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きな臭い政治の動き・・・・。
Date:2008-04-09(Wed)

何か、内外ともに、きな臭い。国際政治も新たな火種が浮上。それもオリンピックと絡むだけにきな臭い。

昔、読んだ本に、オリンピックの聖火リレーと平和は、結びつかないというもの。それも最初に聖火リレーを導入したのは、ヒトラー率いるナチス。1936年のベルリン大会では、ギリシャから3000人を超す走者が聖火を運んだ際、ヒトラーは既に周辺国への侵略のために、聖火リレーを理由にスパイを派遣したとか。聖火リレーをナチスの宣伝と戦力地調査という説は、その後のナチスの研究でも明らかになったとも。今と昔は違うが、中国のチベット暴動から聖火リレーの抗議へ。ニュースによると聖火は、次は米国、日本へ。

その日本も、別の意味できな臭い。解散はサミット後と思っていた。まだ片隅の情報だが、庶民の知らないところで、永田町は動き始めている。日銀総裁の同意で民主党も迷走している。内閣支持率も下がるが、一方で、民主党の支持率も、さほど伸びているわけではない。ねじれ国会に国民が何を求めているのか、もっと民主党も真剣に考えるべきと、地方議員は思うが、根が深い。

ガソリン税もきな臭い動きのひとつだが、75歳以上の高齢者が全員加入する「後期高齢者医療制度」が4月スタートが拍車をかけている。自民党を支持していた高齢者層も、年金に加え、拍車をかけて自民党離れを起こしている。民主党に対して、消極的に政権交代が妥当との見方だ。

敦賀市内でも、制度が始める前から、説明を求める動きが加速し、市の担当も出前講座に何度も行って説明している。それでも「保険証が来ない」(これはほぼ解消した)や保険料の天引き、74歳以下の配偶者の扱いなどについての問い合わせが相次いでいる。

私にも直接、電話で「老人切り捨てだ」と苦情を漏らす高齢者も多い。何よりも、保険料は原則として年金から天引きというのが「取られる意識」を助長している。全国で、この15日には天引きが始まるため「4・15ショック」を懸念する声も強い。まずは丁寧な説明と周知を継続するしかない。

繰り返しになるが、①これまでと大きく違っているのは一人一人が個人単位で保険料を負担すること。②会社員の子どもの扶養家族として保険料を払っていなかった人も、今後は納めなければならない。いずれにしても、敦賀市ではわずか千人程度と思われるが、いきなり年金から天引きだから。その反動は大きい。半年は保険料を免除されるが、段階的に負担は増えて三年目からは本来の額になる。

これは、3月の市議会でも議論になったが、保険料滞納が一年以上続けば保険証が取り上げられ、医療費がいったん全額自己負担となることも高齢者を不安にさせている。滞納者には一時的とは言え全額負担は重い。このために受診控えが出ないよう、低所得者へのきめ細かな配慮が欠かせない。

ここでも書いたが、新制度の財源は税金で五割を賄い、残りは加入者の保険料が一割、国保などからの支援金が四割。75歳以上の医療費が増えれば、市税や自分たちの保険料に跳ね返る。これが歯止め効果だ。市町村の連合といえども、跳ね返るのは各市町村。一般会計からの持ち出しや保険料を天井知らずで、引き上げることはできない。その結果として医療費に枠をはめて伸びを抑える仕組みだ。

高齢化が進む敦賀市でも必ず高齢者の医療費は増える。全体の健康保険制度を維持するための制度でもある。民主党は廃止法案を提出しているが、地方は、国保会計など待ったなしだ。わかりにくいが、苦肉の策である高齢者こと「長寿医療制度」を私としても条例に賛成した。

生活や医療費がかさむと、高齢者が受診を控えたり、生きるのに必要な医療が受けられなくなったりするようでは何のための保険かということになる。常に実態をチェックし、長生きが喜べる制度にきめ細かく改善していくことが重要とも考えている。

この4月から、市民と接する市役所が、国の借金財政のつけを回された結果でもある。年金、保険、医療ともども、末端の議員が感じる政治不信でもある。それ以上に、きな臭い政治色は、市民不在、国民不在に映るのは、私だけであろうか・・・・・・。
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