生運動、高度成長、さらには冷戦崩壊など激動の時代を体験した戦後世代、企業戦士、その世代の地域貢献はいま、まさに中核だ。各地区の区長がまさにこの世代だ。


ただ、一方で、最近、自動車社会で高齢運転者の影響が出始めている。日本では75歳以上の後期高齢者の免許取り消しの行政処分、多発する高齢運転者の交通事故が強化の背景にある。問題は、免許の自主返納などをした後にもあるのでは。

敦賀でもそうだが、田舎では自家用車を使えなければ、利用できる代替交通が少ないだけに、何かと不便が伴う。生活も支障を来すに違いない。

市内でも80を過ぎた農業を営む高齢者は今も現役の運転者。事故を起こさないよう細心の注意を払っているとか。後継者はいないが田畑を見て回る。専業農家の平均は70を超える。返納した場合は、農地放置にもなりかねない。かと言って認知症の兆しがあれば、事故を起こす危険性が高まる。返納後の暮らし方を考えておく必要があろう。

不便さ解消には、デマンド交通など行政支援や地域社会の応援も欠かせない。プラスマイナス、両面を考える必要がある。
【2017/11/10】 | ページトップ↑
学生のUターン微増
Date :2017-11-09(Thr)

秋の深まりとともに市役所通りのイチョウの木々が色づきを増し、場所によっては落ち葉が地面を黄金色に染めている。

ものの本によると、気温が下がると葉の働きが弱まり糖分や水分の供給が止まり、クロロフィルという緑の色素が壊れてしまう。すると、クロロフィルに隠れていたカロチノイドという黄色の色素が目立つようになるというのだ。

いま、敦賀市にとって、原子力発電所の長期停止と産業構造から、大事な供給源が止まり人口減少がとまらい状況が続いているとみていいのではないか。

県によると、県外の大学や短期大学をことし3月に卒業した学生は2547人で、このうち、県内で就職した学生は744人と全体の29.2%とか。

これは、前の年を0.4ポイント上回り、県が統計を取り始めた平成14年以降、過去最高となった。

県は、1.人手不足の影響で企業の採用意欲が増えたこと
2.県が企業などと連携して就職を控えた学生にUターン就職を働きかけたことなどが要因とみている。

県予算など就職相談会などを積極的に開催しているものの、学生の流出が人口減少の最大要因であることは確かだ。まだまだ、その動きは弱いとみていいのではないか。

一方、越前市は自動車産業、化学産業など、リーマンショックを克服して元気な企業が多い。敦賀出身者も多く就職している。先日の講演でもうかがったが、越前市の人口微増は、ここにあるのではないか。

敦賀市も繊維産業を中心に、これまでの電力会社や関連企業群から状況が変わりつつあるが、その動きもまだ弱い。

補足になるが国のエネルギー基本計画見なし作業で、今年度末でのまとめは難しく、一方で原子力発電所の新増設明記の動きもあるとか、敦賀市の産業構造から、新増設はひとつの光明となることは確かだ。基本計画見直しを注視しておきたい。


【2017/11/09】 | ページトップ↑
旧北陸本線のトンネル群
Date :2017-11-08(Wed)

ズワイガニの漁が一昨日6日解禁となり、「越前がに」のブランドで知られる福井県越前町で行われた初競りでは、最も高いもので過去最高を更新する46万円の高値がつけられた。日経平均も久しぶりの高値。景気のいい話が飛び交う。

昨日は平成28年度決算審査の予算決算常任委員会。終わったのは夜18時過ぎ。
終わって、福井市へ。民進党福井の幹事会と懇談会。夜、訪れた福井の片町はどことなく消えたネオンの数が多かった。株価とネオンの数は関係なさそうだが、どこか今の日本社会の歪みも感じる。


ところで、戦前、戦後の敦賀市を支えた旧北陸本線。それを観光資源として敦賀市、南越前町、長浜市で3市町は10月19日、鉄道遺産などを生かした広域観光を推進する連携協定を結び、協議会を設立した。
昨日の決算審査で質疑にこそならなかったが、今後の敦賀市にとって、重要な観光のひとつだ。
旧北陸線の今庄―敦賀間のトンネル群だ。15年に13件まとめて国登録有形文化財となり、観光資源としての価値がました。

先日も報道された県道今庄杉津線を歩くツアーを、旅行会社クラブツーリズムが関西・中京発で販売し人気を集めている。今年3月には南越前町が蒸気機関車D51を模したバスを導入、観光に活用されている。

