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鉄は熱いうちに打て
Date:2011-07-09(Sat)

昨日は、暑かった。小浜で37度を超え、敦賀も35度を超えた。暑さのなかの作業は、熱中症など、気を使う。福井豪雨のボランティアは、暑さとの闘いだった。 

神戸の震災は寒さとのたたかいでもあった。災害ボランティアは、作業とともに、季節感として、記憶が映像となって脳裏に刻まれる。

東日本大震災の陸前高田市の津波被害は、生涯忘れることがでないだろう。市役所、学校、港など、津波のすごさを映像とは違う現実はあまりも鮮明に残っている。がれきの片付けの作業が加われば、さらに体が覚えていまう感覚だ。

先日、学校施設の在り方を議論してきた文部科学省の検討会が提言をまとめた。学校整備については、教育機能だけでなく、食料備蓄や通信設備など住民の避難場所としての機能も念頭に置いて進めるよう求めている。

今回の震災では、ピーク時に600を超える学校が避難所になったという。神戸では、体育館の広さが、寒さにはあまりも無防備だった。プライバシーなどは二の次が、男女には大きなストレスとなった。

トイレも女性には大きなストレスとなっていた。それも長期となると体育館は、課題がおおかった。学校は教育の場であると同時に、住民避難の拠点であるという相入れない側面がある。

6月議会の一般質問で、体育館の耐震化の中身を問う、地震に備えてのキメの細かわさわさを求める質問だった。

今後、何に、気を使うべき課題であることは確かだ。また食料や飲料水などの備蓄、衛星電話など通信手段の確保、災害時でも使えるトイレの整備、着替えや授乳など女性のプライバシーに配慮したスペースの確保などきめ細かい配慮も必要だ。

04年の中越地震で被害を受けた新潟県長岡市は、避難所となった全ての学校で行ったアンケートなどを基に、中学校の改築では避難所機能に配慮した設計を導入。既存の学校施設でも対応工事をした。痛い目にあった経験、はしっかりと反映したものでもある。

敦賀市も防災計画の見直しが本格化する。今回の震災の風化のはじまらない、今こそ、防災行政とは、耐震化とは、避難所としての学校設備とは、市庁舎の役割と耐震化とは、などなど、災害に強いまちづくりを考える、いい機会だ。「鉄は熱いうちに打て」でもある。

水道を修復し、道路を修繕し、漁港を元の姿に戻す。復旧や復興は人間業だ。しかし、地震はいつ来るかはわからない。地震など、災害に強いまちづくりは、今回の震災を受け、キメの細かさを伴う教訓を生かすときでもある。
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