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新しい公共
Date:2010-12-24(Fri)

雪おこしが盛んに鳴り響く。冬型の気圧配置が強まり、気象台は「高波と強風及び雪に関する気象情報」を出して、本格的な雪シーズンの到来か。

今日は、クリスマスイブ。イブはイブニングの略。駅前も、イルミネーションが点滅し、商店街には音楽が流れ、それなりに華やいだ雰囲気を醸し出している。対照的なのは、駅前、本町、神楽、相生の各商店街の人通りの少なさ。

それでも18日と、昨日23日は、地域によっては子ども会のクリスマス会。各地区ごとに頑張っている。私も労働組合の一足早い、もちつき大会に参加。子どもの賑わいが何よりも元気づけられる。

まちづくりや福祉の分野に市民参加を促すのが「新しい公共」の考え方だ。一人一人に出番や居場所があり、世のためにも役立つ。そんな社会の決め手は団塊の世代だ。少ないが、都会からのりターン組も増え始めた。職場から地域に戻り始めた。

軸になる人材がおいそれと見つかるとは限るまい。人手のおぼつかない中山間地域であればなおさらだ。それでも、団塊の世代がエンジン役となることで、さまざまな協働の取り組みが芽生えていることは救いだ。

地区の人口は、小さな敦賀市でも愛発、東郷、東浦、西浦など周辺部の各集落において、高齢化率がいずれ50%を超える(一部にはすでに超えているが)。愛発では小中学校がなくなり、子どもの声が少なくなった。

このままではいずれ、地域の絆が途切れる。コミュニティバスの重要性はいうまでもない。また、スクールバスも抜本的に見直すことも必要かもしれない。

何よりも、中心となるのは、公民館だ。例えば、東浦公民館では18日クリスマス会、23日の門松、しめ縄づくり講習会など、身近なところで頑張っている。

住民が互いを認め、出番をつくり合う「新しい公共」が求められる。一人暮らしの高齢者の家や、空き家も増えてきた。雪下ろしに、休耕田の草刈りや墓守、雨漏りといった困り事を住民同士の余力で片付ける相互扶助サービスもこれまで以上に必要になってきた。行政として、公民館は地域とのつなぎ役だが、どう対応するか、その決め手がない。パワーや人脈に富む団塊の世代を、資源としてどう生かしていくか。地域の行く末もそこにかかっている。書きながら手が止まる。

いずれにしても、師走の風物詩、忘年会も最終版。平和堂、各量販店、スーパーと、たくましい歳末商戦も活発だ。子どもへのクリスマスプレゼント、デコレーションケーキ、ミニコンサートなど、夢の演出にはさまざまな工夫が凝らされる。明るく元気に歳末を乗り切るためには、華やいだ雰囲気で気分一新することが必要ということだろう。

それにしても、何度も雷がなる。少しでも長く寝ていたい。そんな気持ちだ。

「無精さや蒲団の中で足袋をぬぐ」(正岡子規)。布団のぬくもりが、いい季節だ。
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