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じわじわと押し寄せる状況変化は突然、牙をむくことがある。
Date:2011-02-06(Sun)

昨日は、民主党県連の役員選考委員会、常任幹事会、定期大会と時間が過ぎた。大雪から一転、穏やかな天候が続く。節分、立春も過ぎ、嶺北への高速道路もほぼ80キロで走らせることができる。速度制限もない。春の到来を実感できる穏やかな日はいい。大雪だっただけに、暦と季節感がピタリと一致する感覚はいい。

昨夏の記録的猛暑や毎年のように各地を襲うゲリラ豪雨など、そして大雪、異常気象がむしろ当たり前となった昨今だ。大雪、鳥インフルエンザ、火山の噴火と、危機管理の重要性も増している。正常な季節の進行は、それだけでありがたいことだと実感する。「平穏無事」というのは、誰しもの願い。政治、経済、世相、何もかもが目まぐるしく変化している現代である。

不安の種は尽きない。人口減少も昨日の福井新聞で80万人を切る福井県、池田町、おおい町の減少率も大きい。限界集落的傾向が明らかになっている。世帯数も最多で一人暮らしの増加を裏付けた。じわじわと押し寄せてくるだけに気をつけたい。せめて気象だけは急変することなく、平穏であってほしいものと願いたいが、何が起こるか、高齢化社会の危機管理が大事な時代でもある。

ここで注意をしたいのは、日本でも先月からコーヒーや砂糖、食用油など一部の食品で値上げの動きが目立ってきた。敦賀のスーパーも例外ではない。原材料の食料価格が世界的に値上がりしたためだ。因果関係は、有機的につながる。チュニジアの革命やエジプトの反政府デモとも、食糧危機と結びつくとか。両国で立ち上がった民衆は独裁政権の抑圧や貧困だけでなく、食料価格の高騰にも苦しめられてきたからだ。直面する世界的な食糧危機の縮図がエジプトとの指摘もある。

おしなべて言えば、世界の食料価格はこの10年足らずの間に2倍以上に跳ね上がっている。国連食糧農業機関(FAO)によると、2002~04年平均を100とした世界の主要食料価格指数は、昨年12月に214.7まで上昇。1990年の統計開始以来、最高を記録した。

天候不順に伴う不作や食料生産国の輸出規制、新興国での需要増加が背景にある。忘れてならないのは、米国など先進各国の金融緩和で生じた余剰資金が商品相場に流れ込んでいる実態だ。投機的動きが商品価格を押し上げ、新興国のインフレを招いている。

原油相場とそれほど変わらない状況が続いている。農業政策、エネルギー政策は、常に状況変化に敏感でなければならず、長期的な視野でものごとを考えることは何よりも大事だ。逆に食糧の高騰は瀕死の重傷にある農業政策にひとつの光明かもしれない。

じわじわと押し寄せる状況変化は突然、牙をむくことがある。リーマンショックもその表れだ。エネルギーの安定的供給には、原子力発電は欠かせない政策のひとつだ。その中での、敦賀市の原子力発電誘致の政策は、雇用、景気、市民生活の長期的な安定につながっていることは先にも述べた通りだ。50年を先を予想できるまちづくりほど珍しい環境だ。それだけに、人口減少に対する手立てをしっかりと考えていく政策が大事だと言える。

最後に、古いと言われるかもしれないが、「ニッパチ月」と言葉があった。8月と共に2月は、商売の鬼門の月。半ば死語だが、帰省、海水浴などで人も金も大きく動く8月に比べ、2月はどこも同じようだ。敦賀市内の飲食店も2月の売り上げは見事に減るとか。逆に2月さえ、乗り切ればそんな考えもある。

相生商店街で補助金が終了した店主が、なんとか頑張ろうと昨日も語っていた。2月の風物詩にもなったバレンタインデー、平和堂、コンビニでも特設コーナーが登場している。たとえ「義理」でも、贈り、贈られるのは楽しい。立春のぽかぽか陽気に誘われ、高齢者間のバレンタインもあるとか。危機管理も大事だが、いまは、あまり考えずに、立春の陽気を楽しみながら、街を歩きたい。
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