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聞きたくもない『悪い本当の事実』を報告せよ!
Date:2011-04-02(Sat)

4月は、学校も職場も新しい年度に入る。いろいろなものが装いを新たにし、人の気分も新しくなる。だが、今年は震災の被災地のことを思って気が重い。それでも、県議選も告示され、違ったムードが季節となって伝わる。昨日は、県議選の市役所で抽選から始めた。選挙は話題は、選挙法もありここまでとする。

議会では、議会事務局長の退職に伴い新旧が挨拶に訪れた。辞めるものには万感の思いが新しい役職者には新しい意欲が、そんな季節だ。今年は選挙の年でもあり、本格的な人事は6月となる。

今年のソメイヨシノはいつもの年より遅く感じる。桜には華やかさもあれば、散るときの哀れも感じる。人生を重ねるのにも相応しい花だ。

今年の花見は、震災の被災者を悼んで、都市部では自粛ムードが漂っているそうだ。日本中が消沈しているようだ。だが、植物たちは元気がいい。ソメイヨシノも遅いとはいえ、つぼみのなかにピンクがかった花弁見え始めた。吹く風も昨日は本格的な春の風となった。

さわやかな春風のように、日本も早く元気を取り戻したいものだ。昨日の各企業の訓示は、その多くが、復興への誓いと危機管理の重要性など、これもいつもと違う。

訓示の最高峰は80年代、中曽根政権時、内閣安全保障室や外政、内政審議室など5室が新設された。その発足式での後藤田正晴官房長官の訓示。①省益を忘れ国益を想え。②聞きたくもない『悪い本当の事実』を報告せよ。③勇気を持って意見具申せよ。④自分の仕事でないことを言うなかれ。⑤決定が下ったら従い、命令を実行せよ。の「後藤田五訓」だ。危機管理での今に通じる。組織の中に入るとよくわかる言葉でもある。ただ、今の首相官邸の司令塔に誰もが疑問が生じるであろう。

昨日も、菅直人首相が東京電力福島第1の事故を踏まえ原発増設計画を見直す方針を表明したことに対し、定例記者会見で河瀬市長は、「事故の収束が第一。既存の原発に対する安全対策を議論すべきで、順序が違う」と苦言を呈した。その通りだろう。

菅首相は31日、事故を踏まえ、2030年までに原子力発電所を現状より14基以上増やすとしたエネルギー基本計画を白紙にして見直す方針を示した。同計画が位置付ける14基以上の増設には日本原電敦賀3、4号機も含まれている。

福井新聞報道にある『河瀬市長は、まず事故を収束させることで新たな知見が得られるとし、「冷静になってからエネルギー全体を見つめ直すならいいが、今はそんなことを言っている場合ではない」と指摘。その上で「国策はぶれないことが重要。環境問題や資源などを考えると、原発は安全性を徹底すればいいのではないか」と述べた。』は、現状では妥当な言い分だ。

いずれにしても、今回の福島の事故は、あまりにも大きく、原子力発電所を有する敦賀市にとっては、安全の確保、これまでにない不安など課題は山積だ。
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