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10年先の布石
Date;2010-08-11(Wed)

昨日の「8月10日」は語呂合わせで「焼き鳥の日」とは知らなかった。季節はぴったり。焼き鳥には、やはりビールが似合う。かつては焼き鳥とサラリーマン、おじさんがイメージ的には合っていたが、今や女性や子どもも日常的に口にしている食べ物でもある。

秋吉だけではなく、居酒屋でも注文すれば簡単に出てくる。すしやてんぷらと同じように立派な和食でもある。

やきとりの日、ふるさとをめざす帰省ラッシュがもう始まった。遠くで暮らす、子や孫を迎えるこの季節。高齢化と少子化でその様相も変わってきたようだが、それでも敦賀の見かけの人口は増す。帰郷の目的はさまざまにちがいない。が、慣れ親しんだ料理を楽しみにしている人は多かろう。

まずはヨーロッパ軒のかつ丼から始める人も多い。一力のラーメンにならぶ人も多い。直流化事業の一環で「敦賀ブランド」の構築が企画されたが、いつの間に消えた。敦賀を訪れる観光客が求めるイメージは「さかな」と言うか海の幸を求める方が大半でもある。

さかな町には「うに丼」「焼きサバ」など、敦賀人としてはあまり近寄らないのに、なぜか関西、中京の観光客の多くが、「さかな町はどう行けばいいのですか?」と問いかけてくる。ニーズのミスマッチという状況が、ここ10年以上続いている。ある人いわく「観光は10年先を見て・・・・」というが、観光戦略は、いつも後追いのような気がしてならない。相生通りの要、敦賀酒造の企画も進んでいないが、気になる。

ところで、日本原子力研究開発機構の新しい理事長に、今年4月まで内閣府の原子力安全委員会の委員長を務めた鈴木篤之氏が就任することが決まった。鈴木氏は東京大学工学部の教授などをへて、平成13年から原子力安全委員会の委員を務め、今年6月からは、エネルギー総合工学研究所の理事長を務めていた。大学教授とはいえ、ここ30年、原子力界のリーダー的な存在だ。

妥当と言えば妥当だが、もんじゅの再開、運転、さらには研究所と続くが、機構は、敦賀のまちづくりと切っても切れない存在になっているだけに、10年後の布石は、ぜひ新しい理事長時代に企画してほしい。地球環境問題の進展と原子開発にも「ポストもんじゅ」的な戦略が必要なことは言うまでもない。

各地方都市は、少子高齢化、人口減少と、どこも悩みは深いだけに、競争も激化する。活気を継続するには、次の布石を打っておかなければ、他力本願では、街の発展はないとも言える時代だ。
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