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同じことをくり返しながら、地方格差が広がる・・・。
Date:2008-03-18(Tue)

30年前、入社した4,5年は定期検査を除いて、現在とは違い、残業をしたことは極まれだった。ボーナスが出ると、4,5名で福井の片町に繰り出し、最終で帰る。当然、ボーナスはすっからかん。最終の普通か、福井駅2階の1500円のベットホテルで一泊、早朝、越前そばを食べて、一番列車で敦賀へ。独身時代のなせる技だ。

昨日、このパターンを思い出したかのように、夜6時の普通列車で福井の片町へ。若手の福井県内議員との飲み会だ(私は決して若手ではないが…)。最終の23時02分福井発で敦賀へ、疲れた。福井市片町も随分と変わった。ネオンの数も減った。言いすぎかもしれないが、福井の元気は片町の元気にも通じる。若者の飲み方も遊び方も変わったとはいえ、この変貌は、30年前を知る私には異常とも思える。それほど元気がない。

ところで、2008年春闘の前半戦が終わった。自動車や電機など金属労協に加盟する大手メーカー労組に対し、経営側の多くが「賃上げ千円」の横並び回答をした。地方や中小企業の春闘相場に大きな影響を与えそうだ。今年は意気込みが違っただけに肩透かし的な感覚だ。

経団連は春闘を前に異例の「家計重視」を打ち出した。福田首相も経団連会長を呼んで賃上げを求めた。前例のない働きかけだ。白書なども軒並み賃上げによる格差解消が必要と説いている。それが、額は「前年並み」の低水準である。利益の大きい、日本最大企業トヨタの賃上げは1500円の要求に対して1000円。内需拡大に貢献しようという自覚がトップ企業に感じられないのは残念だ。

賃上げ抑制は経済の先行きをもろに反映した。90円台の急速な円高、株安や原材料の高騰、米サブプライムローン問題が経営側を慎重にさせた。輸出中心で拡大してきた現在の景気を維持するには、消費を拡大し、内需主導にシフトと何度言われたか。十数年前にも言われたことだ。また繰り返している。

ただでさえ、地方、特に福井は冷え込んでいる。敦賀も原油高騰で生活必需品の値上げラッシュ。市民心理は当然、冷え込む。値上げに加えて賃上げ抑制では、都市と地方の格差は大きくなる。大手と中小の格差、市民生活の格差は広がる。敦賀市内でも役所もそうだが、介護現場など各職場で臨時雇用が増え、派遣も多い。離職者も多い。残業の違法も絶えない。残業代の割増率も引き上げも必要だ。労働者派遣法を見直し、日雇い派遣の規制強化、雇用の安定も待ったなしに思える。

敦賀の元気は本町の元気とは言わないが、東京、名古屋の繁華街とは明らかな格差を感じる。いずれにしても、冷え切った本町、3月も半ばを超えると、少しは元気になるか。役所も含め歓送迎会が多くなる。この時期、、新聞記者も何人か、敦賀を去る。ある記者は、北海道札幌に転勤とか。同じことを繰り返しながら、地方格差が広がる現象は、何が悪いのか・・・・。
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