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春爛漫・・・。市の観光行政の成果と現実・・・。
Date:2008-04-06(Sun)

桜はほぼ7分咲き。気持ちも自然と浮つき、軽くなる。晴れと桜と人が織重ねる休日、心が落ち着く。
午前中は、観光協会主催の桜並木と「人道の港・敦賀」に参加。昼過ぎはお見舞い、夜は町内の壮年会(昭和会)の総会・懇親会と、続いた。

春のウォーキングシーズン。敦賀駅から金ヶ崎緑地を目指して、天気も良くさわやかな風をうけながら、ウォーキングは、気持ちも落ち着く。あっち、ぶらぶら、こっちぶらぶら。日頃、ご無沙汰をわびるように尋ね歩く、見えないものも見えてくる。

敦賀駅→水戸烈士 武田耕雲斎の墓→気比の松原(遊歩道)→晴明神社(寄り道)→氣比神宮→「人道の港・敦賀」金ヶ崎緑地(約8キロ)→敦賀駅と歩く。金ヶ崎緑地から見る天筒山、金ヶ崎宮の桜は、春爛漫。

約170名が参加。ところどころに桜並木が見られ、春を満喫するにはベストコースだ。事前に関係者が行き先表示など準備も入念だ。ゆっくりと歩くにはこれほどのコースはない。明石から来られたご婦人は「山、海、桜、町並みの落ち着きがいい」、「敦賀を満喫」、「敦賀独特の風景がいい」と何度も繰り返した。

これに、金ヶ崎宮、中池見を加えれば、ベストウオーキングとなる。ただ、先頭をゆく集団は、松原も清明神社も、気比神宮もあったものではない。ただひたすら早足、これも目的だ。目くじらを立てる必要もない。 観光協会も含め関係者の見えないところへの配慮など敬意を表したい。

JR直流化開業から一年半。新たな観光事業やまちづくり施策を推進している。市民からは、場当たり的な事業も目につき、市の「ビジョン不在」を指摘する声が強い。点在する観光地をどう連携させて魅力を高めるのか。中心市街地活性化策を含め、まだ敦賀ならではのグランドデザインを描き切れないでいる。

昨日も、観光協会や市のまちづくり観光課の職員、ほぼ総動員体制。行事が増える季節、職員の献身的な苦労には敬意を表したい。桜に開花につられてか、JR駅の観光協会に来訪者も多く、ベロータクシーの利用者も多い、周遊バスも乗客でうまり、故杉原千畝氏が発給した”命のビザ”の「人道の港」展の来館者は、最高を記録した。

観光バスの魚町以外にも、観光地としての成果を上げ始めていることは確かだ。ただ、季節や青春キップなど条件が整わないとすぐに激減する脆弱性はいなめない。

課題をあげると、ウオーキングは、滋賀県、琵琶湖周辺の各市町、若狭町のツーデーマーチと、各行政、取り組んで久しい。「地域を知ってもらおう」「また来てもらおう」から、最近は「いかに金を観光客に落とさせるか」と試行錯誤の工夫が目につくようになった。

先進組と比べるものでもないが、各種イベントで、これまでも「税金で、人件費で」と話を切り出すと、担当者は「これからですから」「ぼちぼち・・」との声を何度、聞いたどうか。どの事業が、本当に誘客の目玉となりうるのか。観光事業に本格的に取り組むのであれば、費用対効果や人材育成が必要な条件だ。

また、開業後、駅前商店街では、飲食店を中心に約4割の事業者が売り上げを伸ばし、新規の飲食店やホテルも姿をあらわし、今日も駅前商店街はふれあい市に加え、大道芸人などイベントを展開する。民間企業や市民自ら行うことと行政支援の一致協力が何よりも重要なことだ。

昨日も行政、観光協会の姿は見えたが、コース周辺の商店街や飲食店の方から、「これ行例はなんですか」と、連携などあったものでもない。よいか悪いかは別にして百両旦那そのものだ。一方、これまでも市はジャズや演劇、吉本新喜劇の芸人を招いた公演など、市民からのズレを指摘されるなど、ちぐはぐ感は、今後の重要な事項だ。

さらに、これまで指摘された、二次アクセスの不便さ、宿泊施設のサービス不足も改善の兆しはあるものの、まだクレームが多いとも聞く。

付け加えると、大和田別荘のボランティアガイド、敦賀港駅のゆりかもめ、忙しく動く姿もあり、これまでの商工会議所の「おもてなし大使」や観光協会が始めようとしているボランティアガイドとどう連携し、育成していこうとするのか、敦賀市得意の縦割りではない、横割り的な配慮も必要だろう。

先ほど指摘した長期ビジョンや戦略性のなさ、もっというと、商売という本来の観光事業でどう飯を食べるかの貪欲性に欠けることなど、同じことを繰り返すようだと、右肩下がりの財政運営の中で、敦賀市の目玉の一つである「観光まちづくり」の市民から不満の声は大きくなるのではないか。行政、TMO、観光協会、市のまちづくり観光課、商工会議所と持続的な将来をにらんだ一体的な動きも必要だ。

また、市の観光まちづくり課だけでなく、市の市街地活性化に向けた各施策をどのように位置づけ連携を図り、持続的な観光事業とすることができるか、その道筋は市長や市議会の対応も問われている。
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