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物差し、定規そして計算尺…
Date:2011-06-11(Sat)

昨日は、予算決算常任委員会。夜は、特定失踪者の北陸調査で富山県高岡に移動。高岡駅前のαー1ホテルにいる。近くにはマンテンホテルもある。

 何を書こう思案している。東日本の災害で何かが変わろうとしている。その物差しがまだわからない。話を定規と物差しに向けると、直線や曲線を引くときに使うのが定規で、目盛りがついて物の長さを測るのが物差しだ。物事を判断するときは物差しを当て、世間の物差しで人物を測ることもある。

余談だが、昔、計算尺とういうのがあった。電卓がなかったときに技術屋のツールでもあった。本当によく出来た物差しでもあり、割り切れない数字でもまるめて、これくらいという数字を指す。もうどこにも売っていない。電子化で消えた計算機でもある。

ところで、裁判所の判断は、一つ物差しとなる。起立して君が代を斉唱するよう校長が教職員に命じたのは合憲か、違憲か。最高裁が物差しを当て合憲と断じた。さらに、計算尺的に裁判官の補足説明がいい。

「国旗や国歌が自発的な敬愛の対象となるような環境を整えることが何よりも重要」。大阪府の橋下徹知事が主導し、君が代の起立斉唱を義務付ける条例を作った。勢いを得た知事は、命令を拒んだ教職員を首にできる条例づくりも目指すという。私には、あまりにも独裁者的にうつる。

定規がしゃくし定規になっては危うい。しゃくしの柄は曲がっていて定規にはならない。

関電が、15パーセントの節電の要請を決めた。敦賀のパンソニックも日曜日操業するとか。震災と事故の影響が出始めている。

県内では美浜町以西が影響を受けることになる。一方、北陸電力も定期検査とトラブルで停止している志賀1、2号機(石川県志賀町)と、敦賀2号機の運転再開のめどがたたず、県内全エリアに電力不足の懸念が広がっている。

北電によると、今夏見込んでいる最大電力需要は526万キロワット。今年3月に発表した供給計画によると、志賀原発が停止したままでも535万キロワットの供給力があるが、余裕分の供給予備率は1・7%しかない。もともと乏しかった余裕に追い打ちを掛けたのが敦賀2号機の停止。

敦賀の石炭火力はフル稼働だが、これも大きいだけに止まると厳しくなる。いずれにしても、県知事の発言もあり、 原電、北電とも、トラブルによる停止の場合でも運転再開には慎重な姿勢だ。

原子力発電所の安全は、確かに最優先だ。ところが、国の考え、県の考え、最近では立地町長まで基準の提示を求めている。発電所の立地でありながら節電、割り切れない気分もあるだろう。

物差しが震災で変わり、定規がしゃくし的になり、本当に難しい世相だ。結論はそれほど福島の影響は大きいということだ。計算尺的なまるめることのできない電卓的世相に何か釈然としない。 
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