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長岡京市視察、記者懇談、議会報告会と続いた一日・・・。
Date:2010-11-13(Sat)

パナソニックのファンヒーターではないが、商売繁盛のコツを説くハウツー本は「ピンチはチャンス」と書いている。PRではなく、誠実に何度もお詫びし、危ないファンヒーターをいまだに探している。この姿勢が信頼感を醸成しているとか。

市場原理は、家電製品でも冷たい。ファンヒーターは命にかかわる不具合だが、過ちを素直に認め、謝り、改善を重ねる。こつこつと誠実に優れた製品を作り、サービスを続ける。それが何よりのPRとなる社会が日本に残っている。

行政は、真面目に働いて市民から評価される仕事でもない。ほめられることはほとんどない。それが市民サービスだ。失敗や不祥事は徹底的に糾弾される世界でもある。確かに税金は血税でもある。それだけに襟を正すことは大事なことだ。

昨日は、市民クラブのメンバーと長岡京市のJR駅再整備を視察した。JR敦賀駅改築、福井大学国際原子力工学研究所と建設が本格化する中、その中心部ともいえる駅前駐車場とするエリアに敦賀市の市のサービス機関、原子力機構の研究所、さらにはカフェなどの店舗などの施設の検討が本格化している。

イメージとして、長岡京市の総合交流センターの建物が近い。長岡京市立総合交流センターは、市民の交流の場として、教育、福祉及び生活支援に関わる施設があり、市民サービスに重要な行政施策が入っている。

「市民交流フロア」「市民活動サポートセンター」「オープンラウンジ」「観光情報センター」「総合生活支援センター」「中央生涯学習センター」「教育支援センター」「女性交流支援センター」の8つの市施設と、関連施設として「勤労者福祉サービスセンター」「駅前保育施設」や、2番館には駐車場やフィットネスクラブなど駅前の交通の利便性を徹底的に利用した複合施設となっている。

さらに、マンションや病院も合わせた再整備。それに道路など周辺整備も含めて事業費は約200億円と高額だ。既済0億円とこれも大きい。ただ、JR長岡京駅は約4万人と敦賀駅の約8倍。完成から5年。駅の利便性から総合交流センターの利用率は高く、交流センターに入る店舗も商売繁盛とか。結論としては、5年がたって駅の再開発は交流センターも含め、各施設が相乗効果となって利用率を高めていることは確かだ。

夕方は、敦賀に戻って、米国のカリフォルニア州の記者との懇談。カリフォルニア州にも原子力発電所建設の動きがある。懇談ではトラブルにも関わらず「もんじゅの働く人がエネルギシュだ」と答える記者の言葉が救いだった。

夜は議会の報告会第3弾。松原公民館で38名の市民の参加。どの会場もわかりやすい説明の難しさを感じていた。司会からは何度も「分かりやすい言葉」が口から出された。ただ、聴衆からは議会説明会開催の評価はどの会場も多い。明日14日午後7時は北公民館。最後の報告会となる。ぜひ参加を!

12月議会、3月議会と、任期も残り少ない。報告会などを盛り込んだ、議会基本条例への検討、制定へと作業は続く。真面目にコツコツと、議会改革を進める大事さを言い聞かせている。
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