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我慢の時代
Date:2011-06-02(Thr)

台風が去った月曜日早朝、笙の川の水位はまだ高い頃、三島橋の下をのぞくと、ツバメが活発に飛び交っていた。ツバメは、自然の動きに我々より敏感にとらえているのか。

先月初旬より敦賀市内でも集団で見られるようになった。例年であれば、6月1日は衣替えとクールビズが始まる。

官公庁や会社、学校などは制服が冬服から夏服へと変わる。もっとも今年は、市内の多くの自治体や会社がクールビズを1カ月前倒し。国の環境省は超クールビズとカラフルなシャツがテレビで報道された。まだ、無理して着ているなと感じもするが、意外と流行るかもしれない。

東日本大震災と福島の事故の影響による節電対策だ。背広とネクタイを着用し会議に出掛けたら、一人だけ浮いてしまったという話も聞く。

自転車や徒歩の通勤が見直されているが、携帯電話など規制も始まった。何かが変わる6月だ。ところで、日本では公式の場で求められる身だしなみのレベルはかなり高い。地方の役所まで、どの程度、超クールビズが行きとどくかは疑問でもある。

昨日の党首討論、そして内閣不信任案提出など、国会の動きはあまりにも活発だ。菅首相には、私もエネルギー政策など不満満載だが、今、そんな場合かというのが心境だ。可決なら解散まで言い出した。政治空白も甚だしい。

野党も不信任案可決後の政局をどうみているのか、私には無責任に映る。民主党内の議員の動きも理解に苦しむ。被災地の現場は、私が見る限り、復旧が緒に就いたばかりで、政局に空白を作る理由が見えにくい。福島県知事も官邸に訪れ、不信任案より被災地支援をと、言葉は率直だ。国会議員は、いずれにしても我慢のできない人種だ。

苦境に耐え、明日の暮らしを真剣に案じる人々が膨大にいる。政局に奔走する人種はどう映るだろうか。

前置きが長くなった。東日本大震災と福島の事故を受け、敦賀市は、原子力防災など危機管理対応を強化するため、副市長に新たに木村氏を起用。塚本副市長と2人体制となった。木村副市長は、原子力防災などの防災計画の見直しが主な仕事になる。ほか、大雪時の除雪や、今回の笙ノ川の洪水など自然災害なども担当する。

なかでも、原子力関係は企画政策部、防災は市民生活部、除雪対応などは建設水道部とまたがるため、各部に横断的に指示できる木村副市長の手腕に期待し、重要な政策となるだけに、成果をあげて頂きたい。

また、建設部、水道部を統合し「建設水道部」、駅周辺の整備、都市計画、住宅政策などを担当する「都市整備部」が設置され、各部長に辞令が手渡された。いずれも市民生活と直結する部門であり、将来の敦賀市にとっても大事な部だけに各部長の手腕に期待したい。

国の状況は状況としても、東北震災や福島の影響は、敦賀市の雇用、景気など市民生活に影を落としている。一昨日、公表された有効求人倍率の微妙とはいえ数字に表れてきた。

河瀬市政の体制や人事異動も決まった。難しい時代の始まりでもある。市民生活を考えても、難しい時代だ。見るべきは見、じっくり耐えるものは耐え、我慢の時代ではないか。9日から6月議会が始まる。
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