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最初の節句『人日(じんじつ)』
Date:2011-01-07(Fri)

早いもので、今日は「七草の日」。ありがたことに、母は「七草はやし」というか、七草を刻む時、「七草ナズナ、唐土の鳥が渡らぬ内にトントントン」と包丁をたたいて、七草を刻んだ。毎年、毎年続いたから覚えてしまった。正月行事が一つひとつ終っていく。

昨日は、連合福井の旗開き。旗開きの中で馬場会長は、今年4月に行われる知事選挙について「子育て支援の取り組みや全国トップレベルの求人倍率など西川知事の県政を評価している。次の4年でも安心して働ける社会作りをお願いしたい」と述べ、執行委員会で現職の西川知事の推薦を決めたことを明らかにした。今年の統一地方選挙がらみの新年会が続く。

話を変えるが、昨日午前中、議会運営委員会で「議会基本条例」の素案を議論した。基本条例は議会の各種条例の最高規範にあたるもの。会議の原則公開、自由討議、議会報告会、政策討論会など、新たな試みも盛り込む予定。2月には、市民への説明会、パブリックコメントなども策定に向けて作業を進める。今期、最後の3月議会には成案をみたい。

話を戻すが、今日は最初の節句「人日(じんじつ)」、日本では、七草がゆを食して自然の生命力をいただく日となっているが、調べると、古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていたとか。

「人の日」からもうじき成人式。新聞で20歳になった新成人は124万人で、総人口1億2736万人に占める割合がとうとう1%を割り込む。一方、昨年1年間に死亡した日本人は119万4千人で、戦後に統計を取り始めて以来、最多となったことが厚労省の人口動態推計で明らかとなった。これに対して昨年生まれた赤ちゃんは107万1千人で、死亡数が12万3千人も上回った。

今後も死亡数より出生数が少ない「自然減」がマイナス幅を徐々に広げながら続く。敦賀市でも同様の減少が続き、人口減少がはっきりとしてくる。

その中で、国連の推計では世界人口は現在の67億人から増え続けて2050年には91億人に達し、インドが中国を抜いて人口世界一になると予測。日本では、2050年には、50年には9500万人、1億人の大台を割り込む。敦賀市も同様に6万人を割り込む。

昨日の馬場・連合福井会長の話にもあったが、「学生の就職難」、職はあっても低収入の派遣。将来に不安があっては結婚、子育てどころではない。基本的には、景気回復なしに人口の「自然増」は望めないのではないか。日本でもトップレベルの有効求人倍率を誇る福井県、なかでも1.0を超える全国有数の敦賀市の雇用状況をもってしても自然減が続く。

ところで、昨日、記者会見で、耐震問題で、国の審査が続き着工が遅れていた敦賀3・4号機について、原電の森本社長は、平成28年以降としてきた運転開始時期について「影響が出ざるを得ないと考えている」と述べ、運転開始が遅れる見通しを明らかにした。敦賀市の雇用、景気にも影響するだけに目が離せない。遠因だが、敦賀市の人口問題とも密接に関係する課題だ。
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