敦賀市や滋賀県長浜市とともに広域観光は、それぞれが連携しあってインフラを整備することなど、まだまだ緒についたばかりだが金ヶ崎緑地と合わせて鉄道ファンには楽しみな企画だ。


【2017/11/08】 | ページトップ↑
今日から立冬、人口減少の先にある対策
Date :2017-11-07(Tue)

昨日は小春日和。県内の市議会議長会の研修。越前市の今立で行われた。テーマ20~30年後の地方の姿。

今日は二十四節気の「立冬」。まったく、そんなことを考えることすらできない日和だが、11月という月日から厳しい季節をむかえる緊張感が漂う。早めにタイヤ交換、と思うがついつい雪の朝となってしまう。

暦の上では「立春」前日までを冬と呼ぶとか。。木枯らしが吹き、厳しい冬の到来を覚悟したあとに、思いがけなく穏やかで暖かい小春日和がある。。

緊張がやわらぐ。いま、地方自治体は冬の前の小春日和状態かもしれない。ただ、地方自治体は「婚活」をサポートする。敦賀市も例外ではない。

会員制お見合いシステム、独身の男女が年齢や身長、趣味などを登録。タブレット端末でお薦めの相手をマッチングする試みを始めている自治体すらある。

背景にあるのは、未婚者の増加に伴う少子高齢化だ。厚生労働省の調査では男性の4人に1人、女性の7人に1人が、50歳まで一度も結婚しない「未婚社会」になったという。将来の社会保障にも暗い影を落とすから行政も必死にならざるを得ない。何やら悲壮感も漂う「官製婚活」だ。それほど、どこも人口対策には必死だ。

「縁は異なもの」である。安定した職業や子育ての環境を整える、行政本来の仕事でもあるが、高齢者福祉も団塊の世代が、後期高齢者となる10年間は厳しいが、越前市は企業誘致、若者世代への支援と、徐々に成果をあげる。

昨日も村田製作所の新工場の話が奈良越前市長からあった。企業誘致、子育て支援と行政の施策に、豊かな地域という誇りを持つことなど、精神論の大切さも学んだ。

今日は立冬、そして議会の予算決算常任委員会、長い一日になりそうだ。
【2017/11/07】 | ページトップ↑
11月11日は「介護の日」
今週11月11日は、語呂がいいのか、記念日がめったら多い日。ここでは書きつくせない。もっともしっくりいくのが「いい出会いの日」とか。これで「シングルの日」とも。

そのほか、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、親しみやすい語呂合わせから厚生労働省が「介護の日」とか。これは、どうも無理矢理といった印象をもつが、国の定めたこと。

ところで、介護サービスの公定価格である介護報酬を2018年度から見直すための議論が、本格的に始まった。

2000年に介護保険ができて18年、議員になって介護保険と歩んだ月日と重なる。いずれにしても高齢化に伴い、介護費用は制度を創設した00年度の3倍の10兆円に膨らんでいる。それだけ敦賀市内の事業者も増えた。

介護報酬は3年ごとに、事業者の経営状況などを踏まえ見直すことになっている。検討の資料として厚生労働省がまとめた経営実態調査によると、介護サービス全体の16年度の利益率は平均3.3%で、3年前より4.5ポイント下がった。15年度の改定がマイナス改定だったことや人手不足で人件費が上がっていることが背景にある。

しらべると、訪問介護は4.8%、デイサービスは4.9%などと比較的高い水準となっている。

もちろん利益率は事業者によって差があり、利益率が低くても良質な事業者の破綻を招かない工夫は必要だ。だが制度の持続性を高め、真に必要な人に質の高いサービスを届けるためにも、難しい状況にあることは確かだ。

とりわけ、訪問介護のなかでも、料理や掃除などを手助けする生活援助は、見直しが検討されるとか。女房の母親も利用しているが、これが在宅でどれほど手助けになるか。一人世帯の多い敦賀市でもどれほど役立っているか。こんなことを介護の日に向けて考えたい。


 

【2017/11/06】 | ページトップ↑
敦賀市でも高齢者ドライバーが増えてきた。
Date :2017-11-05(Sun)

冒頭、よく世界三大がっかりとか、よくいうが、聞きたくないスピーチでもひどいと心に残ってしまう。

先日の80周年記念行事での挨拶、ある議員の挨拶、場の空気が読めないというか、聞く人の立場を考えたスピーチ、80周年記念の祝宴とも言える中でお祝いというものが、まったくなかった。身内ながらあらためて陳謝したい。

