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「私も引くが、小沢さんにも身を引いていただきたい」から3カ月・・・。
昨日、早朝、体が軽い、ここは飛ばして馬背トンネルから関峠と向かった。関峠にくるとペダルが急に重くなる。息があがる。その後は、ずたずただった。体は正直だ。この歳、無理は禁物と女房が教えてくれる。

ところで、昨日の新聞論調、小沢立候補に対して厳しい社説が並ぶ。なかには「君子豹変」という言葉も使う。国民目線からみると確かにそうだろう。

反論するわけでもないが、一説によるともともとの「豹変(ひょうへん)」というのは、豹の斑紋のように、季節が変われば鮮やかに変化する様を指したとか。「君子は豹変し」は、君子は過ちを改め、日々良い方に変わるという意味らしい。

「私も引くが、小沢さんにも身を引いていただきたい」。3カ月ほど前、鳩山氏は小沢氏にそう言って退陣した。これには国民は率直に評価した。今回は違う。退くから表舞台に進む。多数派工作が党内で始まっている。民主党は、公約から言動、姿勢が豹変だらけと、昨日の厳しい論調に、結果できちんと答える必要があることは確かだ。それがなければただのコップのの中の争いとなる。

高校生以来、何度も読み返した本に司馬良太郎の「竜馬がゆく」がある。竜馬は大きな目的のためなら、それが正しいと感じたなら、自分の考えを簡単に変えたし、敵も味方も関係なかった。豹変と言う言葉が竜馬に適切ではないかもしれないが、驚異的な視野の広さで、大きな目的のためなら何でもやるという姿勢、理想を持った現実主義者とも言える。現代の政治家に求められる手腕でもある。

竜馬は、勝海舟を殺すつもりが、逆にその理論にほれ込み弟子になったとされる話は有名だ。薩長同盟の後には、土佐藩重臣の後藤象二郎とも手を結ぶ。後藤ら上士は、竜馬ら郷士を激しく虐げ、命を数多く奪ってきた存在だ。しかしそんな相手とも、関係を築いた。過程はまさに豹変の連続だ。

NHKドラマ「龍馬伝」ではいよいよ次回、倒幕運動にとって、大きなターニングポイントとなる薩長同盟を迎える。竜馬の変わり身は、豹の斑紋のように、季節が変われば鮮やかに変化するように大きな流れの薩長同盟までこぎつけた。

小沢一郎とあえて呼び捨てさせていただくが、よきにつけあしきにつけ、30年、日本の政治の大きな存在だった。今回の代表選はそれだけの価値があるのか、コップの中の争いとみるか、豹変も本来の意味になのか、現代の意味なのか、それだけみても面白いというか、大事な代表選と私はとらえたい。
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【2010/08/28】 | ページトップ↑
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