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一、二、三、四秒立った五、六、七、八秒立った昨日今日明日
Date:2010-12-14(Tue)

天気予報で雪マークが出てきた。今日14日は、赤穂浪士の討ち入りの日。最近は物騒な話より、小林一茶の句

「めでたさも中位なりおらが春」

が心に添う歳になった。田辺聖子の「ひねくれ一茶」が実に人間くさく描かれている。わずかな遺産相続でもめ、一生を貧乏の中で送る一茶。それでも江戸三大俳人の一人だ。

現代ではと、思うものほどでもないが、俵万智さんの「生まれてバンザイ」が実にユーモラスに描かれている。

「ぽんと腹をたたけばムニュと蹴(け)りかえすなーに思っているんだか、夏」
「バンザイの姿勢で眠りいる吾子(あこ)よそうだバンザイ生まれてバンザイ」

とほのぼの気分になる。わずか1300円ほどの本だ。

ところで、民主党も小沢問題でゆれているが、一方で子ども手当の財源もままならない。「子ども手当」、と名が付いていても、月1万3千円を実際に受け取るのは親だ。両親がおらず児童養護施設に暮らす子は対象外となる。敦賀でいえば、白梅学園が該当する。

それはまずい、と制度開始の直前に、国などの基金から同額の支給が決まった。これでめでたし、めでたし・・とはいかない。支給方法が変なのだ。第一に現金給付ではない。旅行や買い物に使った分を後日精算する。しかも、本年度中に使うこと、残った分は返還せよ、貯蓄はまかりならぬ−。国の通知である。単年度の特別事業で基金を財源にしているためという。

詳しく述べると、施設や里親家庭にいる子どものうち、保護者がいなかったり、ネグレクト(育児放棄)などで市町村から保護者へ手当が支給されていない場合は、本年度の手当分(中学卒業まで1人月1万3千円)を安心子ども基金から施設などに支給する。2011年度以降は新たな仕組みをつくって対応するとしている。

しかし、厚生労働省によると、基金は10年度の事業のため、貯金は認められていないほか、年度内に使い切れない場合は返納しなければならず、どうにも施設側は納得ができない。使用期限はあと3カ月半と迫っている。

つぎはぎで体裁は整えたものの、困難な状況にある子への目配りも大事だ。子ども手当の増額も大事だが、施設で暮らす児童にもきちんと支給されるよう、法に明記するような目配り、気配りが大事ではないか。今年度から制度、課題も多いが、それだけに誰が考えてもおかしいことは、素早く直す対応がほしい。

俵万智さんの「生まれてバンザイ」に戻すが、

「一、二、三、四秒立った五、六、七、八秒立った昨日今日明日」

と、子育て時代が蘇る、かけがえのない瞬間を切り取った一首一首はのびやかで新鮮だ。一方、一茶は

「ほちやほちやとくるまる在所かな」

と、私も寒さでくるまっている、今の私にはこれがあっている。今日は、議会の予算決算常任委員会と議会運営委員会。
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