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長続きするまちづくりのヒント
Date:2010-11-30(Tue)

全国のまちづくりには流行というか、ひとつの流れを感じる。古いものを大事にする。高度成長下の破壊から古いものを大事にし、文化を復活させ、最近は楽しいという流れもある。

四国でいえば金丸座だ。琴平町に古くからあった歌舞伎小屋が放置され、取り壊しの運命にあったものが、歌舞伎と言う文化と合わせて復活した。ほどよい大きさと手作り感覚と言うか、手動の奈落の底など、有名な歌舞伎役者も来ることから、いつも大入り満員だ。歌舞伎をやっていなときは館内見学で観光の目玉にもなっている。全国からの観光客も多い。

東京をみれば、その流れは急だ。JR東京駅がその典型、創業当時に3階建て、工事が進む。ライトアップの復活も楽しみだ。全体的にではないとしても、丸の内の三菱グループが中心となって開発した明治以来のオフィス街。「かさぶた」や「腰巻き」を目にすることができるからだ。建ち並ぶ高層ビルのすそには、かさぶたか腰巻きのように、古めかしい外壁が張り付いている。

歴史的建築物を保存しつつ、一等地を生かして建て替える方法の一つ。東京中央郵便局も外観が残る。これに、「三菱一号館」が今年、内装まで復元されて美術館としてオープン。ここまで来たかという感覚だ。

もうひとつは、 文化遺産に加え、食など楽しむ感覚で、近くでは彦根市のキャッスルロードなどが身近な例だ。長浜市の黒壁を中心とした文化と食を活かした商店街も元気だ。

もうひとつの例が、文化遺産だけではなく、楽しみ感覚で、ユニークな組み合わせも客を呼んでいる。栗東のアウトレットは、この時代にと思うだが、エンターテイメントの最先端を駆使している。どこまで続くかとの疑問もあるが、リピーターも増えている。

先月開業した羽田空港の新国際線ターミナルビル。その中でも、旅行者以外の人も楽しめる仕掛けの一つとして、カフェを併設したプラネタリウムが登場した。満天の星を眺めながら飲食ができるそうだ。お酒も飲めて、デートスポットにもあげられ、飛行機に乗らずに、それだけを目的に来る客も多いとか。

教育的な要素の強かったプラネタリウムは、それに楽しみの場所に変わった。敦賀にも子どもの国にある。子ども連れて自分も楽しんだ頃を思い出す。古くなったが、根強い人気がある。

最近はプラネタリウムもデジタル化と技術の進歩でずいぶんと変わった。宇宙船に乗った感覚、CGを駆使した番組を上映する。東京都の各区で公共の施設としてプラネタリウムが人気を呼んでいる。公共施設の考え方も変わってきた。

ここまで書き進めたのも、敦賀はすべて真似する必要もないが、二番手、三番手に進められきた敦賀のまちづくり、各地にはヒントがある。それを生かした敦賀らしい工夫が、これからのまちづくりのヒントではないか。

各地の話を聞いていると、まちづくりで地元も潤うが、同時に住民が楽しんでいるということだ。四国の金丸座は地元の方も歌舞伎を楽しんでいる。四国のお遍路が長く続くのは、「おもてなし」と言いながら、住民も生活の範囲で楽しんでいるのだ。彦根も長浜も観光地でありながら地元の方も楽しんで来る店も多いとか。

JR敦賀駅前が少しずつ変わってきている。ホテルの影響もあるが、飲食の店が増え、居酒屋も増えている。ホテルの利用者もいるが、店主に聞くと圧倒的に多いのが、敦賀人だ。長続きするまちづくりは、そんな要素がヒントのようだ。

今日から12月議会、昨日、市民クラブで議案や請願の取り扱いについて話し合った。今日も市の職員、市長などの特別職の給与も審議される。・・・。
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