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備えあれば憂いなし
Date:2011-01-03(Mon)

幼少の頃、四国では、寒さは我慢するものと教わった。温暖な土地柄で雪に対する備えも、寒波も3日も我慢すれば通り過ぎるもの。

敦賀に来て教わったのは、寒さは備えるものと理解した。金沢の親戚では、11月になると庭の雪つりから車の交換、チェーンの準備とあまりの違いに雪国を子ども心に感心したものだった。

近年の「温暖化」傾向に順応してしまい、体は寒さへの備えを忘れてしまったようだ。欧州ではクリスマス休暇の旅行シーズンに、寒波と降雪の影響で航空網が大混乱となった。原因として、除雪車や機体の凍結を防止する薬剤などの配備が不十分だったとの指摘がある。温暖化が、厳しい冬を忘れさせるのか。

福島県では、大雪によるスリップ事故が発端となり、乗用車など約300台が丸1日以上立ち往生した。道路をふさいだトラックはダブルタイヤ用のチェーンを装着せず、装備が不十分だったためスリップしたとみられる。これも雪になれている北国ゆえの油断か。ダブルチェーンの装着義務はない。しかし、付けていたトラックはほとんどスリップしなかったそうだ。万が一の事態に備え、万全の準備をしておくことの大切さを教えてくれる。鳥取、島根の雪の渋滞も同じことが言えそうだ。

敦賀でも数年前、高速道路の閉鎖、国道8号線でのトラックスリップで、一日中、交通がマヒしたことがあった。備えには機材の準備も必要だが、人材も同じことが言える。国、県、市の予算も実績がその中心となるだけに、最近は、昔ほど潤沢ではない。それでも重機、人材と備えあれな憂いなしだ。難しい問題だが・・・。

ところで、昨年一年、国の施策によって敦賀は、動かされたのではないか。敦賀新港の本格供用開始と今後の拠点化、もんじゅの再開と今後の運転、福井大学附属原子力工学研究所の工事着工と、これからの敦賀にとって大きなプロジェクトが動き出し、課題も多い。新幹線問題は、駅舎改築と合わせ、翻弄された。

国策に追従して、敦賀の将来を語るのもいいが、地に足の付いた地域独自の戦術で今年は乗り切りたい、そんな心境だ。舞鶴・若狭自動車道の開通とどこまで続くかわからないが高速道路の無料化実験と、敦賀の交通体系に大きく影響する。4年後に備えての人と物の動きを握る交通体系を一体化した政策も大事だ。

国策追随も敦賀にとっては、重要な要素だ。が、地域中心の行政運営はいうまでもない。主体性ある敦賀の計画があって、結局は国を動かし、地域主権の実現につながるはずだ。

山積する課題を貴重な糧として、新しい地域づくりを敦賀の地から大胆に提案できる時代に。希望を込めて、そんな輝ける本年にしたい。将来に対する備えと準備が大事な一年だ潜在力がある敦賀だけに・・・。
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