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本町のネオンから、今、イルミネーション・・・・。
Date:2010-12-10(Fri)

今日、1年間の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が、京都の清水寺で発表される。はたしてどんな漢字か。ストックホルムでノーベル賞も受賞される。敦賀駅前の夜のイルミネーションが美しい。師走の慌ただしい毎日だが、少しでも、1年を振り返り新しい年を展望する心のゆとりを持ちたい。

昨日の県議会でもんじゅのトラブル、核燃料税などが議論されているが、14年ぶりのもんじゅ再開など、今年も原子力が敦賀市の話題の中心であったことは確かだ。昨日、敦賀市会の一般質問3日目の始まりも原子力政策だった。

あまり報道されなかったが、今年6月にスウェーデン議会が、脱原発を目指す政策を30年ぶりに転換し、古くなった原発を建て直すことを認める法案を賛成174票、反対172票のわずかな差で可決した。

スウェーデンはチェルノブイリ事故の6年前、1980年の国民投票の結果を受け、欧州でも政策として原発を2010年までに全廃する方針を決めたところ。日本でもその経過が注目されていた。これまで2基を閉鎖し、現在は10基が残るが、昨年2月に政府は脱原発方針の転換を表明。国会で同じ場所での建て替えを認める法案を審議していた。 英国、イタリア、フィンランドに続いての転換だ。先月も米国カリフォルニア州の記者が、敦賀を訪れたが、原子力発電所の建設の伴う取材だった。

二十数年前のこの時期、スウェーデンのフォシュマルク原子力発電所を訪れたことがある。従業員に「2010年廃止で不安はないのか」と聞いたところ、「2010年までは仕事がある。それでも石油を考えれば廃止にはならないよ」との答え。その通りになった。当時は石油枯渇が大きな課題だったが、最近は温暖化と、様相はずいぶんと変わった。

ちなみに、フォシュマルク発電所は、敦賀1号炉同じ沸騰水型原子炉3基が並び、現在も運転中。当時、発電所の放射線検知器が西側ではじめてチェルノブイリ原子力発電所事故(1986年)の発生を知ったところでもある。

5日ほどの滞在だったか、ある従業員と親しくなり自宅を夜、訪問。小さなお宅だったが、玄関や窓など、そこかしこにイルミネーションを飾っていた。彼曰く「冬の時期、暖炉と灯(あか)りは暮らしを豊かにし、ぬくもりと安心感を与える」と。この時期、夕方3時には暗くなる北欧のならではと思っていた。

ところが、日本でも光の技術が、欧州をまねてか、ここ10年で格段に進歩した。敦賀でも赤レンガ倉庫、敦賀港駅とライトアップは美しい。駅前のイルミネーションも冬の澄み切った夜空にあう。

これも、ちなみに、イルミネーション技術の進展だけでなく、都会に限らず、各地域で名所ができる背景にはLEDの普及がある。LED照明は消費電力が少なく、寿命が長い。そんな特性を生かし、二酸化炭素排出を削減してランニングコストを抑えようと自治体や企業でLED導入の動きが広がっている。

蛍光灯と同等の明るさのLED照明は消費電力が半分程度抑えられ、耐用年数も5倍ほどになるという。昔はろうそくや油に火をともし、ランプからガス灯、電灯へ。灯(あか)りの変遷は暮らしを豊かにし、ぬくもりと安心感を与えてきた。

30年も前は、私も本町のネオンによく誘われたが、その光も寂しくなった。この年末だけでも、賑わってほしい、そんな思いをする。いずれにしても、寒い時期は、光の空間に身を置くと、心が癒やされる。電力のまちともいえる敦賀、来年はどんな年か、どうもゆとりがない。今日は議会の総務厚生常任委員会、敦賀市の10年間の総合計画基本構想が議論される。
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