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安易なエネルギー政策の選択は生活弱者に影響することを忘れてはならない。
Date:2011-06-27(Mon)

クーラーをつけないと暑苦しい夜が続く。まだ6月だというのに。挨拶で 「昨夜は暑かった」「今朝も蒸し暑いですね」。返す言葉が「真夏はもっと暑くなるのか」「8月が心配ですね」とくる。

この時期に熱帯夜と6月の梅雨時期と重なり湿度も高くなる。気象庁によると今夏の長期予報は、確か例年よりも暑いか平年並みだったと記憶する。最近は、35度を超えるのもめずらしくなくなった。

東京に訪れると、東京駅をはじめ照明やエスカレータの間引きが多いことにきがつく。首都高速も暗い。まだ慣れればそうでもないとのことだが、デパートのクーラーも設定温度を上げている。人が多く集まると、蒸し暑さを肌で感じる。節電を肌で感じる瞬間だ。

いち早い熱帯夜の到来に、各電力会社の緊張感は高まっている。電力各社が一番恐れているのがブラックアウト。現在の節電状況なら大規模停電は何とか回避できるという見込みだが、これも気象に大きく左右される。橋下大阪府知事はピークカットをすればと答えるが、大半は予測可能だが、火力発電のトラブルや局所的な需要など、予備率が少ないとなにが起こるかもしれない。

地球規模で気象状況をみると、ハリケーン、ツナミと近年、異常気象の報道が多く報じられる。最近では、フランスなど欧州各国で深刻な大干ばつが続いている。アメリカは年初から大雪、竜巻、山火事、洪水が相次ぐ。

変動幅が激しい北半球の気象。日本の気象変化の予測は難しいが、今年はまさかの年。あらゆることを想定しておいた方がいい。企業なら大規模停電に備えた対応も不可欠でもある。

安全を最優先とする原子力発電と地球環境問題を計りにかけられるものではないが、将来の日本を国民生活まで踏み込んだ議論の必要性を痛感する。

太陽光、風力などの再生可能エネルギー買取法案に意欲を示す菅直人首相が、最後は、原発解散なることまでうわさされている。重要な法案だけに、安易な議論は、電気料金の値上がりや不安定な電力需給にもつながる。

安易なエネルギー論議だけは、避けてほしいとの思いだ。敦賀は日本の長期的なエネルギー政策、原子力政策のなかにあったはずだ。国の安易なエネルギー政策に翻弄されるのも敦賀市だ。

いまこそ、しっかりとまちの将来を見据え、国の動向を見守りながら、訴えるべきは訴え、我慢すべきは我慢し、腰を据えた対応が必要なときだ。

余談だが、家庭でも節電は大切だが、お年寄りや乳幼児は外を出歩かなくても、室内で熱中症に至ることもある。我慢が過ぎると身体に響く。のどが乾いたら既に黄信号。まめな水分補給を。安易なエネルギー政策の選択は生活弱者に影響することを忘れてはならない。
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