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見えないところで、知らないところで働く敦賀の人々の姿
Date:2011-05-18(Wed)

昨日は、副議長として市内約30カ所の挨拶まわり。マスコミ、土木事務所、中日本土木、RCN、敦賀短大、原子力研究開発機構、原電、北電、商工会議所、海陸、敦賀FM・・・・と。座ると、それぞれの分野の話になる。中日本土木では、舞鶴若狭自動車道の進捗率が小浜―敦賀間で約3割、ほぼ全域で工事が行われている。

ただ、敦賀市懸案の粟野スマートインター(仮称)の話が東北の災害の影響か停止状態で、この時期に着工しなければ舞鶴若狭自動車道の開通と同時は難しいとか。

また、敦賀短大では、短大が平成22年度(財)短期大学基準協会による第三者評価の結果、適格と認定された。

報告書を読むと高い評価を与えている。授業内容、学生支援、卒業生の満足度、就職支援など、各分野に合格を与え、地域に貢献できる大学として地域交流センターをあげている。また、学校運営にあたっては「市長である理事長の強力なリーダーシップ・・・」という言葉を使って評価している。意外とは失礼だが、市民が見ない分野も的確に評価している。

「教員採用試験を目指す社会人学生を対象とした特別な教育課程を整備し、徹底した指導を行っている」と明記されている。失礼だが、数合わせ的な見方も多かった分野にしっかりとした評価を与え、現実に教育採用試験で敦賀出身者が結果を出している。

敦賀短大の地域総合科学学科が今年、募集停止をするだけに、なんとも皮肉な結果ともなっている。もう一度、大学の地域貢献とは何か、考えさせられる報告書だ。

市民の評価と外部評価の乖離をまざまざと見せつけてくれる報告書でもある。敦賀短大の改革が後戻りができない段階にあり、議会としても噛みしめる必要がある。

話を広げると、見えないところで、役立つとは、誰かのために役立つとは、何か、今一度、見直したい。

被災地で、のめり込むように仕事をする人たちを見ると、あらためて、「人はなぜ働くのか」という問いに、一つの答えが浮かんでくる。

郵便局員は津波でぬれた手紙を乾かし、がれきを縫うように配達のバイクを走らせ、理容師は避難所ではさみを握った。「代金は後でいい」と商品を手渡したコンビニ店長。福井県の鯖江市から老眼鏡を、香川県の丸亀市から「うちわ」を、それも職人の手作りで東北に届けている。数えあげれば切りがない。

これらは氷山の一角にすぎない。水面下で、さまざまな職業に携わるプロが黙々と本分を全うしている。彼らを突き動かしているのは、「こんなときだからこそ誰かの役に立ちたい」という思いだ。

今朝も福島の事故の収拾に働いている現場がテレビで映像が流れた。必死の現場だ。東京電力の社員の懸命の姿だ。

東北の災害から「仕事とは」「働くこととは」を学ぶことができる。

使命感で働く姿は、どこも感動を与える。昨日も敦賀FMを訪れたが社長は不在。夕方、議会にわざわざ奥瀬社長が顔を出してくれた。災害時の地域FM局の大事さを切々と説いていた。経営も厳しくなる中での使命感とも感じた。

大げさに語るつもりはないが、挨拶まわりで感じたのは、見えないところで、知らないところで働く敦賀の人々の姿だ。
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