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家族の絆の変化とセフティーネット
昨日は連合の気比の松原での「ふれあい行事」から始めた。大半が子供連れの家族が大半だ。家族連れの微笑ましい風景はいい。
ところで、水難事故の報道が後を絶たない。去年と比べて大幅に増えているとのこと。保護者が目を離している間に子どもがおぼれる事故が多発している。
香川県沖のヘリコプターの事故。島を結ぶ送電線は瀬戸内海にはよく見かける風景だ。
この季節、家族で帰郷すると高松から船に乗って小豆島など瀬戸内の島を訪れたことがある。名作「二十四の瞳」の世界が今でも残っている。穏やかな瀬戸内海と島は、なぜか、時間の流れがゆったりとしている。
話を変えるが、お盆で墓参りをすると、近ごろは骨や墓を移す「改葬」や、寺に永代供養を依頼する人が増えているとか。話によると、墓参りの代行サービスもあるそうだ。時代が変わったでは、とつい思ってしまう。
墓参りもそうだは、孤独死や所在不明の高齢者の問題も家族の絆がなくなっていること確かだ。

考えれば、今の社会保障は家族がいることを前提としている。「介護の社会化」を唱えて10年前にスタートした介護保険、私もずいぶんとお世話になっているが、現実には家族なしの在宅介護だけでは難しい。

年金の給付水準も、家族のいる「世帯」を基準に設計され、単身者は不利になる。

家族の中で子育てや介護を無償で担ってきたのは主に女性だ。社会のセーフティーネットのほころびで影響を受けるのも女性である。老後の貧困や「おひとりさま」の心配も、長寿の女性が直面する問題とされてきた。

その「おひとりさま」はすでに全世帯の約3割を占めており、20年後には約4割に達するという。生涯未婚の「男性おひとりさま」も急増するとか。家族に頼ってきたセフティーネットのほころびがよく見えるようになった。国も自治体も財政難で張り替えることができないが現実でもある。
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【2010/08/23】 | ページトップ↑
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