強者は強者なりに、弱者は弱者なりに・・・。
Date:2010-12-27(Mon)
やんわりと日ざし、寒波のなかの晴れ間はいい。それでも寒さはこたえる。20キロほどだが、自転車を走らせると、温まるどころから芯から体が冷える。朝は養護老人ホームでの相談。終るとすぐに家でくるまってテレビ。 師走の京都を高校生ランナーが駆け抜ける全国高校駅伝。福井勢の男子は美方高校が42位、女子は鯖江高校が35位。まずまずか。昼の有馬記念、2番人気が制した。見事に外した。 夜は、「坂の上の雲」。日本が明治期、元気な頃の世相がよくわかる。明治30年生まれの父は、明治38年に金沢で日露戦争の勝利に市内を延々と続くちょうちん行列と人々の喚起をよく話していた。 船と戦は、不謹慎か、どういうわけか、自然と血沸き肉躍る、そんな高揚感に包まれる。カッターや船が出るとつい昔を思い出している。亀田のボクシングにも、つい声が出る。レベルは違うが殴りあう感覚と苦しさが不思議と蘇る。日本初の世界3階級制覇達成、これも見事だ。なんだかんだと言ってボクシングは結果がすべてだ。 亀田ではないが、強硬な中国の対応が理解できない。日本だけではなく韓国にも同じ対応だ。黄海で不法操業取り締まり中の韓国海洋警察庁の警備船に中国漁船が突っ込み転覆した事件で韓国当局は25日、乗組員3人を起訴せず中国側に引き渡した。中国は先に韓国に賠償も要求した。尖閣諸島付近で起きた漁船衝突事件の場合とよく似ている。自国の権益確保のため主張を押し通す中国の強硬姿勢だ。 先の北朝鮮のヨンピョンド砲撃事件でも北朝鮮寄りだ。非が明らかなのに目をつぶるような姿勢には違和感を覚える。中国は民主活動家の劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式をめぐって対応も異常だった。 今年、国内総生産(GDP)で日本を追い越し世界2位となるのは確実だ。経済面でも軍事面でも存在感を増している。影響力を増せば増すほど、その行動は理性的で抑制的でなければならない。 強くなれば強くなったなりの真摯な対応が重要だ。テレビで、兄の好古が上に立つ者の姿勢を語っていたのも印象的だった。広瀬に対するロシア側の配慮もいい。日本は、日露戦争後、ロシア捕虜の扱いに国際法にそって、親切に真摯に対応した。四国の松山には、ロシア人の写真と対応ぶり伝わっている。 強者は強者なりに、弱者は弱者になりの行動がある。現実に戻すが、弱くなりつつ日本。あと4日。2010年のカウントダウンが始まった。クリスマスのにぎわいが終わると、気ぜわしいまま大みそか、厳かに新年を迎える。 景気悪化による就職難。敦賀でも親元に帰り、若い大卒のフリーターが増えている。学校を卒業しても希望や夢がかなわないのはやるせない。貿易量も伸びたとはいえ、その位置づけは、戦前の敦賀港とは程遠い。港湾部門でも日本全体が沈んでいる。交通事故死者数は減少傾向を維持しているが、高齢者の犠牲割合が依然高いのが懸念される。仕事納めを2日後に控え、市役所では、今年の十代ニュースが公表される。過去を振り返るのもいいが、新年の目標に活かしたい。 |
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