まったく話を変えたい。敦賀市の人口の多い塊が70歳を越え始めた。もう5年で後期高齢者だ。団塊の世代の高齢者ドライバーの運転が問題になりつつある。

前にも書いたが、80歳を超えるかたが運転免許の更新時、夜も眠れないとか。一方で、家族に進められて返納する方も増えている。

報道によると、全国的に高齢者の運転免許の自主返納が大幅に増えている。警察庁のまとめによると、今年は9カ月間で昨年1年間の返納数(34万5千件)に迫る32万2千件に達した。

免許更新時や違反時の検査で認知症の「恐れあり」と判定された人は3〜9月に約3万人、全体の2・7%だった。75歳以上の認知機能検査を強化した改正道交法施行から半年余り。ペダルの踏み間違いなど相次ぐ事故で意識が高まったことに加え、自主返納すると身分証代わりにもらえる「運転経歴証明書」の認知度が上がったことが背景にあるようだ。

敦賀市でも明らかに増えている。ただ、全国的にも地方都市の返納は少ないとか。

運転が「生活の足」として欠かせない地域だけに、敦賀市でも例外でない。私もそうだが、運転すること自体が生きがいや楽しみという人もいる。

検査で認知症の「恐れあり」と判定され、改正法で義務づけられた医師の診察を受けて認知症と診断されたとして、すぐには受け止められない人もいる。

代わりの移動手段、生きがい、心のサポートなどをどう確保するか。高齢者自身が納得して運転を「卒業」できる環境づくりへ、さらなる知恵を官民で出し合いたい。安全装置付きの車に限って運転できる「限定免許」の創設についても丁寧に議論を進めたい。

敦賀市でもコミュニティバス、デマンド交通などの充実や、高齢者の交通手段高齢ドライバーをめぐる配慮や支援が、より暮らしやすい社会の実現が不可欠だ。
【2017/11/05】 | ページトップ↑
市政80周年記念事業
Date :2017-11-04(Sat)

敦賀市は昭和12年4月1日に誕生し、今年、80年という節目の年を迎えた。昨日、市制施行80周年を祝う記念式典が行われた。80年と言えば人間の一生にも相当する。戦争にも向き合っている。先人の苦労に敬意を表したい。市政功労者表彰に河瀬一治前市長をはじめ、亡くなられた岡本、常岡元議長も並ぶ、あらためてお祝いを申し上げたい。80年という月日もさるじょとながら、70周年記念事業からはや10年、走馬灯のように各行事や人の姿が思い出された。本当に月日ははやい。

ところで、調べると、昨日は、文化の日に加え、日本国憲法が公布された日にちなむ祝日「文化の日」。業界団体などが独自に定めた「ハンカチーフの日」「レコードの日」「文具の日」でもあるそうだ。

さらに、「ゴジラの日」でもある。昭和29年11月3日、東宝の水爆怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切。さすがに私は第一作はしらない。

もっと調べると、宮沢賢治と関係の深い日でもある。1931年の昨日、有名な『雨ニモマケズ』が書かれた。小さな手帳につづられた詩は賢治の死後に見つかったが、詩の冒頭に「11・3」と記されていたとか。

それぞれ、まったく無関係だが、まさにそれぞれが文化であり、10年後、敦賀市はどう変貌しいるだろうか。市政90周年、短いようで長い月日だ。大切に生きよう❗
【2017/11/04】 | ページトップ↑
国会と地方議会
Date :2017-11-03(Fri)

国の議員内閣制と地方議会のいわば首長の大統領制とは違う。違いがわかっていても、議会の質問も国会の野党と地方議会の野党との違うことは、意外に難しい。日本は政党政治である以上、野党は監視役として国会の質問は厳しく追求する。地方議会は是々非々で与党も野党も質問の仕方が違う。

国会で与党であっても地方議会では厳しく追求することがある。時には反対もする。野党はいつも反対するものでもない。オール与党といわれる地方議会もある。

一昨日の特別国会が開幕したが、質問時間の配分を巡って与野党が激しく火花を散らしている。
国会の機能の両輪は立法と行政監視である。地方議会も同じだが、保守と野党の関係はどちらかおいうと薄れる。

国会の「8対2」の野党への配分を削り、議席数に応じてこちらに譲れ、というのが与党の主張である。国会質問はテレビ放映され、政治活動のアピールにもなる。

野党の質問が減れば論戦が優位になる。前の国会で矢面に立たされた森友・加計問題などの厳しい追及も和らぐ。そんな思惑が透けて見えては、衆院選後に「今まで以上に謙虚な姿勢で臨む」とした首相の言葉がかすむ。

