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介護と医療の充実には
Date:2011-07-11(Mon)

物事は見方によって様相が異なってくる。それぞれに視座を変えれば、住めば都だが…。例えば大都市と地方。商業施設の集積といった「便利さ」が尺度なら大都市に軍配が上がるが、豊かな自然など「住み心地」で測れば地方が優位に立つ。

福井市と敦賀市、東京や名古屋、京都との近さは敦賀に軍配が上がるが、医療機関となると、どうしても福井だ。福祉施設ではどうか、ただ、数ではないと思っている。医療と介護施設の充実は、今後の大事な視点でもあり、「住み心地」の重要な要素となる。

現在、敦賀市内に、介護保険施設で特別養護老人ホームが4カ所、介護老人保健施設が4カ所、介護療養型医療施設が1カ所、グループホームが7カ所の入所施設がある。

入所者数は、約650名、要介護認定者2000人。約3割が施設に入所している。

高齢者人口の増加に合わせて、特別養護老人ホームやグループホームなど、増やして対応することが大事になる。ハード面も大事だが介護スタッフの充実は、もちろん、介護保険財政の健全化など、ソフト面の充実も大事になる。

第5期の介護保険事業計画で、そのあり方が策定される。

ところで、私が、病院事情を比較する上で、舞鶴市の動向に着目している。新聞情報によると、舞鶴市の医療法人医誠会東舞鶴病院が、新築、移転する。新病院は255床で、うち約100床は今後需要が高まる認知症治療に特化する。介護老人保健施設(入所定員150人)も併設する。

介護老人施設を併設することで。厨房や事務部門の集約化を図る。またスタッフの福利厚生の一環として院内保育所を敷地内に建設するとか。

同病院は、市立敦賀病院の332床、国立病院機構 福井の320床と小さいがほぼ同規模で、150人の介護老人保健施設を併設し、認知症治療に特化することに特色がある。

舞鶴市は、軍港として栄え病院も公立4病院と10万人都市としては、比較的恵まれた環境にあった。しかし、近年、医師不足、病院の老朽化などにより、そのあり方が問われている。その中での、病院のひとつの生き方でもある。

舞鶴共済病院の循環器系の新病棟(50床)の建設に続き、国立舞鶴医療センターも精神科の新病棟(155床)の建設を進めており、京都北部医療圏を考えた上で、病院が得意分野を強化していく傾向を強めている。ただ、ハード面の整備はいいとしても、医師確保というソフト面での整備が最大の課題であることは、今も続いている。

市立敦賀病院も、医師確保ができれば療養型病棟を入れたいとしている。ハード面も大事だが、ソフト面の充実がなによりと思っている。医療と介護の充実は、高齢化が進展する中にあって、大事な課題だ。小児科、産科の医師確保、看護師確保、介護福祉士など、将来展望と地域情勢をしっかりと把握してことも大事だ。


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