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厳しい節目と考えるのが妥当だろう。
Date:2011-05-05(Thr)

時代の節目は後で説明がつく.敦賀でいえば、昭和46年3月14日は、敦賀1号機の電気が万博に送られた日。その後の敦賀の発展は原子力と共にあったといっても過言ではない。

ところで、潮目となった出来事は、何年たっても記憶が鮮明である。世界レベルいえば、10年前の「9・11」もそうだ。旅客機が突っ込んだニューヨークの世界貿易センタービルは、多くの命を巻き込んで崩れ落ちた。あの日の夜10時、緊急ニュースがテレビに流れた。黒煙を噴き上げる超高層ビル。事故なのか。それにしては異様だ。映画の一シーンではない現実の世界だ。数分後に2機目が突入、テロだと分かった。

小泉政権の時代、日常と激しく乖離した現実に、慄然とさせられた米中枢同時テロ。日本も何かが変わった。まだ歴史は浅い。その首謀者であるウサマ・ビンラディン容疑者が米軍によって殺害された。報復が報復を呼ぶ憎しみの連鎖、文明の対立。首謀者の殺害は、混迷の時代にどんな影響をもたらすのか。

テロとは違うが、「3・11」も時代の潮目といえるだろう。地震、津波の被害者は2万人を超え、考えることなく明かに時代の節目だ。福島の事故も敦賀にとっても大きな節目のなることが予想される。

「3・11」は現代社会における価値観や生活のありようを真摯に見詰め直すよう迫っている。

節目と統計や調査の結果として示される数字。意外に一致してる。端的な例が神戸港の取扱量は、震災を節目に激減し未だに回復していない。その大小や増減に一喜一憂していられないと思いながら、圧倒されるような結果に目を奪われる

厚生労働省が発表している勤労統計調査。3月の現金給与総額が13カ月ぶりに減少した。震災の影響がないはずはないと思いながらも、結果が示されその重さにあらためて気付く。敦賀の有効求人倍率も全国トップいいながらも、これも足踏みしている。

4月の新車販売台数は過去最低だった。こちらは供給体制が整わず需要に応えられていないためだという。それでも、震災の影響は大き過ぎる。

かげに隠れてしまっているのが、総務省がまとめた人口推計によると、子どもの数は今年も最少を更新し30年連続の減。少子化を見据えた社会になっている。今回の震災でどう影響するのか。これも決していい方向にはいかないと予想される。

重く、迫ってくる数字。結果をきちんと受け止め、押しつぶされることなく次へのステップの材料とできるか。数字をしっかりみておくことが大事だ。

敦賀市でいえば、まずは税収。原子力に支えられてきた財政基盤。10年間の総合計画も原子力を基盤としたものにかわりがない。それだけに、先行きがどうなるのか、見極めが大事になる。

被災地では復旧、復興への具体的な動きが始まった。東京電力福島第1の深刻な事態は続いているが、工程表も一応示されたものの、まだまだ、収束に向けての時間はかかる。敦賀の市民の暮らしも待ったなしだ。

明日がどうなるのか、雇用、景気、そして何よりも行政が考えなければならないのが、現実の変わり目だ.原子力と共に歩んできた敦賀市政が問われる節目でもある。敦賀の発展、雇用、景気を考えるならば,原子力と共に歩むのが妥当な考えだ。安全を最優先に、歩むべき道は厳しいが、それでも私は、先人が歩み敦賀市の40年の歩みは大事にしたい。。逆に発信をしなければならない時期でもある。それほど厳しい節目と受け止めるのが妥当だろう。 
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【2011/05/05】 | ページトップ↑
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