FC2ブログ
「人道の港・敦賀ムゼウム」の開館・・・・。
Date:2008-03-29(Sat)

東京の桜満開に比べて、敦賀がなぜこんなに寒いのか、そんな昨日。「人道の港・敦賀ムゼウム」の開館式。ボランテアガイドの一人とした半日いた。ムゼウムはポーランド語で資料館の意味、英語のムージアムとほぼ同義語。杉原千畝さんの義理の娘、美智さんも出席された。直接、お会いするのは、7年前のシンポジューム以来か。

また、突然の要請で、愛知県岡崎市の酒屋さんの渡会隆広が、ビザの発給を受けた親族がいる男性を訪ねてイスラエルに渡り、ワインの醸造を依頼した。出来上がったワインは「杉原千畝ワイン」と名付け、昨日、特別に寄付された。ポーランド孤児の話やビザ発給への迷い、経過など杉原氏の手記や肉声、ビデオも興味深い。関係者が足で歩いて聞き取り調査した、救われたユダヤ人の敦賀でのエピソードも面白く、その苦労が読み取れる。八百津町の「人道の丘」と合わせて、今後の発信基地としての期待は大きい。

ただ、オープニングの日、もう少し多くの市民や観光客とも思ったが、客足はちらほら。それでもふだんより多いとか。この金ヶ崎緑地の敦賀港駅舎、大和田別荘、きらめきみなと館と、観光の目玉というにはほど遠い。費用対効果とまではいかないが、行政は考えなければならない時期に来ている。

きらめきみなと館の小ホールや喫茶店の利用頻度の低さもその象徴かもしれない。トータル的な観光事業に対する行政の取り組みもこれからということか。どう観光事業を描くのか、観光協会、商工会議所、港都つるが株式会社、行政と一体感にかけ、それぞれが頼り切る構図は、けっしてよくならない。行政も企画政策部、産業経済部など縦割り的な組織構造も気になる。

戦略的に全体的なコンセプトの再構築か、この程度とするのか。市税を使うだけに考える重要な時期だ。

ボランティアガイドも「ゆりかもめ」「おもてなし大使」と今回の大和田別荘の「ボランティアガイド」、さらに観光協会がボランティアガイドを要請しようと動き始めている。試みはいいのだが、どこが取りまとめ、それぞれが思惑をもってやるだけに、目くじらを立てることでもないが、縦割り、ばらばらの敦賀らしい構図と、冷やかに見る人も多い。

せっかくの市民の気持ち、大事に引き出し、育て、まとめる雰囲気も、これからは必要に思う。「市民協働」という言葉だけが躍っているようで、そういう自分も他力本願では・・・。
スポンサーサイト



【2008/03/30】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |