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新幹線、敦賀港、連携大学よりも・・・・。
Date:2008-04-08(Tue)

昨日は、せっかくの夜桜満開も雨で・・・・。今日は、大丈夫だろうか。

日曜の花換え祭り。陽気に誘われて、いつもながらのブルーシートに車座と日本酒。それも若い人だけ集いの輪も見える。心が浮き立つひとときだ。私も入社したての頃、金ヶ崎宮に場所取り。昼から居座り、仲間が来る頃にはぐてんぐてん。人のつながりの不思議さを確かめ合える車座の効用も、あらためて思い起こさせてくれる光景だ。

昨夜は、車座ではないが、教室形式で十年、二十年と続けてきた同盟、友愛会と名前を変えながらの労働団体の「市長と語る会」。

時が移っても、形を変えながらも、世代が移っても、出る課題は、それほど変わらない。年代が若いだけに子育てなどが関心事項となる。車座ではないにしても、それも一時間半。じっくりと話す、対話には人の心を和ませる桜にも似た魅力がある。

出された課題をピックアップすると、生活に直結するだけに具体的で細かい。就学前の乳幼児の医療費無料化(延長もあるが、三月生まれは、四月生まれに比べ不公平はないか?)や児童クラブ延長(小学四年、現在はカギっ子になったが?・・)や医療費の病院窓口での払い方(現状は病院窓口で正規の料金を払い、後日、銀行振り込みとなるが、・・)など。

就学前医療費無料化は県内市町で先進的に取り組むなど、一つひとつ実現してきた課題だが、税収減少の中で、工夫をしながら細かな市民ニーズへの対応も必要なことは言うまでもない。

桜に話を戻すと、これからは、爛漫の時を経て散り際へと。今週末はそんな自然の足取りか。失礼だが、福田首相の支持率は、盛りを見ぬままにしぼんでいくような気配も。日銀総裁人事やガソリンの暫定税率問題、依然宙に浮く年金記録などなど。首相に指導力がないと見る世の空気の厳しさは、一段と募ってきた。

ねじれを前提として出発した政権なのに、後手を踏むばかりだ。暫定税率を衆院で再議決し元に戻す。この与党の方針には、6割以上の人たちが反対。敦賀市民も、行政とは裏腹に、128円の安さは、生活実感となっている。車が足となる「大型連休前に踏み切ることなぞ難しいぞ」とある保守系の議員も出るほど。とてもできそうもない環境か。

生活に密接に関係するガソリンは、地方では必需品そのもの、それに物価高での環境だ。それを実感した市民は、率直だ。首相の打つ方策には限界があり、国民には「力不足」に映る。地方議員は言うことでもないが、首相は状況対応に終始するのではなく、将来ビジョンをもっと語るべきだ。この国をどのような方向に導いていくのか。言葉が足りない。国民は「何を考えているのか分からない」と、不満に思っていることではないか。

ここまで書きすすめたのも、この敦賀市でも、市民が今望んでいるのは、新幹線でも、連携大学でも、駅前周辺開発でもない、日々の生活不安を少しでも解消してほしいということを、語ることが多い。最近、痛切に感じることだ。

高齢者は、後期高齢者医療制度で不満と不安を、30代は子育て不安を率直に語る。団塊の世代は、介護不安を。20代は就業の賃金の安さを切実に語る。共通するのが医療不安と・・・。

市長は、昨日も連携大学への想いを伝えたが、反応は鈍い。私も議会報告の折り込みで敦賀港や連携大学を主に取り上げたが、受けた電話の意見、要望は、医療、介護、パートに話が向う。

敦賀港、新幹線、連携大学、駅前開発と将来の敦賀市にとっても大事なことだが、ことさら、生活に関する要望、不安が、市民の最大の関心で、重要な課題となっていることだ。それだけ格差社会や生活不安が敦賀市でも、広がってきていることではないか。

(これは余談だが、敦賀港整備計画のパブリックコメントを県は、県民に求めているが、締め切りの先々週までほとんどなかったとか、市民に重要なことだけに、関心のなさが、気になるほどだ。先週、県の判断で延長したが・・・・。)

市長は、新幹線や連携大学を語るだけでなく、将来ビジョンを生活と直結するように、もっと語るべきだ。この敦賀市をどのような方向に導いていくのか。言葉が足りない。市民は、「新幹線はいらない」と率直に語り、生活の不安と不満を語る。新幹線を語るにしても、具体的な将来ビジョンが必要だ。メリット、デメリットを語り、将来像を語ることだ。

市長の東京での陳情や活動が浮いていることだ。議員も議会が終われば、というものでもない。私も含め市民と直接接する市長、議員も敏感に対応すべき課題を何か、考える必要がある。


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