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難しい時代だからこそ、「前向きに捉えて次に生かせ」。
Date:2010-12-11(Sat)

昨日は、議会の常任委員会。私の所属する委員会では今後の10年間の大きな指針でもある総合計画が議論された。数値目標では、10年後の敦賀市の人口が6万5千人とする国の予想がある。それを総合計画では2千人多い6万7千人に止める計画。今、全国の地方都市の人口減少圧力は強い。

敦賀3,4号の建設、もんじゅの運転と着実に原子力政策の実施を基盤に雇用を安定させ、それによる果実を新たな雇用に結び付ける。産業団地、観光、大学と重要な施策が続く。なによりも4年後の舞若線の開通は敦賀の交通体系を変える力がある。素通りの敦賀になるかもしれない。その意味でも粟野に設置が計画されている南部インターの役割は大きい。

人口減少社会は歴史上、三度あったと教えられたが、最後の江戸中期も、いずれも新たな文化などを受け入れることで乗り切った。過去の敦賀の発展は交流都市がその原動力だと思っている。人の流れを生む施策が重要なことだ。

ところで、話を探査機「あかつき」の失敗にむけるが、6年後に再挑戦を試みる。「失敗学」というのがある。本を読むと、失敗にもいろいろあり、当然なすべきことを怠り失敗する例もある。ただ、今回の「あかつき」の失敗は、経験したことのない未知の世界に果敢に挑んだ結果で、むしろ、あり得ておかしくなかった失敗でもある。

人口減少社会をどう受け止めるか、減少の期間は長い、どう克服するか、気長い施策が重要だとも思っている。

最後に、今年1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が、京都の清水寺で発表され、この夏が記録的な暑さになったことなどから、猛暑の「暑」の字が選ばれたとか。

「暑」の字を選んだ人たちは、この夏の猛暑で、熱中症になる人が続出したほか、野菜の値段も高騰して健康や生活に影響が出たこと、など負の側面と、南米チリの鉱山の落盤事故で閉じこめられた33人が、暑さに耐えて救助されたこと、それに世界で初めて小惑星から微粒子を持ち帰った探査機「はやぶさ」が地球へ突入する際、1万度の高熱をくぐり抜けて帰還したことなど、前向きな理由もある。

繰り返しになるが、「あかつき」の失敗は、冷たくとらえる方も多いが、経験したことのない未知の世界に果敢に挑んだ結果で、むしろ、あり得ておかしくなかった失敗。私には、「前向きに捉えて次に生かせ」、そんなふうに聞こる。議会は継続審査もあるが、大半が白黒の結果を出す。考えれば非情の場面もある。ほんとに難しい時代だ。
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