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主婦年金と国保の不公平
Date:2011-03-06(Sun)

若狭町の梅の話題が聞こえ始めた。今年の梅は大雪で1週間ほど開花が遅れ三分咲きとなっているとか。それでも議会が終わる今月15日ごろに満開となり、20日過ぎごろまで花を楽しめるという。敦賀にある梅林もほぼ同様とか。3月とはいえ、寒い日中でも、白いかれんな花をみると、もう春を実感する。

若狭町に住む友人からの誘いがあった。若狭町恒例の「梅まつり」が昨日、今日、開かれる。梅にまつわる食材、野菜汁、梅ジャム、梅肉敦賀の産業フェアと同じような楽しさがある。なんとか、出かけたいが選挙準備におわれ始めた。昨日の昼は、8日開設の糀谷後援会事務所の準備。

ところで、国会で、主婦の年金の不公平問題が先週、議論になった。NHKのニュース深読みでも第二弾が取り上げられた。この問題に主婦は敏感だ。それだけ数も多く、真面目に働く人にとって不公平は許せないだろう。実際、国民年金月額1万5千円。国民健康保険と併せると毎月の支払いは容易ではない。

明日の年金の問題もさることながら、今日に備える国保の問題も地方には存在する。滞納は年金より少ないが、それでも払いたくても払えない人が増していると議会で報告される。その背後にさらに多くの年金滞納者がいるとことは確かだ。

専門的というよりも、国民健康保険の地域間格差、市の一般会計からの持ち出しによるサラリーマンにすれば二重払いなど長年の課題が存在する。その課題を市民に伝えてもいまひとつ反応が鈍い。マスコミ報道との兼ね合いもあるかもしれない。それでも毎回のように、市議会で国保問題は取り上げられる。一昨日も取り上げられた。それほど大事な社会保障だ。

国民健康保険の管理が地方の市町村だけに、その深刻さが年金ほど伝わらないのかもしれない。数字を調べると世相がここでも深刻に現れる。国民健康保険の保険料や医療費の自己負担分を払えず受診が遅れ、亡くなった人が昨年は前年比47人増の71人に上った。むなしい結果でもある。

不公平問題ながら、仕組みが複雑で、恒常的になっているだけに関心が少ないのか。国民年金同様サラリーマンや公務員以外が対象だが、同じ年収でも収める金額が市町村で異なり、産業構造や人口構成、景気の浮沈によって一般会計からの繰り入れ額も増減する。敦賀市でも毎年4億円から5億円の繰り入れが定常化している。

国保加入者以外の市民との不公平は、慢性的に存在していると説明しても、それでいつも終わりだ。全国共通の課題だ。政治の怠慢とも言える不公平な課題と私は思う。確かに、主婦年金の不公平は問題だが、この国保の不公平は、与野党共通の構造的な課題だけに、財政破綻とともに、いずれ抜本的な改革が必定だ。

死亡者71人を分析すると、世相が反映されている。無職26人、非正規雇用10人、自営業3人、ホームレス2人、年金生活者1人。大枠では、滞納者が42人で、受診控えが29人。都道府県別は長野、兵庫、沖縄が4人で最多。東京、神奈川、石川が3人。保険料の高い順とも言える並びだ。

私も理数系出身のせいか、数字を取り上げての分析をよく行うが、無味乾燥な数字でも背景がわかると悲痛のの叫びとなる。年金問題以上に、国保は今日を生きる人々の悲痛の叫びが数字で浮かび上がる。それも財政が豊かとされる敦賀市でも高齢化かが進み、同じような問題が内在している。

国会での与野党の攻防も権力闘争のニュースが毎日のように報道されるが、地方の疲弊や年金に敏感になり、国保で苦しむ国民が増える時代、政治の重要性が国も地方も大事だと言える。
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