与党は事前に政府と法案や予算を議論するため、おのずと野党の役割が増す。そもそも現在の割合は自民党が野党時代に求めたもの。

もし与党が政府から自立し、厳しくチェックする姿勢を貫くのなら、国会活性化と言えなくもない。だが「安倍1強」の下、党内にそんな空気はない。

市議会でのオール与党的だとよくいわれ、一方で、「市長の与党はどの会派?」とも問われる。市議会と国会の違いはあっても、その違いは意外に難しい。


【2017/11/03】 | ページトップ↑
ユネスコの見送りとムゼウム
Date :2017-11-02(Thr)

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10月30日、歴史的文書を対象とする「世界の記憶」(世界記憶遺産)に新たに七十八件を登録した。国内最古の石碑を含む「上野三碑(こうずけさんぴ)」(群馬県)と、日韓を結ぶ外交資料「朝鮮通信使に関する記録」が登録される一方、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人を救った外交官・杉原千畝の関係資料「杉原リスト」の登録は見送られた。

前者の二つと杉原リストとその価値観にどれだけの違いがあるのだろうか。日本ユネスコの申請にケチをつけたことになる。誠に残念というしかない。

各新聞報道を読んだが、理由がよくわからい。ユネスコの審査基準もよくわからないところあるとか。真相はやぶのなかだ。

国際的な複雑な要素があるとも、「命のビザ」四十七通や発行者リストなど六十四点を申請したが、一部関係者から資料の真正性などに疑念が呈されていたとも。

審査委員からは「ユダヤ人を救った人の話は他の国でもある」との意見があり、人道的見地からのビザ発給の意義が十分に理解されていなかった可能性があるとも。理解できない判断があったかもしれない。

ただ、一度見送られた以上、再度の申請は違った資料を日本ユネスコから出すしかないとか。事実上、難しいとも。

敦賀市は2020年度末をめどに人道の港、ムゼウムを新たに整備する。観光客の増加で施設が手狭になったことに加え、北陸新幹線の敦賀延伸が22年度末に予定されているためで、新ムゼウムを中心とした観光拠点化を進める。
ムゼウムは03年に県が無料休憩所として建設、08年から敦賀市が指定管理者となり資料館としてオープンし、私も観光ボランティアとして説明にあたった。
ムゼウムは、杉原千畝だけでなくポーランド孤児の写真や資料もある。資料館である以上、客観的事実と裏付けとれた資料を展示する場所であり、当時の敦賀市民の対応、優しさを事実に基づいて、市民の表現を提示している。

評価は普遍的なものではなく時間と共に変わる。ユネスコの杉原リストの見送りは残念だが、ムゼウムの資料館としての位置付けは、なんら変わらないということだと思う。


【2017/11/02】 | ページトップ↑
敦賀市の経済力と人口減少
Date :2017-11-01(Wed)

若狭舞鶴自動車道開通、北陸新幹線の本格的建設、さらにハローワーク敦賀の有効求人倍率1.75の高止まりがt続く敦賀市。一方で9月29日現在、敦賀市の人口 66,560人 世帯数 28,506世帯と、3-11以降、確実に減る現実と、しっかりとその実相をとらえておくことが大事だ。

長期的には高度経済成長を経て、首都圏への一極集中は進むばかりだ。福井県など日本海側の人口は流出して高齢化が進行し、地方の疲弊は深まっている。

地域に根差す人たちの幸せを築くには、何が必要なのか。鳥の目と虫の目、両方の視点を持ち、丁寧に考える必要がある。原子力発電所の長期停止は確実に経済に影響し、自然減少以上に人口減少につながっている。

産業団地など、新たな企業の雇用も成果をあげ、北陸新幹線の本格的建設や、美浜3号の再稼働に向けた工事も本格化してきた。表面的な動きと一方で、もんじゅ廃炉などによる雇用停滞、減少と、交錯する敦賀市にあって、水面下で何が進んでいるのか、しっかりと見ておく必要がある。

その指標が人口と思っている。敦賀市の財政での税収の減少、ゴミの発生量の減少、さらには電気の使用量との相関は、敦賀市の経済力といったものを現実を表し、それが人口減少につながっている、と。こう分析すると、もっとも説明がしやすい。

3-11以降の大きな変化だけに、これを受け止めた施策が、敦賀市にとってもっとも大事なものだと語ると分かりやすいが、これがもっとも難しい。大学生の就職活動、高校生の就職活動をみれば、この変化が理解できる。


【2017/11/01】 | ページトップ↑
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